JP2021091274A - ウィンドウ表示システムおよびそれを含む車両システム - Google Patents

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雄大 ▲高▼西
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Abstract

【課題】乗員が乗車する前に、視覚的に情報を提示することができるウィンドウ表示システムおよびそれを含む車両システムを提供する。【解決手段】車両におけるサイドドアのドアボデー43におけるサイドウィンドウ42に備えられ、車両(V)の外側に向けて表示を行うディスプレイ装置41と、ディスプレイ装置41を駆動するディスプレイ駆動回路と、を備える。そして、車両の周囲の所定エリア内に乗員が接近してきたことが検出されると、ディスプレイ駆動回路に映像信号が入力されることでディスプレイ装置41にて情報表示を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、車両において、スマートキーシステム(登録商標)と連動して表示されるウィンドウ表示システムおよびそれを含む車両システムに関するものである。
従来、特許文献1において、乗員が降車しようとする際に、ドアの窓ガラス(以下、サイドガラスという)に、文字または画像を表示する車載報知装置が提案されている。
この車載報知装置では、レーダやカメラを用いて車両の周辺の状況を検出し、検出した状況を報知するための文字または画像を、車両のサイドガラスに表示することによって、乗員に対する報知を行っている。車載報知装置は、ドアセンサにてドアの操作部に対する接近または接触を検出することにより乗員による降車動作を検出し、乗員の降車動作を検出した場合に、サイドガラスに文字または画像を表示する処理を行っている。
特開2017−177883号公報
しかしながら、従来では、乗員が降車しようとする際に、車両の内向きに文字または画像を表示するというものであり、乗員が乗車する前に、視覚的に情報を提示することはできない。
本発明は上記点に鑑みて、乗員が乗車する前に、視覚的に情報を提示することができるウィンドウ表示システムおよびそれを含む車両システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかるウィンドウ表示システムは、車両におけるサイドドアのドアボデー(43)におけるサイドウィンドウ(42)に備えられ、車両(V)の外側に向けて表示を行うディスプレイ装置(41)と、ディスプレイ装置を駆動するディスプレイ駆動回路(40)と、を有し、車両の周囲の所定エリア内に乗員が接近してきたことが検出されると、ディスプレイ駆動回路に映像信号が入力されることでディスプレイ装置にて情報表示を行う。
このように、スマートキーシステムと連動してウィンドウ表示システムによる表示を行うようにしている。すなわち、スマートキーシステムによって乗員が車両に近づいてきたことを検出し、乗員が所定エリア内まで移動してくると乗車するものとして、ディスプレイ装置を通じて車両の外側に向けて情報表示が行われるようにしている。このようにすることで、乗車前に、乗員に視覚的に情報表示を提供することが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態にかかるウィンドウ表示システムを含む車両システムの概略構成を示すブロック図である。 サイドドアガラスにディスプレイ装置を備えた場合の情報表示の一例を示した図である。 図2中のIII−III断面図である。 ディスプレイ表示処理のフローチャートである。 車両の周囲に設定される判定エリアと乗員の接近の様子を示した図である。 第2実施形態にかかるウィンドウ表示システムを含む車両システムの概略構成を示すブロック図である。 ディスプレイ表示処理のフローチャートである。 サイドドアガラスにディスプレイ装置を備えた場合の情報表示の一例を示した図である。 ドアノブに生体認証センサを備える場合を示した図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態にかかるウィンドウ表示システムを含む車両システムについて説明する。本実施形態にかかる車両システムは、スマートキーシステムと連携してウィンドウ表示システムによる表示を行うものである。
なお、車両システムのうちのスマートキーシステムは、ユーザが所有する電子キーなどの携帯機が車両周囲の所定エリア内に存在するか否かのエリア判定を行い、携帯機が所定エリア内に存在しているとエリア内判定を行ってドア開閉操作を行えるようにするものである。図1を参照して、本実施形態にかかる車両システム100の詳細構成について説明する。
図1に示すように、車両システム100は、スマートキーシステム1と、携帯機2と車両ECU3およびウィンドウ表示システム4とを備えた構成とされている。一般的なスマートキーシステムは、ウィンドウ表示システム4への報知などを行う構成とされていないが、本実施形態のスマートキーシステム1は、ウィンドウ表示システム4への報知を行って、乗員が乗車する前に、乗員への視覚的な情報の提示を可能とする。
スマートキーシステム1は、送受信機10、スマート電子制御装置(以下、ECUという)11、スイッチ12、ドアアクチュエータ13などを有している。
送受信機10は、携帯機2との間において無線通信によるデータ通信を行うものである。後述するように、送受信機10は、携帯機2から送られてくる認証用の無線信号を受信したり、その無線信号の送信要求を行ったりする。また、送受信機10は、携帯機2から送られてくるLock/Unlock信号の受信も行っている。
スマートECU11は、制御部に相当し、携帯機2との間において行われるデータ通信や車両ECU3から伝えられる車両データに基づいて、エリア判定を行ったり、ドア開閉動作を行ったりするものである。本実施形態の場合、スマートECU11は、エリア判定やドア開閉動作に連動してウィンドウ表示システム4への映像信号や電源制御信号の伝達も行っている。具体的には、スマートECU11は、電力測定部、データ取得部および車両制御部などを有した構成とされている。
電力測定部は、送受信機10が携帯機2から送信される無線信号を受信すると、その受信強度を測定し、測定した受信強度もしくは受信強度に対応するRSSI値を車両制御部に伝える。データ取得部は、スイッチ12の検出信号や車両ECU3から送られてくる車両データ、例えば図示しないドアセンサが検知するドアの開閉状態を示す検知信号を入力し、ユーザがスイッチ12を押下したことを検出したり、ドアが開いたことを検出する。そして、データ取得部は、その検出結果を車両制御部に伝えている。車両制御部は、車両の周囲の所定エリア、例えば送受信機10から所定距離の範囲に規定される判定エリア内に携帯機2が存在するか否かを判定するエリア判定を行ったり、エリア判定の結果に基づいてドア開閉動作を行ったりする。
エリア判定については、車両制御部は、電力測定部から伝えられる受信強度もしくは受信強度に対応するRSSI値に基づいて行っている。具体的には、車両制御部は、電力測定部から伝えられる受信強度もしくは受信強度に対応するRSSI値が所定の閾値を超えているか否かに基づいて、スマートECU11の判定エリア内に携帯機2が存在しているか否かを判定するエリア判定を行う。本実施形態の場合、後述する図5に示すように、より運転席ドアなどに近い第1エリアAと、それを囲むように第1エリアAよりも離れた位置に設定される第2エリアBとを設定してある。そして、エリア判定については、乗員が第1エリアAと第2エリアBのいずれに存在しているかの判定や、第1エリアAや第2エリアBにはいないことの判定、つまり第1エリアAおよび第2エリアBよりも遠い第3エリアCにいることの判定が行われる。
そして、車両制御部は、エリア判定によって携帯機2が第2エリアB内に存在することを確認した場合、乗員がスイッチ12に触れるとドアの施開錠が行えるスタンバイ状態となる。さらに、車両制御部は、スタンバイ状態となっている際に携帯機2が第1エリアA内に存在することを確認した場合、後述するディスプレイ駆動回路40に制御信号を送ってディスプレイ装置41を通じてディスプレイ点灯を行わせる。このときのディスプレイ点灯が、乗員が車両に乗り込む前に行われる情報表示に相当する。この段階では、例えば鍵が施錠されている状態の表示などが行われる。そして、乗員がスイッチ12に触れると、車両制御部はドアアクチュエータ13に開錠指示信号を送り、ドア開錠を行うようになっている。
また、車両制御部は、ドア開錠が為されたことを検知すると、ディスプレイ点灯のおける1つの情報表示として、鍵が開錠されている状態の表示であるUnlock表示を行う。そして、車両制御部は、後述するように車両ECU3から車両データとして送られてきたドアセンサの検知信号に基づいてドアが開かれたことを検知すると、情報表示の必要性が無くなったとして、ディスプレイ消灯を行う。このようにして、ディスプレイ装置41を通じての情報表示が行われる。
なお、ここでは乗員がスイッチ12を触れるとドア開錠操作が行われるようにしているが、乗員が判定エリア内、例えば第1エリアA内に移動してきたら、スイッチ12を押下することなく自動的にドア開錠操作が行われるようにしても良い。この場合には、ディスプレイ点灯による情報表示の形態を変えれば良い。例えば、自動的に開錠操作が行われたタイミングでディスプレイ点灯として鍵が開錠されている状態の表示が行われるようにしても良い。
また、ここでは携帯機2が判定エリアに移動してきた場合について説明したが、判定エリアから外側に移動する場合や判定エリア内にいても乗員がドア開閉操作を行わない場合もある。このため、車両制御部は、携帯機2が車室外において判定エリアに存在しなくなったことを検出したり、乗員がスイッチ12に触れないまま所定時間経過したりすると、自動的にスタンバイ状態を解除するなどの動作を行うようにしても良い。
また、スマートECU11は、送受信機10を通じて携帯機2からのLock/Unlock信号を受信し、ユーザによる携帯機2の操作に基づいてもドア開閉動作を行うようになっている。
なお、実際には、車両制御部は、自車両の携帯機2と他の車両の携帯機などとを判別するために、携帯機2などが判定エリアに存在していることを確認する際に、携帯機2などから送信される無線信号に含まれるID情報を照合する。そして、車両制御部に記憶されているID情報と一致していると、車両制御部は、正当な携帯機2であると認証し、その正当な携帯機2が判定エリアに存在していると判定してドア開錠動作を行うようになっている。
スイッチ12は、例えばドアノブなどに備えられたタッチセンサなどであり、ユーザがスイッチ12に触ると、それを示す検出信号がデータ取得部に伝えられ、さらにそれが車両制御部に伝えられる。
ドアアクチュエータ13は、例えばドアロックモータによって構成されている。車両制御部がドア開錠を行う際には、スマートECU11がドアアクチュエータ13に開錠指示信号を送り、ドアアクチュエータ13が駆動させられることで、ドア開錠が行われるようになっている。
携帯機2は、スマートキーなど電子キーで構成され、内蔵アンテナを通じて無線信号の送信を行う機能を有し、スマートECU11との間において通信を行うことで、車両における運転席ドア、助手席ドアおよびトランクルームドアの開閉等が行えるようにする。携帯機2は、例えば所定の周期毎に定期的に無線信号の送信を行ったり、スマートECU11からの要求に基づいて無線信号の送信を行うようになっている。また、携帯機2は、リモートキーとしても使用可能とされており、乗員の操作に基づいてLock/Unlock信号を出力し、それが送受信機10を介してスマートECU11に入力されるようになっている。なお、携帯機2については、無線信号の送信機能を行うことで車両のキーとして機能させられるものであれば良いため、例えばスマートフォンのような携帯電話機などであっても構わない。
車両ECU3は、HCU(Human Machine Interface Control Unit)などで構成される。車両ECU3は、プロセッサ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、I/O、これらを接続するバスを備えるマイクロコンピュータを主体として構成され、スマートECU11と車内LANとに接続されている。車両ECU3は、不揮発性メモリに記憶された制御プログラムを実行することにより、スマートECU11に対して所定の車両データを伝える。具体的には、車両ECU3は、車両データとして、ドアセンサの検知信号などをスマートECU11に対して伝えている。
ウィンドウ表示システム4は、車両におけるサイドウィンドウに対して各種情報の表示を行うものである。ウィンドウ表示システム4はディスプレイ駆動回路40とディスプレイ装置41とを有した構成とされている。
ディスプレイ駆動回路40は、ディスプレイ装置41を駆動するための回路である。ディスプレイ駆動回路40は、例えば図2に示すように、サイドウィンドウ42が備えられるドアボデー43内において、図3に示すように回路ケース44を介してサイドウィンドウ42に固定され、サイドウィンドウ42と共に昇降可能となっている。また、ディスプレイ駆動回路40は、図3に示すように映像信号ケーブル45を介してスマートECU11から映像信号や電源制御信号を入力し、電源制御信号に基づいて電源のオンオフ制御を行う。これにより、映像信号に基づいてディスプレイ装置41が駆動され、各種情報が表示される。なお、映像信号ケーブル45は、余裕を持った長さとされており、映像信号ケーブル45が妨げになることなくサイドウィンドウ42と共にディスプレイ駆動回路40が昇降させられるようになっている。
ディスプレイ装置41は、ディスプレイ駆動回路40によって制御されることで各種情報の表示を行う。ディスプレイ装置41は、例えば図3に示すように、合わせガラス42a、42bの中間層として透明ディスプレイ41aを配置することで構成されている。ディスプレイ装置41としては、透明OLED(Organic Light Emitting Diode)を用いると好ましいが、透明LCD(liquid crystal display)などの他のものを透明ディスプレイ41aとして用いても良い。
図2に示すように、ディスプレイ装置41は、サイドウィンドウ42において車両の外向きに配置されて情報表示を行うことで、車両の外側から視認できる表示器を構成する。例えば、ディスプレイ装置41により、鍵の施開錠状態を示すキー表示46、バッテリ残量や航続可能距離などの車両状態表示47および時刻情報表示48などの各種表示が行われる。ここでは、図2において破線で示したように、サイドウィンドウ42における下方位置の一部を表示エリアとしているが、表示エリアの場所や範囲については任意である。例えば、ディスプレイ装置41の表示エリアをサイドウィンドウ42の中央位置のみとしても良いし、全面としても良い。
以上のようにして、ウィンドウ表示システム4などを含む車両システム100が構成されている。続いて、このように構成された車両システム100の作動について、図4に示すディスプレイ表示処理のフローチャートおよび図5に示す乗員の車両への接近の様子を示した図を参照して説明する。本処理は、スマートECU11において、所定の制御周期毎に実行される。この処理の他、スマートECU11では、通常のスマートキーシステム1の動作としてのエリア判定やドア開閉動作を行ったりしており、これらの動作に連動して図4に示すフローチャートの各処理が行われる。
まず、ステップS100では、判定エリア内において乗員を検知したか否かを判定する。この処理では、送受信機10が携帯機2から送信される無線信号を受信したときの受信強度もしくはRSSI値に基づいて、所定の受信強度以上もしくは所定のRSSI値以上になると、乗員が判定エリア内に検知されるようになっている。例えば図5に示すように、車両Vの運転席のドアなどから所定距離の範囲に設定される判定エリアの外側から判定エリア内に携帯機2を所持する乗員が移動してきたときに乗員が検知される。具体的には、乗員Pが第2エリアBよりも離れた第3エリアCに居るときにはまだ乗員Pが検知されないが、第1エリアAや第2エリアBに居るときには乗員Pが検知される。そして、ステップS100で肯定判定されるまで本処理が繰り返され、肯定判定されるとステップS110に進む。
ステップS110では、スマートキーシステム1としてスタンバイ状態となる。すなわち、乗員がスイッチ12を触れると施開錠の動作を行えるように、システム電源をONした状態となる。そして、ステップS120に進み、乗員が第1エリアAに進んだか、第2エリアBのままか、それとも第3エリアCに戻ったかを判定する。そして、乗員が第1エリアAに進んだ場合のみステップS130に進み、第2エリアBのままであればステップS120を繰り返し、第3エリアCに戻ったのであればステップS100に戻る。
そして、ステップS130において、ディスプレイ装置41によるディスプレイ点灯指示、つまり情報表示の表示指示を行う。これにより、図2に示すように、サイドウィンドウ42の表示エリアに、キー表示46として鍵が施錠されている状態の表示、車両状態表示47、時刻情報表示48などの各種情報表示が行われる。勿論、ここで示した情報表示は一例であり、例えば航続可能距離を距離などの情報表示を行うようにしても良い。
その後、ステップS140に進み、開錠検知がなされたか否かを判定する。ここでいう開錠検知とは、ドライバがスイッチ12に触れること、もしくは携帯機2を直接Unlock操作したことによってドアが開錠されたことを検知することを意味している。開錠については、ドアの鍵が開錠されたことで足り、ドアが開かれたことを意味しているのではない。ここで肯定判定されるとステップS150に進み、ディスプレイ装置41に、鍵が開錠されている状態の表示であるUnlock表示を行わせる。これにより、乗員は、ディスプレイ装置41を通じてドアの鍵が開錠されたことを把握することができる。
さらに、ステップS160に進み、ドアセンサの検知信号に基づいてドアが開かれたか否かを判定する。そして、ドアが開かれるまではステップS150が繰り返されたUnlock表示が継続され、ドアが開かれるとステップS170に進んでディスプレイ消灯とする。
以上説明したように、本実施形態の車両システム100では、スマートキーシステム1と連動してウィンドウ表示システム4による表示を行うようにしている。すなわち、スマートキーシステム1によって乗員が車両に近づいてきたことを検出し、乗員が第1エリアAまで移動してくると乗車するものと判定し、ディスプレイ装置41を通じて車両Vの外側に向けて情報表示が行われるようにしている。このようにすることで、乗車前に、乗員に視覚的に情報表示を提供することが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して公衆回線を通じての通信を用いるようにしたものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図6に示すように、本実施形態では、スマートキーシステム1に通信機14を備えている。そして、通信機14を通じて、スマートキーシステム1とインターネット回線などの一般公衆回線網もしくは専用回線網を含む電気通信網5との接続を可能としている。また、また、Bluetooth(登録商標)などの通信を用いて、通信機14を通じて、スマートキーシステム1と携帯端末に相当するスマートフォン6との接続も可能になっている。さらに、電気通信網5は、シェアカーなどの提供者の管理するサーバ7などと繋がっており、電気通信網5を介してスマートキーシステム1がサーバ7と通信できるようになっている。
このように、スマートキーシステム1と電気通信網5やスマートフォン6との通信を可能とすることで、仮に乗員が携帯機2として電子キーを所持していないようなケースにおいても、乗員の乗車前における視覚的な情報提供を可能にできる。例えば、乗員がシェアカーなどを利用する場合、乗車前には乗員は携帯機2となる電子キーを所持していない。このような場合には、電気通信網5を通じてスマートキーシステム1やサーバ7などとの通信を行うことで、スマートフォン6の所持者がシェアカーを利用する乗員であるか否かの認証などを行うことが可能となる。このため、例えばスマートフォン6の所持者が車両に接近してきたときに視覚的な情報表示を行いつつ、シェアカーを利用する乗員であれば情報表示を継続し、そうでなければ情報表示を解除するなどの処理を行うことができる。これにより、乗員に乗車前に視覚的な情報表示を行うことが可能となる。
具体的には、本実施形態では、スマートECU11が図7に示すディスプレイ表示処理のフローチャートに従った処理を実行する。
まず、ステップS200、S210では、第1実施形態で説明した図4のステップS100、S110と同様の処理を実行する。なお、ステップS200に示す乗員を検知したか否かの判定については、スマートキーシステム1とスマートフォン6との間において行われるため、ここではスマートフォン6の所持者についても乗員として検知されることになる。そして、ステップS220に進み、通信機14を通じて電気通信網5との間と通信を行うことでワンタイムパスを取得する。ここでいうワンタイムパスは、スマートフォン6がシェアカーを利用する乗員の所有するものであるか否かを認証するための一時的な認証用パスワードである。ワンタイムパスについては、シェアカーを利用する乗員が予約時などに予め電気通信網5を通じてサーバ7などと通信したときに設定される。スマートキーシステム1は、電気通信網5を通じてサーバ7などと通信し、予め設定されていたワンタイムパスを取得する。サーバ7には、予めスマートキーシステム1からの通信に対応してワンタイムパスを発行したり、発行後の認証を行ったりするプログラムがインストールしてあり、そのプログラムを実行することでスマートキーシステム1にワンタイムパスを発行する。
続いて、ステップS230に進み、図4のステップS120と同様の処理を実行することで、スマートフォン6の所持者の接近の検知の判定を行う。なお、本実施形態の場合、スマートフォン6の所持者が車両に接近してきたことを検知しており、その所持者が乗員であるとは限らない。そして、スマートフォン6の所持者が第1エリアAに進んだ場合には、ステップS240に進み、図4のステップS130と同様にディスプレイ点灯の処理を行う。このとき、図8に示すように、スマートフォン6でワンタイムパスに対応する認証用コード表示、例えばQRコード(登録商標)についても情報表示する。
これに基づき、スマートフォン6の所持者がディスプレイ装置41に表示された認証用コードを読み取ると、スマートフォン6から電気通信網5を通じてサーバ7に認証用コードが示す情報やスマートフォン6に関する情報を含む各種情報が伝えられる。これにより、サーバ7において、スマートフォン6から送られてきた各種情報がシェアカーを利用する乗員からのものであるか否かの認証が行われ、その認証結果が電気通信網5を通じてスマートキーシステム1に送信される。
その後、スマートキーシステム1では、ステップS250において、送信されてきた認証結果が認証一致であるか認証不一致であるかを判定し、認証一致であればステップS260に進む。そして、ステップS260、S270において図4のステップS150、S160と同様の処理を行う。また、ステップS270でドアセンサの検知信号に基づいてドアが開かれたことが検知された場合、もしくは、ステップS250で認証不一致と判定された場合には、ステップS280に進んでディスプレイ消灯とする。
以上説明したように、乗員が携帯機2として電子キーを所持していない場合においても、スマートフォン6のような携帯端末を所持していれば、携帯端末や電気通信網5を用いて、車両を利用する乗員であるか否かの認証を行うことができる。そして、携帯端末の所持者が車両に近づいてくるとディスプレイ装置41による情報表示を行うことで、乗員の乗車前に視覚的な情報表示を提供することが可能となる。また、認証結果が認証不一致であった場合には、ディスプレイ消灯として情報表示を解除することで、車両の利用者でない場合に情報表示が継続されないようにすることができる。
なお、ここでは携帯端末の所持者が車両に近づいてきたときに一律にディスプレイ装置41による情報表示が行われるようにしているが、車両の乗員が近づいてきた場合にのみ情報表示が行われるようにしても良い。その場合、例えばステップS240のディスプレイ点灯の処理がステップS250の認証結果の判定処理の後に行われるようにすれば良い。
(第2実施形態の変形例)
第2実施形態で説明した構成に加えて、生体認証を行うこともできる。例えば、スマートキーシステム1に生体認証センサを備える。一例を挙げると、図9に示すように、ドアノブ43aに生体認証センサ16を配置し、スマートフォン6の所持者が生体認証センサ16に触れられるようにしている。そして、ディスプレイ点灯の際に、生体認証センサ16の場所を触れさせることを指示する表示が行われるようにする。
このような構成において、予め、スマートフォン6の所持者が電気通信網5を通じて生体認証データをサーバ7に送っておけば、サーバ7から電気通信網5を通じてスマートキーシステム1に生体認証データを伝えることができる。このため、スマートフォン6の所持者が生体認証センサ16に触れると、生体認証データと照合を掛けることで認証一致か認証不一致かを判定できる。したがって、スマートフォン6の所持者がスマートフォン6をかざしたりしなくても、生体認証による開錠を行うことが可能となって、より利便性を向上することが可能となる。
(他の実施形態)
本開示は、上記した実施形態に準拠して記述されたが、当該実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
例えば、上記各実施形態では、判定エリア内に乗員が存在している際に乗員がスイッチ12に触れるとドア開錠が行われるようにしているが、ドア開錠が行われることは、スイッチ12に触れることが必須の要件ではない。例えば、単に判定エリア内に携帯機2が存在するとの判定が為されたらドア開錠が行われるようにしても良い。また、スイッチ12に触れている状態において判定エリア内に携帯機2が存在しているとの判定が為されてかるドア開閉操作が可能となるようにしても良い。
また、上記実施形態では、運転席ドアの開閉を行うときのエリア判定を例に挙げているが、助手席ドアの開閉を行うときのエリア判定についても、上記各実施形態と同様の処理によって行える。つまり、助手席ドアにおいても、サイドウィンドウ42にディスプレイ装置41を備えている車両であれば、常時各実施形態と同様の処理を行うことで、情報表示を行うことができる。
本開示に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリーを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ以上の専用ハードウエア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリーと一つ以上のハードウエア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
なお、図4、図7中に示した各ステップは、各種処理を実行する機能部に対応するものである。すなわち、ステップS100、S200の処理を実行する部分が乗員検知部、ステップS120、S230の処理を実行する部分が接近検知部、ステップS130、S240の処理を実行する部分が表示指示部に相当する。また、ステップS220の処理を実行する部分が取得部、ステップS250の処理を実行する部分が認証判定部に相当する。
1 スマートキーシステム
2 携帯機
3 車両ECU
4 ウィンドウ表示システム
11 スマートECU
14 通信機
30 車両ECU
40 ディスプレイ駆動回路
41 ディスプレイ装置
42 サイドウィンドウ

Claims (7)

  1. 車両におけるサイドドアのドアボデー(43)におけるサイドウィンドウ(42)に備えられ、車両(V)の外側に向けて表示を行うディスプレイ装置(41)と、
    前記ディスプレイ装置を駆動するディスプレイ駆動回路(40)と、を有し、
    車両の周囲の所定エリア内に乗員が接近してきたことが検出されると、前記ディスプレイ駆動回路に映像信号が入力されることで前記ディスプレイ装置にて情報表示を行う、ウィンドウ表示システム。
  2. 前記サイドドアの鍵が開錠され、該サイドドアが開錠されたことが検知されると、前記ディスプレイ装置による前記情報表示が解除される、請求項1に記載のウィンドウ表示システム。
  3. 前記サイドドアの鍵が開錠され、該サイドドアが開かれたことが検知されると、前記ディスプレイ装置にて、前記情報表示として、前記鍵が開錠されている状態の表示を行う、請求項2に記載のウィンドウ表示システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載のウィンドウ表示システム(4)を備えていると共に、
    前記車両の周囲の所定エリア内に乗員が接近してきたことを検出する接近検知部(S120、S230)と、前記接近検知部にて前記所定エリア内に乗員が接近してきたことが検出されると、前記ディスプレイ駆動回路に映像信号を入力することで前記ディスプレイ装置による前記情報表示を行わせる表示指示部(S130、S240)と、を有する制御部(11)を含むスマートキーシステム(1)を備えている、車両システム。
  5. 前記スマートキーシステムは、
    電気通信網(5)を介してサーバ(7)との通信を可能にすると共に、該電気通信網を通じた通信を行う携帯端末(6)との通信を可能とする通信機(14)を有し、
    前記制御部は、
    前記所定エリアを第1エリア(A)として、該第1エリアより前記車両から離れた位置に設定される第2エリア(B)に前記携帯端末の所持者を含めて前記乗員が存在することを検知する乗員検知部(S100、S200)と、
    前記乗員検知部が、前記第2エリアに前記乗員が存在することを検知すると、認証用パスワードを取得する取得部(S220)と、を有し、
    前記表示指示部は、前記取得部が取得した認証用パスワードに対応する認証用コードを前記ディスプレイ装置に表示させる、請求項4に記載の車両システム。
  6. 前記携帯端末は、
    前記ディスプレイ装置に表示された前記認証用コードを読み取ると、前記電気通信網を介して前記サーバに前記認証用コードが示す情報と前記携帯端末に関する情報を含む情報を伝え、
    前記サーバは、前記携帯端末から伝えられた情報に基づいて認証を行い、認証一致か認証不一致かを示す認証結果について、前記電気通信網を通じて前記スマートキーシステムに伝え、
    前記スマートキーシステムにおける前記制御部は、前記認証結果に基づいて認証一致か認証不一致かを判定する認証判定部(S250)を有し、該認証判定部にて前記認証一致と判定されると、前記ディスプレイ装置にて、前記情報表示として、前記鍵が開錠されている状態の表示を行う、請求項5に記載の車両システム。
  7. 前記スマートキーシステムは、
    電気通信網(5)を介してサーバ(7)との通信を可能にすると共に、該電気通信網を通じた通信を行う携帯端末(6)との通信を可能とする通信機(14)を有し、
    前記スマートキーシステムは、生体認証センサ(16)を有し、
    前記表示指示部は、前記情報表示として、前記生体認証センサの場所および該場所を触れさせることを指示する表示が行われるようにし、
    さらに、前記制御部は、前記生体認証センサが検出した生体認証データと、前記携帯端末もしくは前記サーバから前記電気通信網を通じて伝えられる生体認証データとを照合し、認証一致か認証不一致かを判定する認証判定部を有し、該認証判定部にて前記認証一致と判定されると、前記ディスプレイ装置にて、前記情報表示として、前記鍵が開錠されている状態の表示を行う、請求項4に記載の車両システム。
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