JP2018204235A - 車両のドア予約オープンシステム - Google Patents

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【課題】車両のドアの自動開動作の予約を、ユーザが容易かつ迅速に行なうことができ、利便性を高めることが可能な車両のドア予約オープンシステムを提供する。【解決手段】車両のドア予約オープンシステムDSは、ドア10の閉状態において、キーレス用またはキーフリー用の携帯機2が車両付近の所定のエリア内にその外部から進入した場合に、ドア10を自動開動作させることを予約するための予約スイッチ7を備えており、この予約スイッチ7は、携帯機2とは別個の部品または部分として構成され、車室内に配設されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車などの車両の乗員が降車して車両から離れる場合に、所定の予約を事前にしておくことにより、その後乗員が車両に戻ってきたときに、予約されていたドアが自動で開くように制御される車両のドア予約オープンシステムに関する。
車両のドア予約オープンシステムの一例として、特許文献1に記載のものがある。
同文献に記載のシステムにおいては、車両のスライドドアの開閉動作を可能とするドア駆動装置、およびそのコントローラが、車両に搭載されている。前記スライドドアは、いわゆるパワースライドドアとされている。一方、車両のユーザは、コントローラとの間で認証用IDを用いたワイヤレス通信が可能なスマートキーあるいは電子キーなどと称されるキーレス用またはキーフリー用の携帯機を所持するようにされている。
ここで、本明細書において、「キーレス用」とは、携帯機に具備されているスイッチを操作することにより、車両のドアの施錠・解錠を遠隔操作可能とするものである。「キーフリー用」とは、携帯機を所持したユーザが車両に接近することにより、または接近した状態でドアの把手部などの所定箇所に触れることにより、ドアの解錠を可能とし、かつドアの施錠は、前記ユーザが車両から離れることにより、または車両に接近した状態で把手部などの所定箇所に触れることにより可能とするものである。
特許文献1における前記した携帯機には、スライドドアが自動開動作することを予約するための予約スイッチが設けられている。携帯機を所持するユーザが車両から離れる場合に、前記予約スイッチをオンにしておくと、その後にユーザが車両に接近した場合に、その旨がコントローラによって検出され、スライドドアの自動開動作が実行される。したがって、前記ユーザはスライドドアに手を触れる必要はなく、ユーザが荷物を両手でもっているような場合に便利である。スライドドアの前記したような自動開動作は、所定の予約操作がなされていない場合には実行されない。このため、ユーザがスライドドアの自動開動作を要望しない場合には、スライドドアが不用意に、あるいは無駄に開くといったことも適切に回避することが可能である。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地があった。
すなわち、前記した予約スイッチは、携帯機に設けられているが、この携帯機は、ユーザの衣服のポケットやバッグの中に収容した状態で携帯されているのが一般的である。したがって、ユーザがスライドドアの自動開動作の予約を行なうには、衣服のポケットやバッグの中から携帯機をわざわざ取り出して操作する必要がある。このため、その手間が煩わしいものとなる。車両の制御システムとしては、携帯機を所持していれば、車両ドアの施錠・解錠のみならず、エンジンスタートなどについても、携帯機を一切操作することなく実行可能とするキーフリーシステム(登録商標)があるが、とくにこのようなキーフリーシステムにおいて、スライドドアの自動開動作の予約に携帯機の操作を必要としたのでは、キーフリーシステム本来の利便性が損なわれてしまう。
車両のドア予約オープンシステムの他の例として、特許文献2に記載のシステムがある。このシステムにおいては、車両のバックドアの外面部に、バックドアの自動開動作を予約するための予約スイッチが設けられている。
ところが、このような構成によれば、バックドアの自動開動作を予約するには、ユーザが車両を降りてから、車両の後方までわざわざ足を運び、バックドアの傍らに立って予約
スイッチを操作する必要がある。これでは、予約スイッチの操作を容易かつ迅速に行なうことができず、不便である。また、たとえば雨天時においては、ユーザが雨に濡れながら予約スイッチを操作するといった事態をも招きかねず、一層不便となる。
特開2007−138471号公報 特開2015−132130号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、車両のドアの自動開動作の予約を、ユーザが容易かつ迅速に行なうことができ、利便性を高めることが可能な車両のドア予約オープンシステムを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される車両のドア予約オープンシステムは、車両に搭載されており、かつ前記車両の少なくとも1つのドアを自動開動作させることが可能なドア駆動装置およびこれを制御するコントローラと、前記車両のユーザによって携帯され、かつ前記コントローラまたはこれに付属するワイヤレス通信回路との間でワイヤレス通信が可能なキーレス用またはキーフリー用の携帯機と、前記ドアの閉状態において、前記携帯機が前記車両付近の所定のエリア内にその外部から進入した場合に、前記ドアを自動開動作させることを予約するための予約スイッチと、を備えている、車両のドア予約オープンシステムであって、前記予約スイッチは、前記携帯機とは別個の部品または部分として構成され、前記車両の車室内に配設されていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、車両のドアの自動開動作を予約するには、車室内に配設されている予約スイッチをそのまま操作すればよいこととなり、特許文献1とは異なり、ユーザが携帯機を衣服のポケットやバッグの中から取り出す必要はない。また、特許文献2とは異なり、ユーザが車両の外に出てからバックドアの位置まで足を運ぶ必要もなく、車室内において予約スイッチを操作することができる。したがって、本発明によれば、車両のドアの自動開動作の予約操作を、従来よりも容易かつ迅速に行なうことができ、便利である。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る車両のドア予約オープンシステムの一例の概要を示すブロック図である。 (a)は、図1における予約スイッチが車室内に設けられている例を示す要部斜視図であり、(b)は、(a)の要部拡大正面図である。 図1に示す車両のドア予約オープンシステムにおいてドアの自動開動作の予約が行なわれる場合に実行される動作制御の一例を示すフローチャートである。 図1に示す車両のドア予約オープンシステムにおいてドアの自動開動作の予約が行なわれた後に実行される動作制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す車両のドア予約オープンシステムDSは、車両1の左右両側のスライドドア10(10a,10b)を予約により自動開動作可能とするシステムであり、車両1のユーザが所持する携帯機2を備えている。車両1に搭載されている装置・機器類としては、スライドドア10の施錠・解錠を実行するドアロック装置3(3a,3b)、スライドドア10の開動作および閉動作を行なうためのモータなどを備えたドア駆動装置4(4a,4b)、コントローラ5(ECU:Electronic Control Unit)、このコントローラ5に付属して設けられ、かつ携帯機2との相互間で認証用のIDを用いたワイヤレス通信を実行するワイヤレス通信回路50(50a,50b)を具備している。また、これら以外として、スライドドア10用の開閉スイッチ6、予約スイッチ7、予約スイッチ付属ランプ70、ブザー80、ターンランプ81、ルームランプ82、およびインジケータ83なども具備している。
携帯機2は、電子キー、またはスマートキーと称されるものであり、車両1のワイヤレス通信回路50との間で所定手順のワイヤレス通信を実行するワイヤレス通信回路(図示略)を備えている他、スライドドア10の施錠・解錠や、エンジンの始動などを遠隔操作可能な複数の操作スイッチ20を備えている。好ましくは、この車両1においては、キーフリーシステム(登録商標)が構築されており、携帯機2の操作スイッチ20を操作しなくても、携帯機2を所持するユーザがスライドドア10の把手部の所定のスイッチ(図1では省略)に触れることにより、スライドドア10の施錠や解錠が行なわれるように構成されている。なお、このような構成に代えて、たとえば携帯機2を所持するユーザがスライドドア10に所定距離以内に接近した場合、および所定距離以上離れた場合に、スライドドア10が解錠および施錠される構成とすることもできる。このようなキーフリーシステム自体の基本的な構成や動作制御の内容は、従来既知であるため、その説明は省略する。
予約スイッチ7は、スライドドア10の自動開動作を予約するための操作スイッチであり、携帯機2には搭載されておらず、携帯機2とは別異の部分とされている。この予約スイッチ7は、車室内のうち、好ましくは、ユーザが運転席に着座したまま操作することができるように運転席廻りの位置に設けられている。たとえば、図2(a)に示すように、予約スイッチ7は、運転席前方のインストルメントパネル12のうち、ステアリングホイール13の横などの適当な位置に設けられている。
より好ましくは、この予約スイッチ7は、スライドドア10用の開閉スイッチ6に対応して設けられている。具体的には、たとえば図2(b)に示すように、左側のスライドドア10aの自動開動作を予約するための予約スイッチ7(7a)は、左側のスライドドア10a用の開閉スイッチ6aの上側などに隣接して設けられている。同様に、右側のスライドドア10bの自動開動作を予約するための予約スイッチ7(7b)は、右側のスライドドア10用の開閉スイッチ6bの上側などに隣接して設けられている。
予約スイッチ7は、たとえば押しボタン方式のスイッチであり、その押しボタンキーの内側には、予約スイッチ付属ランプ70が内蔵されている。予約スイッチ7がオンにされた場合には、予約スイッチ付属ランプ70が点灯し、その光が押しボタンキーの全体または一部を光らせることにより、その旨をユーザが認識できるようにされている。
スライドドア10用の開閉スイッチ6は、たとえばシーソー方式のスイッチであって、上側を押すとスライドドア10が閉まり、下側を押すとスライドドア10が開く。図2(b)においては、開閉スイッチ6の横に、開閉スイッチ6の操作の有効・無効を選択設定するための補助スイッチ62(図1では省略)が設けられている。この補助スイッチ62は、たとえばスライド方式のスイッチであり、この補助スイッチ62をオフに設定した場
合には、仮に、開閉スイッチ6が操作されたとしてもその操作は無効となり、スライドドア10は開閉しないようにされる。好ましくは、予約スイッチ7もそれと同様に、補助スイッチ62を利用して有効・無効のいずれかを選択設定可能とされており、補助スイッチ62がオフとされている場合には、予約スイッチ7を操作してもオンにならないようにされている。ただし、本発明はこれに限定されるものではなく、予約スイッチ7の有効性が補助スイッチ62の影響を受けない構成とすることも可能である。
コントローラ5は、ワイヤレス通信回路50を介して実行される携帯機2とのワイヤレス通信に基づき、前記したキーフリーシステムを構築するための動作制御を実行するが、これに加え、予約スイッチ7を用いることによってスライドドア10の自動開動作を予約することや、その予約に対応させてスライドドア10を自動開動作させるための動作制御なども実行するように構成されている。その具体的な内容については、後述する。
次に、前記した車両のドア予約オープンシステムDSの作用について説明する。併せて、コントローラ5において実行される動作処理手順の一例について、図3および図4に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、スライドドア10の自動開動作を予約し得る条件として、一定の前提条件が設定されており、この前提条件が充足されていなければ、自動開動作の予約はできないように設定されている(S1;NO)。前記前提条件としては、たとえば車両1の変速機のシフトレンジがPレンジであること、およびサイドブレーキがオンの停車条件であることが挙げられる。このような条件下において、予約スイッチ7がオンにされると、その旨をユーザに察知させるための報知がなされる(S1:YES,S2:YES,S3)。この報知動作は、予約スイッチ付属ランプ70の点灯が含まれるが、これに加え、または代えて、たとえばブザー80を用いた音出力や、インジケータ83における画像表示などを行なわせてもよい。
前記した予約スイッチ7のオン操作後において、予約をキャンセルする旨の追加の操作がなされることなく、ユーザが車両から降り、スライドドア10の施錠がなされると、その時点でスライドドア10の自動開動作の予約がなされている旨の報知がなされる(S4:NO,S5:YES,S6)。スライドドア10の施錠は、スライドドア10を閉めた状態において、スライドドア10の把手部に設けられているスイッチ(図1では不図示)に触れることや、携帯機2の所定の操作スイッチ20を操作することにより実行される。前記した報知は、車両1から外部に出ているユーザが適切に察知し得る態様で行なわれる報知であり、たとえばブザー80を用いた音出力や、ターンランプ81の点滅などである。このような一連の動作を経て、スライドドア10の自動開動作の予約は完了し、かつ左右のスライドドア10a,10bのいずれが予約対象であるかなどといったことが、コントローラ5の記憶部に記憶される(S7)。
好ましくは、スライドドア10の前記した施錠がなされることにより自動開動作の内容が確定する前の段階においては、ステップS10として示すように、スライドドア10の自動開動作の予約が有効とされる予約有効時間Taを変更可能とされている。この変更操作は、たとえば予約スイッチ7とは別に設けられたダイヤルスイッチなどの所定のスイッチ(不図示)を用いて行なうことが可能とされている。そのような予約有効時間Taの変更がなされた場合には、前記したステップS7において、変更された後の予約有効時間Taのデータが記憶される。予約有効時間Taの変更操作がなされない場合には、予約有効時間Taとして予め定められている時間(たとえば、60分など)が適用される。このような点は、後述するステップS8の時間Tb、距離Da、およびステップS22の距離Dbなどの他のパラメータについても同様であり、所定のスイッチ操作によってその数値を適宜変更できるように構成されている。
前記したステップS7の予約完了時から所定の猶予期間が経過すると、コントローラ5は、この時点からスライドドア10の自動開動作の予約モードとなる(S8:YES,S9)。ここで、前記所定の猶予期間とは、たとえばスライドドア10の施錠がなされた時点から所定の時間Tbが経過する迄の期間、あるいは携帯機2が車両1の特定箇所から所定距離Da以上離間する迄の期間が該当する。このような構成によれば、ユーザが車両1から実際に遠ざかった時点、またはその可能性が高くなった時点で、スライドドア10の自動開動作の予約モードが設定されることとなる。スライドドア10の自動開動作の予約は、ユーザが車両1から遠く離れることなく、車両1の傍らに存在し続けることは想定していないが、前記構成によれば、そのような想定外の状況が生じないようにすることが可能である。
スライドドア10の自動開動作の予約モードが設定された後において、前記した予約有効時間Ta(たとえば、60分)が経過する前に、携帯機2が車両1に接近し、車両1の特定部位からの距離が所定距離Db以内になると、スライドドア10の自動開動作が予約されている旨の報知動作が実行される(S21:NO,S22:YES,S23)。ここで、前記報知動作は、たとえば自動開動作が予約されているスライドドア10に対応する側のターンランプ81の点滅、ブザー80を用いた音出力、ルームランプ82の点灯のいずれか、またはこれらのうちの2以上の組み合わせが該当する。このような報知動作により、ユーザに注意を喚起することができる。スライドドア10の自動開動作を予約しているにも拘わらず、このことを忘れてしまうユーザもいると考えられるが、このようなユーザに予約を行なった旨を適切に察知させることが可能である。
前記した報知動作の後に、携帯機2を所持するユーザがスライドドア10にさらに接近し、所定のエリア内に進入すると、コントローラ5は、それ迄の期間中に予約のキャンセルがなされていなければ、予約されていたスライドドア10を自動開動作させる制御を実行する(S24:YES,S25:NO,S26)。この自動開動作は、ドアロック装置3を作動させてスライドドア10を解錠状態とした上で、ドア駆動装置4を動作させることにより行なわれる。このことにより、ユーザは、スライドドア10の把手部に手を触れるような必要はなく、両手に荷物をもっているような場合に便利となる。
好ましくは、前記したスライドドア10の自動開動作は、携帯機2が所定のエリア内に進入した時点で直ちに実行されることなく、所定の待機時間が経過してから実行されるように構成される。前記待機時間においては、ユーザが予約をキャンセルすることが可能である。
前記とは異なり、携帯機2が車両1から所定の距離Db以内に接近することなく、スライドドア10の自動開動作の予約有効時間Taが経過した場合(S22:NO,S21:YES)、および予約のキャンセルがあった場合(S25:YES)には、スライドドア10の自動開動作の予約モードは解除される(S27)。この場合、その後はキーフリーシステムにおける通常の制御モードに移行する。前記したキャンセルは、たとえばスライドドア10の把手部のスイッチを操作することや、携帯機2の特定の操作スイッチ20を操作するなどして行なわせることが可能である。
本実施形態によれば、スライドドア10の自動開動作の予約は、インストルメントパネル12に設けられている予約スイッチ7を、ユーザが運転席に着座したまま簡単に操作して行なうことが可能である。前記の予約に際し、携帯機2を衣服のポケットやバッグの中から取り出す必要はなく、キーフリーシステムが意図する利便性を損なわないようにすることが可能である。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る車両のドア予約オープンシステムの各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
本発明でいう予約スイッチは、携帯機とは別個の部品または部分として構成され、かつ車両の車室内において操作することが可能に車室内に配設されていればよい。この予約スイッチは、好ましくは、インストルメントパネルや運転席横のドア内側面などの運転席廻りに配されるが、これに代えて、または加えて、たとえばセンタピラーの内側面などの他の箇所に設けるといったことも可能である。また、予約スイッチは、押しボタン方式のものに限らず、これ以外の方式のスイッチとすることが可能であることは勿論のこと、必ずしも車室内に固定された状態で設けられていなくてもよい。たとえば、予約スイッチを本来の取付け箇所から適宜取り外して手にもつことが可能な可搬型の操作スイッチとして構成することもできる。
携帯機は、キーレス用またはキーフリー用であり、これらの定義については、「背景技術」の欄において述べたとおりであるが、いずれにしても、機械的なキーを車両のドアの鍵穴に差し込むことなく、ドアの施錠・解錠を可能とするためのものである。
本発明でいうドア駆動装置は、車両のドアの開閉動作が可能な装置であればよく、その具体的な構造は限定されない。コントローラは、本発明が意図する動作が実行されるようにドア駆動装置を制御するものであればよい。上述の実施形態では、コントローラにワイヤレス通信回路を付属(接続)させているが、これに代えて、コントローラ自体がワイヤレス通信機能を備えた構成とすることもできる。
自動開動作の予約対象となるドアは、必ずしもスライドドアとして構成されたサイドドアに限らず、サイドドア以外のドア(バックドアなど)とすることができる。また、スライドドアとは異なる開閉方式のドアを対象とすることもできる。
DS 車両のドア予約オープンシステム
1 車両
10 スライドドア(ドア)
2 携帯機
4 ドア駆動装置
5 コントローラ
50 ワイヤレス通信回路
7 予約スイッチ

Claims (1)

  1. 車両に搭載されており、かつ前記車両の少なくとも1つのドアを自動開動作させることが可能なドア駆動装置およびこれを制御するコントローラと、
    前記車両のユーザによって携帯され、かつ前記コントローラまたはこれに付属するワイヤレス通信回路との間でワイヤレス通信が可能なキーレス用またはキーフリー用の携帯機と、
    前記ドアの閉状態において、前記携帯機が前記車両付近の所定のエリア内にその外部から進入した場合に、前記ドアを自動開動作させることを予約するための予約スイッチと、
    を備えている、車両のドア予約オープンシステムであって、
    前記予約スイッチは、前記携帯機とは別個の部品または部分として構成され、前記車両の車室内に配設されていることを特徴とする、車両のドア予約オープンシステム。
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