JP2010147838A - キーレスエントリーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズ環境に拘わらず、携帯機による通信可能距離を確保可能なキーレスエントリーシステムを提供する。
【解決手段】車両周辺のノイズレベルを検出可能なノイズ状態検出機構24と、送信信号の伝送レートを変更可能な制御部4とを有し、ノイズレベルが所定値以上のとき、送信信号の伝送レートを低下させるため、車両V周辺のノイズ環境に拘わらず、通信可能距離を確保することができ、携帯機1による送信を確実に実行できる。しかも、受信アンテナ22からの入力に基づき送信信号の伝送レートを変更するため、受信アンテナ22をノイズ状態検出機構24に利用でき、簡易な構成でノイズ状態検出機構24を形成できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンキーを用いずに車両ドアのロック/アンロック等を遠隔操作で行うキーレスエントリーシステムに関し、特に、車両側から返信可能なキーレスエントリーシステムに関するものである。
従来、車両のキーレスエントリーシステムは、乗員が携帯する電子キー等の携帯用送受信装置(携帯機)と車両に搭載される車両側送受信装置(車載機)との間で無線交信を行い、携帯機から送信されてきたIDコードが車両側の正規のIDコードと認証されたときにドアの電磁アクチュエータが作動しアンロックされるよう構成されている。
特許文献1は、携帯機から出力されるドアのロック/アンロックを制御する遠隔操作信号とタイヤの空気圧を監視するための空気圧監視信号とを受信する車載機を設け、この車載機のローパスフィルタのカットオフ周波数をイグニッションスイッチのオンオフ状態に応じて切替え可能とした技術を提案している。
特許文献1では、カットオフ周波数をイグニッションスイッチのオンオフ状態に応じて切替え可能としたため、キーレスエントリーシステムの車載機をタイヤの空気圧の監視用受信機に兼用することが可能となり、受信機としての車載機の効率的使用を図ることができる。
特開2005−120656号公報
一方、近年、車両の電子化が急速に進んでおり、各種の電子制御機構が車両に搭載されている。また、キーレスエントリーシステムやタイヤの空気圧監視機構のように、無線による所定信号を送受信する制御機構も多数存在し、例えば、遠距離からエンジンを自動的に始動させる、所謂エンジン遠隔始動機構もその1つである。
一般的に、エンジン遠隔始動機構は、専用の携帯機から送信されるIDコードを認証して正規のIDコードと一致したとき、エンジンの始動が許可される仕様となっている。特許文献1において車載機を兼用させたように、専用の携帯機をキーレスエントリーシステムの携帯機と兼用させることで乗員の利便性を向上させることが可能となる。
ところで、キーレスエントリーシステムはドアのロック/アンロックが主目的とされることから、キーレスエントリーシステムにおける送受信機の通信可能距離は、乗員がドア付近に接近したときを想定して近距離とされている。
一方、エンジン遠隔始動機構では、エンジンの暖気やオートエアコンの始動等の観点から、乗員が自車両に到達するまでに時間の掛かるような離れた場所からの作動が要求されており、キーレスエントリーシステムの通信可能距離に比べてその通信可能距離が遠距離とされる。
一般的に、キーレスエントリーシステムのような微弱無線機器では、電波法によって新微弱規格(3m法)が定められており、その出力は一定とされている。従って、近距離使用の機構と遠距離使用の機構との夫々において、その通信可能距離の確保が、乗員の利便性向上を図る上で重要である。
また、車両周辺の環境によっては、外来ノイズが多い場合もあり、ノイズが増加すると、本来、携帯機が操作できていた距離で信号の送受信が困難となり制御機構が操作できなくなるという事態を招く。特に、乗員が車両の乗り降りを行う状況、つまり、キーレスエントリーシステムが使用されるような状況では、外来ノイズが多いことが予想される。
本発明の目的は、ノイズ環境に拘わらず、携帯機による通信可能距離を確保可能なキーレスエントリーシステムを提供することである。
本発明のキーレスエントリーシステムは、乗員が携帯する携帯機と、この携帯機から送信された信号を受信可能な車載機とを有し、前記車載機が前記携帯機から送信された所定信号を受信することで車載制御機器を作動可能とされる。
請求項1の発明は、車両周辺のノイズレベルを検出可能なノイズ状態検出手段と、前記携帯機から送信される送信信号の伝送レートを変更可能な伝送レート可変手段とを有し、前記ノイズ状態検出手段によって検出されたノイズレベルが所定値以上のとき、前記伝送レート可変手段は、前記携帯機から送信される送信信号の伝送レートを前記ノイズレベルが所定値未満のときに比べて低くすることを特徴とする。
請求項1の発明では、携帯機から送信される送信信号の伝送レートを変更可能な伝送レート可変手段を有するため、ノイズレベルが所定値以上のとき、送信信号の伝送レートを低下させ、通信可能距離の長距離化を図ることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記伝送レート可変手段は、前記ノイズ状態検出手段によって検出されたノイズレベルが高いほど前記携帯機から送信される送信信号の前記伝送レートを低くすることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記携帯機は、前記車載制御機器を乗員による操作で作動可能な送信操作部を有し、前記伝送レート可変手段は、前記送信操作部の所定操作によって前記伝送レートを低く変更することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記送信操作部は、押し釦とされ、前記伝送レート可変手段は、所定の車載制御機器を作動させる押し釦の第1押し操作後に再度前記押し釦を操作する第2押し操作することによって前記伝送レートを低く変更することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、前記ノイズ状態検出手段は、前記車載機に設けられると共に、前記車載機のアンテナからの入力に基づきノイズレベルを検出するものであって、前記伝送レート可変手段は、前記車載機から送信されたノイズレベルに基づき送信信号の伝送レートを変更することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ノイズ環境に拘わらず、携帯機による通信可能距離を確保することができる。つまり、図8に示すように、通信可能距離と信号との伝送レート(送信ビット数/sec)との関係は、伝送レートが低いほど通信可能距離は長くなる特性を有している。この特性に着目して、ノイズレベルが所定値以上のとき、送信信号の伝送レートを低くすることで、通信可能距離を確保し、携帯機による送信を確実に実行できる。
請求項2の発明によれば、前記伝送レート可変手段は、前記ノイズ状態検出手段によって検出されたノイズレベルが高いほど前記携帯機から送信される送信信号の前記伝送レートを低くするため、ノイズに応じて一定の通信可能距離を確保でき、携帯機による送信を確実に実行できる。
請求項3の発明によれば、前記携帯機は、前記車載制御機器を乗員による操作で作動可能な送信操作部を有し、前記伝送レート可変手段は、前記送信操作部の所定操作によって前記伝送レートを低く変更するため、車載制御機器に応じた通信可能距離の確保とノイズに応じた通信可能距離の確保とが両立できる。
請求項4の発明によれば、前記送信操作部は、押し釦とされ、前記伝送レート可変手段は、所定の車載制御機器を作動させる押し釦の第1押し操作後に再度前記押し釦を操作する第2押し操作することによって前記伝送レートを低く変更するため、簡易な操作で乗員が任意に送信可能距離を変更できる。
請求項5の発明によれば、前記ノイズ状態検出手段は、前記車載機に設けられると共に、前記車載機のアンテナからの入力に基づきノイズレベルを検出するものであって、前記伝送レート可変手段は、前記車載機から送信されたノイズレベルに基づき送信信号の伝送レートを変更するため、車載機のアンテナをノイズ状態検出手段に利用でき、簡易な構成でノイズ状態検出手段を形成できる。しかも、携帯機にノイズ状態検出手段を設置しないため、携帯機のコンパクト化を図ることができる。
以下、本発明を実施する為の最良の形態について説明する。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しつつ説明する。図1は本キーレスエントリーシステムSを示し、図2は本実施例に係る携帯用送受信装置(携帯機)の外観図を示す。
図1に示すように、乗員が携帯可能な携帯機1は、水晶発振子を有する発信部2、変調部3、制御部4(伝送レート可変手段)、通常オフとされオンオフ操作可能な7つの操作スイッチ5a,5b…5gからなるトランスミッタスイッチ5、送信アンテナ6、検出周波数を可変とできる第1可変フィルタ9、及び図示しない電源とから構成している。
また、図2に示すように、携帯機1の表面には、液晶表示部7、車両Vに搭載される各種車載制御機器を遠隔作動させる押し釦式の操作釦8a,8b…8g(送信操作部)が設置されている。尚、操作釦8a,8b…8gの夫々は、操作スイッチ5a,5b…5gと夫々連動されており、例えば、操作釦8aがオン操作、所謂押し操作されたとき、トランスミッタスイッチ5の操作スイッチ5aがオン作動するように構成している。
更に、送信アンテナ6は、後述する車両側送受信装置(車載機)20からの返送信号を受信する受信アンテナを兼ねている。返送信号は第1可変フィルタ9によって検出され、制御部4が返送信号に格納される各種車載制御機器の作動状態を表示部7に表示するよう構成している。尚、表示部7とは別に各種車載制御機器の作動状態を報知する報知手段を設けることも可能であり、小型化を狙いとして、報知手段のみを設けることも可能である。
図1に示すように、本実施例の車両Vは、遠隔操作によって作動可能な各種車載制御機器を複数有している。車両Vは、ドアロックの電磁アクチュエータを作動させてドアロック/アンロック可能なドアロック機構11と、同様にスライドドアを開作動可能なスライドドア作動機構12と、ドアの電磁モータを作動させてドアウインドを開閉作動可能なウインド開閉機構13とを有している。
また、車両Vは、エンジンを始動可能なエンジン遠隔始動機構14と、ナビゲーションシステムからのGPS情報に基づき自車両Vの位置を検出し、この位置情報を携帯機1に送信可能な車両位置検知機構15と、各種車両制御機器の状態を携帯機1に表示させる車両状態表示機構16とを有している。尚、図示しないが、車両Vの仕様によって、リフトゲートやトランクを開作動可能なリア部材作動機構、オートエアコンを作動可能なオートエアコン作動機構等を搭載することも可能である。
車両位置検知機構15は、自車両Vの位置と乗員の携帯する携帯機1の位置に基づき、携帯機1の表示部7に自車両Vの位置方向を矢印等で表示するよう構成している。車両状態表示機構16は、乗員による操作釦8a,8b…8gの操作後、夫々の操作釦に対応する各制御機器の作動完了状態を検出し、作動完了有無を携帯機1の表示部7に表示するよう構成している。
前記操作釦8a,8b…8gは、前記各種車載制御機器の作動に対応して設定されている。操作釦8aはドアロック機構11のアンロック作動、操作釦8bはドアロック機構11のロック作動、操作釦8cはスライドドア作動機構12の開作動、操作釦8dはウインド開閉機構13の作動、操作釦8eはエンジン遠隔始動機構14のエンジン始動、操作釦8fは車両位置検知機構15の位置情報送信、操作釦8gは車両状態表示機構14の情報送信が夫々設定されている。
車両Vに搭載される車載機20は、制御ユニット21、携帯機1から送信される信号を受信するアンテナ22、受信アンテナ22で受信された信号から複数の周波数帯の変調信号を抽出可能な第2可変フィルタ23、車両Vの周辺のノイズレベルを検出可能なノイズ状態検出機構24(ノイズ状態検出手段)から構成する。尚、車載機20側の受信アンテナ22は、例えば0.25m(λ/4)とされ、携帯機1側の送信アンテナ6に比べて大型であり、車両Vのインパネ内部に配置されている。
更に、受信アンテナ22は、携帯機1からの送信信号に基づく各種車両制御機器の作動状態、例えば、作動完了、或いは車両位置検知機構13からの車両位置情報等を携帯機1に返信する返送信号用送信アンテナを兼ねている。この返送信号は、各種車両制御機器からの作動状態信号を受けた制御ユニット21によって形成され、受信アンテナ22によって返信される。
制御ユニット21は、図示しない高周波アンプ、ミキサ、局部発信器及び受信信号強度検出回路(RSSI回路)等を有しており、携帯機1から送信される所定の変調信号を復調するよう構成されている。尚、制御ユニットの構成は公知であるため、説明を省略する。
第2可変フィルタ23は、高い第1伝送レートの信号と、第1伝送レートよりも低い第2伝送レートの信号と、第2伝送レートよりも低い第3伝送レートの信号と、第3伝送レートよりも低い第4伝送レートの信号とを抽出可能なアクティブフィルタによって構成している。尚、携帯機1との送受信で用いられる伝送レート数が規定される場合、その伝送レート毎のバンドパスフィルタを夫々設けることも可能である。
ノイズ状態検出機構24は、常時、受信可能状態とされる車載機20側の受信アンテナ22から受信された車両V周辺のノイズをモニタリングしている。制御ユニット21を構成するRSSI回路のADポートから出力されたノイズの絶対値、所謂ノイズレベルは、図示しないコンパレータによって所定の閾値と比較され、車両V周辺のノイズレベルが高いか否かを判定されると共に、その判定結果は制御ユニット21に送信される。尚、車両V周辺のノイズレベル状態は、所定時間毎に車載機20から携帯機1に送信されている。
図3に示すように、本キーレスエントリーシステムSでは、乗員による操作位置、遅滞感、盗難防止性等を考慮して、各種車載制御機器を車両Vからの操作距離に基づき分類している。つまり、各種車載制御機器を、乗員が近距離から操作する可能性が高く、最も応答性が要求される第1制御機器、第1制御機器程応答性が要求されず、乗員が遠距離から操作する可能性が高い第2制御機器に分類している。
第1制御機器は、乗員が近距離から操作する可能性が高い制御機器であり、ドアのロック/アンロックを行うドアロック機構11、スライドドアオープンを行うスライドドア作動機構12、ウインド開閉作動を行うウインド開閉機構13とされる。第2制御機器は、遠距離から操作する可能性が高く、応答性が要求されない制御機器であり、エンジン始動を行うエンジン遠隔始動機構14、自車両位置の検知を行う車両位置検知機構15、制御機器の状態表示を行う車両状態表示機構16とされる。
次に、図4に基づいて、本キーレスエントリーシステムSに係る各種車載制御機器の操作について説明する。
(第1制御機器操作)
図4(a)に示すように、ノイズレベルが閾値未満の場合、乗員が第1制御機器操作に対応する携帯機1の操作釦、例えば、操作釦8aを押し操作すると、トランスミッタスイッチ5の操作スイッチ5aがオン状態となり、制御部4から変調部3にドアロック機構11のアンロック作動に応じたコード信号が出力される。発信部2はキャリア信号用の314.35MHzの水晶発振子を有しており、変調部3はこのキャリア信号をコード信号に基づき変調して変調信号を作成後、送信アンテナ6から高い第1伝送レートの第1信号Aを送信している。
第1信号Aは7つの構成信号から構成され、各構成信号に認証用IDコード、同期信号及びドアアンロック指令を含む各種データが格納されている。
受信アンテナ22で受信された第1信号Aは、第2可変フィルタ23によって検出される。第2可変フィルタ23によって検出されたドアアンロック指令(第1信号A)は、制御ユニット21からドアロック機構11に送られた後、ドアロック機構11がアンロック作動を行う。
ドアロック機構11のアンロック作動が完了すると、ドアロック機構11から作動完了信号が制御ユニット21に送信される。作動完了信号を受信した制御ユニット21は、変調信号を作成後、受信アンテナ22から第1信号Aと同じ伝送レートの第1返送信号を送信している。
送信アンテナ6で受信された第1返送信号は、第1可変フィルタ9によって検出され、制御部4で解析処理される。この後、制御部4は、作動完了信号を表示部7に送信し、ドアアンロック作動完了が表示される。乗員は、車両Vから離れた位置からの操作であっても、表示部7によってドアアンロック作動完了を確認することができる。
また、図4(b)に示すように、ノイズレベルが閾値以上の場合、乗員が第1制御機器操作に対応する携帯機1の操作釦8aを押し操作すると、送信アンテナ6から第1伝送レートよりも伝送レートの低い第2伝送レートの第2信号Bが送信される。ドアロック機構11のアンロック作動が完了すると、制御ユニット21は、変調信号を作成後、受信アンテナ22から第2信号Bと同じ伝送レートの第2返送信号を送信している。
送信アンテナ6で受信された第2返送信号は、第1可変フィルタ9によって検出され、制御部4で解析処理され、ドアアンロック作動完了が表示部7に表示される。スライドドア作動機構10、及びウインド開閉機構11の作動についても、前述と同様の信号の送受信が行われる。
(第2制御機器操作)
図4(c)に示すように、ノイズレベルが閾値未満の場合、乗員が第1制御機器操作に対応する携帯機1の操作釦、例えば、操作釦8eを押し操作すると、トランスミッタスイッチ5の操作スイッチ5eがオン状態となり、制御部4から変調部3にエンジン遠隔始動機構14のエンジン始動に応じたコード信号が出力される。発信部2はキャリア信号用の314.35MHzの水晶発振子を有しており、変調部3はこのキャリア信号をコード信号に基づき変調して変調信号を作成後、送信アンテナ6から低い第3伝送レートの第3信号Cを送信している。
第3信号Cは7つの構成信号から構成され、各構成信号に認証用IDコード、同期信号及びエンジン始動指令を含む各種データが格納されている。
受信アンテナ22で受信された第3信号Cは、第2可変フィルタ23によって検出される。第2可変フィルタ23によって検出されたエンジン始動指令(第3信号C)は、制御ユニット21からエンジン遠隔始動機構14に送られた後、エンジン遠隔始動機構14がエンジン始動を行う。
エンジン遠隔始動機構14のエンジン始動が完了すると、エンジン遠隔始動機構14から作動完了信号が制御ユニット21に送信される。作動完了信号を受信した制御ユニット21は、変調信号を作成後、受信アンテナ22から第3信号Cと同じ伝送レートの第3返送信号を送信している。
送信アンテナ6で受信された第3返送信号は、第1可変フィルタ9によって検出され、制御部4で解析処理される。この後、制御部4は、作動完了信号を表示部7に送信し、エンジン始動完了が表示される。乗員は、車両Vから離れた位置からの操作であっても、表示部7によってエンジン始動完了を確認することができる。
また、図4(d)に示すように、ノイズレベルが閾値以上の場合、乗員が第2制御機器操作に対応する携帯機1の操作釦8eをオン操作すると、送信アンテナ6から第3伝送レートよりも伝送レートの低い第4伝送レートの第4信号Dが送信される。エンジン遠隔始動機構14のエンジン始動が完了すると、制御ユニット21は、変調信号を作成後、受信アンテナ22から第4信号Dと同じ伝送レートの第4返送信号を送信している。
送信アンテナ6で受信された第2返送信号は、第1可変フィルタ9によって検出され、制御部4で解析処理され、エンジン始動完了が表示部7に表示される。車両位置検知機構15、及び車両状態表示機構16の作動についても、前述と同様の信号の送受信が行われる。
図5のフローチャートに基づき、本キーレスエントリーシステムSの送信制御処理について説明する。尚、Si(i=1,2…)は各ステップを示す。
携帯機1の制御部4は、常時、所定サイクル毎に夫々のトランスミッタスイッチ5の作動を検出しており、トランスミッタスイッチ5を構成する夫々の操作スイッチ5a〜5gがオン操作されたか否か判定を行う(S1)。S1の判定の結果、トランスミッタスイッチ5がオン操作されない場合、検出を継続する。
S1の判定の結果、トランスミッタスイッチ5がオン操作された場合、S2に移行し、ノイズレベルが所定値、所謂閾値未満か否か判定する。S2の判定の結果、ノイズレベルが閾値未満の場合、S3に移行し、所定の第1制御機器の操作釦による送信か否か判定する。
S3の判定の結果、所定の第1制御機器の操作釦による送信の場合、第1伝送レートの第1信号Aを送信して(S4)、リターンする。尚、S4の第1信号Aは、操作釦に対応する所定の第1制御機器の作動指令データが格納されている。
S3の判定の結果、所定の第1制御機器の操作釦による送信ではない、所謂第2制御機器の操作釦による送信の場合、第3伝送レートの第3信号Cを送信して(S5)、リターンする。尚、S5の第3信号Cは、操作釦に対応する所定の第2制御機器の作動指令データが格納されている。
S2の判定の結果、ノイズレベルが閾値以上の場合、S6に移行し、所定の第1制御機器の操作釦による送信か否か判定する。S6の判定の結果、所定の第1制御機器の操作釦による送信の場合、第1伝送レートより低い第2伝送レートの第2信号Bを送信して(S7)、リターンする。尚、S7の第2信号Bは、操作釦に対応する所定の第1制御機器の作動指令データが格納されている。
S6の判定の結果、所定の第1制御機器の操作釦による送信ではない、所謂第2制御機器の操作釦による送信の場合、第3伝送レートより低い第4伝送レートの第4信号Dを送信して(S8)、リターンする。尚、S8の第4信号Dは、操作釦に対応する所定の第2制御機器の作動指令データが格納されている。
図6のフローチャートに基づき、本キーレスエントリーシステムSの返送制御処理について説明する。尚、Si(i=11,12…)は各ステップを示す。
車載機20の制御ユニット21は、乗員の操作釦操作に基づく各制御機器の作動完了情報等携帯機1に返送する情報が各制御機器から送信されたか否か判定を行う(S11)。S11の判定の結果、携帯機1に返送する情報が各制御機器から送信されていない場合、検出を継続する。
S11の判定の結果、携帯機1に返送する情報が各制御機器から送信された場合、S12に移行し、ノイズレベルが所定値、所謂閾値未満か否か判定する。S12の判定の結果、ノイズレベルが閾値未満の場合、S13に移行し、所定の第1制御機器からの返送信号か否か判定する。
S13の判定の結果、所定の第1制御機器からの返送信号の場合、第1伝送レートの第1返送信号を返送して(S14)、リターンする。
S13の判定の結果、所定の第1制御機器からの返送信号ではない、所謂第2制御機器からの返送信号の場合、第3伝送レートの第3返送信号を返送して(S15)、リターンする。
S12の判定の結果、ノイズレベルが閾値以上の場合、S16に移行し、所定の第1制御機器からの返送信号か否か判定する。S16の判定の結果、所定の第1制御機器からの返送信号の場合、第1伝送レートより低い第2伝送レートの第2返送信号を返送して(S17)、リターンする。
S16の判定の結果、所定の第1制御機器の操作釦による送信ではない、所謂第2制御機器からの返送信号の場合、第3伝送レートより低い第4伝送レートの第4返送信号を返送して(S18)、リターンする。
次に、本実施例1に係る本キーレスエントリーシステムSの作用、効果を説明する。
伝送レートが低いほど通信可能距離は長くなる特性を利用して、ノイズレベルが所定値以上のとき、ノイズレベルが所定値未満のときに比べて送信信号の伝送レートを低下させたため、車両V周辺のノイズ環境に拘わらず、携帯機1による通信可能距離を確保することができる。
また、制御部4は、車載制御機器に応じた操作釦8a〜8gの押し操作によって伝送レートを低く変更するため、車載制御機器に応じた通信可能距離の確保とノイズに応じた通信可能距離の確保とが両立できる。
ノイズ状態検出機構24は、車載機20に設けられると共に、受信アンテナ22からの入力に基づきノイズレベルを検出するものであって、制御部4は車載機20から送信されたノイズレベルに基づき送信信号の伝送レートを変更するため、受信アンテナ22をノイズ状態検出機構24に利用でき、簡易な構成でノイズ状態検出機構24を形成できる。しかも、携帯機1にノイズ状態検出手段を設置しないため、携帯機1のコンパクト化を図ることができる。
次に、図7に基づき、実施例2を説明する。尚、実施例1と同様の構成は同じ符号を付している。
図7に示すように、乗員が携帯可能な携帯機1は、水晶発振子を有する発信部2、変調部3、制御部4、通常オフとされオンオフ操作可能な5つの操作スイッチ5a,5b…5eからなるトランスミッタスイッチ5、送信アンテナ6、車両Vの周辺のノイズレベルを検出可能な第2ノイズ状態検出機構10、及び図示しない電源とから構成している。
第2ノイズ状態検出機構10は、所定時間毎に、携帯機1、所謂車両V周辺のノイズをモニタリングしている。モニタリングされたノイズレベルは、図示しないコンパレータによって3段階の閾値と比較され、通信可能距離の観点からノイズレベルを無視できる第1ノイズレベル、第1ノイズレベルよりノイズが大きな第2ノイズレベル、第1ノイズレベルよりノイズが大きな第3ノイズレベル、第3ノイズレベルよりノイズが大きな第4ノイズレベルに分類される。この検出された各ノイズレベルは、制御部4に送信される。
また、図示はしないが、実施例1と同様に、携帯機1の表面には、液晶表示部7、車両Vに搭載される各種車載制御機器を遠隔作動させる押し釦式の操作釦8a,8b…8eが設置されている。尚、操作釦8a,8b…8eの夫々は、操作スイッチ5a,5b…5eと夫々連動されている。
図7に示すように、本実施例の車両Vは、ドアロック機構11と、スライドドア作動機構12と、ウインド開閉機構13と、エンジン遠隔始動機構14とを有している。前記操作釦8aはドアロック機構11のアンロック作動、操作釦8bはドアロック機構11のロック作動、操作釦8cはスライドドア作動機構12の開作動、操作釦8dはウインド開閉機構13の作動、操作釦8eはエンジン遠隔始動機構14のエンジン始動が夫々設定されている。
車両Vに搭載される車載機20は、制御ユニット21、受信アンテナ22、第2可変フィルタ23から構成する。尚、車載機20は、携帯機1の送信信号を受信するのみであり、返送信号は送信しないよう構成している。
(制御機器操作)
第1ノイズレベルの場合、乗員が第1制御機器操作に対応する携帯機1の操作釦、例えば、操作釦8aを押し操作すると、トランスミッタスイッチ5の操作スイッチ5aがオン状態となり、制御部4から変調部3にドアロック機構11のアンロック作動に応じたコード信号が出力される。発信部2はキャリア信号用の314.35MHzの水晶発振子を有しており、変調部3はこのキャリア信号をコード信号に基づき変調して変調信号を作成後、送信アンテナ6から高い第5伝送レートの第5信号Eを送信している。尚、第5信号Eは、認証用IDコード、同期信号及びドアアンロック指令を含む各種データが格納されている。
また、第2ノイズ状態検出機構10の検出結果に応じて、第2ノイズレベルが検出された場合、第5伝送レートよりも低い伝送レートの第6信号F、第3ノイズレベルが検出された場合、第6伝送レートよりも低い伝送レートの第7信号G、第4ノイズレベルが検出された場合、第7伝送レートよりも低い伝送レートの第8信号Hが送信されるよう構成されている。
携帯機1から送信され、受信アンテナ22で受信された所定の信号は、第2可変フィルタ23によって検出される。第2可変フィルタ23によって検出されたドアアンロック指令は、制御ユニット21からドアロック機構11に送られた後、ドアロック機構11がアンロック作動を行う。尚、スライドドア作動機構12、ウインド開閉機構13、及びエンジン遠隔始動機構14の作動についても、前述と同様の信号の送受信が行われる。
また、制御部4は、所定の車載制御機器を作動させる操作釦の押し操作後所定時間、例えば1秒以内に、再度、同じ操作釦が押し操作された場合、前述したノイズレベルに応じた伝送レートから更に所定量低下させる手動伝送レート変更機構を有している。この操作釦の2度押し操作によって、乗員が任意に前記ノイズレベルに応じた伝送レートから更に所定量低下された伝送レートの送信信号を作成可能となり、更に伝送レートの低い送信信号を車載機20に送信できるように構成している。
次に、本実施例2に係る本キーレスエントリーシステムSの作用、効果を説明する。
携帯機1の制御部4は、ノイズ状態検出機構24によって検出されたノイズレベルが高いほど携帯機1から送信される送信信号の伝送レートを低くするため、ノイズに応じて一定の通信可能距離を確保できる。
操作釦8a,8b…8eは、押し釦とされると共に、制御部4は、所定の車載制御機器を作動させる操作釦の第1押し操作後に、再度、同じ操作釦を操作する第2押し操作することによって伝送レートを更に低く変更できるため、簡易な操作で乗員が任意に送信可能距離を変更することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施例1においては、携帯機からの送信信号の伝送レートと車載機からの返送信号の伝送レートとが同じ例を説明したが、異なる伝送レートにすることも可能であり、例えば、送信信号の伝送レートよりも返送信号の伝送レートを低くして、返送距離を長距離化することも可能である。
2〕前記実施例においては、ノイズ状態検出機構が所定の閾値でノイズレベルを検出し、段階的に伝送レートを変更した例を説明したが、演算処理を用いることで、ノイズレベルの増加量に対応させてリニアに送信信号の伝送レートを低くすることも可能である。
3〕前記実施例においては、乗員の操作釦の操作に基づき1回信号を送信する例を説明したが、操作釦の操作により、複数回連続して信号を送信することも可能である。
4〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
本発明の実施例1に係るキーレスエントリーシステムの図である。 実施例1に係る携帯機の外観図である。 乗員が携帯機を操作する車両からの距離に基づき車載制御機器を分類した表である。 実施例1に係る携帯機の操作釦の操作と送信信号と返送信号との関連図であって、(a)は送信用第1信号の説明図、(b)は返送用第2信号の説明図、(c)は送信用第3信号の説明図、(d)は返送用第4信号の説明図である。 実施例1に係るキーレスエントリーシステムの送信制御処理のフローチャートである。 実施例1に係るキーレスエントリーシステムの返送制御処理のフローチャートである。 本発明の実施例2に係るキーレスエントリーシステムの図である。 送信信号の伝送レートと通信可能距離との特性図である。
符号の説明
V 車両
S キーレスエントリーシステム
1 携帯機
4 制御部
5a〜5g 操作スイッチ
6 送信アンテナ
8a〜8g 操作釦
9 第1可変フィルタ
10 第2ノイズ状態検出機構
11 ドアロック機構
12 スライドドア作動機構
13 エンジン遠隔始動機構
14 エンジン遠隔始動機構
15 車両位置検知機構
16 車両状態表示機構
20 車載機
21 制御ユニット
22 受信アンテナ
24 ノイズ状態検出機構

Claims (5)

  1. 乗員が携帯する携帯機と、この携帯機から送信された信号を受信可能な車載機とを有し、前記車載機が前記携帯機から送信された所定信号を受信することで車載制御機器を作動可能なキーレスエントリーシステムにおいて、
    車両周辺のノイズレベルを検出可能なノイズ状態検出手段と、
    前記携帯機から送信される送信信号の伝送レートを変更可能な伝送レート可変手段とを有し、
    前記ノイズ状態検出手段によって検出されたノイズレベルが所定値以上のとき、前記伝送レート可変手段は、前記携帯機から送信される送信信号の伝送レートを前記ノイズレベルが所定値未満のときに比べて低くすることを特徴とするキーレスエントリーシステム。
  2. 前記伝送レート可変手段は、前記ノイズ状態検出手段によって検出されたノイズレベルが高いほど前記携帯機から送信される送信信号の前記伝送レートを低くすることを特徴とする請求項1に記載のキーレスエントリーシステム。
  3. 前記携帯機は、前記車載制御機器を乗員による操作で作動可能な送信操作部を有し、
    前記伝送レート可変手段は、前記送信操作部の所定操作によって前記伝送レートを低く変更することを特徴とする請求項1に記載のキーレスエントリーシステム。
  4. 前記送信操作部は、押し釦とされ、
    前記伝送レート可変手段は、所定の車載制御機器を作動させる押し釦の第1押し操作後に再度前記押し釦を操作する第2押し操作することによって前記伝送レートを低く変更することを特徴とする請求項3に記載のキーレスエントリーシステム。
  5. 前記ノイズ状態検出手段は、前記車載機に設けられると共に、前記車載機のアンテナからの入力に基づきノイズレベルを検出するものであって、
    前記伝送レート可変手段は、前記車載機から送信されたノイズレベルに基づき送信信号の伝送レートを変更することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のキーレスエントリーシステム。
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