JP3116231U - 吊戸の上レール取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 戸袋を備えた吊戸装置であって、吊戸が吊設されて開閉する上レールの取付け構造であって、別部品として製作される止金具を用いることなく、レール台に上レールの後端部を固定することが出来るレール取付け構造の提供。
【解決手段】 上レール3が取付けられるレール台4の戸袋側にはレール台基板7との間に溝10を設けて下方へ延びる嵌合部9を有す上止金具6を設け、又レール台基板7との間に溝12を設けて上方へ延びる嵌合部11を有すと共に該嵌合部11の上端を湾曲して水平に延びる受け部8を形成した下止金具5を設け、これら上止金具6と下止金具5の溝10、12に上レール3の上基板18と下基板19を嵌め、更に必要に応じて適当な位置に下止金具5を設けて支持し、間口側はレール台4にネジ止めしている。
【選択図】 図4

Description

本考案は吊戸を吊設して吊車が走行する上レールの取付け構造に関するものである。
図5は従来から一般的に使用されている吊戸装置の正面図であり、吊戸(イ)は上レールに吊設されて走行し、間口を開閉することが出来る。そして、吊戸(イ)が開口した場合に納まる戸袋を構成する戸袋パネル(ロ)が据付けられ、上レールをカバーすると共に点検する為の点検パネル(ハ)が上部に取付けられている。この点検パネル(ハ)は簡単に取外して内部を開口することが出来る取着構造と成っている。
同図の(a)は点検パネル(ハ)が吊戸(イ)と戸袋パネル(ロ)に跨った長いパネルが用いられ、(b)では戸袋(ロ)が上端まで延びて点検パネル(ハ)は吊戸(イ)の上部のみとなっている。このような吊戸装置は部屋を仕切っている間仕切パネルの一部として構成しているために、上レール等の開閉装置の保守点検時には上記戸袋パネル(ロ)及び点検パネル(ハ)を取外すことが出来る。
ところが、建物によってはパネルを据付する間仕切装置を用いないで、ボードやクロス貼りなどによる建築壁として施工することもある。この場合には、間口に設ける吊戸の戸袋も建築壁と同じ壁面にて構成し、点検パネルの部分も建築壁とされる。建築壁にて戸袋パネルや点検パネルを構成する方が外観意匠が良くなる。しかし、取外し出来る戸袋パネルや点検パネルがないことで、吊戸を吊設する上レール並びにその他の付属装置の保守点検が出来ない。
そこで、このような戸袋構造とした引戸装置では、上レールを簡単に着脱して保守点検が可能な吊戸の上レール取付け構造としている。特許第3243639号に係る「吊戸のレール取付け構造」は従来技術であり、吊戸は僅かに傾斜したレールに吊設されて開いた吊戸は自重によって自然に閉じることが出来る半自動で、間口を開口した際には吊戸が進入する戸袋を有す吊戸装置の上記レールの取り付け構造において、レールはレール台に取着され、戸袋側はレール台に取着したツメに引っ掛けてレールを支持し、間口側はネジ止めした構造と成っている。
すなわち、レール台には別部品として製作したツメが取付けられるが、その分だけ製作コスト及び取付けコストが嵩むことになる。図6はレール台(ニ)に上レール(ホ)を取付けた従来構造を示しているが、戸袋側の後端部では3個の止金具(ヘ)、(ヘ)、(ヘ)によって拘束され、間口側ではネジ(ト)、(ト)・・によって締め付けられている。すなわち、上レール(ホ)は下側2個と上側1個の止金具(ヘ)、(ヘ)・・の間に挿入し、間口側はネジ止めされた構造と成っている。
特許第3243639号に係る「吊戸のレール取付け構造」
このように従来の上レール取付け構造には上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこれら問題点であって、別部品として製作される止金具を用いることなく、レール台に上レールの後端部を固定することが出来るレール取付け構造を提供する。
本考案のレール取付け構造は、レール台に止金具が一体成形されている。止金具の個数は特に限定しないが、基本的には前記図6に示したものと同じく下側に2個と上側に1個が成形され、これら止金具の間に上レールを挿入して拘束する。ところで、止金具の形状は上レールの取付け部断面形状によって違ってくる為に限定しないが、下側止金具は受け部と嵌合部を有し、上側止金具は嵌合部を形成している。
ところで、嵌合部は上レールが挿入し易いように入口側が外方向へ傾斜している。又、受け部はその中央部に水平部と側部に傾斜部を設けている。上記止金具によって上レールの後端部が固定され、間口側は従来通りネジ止めされる。上レールは上下基板を有し、両基板の間からアームを延ばすと共にレール部を立ち上げた形状としている。
本考案ではレール台に止金具を一体成形し、この止金具によって上レールの後端部側を固定することが出来る。従来のように別部品として製作した止金具を用いて、これをレール台に取着する場合に比べてコストは安くなる。又、止金具はレール台の所定の位置に正しく成形されるために、上レールは取付け易くなる。そして、上レール下側に位置する下止金具の受け部は、その先端部が傾斜している為に、上レールを傾斜してレール台に取付けることも可能と成る。
図1は建築壁にて戸袋1を構成している吊戸装置の正面図であり、吊戸2は上レール3に吊設されて開閉することが出来る。戸袋1は建築壁にて構成している為に取外すことが出来ず、上レール3の着脱は吊戸2を外した状態で間口側から行われる。すなわち、上レール2の戸袋側(後端部)をレール台にネジ止めすることが出来ない為に、レール台に設けている上下止金具にて固定し、この状態で上レール3の間口側(先端部)をネジ止めしている。
図2は上レール3が取付けられるレール台4の後端部を表している具体例であり、レール台4は前記図6とその基本形態は同じであり、金属板を材質とした概略L形断面の長尺材から成っている。同図に示しているレール台4の後端部には下止金具5a,5bが所定の距離をおいて設けられ、上止金具6は下止金具5bと対を成して設けられている。
上記下止金具5a,5b及び上止金具6は別部品をレール台4に固定したものではなく、レール台4の一部を打抜き・曲げ成形された止金具である。すなわち、下止金具5a,5b及び上止金具6はレール台4に一体成形されている。下止金具5a,5bはレール台4の基板7に対して概略L形を成し、基板7との間に溝12を残して嵌合部11が上方へ延び、該嵌合部11の上端部が湾曲して水平に延びる受け部8,8を有している。
一方の上止金具6は基板7に対して同じく概略L形を成し、嵌合部9が下方へ延びており、該嵌合部9と基板7との間には溝10が形成されている。これら下止金具5a,5b及び上止金具6を成形する方法は自由であるが、基板7を打抜いて曲げ成形する為に、周囲には空間13,14を設けている。
図3は図2のA部拡大図であり、上記下止金具5aを示している。同図の(a)は(b)のB−B断面図である。下止金具5aは嵌合部11と受け部8から成り、嵌合部11は基板7との間に溝12を残して該基板7と平行を成している。そして、受け部8は嵌合部11及び基板7に対して垂直を成し、水平に延びている。又、該受け部8は中央に水平部15とその両側には傾斜部16,16を形成している。更に、嵌合部11の両端を屈曲して傾斜部17,17を設けている。
図4は上レール3が下止金具5と上止金具6にて固定されている場合の断面図である。上レール3は上方へ延びる上基板18と下方へ延びる下基板19を有し、上下基板18,19の間から水平に延びるアーム20を設け、該アーム先端から上方へ延びるレール部21を有している。吊戸2を吊設する吊車(図示なし)はレール部21に載って走向して吊戸2を開閉することが出来る。
ところで、上レール3の下基板19は下止金具5に係合して溝12に嵌り、アーム20は受け部8に載置される。又、上基板18は上止金具6の溝10に嵌合している。すなわち、上レール3の上下基板18,19は上下止金具5,6とレール台4の基板7との間に形成している溝10,12に嵌合すると共に、下止金具5の受け部8に載って支持される。
上レール3は、間口側から挿入することでその上基板18及び下基板19が上止金具6及び下止金具5の溝10,12に嵌合して拘束される。ここで、上基板18及び下基板19が溝10,12に嵌り易くするために、上止金具6及び下止金具5の嵌合部9,11の両側端は図3に示しているように傾斜している。
ところで、上レール3の間口側(先端部)はレール台4にネジ止めされるが、水平に取付ける場合、先端部側を僅かに低く傾斜して取付ける場合とがある。上レール3を水平に取付ける場合には受け部8の水平部15に載り、上レール3を傾斜して取付ける場合には傾斜部16に載置される。
吊戸装置の正面図。 下止金具と上止金具を成形したレール台。 図2のA部拡大図。 上止金具と下止金具によって固定された上レール。 パネルで戸袋を構成した吊戸装置の正面図。 従来の上レール取付け構造。
符号の説明
1 戸袋
2 吊戸
3 上レール
4 レール台
5 下止金具
6 上止金具
7 基板
8 受け部
9 嵌合部
10 溝
11 嵌合部
12 溝
13 空間
14 空間
15 水平部
16 傾斜部
17 傾斜部
18 上基板
19 下基板
20 アーム
21 レール部












Claims (2)

  1. 戸袋を備えた吊戸装置であって、吊戸が吊設されて開閉する上レールの取付け構造において、該上レールが取付けられるレール台の戸袋側にはレール台基板との間に溝を設けて下方へ延びる嵌合部を有す上止金具を設け、又レール台基板との間に溝を設けて上方へ延びる嵌合部を有すと共に該嵌合部の上端を湾曲して水平に延びる受け部を形成した下止金具を設け、これら上止金具と下止金具の溝に上レールの上基板と下基板を嵌め、更に必要に応じて適当な位置に下止金具を設けて支持し、間口側はレール台にネジ止めしたことを特徴とする吊戸の上レール取付け構造。
  2. 上記下止金具の受け部にはその中央に水平部を形成し、側端部には傾斜部を設けた請求項1記載の吊戸の上レール取付け構造。











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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0890110A (ja) * 1994-09-19 1996-04-09 Takada Kogyo Kk 板材自動加工装置
JP2009002090A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Bunka Shutter Co Ltd 引戸装置のガイド部材支持構造
KR101331393B1 (ko) 2012-11-20 2013-11-20 박설화 붙박이장용 미닫이 도어의 슬라이드 개폐를 위한 상부프레임 구조

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