JP2014008807A - 車両用シートのボトムプレート構造 - Google Patents
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【解決手段】上面にクッション材20が支持されるとともに表皮材3で被覆されるボトムプレート10は、車体2に設けられており、ボトムプレート10は、該ボトムプレート10の幅方向中央部C1と交差し、少なくとも一部が車両用シート1の前後方向に対して斜めに配置される斜辺として構成された補強部11を有する。そして、補強部によってボトムプレートを補強できるので、従来に比してボトムプレートの重量増加を抑制しつつ、該ボトムプレートの補強を行うことが可能となる。
【選択図】図6
Description
また、特許文献1に記載の車両用シートのボトムプレートの下面には、縦横に格子状に配置された複数の補強用リブが一体的に形成されている。
しかしながら、補強用リブの数を増やしてしまうと、ボトムプレートの重量が増加してしまうという問題があった。
前記ボトムプレートは、車体に設けられており、
前記ボトムプレートは、該ボトムプレートの幅方向中央部と交差し、少なくとも一部が前記車両用シートの前後方向に対して斜めに配置される斜辺として構成された補強部を有することを特徴とする。
前記補強部は、互いに離間する前記複数のマウント部間に配置されていることを特徴とする。
前記ボトムプレートは、前記複数の補強部同士が交差してなる交差部を、さらに有することを特徴とする。
前記補強部と前記周縁補強部とが連結されていることを特徴とする。
前記周縁補強部が設けられる前記ボトムプレートの周縁は、前記燃料タンクに当接するマウント部よりも前方に位置する該ボトムプレートの前端縁部を含むことを特徴とする。
前記メイン補強部を含む前記ボトムプレートの全周縁にわたって設けられるとともに、前記表皮材の端末が固定される段差部と、を備えており、
前記段差部は、該段差部の段差を形成し、かつ前記表皮材の端末の固定箇所を位置決めするための折曲部を有することを特徴とする。
前記複数の外周側マウント部よりも内側であって、前記ボトムプレートの幅方向中央部に設けられる中央マウント部と、からなり、
前記複数の外周側マウント部と前記中央マウント部との間に前記補強部が配置されていることを特徴とする。
前記補強部と前記係合部とが連結されていることを特徴とする。
さらに、前記段差部は、該段差部の段差を形成し、かつ前記表皮材の端末の固定箇所を位置決めするための折曲部を有するので、この折曲部に沿って前記表皮材の端末を固定することで前記車両用シートの製造に係る作業性を向上できる。
図1において符号1は、車両用シートを示す。本実施の形態の車両用シート1は、自動二輪車に用いられるものとする。
なお、車両用シートとは、本実施の形態のように自動二輪車だけに適用されるものではなく、二輪車、すなわち陸上のオートバイ、スクーターや、雪上のスノーモービル、水上バイク用のシートを含み、また三輪バギー車等や跨座式乗物、或いは建機シート、或いは四輪車に関する乗物用シートをも含むものとする。
なお、本実施の形態のボトムプレート10は、例えばポリプロピレンを材料としたものであり、前記自動二輪車の車体2に固定するため、特に硬質とされている。また、前記ボトムプレート10に対しては、前記自動二輪車の車体2に固定するのに必要な金具等が取り付けられていてもよい。
また、前記クッション材20は、前記ボトムプレート10の上面に支持されるため、このクッション材20の下面の形状は、前記ボトムプレート10の上面の形状が反映されたものとなっている。これによって、前記クッション材20を、前記ボトムプレート10の上面によって安定的に支持することができる。また、前記ボトムプレート10と前記クッション材20とが互いに接する面、すなわち、前記ボトムプレート10の上面と前記クッション材20の下面はそれぞれ基準面10a,20aとされている。
また、前記クッション材20は、前記自動二輪車を運転する乗員が座る部分の上面が、側面視において他の部分よりも低くなるように形成されている。この部分は、前記車両用シート1の前後方向に沿った該車両用シート1の幅方向中心部C2のうち最も低い位置1aとされている。また、前記最も低い位置1a付近は、前記自動二輪車を運転する乗員の坐骨位置にも対応する部分であり、前記車両用シート1のうちで最も乗員による荷重がかかる最大荷重部とされる。
また、前記クッション材20は、上述のようにウレタンフォーム等のように多孔質素材が用いられているため、撓む際や撓みが戻る際には、クッション材20の細孔に対して空気が出たり入ったり流通することになる。一方、前記クッション材20は、前記ボトムプレート10の上面に支持され、さらに前記表皮材3によって被覆されてしまうため、空気の流通が滞りやすくなる場合がある。これを抑制するため、前記ボトムプレート10には、空気の流通路として、図6〜図8に示すように、複数の貫通孔17,17を形成しておくことが望ましい。
前記表皮材3の端末3aは、図5に示すように、前記ボトムプレート10の裏面側へと折り込まれ、このボトムプレート10の裏面に、ステープル4によって固定されている。
なお、前記表皮材3の端末3aとは、該表皮材3の全周縁を指している。したがって、この表皮材3の端末3aは、前記ボトムプレート10の全周縁にわたって固定される。
前記ボトムプレート10は、該ボトムプレート10の幅方向中央部C1と交差し、少なくとも一部が前記車両用シートの前後方向に対して斜めに配置される斜辺として構成された補強部11を有する。
例えば、前記補強部11は、図9に示すような状態も含まれる。つまり、前記補強部11は、単に前記ボトムプレート10の縦横(前後左右)に配置されるのではなく、斜めに配置される部分を有することで、前後方向および左右方向に対する剛性を得ようとするものである。
また、前記補強部11は、図9に示すボトムプレート10においては単数であるが、これに限られるものではなく、他の各図に示すように、前記ボトムプレート10に対して複数設けられてもよい。
なお、前記ボトムプレート10の表面とは、該ボトムプレート10の上面と、該ボトムプレート10の全周縁にわたって設けられるとともに前記ボトムプレート10の上面よりも前記車体2側に折り曲げられるようにして形成された段差部14b(後述する)の表面側の部分を含むものである。一方、前記ボトムプレート10の裏面とは、前記ボトムプレート10の表面に対する裏面であり、前記ボトムプレート10の下面および前記段差部14bの裏面側を含むものである。
このような補強部11によれば、前記ボトムプレート10に対して凹凸形状を形成でき、該ボトムプレート10の剛性を向上できる。さらに、前記ボトムプレート10の表面が部分的に凹んだ状態で補強できるため、例えば表面が部分的に突出する状態で補強する場合に比して、前記ボトムプレート10の上面に支持される前記クッション材20の撓みを抑制しないので、乗員に対して快適な座り心地を提供できる。
なお、本実施の形態においては、前記補強部11は断面凹型に形成されるものとしたが、これに限られるものではなく、リブのような突出形状として、前記ボトムプレート10の裏面に備えられるものとしてもよい。
前記マウント部12とは、前記車体2に固定される部位そのものを指すと同時に、当該部位に取り付けられるゴム等の弾性部材および当該弾性部材が取り付けられる部位を指すものとする。この弾性部材は、前記ボトムプレート10の底面に対して、例えば溶着等により固定されている。また、前記ボトムプレート10に差込孔を形成し、前記マウント部12の弾性部材に、前記差込孔に差し込める差込部を形成し、該差込部を前記差込孔に差し込んで嵌合させることによって前記マウント部12の弾性部材を前記ボトムプレート10に固定しても良い。
なお、前記シートレール2aまでの間隔が長い部分については前記ボトムプレート10の裏面に脚部12aを一体形成し、この脚部12aの先端に前記マウント部12の弾性部材を固定する。つまり、前記マウント部12は、この脚部12aも含んで構成される。
なお、前記脚部12aは、前記ボトムプレート10の表面において凹むようにして形成されている。すなわち、前記脚部12aは、前記ボトムプレート10の表面において凹む凹部12bを備えるものとする。
さらに、本実施の形態の複数のマウント部12…は、前記ボトムプレート10の裏面の8箇所に、左右対称的に配置されている。横一列に並ぶ一対のマウント部12,12が、前記ボトムプレート10の前後方向にわたって4列配置された状態となっている。
前記補強部11が、前記ボトムプレート10のうち前記車体2側に固定されない複数の箇所にわたって配置される場合に比して、前記ボトムプレート10の剛性を向上できる。すなわち、前記車体2に固定されたマウント部12,12を避けて前記補強部11を配置するよりも、前記マウント部12,12を繋ぐようにして前記補強部11を配置した方が、応力のかかりやすいマウント部12付近に対する補強効果が高い。
例えば、前記複数のマウント部12…を、前記ボトムプレート10の周縁に沿って設けられる複数の外周側マウント部12…と、前記複数の外周側マウント部12…よりも内側であって、前記ボトムプレート10の幅方向中央部C1に設けられる中央マウント部12と、からなるものとする。すなわち、前記ボトムプレート10のうち特に荷重のかかりやすい幅方向中央部C1に、前記車体2側に固定される前記中央マウント部12を配置できることになる。
そして、このような場合にも、前記複数の外周側マウント部12…と前記中央マウント部12との間に前記補強部11が配置されている。なお、本実施の形態においては、前記中央マウント部12は、前記ボトムプレート10の幅方向中心部C2に沿って二つ設けられており、前記補強部11は、前記二つの中央マウント部12,12と前記ボトムプレート10の周囲6箇所の外周側マウント部12との間に配置され、前記ボトムプレート10に対して複数設けられている。これによって、特に前記ボトムプレート10の幅方向中央部C1の周辺の剛性を向上できる。
なお、本実施の形態の複数の補強部11…は、他方向に配置されるにあたって左右対称になるように配置されている。
また、本実施の形態において、前記交差部13は、前記ボトムプレート10に対して複数設けられている。
さらに、前記複数の交差部13,13のうち一方の交差部13の表面側には、該交差部13における剛性の向上を図るための補強リブ13aが一体形成されている。この補強リブ13aは、交差する二本の補強部11,11のそれぞれの側壁部11bと同一直線上に位置するようにして設けられている。なお、本実施の形態において、前記補強リブ13aは四つ設けられておりこれら四つの補強リブ13aは前記交差部13上で菱形に組み立てられた状態となっている。また、前記補強リブ13aの上面と、前記ボトムプレート10の上面とは面一となっている。
例えば、図10に示すような状態も含まれる。つまり、図10の複数の補強部11…は左右対称に配置されてはいないものの、前記複数の交差部13,13は、前記ボトムプレート10の幅方向中央部C1に配置された状態となっている。一方、図7に示すように、本実施の形態の複数の交差部13,13は、上述のように前記複数の補強部11…が左右対称に配置されているため、前記ボトムプレート10の幅方向中央部C1に配置されている。
このように前記複数の交差部13,13が、前記ボトムプレート10の幅方向中央部C1に配置されることで、前記ボトムプレート10のうち特に荷重のかかりやすい幅方向中央部C1の剛性を向上できるようになっている。
なお、本実施の形態においては、図7に示すように、前記複数の交差部13,13のうち前方に位置する交差部13は、前から2列目のマウント部12,12と3列目のマウント部12,12との間に位置している。一方、前記最大荷重部である最も低い位置1aは、前から1列目のマウント部12,12と2列目のマウント部12,12との間に位置しており、前記交差部13は、この最大荷重部である最も低い位置1aを避けて配置された状態となっている。
本実施の形態の係合部18としては、図4,図6〜図8に示すように、前記爪部18aが前記ボトムプレート10の後端部側の前記貫通孔17の位置に設けられている。
さらに、前記補強部11と前記係合部18である爪部18aとが連結されている。つまり、前から4列目のマウント部12,12から前記爪部18aに向かって二本の前記補強部11が配置されており、これら二本の補強部11,11の端部が前記爪部18aの基端部側に位置した状態となっている。
そして、このように前記補強部11,11と、前記車体2と係合する前記係合部18である爪部18aとが連結されているので、前記補強部11,11によって、応力の集中しやすい前記係合部である爪部18aの剛性を向上できる。
その一つとして、前記ボトムプレート10は、図3,図6〜図8に示すように、該ボトムプレート10の周縁に沿って設けられる周縁補強部14を有する。なお、前記ボトムプレートの周縁とは、該ボトムプレート10の全周縁を指している。つまり、このような周縁補強部14によって、前記ボトムプレート10の全周縁の剛性を向上できるようになっている。
このように前記複数の補強部11…と前記周縁補強部14とが連結されることにより、前記ボトムプレート10の幅方向中央部C1と前記ボトムプレート10の周縁の剛性を向上できるので、前記ボトムプレート10を全体的に補強できる。
そして、前記一対の突出部15,15も、前記脚部12a,12aと同様に前記周縁補強部14と一体形成されている。したがって、これら一対の突出部15,15と前記2列目のマウント部12,12とを一体形成できる程度に近接配置すれば、前記複数の補強部11…と前記周縁補強部14とを、前記一対の突出部15,15を介して連結することができ、前記ボトムプレート10の剛性を向上させる上で好ましい。
なお、前記一対の突出部15,15は、前記ボトムプレート10の表面において凹むようにして形成されている。すなわち、前記一対の突出部15,15のそれぞれは、前記ボトムプレート10の表面において凹む凹部15aを備えるものとする。
前記1列目のマウント部12,12によって、前記燃料タンク2bと前記ボトムプレート10との干渉を防ぐことができる。これに伴って、前記燃料タンク2bと前記ボトムプレート10の裏面との間には空間が形成される。一方、前記周縁補強部14が設けられる前記ボトムプレート10の周縁は、前記燃料タンク2bに当接するマウント部12,12よりも前方に位置する該ボトムプレート10の前端縁部を含むものとする。これによって、前記周縁補強部14によって前記ボトムプレートの前端縁部の剛性を向上できる。したがって、上述のように前記燃料タンク2bと前記ボトムプレート10の裏面との間に空間ができた場合であっても、前記ボトムプレート10の前縁部付近の破損等を抑制することができる。
なお、前記ボトムプレート10のうち、乗員が座る位置に該当する部位とは、前記自動二輪車を運転する乗員が座る部分(最も低い位置1a)よりも後方側である。すなわち、最も低い位置1aよりも前方は、前記燃料タンク2b上であるため、乗員が座る位置としては好ましくない。
したがって、前記メイン補強部14aは、前記ボトムプレート10のうち、前記最も低い位置1aよりも後方側に、該ボトムプレート10の縁部を取り囲むようにして設けられている。すなわち、前記メイン補強部14aによって前記ボトムプレート10のうち、乗員が座る位置に該当する部位の周縁に沿って剛性を特に向上できる。
一方、前記段差部14bは、前記メイン補強部14aよりも、さらに外側の縁部に配置されている。これによって、前記段差部14bによって前記メイン補強部14aを含む前記ボトムプレート10の全周縁の剛性を向上できるので、前記ボトムプレート10の引き上げ剛性も向上させることができる。すなわち、前記自動二輪車を引き起こす際に、前記ボトムプレート10の周縁部に指を引っかけて引き起こしても、前記自動二輪車の重みによって前記ボトムプレート10が変形することを抑制できる。
前記補強凸部16は、前記ボトムプレート10の中央部であって、かつ前記3列目のマウント部12,12に連結される前記複数の補強部11…によって囲まれた位置に設けられている。つまり、前記補強凸部16は、断面凹型に形成された前記補強部11に対する凸部として、前記複数の補強部11…に隣接して設けられている。なお、この補強凸部16は、前記ボトムプレート10の裏面において凹むようにして形成されている。
前記補強凸部16の中央部は、前記ボトムプレート10の表面において略菱形に凹むようにして形成されており、これによって、前記補強凸部16自体が略菱形に形成されている。また、この補強凸部16の中央部の菱形凹部の表面側には、該菱形凹部における剛性の向上を図るための補強リブ16aが一体形成されている。
様々な種類の凹凸形状部としては、例えば、前記ボトムプレート10の幅方向中心部C2に沿って断続的に形成された凸状部である帯状ビード19や、前記ボトムプレート10前端側の前記貫通孔17の周囲に形成された凹状部19a、前記ボトムプレート10の後端部側の前記交差部13を左右に横切る凹状部19b等が挙げられる。なお、前記帯状ビード19の上方への突出寸法は、前記補強部11の側壁部11bの高さよりも低くなるように形成されている。すなわち、前記帯状ビード19の上面は、前記ボトムプレート10の上面よりも低い位置に配置されている。その他にも、前記ボトムプレート10に対して凹凸形状部を適宜形成してもよいものとする。
そして、このように前記ボトムプレート10に対して様々な種類の凹凸形状部19,19a,19bを形成することによって、前記補強部11が配置されていない部分の剛性を向上できるので、前記ボトムプレート10を全体的に補強できる。
前記サブ補強部11Aは、前記補強部11と同様に断面凹型に形成されており、例えば前記底部11cの幅寸法も略等しくなるように設定されている。このサブ補強部11Aは、前記補強部11とは異なり、前記ボトムプレート10の幅方向中央部C1とは交差しないように、または前記車両用シートの前後方向に対して斜めに配置されないように形成されている。つまり、前記補強部11が配置されない場所に配置されている。
本実施の形態においては、前記サブ補強部11Aは、前記2列目のマウント部12,12間および前記4列目のマウント部12,12間に左右方向に配置されている。さらに、前記2列目のマウント部12,12と前記3列目のマウント部12,12との間、前記3列目のマウント部12,12と前記4列目のマウント部12,12との間に配置されている。さらに、前記二つの中央マウント部12,12間に配置されている。
そして、このように前記補強部11とともに前記サブ補強部11Aを、前記ボトムプレート10に形成することによって、該ボトムプレート10の剛性を格段に向上できるので、好ましい。
1a 最も低い位置
2 車体
2a シートレール
2b 燃料タンク
3 表皮材
3a 端末
4 ステープル
10 ボトムプレート
11 補強部
11a 折返し段部
11b 側壁部
11c 底部
12 マウント部
12a 脚部
13 交差部
13a 補強リブ
14 周縁補強部
14a メイン補強部
14b 段差部
14c 折曲部
18 係合部
18a 爪部
20 クッション材
21 凹部
Claims (12)
- 上面にクッション材が支持されるとともに表皮材で被覆される車両用シートのボトムプレート構造において、
前記ボトムプレートは、車体に設けられており、
前記ボトムプレートは、該ボトムプレートの幅方向中央部と交差し、少なくとも一部が前記車両用シートの前後方向に対して斜めに配置される斜辺として構成された補強部を有することを特徴とする車両用シートのボトムプレート構造。 - 前記ボトムプレートは、該ボトムプレートの裏面に、互いに間隔をあけて設けられるとともに、前記車体側に固定される複数のマウント部を、さらに有しており、
前記補強部は、互いに離間する前記複数のマウント部間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートのボトムプレート構造。 - 前記補強部は複数であり、
前記ボトムプレートは、前記複数の補強部同士が交差してなる交差部を、さらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用シートのボトムプレート構造。 - 前記交差部は、前記ボトムプレートの幅方向中央部に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用シートのボトムプレート構造。
- 前記交差部は、前記車両用シートの前後方向に沿った該車両用シートの幅方向中心部のうち最も低い位置を避けて配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の車両用シートのボトムプレート構造。
- 前記交差部は、前記車両用シートの前後方向に沿った該車両用シートの幅方向中心部のうち最も低い位置に配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の車両用シートのボトムプレート構造。
- 前記補強部は、前記ボトムプレートの裏面において突出するとともに、該ボトムプレートの表面において凹むようにして形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用シートのボトムプレート構造。
- 前記ボトムプレートは、該ボトムプレートの周縁に沿って設けられる周縁補強部を、さらに有しており、
前記補強部と前記周縁補強部とが連結されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両用シートのボトムプレート構造。 - 前記複数のマウント部のうち前記ボトムプレートの前端部に設けられるマウント部は、前記車体の燃料タンクに当接しており、
前記周縁補強部14が設けられる前記ボトムプレートの周縁は、前記燃料タンクに当接するマウント部よりも前方に位置する該ボトムプレートの前端縁部を含むことを特徴とする請求項8に記載の車両用シートのボトムプレート構造。 - 前記周縁補強部は、前記ボトムプレートのうち、乗員が座る位置に該当する部位の周縁に沿って設けられるメイン補強部と、
前記メイン補強部を含む前記ボトムプレートの全周縁にわたって設けられるとともに、前記表皮材の端末が固定される段差部と、を備えており、
前記段差部は、該段差部の段差を形成し、かつ前記表皮材の端末の固定箇所を位置決めするための折曲部を有することを特徴とする請求項8または9に記載の車両用シートのボトムプレート構造。 - 前記複数のマウント部は、前記ボトムプレートの周縁に沿って設けられる複数の外周側マウント部と、
前記複数の外周側マウント部よりも内側であって、前記ボトムプレートの幅方向中央部に設けられる中央マウント部と、からなり、
前記複数の外周側マウント部と前記中央マウント部との間に前記補強部が配置されていることを特徴とする請求項2〜10のいずれか一項に記載の車両用シートのボトムプレート構造。 - 前記ボトムプレートは、前記車体と係合する係合部を、さらに有しており、
前記補強部と前記係合部とが連結されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の車両用シートのボトムプレート構造。
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