JP2014006072A - レーダ装置、目標データ取得方法及び、目標追尾システム - Google Patents

レーダ装置、目標データ取得方法及び、目標追尾システム Download PDF

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Abstract

【課題】大型化することなく、短い時間で目標の位置・速度が検出できる目標データ取得方法を提供する。
【解決手段】目標検出情報が目標無検出を示す場合はCW(連続波)モード、目標検出を示す場合はFMCWモードを指示するモード指令を出力するモード制御部9と、送信信号を生成する送信信号生成ユニット3と、送受信信号を放射し、反射波を受信して受信信号として出力する送受信ユニット4と、受信信号処理ユニット5と、CWモードの場合に閾値より大きいスペクトラム波形データの検出を条件に目標検出情報を出力し、このときの方位角情報とCW速度を求めて出力するCW目標検出ユニット6と、FMCWモードの場合はスペクトラム波形データから目標の速度をFM速度として求めると共にその距離を求めて出力するFM目標検出ユニット6と、CW速度とFM速度とが一致すると、その速度と方位角情報と距離とを出力する目標一致判定部8と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーダ装置、目標データ取得方法及び、目標追尾システムに関する。
一般にレーダ装置は、空間に電波を放射して、目標からの反射波を受信することにより、目標を探知すると共に、目標の位置や運動状況などを計測するために用いられている。
このようなレーダ装置には様々な方式があるが、空間に放射する電波の種類で分類した場合、最も単純な無変調の連続波(CW)を送信するCWレーダ装置が知られている。
CWレーダ装置の原理は、移動している目標により反射された電波(受信波)が目標の速度に応じたドップラ効果を受けていることを利用する。ドップラ効果により、送信波と受信波との周波数には差が生じ、この周波数の差から目標の存在及び視線方向の目標の速度が検出できる。しかし、単純な構成のCWレーダ装置では、目標の存在と速度とは検出できるが、目標位置(レーダからの目標の距離や方位)は計測できない。
目標位置を計測できるようにするために、送信信号を周波数変調した送信波を放射するFMCW(Frequency−modulated continuous−wave)レーダ装置が知られている。この送信信号としては、三角波の信号が例示できる。三角波の信号は、時間と共に信号値が変化する。そこで、FMCWレーダ装置では、信号値に応じた周波数に送信信号を変調して送信波を生成する。従って、送信波は、周波数が高くなる方向に変化するアップチャープ信号と、周波数が低くなる方向に変化するダウンチャープ信号が交互に繰り返される信号波となる。これにより、送信時刻と受信時刻との時間差が演算できて、目標までの距離を知ることが可能になる。
また、送信波を空間的にスキャンさせながら放射し、その反射波を受信したときの方向から目標の方位を知ることができる。
これらのレーダ装置に関する技術は、特許文献1〜5に開示されている。例えば、特許文献1には、図10に示すようなレーダ装置が開示されている。
このレーダ装置は、アップチャープ信号生成部122、ダウンチャープ信号生成部123、アップチャープ送信部124、ダウンチャープ送信部125、アップチャープ受信部126、ダウンチャープ受信部127、受信処理器128を備える。アップチャープ信号生成部122とダウンチャープ信号生成部123とは、送信信号におけるアップチャープ信号とダウンチャープ信号とをそれぞれ発生させる。そして、アップチャープ送信部124とダウンチャープ部125とが、アップチャープ信号とダウンチャープ信号とを送信波として放射する。
一方、アップチャープ受信部126は、反射波を受信し、アップチャープ信号に対応する信号成分を分離して受信処理器128に出力する。同様にダウンチャープ受信部127は、反射波を受信し、ダウンチャープ送信信号に対応する信号成分を分離して受信処理器128に出力する。受信処理器128は、アップチャープ受信信号とダウンチャープ受信信号とから、目標の距離と速度とを算出する。
また、CW方式とFMCW方式とを時間で切替えて用いるレーダ装置が特許文献2等に提案されている。
特開2000−206234号公報 特開2000−292530号公報 特開2002−323559号公報 特開2006−177907号公報 特開2009−198306号公報
しかしながら、上記特許文献1〜5に係る方式では、目標の検出に大きな設備が必要となり、また多くの時間を必要とする問題があった。具体的には、特許文献1で提案されている構成では、図10に示したように、信号発生部、送信部、受信部においては、アップチャープ系とダウンチャープ系とをそれぞれ独立して備えている必要があり、レーダ装置の部品点数の増大によるコストアップや大型化の要因となっている。
また、特許文献2等では、CW方式とFMCW方式とを目標の有無によらず、あらかじめ定めたタイミングに従って切替えて用いるため、目標を捕えていない場合でもFMCW方式でスキャンしている時間帯が発生して、スキャン時間の短縮が困難であった。
即ち、一般にレーダ装置において所定範囲内の目標を探査する場合、この範囲に送信波をスキャンさせながら放射する。このとき所定範囲をスキャンする時間が短いほど、目標に対する応答処理等を迅速に行える。CW方式では、無変調波を放射するので、短いスキャン時間で目標の検出や速度ができる。但し、目標の距離は計測できない。これに対し、FMCW方式は目標の検出、速度、距離の計測できるが、上述したように、アップチャープとダウンチャープとを1周期とするため、CW方式より多くのスキャン時間が必要になる。このため、CW方式とFMCW方式とを時間で切替えて用いる構成では、目標が検出されていないときでも、FMCW方式により電波が放射されている時間帯が発生して、その分スキャン時間が長くなる。従って、スキャン時間を十分に短縮することが困難であった。
そこで、本発明の主目的は、装置の大型化を招くことなく、短いスキャン時間で目標の方位、速度、距離が計測できるレーダ装置、目標データ取得方法及び、目標追尾システムを提供することである。
上記課題を解決するため、レーダ装置は、目標検出情報を受信して、当該目標検出情報が目標の無検出を示す場合には基本信号に対して変調を行なわない無変調の連続波を送受信するCWモードを指示し、目標検出情報が目標の検出を示す場合には基本信号に対して周波数変調された連続波を送受信するFMCWモードを指示するモード指令を出力するモード制御部と、モード指令がCWモードを指示する場合には無変調の送信信号を生成し、FMCWモードを指示する場合には基本信号の振幅値に応じた周波数の信号に周波数変調された送信信号を生成する送信信号生成ユニットと、モード指令で指示されたスキャン角速度でスキャンしながら、送信信号を電波として放射すると共に、当該電波の反射波を受信して受信信号として出力し、かつ、受信時における方位を方位角情報として出力する送受信ユニットと、送信信号と受信信号との差分信号から、電波が移動する目標によりドップラ効果を受けた際のドップラ周波数でピークを示すスペクトラム波形データを求め、当該スペクトラム波形データをモード指令に応じた出力先に出力する受信信号処理ユニットと、モード指令がCWモードを指示する場合にはスペクトラム波形データを受信し、当該スペクトラム波形データの振幅ピーク値が予め設定された閾値より大きい場合には、目標を検出したことを示す目標検出情報をモード制御部に出力すると共に、振幅ピーク値に基づき目標の速度をCW速度として求め、かつ、方位角情報に基づき当該CW速度を求めた際の方位を求めて、該方位とCW速度とをCW検出情報として出力するCW目標検出ユニットと、モード指令がFMCWモードを指示する場合には、スペクトラム波形データから目標の速度をFM速度として求めると共に当該目標の距離を求めて、当該FM速度と距離とをFM検出情報として出力するFM目標検出ユニットと、CW検出情報とFM検出情報を受信して、CW速度とFM速度とが一致する場合に、当該速度と、方位と、距離とを目標データとして出力する目標一致判定部と、を備えることを特徴とする。
また、目標データ取得方法は、目標検出情報を受信して、当該目標検出情報が目標の無検出を示す場合には基本信号に対して変調を行なわない無変調の連続波を送受信するCWモードを指示し、目標検出情報が目標の検出を示す場合には基本信号に対して周波数変調された連続波を送受信するFMCWモードを指示するモード指令を出力するモード制御手順と、モード指令がCWモードを指示する場合には無変調の送信信号を生成し、FMCWモードを指示する場合には基本信号の振幅値に応じた周波数の信号に周波数変調された送信信号を生成する送信信号生成手順と、モード指令で指示されたスキャン角速度でスキャンしながら、送信信号を電波として放射すると共に、当該電波の反射波を受信して受信信号として出力し、かつ、受信時における方位を方位角情報として出力する送受信手順と、送信信号と受信信号との差分信号から、電波が移動する目標によりドップラ効果を受けた際のドップラ周波数でピークを示すスペクトラム波形データを求め、当該スペクトラム波形データをモード指令に応じた出力先に出力する受信信号処理手順と、モード指令がCWモードを指示する場合にはスペクトラム波形データを受信し、当該スペクトラム波形データの振幅ピーク値が予め設定された閾値より大きい場合には、目標を検出したことを示す目標検出情報をモード制御手順に出力すると共に、振幅ピーク値に基づき目標の速度をCW速度として求め、かつ、方位角情報に基づき当該CW速度を求めた際の方位を求めて、該方位とCW速度とをCW検出情報として出力するCW目標検出手順と、モード指令がFMCWモードを指示する場合には、スペクトラム波形データから目標の速度をFM速度として求めると共に当該目標の距離を求めて、当該FM速度と距離とをFM検出情報として出力するFM目標検出手順と、CW検出情報とFM検出情報を受信して、CW速度とFM速度とが一致する場合に、当該速度と、方位と、距離とを目標データとして出力する目標一致判定手順と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、通常はCWモードで目標の検出を行い、目標が検出されたときだけFMCWモードに移行して目標データを取得するので、装置の大型化を招くことなく、短いスキャン時間で目標の方位、速度、距離が計測できるようになる。
本発明の第1の実施形態にかかる目標追尾システムのブロック図である。 各モードにおける基本信号を示す図で、(a)はFMCWモードにおける基本信号、(b)はCWモードにおける基本信号である。 目標の方位とスペクトラム波形との関係を示す図である。 目標の方位とスペクトラム波形の振幅ピーク値との関係を示す図である。 送信部と受信部との方位を変えながらCWモードで電波の送受信を行っている際の模式図で、(a)は目標をスキャンしているときの様子を示す図、(b)はスキャン時における送信信号の波形を示した図である。 送信部と受信部との方位を変えながら電波の送受信を行っている際の説明図で、(a)は通常はCWモードで目標検出を行い、目標が検出されたときだけFMCWモードに移行するときの様子を示す図、(b)はスキャン時における送信信号の波形を示した図である。 目標データの取得手順を示すフローチャートである。 他の構成の目標追尾システムのブロック図である。 本発明の第2の実施形態にかかる目標追尾システムのブロック図である。 関連技術の説明に適用されるレーダ装置のブロック図である。
本発明の実施形態を説明する。図1は本実施形態にかかる目標追尾システム1のブロック図である。この目標追尾システム1は、目標データを取得するレーダ装置2Aと、目標データに基づき目標を追尾する追跡装置10とを備える。
レーダ装置2Aは、送信信号生成ユニット3、送受信ユニット4、受信信号処理ユニット5、CW目標検出ユニット6、FM目標検出ユニット7、モード制御部9、目標一致判定部8を備える。
また、送信信号生成ユニット3は、送信信号G2を発生させるもので、基本信号発生部31、信号変調部32、方向性結合部33を備える。
この基本信号発生部31は、送信信号G2の元となる基本信号G1を発生する。基本信号G1は、モード制御部9からのモード指令G3に対応した波形の信号である。なお、モード指令G3は、CWモード又はFMCWモードを指定する指令である。
そして、基本信号発生部31は、FMCWモードのときは三角波の基本信号G1を発生し、CWモードのときは一定電圧値の基本信号G1を発生する。
図2は基本信号G1の波形を示す図で、図2(a)はFMCWモードにおける基本信号G1、図2(b)はCWモードにおける基本信号G1である。各図における横軸は時間であり、縦軸は基本信号G1の振幅である。
図2(a)に示すように、FMCWモードにおける基本信号G1は、時間と共に振幅が増大するアップチャープ信号と、時間と共に振幅が減少するダウンチャープ信号とから構成された周期ΔTの三角波信号である。そして、1回のスキャンT1(T1=ΔT*n)で、n周期分の信号が出力される。
これに対し、CWモードにおける基本信号G1の振幅は、図2(b)に示すように、時間に対して変化しない。従って、CWモードにおけるスキャン時間T2(T2=ΔT*n/2)は、FMCWモードにおけるスキャン時間T1の半分となる。
信号変調部32は、基本信号発生部31からの基本信号G1を、その振幅に応じた周波数に変調し、この変調された高周波の信号を送信信号G2として出力する。従って、CWモードの場合には、一定周波数の送信信号G2が生成され、FMCWモードの場合には、周波数が時間と共に変化する送信信号G2が生成される。
方向性結合部33は、信号変調部32からの送信信号G2を送受信ユニット4と受信信号処理ユニット5とに分配する。
送受信ユニット4は、方位制御部41、フェーズドアレイ送信部45、フェーズドアレイ受信部46を備える。フェーズドアレイ送信部45は送信信号G2を電波として空間に放射し、フェーズドアレイ受信部46は目標等からの反射波を受信して、受信信号G4として出力する。なお、フェーズドアレイ送信部45、フェーズドアレイ受信部46には、フェーズドアレイ空中線が含まれている。
このフェーズドアレイ送信部45とフェーズドアレイ受信部46とは、それぞれ電子走査により電波の送受信方位を瞬時に変化させることができる。そして、方位制御部41は、モード指令G3の受信に基づき、フェーズドアレイ送信部45とフェーズドアレイ受信部46とのスキャン角速度を指定する。
このスキャン角速度は、モードに応じて予め設定されている。CWモードでのスキャン角速度をCWスキャン角速度、FMCWモードでのスキャン角速度をFMCWスキャン角速度と記載する。そして、モード指令G3がCWモードを指定する場合には、方位制御部44はスキャン角速度をCWスキャン角速度設定する。一方、モード指令G3がFMCWモードを指定する場合には、方位制御部44はスキャン角速度をFMCWスキャン角速度に設定する。なお、FMCWスキャン角速度は、CWスキャン角速度より遅い。
受信信号処理ユニット5は、ミキサ51、ローパスフィルタ52、A/D変換部53、データ抽出部54、FFT処理部55、データ分配部56を備える。
ミキサ51は、フェーズドアレイ受信部46からの受信信号G4と方向性結合部33からの送信信号G2とを混合し、これを混合信号G5として出力する。この混合信号G5は、送信信号G2と受信信号G4との差分信号及び加算信号からなる。
ローパスフィルタ52は、ミキサ51からの混合信号G5から加算信号を除去して、差分信号のみを出力する。即ち、受信信号G4は移動する目標等で反射された反射波を受信して得られた信号である。従って、移動する目標の情報が含まれている。この情報としては、目標の移動速度に応じて送信信号G2がドップラ効果を受けたことによる周波数のずれがある。ドップラ効果による周波数のずれは、送信信号G2の周波数に対して小さい。従って、ローパスフィルタ52から出力される信号は、このようなドップラ効果による受信信号G4と送信信号G2との差分信号(ビート信号)G6となる。
なお、ミキサ51では、送信信号G2と受信信号G4との差分信号及び加算信号からなる混合信号G5を生成するが、加算信号はローパスフィルタ52で除去されるので、ミキサ51とローパスフィルタ52とを減算器により構成することにより差分信号(ビート信号)を出力するようにしても良い。
A/D変換部53は、アナログ信号であるビート信号G6をディジタル信号に変換する。
データ抽出部54は、A/D変換部53からのビート信号G6を所定の時間ごとに区切って、これをFFTデータG7として出力する。なお、このFFTデータG7は、後述するFFT処理部55における1回のFFT(高速フーリエ変換:Fast Fourier Transform)処理で用いられるデータ長である。
このFFTデータG7のデータ長は、送信モードにより異なる。即ち、データ抽出部54は、モード制御部9からのモード指令G3に基づき、抽出するデータ長(周期に対応)を変える。図2(a)、図2(b)に従えば、CWモードにおけるFFTデータG7のデータ長はΔT/2の長さに対応し、FMCWモードにおけるFFTデータG7のデータ長はΔTの長さに対応する。
このとき、データ抽出部54は、抽出したFFTデータG7の先頭に、送信モードを示す情報(モード情報)を付加して出力する。即ち、FFTデータG7は抽出したデータと、モード情報とを含んでいる。
FFT処理部55は、データ抽出部54からのFFTデータG7に対してFFT処理を行うことにより、ドップラ周波数のスペクトラム波形データG8を出力する。
データ分配部56は、送信モードに応じてスペクトラム波形データG8をCW目標検出ユニット6とFM目標検出ユニット7とのいずれか一方に出力する。出力先の切替は、FFTデータG7に含まれるモード情報に基づく。即ち、データ分配部56は、モード情報がCWモードを示す場合にはスペクトラム波形データG8を目標候補検出部61に出力し、FMCWモードを示す場合にはスペクトラム波形データG8を距離・速度算出部71に出力する。
CW目標検出ユニット6は、目標候補検出部61、速度算出部62、方位角検出部63を備える。
この目標候補検出部61には、CWモードのときにFFT処理部55で得られたスペクトラム波形データG8が入力する。そして、目標候補検出部61は、スペクトラム波形データG8の振幅ピーク値が予め設定された閾値(TH)を越えるか否かを判断する。スペクトラム波形データG8が閾値を超えた場合は、目標が捕えられたと判断する。
目標が捕えられたと判断された場合、目標候補検出部61は、閾値を超えたスペクトラム波形データG8の振幅ピーク値と振幅ピーク値を示す周波数とを目標候補信号G9として出力する。従って、目標候補信号G9は、ドップラ周波数と、その時の振幅値(振幅ピーク値)とを含む。なお、図3は、目標の方位とスペクトラム波形との関係を示す図である。同図における実線曲線は、方位θ1〜θ5におけるスペクトラム波形データG8を示している。そして、スペクトラム波形データG8の振幅ピーク値が、符号V1〜V5で示されている。
速度算出部62は、目標候補信号G9に含まれるドップラ周波数から速度を算出する。この速度は、目標候補信号G9に含まれる振幅ピーク値と共に、CW検出情報G10として方位角検出部63に出力される。
方位角検出部63は、CW検出情報G10に含まれる振幅ピーク値と方位制御部41からの方位角情報G13とに基づき目標の方位角を検出し、また目標の速度(CW速度)を算出する。
図4は方位角情報G13に基づく方位を横軸、スペクトラム波形データG8の振幅ピーク値を縦軸に示した図である。方位角情報G13は、方位制御部44から受信したフェーズドアレイ受信部46の受信方位を示す情報である。また、符号V1〜V5は、図3における振幅ピーク値(スペクトラム波形データG8の振幅ピーク値)であり、点線の曲線はこれらの包絡線Kである。点Pは包絡線Kの包絡線ピークを示している。
スペクトラム波形データG8の振幅ピーク値は送受信する方向(方位)と目標の位置とにより変化し、包絡線ピーク点Pの方位に目標が存在している。そこで、方位角検出部63は、包絡線ピーク点Pを求め、包絡線ピーク点Pに基づき目標のCW速度を算出する。例えば、図4において点V3の振幅ピーク値のときの周波数と、点V4の振幅ピーク値のときの周波数とを用いて、比例分配法により包絡線ピーク点Pの周波数を求める。そして、求めた周波数からドップラの関係式に基づきCW速度を求める。
また、方位角検出部63は、包絡線ピーク点Pに対応した方位を求める。求めた方位とCW速度とは、CW検出情報G10として目標一致判定部8に出力されると供に、モード制御部9に目標を検出したことを通知する目標検出情報G11を出力する。なお、このとき目標検出情報G11に求めた方位も含めることも可能である。
目標検出情報G11を受信したモード制御部9は、モード指令G3を基本信号発生部31、方位制御部41、データ抽出部54に出力する。これにより、レーダ装置2Aは、CWモードからFMCWモードに移行する。
目標検出情報G11は、目標が検出された際に生成される信号であるので、目標が検出されない場合や目標が検出されなくなった場合には、この目標検出情報G11は生成されない。そこで、モード制御部9は、目標検出情報G11を受信しているときにはFMCWモードを示すモード指令G3を出力し、目標検出情報G11を受信しないときにはCWモードを示すモード指令G3を出力する。これにより、CWモードとFMCWモードとの相互の移行が可能になる。
図5及び図6は、フェーズドアレイ送信部45とフェーズドアレイ受信部46との方位を変えながら電波の送受信を行っている際の模式図である。図5(a)は、CWモードで目標を検出しているときの送受信方位を示す図、図5(b)は送信信号G2の波形を示した図である。また、図6(a)は、CWモードで目標検出を行っている最中に、目標が検出されてFMCWモードに移行し、その後にCWモードに戻った場合の送信方向を示す図で、図6(b)は送信信号G2の波形を示した図である。目標検出を行う際には、標準モードとしてCWモードが利用され、目標が検出されるとCWモードからFMCWモードに移行する。そして、目標が検出されなくなると、CWモードに復帰する。
本発明においては、標準モードとしてCWモードが用いられ、目標が検出された時だけFMCWモードに移行することが重要である。これにより、1回のスキャンに要する時間T3は、T3=ΔT*n/2+ΔTとなる。即ち、FMCWモードのスキャン時間T1(=ΔT*n)、CWモードのスキャン時間T1(=ΔT*n/2)に対して、T1<T3<T2の関係が満たされ、かつ、スキャン時間Tはスキャン時間T1に最も近い時間となる。従って、目標の距離、速度、方位が、高速に検出できるようになる。
先に説明したように、データ分配部56は、FFTデータG7に含まれるモード情報に基づき目標が検出されたか否かを判断する。そして、目標が検出されたと判断した場合には、FFT処理部55からのスペクトラム波形データG8をFM目標検出ユニット7に出力する。
FM目標検出ユニット7は、距離・速度算出部71を備える。距離・速度算出部71は、スペクトラム波形データG8からアップチャープ信号に対応するビート周波数とダウンチャープ信号に対応するビート周波数を検出し、これらのビート周波数に基づき目標の距離と速度とを算出する。以下、距離・速度算出部71で算出された速度をFM速度と記載する。
従って、目標一致判定部8は、CWモードのときにCW速度と方位を受信し、FMCWモードのときに距離とFM速度とを受信する。そこで、目標一致判定部8は、CW速度とFM速度との一致性を判断して、一致した場合には、その速度、方位、距離を目標データG15として追尾装置10に出力する。
このように、目標一致判定部8がCW速度とFM速度との一致性を判断する理由は、以下の通である。即ち、受信される電波には、目標で反射された電波以外の電波も存在する。目標候補検出部61は、このような電波のスペクトラム波形データG8が閾値を超えると、目標を検出したと判断してしまい、FMモードに移行する。このような目標検出の判断は、誤判断である。そこで、異なるモードで測定した速度(CW速度とFM速度)が一致するか否かにより、真に目標が検出されたか否かを判断する。
追跡装置10は、目標追尾中の場合には、定期的に目標一致判定部8に目標データG15の要求を行い、受信した目標データG15に基づき目標の航跡等を推定して、目標を追尾する。
以上により、目標が検出された場合にのみFMCWモードに移行して目標の速度、距離を算出するので、目標の誤検出が防止しながら、装置の大型化を招くことなく、短いスキャン時間で目標の方位、速度、距離が計測できるようになる。
次に、上記レーダ装置2Aにおける目標データの取得手順を説明する。図7は、目標データの取得手順を示すフローチャートである。
ステップS1〜S4: 先ず、レーダ装置2Aが起動されると、初期設定としてモード制御部9は、CWモードを指定するモード指令G3を基本信号発生部31、方位制御部44、データ抽出器54に出力する。これにより、基本信号発生部31は、振幅が一定の基本信号G1を生成する。そして、基本信号G1は、電圧制御発信部32で振幅値に対応した周波数の送信信号G2に変換され、方向性結合部33でフェーズドアレイ送信部45とミキサ51とに分配される。フェーズドアレイ送信部45は、送信信号G2を電波として送信する。
ステップS5: フェーズドアレイ送信部45から放射された電波は、移動する目標等により反射され、その反射波がフェーズドアレイ受信部46により受信される。このとき、フェーズドアレイ送信部45とフェーズドアレイ受信部46とは、方位制御部44により送信モードに応じたスキャン角速度に設定され、現在の方位が方位角情報G13として方位角検出部63に出力される。
ステップS6: フェーズドアレイ受信部46で受信された反射波は、受信信号G4としてミキサ51に入力する。ミキサ51は、送信信号G2と受信信号G4とを混合した混合信号G5を出力する。この混合信号G5の高周波成分は、ローパスフィルタ52を通過することで除去され、低周波成分のみが出力される。この低周波成分はビート信号G6としてA/D変換部53に入力し、このA/D変換部53でディジタル信号に変換される。
ステップS7、S8: ビート信号G6はデータ抽出部54でモード指令G3が指示するデータ長単位で抽出され、送信モードを示すモード情報が付加されてFFTデータG7としてFFT処理部55に出力される。FFT処理部55は、FFTデータG7に対してFFT処理を行い、この結果をスペクトラム波形データG8としてデータ分配部56に出力する。
ステップS9: データ分配部56は、入力したスペクトラム波形データG8に含まれるモード情報がCWモードを指示している場合には、このスペクトラム波形データG8を目標候補検出部61に出力し、FMCWモードを指示している場合には、このスペクトラム波形データG8を距離・速度算出部71に出力する。
ステップS10: 送信モードがCWモードの場合には、目標候補検出部61は入力したスペクトラム波形データG8の振幅ピーク値が閾値より大きいか否かを判断する。振幅ピーク値が閾値より大きい場合には、目標が検出されたと判断し、振幅ピーク値が閾値より小さい場合には、目標が検出されなかったと判断する。目標が検出されなかったと判断した場合には、ステップS2に戻る。
ステップS11〜14: 一方、振幅ピーク値が閾値より大きい場合、速度算出部62は、振幅ピーク値に対応した周波数を用いて速度を算出する。この速度は、その時の振幅ピーク値と共に方位角検出部63に出力される。方位角検出部63は、複数の速度を受信した場合には、振幅ピーク値を通る曲線のピーク値(包絡線ピーク値)に対応した速度を目標のCW速度とし、その時の方位を方位角情報G13から取得する。そして、方位角検出部63は、目標が検出されたので、送信モードをFMモードにすべく、目標検出情報G11をモード制御部9に出力し、またCW速度と方位とをCW検出情報G10として目標一致判定部8に出力する。
ステップS15: モード制御部9は目標が検出されたことを示す目標検出情報G11を取得すると、FMモードを指示するモード指令G3を出力して、ステップS2に戻る。これにより、送信モードはFMモードに移行する。
ステップS16: 送信モードがFMモードの場合には、ステップS9からステップS16に進む。即ち、データ分配部56は、スペクトラム波形データG8を距離・速度算出部71に出力する。距離・速度算出部71は、スペクトラム波形データG8から目標の距離、速度(FM速度)を算出して、これをFM検出情報として目標一致判定部8に出力する。
ステップS17、S18: 目標一致判定部8には、目標のCW速度と方位とを含むCW検出情報G10と、目標の距離とFM速度とを含むFM検出情報とが入力している。そこで、目標一致判定部8は、CW速度とFM速度が一致するか否かを判断し、一致する場合には、このときの速度、距離、方位を目標データG15として出力する。一方、一致しない場合には、ステップS1に戻る。
以上により、通常はCWモードで目標の検出を行い、目標が検出されたときだけFMCWモードに移行して目標の方位、速度、距離を求めるので、レーダ装置が大型化することなく短時間で、かつ、高精度に目標が検出できる。
なお、上記説明においては、方位角検出部63で複数の目標候補信号G9から1つの目標を検出した。しかし、本発明は、係る構成に限定するものではない。即ち、図8に示すような構成も可能である。
図8に示すレーダ装置2Bは、図1に示すレーダ装置2Aにおける方位角検出部63が省かれた構成となっている。即ち、目標候補検出部61が、CWモードのときにFFT処理部55により得られたスペクトラム波形データG8の振幅ピーク値が閾値を越えた場合には、目標を検出したと判断するので、その判断結果をモード制御部9に目標検出情報G11として出力するようにしている。
これによりモード制御部9は、FMCWモードを指定するモード指令G3を出力する。方位制御部41からの方位角情報G13は目標一致判定部8に入力する。従って、目標一致判定部8にはCW速度、FM速度、距離、方位が入力するので、FM速度とCW速度との一致性が判断できる。そして、一致した目標の距離、速度、方位が目標データとして出力される。
以上説明したように、目標を検出したときだけFMCWモードに移行するので、目標の距離、速度、方位が高速に検出できるようになる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
第1の実施形態においては、フェーズドアレイ送信部やフェーズドアレイ受信部を用いた。これに対し本実施形態に置いては、送信部や受信部をメカニカル機構により回転させるようにした。
図9は、本実施形態にかかるレーダ装置2Cのブロック図である。図1に示すレーダ装置2Aにおけるフェーズドアレイ送信部45、フェーズドアレイ受信部46、方位制御部41を送信部42、受信部43、方位制御部44に代えた構成となっている。なお、送信部42、受信部43にはフェーズドアレイ空中線ではない空中線が含まれるとする。
この送信部42と受信部43とは、図示しない回転機構を備えて、モードに応じたスキャン角速度で送信部42と受信部43とを回転させる。回転機構はフェーズドアレイより安価であるため、レーダ装置の価格を抑制できる利点がある。
なお、回転機構の場合には、スキャン角速度を瞬時に変えることはできない。そこで、方位検出部63からモード制御部9に目標検出情報G11を出力する際に、目標の方位も合わせて出力する。そして、モード制御部9はモード指令を出力する際に、受信した方位を含めて出力する。方位制御部41は、モード指令に含まれる方位の前後でCWスキャン角速度からFMスキャン角速度に変更する。これにより、回転機構がフェーズドアレイ空中線の電子走査よりスキャン角速度が遅くても、目標を捕えることが可能になる。
2A〜2C レーダ装置
3 送信信号生成ユニット
4 送受信ユニット
5 受信信号処理ユニット
6 CW目標検出ユニット
7 FM目標検出ユニット
8 目標一致判定部
9 モード制御部
31 基本信号発生部
32 信号変調部
33 方向性結合部
41 方位制御部
42 送信部
43 受信部
44 方位制御部
45 フェーズドアレイ送信部
46 フェーズドアレイ受信部
51 ミキサ
52 ローパスフィルタ
53 A/D変換部
54 データ抽出部
55 FFT処理部
56 データ分配部
61 目標候補検出部
62 速度算出部
63 方位角検出部
71 距離・速度算出部

Claims (17)

  1. 目標検出情報を受信して、当該目標検出情報が目標の無検出を示す場合には基本信号に対して変調を行なわない無変調の連続波を送受信するCWモードを指示し、前記目標検出情報が目標の検出を示す場合には前記基本信号に対して周波数変調された連続波を送受信するFMCWモードを指示するモード指令を出力するモード制御部と、
    前記モード指令が前記CWモードを指示する場合には無変調の送信信号を生成し、前記FMCWモードを指示する場合には前記基本信号の振幅値に応じた周波数の信号に周波数変調された送信信号を生成する送信信号生成ユニットと、
    前記モード指令で指示されたスキャン角速度でスキャンしながら、前記送信信号を電波として放射すると共に、当該電波の反射波を受信して受信信号として出力し、かつ、受信時における方位を方位角情報として出力する送受信ユニットと、
    前記送信信号と前記受信信号との差分信号から、前記電波が移動する前記目標によりドップラ効果を受けた際のドップラ周波数でピークを示すスペクトラム波形データを求め、当該スペクトラム波形データを前記モード指令に応じた出力先に出力する受信信号処理ユニットと、
    前記モード指令が前記CWモードを指示する場合には前記スペクトラム波形データを受信し、当該スペクトラム波形データの振幅ピーク値が予め設定された閾値より大きい場合には、前記目標を検出したことを示す前記目標検出情報を前記モード制御部に出力すると共に、前記振幅ピーク値に基づき前記目標の速度をCW速度として求め、かつ、前記方位角情報に基づき当該CW速度を求めた際の方位を求めて、該方位と前記CW速度とをCW検出情報として出力するCW目標検出ユニットと、
    前記モード指令が前記FMCWモードを指示する場合には、前記スペクトラム波形データから前記目標の速度をFM速度として求めると共に当該目標の距離を求めて、当該FM速度と前記距離とをFM検出情報として出力するFM目標検出ユニットと、
    前記CW検出情報と前記FM検出情報を受信して、前記CW速度と前記FM速度とが一致する場合に、当該速度と、前記方位と、前記距離とを目標データとして出力する目標一致判定部と、を備えることを特徴とするレーダ装置。
  2. 請求項1に記載のレーダ装置であって、
    前記受信信号処理ユニットは、受信した信号から前記モード指令が指示するモードに応じた長さのデータを抽出し、かつ、抽出したデータに前記モード指令が示すモードをモード情報に付加してFFTデータとして出力するデータ抽出部と、
    前記FFTデータを高速フーリエ変換処理して前記スペクトラム波形データを生成するFFT処理部と、
    前記スペクトラム波形データに含まれる前記モード情報に基づき、当該スペクトラム波形データを前記CW目標検出ユニット又は前記FMCW目標検出ユニットのいずれか一方に出力するデータ分配部と、を含むことを特徴とするレーダ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のレーダ装置であって、
    前記CW目標検出ユニットは、
    前記スペクトラム波形データの振幅ピーク値が予め設定された閾値より大きい場合には、目標が検出されたと判断して、前記振幅ピーク値と該振幅ピーク値に対応する周波数とを出力する目標候補検出部と、
    前記目標候補検出部からの前記周波数に基づき前記目標の前記速度を算出する速度算出部と、
    前記速度算出部から複数の前記速度を受信した際に、複数の前記速度の包絡線が最大となる速度をCW速度として算出すると共に、当該CW速度に対応する方位を算出して、前記CW速度と前記方位とを前記CW検出情報として前記目標一致判定部に出力すると共に、前記目標が検出されたことを示す目標検出情報を前記モード制御部に出力する方位角検出部と、を備えることを特徴とするレーダ装置。
  4. 請求項1又は2に記載のレーダ装置であって、
    前記CW目標検出ユニットは、
    前記スペクトラム波形データの振幅ピーク値が予め設定された閾値より大きい場合には、目標が検出されたと判断して、前記振幅ピーク値と該振幅ピーク値に対応する周波数とを算出すると共に、前記目標が検出されたことを示す目標検出情報を前記モード制御部に出力する目標候補検出部と、
    前記目標候補検出部からの前記周波数に基づき前記CW速度を算出する速度算出部と、を備えることを特徴とするレーダ装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレーダ装置であって、
    前記FM目標検出ユニットは、
    前記スペクトラム波形データから前記目標の前記FM速度と距離とを算出し、該FM速度と距離とを前記FM検出情報として前記目標一致判定部に出力する距離・速度算出部を備えることを特徴とするレーダ装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレーダ装置であって、
    前記送受信ユニットは、
    前記モード指令に応じたスキャン速度で送信方位を変える送信部と、
    前記送信部と同期したスキャン速度で受信方位を変える受信部と、
    前記送信部及び前記受信部を前記モード指令に応じたスキャン速度に設定する方位設定部と、を備えることを特徴とするレーダ装置。
  7. 請求項6に記載のレーダ装置であって、
    前記送信部及び前記受信部は、フェーズドアレイにより形成されたフェーズドアレイ送信部及びフェーズドアレイ受信部であることを特徴とするレーダ装置。
  8. 請求項6に記載のレーダ装置であって、
    前記送信部及び前記受信部は、送受信方向をメカニカルに変える回転機構を備えることを特徴とするレーダ装置。
  9. 目標を追尾する目標追尾システムであって、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載されて検出した前記目標データを出力するレーダ装置と、
    前記目標データに基づき目標を追尾する追尾装置と、を備えることを特徴とする目標追尾システム。
  10. 目標検出情報を受信して、当該目標検出情報が目標の無検出を示す場合には基本信号に対して変調を行なわない無変調の連続波を送受信するCWモードを指示し、前記目標検出情報が目標の検出を示す場合には前記基本信号に対して周波数変調された連続波を送受信するFMCWモードを指示するモード指令を出力するモード制御手順と、
    前記モード指令が前記CWモードを指示する場合には無変調の送信信号を生成し、前記FMCWモードを指示する場合には前記基本信号の振幅値に応じた周波数の信号に周波数変調された送信信号を生成する送信信号生成手順と、
    前記モード指令で指示されたスキャン角速度でスキャンしながら、前記送信信号を電波として放射すると共に、当該電波の反射波を受信して受信信号として出力し、かつ、受信時における方位を方位角情報として出力する送受信手順と、
    前記送信信号と前記受信信号との差分信号から、前記電波が移動する前記目標によりドップラ効果を受けた際のドップラ周波数でピークを示すスペクトラム波形データを求め、当該スペクトラム波形データを前記モード指令に応じた出力先に出力する受信信号処理手順と、
    前記モード指令が前記CWモードを指示する場合には前記スペクトラム波形データを受信し、当該スペクトラム波形データの振幅ピーク値が予め設定された閾値より大きい場合には、前記目標を検出したことを示す前記目標検出情報を前記モード制御手順に出力すると共に、前記振幅ピーク値に基づき前記目標の速度をCW速度として求め、かつ、前記方位角情報に基づき当該CW速度を求めた際の方位を求めて、該方位と前記CW速度とをCW検出情報として出力するCW目標検出手順と、
    前記モード指令が前記FMCWモードを指示する場合には、前記スペクトラム波形データから前記目標の速度をFM速度として求めると共に当該目標の距離を求めて、当該FM速度と前記距離とをFM検出情報として出力するFM目標検出手順と、
    前記CW検出情報と前記FM検出情報を受信して、前記CW速度と前記FM速度とが一致する場合に、当該速度と、前記方位と、前記距離とを目標データとして出力する目標一致判定手順と、を含むことを特徴とする目標データ取得方法。
  11. 請求項10に記載の目標データ取得方法であって、
    前記受信信号処理手順は、受信した信号から前記モード指令が指示するモードに応じた長さのデータを抽出し、かつ、抽出したデータに前記モード指令が示すモードをモード情報に付加してFFTデータとして出力するデータ抽出部と、
    前記FFTデータを高速フーリエ変換処理して前記スペクトラム波形データを生成するFFT処理手順と、
    前記スペクトラム波形データに含まれる前記モード情報に基づき、当該スペクトラム波形データを前記CW目標検出手順又は前記FMCW目標検出手順のいずれか一方に出力するデータ分配手順と、を含むことを特徴とする目標データ取得方法。
  12. 請求項10又は11に記載の目標データ取得方法であって、
    前記CW目標検出手順は、
    前記スペクトラム波形データの振幅ピーク値が予め設定された閾値より大きい場合には、目標が検出されたと判断して、前記振幅ピーク値と該振幅ピーク値に対応する周波数とを出力する目標候補検出手順と、
    前記目標候補検出手順からの前記周波数に基づき前記目標の前記速度を算出する速度算出手順と、
    前記速度算出手順から複数の前記速度を受信した際に、複数の前記速度の包絡線が最大となる速度をCW速度として算出すると共に、当該CW速度に対応する方位を算出して、前記CW速度と前記方位とを前記CW検出情報として前記目標一致判定手順に出力すると共に、前記目標が検出されたことを示す目標検出情報を前記モード制御手順に出力する方位角検出手順と、を含むことを特徴とする目標データ取得方法。
  13. 請求項10又は11に記載の目標データ取得方法であって、
    前記CW目標検出手順は、
    前記スペクトラム波形データの振幅ピーク値が予め設定された閾値より大きい場合には、目標が検出されたと判断して、前記振幅ピーク値と該振幅ピーク値に対応する周波数とを算出すると共に、前記目標が検出されたことを示す目標検出情報を前記モード制御手順に出力する目標候補検出手順と、
    前記目標候補検出手順からの前記周波数に基づき前記CW速度を算出する速度算出手順と、を備えることを特徴とする目標データ取得方法。
  14. 請求項10乃至13のいずれか1項に記載の目標データ取得方法であって、
    前記FM目標検出手順は、
    前記スペクトラム波形データから前記目標の前記FM速度と距離とを算出し、該FM速度と距離とを前記FM検出情報として前記目標一致判定手順に出力する距離・速度算出手順を含むことを特徴とする目標データ取得方法。
  15. 請求項10乃至14のいずれか1項に記載の目標データ取得方法であって、
    前記送受信手順は、
    前記モード指令に応じたスキャン速度で送信方位を変える送信手順と、
    前記送信手順と同期したスキャン速度で受信方位を変える受信手順と、
    前記送信手順及び前記受信手順を前記モード指令に応じたスキャン速度に設定する方位設定手順と、を含むことを特徴とする目標データ取得方法。
  16. 請求項15に記載の目標データ取得方法であって、
    前記送信手順及び前記受信手順は、フェーズドアレイにより形成されて電子的に方位を変える手順を含むことを特徴とする目標データ取得方法。
  17. 請求項15に記載の目標データ取得方法であって、
    前記送信手順及び前記受信手順は、送受信方向をメカニカルに変える手順を含むことを特徴とする目標データ取得方法。
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