JP4596967B2 - プレート吊り下げシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ガラスプレートその他のプレート状物を吊り下げた状態に維持するための吊り下げシステムに関する。本発明は更に、そのような吊り下げシステムであって免震性能を高めたものに関する。
一定以上の床面積を有する建物には、火災時に発生する煙から避難する時間を稼ぐために、防煙垂れ壁の設置が義務付けられている。防煙垂れ壁は、多数のプレート(ガラスプレート等)を天井から所定の高さまで下ろしたものを連ねることによって構成される。各プレートは、単に一列に直線状に並べられるばかりでなく、途中で方向を変えて配列されるなど、部屋の形状や面積に応じて配列形態は様々である。また、またプレートの下側縁の高さは、排煙窓の高さに適するよう、施工対象である部屋の構造から決められる一定の高さとなるように調整される。
防煙垂れ壁の取り付けは、従来、図1に示すように、天井に取り付けられたフレーム1の下側にある長手方向の開口6にプレート4、5を挿入し、フレーム1から下がった吊り金具2の受け部3上に、2枚のプレートの対向した角部を載せることによって行っていた。
従来の防煙垂れ壁では、プレートの取り付けは、通常、吊り金具から離した位置でプレートをフレーム1内に垂直に挿入しその後水平方向にプレートをずらすことによって前側の角部を吊り金具2の受け部3の後半部分の上に載せ、次いで、後側の角部は次の吊り金具2の受け部3の前半部分を後側の角部の下に滑り込ませて支持させ、この受け部3の後半部分に、次のプレートの前側の角部を載せるという、反復作業で行われる。あるいは、取り付け場所によっては、既に定位置に設けた1対の吊り金具2の間に、プレートをやや傾斜させて受け部3とのぶつかりを回避しつつフレーム1内に挿入した上で、垂直に戻して受け部3上に載せるということも行われる。
これら取り付け工程の各段階おいて、最後尾のプレートは、吊り金具2の受け部3の前半部分にのみ載っているため、力学的に不安定な状態にある。すなわち、最後尾の受け部3がプレートの荷重で傾いで最後尾のプレートの角部から後方に抜けてプレートの落下をもたらすという危険が、常にある。そしてこれにより最後尾の1枚が脱落すると、これに先行する直前のプレートの後側の吊り金具2が同じ状況となり、直ちに同じ不安定さに曝されることとなり、最後尾のプレートの落下の反動を受けて次々とプレートが落下する場合があった。従って、プレートの取り付け作業は、このような脱落を防止し安全を確保するため、施工時にきめ細かな注意を要するものであった。また、全てのプレートの取り付けが完了した後は、多数のプレートの下縁を釣り金具2と共に覆うエッジカバーが全長に亘って通常嵌められる。エッジカバーは、美観のためと、プレートを受け部3から幾分外れにくくするためのものであるが、プレートを保持する機能はなく、また、施工完了後に期間を経てエッジカバー自体が時に脱落することがよくあった。また、このようにして構成された防煙垂れ壁は、免震性が低く、地震時にガラスプレートが割れ易い上、1枚のプレートがエッジカバーと共に脱落するとこれに隣接するプレートの支持が前記と同様に不安定となり、次々と連続落下して、防煙垂れ壁全体が崩落する危険が大きかった。このため、そのような危険をなくすことのできるプレート吊り下げ手段に対する、潜在的な需要があった。
これに対し、本発明者は、防煙垂れ壁等の、上から吊り下げる形で任意の枚数のプレートを取り付けるためのシステムであって、施工の作業効率と安全性とを高め且つ施工完了後の吊り下げプレート構造物の安定性・安全性を高めることのできる、プレート吊り下げ用システムを開発し、これについて国際出願を行った(特許文献1参照)。このシステムでは、プレートの上縁の両側付近に直接に保持部材が固定され、一方、天井側に張られるフレーム部材には、その下側に開いた長手方向の開口の内側に、やはり長手方向に延びたポケットが形成されており、その中に断面「く」の字形の板状の係止部材がスライド可能に挿入されその先が開口内に突出している。このシステムでは、フレーム部材内へ個々のプレートを下から挿入し、プレートに固定された保持部材の係止部材の上に載せることで、プレートの吊り下げが完了する。
従って、このシステムでは、プレートの各々が、プレートの上縁において独立して吊り下げられるため、安定が高く、図1に示した従来の吊り金具を用いたシステムのような崩落のおそれがないことから、地震時の免震性に優れ、しかも取り付けも極めて簡単且つ安全に行うことができる。しかしながら、近年の地震多発傾向を考慮すると、更に免震性能を高めてプレートを極めて破断しにくくし、且つ、たとえ破断するプレートがあったとしても破片の落下による二次災害を最小限に止めることのできる、安全性に優れたプレート吊り下げシステムを提供することが望ましい。
WO 2004/093998公報
上記の背景において、本発明は、免震性能を更に高めたプレート吊り下げシステムを提供することを目的とする。
本発明者は、上記特許文献1記載のシステムにおいては、プレートが個々に独立して吊り下げられるが、強い揺れ等によってプレートが破断した場合には、その下側部分が落下することが避けられないことに着目し、これを防止すること、及びこれに加えて、破損自体起こりにくくすることを求めて、検討を行った。その結果、新たなプレート吊り下げシステムであって、取り付け時の作業性を損なうことなしに、プレートの破断に対する抵抗を高めると共に、仮にプレートが破断しても破片の落下を起こしにくくすることができる構造を有するものを見出し、本発明を完成させた。すなわち本発明は以下を提供するものである。
(1)プレート吊り下げシステムであって、
(a) プレート上縁部を収容するための長手方向に延びる開口を下側に備えた上側フレーム部材であって、該開口が、該上側フレーム部材の長手方向に沿った両側壁からそれぞれ内側に回り込んで立ち上がった内壁によって画されていることにより、該開口の両側において該両側壁とこれに連なる該内壁との間に長手方向に延びるポケットがそれぞれ形成されているものである上側フレーム部材と、
(b) 前記ポケット内に挿置することができ且つ前記ポケット内に挿置したとき一部が該ポケットから該開口内に突出するように構成された係止部材と、
(c) プレートの前縁、後縁及び下縁をそれぞれ保持する前側フレーム、後側フレーム及び下側フレームにより構成される三方フレームと、
(d) 該前側フレーム及び該後側フレームの上部にそれぞれ備えられた、上方へ突出した係止フックと
を含んでなり、
該係止フックが、該係止部材の1対が対向して該ポケット内に挿置されたときに該1対の係止部材が画する間隙の幅より狭い幅のものである頸部と、該頸部の上に位置し、該開口の幅より狭く且つ該間隙より広い幅のものである頭部と含むものであり、
該上側フレーム部材が、該係止部材の1対が対向して該ポケット内に挿置されたときに該1対の対向した係止部材より上方に該頭部を収容し得る空間を備えており、
該空間内に該頭部が収容されたとき、該頭部を、該頸部の両側において、該ポケットから該開口内に突出して対向した該1対の係止部材によって下方から支持することによりプレートを保持した三方フレームを吊り下げるものである、プレート吊り下げシステム。
(2)該上側フレーム部材の内面が、該係止部材上に支持された該係止フックの頭部の該フレーム部材内における側方変位を該所定の範囲に制限する突出部を備えるものである、上記1のプレート吊り下げシステム。
(3)該ポケット内に挿置されたとき、該係止部材の該開口内へ突出する部分の上側面が該上側フレーム部材の側方へ向かって下降する傾斜を有するものであり、該上側面に該係止フックの頭部が支持されるものである、上記1又は2のプレート吊り下げシステム。
(4)該上側フレーム部材が、吊り下げられるための係合手段をその上側に含むものである、上記1ないし3の何れかのプレート吊り下げシステム。
(5)該係合手段が、該上側フレーム部材の両側からそれぞれ対向して突出した、断面L字状の長手方向に延びる突条である、上記4のプレート吊り下げシステム。
(6)該三方フレームが、該前側フレームの前面及び/又は該後側フレームの後面に対して立ち上がって、該前側及び/又は後側フレームに沿って上下方向に延びる可撓性の緩衝部材を備えるものである、上記1ないし5の何れかのプレート吊り下げシステム。
(7)該緩衝部材が、上下方向に延びる1列又は2列以上のヒレ部を含んでなるものである、上記6のプレート吊り下げシステム。
(8)該ヒレ部が、その幅の途中で側方へ折り曲げ可能であるか又は折り曲げられた形態である、上記7のプレート吊り下げシステム。
(9)該緩衝部材の該側方へ折り曲げ可能なヒレ部が、その幅の途中に上下方向に延びたヒンジ部を備えるものである、上記8のプレート吊り下げシステム。
(10)該前側フレーム及び該後側フレームが、それぞれ前面及び後面に、該緩衝部材の一部を嵌め込むことのできる上下方向に延びる係合溝を備えるものである、上記1ないし9の何れかのプレート吊り下げシステム。
(11)該前側フレーム及び該後側フレームが、それぞれ前面及び後面に、上下方向に延びる係合溝を備え、これに該緩衝部材の一部が嵌め込まれることによって取り付けられるものである、上記6ないし9のプレート吊り下げシステム。
(12)上記6ないし11の何れかの該プレート吊り下げシステムによる吊り下げプレート構造物の設置方法であって、三方フレーム中にプレートを保持し、該係止フックを、該上側フレーム部材の該開口に下方から挿入し、該ポケット内の該係止部材を該係止フックの該頭部の下方にスライドさせて該係止部材により該頭部を支持させることにより該三方フレームに保持されたプレートを吊り下げることと、複数の三方フレームの隣接する前側フレーム及び後側フレームの間隙を該緩衝部材で塞ぐこととを特徴とする方法。
上記各構成になる本発明は、各プレートが三方フレームによって個別に保持されるため、多数のプレートを一連に取り付けてあっても、地震時の横揺れに応じて、各三方フレームが個別に揺れて応力を逃がすことができる柔構造となるほか、プレートを直接吊り下げず、三方フレームを介して吊り下げているため、揺れに対してプレートに応力が殆ど作用せず、従って、破断が防止できる。また、三方フレームによってプレートが個々に囲まれているため、プレート同士が直接に激突することも防止でき、この点でもプレートの破断が防止される。また、隣り合う三方フレーム間に緩衝部材を設けておけば、三方フレーム同志の激突も回避できることから、プレートの破断は、一層確実に防止できる。また、仮にプレートが破断したとしても、三方フレームによって周囲が保持されているため、そうでない場合に比してプレートの破片の落下の可能性を、大幅に低減できる。これは、三方フレームとプレートとを、例えばシリコーンシーラント等によって接着し完全に一体化させておくこともできるから、一層確実に達成できる。更には、本発明は、工場でのユニット化された生産及び出荷に適しており、現場での取り付け作業の簡略化が可能となるため、設置コストの低減をもたらすこともできる。
本発明において、「上側フレーム部材」は、所望の枚数のプレートを吊り下げるのに対応して長いものであってもよく、また短いものの端同士を突き合わせて用いてもよいから、その長さに関して特に限定はない。「上側フレーム部材」の他の寸法についても特に限定はないが、従来吊り金具と共に用いられている通常のフレームと同程度のものでよい。
また、フレーム部材の開口の両側に設けられた長手方向に延びる「ポケット」は、上側フレーム部材の一端から他端まで一様に延び、両端において開放されたものであってよい。
係止部材は、例えば、屈折又は弯曲した端面図形状を有するものや、そのような形状を含んでいる形状(例えば、直線部分と、その途中で側方へ突出した部分とを有する形状)であってよい。また簡便には、例えば、概略長方形の板を長手方向に沿って屈折ないし湾曲させた形状のものであるが、必ずしも一様な板状のものでなくともよい。例えば、そのような板と同様の輪郭を有する屈折ないし弯曲させたリングや中央その他強度上不要な部位を切り欠いた板、或いは、そのような板と同様の端面図形状(すなわち、フレーム部材のポケット内に一方の側を挿入してフレーム部材の長手方向から見たときの形をいう。)を与える他の任意の形状であってもよい。例えば、係止部材としてアルミニウム板を用いる場合には、プレスして長手方向に沿って折り曲げあるいは湾曲させたものを用いることができる。また、同様な形状を板バネ材料で形成してもよい。
三方フレームは、吊り下げるプレートの前後の(すなわち縦方向の対辺をなす)縁及び下縁がその中に嵌って保持されるものである限り、その具体的形態は適宜であってよい。例えば三方一体に成形されたフレームであっても、前側、後側及び下側の各フレームを別個に作成しボルトその他の適宜な手段で結合させたものであってもよい。
係止フックは、三方フレームの上部に備えられるが、三方フレームと一体成形された部分として備えられていてもよく、また三方フレームにボルトその他の適宜な手段で取り付けられる別個の部材として備えられていてもよい。係止フックの頭部は、上側フレーム部材のポケットから突出している係止部材によって左右の下方から支えられるものであり、1対の係止部材の間隙から抜け落ちるおそれがないように、該間隙の幅より広い幅を有することが必要であり、より好ましくは、何らかの原因で仮に片方の係止部材が係止フックの下から外れることがあったとしても、プレートの脱落が起きないよう、ポケットから突出した片方の係止部材と、その反対側の開口部内壁面との間の幅よりも広い幅を有する。係止フックの頚部は、1対の係止部材の間隙を通ることのできる幅であればよい。係止フックの厚みや形状は、これらの条件を満足するように適宜決定すればよい。簡便には、頭部及び頚部に対応する幅の輪郭を有する平板状の部材であるが、これに限定されず、例えば頭部を厚みの大きいブロック状に形成してもよい。
必須ではないが、上側フレーム部材の内面には、係止部材上に支持された係止フックの頭部が上側フレーム内で左右一方の側へ偏るのを阻止して頭部の側方変位を所定の範囲に制限するための突出部が備えられる。突出部は、上側フレームのほぼ中央から左右一方の側へ変位させようとする外力が作用したとき係止フックの側面に当接してその移動を阻止する機能を有するものである。従って、係止フックの左右方向への変位を実質的に阻止できる距離だけ上側フレーム部材の内面から内方へ向けて対抗して突出しているものである限り、その形状は適宜なものであってよく、例えば、上側フレーム部材の長手方向に延びる突条であってもよく、また上側フレーム部材の内部の上半分を肉厚にすることで横方向の寸法を狭めることによって突出部を構成してもよい。
また、係止部材の形状を、係止部材を上側フレーム部材のポケットに挿入したときに、開口内に突出する部分の上側面が上側フレーム部材の側方へ向かって下降する斜面を提供することとなるようにしておくことが好ましい。そのような形状としておけば、係止フックの頚部から両側へと張り出した頭部の下縁に、この斜面に載る形状(例えば、これと同一の傾斜を備えた形状)をそれぞれ与えることで、係止フックの頭部が1対の係止部材の中央で最も安定化するため、上側フレーム部材の中心軸への三方フレームの位置決めが、自然に達成できると共に、係止フックと係止部材との噛み合いも極めて安定なものとなる。
上側フレーム部材は、吊り下げられるための係合手段をその上側に含むことができる。そのような係合手段は、例えば、当業者に周知のフレーム用吊りボルトの下端にT字状に固定された係合突板を挿入して係合できるような、上側フレーム部材の上側の中心線上に設けられた長手方向に延びる切り抜きであってよい。該係合手段の特に好ましい一例は、相互に対向して突出した断面概略L字状の長手方向に延びる突条であり、両突条の縁の間隙が前記長手方向に延びる切り抜きに相当するものである。そのような係合手段を有することにより、ビル等の建築物の各部屋の天井裏に取り付けられる野縁受(例えば、Cバー)に対し、通常のフレーム吊りボルト等を介して上側フレーム部材を取り付けて天井面に配置させることができる。しかしながら、係合手段は上記のものに限られず、フレーム吊りボルトその他、使用する吊り下げ部材の形状に応じて適宜の形状とすることができる。また、係合手段の形状は、フレーム部材の全長に亘って一定の断面形状のものとしてよい。そのような形状の場合、アルミニウム等の押出成形で容易に形成できる。
上側フレーム部材に一連に吊り下げられる隣接の三方フレームの間は、従来と同様にシーラントで塞いでもよい。しかしながら、三方フレームを、その前側フレームの前面及び/又は該後側フレームの後面に対して立ち上がって、該前側及び/又は後側フレームに沿って上下方向に延びる可撓性の緩衝部材を備えるものとするのが、より好ましい。緩衝部材は、吊り下げられた複数の三方フレーム同士、又は三方フレームと建物の壁面や他のプレートの側面等の平面との間に適切な間隔(例えば20mm)を確保させると同時に、建物が歪んでもそれらが直接衝突することを防止すると共に、三方フレームに(従って、これに保持されたプレートに)対して作用し得る剪断等の応力発生を防止又は応力を減弱させる働きをし、これにより、プレート吊り下げシステムに優れた免震性能を付与する。
緩衝部材の一例は、上下方向に延びる1列又は2列以上の、幅に比して高く立ち上がったヒレ状の突条であるヒレ(鰭)部を含んだものであり、ヒレ部は、その幅の途中で側方へ折り曲げ可能であるのが通常は好ましく、壁面などの平面に隣接することになる末端の三方フレームの場合には、当該平面に隣接する側のフレーム部材用には、当該平面に面で接触できるよう、折り曲げられた形態しておいてもよい。ヒレ部を一定の線に沿って折り曲げ容易なものにするために、例えば、その幅の途中に上下方向に延びる薄肉部等のようなヒンジ部を備えておいてもよい。なお緩衝部材は、難燃性又は不燃性の樹脂、ゴム等の適宜の素材より形成することができる。
緩衝部材は、三方フレーム部材に適宜の手段で取り付ければよく、例えば、ボルトによって取り付けることができる。しかしながら、前側フレーム及び後側フレームを、それぞれ前面及び後面に上下方向に延びる係合溝を備えるものとして形成するのがより便利で作業性の向上に役立つ。係合溝は、表面の開口幅よりも側方へ広がった内部幅を有するものとするのが好ましい。そのような形態としては、例えば、横断面において概略T字状、概略円形、概略台形(あり溝)等の溝が挙げられるが、これらに限定されない。これに嵌め込むべき緩衝部材の部分は同様の断面形状としておけばよい。
本発明のプレート吊り下げシステムは、防煙垂れ壁の設置のために極めて有利に用いることができるが、これのみならず、部屋を区分けするための吊り下げ式の仕切り壁、建物の吊り下げ式の外壁や内壁又は窓ガラス用のサッシその他、プレート状の物を吊り下げた形で設置するための広い用途に使用することができる。吊り下げられるべきプレートの材料としては、ガラスの他、金属、石材、セラミック、合成樹脂、木材それらの合板その他適宜の材料であってよい。特に、上記の緩衝部材を用いたものは、極めて優れた免震機能を有する。
以下、従来例及び本発明の典型的な一実施例を参照して本発明を更に具体的に説明するが、本発明が該実施例に限定されることは意図しない。
〔従来例〕
図1は、従来タイプの防煙垂れ壁のシステムの一例を示す斜視図である。1は天井内の野縁受(Cバー)から吊り下げられる形で天井に取り付けられるフレーム(の一部)であり、この下側に吊り金具2の上端が掛けられている。吊り金具2は下端に、両側の折り返された受け部3a、3bを有しており、これに、プレートの2つの角部がそれぞれ載せられ支持される。4は、正にこれから取り付けられようとするプレート(例えばガラス)であり、5は先に取り付けられているプレートである。プレート4は、他のプレート同様、両側に位置する受け部3a、3bの半分の部分によって支持される。プレート4の手前側には更に次のプレートが取り付けられ、順次この作業が反復されることによって、全てのプレートが取り付けられる。地震時の激しい揺れに対しては、一連のプレート面外方向、面内方向(水平及び上下)に揺れ、各受け部にもその両側のプレートからの様々な方向の力が変化しつつ大きく作用し、支持が不安定となる。こうして、例えばプレート5の角部が受け部3bから外れると、プレート5は直ちに落下する。更には、一旦プレート5が落下すると、受け部3bは、片側でのみプレート4を受け、反対側からの押さえがなくなるため、例えば吊り金具2がプレート4の縁から離れるように振れる等により、受け部3bが容易にプレート4の角部から外れ、今度はプレート4も落下する。このようにして、プレートが1枚落下すると、その両隣のプレートから前後に連鎖的に落下が広がり、一連のプレートで構成された防煙垂れ壁全体が崩落する危険がある。
〔実施例1〕
図2は、本発明のプレート吊り下げシステムの一例を示す斜視図である。図において、11は上側フレーム部材であり、図ではその長さの一部のみを切り取った形で描かれている。上側フレーム部材11は、通常、建物の天井内に仕込まれたCバー等(図示せず)から吊り下げた形で天井に取り付けられる。13は、この取付のためにCバーに固定されるブラケットである。ブラケット13は、その下端にあるプレートにおいて、上側フレーム部材11にある1対の長手方向に延びる断面L字形の突条15に係合しており、それにより上側フレーム部材を天井から吊り下げている。
17a及び17bは吊り下げられた多数のプレートのうちの隣接する2枚であり、例えばガラスよりなるものである。説明の便宜上、プレート17a、17bも高さ方向及び前後幅方向に短縮して描かれている。プレート17aは、前側フレーム20a、後側フレーム21a及び下側フレーム22aが結合したものである三方フレーム内に嵌っており、プレート17aの上縁は、上側フレーム部材11の内側に下方から挿入されている。20b及び22bは、それぞれプレート17bのための前側及び下側フレームである。前側フレーム20aと下側フレーム22aとは、両部材の末端に嵌め込まれボルト24で固定されたL字形の結合部材23によって結合されており、後側フレーム21aと下側フレーム22aとの間についても同様である。
前側フレーム20a及び後側フレーム21aの上部には、それぞれ、係止フック25が上方へ突出した形で備えられている(後側フレーム21aの係止フックは、上側フレーム部材11の内部に隠れて見えない)。係止フック25は、太いT字形の輪郭を有する金属プレートで形成されており、本実施例では、前側フレーム20a(及び後側フレーム21a)にボルト26で固定されている。こうして三方フレームと一体化した1対の係止フック25は、上側フレーム部材11内において、それぞれ、1対の係止部材30、31によって、下方から支持されており、その結果、三方フレーム及びこれに嵌め込まれたプレート17aは、上側フレーム部材11から吊り下げられている。プレート17b及びその他の図示しないプレートについても、同様にして上側フレーム部材11から吊り下げられている。
隣接して個別に吊り下げられた三方フレームの間には、所定の間隙(例えば20mm又はそれ以上)が設けられており、この間隙は、後側フレーム(例えば21a)及びこれに隣接する前側フレーム(例えば20b)にそれぞれ設けられた可撓性に富んだ合成樹脂(例えば軟質の塩化ビニル)からなる緩衝部材35を相互に重ね合わせることによって、緩く塞がれている。従って、隣接する2つの三方フレームは、相互に強い応力を及ぼし合うことなしに、独立して面内及び面外に揺れることが可能である。
図3は、三方フレーム及びこれに嵌め込まれたプレートを取り付ける直前の、上側フレーム部材11(長さの方向の一部のみを切り取ったもの)、及び、2対の係止部材30、31を示す斜視図である。図に見られるように、これらの係止部材は、何れも、上側フレーム部材11の長手方向に延びる開口40の両側に設けられた、長手方向に延びる1対のポケット42及び44内に、それらの下部が挿置されている。係止部材を、それぞれのポケット42又は44に挿置するには、単に、それらを開口40の下方から上側フレーム部材11内に手で入れてそれらの下部をポケット42又は44に差し込めばよいだけである。こうして挿置された係止部材は、開口40内に上部が突出していることから、開口40からドライバーの先端や手指等で触れてポケット42及び44内を任意の位置へスライドさせることができる。
図4は、プレートを嵌め込んだ三方フレームを、上側フレーム部材11に取り付けた状態の端面図である。図において係止フック25は、幅の比較的細い頸部25nと幅広の頭部25hとを有する。図に見られるように、上側フレーム部材11の開口40は、幅が係止フック25の頭部25hの幅より幾分広い。従って、三方フレームから上方に突出した係止フック25を、上側フレーム部材11の下方から開口40を通してそのまま中へ挿入することができる。また、係止部材30、31の先端間の距離は、係止フック25の頭部25hの幅より狭く、且つ頸部25nの幅より広い。上側フレーム部材11内への係止フック25の挿入時には、開口40内に突出した係止部材30、31は、係止フック25の通過を妨げることのないよう、ポケット42、44内をスライドさせて係止フック25の進入路から避けておかれる。係止フック25の頭部25hが上側フレーム部材11内に挿入された後、係止部材30、31が、開口40とプレート17aとの隙間からドライバーの先端その他適当な器具によって軽く押されて係止フック25の頭部25hの下へとスライドされ、その位置で係止フック25の頭部25hが係止部材30、31上に載せられ、三方フレーム及びこれに嵌め込まれたプレート17aの吊り下げが完了する。
本実施例においては、係止フック25の頭部25hの下縁及び係止部材30、31の上側面は何れも側方へ向かって下降する傾斜を有しており、係止フック25は、上側フレーム部材11の中心線に沿って自然に位置決めされる。また、本実施例では、上側フレーム部材11の左右の内面に内方へ向かう突出部48、49が更に備えられており、それらの先端間距離は、係止フック25の頭部25hの幅より僅かに広い(両側に約1mm)だけである。このため、上側フレーム部材11内に挿入された係止フック25の頭部25hは、側方へのずれを制限される。本実施例では、突出部48、49は、長手方向に延びる丸棒状の突条であるが、係止フック25の頭部25hが側方にずれようとするときこれに当接してずれを阻止するものである限り、突出部の形状は任意である。例えば、上側フレーム部材11の内部の上半分を肉厚にして横方向の寸法を狭めることによって突出部48、49を構成してもよい。
本実施例では、上側フレーム部材11は幅約27mm、高さ約35mmである。長手方向に延びる2列のポケット42、44は、それぞれ、深さ約7mm、間隙の幅約2.5mmである。15は、上側フレーム部材11自身を吊り下げるのに用いられる係合手段であり、これは、1対の対向して突出した長手方向に延びるL字状の突条15の先端間に規定された切り抜きよりなるものである。L字状の突条15の横幅は約7.5mm、切り抜き22の間隙は約12mm、L字状の突条15と天板25との間隙は約2.5mmである。これらの突条15は、それらの間に、慣用のフレーム用吊りボルトの先端にT字状等に固定された係合突板を挿入することによりこれと係合できる。
図5は、1対の係止部材30、31の斜視図である。本実施例では、係止部材は、長方形のアルミニウム板を長手方向に沿って折り曲げた形状であり、ポケット42及び44内に挿置するための下部55と、係止フック25の頭部を載せるための上部57とからなる。係止部材の肉厚は約2mmであり、上部57は下部55から約70°屈曲されている。上部57の寸法は、上側フレーム部材11内において係止部材30a、31a上に係止フック25の頭部25hが載ったときに、上部57の先端が係止フック25の頸部25nの近くまで延びるように設定されている。
図6は、係止フック25を備えた状態の前側フレーム20a(後側フレーム21aも同様)の、下方から見た、係止フック25の頸部25nを通る水平断面図である。係止フックの取付方法は任意であってよいが、本実施例では図に見られるように、前側フレーム20aに長手方向に延びる通路60aを設け、これに係止フック25の頸部25nを挿入して、ボルト26(図4を参照)を螺着することによって、取り付けてある。また、本実施例では、前側フレーム20aの前面(後側フレーム21aの後面も同じ)には、開口幅より側方へ広がった内部幅を有する係合溝62aが、長手方向に設けられている。係合溝62aは、後述の緩衝部材の取り付けに用いられる。緩衝部材はボルトを螺着する等の任意の仕方で取り付けることができるから係合溝62aは無くてもよいが、設けてあれば、緩衝部材の取り付けを簡便化することができる。
図7は、緩衝部材の一例65を示す斜視図であり、説明の便宜上、長さのごく一部を切り出したものである。緩衝部材35は、硬質及び軟質の塩化ビニルの両方を用いて成形されており、基部66及びその両側から高く立ち上がった幅の狭い1対の突条67、68を含む。突条67、68には、それぞれの幅の中央付近に薄肉部69、70が長手方向に延びており、それらは、突条67、78を折り曲げる際に、それぞれヒンジ部として働く。これらのヒンジ部は、必須ではないが、突条を(例えば直角に)折り曲げる必要のある場合、折り目の位置を一定にするのに役立つ。基部66には、突条67、68の反対側に、フランジ71、72を両側に備えた低い幅広の突条73が備えられている。
図8は、緩衝部材65の突条73を、前側フレーム21aの係合溝62aに嵌め込むことによって緩衝部材65を前側フレーム21aに取り付けた状態を示す断面図である。この状態で、緩衝部材35の突条73に設けられたフランジ71、72が係合溝62aの内部に噛み合い、且つ突条73と係合溝62aの内面との間に摩擦力が作用するため、緩衝部材65は自然に脱落することなく、係合溝によって保持される。所望により接着剤を両者間に適用してもよい。また、係合溝62a内への突条73の嵌め込みは、例えば、緩衝部材65の一端を持ち、突条73を、前側フレーム20aの末端から係合溝62a内へと引き入れるようにして挿入することにより、簡単に行うことができる。
図9及び図10は、こうして緩衝部材65を取り付けた状態における、三方フレームの下部の一方側の隅付近を示す斜視図であり、上側部分は切除して示してある。図9においては、緩衝部材65の突条67、68はプレート17aとほぼ平行に配向しており、隣接する三方フレームに同様にして取り付けられた緩衝部材の1対の突条と相互に重なり合う形で配置される。このためには、例えば、一方の一対の突条を他方の一対の突条の間に挿入してもよく、又は互い違いに重ね合わせてもよい。図10においては、緩衝部材65の突条67、68は、それぞれの先端付近において左右に曲げて拡げられている。一連に吊り下げられた多数のプレートのうち末端に位置するものについては、緩衝部材65の突条67、68の形状をこのように変形させて建物の壁面等に面接触させ、接着その他適宜の手段により固定することで、壁面等と三方フレームとの間を密閉した状態で緩衝することができる。図では、緩衝部材65の突条67、68は円弧状に曲げられているが、ヒンジ部に沿って直角に折り曲げてもよい。
本発明は、免震機能を高め、地震に際してプレートの破断による落下を防ぎ、特に崩落の危険性を効果的に防止できるプレート吊り下げシステム、特に防煙垂れ壁を提供することができる。
従来の防煙垂れ壁のシステムの一例を示す斜視図 実施例1のプレート吊り下げシステムを示す斜視図 上側フレーム部材及び係止部材を示す斜視図 三方フレームを、上側フレーム部材に取り付けた状態の端面図 1対の係止部材の斜視図 係止フックを備えた状態の前側フレームの下方から見た水平断面図 緩衝部材の一例を示す斜視図 緩衝部材を前側フレームに取り付けた状態を示す断面図 緩衝部材を取り付けた状態における三方フレームを示す斜視図 緩衝部材を取り付けた状態における三方フレームを示す斜視図
符号の説明
1=フレーム、2=吊り金具、3a、3b=受け部、4=プレート、5=プレート、11=上側フレーム、13=ブラケット、15=突条、17a、17b=プレート、20a、20b=前側フレーム、21a=後側フレーム、22a、22b=下側フレーム、23=結合部材、24=ボルト、25=係止フック、25h=頭部、25n=頸部、26=ボルト、30=係止部材、31=係止部材、35=緩衝部材、40=開口、42=ポケット、44=ポケット、48=突出部、49=突出部、55=下部、57=上部、60a=通路、62a=係合溝、65=緩衝部材、66=基部、67=突条、68=突条、69=薄肉部、70=薄肉部、71=フランジ、72=フランジ、73=突条

Claims (12)

  1. プレート吊り下げシステムであって、
    (a) プレート上縁部を収容するための長手方向に延びる開口を下側に備えた上側フレーム部材であって、該開口が、該上側フレーム部材の長手方向に沿った両側壁からそれぞれ内側に回り込んで立ち上がった内壁によって画されていることにより、該開口の両側において該両側壁とこれに連なる該内壁との間に長手方向に延びるポケットがそれぞれ形成されているものである上側フレーム部材と、
    (b) 前記ポケット内に挿置することができ且つ前記ポケット内に挿置したとき一部が該ポケットから該開口内に突出するように構成された係止部材と、
    (c) プレートの前縁、後縁及び下縁をそれぞれ保持する前側フレーム、後側フレーム及び下側フレームにより構成される三方フレームと、
    (d) 該前側フレーム及び該後側フレームの上部にそれぞれ備えられた、上方へ突出した係止フックと
    を含んでなり、
    該係止フックが、該係止部材の1対が対向して該ポケット内に挿置されたときに該1対の係止部材が画する間隙の幅より狭い幅のものである頸部と、該頸部の上に位置し、該開口の幅より狭く且つ該間隙より広い幅のものである頭部と含むものであり、
    該上側フレーム部材が、該係止部材の1対が対向して該ポケット内に挿置されたときに該1対の対向した係止部材より上方に該頭部を収容し得る空間を備えており、
    該空間内に該頭部が収容されたとき、該頭部を、該頸部の両側において、該ポケットから該開口内に突出して対向した該1対の係止部材によって下方から支持することによりプレートを保持した三方フレームを吊り下げるものである、プレート吊り下げシステム。
  2. 該上側フレーム部材の内面が、該係止部材上に支持された該係止フックの頭部の該フレーム部材内における側方変位を該所定の範囲に制限する突出部を備えるものである、請求項1のプレート吊り下げシステム。
  3. 該ポケット内に挿置されたとき、該係止部材の該開口内へ突出する部分の上側面が該上側フレーム部材の側方へ向かって下降する傾斜を有するものであり、該上側面に該係止フックの頭部が支持されるものである、請求項1又は2のプレート吊り下げシステム。
  4. 該上側フレーム部材が、吊り下げられるための係合手段をその上側に含むものである、請求項1ないし3の何れかのプレート吊り下げシステム。
  5. 該係合手段が、該上側フレーム部材の両側からそれぞれ対向して突出した、断面L字状の長手方向に延びる突条である、請求項4のプレート吊り下げシステム。
  6. 該三方フレームが、該前側フレームの前面及び/又は該後側フレームの後面に対して立ち上がって、該前側及び/又は後側フレームに沿って上下方向に延びる可撓性の緩衝部材を備えるものである、請求項1ないし5の何れかのプレート吊り下げシステム。
  7. 該緩衝部材が、上下方向に延びる1列又は2列以上のヒレ部を含んでなるものである、請求項6のプレート吊り下げシステム。
  8. 該ヒレ部が、その幅の途中で側方へ折り曲げ可能であるか又は折り曲げられた形態である、請求項7のプレート吊り下げシステム。
  9. 該緩衝部材の該側方へ折り曲げ可能なヒレ部が、その幅の途中に上下方向に延びたヒンジ部を備えるものである、請求項8のプレート吊り下げシステム。
  10. 該前側フレーム及び該後側フレームが、それぞれ前面及び後面に、該緩衝部材の一部を嵌め込むことのできる上下方向に延びる係合溝を備えるものである、請求項1ないし9の何れかのプレート吊り下げシステム。
  11. 該前側フレーム及び該後側フレームが、それぞれ前面及び後面に、上下方向に延びる係合溝を備え、これに該緩衝部材の一部が嵌め込まれることによって取り付けられるものである、請求項6ないし9のプレート吊り下げシステム。
  12. 請求項6ないし11の何れかの該プレート吊り下げシステムによる吊り下げプレート構造物の設置方法であって、三方フレーム中にプレートを保持し、該係止フックを、該上側フレーム部材の該開口に下方から挿入し、該ポケット内の該係止部材を該係止フックの該頭部の下方にスライドさせて該係止部材により該頭部を支持させることにより該三方フレームに保持されたプレートを吊り下げることと、複数の三方フレームの隣接する前側フレーム及び後側フレームの間隙を該緩衝部材で塞ぐこととを特徴とする方法。
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