JP2014020452A - ラック軸支持装置および車両用操舵装置 - Google Patents

ラック軸支持装置および車両用操舵装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014020452A
JP2014020452A JP2012158909A JP2012158909A JP2014020452A JP 2014020452 A JP2014020452 A JP 2014020452A JP 2012158909 A JP2012158909 A JP 2012158909A JP 2012158909 A JP2012158909 A JP 2012158909A JP 2014020452 A JP2014020452 A JP 2014020452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
spring
shaft
rack shaft
rack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012158909A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Fujita
徹也 藤田
Taichi Yamamoto
太一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2012158909A priority Critical patent/JP2014020452A/ja
Priority to US13/935,794 priority patent/US20140020492A1/en
Priority to EP13175667.8A priority patent/EP2687423B1/en
Priority to CN201310291114.1A priority patent/CN103538626B/zh
Publication of JP2014020452A publication Critical patent/JP2014020452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D3/00Steering gears
    • B62D3/02Steering gears mechanical
    • B62D3/12Steering gears mechanical of rack-and-pinion type
    • B62D3/123Steering gears mechanical of rack-and-pinion type characterised by pressure yokes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H19/00Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion
    • F16H19/02Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion
    • F16H19/04Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion comprising a rack
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/26Racks
    • F16H55/28Special devices for taking up backlash
    • F16H55/283Special devices for taking up backlash using pressure yokes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19642Directly cooperating gears
    • Y10T74/1967Rack and pinion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】噛み合い変動を吸収し長期にわたって騒音の発生を抑制するラック軸支持装置を提供する。
【解決手段】サポートヨーク18を支持する支持部材20を中間部材21で受ける。サポートヨーク18の摩耗の進行に伴い、回転力付勢ばねが、中間部材21を回転させる。中間部材21と支持部材20の対向部に形成されたカム機構24が、支持部材20をサポートヨーク18側へ駆動する。皿ばね29(圧縮ばね)のセット長L1を規制するセット長規制機構30が、サポートヨーク18の後面18b(第1面)の凹部44と、支持部材20の前面20a(第2面)に固定された凸軸45とを含む。凸軸45の先端部45bの位置決め段部50に、ばね座28を受けるナット46(受け部材)が当接する。
【選択図】図3

Description

本発明はラック軸支持装置およびこれを含む車両用操舵装置に関する。
ラックアンドピニオン式のステアリング装置には、通例、ラックとピニオンとの間のバックラッシを除去するためのラック軸支持装置が提供されている。ラック軸支持装置では、ハウジングに設けられた保持孔に、前後に摺動可能なサポートヨークと、このサポートヨークを付勢する圧縮コイルばねを収容している。圧縮コイルばねにより付勢されたサポートヨークによって、ラック軸を軸方向に摺動可能に支持するとともにラック軸をピニオン軸側へ押圧している。
しかしながら、長期の使用によって、ラック軸およびサポートヨークの摺動部分の摩耗が進行すると、サポートヨークの前後方向のがたつきが大きくなり、その結果、ラトル音を発生するおそれがある。
特許文献1のラック軸支持装置では、前記摺動部分に摩耗が発生すると、捩じりばねによってカムを回転させて、カムの回転をカムフォロワの直進運動に変換する。前進したカムフォロワによってサポートヨークをラック軸側へ押し込み、前記摩耗に起因してラックとピニオンとの間に発生するおそれのある間隙の発生を未然に防止する。
特開2010−36610号公報
特許文献1では、カムフォロワとサポートヨークとの間に、環状の弾性部材を介在している。サポートヨークに固定された固定部材が、カムフォロワを挿通しており、固定部材の端部に形成された係合部が、カムフォロワに係合したときに、サポートヨークとカムフォロワとの間の隙間が、所定量に設定されるようになっている。
しかしながら、固定部材を構成する例えばボルトの、サポートヨークに対するねじ込み位置がばらつくと、前記隙間がばらつくおそれがある。その場合、ピニオンおよびラックの噛み合い変動によるバックラッシ量の変動を吸収できないおそれがある。
そこで、本発明の目的は、噛み合い変動を吸収でき、且つ長期にわたって騒音の発生を確実に抑制することができるラック軸支持装置および車両用操舵装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、ハウジング(17)に固定された固定部材(19;419)と、ラック軸(8)を摺動可能に支持するサポートヨーク(18;218;318)と、前記固定部材と前記サポートヨークとの間に介在し、前記サポートヨークを支持する支持部材(20;120;220;320;420)と、前記固定部材と前記支持部材との間に介在する中間部材(21;421)と、前記固定部材と中間部材との一対の対向面(419a,421b)、又は前記中間部材と前記支持部材との一対の対向面(21a,20b;21a,120b;21a,220b;21a,320b)の何れか一方に設けられて、互いに係合した一対のカム面(22,23;422,423)を含むカム機構(24;424)と、前記一対のカム面を形成した部材を相対回転させる回転力付勢ばね(25)と、前記支持部材と前記サポートヨークとの一対の対向面(18b,20a;18b,120a;218a,220a;318b,3201a;18b,420a)の何れか一方からなる第1面と他方からなる第2面との間に介在し、挿通孔(27)が形成されたばね座(28)と、前記第2面とばね座との間に介在し、前記サポートヨークを前記ラック軸側へ付勢する圧縮ばね(29)と、前記圧縮ばねのセット長を規制するセット長規制機構(30;130;230;330;430)と、を備え、前記セット長規制機構は、前記第1面に設けられた凹部(44;244;344)と、前記第2面に固定された基端部(45a;245a;445a)と前記ばね座を受ける受け部(46;151;246;351)が設けられた先端部(45b;245b;445b)とを有し、前記ばね座の挿通孔を挿通して前記凹部内へ突出した凸軸(45;145;245;345;445)と、前記凸軸の基端部および先端部の何れか一方に設けられ、対応する前記第2面または前記受け部に当接した位置決め段部(48;154;248;354;448)と、を含むラック軸支持装置(12;112;212;312;412)を提供する。
また、請求項2のように、前記位置決め段部は、前記凸軸の先端部に設けられ、前記受け部は、前記凸軸の先端部の外周の雄ねじ部(47;247;447)に嵌合されたナット(46;246;446)により構成されていてもよい。
また、請求項3のように、前記凸軸の基端部は、前記第2面と単一の材料で一体に形成されていてもよい。
また、請求項4のように、前記凸軸は、前記第2面に設けられたねじ孔(157;357)にねじ込まれて前記位置決め段部に隣接した雄ねじ部(155;355)と、前記受け部を構成する頭部(151;351)と、を含む段付きボルト(145;345)により構成されていてもよい。
また、請求項5のように、前記凸軸は、前記皿ばねの圧縮時に前記ばね座に当接して前記皿ばねの圧縮量を規制する段部(50;250;450)を含んでいてもよい。
また、請求項6の発明は、前記ラック軸支持装置を用いてラック軸を軸方向(X1)に摺動可能に支持する車両用操舵装置(1)を提供する。
請求項1の発明によれば、サポートヨークの摺動部分に摩耗が発生したときに、回転力付勢ばねによって、一対のカム面を形成した部材を相対回転させて、支持部材を介してラック軸支持部材をラック軸側へ押し込む。これにより、ばね座と第1面との間隔(圧縮ばねのセット長)を一定に維持できるので、長期にわたって騒音の発生を確実に抑制することができる。
また、支持部材とサポートヨークとの一対の対向面の何れか一方からなる第1面に凹部を設け、他方からなる第2面に凸軸を固定している。また、凸軸の例えば先端部の位置決め段部に、ばね座を受ける受け部が当接しているか、或いは、凸軸の例えば基端部の位置決め段部が第2面に当接している。したがって、ばね座と第1面との間の間隙(圧縮ばねのセット長に相当)を精度良く設定することができ、その間隙が、圧縮ばねの伸縮に伴って増減することにより、ラックとピニオンとの噛み合い変動を吸収することができる。
請求項2の発明によれば、凸軸の先端部の外周の雄ねじ部に嵌合固定された受け部としてのナットが、凸軸の先端部の位置決め部に当接することで、正確に位置決めされる。
請求項3の発明によれば、凸軸の基端部が第2面と単一の材料で一体に形成されるので、受け部としてのナットと第2面との間隔、ひいては受け部によって受けられたばね座と第2面との間隔を精度良く設定することができる。
請求項4の発明によれば、第2面の固定孔にねじ込まれて位置決め段部が第2面に当接した段付きボルトの、受け部としての頭部と、第2面との間隔、ひいては受け部によって受けられたばね座と第2面との間隔を精度良く設定することができる。
請求項5の発明によれば、圧縮ばねの圧縮時に、凸軸の段部がばね座に当接することにより、圧縮ばねとしての皿ばねの圧縮量を精度良く規制することができる。
請求項6の発明によれば、ラックとピニオンの噛み合い変動を吸収して長期にわたってラトル音の発生を抑制することのできる車両用操舵装置が達成される。
本発明の一実施形態のラックアンドピニオン式の車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。 ラック軸支持装置の断面図である。 ラック軸支持装置の要部の拡大断面図である。 本発明の別の実施形態のラック軸支持装置の要部の拡大断面図である。 本発明のさらに別の実施形態のラック軸支持装置の要部の拡大断面図である。 本発明のさらに別の実施形態のラック軸支持装置の要部の拡大断面図である。 本発明のらさに別の実施形態のラック軸支持装置の断面図である。 図7の実施形態のラック軸支持装置の要部の拡大断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1を参照して、車両用操舵装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結しているステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に自在継手4を介して連結された中間軸5と、中間軸5に自在継手6を介して連結されたピニオン軸7と、ピニオン軸7の端部近傍に設けられたピニオン7aに噛み合うラック8aを有して自動車の左右方向に延びる転舵軸としてのラック軸8とを有している。ピニオン軸7およびラック軸8によりラックアンドピニオン機構からなる転舵機構Aが構成されている。
ラック軸8は、車体に固定されるラックハウジング9内に、図示しない複数の軸受を介して、軸方向X1に沿って直線往復動可能に支持されている。ラック軸8の両端部はラックハウジング9の両側へ突出し、各端部にはそれぞれタイロッド10が結合されている。各タイロッド10は対応するナックルアーム(図示せず)を介して対応する転舵輪11に連結されている。
操舵部材2が操作されてステアリングシャフト3が回転されると、この回転がピニオン7aおよびラック8aによって、自動車の左右方向に沿ってのラック軸8の直線運動に変換される。これにより、転舵輪11の転舵が達成される。
図2を参照して、ピニオン軸7は、例えば玉軸受からなる第1の軸受13と、例えば円筒ころ軸受からなる第2の軸受14とによって、ピニオンハウジング15内に回転可能に支持されている。ピニオン軸7のピニオン7aとラック軸8のラック8aとは、ピニオンハウジング15内で相互に噛み合わされている。
車両用操舵装置1にはラック軸支持装置12が装備されている。ラック軸8は、ラック軸支持装置12と、ピニオンハウジング15に連結されたラックハウジング9(図1参照)内に設けられた図示しない軸受とによって、その軸長方向(図2において紙面に直交する方向)に沿って摺動可能に支持されている。
ラック軸支持装置12は、円孔からなる保持孔16を有するハウジング17と、保持孔16に保持孔16の深さ方向Y1に摺動可能に収容され且つラック軸8のラック8aの背面8bを摺動可能に支持するラック軸支持部材としてのサポートヨーク18と、保持孔16の入口にねじ込まれて固定されたプラグからなる固定部材19とを備えている。
また、ラック軸支持装置12は、サポートヨーク18と固定部材19との間に介在してサポートヨーク18を支持し、深さ方向Y1に移動可能な支持部材20と、固定部材19と支持部材20との間に介在し、保持孔16の中心軸線C1の回りに回転可能な中間部材21とを備えている。
また、ラック軸支持装置12は、中間部材21の前面21a(対向面)と支持部材20の後面20b(対向面)とに設けられて互いに係合する一対のカム面22,23を含むカム機構24と、固定部材19と中間部材21との間を接続し中間部材21に中心軸線C1回りの回転力を付与する例えばねじりコイルばねからなり、中間部材21と支持部材20とを相対回転させる回転力付勢ばね25と、固定部材19に位置調整可能に取り付けられ、回転力付勢ばね25の初期捩じり量を調整するための捩じり量調整部材としての調整ねじ26とを備えている。
カム機構24は、回転力付勢ばね25の捩じり戻しによる中間部材21の回転(中間部材21と支持部材20の相対回転)を、サポートヨーク18側への、支持部材20の深さ方向Y1の移動に変換する機能を有している。一対のカム面22,23は、図示していないが、周方向Z1に離隔して複数ずつが設けられており、周方向Z1に向かうにしたがって深さ方向Y1に起伏している。一対のカム面23,23は、互いに逆向きに傾斜し、互いに面接触している。
ただし、一対のカム面22,23間に、ボール等の転動体(図示せず)を介在させ、転動体を両カム面22,23に対して転動させながら、両カム面22,23(中間部材21と支持部材20)を少ない回転抵抗でスムーズに相対回転させるようにしてもよい。
また、ラック軸支持装置12は、サポートヨーク18の後面18b(対向面)からなる第1面と支持部材20の前面20a(対向面)からなる第2面との間に介在してサポートヨーク18の後面18b(第1面)に当接し、挿通孔27が形成されたばね座28と、支持部材20の前面20a(第2面)とばね座28との間に介在し、ばね座28を介してサポートヨーク18をラック軸8側へ付勢する圧縮ばねとしての皿ばね29と、皿ばね29(圧縮ばね)のセット長を規制するセット長規制機構30とを備えている。
皿ばね29は、回転不能なサポートヨーク18の後面18b(第1面)に面接触するばね座28と、支持部材20の前面20aとに接して、両面(後面18bおよび前面20a)に押圧力を及ぼしており、皿ばね29によって、中心軸線C1回りの支持部材20の回転が規制されている。ただし、保持孔16を径方向に貫通したピン(図示せず)を、支持部材20の外周に設けた縦溝(深さ方向Y1に延びる溝。図示せず)に係合させて、支持部材20の深さ方向Y1への移動を案内しつつ、支持部材20の回転を規制するようにしてもよい。
ラック軸支持装置12のハウジング17は、ピニオンハウジング15と一体に形成され、ラック軸8を隔ててピニオン軸7とは反対側に配置されている。ピニオンハウジング15およびハウジング17は例えばダイキャストにより製作される。
サポートヨーク18は、ラック軸8に対向する前面18aと、中間部材21に対向する対向面としての後面18bと、保持孔16の内周16aに嵌合した円筒面からなる外周18cとを有している。サポートヨーク18の前面18aには、ラック軸8の背面8bの形状に概ね一致する凹面31が形成されており、この凹面31に、ラック軸8の背面8bに摺接する低摩擦の摺接板32が取り付けられている。
固定部材19は、保持孔16の入口の内周16aの雌ねじ16bに嵌合した雄ねじ部33を外周に有する筒状部34と、筒状部34の一端を閉塞する端壁35とを備えている。雄ねじ部33に螺合されたロックナット36が、ハウジング17の端面に押圧されることより、固定部材19が、ハウジング17に止定されている。
調整ねじ26は、端壁35に形成されたねじ孔37にねじ込まれており、端壁35を挿通している。調整ねじ26に螺合するロックナット38が、端壁35の端面に押圧されることにより、調整ねじ26が、固定部材19に止定されている。筒状の固定部材19内に配置された調整ねじ26の先端には、回転力付勢ばね25の一端25aを係止した例えば溝からなる係止部39が設けられている。
固定部材19の前面19a(筒状部34の環状の前端面に相当)とこれに接する中間部材21の後面21bとは、深さ方向Y1に直交する平坦面からなる。固定部材19の前面19aおよび中間部材21の後面21bは、中間部材21の回転に伴って摺動する。図示していないが、中間部材21がスムーズに回転するように、前面19aおよび後面21bの少なくとも一方に、フッ素樹脂等の低摩擦材が被覆されていてもよいし、前面19aと後面21bとの間に、低摩擦板が介在していてもよい。
中間部材21は、固定部材19の筒状部34の内周に相対回転可能に嵌合したボス40を有している。筒状をなす固定部材19内において、中間部材21のボス40と固定部材19の端壁35との間に、回転力付勢ばね25を収容する収容空間41が区画されている。ボス40の端面から突出する突起42に、回転力付勢ばね25の他端25bを係止した例えば溝からなる係止部43が設けられている。
調整ねじ26の調整によって、回転力付勢ばね25の一端25aと他端25bとの位相(周方向Z1の位置関係)を変更することよって、回転力付勢ばね25が中間部材21に与える回転力(ねじりトルク)を調整することができる。
回転力付勢ばね25の捩じり戻しにより、中間部材21が回転され、これにより、カム機構24の一対のカム面22,23の働きで、中間部材21が回転する力(回転力)が、支持部材20がサポートヨーク18をラック軸8側へ押す力に変換される。
図3に示すように、皿ばね29(圧縮ばね)のセット長L1を調整するセット長規制機構30は、サポートヨーク18の後面18b(第1面)に設けられた凹部44と、支持部材20の前面20a(第2面)から凹部44内に突出した凸軸45とを備えている。
凸軸45は、支持部材20と単一の材料で一体に形成されている。具体的には、凸軸45は、支持部材20の前面20a(第2面)に固定された基端部45aと、先端部45bとを有している。先端部45bの外周には、ばね座28を受ける受け部材としてのナット46が螺合した雄ねじ部47と、雄ねじ部47に隣接し、ナット46の端面に当接して、ナット46を凸軸45の軸方向に位置決めした位置決め段部48とが設けられている。
凸軸45の基端部45aの外周には、拡径部49が設けられ、拡径部49の端面が、段部50を構成している。段部50は、皿ばね29(圧縮ばね)の圧縮時に、ばね座28に当接して、皿ばね29の最大圧縮量(有効ストロークSTに相当)を規制する。
本実施の形態によれば、サポートヨーク18の摺動部分(具体的には摺接板32)に摩耗が発生したときに、回転力付勢ばね25によって、一対のカム面24,25を形成した部材(中間部材21と支持部材20とに相当)を相対回転させて、支持部材20を介してサポートヨーク18をラック軸8側へ押し込む。これにより、ばね座28と支持部材20の前面20a(第2面)との間隔(圧縮ばねとしての皿ばね29のセット長L1に相当)を略一定に維持することができる。したがって、ラック8aとピニオン7aとの噛み合い部の押圧力を略一定に維持して、長期にわたって騒音の発生を確実に抑制することができる。
サポートヨーク18の後面18b(第1面)に凹部44を設け、支持部材20の前面20a(第2面)に凸軸45を固定している。また、凸軸45の先端部45bの位置決め段部50に、ばね座28を受ける受け部材としてのナット46が当接している。したがって、支持部材21とサポートヨーク18との間の実質的な隙間(支持部部材21の前面21aとサポートヨーク18の後面18bに当接したばね座28との間の隙間であり、皿ばね29のセット長L1に相当)を精度良く設定することができる。
その精度良く設定された隙間の増減を伴う圧縮ばね(皿ばね29)の弾性変形によって、ラック8aとピニオン7aとの噛み合い変動を吸収することができる。したがって、ラック8aとピニオン7aとの間のバックラッシが過度に詰まるようなことがない。また、ラック軸8側から逆入力による大荷重が入力されたときには、圧縮ばね(皿ばね29)の弾性圧縮に伴って前記隙間が消失し、大荷重を強固に受けることができる。
特に、サポートヨーク18の摺動部分の摩耗の進行に伴って、回転力付勢ばね25により支持部材20がサポートヨーク18側へ変位された後においても、前記隙間(セット長L1に相当)が所定に維持されるので、ラック8aとピニオン7aのバックラッシが極端に小さくなって操舵抵抗が過度に大きくなるようなことがない。
また、凸軸45の先端部45bの外周の雄ねじ部47に嵌合固定された受け部(受け部材)としてのナット46が、凸軸45の先端部45bの位置決め段部48に当接することで、ナット46が凸軸45の軸方向に正確に位置決めされる。したがって、圧縮ばね(皿ばね29)のセット長L1を確実に精度良く設定することができる。
また、凸軸45の基端部45aが、支持部材20の前面20a(第2面)と単一の材料で一体に形成されるので、受け部としてのナット46と支持部材20の前面20a(第2面)との間隔、ひいてはナット46によって受けられたばね座28と第2面(前面20a)との間隔を精度良く設定することができる。したがって、圧縮ばね(皿ばね29)のセット長L1を一層精度良く設定することができる。
また、圧縮ばねとしての皿ばね29の圧縮時に、凸軸45の段部50が、ばね座28に当接することにより、深さ方向Y1に関するサポートヨーク18の有効ストロークST(皿ばね29の最大圧縮量に相当)を精度良く規制することができる。
すなわち、仮に段部50がないとすると、サポートヨーク18の有効ストロークは、サポートヨーク18の後面18b(第1面)と支持部材20の前面20a(第2面)との間隔L2から、ばね座28の板厚t1と皿ばね29の板厚t2とを減じた値となる。このため、前記有効ストロークが、ばね座28の板厚t1のばらつきと、皿ばね29の板厚t2のばらつきの影響をうけてしまう。
これに対して、段部50を設けた本実施形態では、サポートヨーク18の有効ストロークSTは、サポートヨーク18の後面18b(第1面)と段部50との間隔L3から、ばね座28の板厚t1を減じた値となる。したがって、有効ストロークSTが、皿ばね29の板厚t2のばらつきの影響を受けないので、有効ストロークSTを精度良く設定することができる。
また、本ラック軸支持装置12を用いた車両用操舵装置1では、ラック9aとピニオン7aの噛み合い変動を吸収して操舵抵抗の増大を抑制でき、且つ長期にわたってラトル音の発生を防止することができる。
次いで、図4は、本発明の別の実施形態のラック軸支持装置112を示している。本実施形態が、図3の実施形態と主に異なるのは、本実施形態では、セット長規制機構130の凸軸が、段付きボルト145により構成されて、支持部材120の前面120a(第2面)に、ねじ込み固定されている点である。
凸軸としての段付きボルト145は、例えば六角形状をなし受け部を構成する頭部151と、頭部151に隣接し、ばね座28の挿通孔27に挿通された大径軸部152と、大径軸部152よりも先端(凸軸の基端部に相当)に配置され、大径軸部152よりも小径の小径軸部153と、大径軸部152と小径軸部153との間に形成された位置決め段部154と、位置決め段部154に隣接して小径軸部153の外周に設けられた雄ねじ部155とを備えている。位置決め段部154は、凸軸の基端部(段付きボルト145の先端部に相当)に配置されている。
支持部材120の前面120aから突出するボス156が、支持部材120と単一の材料で一体に形成されている。段付きボルト145の雄ねじ部155が、ボス156に設けられたねじ孔157に、ねじ込まれており、位置決め段部154が、ボス156の端面からなる段部158に当接している。支持部材120の後面120b(対向面)にカム面23が設けられている。
図4の実施形態の構成要素において、図3の実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図3の実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。本実施形態においても、図3の実施形態と同じく、噛み合い変動を吸収でき、且つ長期にわたって騒音の発生を確実に抑制することができる。また、支持部材120の前面120a(第2面)のねじ孔157にねじ込まれて位置決め段部154が、前面120aに当接した段付きボルト145の、受け部としての頭部151と、前面120aとの間隔、ひいては頭部151によって受けけられたばね座28と第2面(前面120a)との間隔を精度良く設定することができる。
次いで、図5は本発明のさらに別の実施形態のラック軸支持装置212を示している。本実施形態が、図3の実施形態と主に異なるのは下記である。すなわち、図3の実施形態では、凹部44が設けられる第1面をサポートヨーク18の後面18bとし、凸軸45が設けられる第2面を支持部材20の前面20aとしていた。
これに対して、本実施形態のセット長規制機構230では、凹部244が設けられる第1面を支持部材220の前面220aとし、凸軸245が設けられる第2面をサポートヨーク218の後面218bとしている。支持部材220の後面220b(対向面)に、カム面23が設けられている。
凸軸145は、サポートヨーク218と単一の材料で一体に形成されている。具体的には、凸軸145は、サポートヨーク218の後面218b(第2面)に固定された基端部245aと、先端部245bとを有している。先端部245bの外周には、ばね座28を受ける受け部材としてのナット246が螺合した雄ねじ部247と、雄ねじ部247に隣接し、ナット246の端面に当接して、ナット246を凸軸245の軸方向に位置決めした位置決め段部248とが設けられている。
凸軸245の基端部245aの外周には、拡径部249が設けられ、拡径部249の端面が、段部250を構成している。段部250は、皿ばね29(圧縮ばね)の圧縮時に、ばね座28に当接して、皿ばね29の最大圧縮量を規制する。
図5の実施形態の構成要素において、図3の実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図3の実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。本実施形態においても、図3の実施形態と同じく、噛み合い変動を吸収でき、且つ長期にわたって騒音の発生を確実に抑制することができる。
次いで、図6は本発明のさらに別の実施形態のラック軸支持装置312を示している。本実施形態が、図4の実施形態と主に異なるのは下記である。すなわち、図4の実施形態のセット長規制機構30では、凹部44が設けられる第1面をサポートヨーク18の後面18bとし、凸軸としての段付きボルト145が固定される第2面を支持部材120の前面120aとしていた。
これに対して、本実施形態のセット長規制機構330では、凹部344が設けられる第1面を支持部材320の前面320aとし、凸軸としての段付きボルト345が固定される第2面をサポートヨーク318の後面318bとしている。
凸軸としての段付きボルト345は、例えば六角形状をなし受け部を構成する頭部351と、頭部351に隣接し、ばね座28の挿通孔27に挿通された大径軸部352と、大径軸部352よりも先端(凸軸の基端部に相当)に配置され、大径軸部352よりも小径の小径軸部353と、大径軸部352と小径軸部353との間に形成された位置決め段部354と、位置決め段部354に隣接して小径軸部353の外周に設けられた雄ねじ部355とを備えている。位置決め段部354は、凸軸の基端部(段付きボルト345の先端部に相当)に配置されている。
サポートヨーク318の後面318bから突出するボス356が、サポートヨーク318と単一の材料で一体に形成されている。段付きボルト345の雄ねじ部355が、ボス356に設けられたねじ孔357に、ねじ込まれており、位置決め段部354が、ボス356の端面からなる段部358に当接している。支持部材320の後面320b(対向面)にカム面23が設けられている。
本実施形態の構成要素において、図4の実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図4の実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。本実施形態においても、図4の実施形態と同じく、噛み合い変動を吸収でき、且つ長期にわたって騒音の発生を確実に抑制することができる。
次いで、図7は、本発明のさらに別の実施形態のラック軸支持装置412を示している。図2の実施形態では、中間部材20の前面20a(対向面)と支持部材21の後面20b(対向面)とに一対のカム面22,23を設けてカム機構24を構成していた。
これに対して、本実施形態では、図7に示すように、固定部材419の前面419a(対向面)と中間部材421の後面421b(対向面)とに、一対のカム面422,423を設けてカム機構424を構成した。また、中間部材421の前面421aと支持部材420の後面420bとは、中心軸線C1に直交する平坦面とした。また、セット長調整機構430が、サポートヨーク18の後面18b(第1面)に設けられた凹部44と、支持部材420の前面420a(第2面)に単一の材料で一体に設けられた凸軸445とを含んでいる。
図8に示すように、凸軸445は、支持部材420と単一の材料で一体に形成されている。具体的には、凸軸445は、支持部材420の前面420a(第2面)に固定された基端部445aと、先端部445bとを有している。先端部445bの外周には、ばね座28を受ける受け部材としてのナット446が螺合した雄ねじ部447と、雄ねじ部447に隣接し、ナット446の端面に当接して、ナット446を凸軸445の軸方向に位置決めした位置決め段部448とが設けられている。
凸軸445の基端部445aの外周には、拡径部449が設けられ、拡径部449の端面が、段部450を構成している。段部450は、皿ばね29(圧縮ばね)の圧縮時に、ばね座28に当接して、皿ばね29の最大圧縮量(有効ストロークSTに相当)を規制する。
本実施形態の構成要素において、図2、図3の実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図2、図3の実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。本実施形態においても、図2の実施形態と同じく、噛み合い変動を吸収でき、且つ長期にわたって騒音の発生を確実に抑制することができる。本実施形態において、凸軸445に代えて、凸軸として図4に示す段付きボルト145を用いてもよい。また、本実施形態において、セット長規制機構450に代えて、図5のセット長規制機構230や図6のセット長規制機構330を用いてもよい。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、前記実施形態では、回転力付勢ばね25として、ねじりコイルばねを用いたが、これに代えて、ぜんまいばねを用いてもよい。また、図3、図4、図5、図6および図8の各実施形態において、段部50;250;450;158;358を廃止してもよい。また、前記実施形態では、回転力付勢ばね25のねじり量を調整する調整ねじ26を用いたが、調整ねじを廃止し、回転力付勢ばねの一端を固定部材に固定してもよい。
また、前記実施形態では、いわゆるマニュアル式の車両用操舵装置に適用された例に則して説明したが、これに限らず、各種(いわゆる、コラムアシスト式、ピニオンアシスト式、およびラックアシスト式など)の電動パワーステアリング装置に、本発明を適用してもよい。
また、例えば、操舵部材の操舵角に対する転舵輪の転舵角の比を変更可能な伝達比可変機構を備え、伝達比可変機構を駆動するために電動モータの出力を用いる伝達比可変式の車両用操舵装置や、操舵部材と転舵輪との機械的な連結が解除され、転舵輪を電動モータの出力で操向するステア・バイ・ワイヤ式の車両用操舵装置等に、本発明を適用してもよい。
1…車両用操舵装置、2…操舵部材、7…ピニオン軸、7a…ピニオン、8…ラック軸、8a…ラック、12;112;212;312;412…ラック軸支持装置、16…保持孔、17…(ラック軸支持装置の)ハウジング、18…サポートヨーク、18b…後面(一対の対向面の何れか一方。第1面)、19;419…固定部材、20;120;420…支持部材、20a;120a;420a…前面(一対の対向面の他方。第2面)、20b;120b;420b…後面(対向面)、21;421…中間部材、21b…後面(対向面)、22,23;422,423…カム面、24;424…カム機構、25…回転力付勢ばね、25a…一端、25b…他端、28…ばね座、29…皿ばね(圧縮ばね)、30;130;230;330;430…セット長規制機構、44;244…凹部、45;245;445…凸軸、45a;245a;445a…基端部、45b;245b;445b…先端部、46;246;446…ナット(受け部材)、47;247;…雄ねじ部、48;248;448…位置決め段部、49;249;449…拡径部、50;250;450…段部、151;351…頭部、152;352…大径軸部、153;353…小径軸部、154;354…位置決め段部、155;355…雄ねじ部、156;356…ボス、157;357…ねじ孔、158;358…段部、218…サポートヨーク、218b…後面(第2面)、220…支持部材、220a…前面(第1面)、220b…後面(対向面)、318…サポートヨーク、318b…後面(第2面)、320…支持部材、320a…前面(第1面)、320b…後面(対向面)、L1…セット長、Y1…深さ方向、Z1…周方向

Claims (6)

  1. ハウジングに固定された固定部材と、
    ラック軸を摺動可能に支持するサポートヨークと、
    前記固定部材と前記サポートヨークとの間に介在し、前記サポートヨークを支持する支持部材と、
    前記固定部材と前記支持部材との間に介在する中間部材と、
    前記固定部材と中間部材との一対の対向面、又は前記中間部材と前記支持部材との一対の対向面の何れか一方に設けられて、互いに係合した一対のカム面を含むカム機構と、
    前記一対のカム面を形成した部材を相対回転させる回転力付勢ばねと、
    前記支持部材と前記サポートヨークとの一対の対向面の何れか一方からなる第1面と他方からなる第2面との間に介在し、挿通孔が形成されたばね座と、
    前記第2面とばね座との間に介在し、前記サポートヨークを前記ラック軸側へ付勢する圧縮ばねと、
    前記圧縮ばねのセット長を規制するセット長規制機構と、を備え、
    前記セット長規制機構は、前記第1面に設けられた凹部と、前記第2面に固定された基端部と前記ばね座を受ける受け部が設けられた先端部とを有し、前記ばね座の挿通孔を挿通して前記凹部内へ突出した凸軸と、前記凸軸の基端部および先端部の何れか一方に設けられ、対応する前記第2面または前記受け部に当接した位置決め段部と、を含むラック軸支持装置。
  2. 請求項1において、前記位置決め段部は、前記凸軸の先端部に設けられ、
    前記受け部は、前記凸軸の先端部の外周の雄ねじ部に嵌合されたナットにより構成されているラック軸支持装置。
  3. 請求項2において、前記凸軸の基端部は、前記第2面と単一の材料で一体に形成されているラック軸支持装置。
  4. 請求項1において、前記凸軸は、前記第2面に設けられたねじ孔にねじ込まれて前記位置決め段部に隣接した雄ねじ部と、前記受け部を構成する頭部と、を含む段付きボルトにより構成されているラック軸支持装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項において、前記ばね部材は、皿ばねを含み、
    前記凸軸は、前記皿ばねの圧縮時に前記ばね座に当接して前記皿ばねの圧縮量を規制する段部を含むラック軸支持装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか1項に記載のラック軸支持装置を用いてラック軸を軸方向に摺動可能に支持することを特徴とする車両用操舵装置。
JP2012158909A 2012-07-17 2012-07-17 ラック軸支持装置および車両用操舵装置 Pending JP2014020452A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012158909A JP2014020452A (ja) 2012-07-17 2012-07-17 ラック軸支持装置および車両用操舵装置
US13/935,794 US20140020492A1 (en) 2012-07-17 2013-07-05 Rack shaft supporting device and vehicle steering system
EP13175667.8A EP2687423B1 (en) 2012-07-17 2013-07-09 Rack shaft supporting device and vehicle steering system
CN201310291114.1A CN103538626B (zh) 2012-07-17 2013-07-11 齿条轴支承装置以及车辆用转向操纵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012158909A JP2014020452A (ja) 2012-07-17 2012-07-17 ラック軸支持装置および車両用操舵装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014020452A true JP2014020452A (ja) 2014-02-03

Family

ID=48782945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012158909A Pending JP2014020452A (ja) 2012-07-17 2012-07-17 ラック軸支持装置および車両用操舵装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20140020492A1 (ja)
EP (1) EP2687423B1 (ja)
JP (1) JP2014020452A (ja)
CN (1) CN103538626B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150124755A (ko) * 2014-04-29 2015-11-06 현대모비스 주식회사 요크 유격 보상장치
KR20150142759A (ko) * 2014-06-11 2015-12-23 현대모비스 주식회사 요크 유격 보상장치

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5505727B2 (ja) * 2010-10-04 2014-05-28 株式会社ジェイテクト ボールねじ装置、リニアアクチュエータ、および車両用操舵装置
JP6137537B2 (ja) * 2013-05-16 2017-05-31 株式会社ジェイテクト ラックガイド装置及びこれを含むステアリング装置
JP6500430B2 (ja) * 2014-12-24 2019-04-17 株式会社ジェイテクト ステアリング装置の調整方法およびステアリング装置の調整装置
JP6181092B2 (ja) * 2015-02-05 2017-08-16 株式会社ショーワ ラックピニオン機構
CN104819279A (zh) * 2015-05-08 2015-08-05 新乡艾迪威汽车科技有限公司 一种汽车转向器齿轮齿条啮合间隙的调整机构
US10982747B2 (en) * 2017-12-15 2021-04-20 Steering Solutions Ip Holding Corporation Steering system having an adjustment assembly
CN108571585B (zh) * 2018-05-27 2023-07-18 豫北转向系统(新乡)股份有限公司 一种汽车转向器的齿条磨损补偿装置
CN108843741B (zh) * 2018-09-08 2024-02-13 江阴市华方新能源高科设备有限公司 一种带阻尼缓冲输出回转式减速器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61215805A (ja) * 1985-03-18 1986-09-25 鬼怒川ゴム工業株式会社 防振ワツシヤ
JP2000313374A (ja) * 1999-04-28 2000-11-14 T S Tec Kk 車両用のフレーム等の止着構造
US20090223314A1 (en) * 2008-03-07 2009-09-10 Eickholt Michael A Rack and pinion steering gear with self-adjusting rack bearing
US20100122595A1 (en) * 2008-11-18 2010-05-20 Mando Corporation Rack bar supporting device of steering apparatus for vehicle

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4724717A (en) * 1986-09-02 1988-02-16 Nippon Seiko Kabushiki Kaisha Rack shaft supporting device
JPH10311944A (ja) * 1997-05-14 1998-11-24 Olympus Optical Co Ltd 投光装置
US6067713A (en) * 1999-04-13 2000-05-30 Trw Inc. Method of manufacturing a rack and pinion steering gear
US6539821B2 (en) * 2001-03-09 2003-04-01 Trw Inc. Rack and pinion steering gear with low friction yoke assembly
JP4254380B2 (ja) * 2003-06-27 2009-04-15 株式会社ジェイテクト 操舵装置
KR101163260B1 (ko) * 2007-05-31 2012-07-05 주식회사 만도 서포트 요크 클리어런스 자동 조정장치
US7487984B1 (en) * 2007-10-01 2009-02-10 Gm Global Technology Operations, Inc. Steering rack wear compensator
JP5397665B2 (ja) * 2008-07-23 2014-01-22 株式会社ジェイテクト ラック軸支持装置および車両用操舵装置
JP5218831B2 (ja) * 2008-07-31 2013-06-26 株式会社ジェイテクト ラック軸支持装置および車両用操舵装置
DE102010002193A1 (de) * 2010-02-22 2011-08-25 ZF Lenksysteme GmbH, 73527 Vorrichtung zum Andrücken eines Überlagerungselements
CN103003131A (zh) * 2010-04-28 2013-03-27 Zf操作系统有限公司 用于压紧齿杆的装置
DE102010029603A1 (de) * 2010-06-02 2011-12-08 Zf Lenksysteme Gmbh Vorrichtung zum Andrücken einer Zahnstange
KR101268245B1 (ko) * 2011-06-17 2013-05-31 주식회사 만도 자동차 조향장치의 랙바 지지장치
KR101146936B1 (ko) * 2011-10-28 2012-05-22 한국델파이주식회사 스티어링 기어의 랙 바 지지 장치
US9174666B2 (en) * 2012-05-30 2015-11-03 Jtekt Corporation Rack shaft support device and steering system including rack shaft support device
JP5928217B2 (ja) * 2012-07-20 2016-06-01 株式会社ジェイテクト ラックシャフト支持装置、およびこの装置を備えるステアリング装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61215805A (ja) * 1985-03-18 1986-09-25 鬼怒川ゴム工業株式会社 防振ワツシヤ
JP2000313374A (ja) * 1999-04-28 2000-11-14 T S Tec Kk 車両用のフレーム等の止着構造
US20090223314A1 (en) * 2008-03-07 2009-09-10 Eickholt Michael A Rack and pinion steering gear with self-adjusting rack bearing
US20100122595A1 (en) * 2008-11-18 2010-05-20 Mando Corporation Rack bar supporting device of steering apparatus for vehicle

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150124755A (ko) * 2014-04-29 2015-11-06 현대모비스 주식회사 요크 유격 보상장치
JP2015209201A (ja) * 2014-04-29 2015-11-24 ヒュンダイ・モービス・カンパニー・リミテッド ヨーク遊隔補償装置
US9517792B2 (en) 2014-04-29 2016-12-13 Hyundai Mobis Co., Ltd. Clearance compensator of yoke
KR102147866B1 (ko) * 2014-04-29 2020-08-25 현대모비스 주식회사 요크 유격 보상장치
KR20150142759A (ko) * 2014-06-11 2015-12-23 현대모비스 주식회사 요크 유격 보상장치
KR102145199B1 (ko) * 2014-06-11 2020-08-19 현대모비스 주식회사 요크 유격 보상장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP2687423B1 (en) 2015-03-18
EP2687423A1 (en) 2014-01-22
CN103538626A (zh) 2014-01-29
US20140020492A1 (en) 2014-01-23
CN103538626B (zh) 2017-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014020452A (ja) ラック軸支持装置および車両用操舵装置
JP5218831B2 (ja) ラック軸支持装置および車両用操舵装置
US8443689B2 (en) Rack shaft support device and torsion amount adjustment method for torsion spring used therein
JP5294007B2 (ja) ラック軸支持装置および車両用操舵装置
CN105317954B (zh) 滚珠丝杠装置
JP5962977B2 (ja) ラック軸支持装置およびこれを用いたステアリング装置
JP6657743B2 (ja) ステアリング装置
JP6112350B2 (ja) ラックガイド装置及びこれを含むステアリング装置
US9630646B2 (en) Apparatus for pressing a rack against a pinion of a steering gear assembly
US20200109771A1 (en) Ball screw device
JP5305092B2 (ja) ラック軸支持装置および車両用操舵装置
JP2014035016A (ja) 伝達比可変装置
JP5196259B2 (ja) ラック軸支持装置および車両用操舵装置
JP2016210320A (ja) ラックガイド装置
KR101209326B1 (ko) 탄성지지체 및 이를 구비한 자동차 조향장치의 랙바 지지장치
JP5408497B2 (ja) ラック軸支持装置および車両用操舵装置
JP6132147B2 (ja) ラックガイド装置
JP6112354B2 (ja) ラックガイド装置
JP2008307966A (ja) ラックガイド装置
JP4930771B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP7274338B2 (ja) ステアリング装置
JP5954574B2 (ja) ラック軸支持装置及びこれを用いたステアリング装置
JP2012116337A (ja) ステアリング装置の伸縮軸機構
JP2015044486A (ja) ラック軸支持構造
JP2012245899A (ja) ラック・アンド・ピニオン式ステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160407