JP3482870B2 - Fm−cwレーダ装置 - Google Patents

Fm−cwレーダ装置

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JP3482870B2 JP12620498A JP12620498A JP3482870B2 JP 3482870 B2 JP3482870 B2 JP 3482870B2 JP 12620498 A JP12620498 A JP 12620498A JP 12620498 A JP12620498 A JP 12620498A JP 3482870 B2 JP3482870 B2 JP 3482870B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数変調された
連続波を送信波として用い、送信波と受信波のビート信
号の周波数から目標物の距離および速度を検知するFM
−CWレーダ装置に関するものであり、特に、車載に適
したFM−CWレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FM−CWレーダ装置において、目標物
が極端に近距離にあり、しかも大きな相対速度で移動し
ている場合には、送信波周波数と受信波周波数の関係
が、ある臨界状態を逸脱してしまい、通常の検知範囲に
ある目標物の検知に用いる演算規則とは異なる演算規則
を用いて、目標物の距離および相対速度を求める必要が
ある。
【0003】この要求を満たすものとして、特開平9−
222474号公報に開示されたFMCWレーダ装置が
ある。この先行技術によれば、レーダ装置が受信アンテ
ナを複数個備え、受信チャネル間のビート信号位相差を
利用して送信波周波数と受信波周波数の関係が臨界状態
を逸脱したか否かを判断し、その判断結果から適用する
演算規則を選択する。これにより、目標物が極端に近距
離にあり、しかも大きな相対速度で移動している場合で
あっても、ビート信号周波数からその距離および速度を
正しく求めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
によると受信アンテナを複数個備える必要があるため、
受信アンテナが単一のFM−CWレーダ装置に適用する
ことができない。そこで、受信アンテナチャネルの単一
であるか複数であるかにかかわらず、近距離かつ相対速
度大の目標物の距離および相対速度を正確に検知できる
FM−CWレーダ装置が求められていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のFM−CWレー
ダ装置は、このような課題を解決するものであり、周波
数増加区間と周波数減少区間が交互に繰り返えされるよ
うに周波数変調された連続波を送信波として送信する送
信部と、送信波が目標物で反射された電磁波を受信波と
して受信して送信波と受信波の差であるビート信号を生
成する受信部と、演算規則に従ってビート信号から目標
物の検知を行う信号処理部とを備えるFM−CWレーダ
装置において、信号処理部は、周波数増加区間における
ビート信号位相変化と周波数減少区間における同一目標
物に関するビート信号位相変化に基づいて予め定められ
た複数の演算規則の中から一つの演算規則を選択する選
択手段と、選択手段により選択された演算規則に従って
目標物の距離または速度を演算する演算手段とを備える
ことを特徴とする。
【0006】目標物の距離および速度が所定の検出範囲
にあるときは、送信波周波数と受信波周波数の大小関係
が周波数増加区間と周波数減少区間とで交互に入れ替わ
る。
【0007】また、このときの周波数増加区間における
位相変化と周波数減少区間における位相変化は変化の方
向すなわち符号が異なる。
【0008】一方、目標物の距離および速度が所定の検
出範囲から外れて、目標物が近距離かつ高速移動してい
る場合には、周波数増加区間と周波数減少区間との間で
送信波周波数と受信波周波数との大小関係が逆転するこ
とがない。そして、このときの周波数増加区間における
位相変化と周波数減少区間における位相変化は変化の方
向が一致している。
【0009】そこで、選択手段は周波数増加区間におけ
る位相変化と周波数減少区間における位相変化を検出
し、その結果から送信波周波数と受信波周波数の大小関
係が周波数増加区間と周波数減少区間とで交互に入れ替
わっているか否かを判断し、判断結果に基づいて最適な
演算規則を選択する。
【0010】送信波周波数と受信波周波数の大小関係が
周波数増加区間と周波数減少区間とで入れ替わる場合、
あるいは入れ替わらない場合においてそれぞれ適用され
る演算規則は、いずれもFM−CWレーダ装置の検知理
論に基づくものであり、既に知られている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
FM−CWレーダ装置を示す構成図である。
【0012】このレーダ装置は、送信部1、受信部2お
よび信号処理部3とで構成されている。
【0013】送信部1は、中心周波数がf0(たとえば
76GHz)の電圧制御型発振器11と、バッファアン
プ12と、送信アンテナ13と、RFアンプ14と、方
向性結合器15とを備えている。発振器11は、図示省
略した変調用の直流電源から出力される制御電圧によっ
て、f0±ΔF/2の被変調波(送信信号)を出力す
る。被変調波はバッファアンプ12で増幅され、送信ア
ンテナ13から電磁波として放射される。送信信号の一
部は方向性結合器15を経てRFアンプ14で増幅され
ダウンコンバート用のローカル信号として出力される。
【0014】受信回路部2は、受信アンテナ20、RF
アンプ21、ミキサ22、アンプ23、フィルタ24お
よびA/D変換器25を備えている。受信アンテナ20
で受信した信号は、RFアンプ21で増幅され、ミキサ
22でRFアンプ14からの送信信号の一部とミキシン
グされる。このミキシングにより受信信号はダウンコン
バートされ、送信信号と受信信号との差信号であるビー
ト信号が生成される。ビート信号は、アンプ23および
ローパスフィルタ24を介してA/D変換器25に入力
され、所定のタイミングでディジタル信号に変換され
る。
【0015】ディジタル信号処理部3は、A/D変換器
25からのディジタルビート信号に対してFFT処理を
施し、その結果から目標物の検知を行う。
【0016】ここで、FM−CWレーダ装置の探知原理
を説明する。
【0017】図2および図3は、FM−CWレーダ装置
の送受信周波数等を示す波形図である。図2(A)は、
送信周波数の変化と、距離Rの位置にあり相対速度が零
の目標物から再放射された受信周波数の変化とを示した
グラフであり、縦軸に周波数、横軸に時間をとってい
る。実線は送信信号周波数を示し、破線は受信信号周波
数を示している。このグラフから判るように、送信信号
には連続波に三角状の周波数変調を掛けた変調信号を用
いる。変調波の中心周波数はf0、周波数偏移幅はΔ
F、三角波の繰り返し周波数はfmである。また、図3
(A)は、目標物の相対速度が零でなく速度Vのときの
受信信号の変化とを示したグラフであり、実線は送信信
号周波数を示し、破線は受信信号周波数を示している。
なお、送信信号および座標軸の意義は図2(A)と同じ
である。
【0018】図2(A)および図3(A)から、このよ
うな送信信号を放射しているときの受信信号は、目標物
の相対速度が零のときには距離に応じた時間遅れT(T
=2R/C:Cは光の速度)を受け、目標物の相対速度
がVのときには距離に応じた時間遅れTと、相対速度に
相当する周波数偏移Dを受けることが判る。なお、図3
(A)に示す例は、受信信号周波数が同グラフにおいて
上方に偏移しており、目標物が接近する場合を示してい
る。
【0019】この受信信号に対して送信信号の一部をミ
キシングすれば、ビート信号が得られる。図2(B)お
よび図3(B)は、それぞれ目標物の相対速度が零のと
きと速度Vのときのビート周波数を示すグラフであり、
時間軸(横軸)はそれぞれ図2(A)および図3(A)
とタイミングを一致させてある。
【0020】いま、距離に応じた受信信号の時間遅れに
基づくビート周波数をfr、相対速度に基づくドップラ
周波数をfd、周波数が増加する区間(アップ区間)の
ビート周波数をfb1、周波数が減少する区間(ダウン
区間)のビート周波数をfb2とすると、 fb1=fr+fd …(1) fb2=fr−fd …(2) が成り立つ。ただし、fdは目標物が遠ざかる方向の相
対速度が生じているときを正、近づく方向の相対速度が
生じているときを負としている。
【0021】したがって、変調サイクルのアップ区間と
ダウン区間のビート周波数fb1およびfb2を別々に
測定すれば、次式(3)(4)からfrおよびfdを求
めることができる。
【0022】 fr=(fb1+fb2)/2 …(3) fd=(fb1−fb2)/2 …(4) frおよびfdが求まれば、目標物の距離Rと速度Vを
次の(5)(6)式により求めることができる。
【0023】 R=(C/(4・ΔF・fm))・fr …(5) V=(C/(2・f0))・fd …(6) ここに、Cは光の速度である。
【0024】このようにして任意のビーム方向について
目標物の距離Rおよび速度Vを求めることができる。し
たがって、ビーム走査を行いながら距離Rおよび速度V
を順次算出すれば、目標物の距離、速度に加えて方位も
探知することができる。これがFM−CWレーダの原理
である。
【0025】ところで、目標物が近距離において高速で
移動しているという特殊な状態においては、上記
(3)、(4)式が成り立たない。
【0026】図4は、このことを説明するためのもので
あり、目標物が近距離において高速で近づく方向に移動
している場合の送受信周波数等を示すグラフである。目
標物が近距離において高速で移動している場合には、距
離に応じた時間遅れTが小さく周波数偏移Dが大きな値
となる。図4はこの極端な状態を示すものであり、図3
に示す状態と異なり送信周波数と受信周波数の大小関係
が入れ替わらない。そのため、アップ区間のビート周波
数fb1およびダウン区間のビート周波数fb2から、
距離に依存するビート周波数frおよび相対速度に基づ
くドップラ周波数fdを求める式は、上記(3)、
(4)式の代わりに、 fr=|fb1−fb2|/2 …(7) fd=−(fb1+fb2)/2 …(8) が成立する。
【0027】目標物が近距離において高速で遠ざかる方
向に移動している場合には、fdの符号が逆転している
ので、上記(8)式の代わりに、 fd=(fb1+fb2)/2 …(9) が適用される。
【0028】いずれにしろ、目標物が近距離において高
速で移動している場合には、上記(3)、(4)式を用
いた通常の演算処理を適用すると誤った結果を導くこと
になる。
【0029】そこで、このFM−CWレーダ装置では目
標物の距離および速度を求める演算処理に先だって、目
標物が近距離において高速で移動しているために図4の
ように送信周波数と受信周波数の大小関係が入れ替わら
ない状態か否かを判断する。そして、その判断結果に基
づいて、送信周波数と受信周波数の大小関係が入れ替わ
らない特殊な状態であれば、式(3)、(4)を用いた
通常の演算に代えて、式(7)、(8)または式
(7)、(9)のいずれかを用いて距離に依存するビー
ト周波数frおよび速度に依存するドップラ周波数fd
を求め、さらに、ここで求めたfr、fdに基づいて距
離Rおよび速度Vの演算を行う。
【0030】ドップラ周波数fdの算出に式(8)を適
用するか式(9)を適用するかは、距離変化が正か負
か、すなわち、距離が増加しているか減少しているかで
決定することができる。距離変化が正であれば、目標物
が遠ざかっているのであるから式(9)を適用し、距離
変化が負であれば、近づいているのであるから式(8)
を適用する。式(5)から、距離Rはビート周波数fr
に比例することがわかっているので、ビート周波数fr
変化から距離変化を知ることができる。つまり、ビート
周波数fr変化が正であれば、距離変化が正であり、ド
ップラ周波数fdの算出に式(9)を適用し、ビート周
波数frが負であれば、式(8)を適用する。
【0031】つぎに、特殊な状態(送信周波数と受信周
波数の大小関係が入れ替わらない状態)か否かの判断方
法について説明する。
【0032】ある目標物に対するビート信号の位相変化
は、その目標物の移動量で決定され、アップ区間とダウ
ン区間では同じ量になると共に、その符号は送信周波数
と受信周波数の大小で変わる。
【0033】つまり、アップ区間とダウン区間の一組を
1周期区間とすると、連続する2周期区間においてアッ
プ区間とダウン区間では位相回転量が同じになり、その
符号は送信周波数と受信周波数の大小に応じたものとな
る。
【0034】図3(C)および図4(C)は、連続する
2周期区間におけるビート信号の位相変化を示すもので
あり、図3(C)は通常状態の位相変化、図4(C)は
特殊状態の位相変化をそれぞれ示すものである。
【0035】いま、第1周期区間のアップ区間の位相を
φ1、ダウン区間の位相をφ2とし、アップ区間に関し
て第1周期区間から第2周期区間へ移行した際の位相変
化量(位相回転量)をφu、ダウン区間に関して第1周
期区間から第2周期区間へ移行した際の位相変化量をφ
dとすると、通常状態を示す図3(C)では、φuとφ
dの絶対値がほぼ等しく符号が異なる。一方、特殊状態
を示す図4(C)では、φuとφdの絶対値がほぼ等し
く符号も等しくなる。
【0036】したがって、2周期区間において、アップ
区間とダウン区間のそれぞれにおけるビート信号の位相
回転を求め、位相回転の絶対値がほぼ等しく符号が互い
に異なっていれば通常状態であり、絶対値がほぼ等しく
符号が同一であれば特殊状態であると判断できる。
【0037】図5はこの原理に基づいて、デジタル信号
処理部3で行われる判断処理を示すフローチャートであ
る。
【0038】まず、ステップS11で、A/D変換器2
5から入力されたデジタルビート信号を2周期区間に亘
ってFFT処理する。ステップS12では、目標物毎に
2周期区間におけるアップ区間の位相回転φuとダウン
区間の位相回転φdを算出する。
【0039】ステップS13では、各目標物毎の位相回
転φuおよびφdの絶対値と符号を比較し、絶対値がほ
ぼ等しく符号が同じであれば、目標物が近距離において
高速で移動しているために送・受信周波数が図4(A)
のような特殊状態にあると判断し、ステップS14に移
行する。ここでの判断で否定されれば、送受信周波数が
図3(A)のような通常の状態にあると判断してステッ
プS15に移行する。
【0040】ステップS14では、上述した式(7)に
基づいて、距離に依存するビート周波数frを求め、ス
テップS15では上述した式(3)、(4)に基づい
て、ビート周波数frおよびドップラ周波数fdを求め
る。
【0041】ステップS16では、目標物との距離変化
が正か負かを判断する。この判断にはステップS14で
求めたビート周波数frを用い、ビート周波数frが前
回値よりも増加していれば距離変化が正であり、減少し
ていれば距離変化は負ということになる。
【0042】距離変化が正であれば、目標物が遠ざかっ
ていることになるため、ステップS18に移行して式
(9)の演算を実行する。距離変化が負であれば、目標
物が近づいていることになるため、ステップS17に移
行して式(8)の演算を実行する。
【0043】ステップS16では、ステップS14、S
17、S18またはステップS15において算出された
ビート周波数frおよびドップラ周波数fdを式
(5)、(6)に代入し、目標物の距離および相対速度
を求める。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明のFM−CWレー
ダ装置によれば、目標物が近距離において高速で移動し
ているために送・受信周波数の大小関係が通常状態と逆
転する特殊状態となっても、この特殊状態を検出して適
切な演算規則を適用するので正確な距離および相対速度
を検知できる。しかも、受信アンテナが単チャネルの場
合でも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるFM−CWレーダ装
置を示す構成図。
【図2】FM−CWレーダ装置の送受信周波数等を示す
波形図。
【図3】FM−CWレーダ装置の送受信周波数等を示す
波形図。
【図4】FM−CWレーダ装置の送受信周波数等を示す
波形図。
【図5】デジタル信号処理部における処理を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1…送信部、2…受信部、3…デジタル信号処理部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数増加区間と周波数減少区間が交互
    に繰り返えされるように周波数変調された連続波を送信
    波として送信する送信部と、前記送信波が目標物で反射
    された電磁波を受信波として受信して前記送信波と前記
    受信波の差であるビート信号を生成する受信部と、演算
    規則に従って前記ビート信号から前記目標物の検知を行
    う信号処理部とを備えるFM−CWレーダ装置におい
    て、 前記信号処理部は、前記周波数増加区間におけるビート
    信号位相変化と前記周波数減少区間における同一目標物
    に関するビート信号位相変化に基づいて予め定められた
    複数の演算規則の中から一つの演算規則を選択する選択
    手段と、前記選択手段により選択された演算規則に従っ
    て前記目標物の距離または速度を演算する演算手段とを
    備えることを特徴とするFM−CWレーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、任意の周波数増加区間
    におけるビート信号の位相とその後の周波数増加区間に
    おけるビート信号の位相との差である第1位相差と、前
    記任意の周波数増加区間に隣接する周波数減少区間にお
    けるビート信号の位相とその後の周波数減少区間におけ
    るビート信号の位相との差である第2位相差とを求め、 第1位相差と第2位相差の絶対値がほぼ等しく符号が異
    なるときには、距離に応じた受信波の時間遅れに基づく
    ビート周波数frおよびドップラ周波数fdを次の式 fr=(fb1+fb2)/2 fd=(fb1−fb2)/2 ここで、fb1:周波数増加区間におけるビート周波数 fb2:周波数減少区間におけるビート周波数 に基づいて算出する第1演算規則を選択し、第1位相差
    と第2位相差の絶対値がほぼ等しく符号が同じ時には、
    距離に応じた受信波の時間遅れに基づくビート周波数f
    rおよびドップラ周波数fdを次の式 fr=|fb1−fb2|/2 fd=−(fb1+fb2)/2 または、 fd=(fb1+fb2)/2 ここで、fb1:周波数増加区間におけるビート周波数 fb2:周波数減少区間におけるビート周波数 に基づいて算出する第2演算規則を選択することを特徴
    とする請求項1に記載のFM−CWレーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記演算規則において、前記ドップラ周
    波数fdを算出するための演算規則は、目標物との距離
    変化の方向に基づいて、前記 fd=−(fb1+fb2)/2 または、 fd=(fb1+fb2)/2 のいずれか一方を選択することを特徴とする請求項2に
    記載のFM−CWレーダ装置。
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