JP5326499B2 - 太陽電池裏面保護材用積層体 - Google Patents
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Description
材に使用することが提案されている。
ジングの期間に、あるいは夏場の倉庫等の保管環境によって、ポリエステルフィルムに易接着性コートを施した場合の接触するポリエステルフィルム面へのブロッキングやアクリル系樹脂の易接着コートでは接触するフッ素樹脂フィルム面へのブロッキングの発生が懸念される。
陽電池裏面保護材用積層体である。
ド及び/またはその加水分解物からなることを特徴とする太陽電池裏面保護材用積層体であることからポリエステル樹脂層と無機酸化物の蒸着薄膜層の積層に加えてさらにガスバリア性の向上した太陽電池裏面保護材用積層体を得ることが出来る。
図1は太陽電池モジュールの構成の一例の断面説明図である。図2は本発明の太陽電池裏面保護材の一例の構成断面説明図である。図3は本発明の太陽電池裏面保護材用積層体の一例の構成断面説明図である。図4は本発明の太陽電池裏面保護材用積層体のバリア層の一例の構成断面説明図である。図5は本発明の太陽電池裏面保護材用積層体のバリア層の一例の構成断面説明図である。なお、本明細書では構成するそれぞれの層を積層するための接着剤層については説明の簡略化のため、特に必要がない限り省略する。
能である。
レンイミン系、シアノアクリレート系、有機チタン化合物系、エポキシ系、イミド系、シリコーン系の樹脂およびこれらの変性物、または、混合物からなる周知のドライラミネーション用接着剤として用いられている樹脂を挙げることができる。
ジメタノール−テレフタレート(PCT)等が代表的であるが、加工性を含めた汎用性と価格から特にポリエチレンテレフタレートが賞用される。ポリエチレンテレフタレートの厚さは保型性と絶縁性によって決まりたとえば1000V対応の太陽電池裏面保護材用積層体であれば188μmから300μmの範囲が好ましく用いられる。
る。詳しくは、水溶性高分子を水系(水あるいは水/アルコール混合)溶媒で溶解させた溶液、あるいはこれに金属アルコキシドを直接またはあらかじめ加水分解させるなどの処理を行ったものを混合した溶液を無機酸化物の蒸着薄膜上にコーティング、加熱乾燥して形成したものである。
特にポリビニルアルコール(以下、PVA)を用いた場合にガスバリア性の向上効果が最も優れている。
耐候性基材(9)として、厚さ25μmのポリフッ化ビニル樹脂フィルム(デュポン社製:商品名テドラー)を用いた。この片面に、バリア層(11)として厚さ250μmの延伸ポリエステルフィルム(東レ製:商品名ルミラーS10)をドライラミネート機によりラミネートし、さらに延伸ポリエステルフィルムの上から厚さ30μmの超高分子量ポリエチレンフィルム(10)(作新工業製:商品名Saxinニューライトフィルム イノベート:平均分子量550万)をドライラミネート機によりラミネートして太陽電池裏面保護材用積層体を作成した。
耐候性基材(9)として、厚さ188μmの延伸ポリエステルフィルム(東レ製:商品名 X10S)を用いた。この片面に、厚さ30μmの超高分子量ポリエチレンフィルム(10)(作新工業製:商品名Saxinニューライトフィルム イノベート:平均分子量550万)をドライラミネート機によりラミネートして太陽電池裏面保護材用積層体を作成した。
超高分子量ポリエチレンフィルムを厚さ25μmのポリフッ化ビニル樹脂フィルム(デュポン社製:商品名テドラー)に代えたほかは実施例1と同様にして太陽電池裏面保護材用積層体を作成した。
超高分子量ポリエチレンフィルムを厚さ25μmのポリフッ化ビニル樹脂フィルム(デ
ュポン社製:商品名テドラー)に代えたほかは実施例2と同様にして太陽電池裏面保護材用積層体を作成した。
超高分子量ポリエチレンフィルムを構成から削除したほかは実施例1と同様にして太陽電池裏面保護材用積層体を作成した。
試験用モジュールの太陽電池裏面保護材用積層体と充填材(EVA)の間に幅15mmの切り込みを入れて引張試験機にて90度剥離での定速引張試験を行い接着強度を測定した。
試験用モジュールを85℃85%RHで2000時間保存前後に上記の方法で接着強度を測定する。と同時に外観特性の変化を目視で確認した。結果を表1に示す。
2…充填材
3…太陽電池素子
4…裏面保護材
5…リード線
6…ガスバリア性被膜層
7…無機酸化物の蒸着薄膜層
8…アンカーコート層
9…耐候性基材
10…耐候性材料
11…バリア層
12…ポリエステル系樹脂層
100…超高分子量ポリエチレンフィルム
Claims (9)
- 少なくとも1以上の層からなる耐候性材料の充填材と接触する最内面に、平均分子量100万以上700万以下であり、厚み10μmから100μmの範囲である超高分子量ポリエチレンフィルム層を設けたことを特徴とする太陽電池裏面保護材用積層体。
- 耐候性材料がフッ素樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池裏面保護材用積層体。
- 耐候性材料の超高分子量ポリエチレンフィルムに接する側にバリア層を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池裏面保護材用積層体。
- バリア層が金属箔であることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池裏面保護材用積層体。
- 金属箔がアルミニウム箔であることを特徴とする請求項4に記載の太陽電池裏面保護材用積層体。
- バリア層がポリエステル樹脂層にアンカーコート層と無機酸化物の蒸着薄膜層が積層された層であることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池裏面保護材用積層体。
- アンカーコート層がアクリルポリオール及び/またはポリエステルポリオール及びイソシアネート化合物の複合体の混合物を含むことを特徴とする、請求項6に記載の太陽電池裏面保護材用積層体。
- バリア層がポリエステル樹脂層に無機酸化物の蒸着薄膜層が積層された層とさらにその上に形成されたガスバリア性被膜層を含むことを特徴とする請求項6に記載の太陽電池裏面保護材用積層体。
- ガスバリア性被膜層が、水溶性高分子と一種以上の金属アルコキシド及び/またはその加水分解物からなることを特徴とする、請求項8に記載の太陽電池裏面保護材用積層体。
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