JP2014009470A - 車両ドア開閉システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 手に荷物を持ったユーザーであってもわずらわしさを感じない形で、車両のバックドアを開けることができる車両ドア開閉システムを提供する。
【解決手段】 制御部20は、携帯キーと車両側との間での無線通信によるキー照合で照合OKとなることを前提に、車外のバックドア周辺の予め定められた検出エリア130Bにおいてユーザー3の存在が検出された場合には、バックドア8を開錠状態させて、バックドア8を自動で開く。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両ドア開閉システムに関する。
近年の車両には、車両ドアの施解錠を、ユーザーが携行する携帯キーとの無線通信により行う電子キーシステムを搭載するものがある。このシステムでは、ユーザーは携帯キーを手にして操作する必要は無く、カバンやポケットの中に入れた状態でも作動する(特許文献1)。
特許第4110167号公報
しかしながら、こうしたシステムでは、無線通信により自動で認証処理がなされるものの、最終的にはタッチセンサに触れるなど何がしかのユーザーアクションを要する。ところが、車両に大きめの荷物を載せる場合など、そうしたアクションすら困難となる場合があり、こうした場合、一度荷物を降ろしてからタッチセンサに触れなければならないなどわずらわしい。こうしたわずらわしさは、特に荷物の積み込みが主となる車両後部のバックドア(トランクやラゲージドアを含む)の開閉時に生じる。
本発明の課題は、手に荷物を持ったユーザーであってもわずらわしさを感じない形で、車両のバックドアを開けることができる車両ドア開閉システムを提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するために本発明の車両ドア開閉システムは、
携帯キーと車両側との間での無線通信によるキー照合によって、照合OKとなることを前提にバックドアが開錠可能となる車両ドア開閉システムであって、
バックドアを開錠状態に切り替えるドア開錠駆動部と、
バックドアを開放する開動作を実行するドア開駆動部と、
車両外のバックドア周辺の予め定められた検出エリアにおいてユーザーを検出するユーザー検出手段と、
照合OKとなっている状態を前提に、当該検出エリアにユーザーの存在が検出された場合には、ドア開錠駆動部にバックドアを開錠状態とさせるとともに、当該開錠状態となるに伴いドア開駆動部にバックドアの開動作を実行させる制御手段と、
を備えることを特徴とする。
上記本発明の構成によれば、手に大きな荷物を持ったユーザーであっても、その荷物を持ったまま所定のエリアに立つだけでバックドア(トランクやラゲッジドアを含む)が自動的に開くから、ドアを開ける手間を感じることなく荷物を詰め込むことができる。
本発明の一実施形態である車両ドア開閉システムの構成を簡略的に示すブロック図。 図1の車両ドア開閉システムにおけるユーザー検出エリアを説明する図。 ユーザー検出部によるユーザー検出方法(障害物検出方法)を説明する図。 ユーザー検出部の検出エリアを説明する図。 障害物警告プログラムの処理の流れを説明する図。 車両−キー間で行われる双方向無線通信による照合処理の流れを説明する図。 バックドアを開錠及び開動作させる処理の流れを説明する図。 ユーザーの検出パターンの内容を示す図。 ユーザーの検出パターンの選択設定を説明する図。 バックドアを開錠及び開動作させる処理の第一変形例の流れを説明する図。 バックドアを開錠及び開動作させる処理の第二変形例の流れを説明する図。 図2とは異なるバックドアの開動作の第一例を簡略的に示した図。 図2とは異なるバックドアの開動作の第二例を簡略的に示した図。
以下、本発明の車両ドア開閉システムの一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である車両ドア開閉システム1の構成を簡略的に示すブロック図である。図1の実施形態における車両ドア開閉システム1は車両2に搭載可能なシステムであって、車両2の搭乗者に注意喚起のための報知出力をする報知出力装置12(報知出力部)と、車両2の周辺にて障害物3を検出する障害物検出部13と、障害物3が検出された場合に、報知出力装置12に報知出力を実行させる制御部10(制御手段)と、を備えた障害物警告報知システム100としての機能を有する。
報知出力装置12は、注意喚起のための報知を予め定められた警告音や音声にて行う音出力装置や、注意喚起のための報知を発光部や画面の表示にて行う表示装置といった車室内報知出力装置とすることができる。ここでの報知出力装置12は、注意喚起を音声にて出力する音声出力装置と、注意喚起を画面にて表示する液晶表示装置等の画面表示装置である。
障害物検出部13は、車両2外に予め定められた検出エリア130F,130Bを設定(形成)して、当該検出エリア130F,130Bに存在する障害物3を検出するものである。ここでの障害物検出部13は、図3に示すように、予め定められた検出波を送出し、その反射波の受信の有無に基づいて障害物3を検出するものであり、検出波を送出してからその反射波を受信するまでの時間に基づいて、障害物3までの距離を算出することも可能である。
なお、本実施形態の障害物検出部13は、図4に示すように、検出エリア130F,130Bとして、車両2の外縁に隣接する予め定められた最近接エリア130W(例えば送信面13aから20cm未満の範囲)と、最近接エリア130Wに隣接する近接エリア130X(例えば送信面13aから20cm以上60cm未満の範囲)とを設定する。ここでの障害物検出部13は、送信面から検出波を送出してその反射波を受信面で受信するセンサであり、図3に示すように、それら送信面と受信面との双方として兼用される兼用送受信面13aを有する。近接エリア130Xは、そのエリア130X内における障害物3(ユーザー)の存在を直接検出可能とする直接検出エリアである。他方、最近接エリア130Wは、センサ13が兼用送受信面13aを有するため、直接検出が不可能な不感帯エリアとなる。
しかしながら、障害物検出部13は、図4に示すように、検出エリア130として、上記エリア130Xの他にも、送受信面13aから近い順に、中間エリア130Y(例えば送信面13aから60cm以上90cm未満の範囲)と遠方エリア130Z(例えば送信面13aから90cm以上120cm以下の範囲)を有し、これらのエリア130Y,130Zにおいても障害物3を直接検出可能であり、それらエリア130X,130Y,130Zを識別した形で障害物3を検出できる。このため、エリア130Xに存在する障害物3がエリア130Yで検出されること無くロストしたときには、そのロスト状態を、最近接エリア130W内に障害物3がある状態と推定できる。つまり、最近接エリア130Wは、ユーザーの存在を推定する形で検出可能となる推定検出エリアである。
なお、ここでの障害物検出部13は、特定の障害物としてユーザーを検出できる障害物検出部であればよく、ここでは検出波として超音波を出力してその反射波を受信する超音波センサである。
また、本実施形態の障害物検出部13は、図2に示すように、車両2の各コーナーの周辺部と、車両2の後部中央周辺部と、車両2の前部中央周辺部とにそれぞれ設けられる。具体的にいえば、車両2のフロントバンパーのコーナー部に障害物検出部13FR,13FLが設けられ、車両2のフロントバンパーの中央部に複数の障害物検出部13FCが並設されている一方、車両2のリアバンパーのコーナー部に、ユーザー検出部13Bをなす障害物検出部13BR,13BLが設けられ、車両2のリアバンパーの中央部に、ユーザー検出部13Bをなす複数の障害物検出部13BCが並設されている。それら各障害物検出部13FR,13FL,13FC,13BR,13BL,13BCに対応する検出エリア130F,130Bとして、各検出エリア130FR,130FL,130FC,130BR,130BL,130BCを形成し、自身に対応する検出エリアでの検出結果情報を制御部10に入力する。制御部10は、入力される各検出結果情報に基づいて、どの障害物検出部13FR,13FL,13FC,13BR,13BL,13BCが障害物3を検出したかを認識することができる。
制御部10は、周知のCPU,ROM,RAM等を備える通常のコンピュータとして構成される制御手段であり、各障害検出部13と、報知出力装置12と接続し、さらに車載通信手段をなす車載LAN5を介して制御部20を含む他の制御部と接続し、それらとの間で各種情報の送受信が可能である。例えば制御部10は、車載LAN5を介してイグニッションスイッチのON/OFFを示す信号等を受信可能とされている。
制御部10は、ROMや外部の記憶部が記憶する各種プログラムを実行する。そのプログラムの1つに障害物警告プログラムがある。障害物警告プログラムは、車両2のイグニッションスイッチのONに伴い制御部10によって実行されるものであり、イグニッションスイッチのONと、シフトポジションセンサ11が所定ポジションとなっていることを前提に、検出エリア130F,130B(ここでは130W,130Xであるが、130Xのみでもよい)において障害物3が検出された場合に、報知出力装置12に対し、車両2内の搭乗者に障害物3の存在を警告報知させる。
具体的には、図5に示すように、制御部10がまずはシフトポジションセンサ11から現在のシフトポジション情報を取得し、取得したシフトポジション情報に基づいて現在のシフトポジションが所定ポジション(ここではパーキングポジション以外のポジション)であると判定した場合には(S1,Yes)、障害物検出部13での障害物3の検出を開始する(S2)。ここでは所定周期での検出波の出力を開始する。そして、制御部10は、障害物検出部13から検出結果を取得し、取得した検出結果に基づいて障害物を検出したと判定した場合には(S3,Yes)、その障害物3の存在を運転者に報知する警報を報知出力装置12に出力させる。障害物3が検出されなければ(S3,No)、警報は出力されない(S5)。他方、現在のシフトポジションが所定ポジションでないと判定した場合には(S1,Yes)、障害物検出部13での障害物3の検出は開始されない(S6)。検出中であった場合はその検出を終了させる。図5の処理はイグニッションスイッチのONを前提に所定周期で繰り返し実行される。
ところで、本実施形態の車両ドア開閉システム1は、車両2に固有の照合コードを無線出力する無線通信機能を有した、車両2に対応する携帯キー4と、当該照合コードを無線受信して照合し、照合の結果、照合OKとなったことを前提に、ドアを開錠させる、もしくは開錠可能状態とさせる車両2(対応車両)とを有して構成されるキー照合システム200としての機能も有する。
具体的にいえば、本実施形態の車両ドア開閉システム1は、携帯キー4と車両2側との間での無線通信によるキー照合を行うキー照合システム200と、バックドア8を開錠状態に切り替えるドアロック駆動部(ドア開錠駆動部)28と、バックドア8を開放(開状態と)する開動作を実行するドア開閉駆動部(ドア開駆動部)29と、車両2外のバックドア8の周辺の予め定められた検出エリア130Bにおいてユーザーを検出するユーザー検出部13Bと、上記キー照合の結果、照合OKとなっている状態を前提とし、予め定められた検出エリア130Bにユーザーの存在が少なくとも検出された場合に、ドアロック駆動部28にバックドア8(トランクやラゲッジドアを含む)を開錠状態とさせるとともに、当該開錠状態となるに伴いドア開閉駆動部29にバックドア8の開動作を実行させる制御部20と、を備える。
制御部20は、CPU,ROM,RAMを有する通常のコンピュータと同様の構成を有し、上記キー照合システム200に関する制御全般を司る。電波送信部21,25(送信機)をなすLF送信部は、制御部20からの指令に基づいて、上記キー照合システム200に関する各種信号をLF帯域の予め定められた周波数で、対応する車外アンテナ21a,25aから無線送出する。一方、電波受信部22,26(受信機)をなすUHF受信部は、キー4から、上記キー照合システム200におけるキー照合に関係する、UHF帯域の予め定められた周波数の信号を、対応する車外アンテナ22a,26aから無線受信する。
送信用のドアアンテナ21aおよびバックドア外アンテナ25aは、それぞれ車両2の各ドア7およびバックドア8に配置されて、対応するLF送信部21,25から送信されてくる、上記キー照合システム200における車室外照合に関係したLF信号を車外の所定領域へ無線送信する。また、受信用のドアアンテナ22aおよびバックドア外アンテナ26aは、それぞれ車両2の各ドア7およびバックドア8に配置されて、上記キー照合システム200におけるにおける車室外照合に関係してキー4から無線送信されるUHF信号を無線受信して、これを対応するUHF受信部22,26へ出力する。
キー4は、車両2の上記キー照合システム200に関するスマートキーであり、図1に示すように、主な構成として、制御IC40、電波送信部41をなすUHF送信部、電波受信部42をなすLF受信部、自身に固有の照合コード(図中の照合データ)を記憶する記憶部43と、操作入力部44をなす操作スイッチと、を備える。
制御IC40は、CPUや各種メモリを備えて、キー4で必要となる情報処理全般を行う。UHF送信部41は、上記キー照合システム200に関するUHF帯域のUHF信号を送信する。LF受信部42は、上記キー照合システム200に関係して車両2から無線送信されるLF信号を受信する。記憶部43は、キー4で必要となる各種情報を記憶する不揮発性の記憶部であり、自身に固有の照合コードを記憶している。
ここで、制御部20が実行する車両2とキー4との間で行われる、双方向無線通信を伴う照合処理(エントリ制御)について、図6を用いて簡単に説明する。
まずは、車両2側において、制御部20は、LF送信部21,25に対し、ドアアンテナ21a,25aから所定周期でキー探索信号として起動信号を無線送信させ(T1)、キー4からの起動応答信号の受信待ち状態となる。他方、キー4側において、これをLF受信部42が無線受信すると、制御IC40は、自身のスリープ状態を解除して起動状態となり(クロック動作を開始する)、これに伴いUHF送信部41に起動応答信号を無線送信させる(K1)。そして、制御IC40は車両2からの照合コード要求の受信待ち状態となる。
次いで、車両2側の制御部20は、ドアアンテナ22a,26aを介してUHF受信部22,26が起動応答信号を受信すると、LF送信部21,25に対し、ドアアンテナ21a,25aからキー4側に照合コード(照合データ)を要求する照合コード要求信号を無線送信させ(T2)、キー4から要求応答信号として照合コードを含む照合信号の受信待ち状態となる。他方、キー4側において、これをLF受信部42が無線受信すると、制御IC40は、記憶部43が記憶する照合コードを含んだ照合信号を要求応答信号として、UHF送信部41に無線送信させる(K2)。
そして、車両2側の制御部20は、ドアアンテナ22a,26aを介してUHF受信部22が照合信号を受信すると、これに含まれる照合コードの照合処理(受信した照合コードと記憶部30に記憶しているマスターコードとを照合する)を行って、照合OKならば、車両2のドア7,8を開錠許可状態(開錠可能状態)とする(T3)。
ただし、本照合処理が、車両2と、各席ドア7の照合エリア(図示なし)内に位置するキー4との間で電波送受信なされる車外照合処理である場合には、照合OKに伴い車両2の各席のドア7を開錠許可状態(開錠可能状態)とし、照合NGのときはドア7の開錠を許可しない。そして、開錠許可状態となったドア7は、各席ドア開錠操作部23を操作することにより、車両2のドア7を開錠することができる(T4)。
他方、本照合処理が、車両2と、バックドア8の照合エリア250(図2参照)内に位置するキー4との間で電波送受信なされる車外照合処理である場合には、照合OKに伴い車両2のバックドア8を開錠許可状態(開錠可能状態)とし、照合NGのときはバックドア8の開錠を許可しない。そして、開錠許可状態となったバックドア8は、ユーザーが所定開条件を満たすことにより開錠させるだけでなく、開動作もさせることができる(T4)。
なお、本実施形態における上記照合処理において、車両2側から送信されるキー探索信号(起動信号)には、LF送信部21により送信される信号と,LF送信部25により送信される信号とが識別可能となるようそれらを識別する識別情報を有しており、その起動信号に応答するキー4からの起動応答信号、その起動応答信号に応答する車両2からの照合コード要求信号(要求信号)、その照合コード要求信号に応答するキー4からの照合信号(要求応答信号)といったその後の双方向通信信号にも、その識別情報が引継がれ、照合処理に際してキー4が各席ドア7の照合エリア(図示なし)内に位置するのか、バックドア8の照合エリア250(図2参照)内に位置するのかを制御部20は特定する。特定の結果、キー4が各席ドア7の照合エリア(図示なし)内に位置する場合には、照合OKに伴い車両2の各席のドア7を開錠許可状態(開錠可能状態)とし(T3)、バックドア8の照合エリア250(図2参照)内に位置する場合には、照合OKに伴い車両2のバックドア8を開錠許可状態(開錠可能状態)とする(T3)。
また、本実施形態においては、上記したキー固有の照合コード(キー識別情報)よりも情報量の少ない車両種別照合コード(車種識別情報)が含まれており、これを無線受信するキー4のLF受信部42は、受信した起動信号電力により駆動して、当該車両種別照合コードに対し簡易演算による照合を行い、照合OKとなった場合に、制御IC40に対し、スリープ状態を解除して起動状態とする信号入力がなされ、制御IC40を含むキー4全体が起動状態となる(T1)。なお、本実施形態における車両種別照合コードは、車両メーカー毎に定められたコードであるが、車種ごとに定められるようなコードでもよい。キー4側で、キー起動前に照合を行うことにより、キー4の無駄な起動を避け、電池消耗を抑制できる。
なお、キー4側、車両2側において、所定信号の受信待機状態となったときに受信しないままタイムアウトとなった場合や、各種照合処理において照合NGとなった場合には、本処理は終了となる。これらの場合に、キー4が起動状態にあれば、再びスリープ状態へと移行する。
そして、本実施形態の車両ドア開閉システム1は、上記のようにしてバックドア8の開錠許可状態となった場合(つまり車両2と、その後方の照合エリア250に存在するキー4との間での双方向通信によって該キー4が照合OKとなった場合)に、制御部20は、ユーザー検出部13Bに対し車両2外のバックドア8周辺の予め定められた検出エリア130Bでのユーザー検出(障害物検出)を実行させる指令を出力してユーザー検出を開始させ、その結果、ユーザーの存在が所定開条件を満たして検出された場合に、ドアロック駆動部28にバックドア8を開錠状態とさせるとともに、当該開錠状態となるに伴いドア開閉駆動部29にバックドア8の開動作を実行させる処理を実行する。
ユーザー検出部13Bは、車両2外のバックドア8の周辺に、バックドア8を開動作させるユーザーを検出するための予め定められた検出エリア130Bを設定して、当該検出エリア130Bに存在するユーザーを検出するものであり、本実施形態においては、障害物警告報知システム100の障害物検出部13Bに兼用される。兼用されなくともよいが、兼用されることによりシステム構成がシンプルになり、コスト面など多くのメリットが得られる。
さらにいえば、ユーザー検出部をなす障害物検出部13Bは、バックドア8を開動作させるためのユーザー検出と、障害物警告報知システム100としての障害物検出との双方において、検出エリア130B(ユーザー検出エリア)が同じエリアとなるように設定している。このため、障害物検出とユーザー検出の双方において、処理を共通化することができ、構成を簡略化できる。
なお、上述した障害物警告報知システム100は、イグニッションスイッチのON及びシフトポジションがパーキングポジション以外となっていることを前提に、エリア130Xにおいて障害物3が検出された場合に、車両2内の搭乗者に障害物3の存在を報知出力装置12からの出力で警告報知するよう構成されるが、本実施形態においては、イグニッションスイッチがOFFであっても、制御部20からの指令に基づいて制御部10が、車両後方の障害物検出部13Bによる障害物検出を実行させる。
ドアロック駆動部23,28は、各席ドア7やバックドア8を開錠状態と施錠状態との間で切り替えるよう駆動する駆動部であり、その駆動源をなすドアロックモータが制御部20により駆動制御される。
ドア開錠操作部22,27は、携帯キー4と車両2側との間での無線通信によるキー照合によって照合OKとなった前提のもとでユーザー操作されることにより、制御部20にドアロック駆動部23,28を開錠駆動させ、開錠状態に切り替える。ここでは対応するドア7,8のドアハンドル裏側に設けられたタッチスイッチである。他方、ドア施錠操作部(図示なし)も、同じく携帯キー4と車両2側との間での無線通信によるキー照合によって照合OKとなった前提のもとでユーザー操作されることにより、制御部20にドアロック駆動部23,28を施錠駆動させ、施錠状態に切り替える。ここでは対応するドア7,8のドアハンドル表側に設けられたロックボタンである。
ドア開閉駆動部29は、バックドア8を電動開閉動作させる駆動部であり、その駆動源を増すモータが制御部20により駆動制御される。ここでのバックドア8は、ここでは図2に示すように、車両後部の左右いずれか(ここでは左)に設けられた上下方向に延出する回転軸周りをスイングする形で開閉動作するドアであって、バックドア8のロック機構が開錠状態であることを前提に、電動開閉及び手動開閉が可能となる。バックドア8の手動開動作は、バックドア8の開錠状態においてユーザーがドアハンドルを引いてドア8を開けるユーザー操作によってなされる。他方、電動開動作については、バックドア8の開錠状態だけではなく、ユーザーが所定開条件を満たしたことを条件にして自動的に開始される。
なお、本実施形態において、開錠許可状態となったバックドア8を開錠及び開動作させる所定開条件には、検出エリア130Bでのユーザーの存在がユーザー検出部13Bによって検出されることが必須に含まれる。ここでは、当該検出エリア130Bにユーザーが予め定められた検出時間以上存在したと検出された場合を、当該検出エリア130Bにユーザーが存在すると判定するものとする。
さらに本実施形態において、上記所定開条件とは、検出エリア130Bでのユーザーの存在の検出が、予め定められた検出パターンで検出されることである。この検出パターンは制御部20において設定されている。
本実施形態における上記所定開条件となる検出パターンは、予め定められた複数の異なる検出エリア130B(1つのエリア130B内に含まれるエリア130Wとエリア130Xも異なるエリアとして定めてもよい)の中で、予め定められたエリア順に、ユーザーが検出されるパターンとして定められている。
さらにいえば、本実施形態における上記所定開条件となる検出パターンは、近接エリア130Xでユーザーが検出された後に該ユーザーの最近接エリア130Wへの進入が検出(推定の形での検出)され、その後再び検出エリア130Xでユーザーが検出される検出パターンとして定められている。
なお、本実施形態の障害物検出部130Bは、最近接エリア130W内の障害物3を直接検出することはできないが、制御部20は、障害物検出部130Bの検出結果に基づいて、エリア130Xに存在する障害物3がエリア130Yで検出されること無くロストしたときに、そのロスト状態を、最近接エリア130W内に障害物3がある状態と判定するものとする。そして、このロスト状態が所定時間(例えば上記の予め定められた検出時間)以上継続したときに、最近接エリア130W内にユーザーが存在すると判定するものとする。
ここで、制御部20が実行する、開錠許可状態となったバックドア8を開錠及び開動作させる処理(バックドアオープン)について、図7を用いて説明する。
制御部20は、上記照合処理によるバックドア8の開錠許可状態となっていない場合には(S11,No)、バックドア8の施錠状態が継続する(S20)。他方、制御部20は、上記照合処理によるバックドア8の開錠許可状態となっている場合は(S11,Yes)、制御部20が、制御部10の障害物検出開始指令を送信する。これを受信した制御部10は、全障害物検出部13の中からユーザー検出部をなす各障害物検出部13Bを起動させて、図5のS2の処理と同様、所定周期での障害物検出(ユーザー検出)を開始する(S12:ユーザー検出手段)。そして、各障害物検出部13Bから検出結果が、制御部10から制御部20へと送信される。制御部20は、入力された検出結果に基づいて、検出エリア130Bに障害物3(ユーザー)が検出されたと判定した場合には(S13,Yes)、これをそのユーザーに報知するべく、報知出力装置32を起動して報知出力を実行させる(S14:検出報知制御手段)。
報知出力装置32は、障害物検出部13Bによって検出エリア130Bでのユーザーの検出を報知する検出報知手段であり、予め定められた警告音や音声によって報知出力する音出力装置や、発光部や画面の表示にて報知を行う表示装置とすることができ、そうした報知を、検出エリア130B内のユーザーが認識可能となる位置に配置される。
本実施形態の報知出力装置32は、車両2のバックドア8もしくはその周辺に設けられる車外報知手段であり、例えば車両2後部の既存の発光部をなす尾灯(ストップランプ)や方向指示灯(ウインカー)や露灯(フォグランプ)を用い、これらのいずれか又は双方を点灯させる形で報知するようにすれば、コストを抑制できる。
図7に戻る。制御部20は、障害物検出部13Bが障害物3を検出しただけでは、ユーザーが存在するとは判定しない。制御部20は、自身が備えるタイマー機能を用いて、その検出状態が所定時間継続して続いたか否かを判定して、所定時間継続した場合に、ユーザーが存在すると判定する(S15,Yes:ユーザー検出手段)。なお、ここでの制御部20による障害物検出(ユーザー検出)は、障害物検出部13Bによりエリア130X内の障害物3を直接的に検出するだけでなく、エリア130W内の障害物3も既に述べた方法で検出している。制御部20は、障害物検出部13Bにより所定時間継続して障害物3を検出した場合には(S15,Yes)、その障害物3をユーザーとして認識し、その検出エリアを特定して、メモリに順に記憶していく(S16)。
そして制御部20は、そのメモリの記憶内容に基づいて、所定の検出パターンを満たしたか否かを判定し(S17)、所定の検出パターンを満たした場合には(S17,Yes)、ドアロック駆動部28を駆動制御してバックドア8を施錠状態から開錠状態へと切替させるとともに(S18)、当該開錠状態となるに伴いドア開閉駆動部29を駆動制御してバックドア8に開動作を実行させて、ドア8を開放する(S19:ここでは全開状態とする)。
本実施形態の構成によれば、手に大きな荷物6を持ったユーザー3であっても、その荷物6を持ったまま所定のエリア130Bを移動していくだけでバックドア8(トランクやラゲッジドアを含む)が自動的に開くから、ユーザー3はドア8を開ける手間を感じることなく荷物6を車内に詰め込むことができる。また、バックドア8を自動的に開けるには、ユーザー3は予め定められたパターンをトレースする形で移動しなければならないので、そのパターンを知らない人は開けることができない。
また、本実施形態の構成によれば、障害物検出システム100の構成を利用して、バックドア8を自動的に開動作させるシステムになっているため、コストを大幅に抑制できる。なお、本実施形態の場合、障害物検出システム100において障害物3が検出された場合に警報出力する車両後方のエリア130Bと、バックドア8を自動的に開動作させるためのユーザーの検出エリア130Bが同じエリアとなるため、エリア130Bの位置をユーザーが覚え易い。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
例えば上記実施形態においては、バックドア8を開動作させるための所定開条件をなすユーザーの検出パターンが、直接検出エリアをなすエリア130Xと推定検出エリアをなすエリア130Wとの双方でのユーザーが検出されるパターンとして定められているが(図8のパターン1)、直接検出エリアのみのパターンでもよいし、推定検出エリアのみのパターンでもよい。
また、上記検出パターンに、上記推定検出エリアでのユーザーの存在の検出が含まれる場合、その推定検出エリアは上記最近接エリア130Wとは異なる領域に定められていてもよい。
また、上記実施形態においては、バックドア8を開動作させるための所定開条件をなす検出パターンが、予め定められた複数の異なる検出エリアの中130Bで、予め定められたエリア順にユーザーが検出されるパターンとして定められており、そのエリア順が、障害物検出部130Bの検出可能エリア(130W,130X,130Y,130Z)内における異なるエリアの組み合わせとして定められているが、異なる障害物検出部13Bの検出エリア130BR,130BC,130BLの中での組み合わせで定められていてもよいし、それら双方を組み合わせた組み合わせで定められていてもよい。例えば上記検出パターンが、車両2の後部のコーナー部周辺の検出エリア130BR,130BLと、車両2の後部の中央部周辺の検出エリア130BCとの双方で、ユーザーの存在が検出されることが必須に定められていてもよい。
具体的にいえば、上記検出パターンを、車両2の後部の中央部周辺の検出エリア10BCでのユーザーの存在検出と、車両2の後部のコーナー部周辺の検出エリア130BR,130Lでのユーザーの存在検出とをこの順で、あるいは逆で有するパターンとしてもよい(図8のパターン2,3)。さらにこの場合は、車両2の後部のコーナー部周辺の検出エリア130NL,130BRでのユーザーの存在が最後に検出されるパターンとして定めるとよい(図8のパターン3,4)。これにより、上記実施形態のように、上下方向に延出する回転軸周りをスイングする形で開閉動作するバックドア8において、ユーザーの最後の存在位置(立ち位置)が、バックドア8の開動作を妨げにくくなる。特に、上記検出パターンにおいて、最後にユーザーの存在を検出する検出エリア130Bがバックドア8の開閉移動範囲外となるエリア130B(ここでは回転軸が車両後部左側にあるためその逆側となるエリア130BR)に設定することにより、ユーザーがバックドア8の開動作を妨げることがなくなる(図8のパターン4)。
また、上記実施形態においては、図7に示すように、検出エリア130Bにユーザーが検出されると報知(S14)が行われていたが、図10に示すように、これを、検出エリア130Bにユーザーが所定時間継続して検出されてユーザーの存在が特定されたときに報知(S15’)が行われるよう変更してもよい。
また、上記実施形態においては、検出エリア130Bにユーザーが予め定められた検出時間以上存在した場合に、当該検出エリアにユーザーが存在すると判定されていたが、図11に示すように、単純に、検出エリア130Bでユーザーが検出されたことをそのまま、ユーザーが存在すると判定してもよい。
なお、図2に示す検出エリア130は、簡略的に図示したものであって、実際とは異なっており、車両2の前後双方の側で隣接するエリア130同士の間にできる限り少ないとよい。また、隣接するエリア130同士が重なってもよく、これにより、より正確な障害物(ユーザー)3検出が可能になるが、この場合、上記の検出パターンとして、隣接する2つのエリアにまたがって検出されている状態を、パターンに組み込んでもよいし、そうした場外が組み込まれないよう除外されていてもよい。
また、図2に示す検出エリア130に関して、中央のエリア130FC,130BCは、横に並ぶ2つのセンサ13によって形成される1つのエリアとして定めているが、これを、2つのセンサ13それぞれのエリアとして別エリアとして定めてもよい。この場合、上記の検出パターンとして、それぞれを別にして扱うことができる。
上記実施形態においては、バックドア8は、上下方向に延出する回転軸周りをスイングする形で開閉動作するドアであったが、図12に示すような上方に跳ね上げるタイプのドア8でもよいし、図13に示すようなトランクのようなタイプのドア8でもよいし、スライドドアでもよい。自動開動作可能なバックドアであれば、本発明を適用可能である。
また、上記実施形態において、制御部20が設定するバックドア8を開動作するための検出エリア130Bでのユーザーの検出パターンは予め定められた1つのパターンであったが、これを複数のパターンの中からユーザー(車両所有者等)に選択させて、選択されたパターンを設定するようにしてもよい。
例えば図8に示すように、互いに異なる上記ユーザー検出パターン(ユーザー認識パターン)を記憶部31に複数記憶しておき、記憶部31に記憶されている複数の検出パターンの中から1つを選択させるユーザー操作(検出パターン選択操作)が操作入力装置33(操作入力部)においてなされ、制御部20が、これを受け付けた場合に(操作受付手段)、受け付けた検出パターンを、バックドア8を開動作させるための検出パターンとして設定する(設定手段)ように構成できる。
例えば、操作入力装置33を、画面表示部(ディスプレイ)と、その画面に表示される複数の操作画像を選択操作可能な画面操作部(例えば画面へのタッチ操作を受け付けるよう設けられるタッチ操作部をなすタッチパネル等)と、を有して構成し、図9に示すようなユーザー検出パターン(ユーザー認識パターン)の設定画面を表示させる。図9の設定画面には、各種のユーザー検出パターンが、画面操作部への操作によって選択操作可能に表示されているから、ユーザーは、画面操作部を操作して1つのユーザー検出パターンを選択して決定することにより、制御部20が、決定されたユーザー検出パターンを、バックドア8を開動作させるための検出パターンとして設定する。ここでの設定画面に表示されるラジオボタンを操作画像として表示しており、それらへのタッチ操作により選択/非選択が切り替わり、最終的に設定アイコンをタッチ操作することで、選択状態のラジオボタンに対応するユーザー検出パターンが制御部20によって採用され、設定される。
1 車両用ドア開閉システム
100 携帯キー拾得通知システム
200 キー照合システム
2 車両
4 キー
10 制御部
13 障害物検出部
130 検出エリア
13B ユーザー検出部
130B ユーザー検出エリア
20 制御部(制御手段)
27 バックドア開錠操作部
28 バックドア施開錠駆動部(ドア開錠駆動部)
29 バックドア開閉駆動部(ドア開駆動部)
31 記憶部
33 操作入力装置

Claims (10)

  1. 携帯キーと車両側との間での無線通信によるキー照合によって、照合OKとなることを前提にバックドアが開錠可能となる車両ドア開閉システムであって、
    前記バックドアを開錠状態に切り替えるドア開錠駆動部と、
    前記バックドアを開放する開動作を実行するドア開駆動部と、
    車両外のバックドア周辺の予め定められた検出エリアにおいてユーザーを検出するユーザー検出手段と、
    前記照合OKとなっている状態を前提に、当該検出エリアにユーザーの存在が検出された場合には、前記ドア開錠駆動部に前記バックドアを開錠状態とさせるとともに、当該開錠状態となるに伴い前記ドア開駆動部に前記バックドアの前記開動作を実行させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする車両ドア開閉システム。
  2. 前記制御手段は、前記照合OKとなった状態を前提に、前記検出エリアでのユーザーの検出が、予め定められた検出パターンで検出された場合に、前記ドア開錠駆動部に前記バックドアを開錠状態とさせる請求項1に記載の車両ドア開閉システム。
  3. 前記ユーザー検出手段は、前記検出エリアを複数設定するとともに、それら検出エリアでのユーザー検出を、検出エリアを識別可能な形で行う請求項2に記載の車両ドア開閉システム。
  4. 前記検出パターンが、予め定められた複数の異なる前記検出エリアの中で、予め定められたエリア順に、前記ユーザーが検出されるパターンとして定められている請求項3に記載の車両ドア開閉システム。
  5. 前記ユーザー検出手段は、前記検出エリアとして、前記ユーザーの存在を直接検出可能とする直接検出エリアと、前記ユーザーの存在を推定する形で検出可能とする推定検出エリアとを有し、
    前記検出パターンが、前記直接検出エリアと前記推定検出エリアとの双方での前記ユーザーの検出を必須に定められている請求項4に記載の車両ドア開閉システム。
  6. 前記推定検出エリアは、車両外縁に隣接する予め定められた最近接エリアとして定められ、前記検出パターンが、(前記最近接エリアに隣接する)前記最近接エリアでユーザーが検出された後に該ユーザーの前記最近接エリアへの進入が検出され、その後再び前記最近接エリアでユーザーが検出されるパターンとして定められている請求項5に記載の車両ドア開閉システム。
  7. 前記検出パターンが、前記車両後部のコーナー部周辺の前記検出エリアと、前記車両後部の中央部周辺の前記検出エリアとの双方での前記ユーザーの検出を必須に定められている請求項4に記載の車両ドア開閉システム。
  8. 前記ユーザー検出手段は、超音波センサである請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の車両ドア開閉システム。
  9. 前記ユーザー検出手段によって前記検出エリアでユーザーが検出された場合に、当該検出を検出報知手段から報知出力させる検出報知制御手段を備える請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の車両ドア開閉システム。
  10. 前記制御手段は、前記検出エリアにおいてユーザーが予め定められた検出時間以上検出された場合に、当該検出エリアにユーザーが存在すると判定するものとする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の車両ドア開閉システム。
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