JP3943392B2 - 間仕切り壁構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、間仕切り壁構造に関し、特に、可動式に形成された間仕切り壁を有する間仕切り壁構造の改良に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
近年の博物館などの建築物にあっては、地震で建築物が横揺れするときに、床や天井を横揺れさせないようにするために、この床や天井に免震が施されて、免震床や免震天井とされることがある。
【0003】
一方、このような免震床と免震天井とで形成される室内を区画する場合にも、可動式の間仕切り壁が利用されるが、これまでの可動式の間仕切り壁は、天井裏で走行する走行吊り車に言わば固定状態に、すなわち、間仕切り壁の揺れを阻止し得る状態に吊持されている。
【0004】
それゆえ、このいわゆる従来の間仕切り壁にあっては、これを立設するときには、その下端を適宜の手段で床に連結してその下端側の揺れを阻止すると共に、これを撤去するときには、その下端と床との縁を切って、走行吊り車の走行で移動し得ることになる。
【0005】
ところで、従来の間仕切り壁は、その利用時に地震があって床と天井との間に相対的に看て水平方向に位相のズレが発現される場合にも、この位相のズレ、すなわち、変位に、自身が歪むなどで対処するとしている。
【0006】
これは、上記した免震床や免震天井とは異なる従来の床と天井との間における地震の際の変位は、たとえば、ほぼ10〜20mmと僅かであって、したがって、間仕切り壁は、自身が歪むなどで破壊から回避し得るとするからである。
【0007】
しかし、上記した免震床と免震天井との間における地震の際の変位は、ほぼ200mmにも及ぶことがあるとされており、したがって、この免震床と免震天井との間に立設される間仕切り壁は、簡単に破壊などすることになる。
【0008】
そして、間仕切り壁が、たとえば、博物館などで展示物を陳列する際の背面壁を形成しているような場合には、間仕切り壁が簡単に破壊などしないようにする必要がある。
【0009】
しかしながら、これまでの可動式の間仕切り壁構造にあっては、上記のような要請には応えられず、したがって、この要請に応えられる可動式の間仕切り壁の提案が望まれていた。
【0010】
この発明は、このような現状を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、免震床と免震天井との間で地震に伴う水平方向の位相にズレが招来されても、利用時の可動式の間仕切り壁において、簡単に破壊などしないようにするのに最適となる間仕切り壁構造を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この発明による間仕切り壁構造の構成を、基本的には、天井裏で走行する走行吊り車に吊り支柱を介して吊持された状態で下端が床から離座するときに走行吊り車の走行によって移動可能とされる可動式の間仕切り壁を有してなる間仕切り壁構造において、吊り支柱が上方支柱と下方支柱とからなる一方で、上方支柱の上端が走行吊り車に連繋されると共に上方支柱の下端側が間仕切り壁内に垂下されてなり、下方支柱の下端側が間仕切り壁内の下端側において間仕切り壁に対して適宜の移動手段の配在下に上下方向に移動可能に連繋すると共に下方支柱の上端が上方支柱の下端部に所定のストロークで上下方向に移動可能に連繋してなり、上方支柱が間仕切り壁の上端に連繋する部位で上下の二部材に分割されると共にこの上下の二部材が球面軸受機構からなる連結手段で連結されてなるとする。
【0012】
それゆえ、この発明による間仕切り壁構造にあっては、間仕切り壁が上方支柱および下方支柱からなる吊り支柱で天井から吊り下げられる一方で、この吊り支柱に対する間仕切り壁の連繋位置が適宜の移動手段によって上下方向に調整されることで、下端が床に着座しあるいは床から離座し得ることになり、特に、下端が床から離座するときには、天井裏で走行する走行吊り車に吊り下げられた状態で移動し得ることになる。
【0013】
そして、この間仕切り壁構造にあっては、上方支柱が間仕切り壁の上端に連繋する位置で球面軸受機構によって折れ曲るから、この上方支柱の上端側が球面軸受機構部位を中心にして水平放射方向に揺動し得ることになる。
【0014】
その結果、間仕切り壁の上端は、天井の動きに呼応せずして天井といわゆる縁切りされた状態になり、したがって、下端が床に着座した状態の間仕切り壁における揺動を阻止し得ることになる。
【0015】
このとき、上方支柱と下方支柱とが所定のストロークで移動可能に連繋するから、間仕切り壁の上端を天井の動き相応して移動させ得ると共に、間仕切り壁の下端を床に着座したままの状態に維持し得ることになる。
【0016】
そして、上記した構成において、より具体的には、下方支柱が上端側にピン結合された部位を有し、このピン結合部位を中心にして下方支柱の上端側を間仕切り壁の幅方向に揺動可能としてなるとする。
【0017】
それゆえ、間仕切り壁がピン結合部位を中心にして間仕切り壁の幅方向に揺動し得ることになり、したがって、間仕切り壁の下端が床に着座した状態では、間仕切り壁の上端が間仕切り壁の幅方向となる天井の動きに対応し得ることになる。
【0018】
そして、このときも、上方支柱と下方支柱とが所定のストロークで移動可能に連繋するから、間仕切り壁の上端を天井の動きに対応し得ると共に、間仕切り壁の下端を床に着座したままの状態に維持し得ることになる。
【0019】
また、適宜の移動手段が外部からの回動操作で間仕切り壁に対して下方支柱を昇降させるネジジャッキ機構からなるとする。
【0020】
それゆえ、外部からの回動操作で下方支柱が上方支柱に対して所定のストロークの範囲内で昇降し得ると共に、特に、下方支柱が上方支柱に対して所定のストロークを下降した後は、言わば下方支柱に連繋する間仕切り壁が上昇し得ることになる。
【0021】
そして、この間仕切り壁の上昇で間仕切り壁の上端が走行吊り車に吊り支柱を介して一体的に連繋することになり、この状態で走行吊り車を走行させるとき、間仕切り壁を移動させることが可能になる。
【0022】
さらに、上方支柱の下端側に上方支柱の軸線方向に沿う所定の長さの長孔が形成されると共に、下方支柱の上端に下方支柱の軸線方向を横切る方向にピンが保持されてなり、このピンが上記の長孔に挿通されてなるとする。
【0023】
それゆえ、吊り支柱の全長長孔の長さの範囲内で調整可能とされることになり、したがって、天井と床の間の長さが上記の長孔の長さの範囲内で区々となる場合にも、この発明による間仕切り壁構造の具現化が可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明するが、この発明による間仕切り壁構造は、図1および図2に示すように、建築物(図示せず)の屋内における天井Rから吊り下げられる可動式の間仕切り壁Wを有してなる。
【0025】
このとき、天井裏には、図3中および図4中に破線図で示すように、走行吊り車Dが配在されていて、間仕切り壁Wは、この走行吊り車Dに吊り支柱Pを介して吊持されるとしている。
【0026】
そして、この間仕切り壁Wは、下端が床Fに着座している(図1および図2参照)ときに、所定の立設状態におかれ、後述するように、下端が床Fから離座しているときに、上記の走行吊り車Dによる移動を可能にするとしている。
【0027】
ちなみに、間仕切り壁Wは、凡そこの種の間仕切り壁がそうであるように、所定の自己支持性や機械的強度を有しながら可能な限りに軽量に形成されるとし、図示するところにあっては、いわゆる額縁状に形成されたフレームW1に、たとえば、図2中に仮想線図で示すように、外装材たる板W2が展設されてなるとしている。
【0028】
ところで、この間仕切り壁Wは、吊り支柱Pで吊持されてなるとしているが、この吊り支柱Pは、上方支柱1と下方支柱2とからなり、また、その全長を長短調整し得るとしている。
【0029】
少し説明すると、まず、上方支柱1は、上端が走行吊り車Dに連繋されると共に下端側が間仕切り壁W内に垂下されるとしており、このとき、図3および図4に示すように、この上方支柱1は、間仕切り壁Wの上端に連繋する部位で上下の二部材に、すなわち、上端側11と下端側12とに分割されると共に、この上端側11と下端側12が球面軸受機構からなる連結手段13で連結されてなるとしている。
【0030】
それゆえ、この間仕切り壁Wにあっては、上方支柱1における上端側11が間仕切り壁Wの上端に連繋する位置で折れ曲る、すなわち、揺動し得るから、間仕切り壁Wがこの折れ曲り点を中心にして水平放射方向に揺動し得ることになる。
【0031】
つぎに、下方支柱2は、下端側が間仕切り壁W内の下端側において間仕切り壁Wに対して適宜の移動手段3の配在下に上下方向に移動可能に連繋すると共に、上端が上方支柱1の下端部に所定のストロークで上下方向に移動可能に連繋するとしている。
【0032】
すなわち、上方支柱1と下方支柱2とからなる吊り支柱Pにあっては、上記のストロークの範囲内でその全長の長短を調整可能にしているもので、図3および図4に示すところでは、上方支柱1の下端側にその軸線方向に沿う所定の長さの長孔12aが形成されると共に、下方支柱2の上端にその軸線方向を横切る方向にピン2aが保持されてなり、このピン2aが上記の長孔12aに挿通されてなるとしている。
【0033】
それゆえ、吊り支柱Pにあっては、長孔12aの長さの範囲内で全長を長短調整し得ることになり、このことからして、この発明による間仕切り壁構造にあっては、天井と床の間の長さが上記の長孔12aの長さの範囲内で区々となる場合にもその具現化が可能になる。
【0034】
そして、この吊り支柱Pにあっては、その全長を言わば最長にした状態で、後述する移動手段3の作動で間仕切り壁Wを上昇させて吊り下げることが可能になり、このとき、間仕切り壁Wの下端が床Fから離座されることで、この間仕切り壁Wの走行吊り車Dの走行による移動が可能になる。
【0035】
一方、この下方支柱2は、図1および図2に示すように、上端側21と下端側22がピン結合(図中に符号23で示す)されてなるとしており、したがって、このピン結合23部位を中心にして、図1中に仮想線で示すように、下方支柱2の上端側21を間仕切り壁Wの幅方向に揺動可能にし得ることになる。
【0036】
それゆえ、間仕切り壁Wは、ピン結合23部位を中心にして図1中で左右方向となる間仕切り壁Wの幅方向に揺動し得ることになり、その結果、間仕切り壁Wの下端が床Fに着座した状態では、間仕切り壁Wの下端が揺動することを阻止し得るのはもちろんのこと、間仕切り壁Wの上端が間仕切り壁Wの幅方向となる天井Rの動きに相応し得ることになる。
【0037】
このとき、吊り支柱Pは、前記した長孔12aおよびピン2aによる調整手段でその長さを調整し得るから、間仕切り壁Wの上端を天井Rの動き相応して移動させ得ると共に、間仕切り壁Wの下端を床Fに着座したままの状態に維持し得ることになる。
【0038】
ところで、前述したように、間仕切り壁Wは、吊り支柱Pで吊り上げられているときに、走行吊り車Dの走行で移動し得るとしているが、そのため、下方支柱2の下端側22が間仕切り壁W内の下端側において間仕切り壁Wに対して適宜の移動手段3の配在下に上下方向に移動可能に連繋するとしている。
【0039】
そこで、この移動手段3について少し説明すると、この移動手段3は、外部からの、たとえば、図1中に示すように、ハンドモーターなどを利用する回動操作で駆動するネジジャッキ機構からなるとしている。
【0040】
そして、このネジジャッキ機構は、図5に示すように、下方支柱2の下端側22の相応部に形成された螺条22aと、この螺条22aに噛合するナット(図示せず)とを有してなるとしている。
【0041】
そしてまた、上記のナットを有するケーシング31からは入力軸32が突出していて、この入力軸32に対する回動操作でナットが回動し、螺条22aを有する下方支柱2における下端側22に対して間仕切り壁Wが昇降することになる。
【0042】
ちなみに、間仕切り壁Wの下端が床Fから離れた状態にあるとき、下方支柱2のピン2aは、長孔12a内の最下端にあり、この状態で入力軸32に螺装されているナットを回動させると、間仕切り壁Wが下方支柱2に対して下降して床Fに着座する。次いで、この着座状態から更にナットを同一方向に回動すると今度は逆に下方支柱2が間仕切り壁Wに対して上昇し、図3に示すようにピン2aを長孔12aの任意の位置に保持できる。 この為、このピン2aは長孔12aの範囲で上下動できる。
【0043】
他方、間仕切り壁Wの上記着座の状態から、間仕切り壁Wの下端を床Fから離座させて間仕切り壁Wを床Fの上方に上昇させるには、上記したところと逆の操作でナットを回動する。即ち、ピン2aが長孔12aの任意位置に保持されている状態から上記と逆方向にナットを回動すると下方支柱2が間仕切り壁Wに対してピン2aが長孔12aの最下端に当る位置まで下降し、この状態で更にナットを同一方向に回動させると今度は逆に間仕切り壁Wが下方支柱2に対して上昇し、床Fから離座する。
【0044】
上記のように、間仕切り壁W自体が上昇することになると、図3、図4に示すように、この間仕切り壁Wの上端が走行吊り車Dに吊り下げられた状態で連繋することになり、この状態下に走行吊り車Dを走行させるとき、間仕切り壁Wを移動させることが可能になる。
【0045】
即ち、図3および図4に示す実施の形態では、間仕切り壁Wの上端にコーン4が設けられていて、このコーン4が間仕切り壁Wの最上昇時に走行吊り車Dの下端に保持したブラケットBに形成の孔B1に挿通されることで、間仕切り壁Wが走行吊り車Dに一体的に連繋する状態が具現化されるとしている。
【0046】
前記したところは、特に、移動手段3がネジジャッキ機構からなるとしているが、この移動手段3が機能するところからすれば、このネジジャッキ機構からなることに代えて、図示しないが、流体圧シリンダやジャッキを利用するとしても良いことはもちろんである。
【0047】
以上のように、請求項1の発明にあっては、間仕切り壁を天井から吊り下げる吊り支柱全長を長短調整し得るから、間仕切り壁の下端を床に着座させあるいは離座させること可能になり、また、間仕切り壁は、走行吊り車の介在下に天井から吊り下げられるとするから、下端が床から離座しているときに、この走行吊り車によって移動可能とされることになる。
【0048】
そして、間仕切り壁にあっては、上方支柱の上端側が上方支柱における折れ曲り点を中心にして水平放射方向に揺動し得るから、間仕切り壁の下端が床に着座した状態のとき、間仕切り壁の上端が天井の動きに呼応せずして天井といわゆる縁切りされた状態を演出し得ることになり、間仕切り壁の下端が揺動することを阻止し得ることになる。
【0049】
そして、このときには、吊り支柱の長さを所定のストローク範囲内で可変とするから、間仕切り壁の上端を天井の動き相応して移動させ得ると共に、間仕切り壁の下端を床に着座したままの状態に維持し得ることになる。
【0050】
そして、請求項2の発明にあっては、間仕切り壁が下方支柱におけるピン結合部位を中心にして間仕切り壁の幅方向に揺動し得るから、間仕切り壁の下端が床に着座した状態のときに、間仕切り壁の上端が間仕切り壁の幅方向となる天井の動きに相応し得ることになる。
【0051】
そして、このときにも、吊り支柱の全長が可変とされるから、間仕切り壁の上端を天井の動き相応して移動させ得ると共に、間仕切り壁の下端を床に着座したままの状態に維持し得ることになる。
【0052】
また、請求項3の発明にあっては、外部からの回動操作で下方支柱が上方支柱に対して所定のストロークの範囲内で昇降し得ると共に、特に、下方支柱が上方支柱に対して所定のストロークを下降した後は下方支柱に連繋する間仕切り壁が上昇し得る。その結果、間仕切り壁が床から離座されて当該間仕切り壁が走行台吊り台車の走行により移動が可能になる。
【0053】
さらに、請求項4の発明にあっては、吊り支柱の全長を長孔の長さの範囲内で長短調整し得るとするから、この発明による間仕切り壁構造を具現化する部位における天井と床の間が上記の長孔の長さの範囲内で区々となる場合にもその具現化が可能になる。
【0054】
その結果、この発明によれば、屋内における床と天井との間で地震に伴う水平方向の位相にズレが招来されても下端側が揺れるなどしないようにして、可動式の間仕切り壁への利用に最適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による間仕切り壁構造を具現化する間仕切り壁を外装材が撤去された状態で示す立面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】天井から吊り下げられた間仕切り壁の上端部を部分的に拡大して示す立面図である。
【図4】同じく側面図である。
【図5】間仕切り壁の下端側を部分的に拡大して示す側面図である。
【符号の説明】
1 上方支柱
2 下方支柱
2a ピン
3 移動手段
4 コーン
11,21 上端側
12,22 下端側
13 連結手段
21a,B1 孔
23 ピン結合
31 ケーシング
32 入力軸
B ブラケット
D 走行吊り車
F 床
P 吊り支柱
R 天井
W 間仕切り壁
W1 フレーム
W2 板

Claims (4)

  1. 天井裏で走行する走行吊り車に吊り支柱を介して吊持された状態で下端が床から離座するときに走行吊り車の走行によって移動可能とされる可動式の間仕切り壁を有してなる間仕切り壁構造において、吊り支柱が上方支柱と下方支柱とからなる一方で、上方支柱の上端が走行吊り車に連繋されると共に上方支柱の下端側が間仕切り壁内に垂下されてなり、下方支柱の下端側が間仕切り壁内の下端側において間仕切り壁に対して適宜の移動手段の配在下に上下方向に移動可能に連繋すると共に下方支柱の上端が上方支柱の下端部に所定のストロークで上下方向に移動可能に連繋してなり、上方支柱が間仕切り壁の上端に連繋する部位で上下の二部材に分割されると共にこの上下の二部材が球面軸受機構からなる連結手段で連結されてなることを特徴とする間仕切り壁構造
  2. 下方支柱が上端側にピン結合された部位を有し、このピン結合部位を中心にして下方支柱の上端側を間仕切り壁の幅方向に揺動可能としてなる請求項1に記載の間仕切り壁構造
  3. 適宜の移動手段が外部からの回動操作で間仕切り壁に対して下方支柱を昇降させるネジジャッキ機構からなる請求項1に記載の間仕切り壁構造
  4. 上方支柱の下端側に上方支柱の軸線方向に沿う所定の長さの長孔が形成されると共に、下方支柱の上端に下方支柱の軸線方向を横切る方向にピンが保持されてなり、このピンが上記の長孔に挿通されてなる請求項1に記載の間仕切り壁構造
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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