JP2014027037A - 電子部品の実装方法及び中間シート - Google Patents

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Abstract

【課題】疲労耐性が高いはんだバンプを容易に形成できる電子部品の実装方法、及びその実装方法で使用する中間シートを提供する。
【解決手段】回路基板15の上に、複数の貫通穴22と該貫通穴22の壁面に付着した熱膨張性部材23とを有する中間シート21を挟んで電子部品10を配置する。その後、電子部品10のはんだバンプ13の溶融温度以上に加熱して、はんだバンプ13を溶融させ、溶融したはんだ13aと回路基板15の端子15aとを中間シート21の貫通穴22を介して接触させる。次いで、中間シート21の熱膨張性部材23の膨張開始温度以上に加熱して、熱膨張性部材23を膨張させる。これにより、円柱状又は中央部がくびれた形状のはんだバンプが得られる。
【選択図】図7

Description

本発明は、電子部品の実装方法及び中間シートに関する。
近年、携帯用電子機器の小型化及び高機能化が促進されており、それにともなって半導体装置(LSI:Large Scale Integration)及びその他の電子部品のより一層の小型化及び薄型化が要望されている。
電子機器の小型化及び高機能化に好適な表面実装型半導体装置のひとつに、BGA(Ball Grid Array)型半導体装置がある。BGA型半導体装置は、支持基板と、支持基板上に搭載された半導体素子(チップ)と、支持基板の下に所定のピッチでグリッド状に並んだはんだバンプとを有する。
はんだバンプは、はんだ合金により球状に形成されている。半導体装置を回路基板(マザーボード)に実装する際には、リフロー炉内ではんだバンプを加熱して溶融させ、半導体装置と回路基板とをはんだバンプを介して電気的及び機械的に接合する。
特開平10−125726号公報 特開2000−340607号公報 特開2011−71436号公報
疲労耐性が高いはんだバンプを容易に形成できる電子部品の実装方法、及びその実装方法で使用する中間シートを提供することを目的とする。
開示の技術の一観点によれば、絶縁性シートと、前記絶縁性シートの一方の面から他方の面に貫通する複数の貫通穴と、前記貫通穴の壁面に付着した熱膨張性部材とを有し、回路基板と電子部品との間に配置される中間シートが提供される。
また、開示の技術の他の一観点によれば、回路基板の上に、複数の貫通穴と該貫通穴の壁面に付着した熱膨張性部材とを有する中間シートを挟んで電子部品を配置する工程と、前記電子部品のはんだバンプの溶融温度以上に加熱して前記はんだバンプを溶融させ、溶融したはんだと前記回路基板の端子とを前記中間シートの前記貫通穴を介して接触させる工程と、前記中間シートの前記熱膨張性部材の膨張開始温度以上に加熱して前記熱膨張性部材を膨張させる工程とを有する電子部品の実装方法が提供される。
上記一観点に係る中間シート及び電子部品の実装方法によれば、はんだバンプの形状を、円柱状又は中央部がくびれた形状とすることができる。これにより、はんだバンプの疲労耐性が向上する。
図1(a),(b)は、BGA型半導体装置の回路基板への実装方法を示す図である。 図2は、図1(a),(b)に示す方法の課題を説明する図である。 図3は、疲労耐性が高いはんだバンプの形状を示す模式図である。 図4は、図3に示すはんだバンプの形成方法の一例を示す模式図である。 図5(a)は第1の実施形態に係る中間シートを示す平面図、図5(b)は図5(a)にI−I線で示す位置における断面図である。 図6(a)〜(c)は、中間シートの作製方法を示す斜視図である。 図7は、第1の実施形態に係る中間シートを使用した電子部品の実装方法を示す断面図(その1)である。 図8は、第1の実施形態に係る中間シートを使用した電子部品の実装方法を示す断面図(その2)である。 図9(a),(b)は、第2の実施形態に係る中間シートを示す図である。 図10(a)〜(d)は、第2の実施形態に係る中間シートの作製方法を示す斜視図である。
以下、実施形態について説明する前に、実施形態の理解を容易にするための予備的事項について説明する。
図1(a),(b)は、BGA型半導体装置の回路基板への実装方法を示す図である。
BGA型半導体装置10は、図1(a)のように、半導体素子(チップ)11と、支持基板12と、はんだバンプ13とを有する。
支持基板12の一方の面側には半導体素子11が搭載され、他方の面側には多数の電極12aが所定のピッチでグリッド状に並んで配置されている。電極12aは、支持基板12内に形成された導電層及びビア(いずれも図示せず)を介して半導体素子11と電気的に接続されている。また、電極12aには、はんだ合金により球状に形成されたはんだバンプ13が接合されている。
回路基板15には、支持基板12の各電極12aに整合する位置に、それぞれ電極15aが設けられている。半導体装置10を回路基板15に実装する際には、半導体装置10を回路基板15上に配置し、リフロー炉内ではんだバンプ13を加熱して溶融状態とする。これにより、溶融状態のはんだが電極15aの上に濡れ広がる。その後、はんだを冷却して凝固させると、図1(b)のように、半導体装置10と回路基板15とがはんだバンプ13を介して電気的及び機械的に接続される。
ところで、半導体装置10は稼働にともなって熱を発生するため、支持基板12は半導体装置10の稼働にともなって熱膨張する。一般的に、支持基板12と回路基板15との間のはんだバンプ13は、図1(b)のように中央部が膨らんだ樽形の形状をしている。このため、支持基板12が熱膨張すると、はんだバンプ13と電極12a,15aとの接続部分に応力が集中する。
そして、支持基板12が繰り返し熱膨張すると、図2に示すように、はんだバンプ13と電極12a及び電極15aとの接続部近傍に亀裂が発生し、断線や接続部の抵抗値の上昇等の不具合が発生することがある。
このような不具合を回避するために、はんだバンプ13の形状を、円柱状又は図3のように中央部がくびれた形状とすることが提案されている。はんだバンプ13を円柱状又は図3に示すような形状にすると、はんだバンプ13と電極12a及び電極15aとの接続部への応力集中が回避され、はんだバンプ13の疲労耐性が向上する。
はんだバンプを円柱状又は図3に示す形状にするためには、例えば図4に模式的に示すように、溶融状態のはんだ13a(はんだバンプ13が溶融したもの)が回路基板15に接触している状態で、支持基板12を治具19等により若干上昇させればよい。
しかし、この方法では、はんだ13aが溶融している間に支持基板12を上昇させる機構が必要であり、設備コストが上昇する。また、製造工程数が増加するため、製造に要する時間が長くなるという欠点もある。
一方、はんだバンプを介して半導体装置と回路基板とを接合した後、半導体装置と回路基板との間に熱膨張性を有するアンダーフィルを充填し、再度はんだバンプの溶融温度よりも高い温度で加熱する方法が提案されている。この方法では、アンダーフィルの熱膨張により半導体装置と回路基板との間隔が広がり、はんだバンプが円柱状になる。
しかし、この方法では、半導体装置が実装された回路基板をリフロー炉から取り出し、半導体装置と回路基板との間の狭い隙間にアンダーフィルを均一に充填する工程が必要である。また、アンダーフィルを充填後、再度リフロー炉内で加熱してはんだバンプを溶融するとともにアンダーフィルを膨張させる工程も必要である。従って、工程が複雑になり、電子機器の製造コストが上昇する。
以下の実施形態では、疲労耐性が高いはんだバンプを容易に形成できる電子部品の実装方法、及びその実装方法で使用する中間シートについて説明する。
(第1の実施形態)
図5(a)は第1の実施形態に係る中間シートを示す平面図、図5(b)は図5(a)にI−I線で示す位置における断面図である。
中間シート21は、所定のピッチでグリッド状に配列した貫通穴22が設けられた絶縁性シート21aと、貫通穴22の壁面に付着した熱膨張性部材23とを有する。熱膨張性部材23は、熱膨張性マイクロカプセルが添加された樹脂により形成されている。
図6(a)〜(c)は、中間シート21の作製方法を工程順に示す斜視図である。
まず、図6(a)に示すような絶縁性の樹脂シート21aを用意する。樹脂シート21aは耐熱性が良好な樹脂により形成されたものであることが好ましく、例えばポリフェニルサルファサイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)又はポリイミド(PI)により形成されたものを使用すればよい。
樹脂シート21aのサイズは、実装する半導体装置のサイズに応じて設定すればよい。ここでは、樹脂シート21aのサイズが、50mm(幅)×50mm(長さ)×0.5mm(厚さ)であるとする。
次に、図6(b)に示すように、ドリル加工、打ち抜き加工又はレーザ加工等の方法により、樹脂シート21aに貫通穴22を形成する。貫通穴22の直径は、実装する半導体装置のはんだバンプの直径に応じて設定する。本実施形態では、はんだバンプの直径が0.6mmであり、貫通穴22の直径が0.85mmであるとする。
貫通穴22は半導体装置のはんだバンプに対応する位置に形成する。本実施形態では、貫通穴22を、相互に直交する2つの方向(X方向及びY方向)に沿って1mmのピッチで形成するものとする。
一方、熱膨張性部材23の材料として、例えば室温硬化型シリコーン樹脂又は室温硬化型エポキシ樹脂を用意する。そして、その樹脂材料に、熱膨張性マイクロカプセルを、例えば10vol%〜30vol%程度の割合で添加する。熱膨張性マイクロカプセルは、例えば株式会社クレハ又は松本油脂製薬株式会社等から市販されているものを使用できる。
市販されている熱膨張性マイクロカプセルには多くの種類があるが、例えば粒径(膨張前の粒径)が5μm〜50μm、体積膨張率が50倍〜100倍、膨張開始温度が180℃〜220℃の熱膨張カプセルを使用する。
はんだバンプが溶融する前に熱膨張性マイクロカプセルが膨張してしまうと、はんだバンプと回路基板の電極とを接合することができないことがある。このため、熱膨張性マイクロカプセルの膨張開始温度は、はんだバンプの溶融温度よりも高いことが好ましい。
次に、図6(c)に示すように、樹脂シート21aの貫通穴22内に、熱膨張性マイクロカプセルを添加した未硬化状態の樹脂24を充填し、その後樹脂24を硬化させる。
次いで、図6(d)に示すように、ドリル加工、打ち抜き加工又はレーザ加工等の方法により、樹脂24の中央部に貫通穴24aを形成する。貫通穴24aの直径は実装する半導体装置のはんだバンプの直径よりも若干大きくする。本実施形態では、前述したようにはんだバンプの直径が0.6mmであるので、貫通穴24aの直径を0.7mmとする。このようにして、図5(a),(b)に示す中間シート21が完成する。
図7〜図8は、上述の中間シート21を使用した電子部品の実装方法を工程順に示す断面図である。
まず、図7(a)のように、回路基板15の上に中間シート21を配置する。このとき、回路基板15の電極15aの中心と中間シート21の貫通穴22の中心とが一致するように、位置合わせを行う。
次に、図7(b)に示すように、回路基板15の上に、中間シート21を挟んで半導体装置10を配置する。このとき、半導体装置10のはんだバンプ13と回路基板15の電極15aとが接触するように、位置合わせを行う。
次に、リフロー炉内ではんだバンプ13をその溶融温度よりも高い温度に加熱する。これにより、図7(c)に示すように、はんだバンプ13が溶融して液状のはんだ13aとなり、この液状のはんだ13aが電極15aの表面に濡れ広がる。
次いで、中間シート21を、熱膨張性マイクロカプセルの膨張開始温度以上に加熱する。この加熱はリフロー炉内で行ってもよいし、リフロー炉とは別の加熱炉内で行ってもよい。
この加熱により、熱膨張性部材23中のマイクロカプセルが膨張を開始する。そして、図7(d)に示すように、熱膨張性部材23が支持基板12を押し上げるとともに、溶融状態のはんだ13aの中央部を側方から締め付ける。これにより、はんだ13aが円柱状又は中央部がくびれた形状となる。
その後、はんだ13aを冷却して凝固させると、半導体装置10の回路基板15への実装が完了し、図8のように円柱状又は中央部がくびれた形状のはんだバンプ13が得られる。この半導体装置10が実装された回路基板15を所定の筐体に組み込み、電子機器が完成する。
本実施形態においては、上述したように貫通穴22と、貫通穴22の壁面に付着した熱膨張性部材23とを有する中間シート21を使用するので、円柱状又は中央部がくびれた形状のはんだバンプ13が容易に得られる。また、本実施形態では、はんだバンプ13の形状が円柱状又は中央部がくびれた形状となるので、はんだバンプ13の疲労耐性が高く、電子機器の信頼性が向上する。
(第2の実施形態)
図9(a),(b)は、第2の実施形態に係る中間シートを示す図である。図9(a)は中間シートの貫通穴の壁面に付着した熱膨張性部材の膨張前の状態を示し、図9(b)は熱膨張性部材の膨張後の状態を示している。
第1の実施形態と同様に、中間シート31は、所定のピッチでグリッド状に配列した貫通穴32が設けられた絶縁性シート31aと、貫通穴32の壁面に付着した熱膨張性部材33とを有する。
熱膨張性部材33は、図9(a)に示すように、中間シート31の厚さ方向に積層した3層の樹脂層33a,33b,33cを有する。これらの樹脂層33a,33b,33cには、いずれも熱膨張性マイクロカプセル35が含まれている。
本実施形態では、下層の樹脂層33a及び上層の樹脂層33cの熱膨張性マイクロカプセルの含有率は、いずれも10vol%である。また、それらの樹脂層33a,33cの間に配置された樹脂層33bの熱膨張性マイクロカプセルの含有率は、30vol%である。更に、樹脂層33a,33cの厚さはいずれも0.12mmであり、樹脂層33bの厚さは0.26mmである。
上述したように、本実施形態では熱膨張性部材33を3層構造とし、中央の樹脂層33bの熱膨張性マイクロカプセルの含有率を、その上側及び下側の樹脂層33a,33cの熱膨張性マイクロカプセルの含有率よりも高くしている。
そのため、図9(b)に示すように、樹脂層33bが樹脂層33a,33cよりも大きく膨張し、はんだバンプの中央部がより細くなる。
なお、樹脂層33a〜33cの厚さや熱膨張性マイクロカプセルの含有率、及び添加する熱膨張性マイクロカプセルの種類等を種々変化させることにより、はんだバンプの形状を種々変化させることができる。また、熱膨張性部材33の層数は、3層に限定するものではなく、2層又は4層以上であってもよい。
図10(a)〜(d)は、本実施形態に係る中間シート31の作製方法を工程順に示す斜視図である。
まず、図10(a)に示すように、絶縁性の樹脂シート31aを用意し、その樹脂シート31aに貫通穴32を形成する。
次に、図10(b)に示すように、熱膨張性マイクロカプセルを10vol%含有する樹脂を貫通穴32内に注入した後、その樹脂を硬化させて、厚さが0.12mmの樹脂層33aを形成する。
その後、熱膨張性マイクロカプセルを30vol%含有する樹脂を貫通穴32内に注入した後、その樹脂を硬化させて、厚さが0.26mmの樹脂層33bを形成する。更に、熱膨張性マイクロカプセルを10vol%含有する樹脂を貫通穴32内に注入した後、その樹脂を硬化させて、厚さが0.12mmの樹脂層33cを形成する。
このようにして、図10(c)に示すように貫通穴32内に3層構造の熱膨張性部材33を形成した後、熱膨張性部材33の中央部に貫通穴34aを形成する。このようにして、図9(a)に示す本実施形態に係る中間シート31が完成する。
中間シート31を使用した電子部品の実装方法は基本的に第1の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
以上の諸実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)絶縁性シートと、
前記絶縁性シートの一方の面から他方の面に貫通する複数の貫通穴と、
前記貫通穴の壁面に付着した熱膨張性部材とを有し、
回路基板と電子部品との間に配置されることを特徴とする中間シート。
(付記2)前記熱膨張性部材は、熱膨張性マイクロカプセルを含有する樹脂により形成されていることを特徴とする付記1に記載の中間シート。
(付記3)前記熱膨張性部材は、前記絶縁性シートの厚さ方向に積層されて膨張率が相互に異なる複数の樹脂層により形成されていることを特徴とする付記1又は2に記載の中間シート。
(付記4)回路基板の上に、複数の貫通穴と該貫通穴の壁面に付着した熱膨張性部材とを有する中間シートを挟んで電子部品を配置する工程と、
前記電子部品のはんだバンプの溶融温度以上に加熱して前記はんだバンプを溶融させ、溶融したはんだと前記回路基板の端子とを前記中間シートの前記貫通穴を介して接触させる工程と、
前記中間シートの前記熱膨張性部材の膨張開始温度以上に加熱して前記熱膨張性部材を膨張させる工程と
を有することを特徴とする電子部品の実装方法。
(付記5)前記中間シートの前記熱膨張性部材は、熱膨張性マイクロカプセルを含有する樹脂により形成されていることを特徴とする付記4に記載の電子部品の実装方法。
(付記6)前記熱膨張性部材は、前記中間シートの厚さ方向に積層されて膨張率が相互に異なる複数の樹脂層により形成されていることを特徴とする付記4又は5に記載の電子部品の実装方法。
(付記7)回路基板と、
はんだバンプを介して前記回路基板上に実装された電子部品と、
前記回路基板と前記電子部品との間に配置され、前記はんだバンプに対応する位置に設けられた貫通穴と該貫通穴の壁面に付着した熱膨張性部材とを備えた中間シートとを有し、
前記熱膨張性部材が前記はんだバンプの側部に接触し、前記はんだバンプが円柱状又は中央部がくびれた形状であることを特徴とする電子機器。
10…半導体装置、11…半導体素子、12…支持基板、12a…電極、13…はんだバンプ、13a…はんだ(溶融状態のはんだ)、15…回路基板、15a…電極、21,31…中間シート、21a,31a…樹脂シート、22,32…貫通穴、23,33…熱膨張性部材、24…樹脂、33a,33b,33c…樹脂層、35…熱膨張性マイクロカプセル。

Claims (5)

  1. 絶縁性シートと、
    前記絶縁性シートの一方の面から他方の面に貫通する複数の貫通穴と、
    前記貫通穴の壁面に付着した熱膨張性部材とを有し、
    回路基板と電子部品との間に配置されることを特徴とする中間シート。
  2. 前記熱膨張性部材は、熱膨張性マイクロカプセルを含有する樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の中間シート。
  3. 前記熱膨張性部材は、前記絶縁性シートの厚さ方向に積層されて膨張率が相互に異なる複数の樹脂層により形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の中間シート。
  4. 回路基板の上に、複数の貫通穴と該貫通穴の壁面に付着した熱膨張性部材とを有する中間シートを挟んで電子部品を配置する工程と、
    前記電子部品のはんだバンプの溶融温度以上に加熱して前記はんだバンプを溶融させ、溶融したはんだと前記回路基板の端子とを前記中間シートの前記貫通穴を介して接触させる工程と、
    前記中間シートの前記熱膨張性部材の膨張開始温度以上に加熱して前記熱膨張性部材を膨張させる工程と
    を有することを特徴とする電子部品の実装方法。
  5. 回路基板と、
    はんだバンプを介して前記回路基板上に実装された電子部品と、
    前記回路基板と前記電子部品との間に配置され、前記はんだバンプに対応する位置に設けられた貫通穴と該貫通穴の壁面に付着した熱膨張性部材とを備えた中間シートとを有し、
    前記熱膨張性部材が前記はんだバンプの側部に接触し、前記はんだバンプが円柱状又は中央部がくびれた形状であることを特徴とする電子機器。
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