JP5313620B2 - 免震用端部ジョイント、及び免震天井工法 - Google Patents

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Description

本発明は、免震用ジョイント、及び免震天井工法、に関する。詳しくは、軽量鉄骨天井下地材に接続される免震用ジョイント、及び免震天井工法に関する。
近日の各地の地震被害を見ると天井が落下して多くの被害が出ている。特に、多くの人を収容できる大きな建築物であり、天井面積も大きな建築物において、天井落下の被害が顕著である。
ここで、建築物は、構造体と内装仕上とから成る。まず、構造体というのは動きに対して、強度を維持させる部分と、柔軟性を持つ部分との構成によって作られている。例えば、鉄骨の建築物(S造)の構造体はラーメン構造が主流である。このラーメン構造は、強度のある梁柱の接合部分を一体化し強度を高め、その各部材の接合部分はボルト締付けにより施工され建築物の動きを吸収できる構造である。
そして、建築物には、地震荷重や風荷重に対しての変形量が存在する。特に、耐震免震構造の建築物は変形量が更に増大する。この変形量は、構造体においては上記の柔軟性を持つ部分によって吸収されることとなる。
しかし、内装仕上における天井というのは、強度を維持する構成を有するものの、柔軟性について対応した構成は有していない。よって、建築物の変形量を吸収する構造体に対して、柔軟性を持たず強度のみを追求した天井ではやはり落下の可能性は避けられないと考えられる。
次に、地震の揺れは、震源地を中心に放射状に揺れが広がり地面は波のように動く。そして、住宅などの接地面積の少ない建築物では、地面全体と同じ動きをすると考えられる。しかし、大型店舗や公共の大型建築物などの接地面積の大きい建築物では、地面の波のような動きに影響を受ける可能性がある。また、接地面積の少ない建築物であっても、地質の境目に建つ建築物では、上記影響を受ける可能性がある。
そして、この影響を受けることで、建築物の天井が落下する。
すなわち、接地面積の大きい建築物等は、地震の波のような動きに対して左右前後の壁はそれぞれ違う動きをする。
まず、左右の壁であるが、例えば、断面的に外壁を見て右方向から地震が来たとすると、最初に右側の壁面が動く。波状の揺れに対して右側の壁には、地面を支点として左へ傾く力が発生する。そのカは、接地している部分を伝わり左の壁を左に傾ける力となります。次に、右壁は、波状の揺れに対して地面を支点に右へ傾ける力が発生する。同じように、その力は、接地している部分を伝わり左の壁を右へ傾ける力が発生する。このように、右の壁は、波状の揺れに対して左右に力を発生させそれを繰り返す。その力を右壁からの力とする。一方、左側の壁にも同様の理屈があてはまり、その力を左壁からのカとする。
すると、左右の壁はそれぞれ地面からの力をスタートとして対面の壁に作用することとなる。作用する速度と地震の波状の大きさ及び速度が同じならば建築物は安定した横揺れをする。
しかし、そのバランスが崩れると左右の壁はバラバラな動きを始め、あるタイミングで両方の壁が内側へ傾く力が発生すると、天井が圧縮された形となり、天井仕上材であるボードのジョイント部分や、天井下地材である軽量鉄骨のジョイント部分など弱い所から崩壊し落下することとなる。そして、この崩壊は天井ほぼ全体に広がる。それは軽量鉄骨の構造上、火災が起きた時には消火の方法として、わざと天井を落とせるように構造されているからである。
次に、前後の壁であるが、やはり前壁の力と後壁の力とが、内外へと同じ動きをすると平面的に見て地面を支点に上下に弧を描く様な力が発生する。そして、それぞれの壁が内側へ傾くと楕円状の力の動きによって、天井の前後中心あたりに圧縮する力が生まれ、天井は崩壊し落下することとなる。
このような壁からの圧縮する力による天井の崩壊を防止する技術として、主天井下地1を建物躯体Rの四側壁面Wから離れて位置するように天井スラブSから吊り下げた状態に設ける技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−133440号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、主天井下地1四側壁面Wと主天井下地1との隙間があるので、平常時においては主天井下地1の位置が安定せず、また、地震時においては、その隙間の幅以上に、四側壁面Wが変位した場合や、四側壁面Wと主天井下地1とが互いに相反する方向に変位した場合には、四側壁面Wと主天井下地1とが衝突することとなり、やはり崩壊し落下することとなる。
本発明は、天井全体を一体化するとともに、天井下地に柔軟性を持たせることで、平常時の天井下地の位置を安定させるとともに、地震時の天井の崩壊を防止することである。
(1)請求項1に記載の発明に係る免震用端部ジョイントは、
建築物の軽量鉄骨天井下地材の端部に接続される免震用端部ジョイントであって、
前記軽量鉄骨天井下地材の端部に、一端側が接続されるエンドジョイントと、
前記エンドジョイントの他端側が、一方の端部からスライド可能に挿入され、他方の端部が前記建築物の立ち上がり面と接する端部鞘部材と、
前記エンドジョイントの他端と前記端部鞘部材の他方の端部との間に設けられる弾性部材とを備える。
(1)に記載の発明によれば、軽量鉄骨天井下地材の端部に、一端側が接続されるエンドジョイントと、エンドジョイントの他端側が、一方の端部からスライド可能に挿入され、他方の端部が立ち上がり面と接する端部鞘部材との間に、弾性部材を設けた。
これにより、立ち上がり面と軽量鉄骨天井下地材との間に隙間ができることがない。また、端部鞘部材において、例えば、地震時において立ち上がり面が変位したとしても、この変位を弾性部材で吸収し、地震による外力を減衰してから、エンドジョイントを介して軽量鉄骨天井下地材に伝えることができる。
よって、天井全体を一体化するとともに、天井下地に柔軟性を持たせることで、平常時の天井下地の位置を安定させるとともに、地震時の天井の崩壊を防止できる。
なお、本発明における建築物の立ち上がり面には、躯体壁、柱、梁、並びに、フカシ壁、柱、梁、及び、これらに取り付けられた建材(例えば、廻り縁)の立ち上がり面を含む。
(2)請求項2に記載の発明に係る免震天井工法は、
(1)に記載の免震用端部ジョイントを用いた免震天井工法であって、
略水平方向に、前記免震用端部ジョイントの全長よりも長い幅で形成された目隠し部を有する廻り縁を、前記建築物の立ち上がり面に取り付ける第1の手順と、
前記建築物の上階のスラブからボルトを吊す第2の手順と、
前記軽量鉄骨天井下地材の端部に前記免震用端部ジョイントを接続し、当該免震用端部ジョイントの前記他方の端部が前記立ち上がり面に接するように、前記ボルトに前記軽量鉄骨天井下地材を取り付ける第3の手順と、
前記軽量鉄骨天井下地材に、前記目隠し部とその一部が重なるところまで、天井ボードを貼る第4の手順と、を備えることを特徴とする。
(2)に記載の発明によれば、(1)に記載の免震用端部ジョイントの全長よりも長い幅で形成された目隠し部を有する廻り縁を立ち上がり面に取り付け、軽量鉄骨天井下地材には、端部にこの免震用端部ジョイントを取り付け、目隠し部とその一部が重なるところまで、天井ボードを貼る。
これにより、(1)の作用効果に加え、地震時において立ち上がり面が変位したとしても、この変位を免震用端部ジョイントで吸収し、軽量鉄骨天井下地材に伝わる地震による外力を減衰できるので、軽量鉄骨天井下地材に貼られた天井ボードが崩壊し落下するのを防止できる。また、天井ボードが貼られていない免震用端部ジョイントは、廻り縁の目隠し部により隠すことができるので、意匠性を向上できる。
よって、天井全体を一体化するとともに、意匠性を向上しつつ、天井下地に柔軟性を持たせることで、平常時の天井下地の位置を安定させるとともに、地震時の天井の崩壊を防止できる。
(3)請求項3に記載の発明に係る免震用中間ジョイントは、
建築物の軽量鉄骨天井下地材の端部に接続される免震用中間ジョイントであって、
第1の前記軽量鉄骨天井下地材の端部に、一端側が接続される第1のエンドジョイントと、
第2の前記軽量鉄骨天井下地材の端部に、一端側が接続される第2のエンドジョイントと、
前記第1のエンドジョイントの他端側が、一方の端部からスライド可能に挿入され、前記第2のエンドジョイントの他端側が、他方の端部からスライド可能に挿入される中間鞘部材と、
前記第1のエンドジョイントの他端と前記第2のエンドジョイントの他端との間に設けられる弾性部材とを備える。
(3)に記載の発明によれば、中間鞘部材に、第1の軽量鉄骨天井下地材の端部に、一端側が接続される第1のエンドジョイントと、第2の軽量鉄骨天井下地材の端部に、一端側が接続される第2のエンドジョイントとをスライド可能に挿入し、これらの間に弾性部材を設けた。
これにより、例えば、天井平米数が多い場合や、立ち上がり面一面辺りの距離が長い場合においても、天井の縁を切ることなく、軽量鉄骨天井下地材同士を免震用中間ジョイントで接続することで、天井を分割化して更に柔軟性を引き出すことができる。
よって、天井全体を一体化するとともに、天井下地に柔軟性を持たせることで、平常時の天井下地の位置を安定させるとともに、地震時の天井の崩壊を防止できる。
(4)請求項4に記載の発明に係る免震天井工法は、
(3)に記載の免震用中間ジョイントを用いた免震天井工法であって、
前記建築物の天井面の中間部分に、前記免震用中間ジョイントの全長よりも長い幅で形成されたエキスパンションを、前記建築物の上階のスラブから吊す第1の手順と、
前記建築物の上階のスラブからボルトを吊す第2の手順と、
前記第1の前記軽量鉄骨天井下地材の端部に前記第1のエンドジョイントを接続し、前記第2の前記軽量鉄骨天井下地材の端部に前記第2のエンドジョイントを接続し、前記免震用中間ジョイントが前記エキスパンションの上に配置されるように、前記ボルトに前記第1及び前記第2の軽量鉄骨天井下地材を取り付ける第3の手順と、
前記軽量鉄骨天井下地材に、前記エキスパンションとその一部が重なるところまで、天井ボードを貼る第4の手順と、を備えることを特徴とする。
(4)に記載の発明によれば、(3)に記載の免震用中間ジョイントの全長よりも長い幅で形成されたエキスパンションを取り付け、免震用中間ジョイントに、第1の軽量鉄骨天井下地材と第2の軽量鉄骨天井下地材を接続し、軽量鉄骨天井下地材には、エキスパンションとその一部が重なるところまで、天井ボードを貼る。
これにより、(3)の作用効果に加え、地震時において立ち上がり面が変位したとしても、この変位を免震用中間ジョイントで吸収し、軽量鉄骨天井下地材に伝わった地震による外力を減衰できるので、軽量鉄骨天井下地材に貼られた天井ボードが崩壊し落下するのを防止できる。また、天井ボードが貼られていない免震用中間ジョイントは、エキスパンションにより隠すことができるので、意匠性を向上できる。
よって、天井全体を一体化するとともに、意匠性を向上しつつ、天井下地に柔軟性を持たせることで、平常時の天井下地の位置を安定させるとともに、地震時の天井の崩壊を防止できる。
本発明によれば、天井全体を一体化するとともに、天井下地に柔軟性を持たせることで、平常時の天井下地の位置を安定させるとともに、地震時の天井の崩壊を防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
図1は、本発明の実施形態に係る免震天井システム100の見上げ図である。
免震天井システム100は、壁200に囲まれた部屋において、天井全体を一体となるように形成されている。なお、本実施形態では、免震天井システム100は、壁200に直接囲まれた部屋に適用しているが、これに限らず、壁200に設けられたフカシ壁囲まれた部屋においても適用できる。
免震天井システム100は、廻り縁6と、エキスパンション7と、野縁受け300と、野縁400と、免震用端部ジョイント1と、免震用端部ジョイント1bと、免震用中間ジョイント5と、免震用中間ジョイント5bとを備える。
廻り縁6は、I型廻り縁6I、L型廻り縁6L、T型廻り縁6T、及びこれらの連結部分に用いられる廻り縁ジョイント部材8を備える。I型廻り縁6I、L型廻り縁6L、T型廻り縁6Tは、壁200に取り付けられている。I型廻り縁6Iは、壁200の平面部分に用いられる。L型廻り縁6Lは、壁200のコーナー部分に用いられる。T型廻り縁6Tは、エキスパンション7を取り付ける部分に用いられる。
エキスパンション7は、I型エキスパンション7I、X型エキスパンション7X、及びこれらの連結部分に用いられるエキスパンションジョイント部材9を備える。I型エキスパンション7I、X型エキスパンション7Xは、上階スラブ(図示なし)から吊られたボルト600(図13参照)に取り付けられている。I型エキスパンション7Iは、免震用中間ジョイント5又は免震用中間ジョイント5bが設けられる部分に取り付けられる。X型エキスパンション7Xは、互いに直交する方向に設けられたI型エキスパンション7Iが交差する部分に設けられる。
野縁受け300は、廻り縁6及びエキスパンション7の天端から、天井ボード及び野縁400の厚み分だけ上方に、その下端が配置されるように取り付けられている。野縁受け300は、上階スラブ(図示なし)から吊られたボルト600(図13参照)にセットされたハンガーナットに取り付けられている。野縁受け300は、いわゆるチャンネルバーであり、略900mm間隔で取り付けられている。
野縁400は、廻り縁6及びエキスパンション7の天端から、天井ボードの厚み分だけ上方に、その下端が配置されるように取り付けられている。野縁400は、野縁受け300に取り付けられている。野縁400は、いわゆるダブルバーであり、略300mm間隔で取り付けられている。野縁400は、部屋の大きさ等により、いわゆるシングルバーであってもよい。
免震用端部ジョイント1は、野縁400の端部に取り付けられている。また、免震用端部ジョイント1bは、野縁受け300の端部に取り付けられている。これらの詳細は、後述する。
免震用中間ジョイント5は、野縁400の同士の接続部分に取り付けられている。また、免震用中間ジョイント5bは、野縁受け300同士の接続部分に取り付けられている。これらの詳細は、後述する。
(免震用端部ジョイントの構成)
図2は、本発明の実施形態に係る免震用端部ジョイント1の斜視図である。
図3は、本発明の実施形態に係る免震用端部ジョイント1の分解斜視図である。
図2及び図3を用いて、免震用端部ジョイント1の構成を説明する。
免震用端部ジョイント1は、いわゆるダブルバー用のものであり、端部鞘部材10と、弾性部材20と、エンドジョイント30とを備える。
端部鞘部材10は、断面形状が野縁400と略同一の形状であって、全長100mm〜200mmの長さで形成されている。また、端部鞘部材10の端部は、一方が開放され、他方には建築物の立ち上がり面である壁200に取り付けられた廻り縁6の立ち上がり部と接する壁当接部11が形成されている。また、端部鞘部材10には、後述するエンドジョイント30に形成されたジョイント爪32と係合する端部ジョイント爪受け部12が、壁当接部11方向に向けて形成されている。
弾性部材20は、バネ部材であり、2本配置されている。弾性部材20は、端部鞘部材10の内部において、後述するエンドジョイント30に形成された弾性部材当接部31と壁当接部11との間に設けられている。
エンドジョイント30は、断面形状が野縁400及び端部鞘部材10より僅かに小さく形成され(例えば、ダブルバーの既成のジョイント材と同様の形状)、野縁400及び端部鞘部材10の内部に挿入可能に形成されている。また、エンドジョイント30の一端側は開放され、他端側には端部鞘部材10の内部に挿入され弾性部材20と当接する弾性部材当接部31が形成されている。また、エンドジョイント30には、端部鞘部材10に形成された端部ジョイント爪受け部12と係合するジョイント爪32が、一端側に向けて形成されている。更に、エンドジョイント30には、野縁400に形成された野縁爪受け部410と係合する野縁爪33が、一端側に向けて形成されている。
すなわち、エンドジョイント30は、他端側が端部鞘部材10の内部に挿入され、ジョイント爪32が端部ジョイント爪受け部12と係合すると、端部鞘部材10から抜けることはないが、壁当接部11が形成されている方向にスライド可能である。
また、エンドジョイント30は、野縁400の内部に挿入され、野縁爪33が野縁爪受け部410と係合した後はそれ以上野縁400の内部に挿入されることはない。
なお、本実施形態において、エンドジョイント30と野縁400とは、野縁爪33と野縁爪受け部410とによって接続しているが、溶着により接続してもよい。
図4は、本発明の実施形態に係る免震用端部ジョイント1aの斜視図である。
免震用端部ジョイント1aは、いわゆるシングルバー用のものであり、端部鞘部材10aと、弾性部材20aと、エンドジョイント30aとを備える。
端部鞘部材10aは、断面形状が野縁400a(シングルバー)と略同一の形状であって、全長100mm〜200mmの長さで形成されている。また、端部鞘部材10aの端部は、一方が開放され、他方には壁200に取り付けられた廻り縁6の立ち上がり部と接する壁当接部11aが形成されている。
弾性部材20aは、バネ部材であり、1本配置されている。弾性部材20aは、端部鞘部材10aの内部において、後述するエンドジョイント30aに形成された弾性部材当接部31aと壁当接部11aとの間に設けられている。
エンドジョイント30aは、断面形状が野縁400a及び端部鞘部材10aより僅かに小さく形成され(例えば、シングルバーの既成のジョイント材と同様の形状)、野縁400a及び端部鞘部材10aの内部に挿入可能に形成されている。また、エンドジョイント30aの一端側は開放され、他端側には端部鞘部材10aの内部に挿入され弾性部材20aと当接する弾性部材当接部31aが形成されている。
また、端部鞘部材10aとエンドジョイント30aと野縁400aには、端部鞘部材10とエンドジョイント30と同様の構成である端部ジョイント爪受け部、ジョイント爪、野縁爪、及び野縁爪受け部が設けられている。
図5は、本発明の実施形態に係る免震用端部ジョイント1bの斜視図である。
免震用端部ジョイント1bは、いわゆるチャンネルバー用のものであり、端部鞘部材10bと、弾性部材20bと、エンドジョイント30bとを備える。
端部鞘部材10bは、断面形状が野縁受け300(チャンネルバー)と略同一の形状であって、全長100mm〜200mmの長さで形成されている。また、端部鞘部材10bの端部は、一方が開放され、他方には壁200に取り付けられた廻り縁6の立ち上がり部と接する壁当接部11bが形成されている。
弾性部材20bは、バネ部材であり、1本配置されている。弾性部材20bは、端部鞘部材10bの内部において、後述するエンドジョイント30bに形成された弾性部材当接部31bと壁当接部11bとの間に設けられている。
エンドジョイント30bは、断面形状が野縁受け300及び端部鞘部材10bより僅かに小さく形成され(例えば、チャンネルバーの既成のジョイント材と同様の形状)、野縁400b及び端部鞘部材10bの内部に挿入可能に形成されている。また、エンドジョイント30bの一端側は開放され、他端側には端部鞘部材10bの内部に挿入され弾性部材20bと当接する弾性部材当接部31bが形成されている。
また、端部鞘部材10bとエンドジョイント30bと野縁受け300には、端部鞘部材10とエンドジョイント30と同様の構成である端部ジョイント爪受け部、ジョイント爪、野縁受け爪、及び野縁受け爪受け部が設けられている。
(免震用中間ジョイントの構成)
図6は、本発明の実施形態に係る免震用中間ジョイント5の斜視図である。
免震用中間ジョイント5は、中間鞘部材50と、弾性部材20と、2つ(第1、第2)のエンドジョイント30とを備える。
中間鞘部材50は、断面形状が野縁400と略同一の形状であって、全長100mm〜200mmの長さで形成されている。また、中間鞘部材50の端部は、両方が開放されている。また、中間鞘部材50には、第1及び第2のエンドジョイント30に形成されたジョイント爪32とそれぞれ係合する中間ジョイント爪受け部52が、開放されている方向に向けて形成されている。
エンドジョイント30は、上述したとおりの構成である。
弾性部材20は、第1のエンドジョイント30の弾性部材当接部31と、第2のエンドジョイント30の弾性部材当接部31との間に設けられている。
なお、免震用中間ジョイント5は、ダブルバーのジョイントに適合させた形状にさせたものであり、免震用中間ジョイント5bは、免震用中間ジョイント5と同様な構成を、チャンネルバーに形状に適合させたものである。また、免震用中間ジョイント5と同様な構成を、シングルバーに形状に適合させることもできる。
(廻り縁の構成)
図7は、本発明の実施形態に係るI型廻り縁6Iの部分斜視図である。
I型廻り縁6Iは、断面形状が略L字状に形成され、立ち上がり部61Iと、目隠し部62Iと、チリ部63Iと、補強部64Iとを備える。また、I型廻り縁6I同士は、立ち上がり面の変位を吸収するために、所定の間隔(例えば、50mm)を空けて取り付けられ、この間隔を設けられた部分には、廻り縁ジョイント部材8が設けられている。
立ち上がり部61Iは、板状に形成され、建築物の立ち上がり面である壁200に取り付けられる。
目隠し部62Iは、立ち上がり部61Iと略直交する方向に延出する板状に形成されている。目隠し部62Iは、下面視略I字状であって、幅150mm〜300mmで形成されている。目隠し部62Iには、その先端から30mm〜100mmの範囲に立ち上がり面の変位を吸収可能とするための変位吸収領域620Iを有する。
チリ部63Iは、目隠し部62Iの幅方向の先端部分に形成され、立ち上がり部61Iと同一方向に、幅5mm〜10mmで形成されている。廻り縁の目隠し部にチリ部を設けたことで、目隠し部の歪みを防止できる。
補強部64Iは、立ち上がり部61Iの壁200に取り付けられると反対側の面と、目隠し部62Iの上面とに亘って形成されている。補強部64Iは、目隠し部62Iの変位吸収領域620Iを避けた部分に取り付けられている。
廻り縁ジョイント部材8は、ジョイント目隠し部81と、ジョイントチリ部82とを備える。ジョイント目隠し部81は、下面視略I字状であって、I型廻り縁6Iの立ち上がり部61Iとチリ部63Iとの内法寸法より僅かに小さい幅で形成されている。すなわち、廻り縁ジョイント部材8は、I型廻り縁6Iの目隠し部62Iの上にスライド可能に設置される。
図8は、本発明の実施形態に係るL型廻り縁6Lの部分斜視図である。
L型廻り縁6Lは、断面形状が略L字状に形成され、立ち上がり部61Lと、目隠し部62Lと、チリ部63Lと、補強部64Lとを備える。
L型廻り縁6Lは、I型廻り縁6Iとは、I型廻り縁6Iの目隠し部62Iが下面視略I字状であるのに対し、L型廻り縁6Lの目隠し部62Lが下面視略L字状である点で相違するが、その他の構成は同一である。
図9は、本発明の実施形態に係るT型廻り縁6Tの部分斜視図である。
T型廻り縁6Tは、断面形状が略T字状に形成され、立ち上がり部61Tと、目隠し部62Tと、チリ部63Tと、補強部64Tとを備える。
T型廻り縁6Tは、I型廻り縁6Iとは、I型廻り縁6Iの目隠し部62Iが下面視略I字状であるのに対し、T型廻り縁6Tの目隠し部62Tが下面視略T字状である点で相違するが、その他の構成は同一である。
(エキスパンションの構成)
図10は、本発明の実施形態に係るI型エキスパンション7Iの部分斜視図である。
I型エキスパンション7Iは、エキスパンション部71Iと、エキスパンションチリ部72Iとを備える。
エキスパンション部71Iは、下面視略I字状であって、幅150mm〜300mmで形成されている。
エキスパンションチリ部72Iは、エキスパンション部71Iの幅方向の両先端部分に形成され、上方向に、幅5mm〜10mmで形成されている。
図11は、本発明の実施形態に係るX型エキスパンション7Xの斜視図である。
X型エキスパンション7Xは、エキスパンション部71Xと、エキスパンションチリ部72Xとを備える。X型エキスパンション7Xは、I型エキスパンション7Iとは、エキスパンション部71Iが下面視略I字状であるのに対し、エキスパンション部71Xが下面視略X字状である点で相違するが、その他の構成は同一である。
図12は、本発明の実施形態に係る免震天井システム100の施工方法を説明するための部分斜視図である。
壁下地を施工しその後壁ボードまで仕上げ、壁200を形成する。次に、この壁200(図示なし)に廻り縁6をビス留めにて取り付ける。その後、通常のハンガーナットをボルトにセットし上階のスラブよりボルト600(図13参照)を吊るす。
次に、野縁受け300(図示なし)の端部に免震用端部ジョイント1b(図示なし)を接続し、当該免震用端部ジョイント1bの壁当接部11b(図示なし)が廻り縁6(例えば、I型廻り縁6Iの立ち上がり部61I)に接するように、ボルト600に野縁受け300を取り付ける。
次に、野縁400の端部に免震用端部ジョイント1を接続し、当該免震用端部ジョイント1の壁当接部11が廻り縁6(例えば、I型廻り縁6Iの立ち上がり部61I)に接するように、野縁受け300に野縁400を取り付ける。
次に、野縁400に、廻り縁6(例えば、I型廻り縁6Iの目隠し部62I)に30mm〜50mm程度掛かるように、天井ボードを貼る。
図13は、本発明の実施形態に係るエキスパンション7及び免震用中間ジョイント5の施工方法を説明するための断面図である。
野縁受け300及び野縁400をジョイントする位置に、上階のスラブからエキスパンション7を吊るためのボルト600を吊し、このボルト600にエキスパンション受け部材700を取り付ける。次に、このエキスパンション受け部材700に、エキスパンション支持部材800を介して、エキスパンション7(例えば、I型エキスパンション7I)を取り付ける。
次に、天井を吊るためのボルト600を吊す。
次に、野縁受け300同士の接続部分に免震用中間ジョイント5bを取り付け、野縁400(図示なし)の同士の接続部分に免震用中間ジョイント5(図示なし)を取り付ける。そして、免震用中間ジョイント5b及び免震用中間ジョイント5がエキスパンション7の上に配置されるように、野縁受け300及び野縁400を取り付ける。
次に、野縁400に、エキスパンション7に30mm〜50mm程度掛かるように、天井ボードを貼る。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本発明の実施形態に係る免震天井システムの見上げ図である。 本発明の実施形態に係る免震用端部ジョイントの斜視図である。 本発明の実施形態に係る免震用端部ジョイントの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る免震用端部ジョイントの斜視図である。 本発明の実施形態に係る免震用端部ジョイントの斜視図である。 本発明の実施形態に係る免震用中間ジョイントの斜視図である。 本発明の実施形態に係るI型廻り縁の部分斜視図である。 本発明の実施形態に係るL型廻り縁の部分斜視図である。 本発明の実施形態に係るT型廻り縁の部分斜視図である。 本発明の実施形態に係るI型エキスパンションの部分斜視図である。 本発明の実施形態に係るX型エキスパンションの斜視図である。 本発明の実施形態に係る免震天井システムの施工方法を説明するための部分斜視図である。 本発明の実施形態に係るエキスパンション及び免震用中間ジョイントの施工方法を説明するための断面図である。
符号の説明
1 免震用端部ジョイント
10 端部鞘部材
11 壁当接部
20 弾性部材
30 エンドジョイント
31 弾性部材当接部
200 壁
300 野縁受け
400 野縁

Claims (4)

  1. 建物に固定されたであって天井よりも先行して形成される壁に囲まれた部屋の免震天井システムにおける、軽量鉄骨天井下地材の端部に接続される免震用端部ジョイントであって、
    前記軽量鉄骨天井下地材の端部に、一端側が接続されるエンドジョイントと、
    前記エンドジョイントの他端側が、一方の端部からスライド可能に挿入され、他方の端部が前記壁の立ち上がり面と接する端部鞘部材と、
    前記エンドジョイントの他端と前記端部鞘部材の他方の端部との間に設けられる弾性部材とを備える免震用端部ジョイント。
  2. 請求項1に記載の免震用端部ジョイントを用いた免震天井工法であって、
    略水平方向に、前記免震用端部ジョイントの全長よりも長い幅で形成された目隠し部を有する廻り縁を、前記壁の立ち上がり面に取り付ける第1の手順と、
    前記部屋の上階のスラブからボルトを吊す第2の手順と、
    前記軽量鉄骨天井下地材の端部に前記免震用端部ジョイントを接続し、当該免震用端部ジョイントの前記他方の端部が前記立ち上がり面に接するように、前記ボルトに前記軽量鉄骨天井下地材を取り付ける第3の手順と、
    前記軽量鉄骨天井下地材に、前記目隠し部とその一部が重なるところまで、天井ボードを貼る第4の手順と、を備えることを特徴とする免震天井工法。
  3. 建物に固定されたであって天井よりも先行して形成される壁に囲まれた部屋の免震天井システムにおける、軽量鉄骨天井下地材の端部に接続される免震用中間ジョイントであって、
    第1の前記軽量鉄骨天井下地材の端部に、一端側が接続される第1のエンドジョイントと、
    第2の前記軽量鉄骨天井下地材の端部に、一端側が接続される第2のエンドジョイントと、
    前記第1のエンドジョイントの他端側が、一方の端部からスライド可能に挿入され、前記第2のエンドジョイントの他端側が、他方の端部からスライド可能に挿入される中間鞘部材と、
    前記第1のエンドジョイントの他端と前記第2のエンドジョイントの他端との間に設けられる弾性部材とを備える免震用中間ジョイント。
  4. 請求項3に記載の免震用中間ジョイントを用いた免震天井工法であって、
    前記部屋の天井面の中間部分に、前記免震用中間ジョイントの全長よりも長い幅で形成されたエキスパンションを、前記部屋の上階のスラブから吊す第1の手順と、
    前記部屋の上階のスラブからボルトを吊す第2の手順と、
    前記第1の前記軽量鉄骨天井下地材の端部に前記第1のエンドジョイントを接続し、前記第2の前記軽量鉄骨天井下地材の端部に前記第2のエンドジョイントを接続し、前記免震用中間ジョイントが前記エキスパンションの上に配置されるように、前記ボルトに前記第1及び前記第2の軽量鉄骨天井下地材を取り付ける第3の手順と、
    前記軽量鉄骨天井下地材に、前記エキスパンションとその一部が重なるところまで、天井ボードを貼る第4の手順と、を備えることを特徴とする免震天井工法。
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