JP2014029092A - 構造部材の接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】鋼製の構造部材から木製の構造部材への熱の伝達を抑制することができる構造部材の接合構造を提供する。
【解決手段】鋼製の第1構造部材12と、心材18及び燃え止まり層20を備えた第2構造部材14と、第1構造部材12と第2構造部材14とを接合し、第1構造部材12から心材18への熱の伝達を抑制する遮蔽部材16と、を有する構造部材の接合構造10。
【選択図】図1

Description

本発明は、鋼製の構造部材と、木製の構造部材とを接合した構造部材の接合構造に関する。
木製柱に鋼製梁を接合して建物を構築する技術が提案されている。例えば、特許文献1では、接続用金具を用いて鋼製梁を木製柱に接合している。
しかし、火災時に鋼製梁が加熱され、この熱が木製柱に伝達されて木製柱の燃焼開始温度以上になってしまうと、木製柱が燃焼して構造部材としての健全性を維持できなくなってしまう。一般に、木製柱の燃焼開始温度は鋼製梁の耐火温度(鋼製梁が殆ど耐力低下せずに構造部材としての健全性を維持できる温度)よりも低いので、梁に耐火被覆が施されていても、梁から伝達された熱によって木製柱が燃焼してしまうことが懸念される。
特開2009−174271号公報
本発明は係る事実を考慮し、鋼製の構造部材から木製の構造部材への熱の伝達を抑制することができる構造部材の接合構造を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、鋼製の第1構造部材と、荷重を支持する木製の心材と該心材の周囲を取り囲む燃え止まり層とを備えた第2構造部材と、前記第1構造部材と前記第2構造部材とを接合し前記第1構造部材から前記心材へ及び前記心材から前記第1構造部材へ力を伝えると共に、前記第1構造部材から前記心材への熱の伝達を抑制する遮蔽部材と、を有する構造部材の接合構造である。
請求項1に記載の発明では、火災により加熱された第1構造部材から第2構造部材の心材へ伝達される熱を遮蔽部材で抑制することによって、心材の温度を燃焼開始温度未満に抑えることができる。これにより、火災時において第2構造部材の耐火性が確保され、構造部材としての第2構造部材の健全性を維持することができる。また、遮蔽部材により第1構造部材から心材へ、及び心材から第1構造部材へ力が伝えられることによって、第1構造部材と第2構造部材との接合強度を確実に確保することができる。
また、第1構造部材に耐火被覆を施す場合、耐火被覆の厚さを薄くできるので、耐火被覆を含めた第1構造部材の軽量化を図ることができ、また、天井高さを高くすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構造部材の接合構造において、前記遮蔽部材は、前記心材の側面に固定されたコンクリートブロックである。
請求項2に記載の発明では、遮蔽部材をコンクリートブロックとすることにより、第1構造部材から第2構造部材の心材へ伝達される熱を効果的に抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の構造部材の接合構造において、前記第1構造部材は、梁であり、前記第2構造部材は、柱であり、前記遮蔽部材は、前記第2構造部材を構成し前記第1構造部材が連結される柱梁仕口部である。
請求項3に記載の発明では、遮蔽部材を柱梁仕口部とすることにより、第1構造部材と第2構造部材の心材との間に遮蔽部材を確実に介在させることができる。
本発明は上記構成としたので、鋼製の構造部材から木製の構造部材への熱の伝達を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る構造部材の接合構造を示す側断面図である。 図1のA−A断面図である。 ガセットプレートを用いて木製柱に鋼製梁を接合している一例を示す側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る構造部材の接合構造を示す側断面図である。 図4のB−B断面図である。 本発明の第2実施形態に係る構造部材の接合構造の施工手順を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る構造部材の接合構造の変形例を示す側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る構造部材の接合構造の変形例を示す平断面図である。 本発明の第2実施形態に係る構造部材の接合構造の変形例を示す斜視図である。 図9の分解図である。
図を参照しながら、本発明の第1実施形態を説明する。まず、本発明の第1実施形態に係る構造部材の接合構造について説明する。
図1の側断面図、及び図1のA−A断面図である図2に示すように、第1実施形態の構造部材の接合構造10(以下、「接合構造10」とする)は、第1構造部材としての梁12、第2構造部材としての柱14、及び遮蔽部材としてのコンクリートブロック16を有している。
梁12は、H形鋼によって構成されている。柱14は、荷重を支持する木製の心材としての柱心材18と、柱心材18の周囲を取り囲む燃え止まり層20と、燃え止まり層20の周囲を取り囲む木製の燃え代層22とを備えている。
コンクリートブロック16は、鉄筋コンクリートによって形成された直方体状のプレキャスト部材であり、鋼製のガセットプレート24の端部に設けられた板状のベースプレート26、ベースプレート26の背面に固定された複数のスタッド28、及びアンカーボルト30の頭部32がコンクリートブロック16中に埋設されている。スタッド28は、梁12の梁長方向に配置されている。また、ガセットプレート24(ベースプレート26)、スタッド28、及びアンカーボルト30は、アンカーボルト30の頭部32が、ガセットプレート24(ベースプレート26)及びスタッド28に接触しないようにして、コンクリートブロック16中に埋設されている。
コンクリートブロック16の端部は、柱14の梁12側の側面(燃え止まり層20及び燃え代層22)に形成された切り欠き部34に挿入されており、これによって、柱心材18の側面にコンクリートブロック16の背面36を接触させた状態で、柱14に梁12が接合されている。
コンクリートブロック16は、柱心材18に略水平に形成された貫通孔38へアンカーボルト30を貫通させ、このアンカーボルト30の先端部にナット40を捩じ込み締め付けることによって、柱心材18の側面に背面36を接触させて柱心材18に固定されている。これにより、コンクリートブロック16は、柱14の外側へ張り出すようにして設けられている。なお、例えば、図1に示すように、柱心材18(後に説明する切り欠き部42の底面)とナット40との間にプレート150を介在させてもよい。このようにすれば、ナット40を締め付けたときに、このナット40が柱心材18にめり込むのを防ぐことができる。
図1に示すように、柱心材18の梁12と逆側の側面には、ナット40、アンカーボルト30の左端部、及びプレート150が収容される切り欠き部42が形成され、この切り欠き部42を覆うように燃え止まり層20及び燃え代層22が設けられている。切り欠き部42には、ロックウール、モルタル等の断熱材Mが充填されて耐火処理が施されており、切り欠き部42から柱心材18へ熱が進入することを防いでいる。なお、切り欠き部42を形成しないで、例えば、ナット40、アンカーボルト30の左端部、及びプレート150を収容する切り欠き部を、柱14の梁12と逆側の側面(燃え止まり層20及び燃え代層22)に形成し、この切り欠き部に断熱材Mを充填するようにしてもよい。
梁12は、高力ボルト44及びナット46によってガセットプレート24にボルト接合されることにより、コンクリートブロック16にピン接合されている。これによって、コンクリートブロック16は、梁12を柱14にピン接合し、梁12から柱心材18へ、及び柱心材18から梁12へ力を伝える。また、コンクリートブロック16は、梁12から柱心材18への熱の伝達を抑制する。
梁12には、吹き付けロックウールによって耐火被覆が施されている(不図示)。この耐火被覆は、火災時に、梁12が耐火温度(梁12を構成するH形鋼が殆ど耐力低下せずに構造部材としての健全性を維持できる温度であり、例えば、350°C)よりも高い温度にならないように梁12に施す一般的な耐火被覆である。また、ガセットプレート24のコンクリートブロック16から露出している部分にも同様の耐火被覆が吹き付けロックウールによって施されている。
梁12及びガセットプレート24に施す耐火被覆は、火災時に梁12が耐火温度よりも高い温度にならないように被覆できるものであれば、吹き付けロックウール以外のものを用いてもよい。例えば、湿式の耐火塗料や、乾式のロックウールシート、高耐熱ロックウールシート、熱膨張シート、けい酸カルシウム板、石膏ボードを耐火被覆として用いてもよい。また、鋼材が埋設された木質ハイブリッド部材を梁12として用いてもよい。木質ハイブリッド部材では、鋼材を覆う木材が耐火被覆の役割りを果たす。
乾式の耐火被覆材は、梁12を構成するH形鋼に、直貼りで取り付けてもよいし、箱貼りで取り付けてもよい。また、これらの耐火被覆材を複数重ねて設けるようにしてもよい。
図1に示すように、梁12の上面には、鉄筋コンクリート製の床版48が設けられている。また、切り欠き部34は、柱心材18の側面にコンクリートブロック16が固定された状態で、コンクリートブロック16の上面と、燃え止まり層20及び燃え代層22の下面との間、及びコンクリートブロック16の下面と、燃え止まり層20及び燃え代層22の上面との間に10〜20mm程度の隙間を有するように形成されている(以下、コンクリートブロック16の上面に形成されている隙間を「上目地」、コンクリートブロック16の下面に形成されている隙間を「下目地」とする)。このようにすれば、切り欠き部34の開口面積を大きくすることができるのでコンクリートブロック16を挿入し易くなる。
上目地及び下目地には、ロックウール、モルタル等の断熱材Wが充填されて耐火処理が施されており、上目地及び下目地から熱が進入することを防いでいる。なお、上目地及び下目地に、断熱性を有する可撓性材料を充填することにより、燃え止まり層20及び燃え代層22が乾燥等により上下方向へ収縮した場合においても、上目地及び下目地が閉塞された状態を維持することができる。
接合構造10を構築する施工方法は、まず、柱14の柱心材18に形成された貫通孔38へ、コンクリートブロック16に設けられたアンカーボルト30を挿入し、柱心材18の側面にコンクリートブロック16の背面36を接触させるようにして、コンクリートブロック16を配置させる。
次に、アンカーボルト30の先端部にナット40を捩じ込み締め付けることによって、柱心材18の側面にコンクリートブロック16を固定する。
次に、高力ボルト44及びナット46により、コンクリートブロック16に設けられたガセットプレート24に梁12をボルト接合する。
次に、切り欠き部42に断熱材Mを充填し、上目地及び下目地に断熱材Wを充填した後に、梁12の上面にコンクリートを打設して床版48を形成する。
なお、柱心材18及び燃え代層22は、木材によって形成されていればよい。例えば、柱心材18及び燃え代層22は、米松、唐松、檜、杉、あすなろ等の一般の木造建築に用いられる木材(以下、「一般木材」とする)によって形成してもよいし、これらの一般木材を板状や角柱状等の単材に加工し、この単材を複数集成し単材同士を接着剤により接着して一体化することによって形成してもよい。
また、燃え止まり層20は、火炎及び熱の進入を抑えて燃え止まり効果を発揮できる層であればよい。例えば、燃え止まり層20は、難燃性を有する層や熱の吸収が可能な層であればよい。
難燃性を有する層としては、木材に難燃薬剤を注入して不燃化処理した難燃薬剤注入層が挙げられる。熱の吸収が可能な層は、一般木材よりも熱容量が大きな材料、一般木材よりも断熱性が高い材料、又は一般木材よりも熱慣性が高い材料によって形成してもよいし、これらの材料と一般木材とを組み合わせて形成してもよい(図2には、一般木材よりも熱容量が大きな材料であるモルタルによって形成された板部材50と、一般木材によって形成された板部材52とを交互に配置して、燃え止まり層20を形成している例が示されている)。また、難燃性を有する層と、熱の吸収が可能な層とを組み合わせて(例えば、難燃性を有する層と、熱の吸収が可能な層とを交互に配置して)燃え止まり層20を形成してもよい。
一般木材よりも熱容量が大きな材料としては、モルタル、石材、ガラス、繊維補強セメント、石膏等の無機質材料、各種の金属材料などが挙げられる。一般木材よりも断熱性が高い材料としては、けい酸カルシウム板、ロックウール、グラスウールなどが挙げられる。一般木材よりも熱慣性が高い材料としては、セランガンバツ、ジャラ、ボンゴシ等の木材が挙げられる。
コンクリートブロック16とした遮蔽部材は、梁12から柱心材18への熱の伝達を抑制する不燃性部材であればよい。例えば、コンクリートやモルタル等によって形成された熱容量の高い不燃性部材であってもよいし、軽量気泡コンクリート等によって形成された断熱性の高い不燃性部材であってもよい。
次に、本発明の第1実施形態に係る構造部材の接合構造の作用と効果について説明する。
本発明の第1実施形態の接合構造10では、図1、2に示すように、高力ボルト44及びナット46によってガセットプレート24に梁12をボルト接合することにより、梁12がコンクリートブロック16にピン接合される。これによって、梁12は柱14にピン接合される。また、コンクリートブロック16は、梁12から柱心材18へ、及び柱心材18から梁12へ力を伝えることができ、柱14と梁12との接合強度を確実に確保することができる。
また、図1、2に示すように、柱14において、火災が発生したときに火炎が燃え代層22に着火し、燃え代層22が燃焼する。そして、燃焼した燃え代層22は炭化する。これにより、柱14の外部から柱心材18への熱伝達と酸素供給とを炭化した燃え代層22が遮断し、燃え止まり層20が吸熱するので、火災(加熱)時及び火災(加熱)終了後における柱心材18の温度上昇を抑制することができる。
よって、火災(加熱)時及び火災(加熱)終了後において、所定時間(例えば、1時間耐火の場合には、1時間)の間、柱14の柱心材18を燃焼開始温度未満に抑え、柱心材18を燃焼させずに燃え止まらせることができる。なお、燃焼開始温度とは、柱14の柱心材18が燃焼を開始する温度(例えば、260°C)を意味する。
さらに、図1、2に示すように、火災により加熱された梁12から柱14の柱心材18へ伝達される熱を遮蔽部材としてのコンクリートブロック16で抑制することによって、柱心材18の温度を燃焼開始温度未満に抑えることができる。これにより、火災時において柱14の耐火性が確保され、構造部材としての柱14の健全性を維持することができる。
図3の側断面図に示す構造部材の接合構造60のように、ガセットプレート24のベースプレート26を柱14の柱心材18に接触するようにして、アンカーボルト54、及びナット40、56により柱心材18にガセットプレート24を固定する場合、鋼製のガセットプレート24が熱橋となって、梁12から柱心材18へ熱が伝わり(矢印58)、柱心材18の温度が燃焼開始温度以上になって燃焼してしまうことが懸念される。これに対して、第1実施形態の接合構造10では、遮蔽部材としてのコンクリートブロック16を介してガセットプレート24が柱心材18に固定されているので、柱心材18の温度を燃焼開始温度未満に抑えることができる。
また、遮蔽部材をコンクリートブロック16とすることにより、梁12から柱14の柱心材18へ伝達される熱を効果的に抑制することができる。
さらに、図1に示すように、ガセットプレート24、スタッド28、及びアンカーボルト30は、アンカーボルト30の頭部32が、ガセットプレート24(ベースプレート26)及びスタッド28に接触しないようにして、コンクリートブロック16中に埋設されているので、ガセットプレート24及びアンカーボルト30を介して柱14の柱心材18へ伝達される熱を、より低減することができる。
また、梁12に耐火被覆を施す場合、耐火被覆の厚さを薄くできるので、耐火被覆を含めた梁12の軽量化を図ることができる。このことは、梁12の梁長が長い場合に特に有効となる。また、耐火被覆の厚さを薄くできるので、部屋の天井高さを高くすることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る構造部材の接合構造について説明する。
第2実施形態の説明において、第1実施形態と同じ構成のものは、同符号を付すると共に、適宜省略して説明する。第2実施形態の構造部材の接合構造62(以下、「接合構造62」とする)では、図4の側断面図、及び図4のB−B断面図である図5に示すように、上下に配置された上柱部材64及び下柱部材66と柱14を構成し、梁12が連結される柱梁仕口部としての仕口部材68を遮蔽部材としている。
仕口部材68は、上柱部材64及び下柱部材66と略同じ形状及び大きさの矩形構造断面を有する、鉄筋コンクリートによって形成されたブロック状のプレキャスト部材である。ガセットプレート24は、ガセットプレート24の端部に設けられたベースプレート26、及びベースプレート26の背面に固定された複数の定着鉄筋140を仕口部材68中に埋設することによって仕口部材68に固定されている。図5に示すように、仕口部材68のベースプレート26が設けられていない側面には、仕口部材68の周囲を囲むように木製の化粧板70が貼り付けられている。
仕口部材68は、第1の実施形態のコンクリートブロック16と同様に、梁12から柱心材18への熱の伝達を抑制する不燃性部材であればよい。例えば、コンクリートやモルタル等によって形成された熱容量の高い不燃性部材であってもよいし、軽量気泡コンクリート等によって形成された断熱性の高い不燃性部材であってもよい。
図4、5に示すように、仕口部材68には、4つのシース管72が略鉛直に埋設されており、これによって仕口部材68を略鉛直に貫通する挿入孔74が形成されている。また、図4に示すように、上柱部材64の下部付近に位置する柱心材18には、4つのシース管76が略鉛直に埋設されており、これによって、上柱部材64を構成する柱心材18の下面から内部へ(上方へ)略鉛直の挿入孔78が形成されている。さらに、下柱部材66の上部付近に位置する柱心材18には、4つのシース管80が略鉛直に埋設されており、これによって、下柱部材66を構成する柱心材18の上面から内部へ(下方へ)略鉛直の挿入孔82が形成されている。
図4に示すように、挿入孔82、74、78は、下柱部材66の上面に仕口部材68を載置し、この仕口部材68の上面に上柱部材64を載置した状態で連通するように配置されている。
上柱部材64には、シース管76の下部へグラウトGを注入するグラウト注入孔84と、シース管76の上部からグラウトGを排出するグラウト排出孔86とが設けられており、仕口部材68には、シース管72の下部へグラウトGを注入するグラウト注入孔88と、シース管72の上部からグラウトGを排出するグラウト排出孔90とが設けられており、下柱部材66には、シース管80の下部へグラウトGを注入するグラウト注入孔92と、シース管80の上部からグラウトGを排出するグラウト排出孔94とが設けられている。なお、シース管72、80の上端面開口部からのグラウトGの排出によってシース管72、80内へのグラウトGの充填を確認できるので、グラウト排出孔90、94は、設けなくてもよい。
挿入孔82、74、78には、鉄筋96が挿入されている。そして、鉄筋96が挿入された挿入孔82、74、78へグラウトGを充填し硬化させることによって、下柱部材66、仕口部材68、及び上柱部材64が一体化されている。これにより、下柱部材66の柱心材18、仕口部材68、及び上柱部材64の柱心材18が一体化されるので、梁12から下柱部材66の柱心材18及び上柱部材64の柱心材18へ確実に力を伝えることができ、さらに、下柱部材66の柱心材18及び上柱部材64の柱心材18から梁12へ確実に力を伝えることができる。
接合構造62を構築する施工方法は、まず、図6(a)に示すように、下柱部材66に設けられた挿入孔82へ鉄筋96の下端部を挿入する。
次に、図6(b)に示すように、グラウト注入孔92からグラウトGを注入し、グラウト排出孔94から余剰のグラウトGを排出することによって、シース管80内にグラウトGを充填する。そして、このグラウトGを硬化させることによって、下柱部材66(挿入孔82)に鉄筋96の下端部を固定する。
次に、図6(c)に示すように、仕口部材68に設けられた挿入孔74へ鉄筋96を挿入させながら、仕口部材68を降下させて下柱部材66の上に載置する。
次に、図6(d)に示すように、グラウト注入孔88からグラウトGを注入し、グラウト排出孔90から余剰のグラウトGを排出することによって、シース管72内にグラウトGを充填する。そして、このグラウトGを硬化させることによって、仕口部材68(挿入孔74)に鉄筋96の中間部を固定し、下柱部材66に仕口部材68を接合する。そして、下柱部材66に仕口部材68を接合した後、高力ボルト44及びナット46により、仕口部材68に設けられたガセットプレート24に梁12をボルト接合し、さらに、下目地へ断熱材Wを充填して耐火処理を施す。
次に、図6(e)に示すように、上柱部材64に設けられた挿入孔78へ鉄筋96の上端部を挿入させながら、上柱部材64を降下させて仕口部材68の上に載置する。
次に、図6(f)に示すように、グラウト注入孔84からグラウトGを注入し、グラウト排出孔86から余剰のグラウトGを排出することによって、シース管76内にグラウトGを充填する。そして、このグラウトGを硬化させることによって、上柱部材64(挿入孔78)に鉄筋96の上端部を固定し、仕口部材68に上柱部材64を接合する。これにより、下柱部材66、仕口部材68、及び上柱部材64が一体化される。そして、仕口部材68に上柱部材64を接合した後、上目地へ断熱材Wを充填して耐火処理を施し、さらに、仕口部材68の側面に化粧板70を貼り付ける。
次に、本発明の第2実施形態に係る構造部材の接合構造の作用と効果について説明する。
第2実施形態の接合構造62では、遮蔽部材を仕口部材68とすることにより、梁12と柱14の柱心材18との間に遮蔽部材を確実に介在させることができる。すなわち、梁12から下柱部材66の柱心材18及び上柱部材64の柱心材18へ伝達される熱は、必ず遮蔽部材(仕口部材68)を通るので、梁12から下柱部材66の柱心材18及び上柱部材64の柱心材18へ伝達される熱を確実に抑制することができる。
以上、本発明の第1及び第2実施形態について説明した。
なお、第1実施形態では、図1に示すように、柱心材18の側面にコンクリートブロック16を固定した例を示したが、梁12から柱心材18へ、及び柱心材18から梁12へ力を伝えることができれば、燃え止まり層20や燃え代層22へコンクリートブロック16を固定してもよい。
また、第1の実施形態では、図1に示すように、柱14の柱心材18に固定されたコンクリートブロック16に埋設されているガセットプレート24に梁12を接合した例を示したが、遮蔽部材を介して柱14の柱心材18に梁12を接合できれば、他の方法で柱14の柱心材18に梁12を接合してもよい。例えば、図7の側断面図に示す構造部材の接合構造98のように、柱14の側面から外側へ突出するように遮蔽部材としてのコンクリートブロック100を設け、このコンクリートブロック100の上に梁12の端部を載置して支持するようにしてもよい。コンクリートブロック100は、鉄筋コンクリートによって形成されたプレキャスト部材であり、このコンクリートブロック100に埋設されたアンカーボルト30等によって柱14の柱心材18に固定されている。
梁12の端部は、段状に構成されており、下端部に板状のフランジ102が設けられている。フランジ102には、梁12の梁長方向へ延びる長穴104が形成されている。コンクリートブロック100には、先端部がコンクリートブロック100の上面から上方へ突出するようにしてアンカーボルト106が埋設されている。
梁12の端部は、フランジ102の長穴104からアンカーボルト106の先端部が突出するように、コンクリートブロック100の上面に梁12の端部(フランジ102)を載置し、コンクリートブロック100の上面と、アンカーボルト106の先端部にねじ込まれ締め付けられたナット108とでフランジ102を挟み込むことにより、コンクリートブロック100に固定されている。
梁12の端部をコンクリートブロック100の上面に載置するときの、梁12の梁長方向に対する設置誤差は、フランジ102に形成された長穴104によって許容することができる。なお、梁12の端部は、段状に構成されてなくてもよい。
さらに、第1実施形態では、図1に示すように、アンカーボルト30を用いて柱14の柱心材18にコンクリートブロック16を固定した例を示したが、コンクリートブロック16を柱心材18に確実に固定できれば、他の固定方法を用いてもよい。例えば、ラグスクリューで柱心材18にコンクリートブロック16を固定してもよい。
また、第1実施形態では、柱14にコンクリートブロック16を設けた例を示したが、コンクリートブロック16の柱14から露出している部分の表面に木製の仕上げ材を貼り付けてもよい。これにより、美観を良くして意匠性を向上させることができる。
さらに、第1実施形態では、図1に示すように、ガセットプレート24(ベースプレート26)に設けられたスタッド28をコンクリートブロック16に埋設することにより、コンクリートブロック16にガセットプレート24を固定した例を示したが、コンクリートブロック16にガセットプレート24を確実に固定できれば、ガセットプレート24(ベースプレート26)に設けられた定着鉄筋をコンクリートブロック16に埋設する等の他の方法を用いて、コンクリートブロック16にガセットプレート24を固定してもよい。
また、第2実施形態では、図4に示すように、鉄筋96を挿入する挿入孔74を仕口部材68に形成した例を示したが、鉄筋96の中間部を仕口部材68に埋設して、この鉄筋96の上下端部が仕口部材68の上下面から突出するようにしてもよい。この場合には、下柱部材66に設けられた挿入孔82へ鉄筋96の下端部を挿入させながら、仕口部材68を降下させて下柱部材66の上に載置し、上柱部材64に設けられた挿入孔78へ鉄筋96の上端部を挿入させながら、上柱部材64を降下させて仕口部材68の上に載置する。
さらに、上柱部材64と仕口部材68とを予め一体化しておき、一体化した上柱部材64と仕口部材68とに鉄筋96を埋設して、この鉄筋96の下端部が仕口部材68の下面から突出するようにしてもよい。この場合には、下柱部材66に設けられた挿入孔82へ鉄筋96の下端部を挿入させながら、上柱部材64と一体化された仕口部材68を降下させて下柱部材66の上に載置する。
さらに、第2実施形態では、図4に示すように、定着鉄筋140を仕口部材68に埋設することによって、ガセットプレート24を仕口部材68に固定し、鉄筋96によって、下柱部材66、仕口部材68、及び上柱部材64を一体化した例を示したが、仕口部材68にガセットプレート24を確実に固定できれば、他の方法で仕口部材68にガセットプレート24を固定してもよい。また、構造部材としての柱14を構成することができるように、下柱部材66、仕口部材68、及び上柱部材64を一体化できれば、下柱部材66、仕口部材68、及び上柱部材64を他の方法で一体化してもよい。
例えば、図8の平断面図に示す構造部材の接合構造144(以下、「接合構造144」とする)のようにしてもよい。接合構造144では、ベースプレート26、ベースプレート26の背面に固定された複数のスタッド28、ベースプレート26の背面に固定された板状の固定プレート146、及び固定プレート146の側面に固定された複数のスタッド148が、繊維補強コンクリート等のコンクリート材料によって形成された仕口部材142中に埋設されている。スタッド28は、梁12の梁長方向に配置されており、スタッド148は、平面視にてスタッド28と直交する方向に配置されている。
また、例えば、図9、10の斜視図に示す構造部材の接合構造110(以下、「接合構造110」とする)のようにしてもよい。図10には、接合構造110を分解した状態が描かれている。図9、10に示すように、接合構造110では、ガセットプレート24の端部と、ガセットプレート24の端部側面に末端部が固定され、このガセットプレート24によって接合する梁12の梁長方向と略直交する方向へ張り出すスタッド112とを、繊維補強セメント系複合材料によって形成されたプレキャスト部材である仕口部材114中に埋設することによって、仕口部材114にガセットプレート24を固定している。
また、接続部材116が仕口部材114の上面に固定され、接続部材118が仕口部材114の下面に固定されている。接続部材116は、ベースプレート120と、ベースプレート120の上面に平面視にて十字状に設けられたリブプレート122と、ベースプレート120の下面に末端部が固定され下方へ延びるスタッド124とによって構成されている。接続部材118は、ベースプレート126と、ベースプレート126の下面に平面視にて十字状に設けられたリブプレート128と、ベースプレート126の上面に末端部が固定され上方へ延びるスタッド130とによって構成されている。
接続部材116は、スタッド124を仕口部材114に埋設することにより仕口部材114に固定され、接続部材118は、スタッド130を仕口部材114に埋設することにより仕口部材114に固定されている。そして、下柱部材66を構成する柱心材18の上面に形成された平面視にて十字状の挿入溝132にリブプレート128を挿入し、ドリフトピン、接着剤等(不図示)により固定して、下柱部材66に仕口部材114を接合している。また、上柱部材64を構成する柱心材18の下面に形成された十字状の挿入溝(不図示)にリブプレート122を挿入し、ドリフトピン、接着剤等(不図示)により固定して、仕口部材114に上柱部材64を接合している。
さらに、第1及び第2実施形態では、第1構造部材をH形鋼によって構成された鋼製梁とし、第2構造部材を柱心材18、燃え止まり層20、及び燃え代層22によって構成された木製柱とした例を示したが、第1構造部材をH形鋼によって構成された鋼製柱とし、第2構造部材を心材、燃え止まり層、及び燃え代層によって構成された木製梁としてもよい。また、第1及び第2実施形態の接合構造10、62を他の構造部材同士の接合(鋼製の構造部材と木製の構造部材との接合)に用いてもよい。
また、第1及び第2実施形態では、遮蔽部材(コンクリートブロック16、仕口部材68)を鉄筋コンクリートによって形成した例を示したが、これらの遮蔽部材は、繊維補強コンクリート等の他のコンクリート材料によって形成してもよい。
さらに、第1及び第2実施形態では、図1、4に示すように、梁12をガセットプレート24にボルト接合することにより、柱14に梁12をピン接合した例を示したが、柱14に梁12を剛接合してもよい。
また、第1及び第2実施形態では、図1、4に示すように、柱14に1つの梁12を接合した例を示したが、柱14に接合する梁12はいくつでもよい。例えば、1つの梁12のみを柱14に接合してもよいし、平面視にて一直線状、L字状又はT字状に配置されるように2つ又は3つの梁12を柱14に接合してもよいし、平面視にて放射状に配置されるように4つの梁12を柱14に接合してもよい。
さらに、第1及び第2実施形態では、梁12及びガセットプレート24に耐火被覆を施した例を示したが、耐火被覆の外側に木製の仕上げ材を設けて美観を良くし、意匠性を向上させてもよい。
また、第1及び第2実施形態では、図1、4に示すように、第2構造部材としての柱14が、荷重を支持する木製の心材としての柱心材18と、柱心材18の周囲を取り囲む燃え止まり層20と、燃え止まり層20の周囲を取り囲む木製の燃え代層22とを備えている例を示したが、第2構造部材は、荷重を支持する木製の心材と、この心材の周囲を取り囲む燃え止まり層とを有していればよい。すなわち、燃え代層22は適宜設ければよく、また、燃え止まり層20の周囲を燃え代層22以外の層(例えば、薄い木製の仕上げ材)で取り囲むようにしてもよい。
以上、本発明の第1及び第2実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものでなく、第1及び第2実施形態を組み合わせて用いてもよいし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10、62、98、110、144 構造部材の接合構造
12 梁(第1構造部材)
14 柱(第2構造部材)
16、100 コンクリートブロック(遮蔽部材)
18 柱心材(心材)
20 燃え止まり層
68、114、142 仕口部材(遮蔽部材)

Claims (3)

  1. 鋼製の第1構造部材と、
    荷重を支持する木製の心材と該心材の周囲を取り囲む燃え止まり層とを備えた第2構造部材と、
    前記第1構造部材と前記第2構造部材とを接合し前記第1構造部材から前記心材へ及び前記心材から前記第1構造部材へ力を伝えると共に、前記第1構造部材から前記心材への熱の伝達を抑制する遮蔽部材と、
    を有する構造部材の接合構造。
  2. 前記遮蔽部材は、前記心材の側面に固定されたコンクリートブロックである請求項1に記載の構造部材の接合構造。
  3. 前記第1構造部材は、梁であり、
    前記第2構造部材は、柱であり、
    前記遮蔽部材は、前記第2構造部材を構成し前記第1構造部材が連結される柱梁仕口部である請求項1に記載の構造部材の接合構造。
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