JP2014027155A - 太陽電池モジュール用裏面保護シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】裏面側樹脂層61と、金属箔層63又は金属蒸着層と、中間樹脂層65と、プライマー層66と、が順次積層されており、金属箔層63と中間樹脂層65とは受光面側接着剤層64を介して積層されており、受光面側接着剤層64又は前記プライマー層66中に白色顔料が含有されている、太陽電池モジュール用の裏面保護シート6とする。
【選択図】図3
Description
先ず、本発明の太陽電池モジュール用の裏面保護シートを用いた太陽電池モジュールの基本構成について説明する。図1は、太陽電池モジュ−ルの層構成の一例を示す断面の模式図である。太陽電池モジュール1は、図1に示すように入射光7の受光面側から、透明前面基板2、前面封止材層3、太陽電池素子4、背面封止材層5、本発明の裏面保護シート6が順に積層された構成である。これらを順次積層し、次いで真空吸引等により一体化して加熱圧着するラミネ−ション法等の通常の成形法を利用し、上記の各層を一体成形体として加熱圧着成形して、太陽電池モジュ−ル1を製造することができる。
図3に示す通り、裏面保護シート6は、太陽電池モジュール1において非受光面である最外層側から、裏面側樹脂層61、裏面側樹脂層61上に非受光面側接着剤層62を介して積層される金属箔層63、金属箔層63上に受光面側接着剤層64を介して積層される中間樹脂層65、プライマー層66が順次積層されてなる積層体である。金属箔層63は、金属蒸着層であってもよく、その場合は、非受光面側接着剤層62と受光面側接着剤層64は必須の構成要件ではない。
金属箔層63は、金属箔を材料とし、通過光7Aを反射する反射層として配置される金属反射層である。金属箔層63は、非受光面側接着剤層62を介して非受光面側に配置される裏面側樹脂層61と接着され、又、受光面側接着剤層64を介して受光面側に配置される中間樹脂層65と接着される。
裏面保護シート6においては、上記の通り金属反射層としての役割を果たす金属箔層63に代えて、同様の表面形状、反射性能を有する金属蒸着層を金属反射層として形成してもよい。金属蒸着層は、裏面側樹脂層61上に、金属蒸着膜を形成してなる金属反射層であり、裏面保護シート6において、金属箔層63と同様の作用効果を奏するものである。
受光面側接着剤層64は、金属箔層63の表面上に中間樹脂層65を接着する層であり、金属箔層63の受光面側の表面、又は、その表面に対向する中間樹脂層65の下面側の表面に塗布された接着剤が、金属箔層63と中間樹脂層65の積層後に硬化することによって形成される。
受光面側接着剤層64を白色光拡散層とする場合には、以下に説明する白色接着剤を用いる。白色接着剤としては、上記において例示した接着剤に、更に、白色顔料を添加したものを用いることができる。白色接着剤は、硬化した状態において波長750nm以上1500nm以下の光線をよく透過させる特性を有する接着剤であることが好ましい。尚、「波長750nm以上1500nm以下の光線をよく透過させる」とは、受光面側接着剤層64において波長750nm以上1500nm以下の光線を20%以上透過、好ましくは30%以上透過、更に好ましくは40%以上を透過させることを意味する。
白色接着剤に添加する、白色顔料として、酸化チタン、硫酸バリウム、酸化シリコン、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、カオリン、タルク等の無機着色剤、架橋ポリスチレン樹脂、架橋アクリル樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有機着色剤を用いることができる。
中間樹脂層65を構成する材料としては、強度に優れ、且つ、耐候性、耐熱性、耐水性、耐光性、電気絶縁性に優れた樹脂が好ましく、特に、光学的透明性、均一性のあるものが好ましい。例えば、ポリカーボネート樹脂、(メタ)アクリル樹脂、環状オレフィン樹脂、スチレン樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、ポリオレフィン樹脂、セルロース系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂等があげられる。これら樹脂には、耐候性をあげる目的で、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤等を添加してもよい。特に、顔料等を添加していないポリエチレンテレフタレート樹脂が好ましく用いられ、透明なものと乳白色なものがありどちらも好ましく用いられる。乳白色のものは波長750nmにおける光線透過率が60%から75%程度である。
プライマー層66は、中間樹脂層65の受光面側の表面に形成される背面封止材層5との接着性向上を目的とした薄膜層である。
プライマー・コーティング液に用いる架橋性主剤樹脂は、特に限定されないが、例えば、架橋性置換基含有アクリル樹脂、或いは、架橋性置換基含有ウレタン樹脂等を好ましく用いることができる。架橋樹脂が架橋アクリル樹脂の場合、例えば、主剤樹脂が架橋性置換基含有アクリル樹脂であり、これとポリイソシアネート化合物との反応によって架橋アクリル樹脂が得られる。又、架橋樹脂が架橋ウレタン樹脂の場合、例えば、主剤樹脂がポリオールであり、これとポリイソシアネート化合物(概念としてイソシアネート基末端のウレタンプレポリマーを含む)との反応によって架橋ウレタン樹脂が得られる。
プライマー層66も、受光面側接着剤層64と同様、白色光拡散層とすることにより、裏面保護シート6の拡散反射率の向上に寄与することができる。特に、金属箔層63に代えて、金属反射層として金属蒸着膜を配置した場合等、受光面側接着剤層64が形成されていないか、或いは、受光面側接着剤層64を白色光拡散層とはしていない場合に、このプライマー層66を白色光拡散層とすることが必須となる。プライマー層66を白色光拡散層とするためには、上記のプライマー・コーティング液に白色顔料を添加した白色プライマー・コーティング液を用いればよい。
裏面側樹脂層61には、耐候性に優れる各種の樹脂シートを用いることができる。例えば、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、フッ素系樹脂等である。これらの中でも、耐加水分解性、水蒸気バリア性等に優れるフッ素系樹脂や、ほぼ同等の物性を備えつつ、製造コストを抑えることができるポリエチレンテレフタレート(PET)を特に好ましく用いることができる。
非受光面側接着剤層62は、裏面側樹脂層61の表面上に金属箔層63を接着する層であり、裏面側樹脂層61の上面、又は、その上面に対向する金属箔層63の下面に塗布された接着剤が裏面側樹脂層61と金属箔層63の積層後に硬化することによって形成される。
本発明の裏面保護シート6には、本発明の効果を害さない範囲で、その他の層を設けてもよい。例えば、金属箔層63よりも非受光面側寄りに、裏面保護シート6の強度を増すための他の補強層(図示せず)を設けてもよい。又、金属箔層63と中間樹脂層65の間に、他の透明な補強層(図示せず)を設けてもよい。
最後に、本発明の太陽電池モジュール用裏面保護シートの製造方法について説明する。本発明の太陽電池モジュール用裏面保護シートの製造方法は、特に限定されるものではなく、例えば、各層の間に接着剤層を設けて、ドライラミネート加工により製造することができる。尚、上記白色接着剤層は、裏面保護シートを製造するための接着剤層の機能も有する。
下記表1に示す組成、及び以下に記す方法で、図3に示す層構成の多層構成の裏面保護シートを実施例の裏面保護シートとして製造した。
耐候性樹脂フィルム:白色ETFEシート、商品名「アフレックス」(旭硝子社製)、厚さ25μm、粒径300nmの酸化チタン20質量%含有
透明樹脂フィルム1(表1において「透明PET」と表記):ポリエチレンテレフタレート(PET)シート、商品名「ルミラーS10」(東レ社製)、厚さ250μm。この透明樹脂フィルム1の光線透過率(下記評価例1の光線透過率の測定方法による)は、波長400nm〜1500nmの範囲で85%以上(図7参照)である。
アルミ箔:商品名「ニッパク#30」(日本製箔株式会社製)、厚さ30μm
透明接着剤(表1において「透明AD」と表記)
主剤:「A1143」硬化剤「A50」(ともに三井化学社製)
溶剤:トルエン:メチルエチルケトン=1:1の混合液
白色接着剤(表1において「白色AD」と表記)
主剤:透明接着剤に同じ
硬化剤:透明接着剤に同じ
溶剤::透明接着剤に同じ
白色顔料:酸化チタン、「D918」(堺化学株式会社製)、粒径0.26μm、主剤と硬化剤との固形分合計量に対する質量割合が100質量%となるように配合した。
透明プライマー・コーティング液(表1において「透明Pr」と表記)
主剤:架橋性置換基含有アクリル樹脂(固形分40%、Tg41℃、酸価5.9、水酸基価19、重量平均分子量25000)、100質量部
硬化剤:ポリイソシアネート化合物、製品名「コロネートHX」(固形分80%、日本ポリウレタン工業株式会社製)、2.29質量部
有機金属配位化合物:アルミニウムトリスアセチルアセトネート、製品名「アルミキレートA(W)」(川研ファインケミカル社製)、主剤と硬化剤との合計量に対する質量割合が1.0質量%となるように配合した。
シランカップリング剤:メルカプト基含有メトキシ/エトキシシランオリゴマー、製品名「X−41−1805」(信越シリコーン株式会社製)。主剤と硬化剤との合計量に対する質量割合が1.5質量%となるように配合した。
溶剤:トルエン:メチルエチルケトン=1:1の混合液
白色プライマー・コーティング液(表1において「白色Pr」と表記)
主剤:透明プライマー・コーティング液に同じ。
硬化剤:透明プライマー・コーティング液に同じ。
有機金属配位化合物:透明プライマー・コーティング液に同じ。
シランカップリング剤:透明プライマー・コーティング液に同じ。
白色顔料:酸化チタン、「D918」(堺化学株式会社製)、粒径0.26μm、主剤と硬化剤との固形分合計量に対する質量割合が100質量%となるように配合
溶剤:トルエン:透明プライマー・コーティング液に同じ。
下記表1に示す組成、及び以下に示す方法で、図3に示す層構成に準じた構成であり、その透明な層を白色の層に置き換えたり、或いは、白色の層を透明な層に置き換えた裏面保護シートを実施例と同じくドライラミネート法により製造した。中間樹脂層を構成する樹脂フィルムとして、表1に示す通り、実施例と同じ透明樹脂フィルム1又は下記の白色樹脂フィルム1のいずれかを用い、又、受光面側接着剤層を形成する接着剤として、白色接着剤に代えて、実施例で用いた透明接着剤を用いた他は、実施例と同じ材料、同じ製造条件で比較例及び参考例の裏面保護シートを作製した。
透明樹脂フィルム1:実施例に同じ
白色樹脂フィルム1(表1において「白色空洞PET」と表記):厚さ250μmの白色空洞含有ポリエチレンテレフタレート(PET)シート(東洋紡績株式会社製、商品名「クリスパーK1212」)
尚、上述した通り、上記透明樹脂フィルム1の光線透過率(下記評価例1の光線透過率の測定方法による)は、尚、上記白色樹脂フィルムの光線透過率は、波長400nm以上1500nm以下の範囲で6%未満であった。
実施例1〜5、比較例、参考例の裏面保護シートについて、波長域毎の拡散反射率と透過率を評価した。評価は以下の方法で測定した数値に基づいて行った。
実施例1〜5、比較例、参考例の裏面保護シートについて耐久性を評価した。評価は以下の方法で測定した数値に基づいて行った。結果を表2に示す。
それぞれ中間樹脂層として、実施例1〜5及び比較例に使用の透明PETと、参考例に使用の白色空洞PETについて、ISO527−3に準じて、それぞれの破断強度を測定した。各樹脂を長さ130mm幅10mm巾に切って試験片とし、テンシロンにて、引っ張り速度100mm/分で、チャック間距離100mmにて測定し結果を表2に示した。破断強度については、120MPa以上のものを好ましいものと評価して「A」とし、120MPa未満のものを好ましくないものと評価して「C」とした。結果を表2に示す。
ISO11339に準じて測定した。15mm巾に切れ目を入れ、テンシロンにて、引っ張り速度50mm/分で、アルミ箔と昼間樹脂層の層間のT字剥離試験を実施した。裏面保護シート用のいずれかの樹脂基材が破断した場合は、表中に基材破断(※1)と記した。又、その他、いずれの層間に剥離が見られたかについても、表中に記した。上記、剥離試験は、湿熱耐久(85℃85%RH1000h)試験を行い、試験終了後25℃50%RH下で48時間放置後、密着耐久性を評価した。剥離強度が湿熱耐久試験前と比較して70%以上を合格として「A」とし、70%未満を不合格として「C」とした。結果を表3に示す。
上記実施例1〜5と比較例、参考例の裏面保護シートのプライマー層側の表面と、下記封止材からなる背面封止材シートと強化ガラスとを150℃×15分間真空プレスして積層した後の裏面保護シートと背面封止シートの接着強度を、ISO 8510−2に準拠し、180℃剥離試験を基材幅15mm、剥離速度50mm/minの条件でN/15mm幅として測定した。初期値と、湿熱耐久(85℃85%RH)試験(1000時間)後の耐久値を測定し、剥離強度が30N/15mm以上、及び、耐久試験後の剥離強度が初期値と比較して70%以上を合格として「A」と示し、70%未満を不合格として「C」と示した。結果を表4に示す。
シラン変性透明樹脂:密度0.898g/cm3であり、190℃でのメルトマスフローレートが2g/10分であるメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン(以下、M−LLDPEと称する。)98質量部に対して、ビニルトリメトキシシラン2質量部と、ラジカル発生剤(反応触媒)としてのジクミルパーオキサイド0.1質量部とを混合し、200℃で溶融、混練し、シラン変性透明樹脂を得た。
耐候性マスターバッチ:密度0.920g/cm3のチーグラー直鎖状低密度ポリエチレンを粉砕したパウダー100質量部に対して、ベンゾフェノール系紫外線吸収剤3.8質量部とヒンダードアミン系光安定化剤5質量部と、リン系熱安定化剤0.5質量部とを混合して溶融、加工し、ペレット化したマスターバッチを得た。
上記のシラン変性透明樹脂20質量部、耐候性マスターバッチ5質量部、添加用ポリエチレンとしての密度0.905g/cm3のメタロセン直鎖状低密度ポリエチレン80質量部とを混合し、φ150mm押出し機、1000mm幅のTダイスを有するフィルム成形機を用いて、押出し温度230℃、引き取り速度2.3m/minで厚さ400μmの封止材シートを作製した。
シラン変性透明樹脂:密度0.881g/cm3であり、190℃でのMFRが2g/10分であるメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン(M−LLDPE)98質量部に対して、ビニルトリメトキシシラン2質量部と、ラジカル発生剤(反応触媒)としてのジクミルパーオキサイド0.1質量部とを混合し、200℃で溶融、混練し、密度0.884g/cm3、190℃でのMFRが1.8g/10分であるシラン変性透明樹脂を得た。
耐候性マスターバッチ:密度0.880g/cm3のチーグラー直鎖状低密度ポリエチレンを粉砕したパウダー100質量部に対して、ベンゾフェノール系紫外線吸収剤3.8質量部とヒンダードアミン系光安定化剤5質量部と、リン系熱安定化剤0.5質量部とを混合して溶融、加工し、ペレット化したマスターバッチを得た。
架橋剤コンパウンド樹脂1:密度0.880g/cm3、190℃でのMFRが3.1g/10分のM−LLDPEペレット100質量部に対して、架橋剤として2,5‐ジメチル‐2,5‐ジ(t‐ブチルパーオキシ)ヘキサン0.1質量部を含浸させコンパウンドペレットを得た。
上記のシラン変性透明樹脂20質量部、耐候性マスターバッチ5質量部、架橋剤コンパウンド樹脂1の80質量部を混合し、φ30mm押出し機、200mm幅のTダイスを有するフィルム成形機を用いて、押出し温度210℃、引き取り速度1.1m/minで厚さ400μmの封止材シートを作製した。
EVA(酢酸ビニル含量28%、三井デュポンポリケミカル製、商品名EVAFLEX/EV250グレード)の100質量部に対して、架橋剤(Lupersol101)1.5質量部、酸化防止剤(NAUGARD−P)0.2質量部、UV吸収剤(Tinuvin7709の0.1質量部とCyasorb UV−531の0.3質量部)を配合したものを用いた。成膜温度は90℃〜100℃のTダイ法により厚さ400μmの封止材シートを作成した。
2 透明前面基板
3 前面封止材層
4 太陽電池素子
5 背面封止材層
6 裏面保護シート
61 裏面側樹脂層
62 非受光面側接着剤層
63 金属箔層
64 受光面側接着剤層
65 中間樹脂層
66 プライマー層
7 入射光
7A 通過光
Claims (6)
- 裏面側樹脂層と、金属箔層又は金属蒸着層と、中間樹脂層と、プライマー層と、が順次積層されており、
前記金属箔層と前記中間樹脂層とは受光面側接着剤層を介して積層されており、
前記受光面側接着剤層又は前記プライマー層中に白色顔料が含有されている、太陽電池モジュール用の裏面保護シート。 - 前記金属箔層又は前記金属蒸着層が、アルミニウム箔層である、請求項1に記載の裏面保護シート。
- 前記受光面側接着剤層の塗布量が2.0g/m2以上20.0g/m2以下であるか、又は、前記プライマー層の塗布量が、固形分換算で0.1g/m2以上20.0g/m2以下であり、
前記受光面側接着剤層又は前記プライマー層中における前記白色顔料の含有量がPV比で0.1以上5以下である、請求項1又は2に記載の裏面保護シート。 - 前記白色顔料が平均粒径0.1μm以上1.0μm以下の酸化チタンである、請求項1から3のいずれかに記載の裏面保護シート。
- 前記プライマー層側から照射した場合の、波長750nm以上1500nm以下における拡散反射率が50%以上である、請求項1から4のいずれかに記載の裏面保護シート。
- 前記中間樹脂層の、波長750nm以上1500nm以下における光線透過率が60%以上である、請求項1から5のいずれかに記載の裏面保護シート。
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