JP2014020185A - 耐震天井取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】側壁から間隔を隔てた位置で天井スラブに吊り支持される吊天井を備えた耐震天井取付構造において、ほこりなどが付着し難くする。
【解決手段】側壁10から間隙を隔てた位置で天井スラブ11に吊り支持される吊天井20と、前記吊天井20の側縁に固定される吊天井見切材30と、上記吊天井見切材30より上方において前記側壁10に固定される側壁見切材40と、を備え、前記側壁見切材40と前記吊天井見切材30との間に塞ぎ手段50を設けた。
【選択図】図3

Description

この発明は、側壁から間隙を隔てた位置で天井に吊り支持される吊天井を備えた耐震天井取付構造に関する。
近年、地震等によって天井下地材や天井材が振動したときに側壁へ衝突して落下することを防止するために、側壁から間隔を隔てた位置で天井に吊り支持される吊天井を備えた耐震天井取付構造が用いられることがある。
例えば、特許文献1には、側壁から間隔を隔てて吊下部材に吊下げ支持された天井下地材と、天井下地材に支持された天井板と、天井下地材に固定され、側壁に対向する天井下地材の端部及び天井板の端部を被覆する見切材と、側壁と見切材との隙間よりも上方において側壁から突出する目隠部材と、から構成された天井構造が開示されている。
特開2008−95353号公報
しかし、上記した従来の天井構造では、見切材と目隠部材との間に隙間が存在するため、この隙間が空気の通り道となり、ほこりなどが付着し易いという問題点があった。
そこで、本発明は、側壁から間隔を隔てた位置で天井に吊り支持される吊天井を備えた耐震天井取付構造において、ほこりなどが付着し難くすることを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、以下の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載の耐震天井取付構造は、側壁から間隙を隔てた位置で天井スラブに吊り支持される吊天井と、前記吊天井の側縁に固定される吊天井見切材と、上記吊天井見切材より上方において前記側壁に固定される側壁見切材と、を備え、前記側壁見切材と前記吊天井見切材との間には塞ぎ手段が設けられていることを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記塞ぎ手段は、前記側壁見切材の先端付近に下向きで固定されるとともに、前記吊天井見切材に対して摺動可能に接触していることを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記側壁見切材に壁側索止金具を取り付けるとともに、前記吊天井に天井側索止金具を取り付け、前記壁側索止金具と前記天井側索止金具とを係留索で連結したことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記側壁見切材、前記吊天井見切材、及び、前記吊天井の天井材は、アルミニウム製の押出型材であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、側壁から間隙を隔てた位置で天井スラブに吊り支持される吊天井を備えているため、地震が発生して横方向に揺れた場合でも、吊天井と側壁との間に間隙が設けられていることにより天井材などが側壁に衝突しづらく、破損、破壊による吊天井の落下を防止することができる。
また、前記側壁に固定される側壁見切材を備えているため、側壁と吊天井との間の間隙を側壁見切材で塞ぐことができ、美観を損なう事がない。また、この側壁見切材は、吊天井見切材より上方において前記側壁に固定されているため、地震が発生して横方向に揺れた場合でも、吊天井や吊天井見切材が側壁見切材と衝突しづらくなっている。しかも、側壁見切材は直接壁へ固定できるため、下地材が不要であり、部品数を少なくしてコストを抑えることができる。
更に、側壁見切材と吊天井見切材との間には塞ぎ手段が設けられているので、側壁見切材と吊天井見切材との間で気密性を保つことができ、空気の通りを少なくすることでほこりなどが付着し難くすることができる。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、前記塞ぎ手段は、前記側壁見切材の先端付近に下向きに固定されるとともに、前記吊天井見切材に対して摺動可能に接触している。すなわち、塞ぎ手段は、側壁見切材にのみ固定され、吊天井見切材に対しては固定されていないため、塞ぎ手段が吊天井や吊天井見切材の動きを妨げることがない。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、前記側壁見切材に壁側索止金具を取り付けるとともに、前記吊天井に天井側索止金具を取り付け、前記壁側索止金具と前記天井側索止金具とを係留索で連結したので、万が一、吊天井が破損・破壊により吊りボルトから脱落しても、側壁見切材に係留索で止着してあるため、吊天井の落下をより防止することができる。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、前記側壁見切材、前記吊天井見切材、及び、前記吊天井の天井材は、アルミニウム製の押出型材であるため、視認可能な部位を同材質で形成することができ、統一感のある意匠を提供できる。
第1の実施形態に係る耐震天井取付構造の側面図である。 第1の実施形態に係る耐震天井取付構造の平面図である。 (a)は図2におけるA−A断面図、(b)は(a)の一部拡大図である。 (a)は図2におけるB−B断面図、(b)は(a)の一部拡大図である。 (a)は吊天井見切材の斜視図、(b)は吊天井見切材の側面図である。 (a)は側壁見切材の斜視図、(b)は側壁見切材の側面図である。 塞ぎ材の斜視図である。 第2の実施形態に係る耐震天井取付構造の側面図である。 図8の下り壁の拡大図である。 図9の一部拡大図である。 係留索で止着した態様を説明する図であって、(a)は図2におけるA−A断面図、(b)は図2におけるB−B断面図である。
(第1の実施形態)
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係る耐震天井取付構造は、図1に示すように、側壁10から間隙を隔てた位置で天井スラブ11に吊り支持される吊天井20と、前記吊天井20の側縁に固定される吊天井見切材30と、上記吊天井見切材30より上方において前記側壁10に固定される側壁見切材40と、を備えている。
吊天井20は、天井スラブ11に予め適宜間隔で取り付けられている吊りボルト12に支持金具24を介して固着される野縁受け材22と、前記野縁受け材22に直交する方向に固定される野縁材23と、野縁材23を保持するために野縁受け材22に取り付けられる野縁材保持具25と、前記野縁材23の下面に取り付けられる天井材21と、を備えて構成されている。
支持金具24は、図3(a)及び図4(a)に示すように、上端部を吊りボルト12に固定されており、この支持金具24の下部には、上方に向けて開口する断面略コ字状の保持部24aが形成されている。そして、この断面略コ字状の保持部24aの内側に野縁受け材22を係合させることで、野縁受け材22を支持するように形成されている。
野縁受け材22は、鋼板やステンレス板をコ字状に加工して形成された長尺材である。この野縁受け材22には、図3(b)に示すように、長手方向に所定間隔で野縁材23を保持するための野縁材保持具25が取り付けられている。野縁受け材22はこの野縁材保持具25を介して野縁材23を上方から吊支持する。
野縁材保持具25は、野縁受け材22に対して上から覆うように取り付けられる断面コ字状の部材であり、下部両側が図3(b)に示すような切欠き形状となっている。野縁材保持具25の下部両側には、この切欠き形状が設けられることで、上方に向けて突出する爪状の係合部25aが形成されている。
野縁材23は、鋼板やステンレス板を加工して形成される長尺材であり、図3(b)に示すように、上方に向けて開口するとともに、この開口部には開口縁が折り曲げ加工されることで係合フック23aが形成されている。この係合フック23aが上述した野縁材保持具25の係合部25aに係合することで、野縁材23は野縁受け材22の下部に固定されている。
天井材21は、吊天井20の下面を覆うように野縁材23の下部に固定されるものであり、本実施形態においてはアルミニウム製の押出型材を使用している。
上記構成の吊天井20の側縁には、図3(b)及び図4(b)に示すような吊天井見切材30が固定される。この吊天井見切材30は、図5に示すように、吊天井20の側面を覆うように略垂直な面を形成する背板部31と、この背板部31の上端から水平に延設された第1延出部32と、この第1延出部32よりも下方に第1延出部32と略平行に延設された第2延出部33と、この第2延出部33よりもさらに下方に第2延出部33と略平行に延設された第3延出部34と、を備えている。この吊天井見切材30は、本実施形態においてはアルミニウム製の押出型材を使用している。
第1延出部32は、図3(b)及び図4(b)に示すように、吊天井20の上面よりも上方において、吊天井20の上面の一部にオーバーラップするように配設され、吊天井20の端縁を覆うものである。この第1延出部32の上面は水平な面を形成しており、後述する塞ぎ材50が摺動可能となっている。
第2延出部33は、図3(b)及び図4(b)に示すように、野縁材23と天井材21との間に差し込まれた状態で野縁材23の下面にネジ39で固定されるものである。このように第2延出部33が野縁材23に固定されることで、吊天井見切材30が吊天井20に固定されている。
第3延出部34は、図5(b)に示すように、第1延出部32及び第2延出部33よりも出量が小さく形成されており、端部が上向きのL字状に屈折した形状となっている。この第3延出部34は、天井材21の下面よりも下方において、天井材21の下面の一部にオーバーラップするように配設され、天井材21の端縁を覆っている。これにより、天井材21の端部は、第2延出部33と第3延出部34との間に配置されて外部から視認できないようになっている。なお、図3(b)及び図4(b)に示すように、背板部31の内面には、第1延出部32の下面と第2延出部33の上面から突出した対の突片35と背板部31の内面へ挿入溝を設け、この挿入溝に、長手方向へ延びる吊天井見切材30同士を連結する為のジョイント材38を挿入する。
上記した吊天井20及び吊天井見切材30の上方には、図3(a)及び図4(a)に示すように、側壁見切材40が設けられている。この側壁見切材40は、側壁10に固定される断面略L字形の長尺部材であり、本実施形態においてはアルミニウム製の押出型材を使用している。この側壁見切材40は、図6に示すように、側壁10に沿って固定される壁当接部41と、この壁当接部41の下端部から略直角に延設された水平延出部42と、を備えている。この側壁見切材40は、図3(a)及び図4(a)に示すように、壁当接部41を側壁10に当接させた上でネジ49を使用して側壁10に固定されている。なお、上述した水平延出部42の開放端部には、下方に向けて開口する保持溝43が形成されている。なお、図3及び図4に示すように、水平延出部42の上面には、壁当接部41及び保持溝43の内面から突出した対の突片44と水平延出部42の上面へ挿入溝を設け、この挿入溝に、長手方向へ延びる側壁見切材40同士を連結する為のジョイント材38を挿入する。
ところで、本実施形態に係る耐震天井取付構造においては、側壁10から間隙を隔てた位置に吊天井20を設け、側壁見切材40が吊天井見切材30よりも上方に配置されているため、地震が発生して横方向に揺れた場合でも、吊天井20と側壁10との間に間隙が存在し、また、側壁見切材40と吊天井見切材30との間にも間隙が存在するため、天井材21などが側壁10や側壁見切材40に衝突しにくく、吊天井20が落下する問題が発生しにくい。
しかも、本実施形態においては、図3(a)及び図4(a)に示すように、側壁10と吊天井見切材30との間の間隙S1,S3と、吊天井見切材30と支持金具24との間の間隙S2,S4とは略同寸法に設定されている。これにより、大地震が発生して吊天井20が横方向に揺れても、側壁10に吊天井見切材30が衝突しづらく、破損、破壊による吊天井20の落下を防止することができる。
そして、本実施形態においては、側壁見切材40と吊天井見切材30との間には塞ぎ手段としての塞ぎ材50が設けられている。この塞ぎ材50を設けることで、側壁見切材40と吊天井見切材30との間で気密性を保って空気の通りを少なくすることでほこりなどを付着し難くしている。
塞ぎ材50は、図7に示すように、塩化ビニル等で形成された可撓性のシート部52と、このシート部52の一端縁に設けられた嵌入部51と、を備えており、この嵌入部51を側壁見切材40の保持溝43に挿入して係合させることで側壁見切材40の先端付近に下向きに取り付けられる。なお、保持溝43と嵌入部51との接触面には、図3(b)及び図4(b)に示すように、抜け止め方向に互いに噛合する逆止爪形状が形成されており、側壁見切材40に取り付けた塞ぎ材50が容易に脱落しないように形成されている。
ここで、図3(a)及び図4(a)に示すように、側壁見切材40の先端は吊天井見切材30の第1延出部32の上面に位置しており、また、塞ぎ材50のシート部52の長さは側壁見切材40の水平延出部42の下面と吊天井見切材30の第1延出部32の上面との間の距離よりも長く設定されている。このため、塞ぎ材50を側壁見切材40の先端付近に下向きに固定すると、塞ぎ材50のシート部52はL字状に折り曲げられて吊天井見切材30の第1延出部32の上面に載った状態となり、側壁見切材40と吊天井見切材30との間が塞ぎ材50のシート部52でほぼ完全に塞がれる。このとき、塞ぎ材50のシート部52は吊天井見切材30に対して固定されておらず、吊天井見切材30の第1延出部32の上面で吊天井見切材30に摺動可能に接触しているだけのため、もしこの状態で地震などの揺れが発生すると、塞ぎ材50のシート部52は吊天井見切材30の第1延出部32の上で滑りながら移動することとなる。しかも、シート部52は接触面の形状に合わせて形状を変化させることができるので、揺れの方向にかかわらず、側壁見切材40と吊天井見切材30の第1延出部32の上面との間を塞いだ状態を維持することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、側壁10から間隙を隔てた位置で天井スラブ11に吊り支持される吊天井20を備えているため、地震が発生して横方向に揺れた場合でも、吊天井20と側壁10との間に間隙が設けられていることにより天井材21などが側壁10に衝突しづらく、破損、破壊による吊天井20の落下を防止することができる。
また、前記側壁10に固定される側壁見切材40を備えているため、側壁10と吊天井20との間の間隙を側壁見切材40で塞ぐことができ、美観を損なう事がない。また、この側壁見切材40は、吊天井見切材30より上方において前記側壁10に固定されているため、地震が発生して横方向に揺れた場合でも、吊天井20や吊天井見切材30が側壁見切材40と衝突しづらくなっている。しかも、側壁見切材40は直接側壁10へ固定できるため、下地材が不要であり、部品数を少なくしてコストを抑えることができる。
更に、側壁見切材40と吊天井見切材30との間には塞ぎ手段としての塞ぎ材50が設けられているので、側壁見切材40と吊天井見切材30との間で気密性を保つことができ、空気の通りを少なくすることでほこりなどが付着し難くすることができる。
また、前記塞ぎ材50は、前記側壁見切材40の先端付近に下向きに固定されるとともに、前記吊天井見切材30に対して摺動可能に接触している。すなわち、塞ぎ材50は、側壁見切材40にのみ固定され、吊天井見切材30に対しては固定されていないため、塞ぎ材50が吊天井20や吊天井見切材30の動きを妨げることがない。
また、前記側壁見切材40、前記吊天井見切材30、及び、前記吊天井20の天井材21は、アルミニウム製の押出型材であるため、視認可能な部位を同材質で形成することができ、統一感のある意匠を提供できる。なお、天井材21はアルミニウムスパンドレルで構成することが好ましい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について、図8〜10を参照しながら説明する。
本実施形態の特徴点は、吊天井20として第1の吊天井20Aと第2の吊天井20Bとの2つの吊天井20を備え、この2つの吊天井20で下り天井を構成した点にある。
本実施形態に係る第2の吊天井20Bは、図8に示すように、側壁10に対して間隙を設けて配置されている。この第2の吊天井20Bには、側壁10側の端部に吊天井見切材30が取り付けられている。そして、第2の吊天井20B及び吊天井見切材30の上方には、側壁見切材40が設けられている。この側壁見切材40の先端付近には、塞ぎ材50が下向きに取り付けられており、塞ぎ材50のシート部52が吊天井見切材30に対して摺動可能に接触している。
また、この第2の吊天井20Bの他方の端部には、略垂直な立ち上がりが形成されており、この立ち上がりによって下り壁が形成されている。具体的には、図9及び図10に示すように、第2の吊天井20Bの他方の端部において、出隅用廻り縁材48を介して天井材21が略垂直に立ち上がり、垂直な壁面(下り壁)が形成されている。
また、この下り壁の上端部には吊天井見切材30が固定されている。この吊天井見切材30は図9及び図10に示すように、第1の実施形態において使用した吊天井見切材30を90度回転させて使用したものである。そして、第1の吊天井20Aの端縁付近には塞ぎ材ホルダー53が設けられており、この塞ぎ材ホルダー53に塞ぎ材50が取り付けられることで、第1の吊天井20Aと第2の吊天井20Bとの間を塞ぐことができる。そして、この塞ぎ材50のシート部52はL字状に折り曲げられて吊天井見切材30の上面で摺動可能に接触している。
上記の構成によれば、第1の吊天井20Aと第2の吊天井20Bとで下り天井を構成することができ、このような下り天井構造においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、吊天井見切材30は、向きを変えるだけで第1の実施形態の構造にも第2の実施形態の構造にも使用可能であるので、それぞれの実施形態に応じたものを用意する必要がない。すなわち、部材点数を減らすことができ、製造コストを低減させることができる。
(その他)
なお、図11に示すように、側壁見切材40に壁側索止金具55を取り付けるとともに、吊天井20に天井側索止金具56を取り付け、壁側索止金具55と天井側索止金具56とを係留索57で連結してもよい。このように形成すれば、万が一、吊天井20が破損・破壊により吊りボルト12から脱落しても、側壁見切材40に係留索57で止着してあるため、吊天井20の落下をより防止することができる。
10 側壁
11 天井スラブ
12 吊りボルト
20 吊天井
21 天井材
22 野縁受け材
23 野縁材
23a 係合フック
24 支持金具
24a 保持部
25 野縁材保持具
25a 係合部
30 吊天井見切材
31 背板部
32 第1延出部
33 第2延出部
34 第3延出部
35 突片
38 ジョイント材
39 ネジ
40 側壁見切材
41 壁当接部
42 水平延出部
43 保持溝
44 突片
48 出隅用廻り縁材
49 ネジ
50 塞ぎ材(塞ぎ手段)
51 嵌入部
52 シート部
53 塞ぎ材ホルダー
55 壁側索止金具
56 天井側索止金具
57 係留索

Claims (4)

  1. 側壁から間隙を隔てた位置で天井スラブに吊り支持される吊天井と、
    前記吊天井の側縁に固定される吊天井見切材と、
    上記吊天井見切材より上方において前記側壁に固定される側壁見切材と、
    を備え、
    前記側壁見切材と前記吊天井見切材との間には塞ぎ手段が設けられていることを特徴とする、耐震天井取付構造。
  2. 前記塞ぎ手段は、前記側壁見切材の先端付近に下向きで固定されるとともに、前記吊天井見切材に対して摺動可能に接触していることを特徴とする、請求項1記載の耐震天井取付構造。
  3. 前記側壁見切材に壁側索止金具を取り付けるとともに、前記吊天井に天井側索止金具を取り付け、前記壁側索止金具と前記天井側索止金具とを係留索で連結したことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の耐震天井取付構造。
  4. 前記側壁見切材、前記吊天井見切材、及び、前記吊天井の天井材は、アルミニウム製の押出型材であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の耐震天井取付構造。
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