JP2014003006A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両側への振動の伝達を抑止しつつ他の車両や歩行者に自車の存在を報知できる車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両用灯具10は、振動子20と緩衝部材34とを備える。振動子20は、ランプボディ12に取り付けられる。振動子20の振動に伴ってランプボディ12が振動し、報知音が発生する。緩衝部材34は、取付部30に設けられる。この緩衝部材34により、振動子20からの振動が取付部30を介して車体50に伝わるのが抑えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は車両用灯具に関し、特に、他車両や歩行者に対して報知音を発することができる車両用灯具に関する。
近年、ハイブリッド車や電気自動車のようにモータを走行駆動源とする車両の普及が進んでいる。これらは、ガソリン車に比べて走行音が静かである。特に、低速走行時の走行音はきわめて静かである。このため、他の車両や歩行者が、後方等の視野外から接近する上記車両に気づきにくい、という課題がある。
こうした課題を解決するために、モータ音とは別の擬似エンジン音を発生させて車両の接近を報知する技術の開発が進められている。例えば、特許文献1には、振動子をヘッドライトカバーの内側に設けた装置が提案されている。
特開2007−283809号公報
特許文献1に記載の装置は、ヘッドライトカバーが振動し、車両外部に設けたスピーカのように機能するため、その報知音が周囲に伝わり易いといった利点がある。しかしながら、ヘッドライトカバーの振動が、車両用灯具の他の構成部品を介して車両側に伝わり、車室内騒音が発生する場合がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両側への振動の伝達を抑止しつつ他の車両や歩行者に自車の存在を報知できる車両用灯具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車両用灯具は、灯具の構成部品と、構成部品に取り付けられ、当該構成部品を振動させて音を発生させる振動子と、構成部品からの振動が車体側に伝わるのを抑止する振動伝達抑制機構と、を備える。
この態様によると、振動子が取り付けられた構成部品から音を発生させることができる。加えて、その構成部品の振動が車体側に伝わるのを抑えることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を装置、方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、車両側への振動の伝達を抑止しつつ他の車両や歩行者に自車の存在を報知できる車両用灯具を提供することができる。
第1の実施の形態に係る車両用灯具の概略構造を示す鉛直断面図である。 図2(a)、図2(b)は、振動子の構成例を示す図である。 車両用灯具の灯具制御ユニットと車両側の車両制御部との動作連携を説明する機能ブロック図である。 第1の実施の形態の変形例に係る車両用灯具の取付部周辺を拡大して示す拡大断面図である。 第1の実施の形態の他の変形例に係る車両用灯具の取付部周辺を拡大して示す拡大断面図である。 第1の実施の形態の他の変形例に係る車両用灯具の取付部周辺を拡大して示す拡大断面図である。 取付部のボルト挿通孔周辺を拡大して示す斜視図である。 第1の実施の形態の他の変形例に係る車両用灯具の取付部周辺を拡大して示す拡大断面図である。 第1の実施の形態の他の変形例に係る車両用灯具の取付部周辺を拡大して示す拡大断面図である。 第2の実施の形態に係る車両用灯具のエクステンション部材とアウターレンズとが接する部分を拡大して示す拡大断面図である。 第2の実施の形態の変形例に係る車両用灯具のエクステンション部材とアウターレンズとが接する部分を拡大して示す拡大断面図である。 第3の実施の形態に係る車両用灯具の概略構造を示す鉛直断面図である。 第4の実施の形態に係る車両用灯具の取付部周辺を拡大して示す拡大断面図である。 第5の実施の形態に係る車両用灯具の取付部周辺を拡大して示す拡大断面図である。 第6の実施の形態に係る車両用灯具の取付部周辺を拡大して示す拡大断面図である。 第7の実施の形態に係る車両用灯具をランプボディ側から見た図である。 第8の実施の形態に係る車両用灯具のアウターレンズの下部周辺を拡大して示す拡大断面図である。 第9の実施の形態に係る車両用灯具のアウターレンズの下部周辺を拡大して示す拡大断面図である。 第10の実施の形態に係る車両用灯具のアウターレンズの下部周辺を拡大して示す拡大断面図である。 第11の実施の形態に係る車両用灯具のアウターレンズの下部周辺を拡大して示す拡大断面図である。 第12の実施の形態に係る車両用灯具をランプボディ側から見た図である。 図21の車両用灯具が車体に取り付けられた状態を示す断面図である。 第13の実施の形態に係る車両用灯具を示す断面図である。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
以下に説明する車両用灯具は、主としてヘッドランプを例に説明するが、バックランプやストップランプ等を含むリアコンビネーションランプまたはその他のランプであってもよい。
[第1の実施の形態]
本実施の形態に係る車両用灯具の概要は以下のとおりである。
本車両用灯具は振動子を備える。振動子は、灯具の構成部品に取り付けられ、構成部品を振動させて報知音を発生させる。また、本車両用灯具は緩衝部材を備える。緩衝部材は本車両用灯具を車体に接合する取付部に設けられる。この緩衝部材によって、振動子からの振動が車体側に伝わるのが抑えられる。
図1は、第1の実施の形態に係る車両用灯具10の概略構造を示す鉛直断面図である。車両用灯具10は、車両前方側に開口部を有するランプボディ12と、この開口部を覆うアウターレンズ14とを有する。アウターレンズ14は透光性を有する樹脂やガラス等で形成されている。ランプボディ12とアウターレンズ14とによって灯室16が形成されている。灯室16には、光を車両前方に照射する灯具ユニット18が収納されている。
灯具ユニット18の下方には、灯具制御ユニット22が配置されている。灯具制御ユニット22は、灯具ユニット18の点消灯制御などを実行する照射制御部24と、振動子20を制御して報知音を発生させる発音制御部26とを有する。なお、灯具制御ユニット22は、車両用灯具10の外に設けられてもよい。また、灯室16内には、エクステンション部材28が設けられている。エクステンション部材28は灯具ユニット18の存在領域に開口部28aを有する。エクステンション部材28は、アウターレンズ14に固定されている。なお、エクステンション部材28は、ランプボディ12に固定されてもよい。
ランプボディ12には振動子20が固定されている。振動子20は、電気信号が入力されるとその信号に応じて振動する。振動子20の振動に伴ってランプボディ12も振動し、報知音が発生する。振動子20をランプボディ12に固定することで、振動子20の振動を増幅し、振動子20単独で発生させるよりも大きな報知音を発生させることができる。また、報知音を発する装置を車両本体側に設ける必要がなくなるため、車両本体の省スペース化に寄与する。また、通常、車両用灯具は車両の四隅に配置されるため、報知音を発する装置(振動子20)を灯具に設けることは広範囲に報知音を発するのに適している。なお、振動子20は、アウターレンズ14やエクステンション部材28など他の構成部品に固定されてもよい。また、振動子20は、ランプボディ12の灯室16側に固定されてもよい。
図2(a)、図2(b)は、振動子の構成例を示す図である。図2(a)は振動子の外観斜視図、図2(b)は振動子の縦断面図である。振動子20は電磁式の振動体であり、その円筒容器状のボディ131の内部に筒状のコア131aが配設されている。コア131aの周囲には駆動コイル132が巻かれている。また、ボディ131の開口部には、リング状のバネ板133の外周縁部が取り付けられている。バネ板133の内周縁部には、振動板134が取り付けられている。振動板134の内面には、コア131aの筒内、すなわち駆動コイル132の内部に進入するように配置された円柱状のマグネット(永久磁石)135が固定されている。
ボディ131の外縁部の2箇所には、径方向外側に向かって突出するようにタブ片136が形成されている。それぞれのタブ片136には、ネジを挿通するための挿通穴136aが形成されている。ハーネスH1は、駆動コイル132に接続されており、ボディ131を貫通して外部に引き出されている。このハーネスH1を通して駆動コイル132に交流電流が印加される。そして、駆動コイル132によって生じる交番磁界とマグネット135の磁界とによりマグネット135がコア131aの筒部の軸方向に往復移動する。このとき、マグネット135と一体の振動板134も、バネ板133を撓ませながら板厚方向に往復移動、すなわち振動する。マグネット135および振動板134の振動は、車両用灯具10を構成するランプボディ12に伝達され、そのランプボディ12から音を発生させる。
図1に戻る。ランプボディ12には車両用灯具10を車体50に接合する取付部30が形成されている。取付部30にはボルト挿通孔30aが形成されており、このボルト挿通孔30aにボルト32を挿入して車体側に設けられたねじ穴50aに螺入することにより、車両用灯具10が車体50に取り付けられる。
取付部30と車体50との間には緩衝部材34が設けられている。緩衝部材34は、例えばゴムや樹脂などによって形成される。緩衝部材34は、ボルト挿通孔34aを有する円板状に形成される。もちろん、矩形板状などの円板状以外の形状であってもよい。この緩衝部材34により、振動子20からの振動が車体50に伝達するのが抑止される。
図3は、車両用灯具10の灯具制御ユニット22と車体50側の車両制御部との動作連携を説明する機能ブロック図である。車両用灯具10は、車体50側の車両制御部52から得られた情報に基づいて照射制御および発音制御を実行する。車両制御部52と灯具制御ユニット22とは、CAN(Controller Area Network)により通信可能に接続されている。灯具制御ユニット22は、上述のように照射制御部24と、発音制御部26とを含む。
照射制御部24は、運転者によるライトスイッチ54の操作に基づく点消灯指令を車両制御部52から受け取ると、灯具ユニット18の点消灯制御を実行する。発音制御部26は、車両制御部52から報知指令を受け取ると、その報知指令に基づき振動子20の発音動作を制御する。より具体的には、振動子20に交流電流を印加し、振動子20を振動させる。ここでは、車速が一定速度(例えば20km/h)以下になると、車両制御部52から灯具制御ユニット22に報知指令が送信される。
本実施の形態に係る車両用灯具10によれば、振動子20によって自車の接近を報知する報知音が発生される。加えて、緩衝部材34により、振動子20からの振動が車体50側に伝わるのが抑えられる。その結果、車体50が振動することによる車室内騒音が抑えられる。
(変形例1−1)
図4は、第1の実施の形態の変形例に係る車両用灯具の取付部30周辺を拡大して示す拡大断面図である。本変形例では、取付部30は、ボルト挿通孔30aが形成された部分に、車体50側に突出した環状突出部30bを有する。ここでは、環状突出部30bの内径D2は、ボルト挿通孔30aの径D1と同じ大きさである。もちろん、内径D2と径D1とは異なる大きさであってもよい。緩衝部材34は、環状突出部30bの外周面30cを覆うように設けられる。すなわち、本変形例では、取付部30と車体50との間に緩衝部材34を設けつつも、取付部30の一部が車体50に接した状態で車両用灯具10が固定される。このため、本変形例によれば、振動子20からの振動を抑止しつつ、車体50に対する車両用灯具10の取り付け位置の精度を確保できる。
(変形例1−2)
図5は、第1の実施の形態の他の変形例に係る車両用灯具の取付部30周辺を拡大して示す拡大断面図である。本変形例では、ボルト32の頭部32aと取付部30との間にも緩衝部材36が設けられている。緩衝部材36は、緩衝部材34と同様に、例えばゴムや樹脂などによって形成される。緩衝部材36は、ボルト挿通孔36aを有する円板状に形成される。もちろん、緩衝部材34同様、矩形板状などの円板状以外の形状であってもよい。なお、緩衝部材36と緩衝部材34とは、それぞれ異なる材質、形状であってもよい。例えば、緩衝部材36を円板状のゴム部材とし、緩衝部材34を矩形板状の樹脂部材としてもよい。本変形例によれば、振動が車体50側に伝わるのをさらに抑えることができる。
(変形例1−3)
図6は、第1の実施の形態の他の変形例に係る車両用灯具の取付部30周辺を拡大して示す拡大断面図である。本変形例では、緩衝部材38は、両端にフランジ部38a,38bが設けられた円筒状に形成される。緩衝部材38は、フランジ部38a,38bに挟まれた小径部38cがボルト挿通孔30aに嵌るよう取付部30に固定されている。本変形例では、図6のごとく、取付部30と車体50とは剛体を介して接していない。そのため、振動が車体50に伝わるのをさらに抑えることができる。
ここで、緩衝部材38のように両端にフランジ部38a,38bが設けられた部材を図6のごとく取付部30に固定する方法の一例について説明する。図7は、取付部30のボルト挿通孔30a周辺を拡大して示す斜視図である。図7のごとく、取付部30にはその側面からボルト挿通孔30aに連通する切込部30dが設けられている。この切込部30dから緩衝部材38を押し込み、取付部30に固定することができる。
(変形例1−4)
図8は、第1の実施の形態の他の変形例に係る車両用灯具の取付部30周辺を拡大して示す拡大断面図である。本変形例では、緩衝部材38内に、その外径D3が緩衝部材38の内径D4と略等しい金属筒40が設けられている。金属筒40は、例えば、ステンレスやアルミニウムにより形成される。本変形例においても、図7のごとく取付部30に切込部30dを設けてもよい。
本変形例によれば、変形例1−3と同様の効果を奏することができる。加えて、本変形例によれば、ボルトを締め付けたときの緩衝部材38のつぶれ量をコントロールすることができる。つまり、金属筒40を設けることで、緩衝部材38は金属筒40の軸方向の長さL1以下にはつぶれなくなる。そのため、車体50に対する車両用灯具10の取り付け位置の精度を確保できる。
(変形例1−5)
図9は、第1の実施の形態の他の変形例に係る車両用灯具の取付部30周辺を拡大して示す拡大断面図である。本変形例では、変形例1−4と同様に、緩衝部材38内に金属筒42が設けられている。金属筒42は、緩衝部材38内に挿入した後に、その上端および下端が潰されてフランジ部42a,42bが形成され、緩衝部材38に対して固定されている。本変形例においても、図7のごとく取付部30に切込部30dを設けてもよい。
本変形例によれば、変形例1−4と同様の効果を奏することができる。加えて、本変形例によれば、緩衝部材38および金属筒40が取付部30に固定されるため、車体50に車両用灯具10を取り付けるときの作業性が向上する。
(変形例1−6)
第1の実施の形態では、取付部30と車体50との間に緩衝部材34を設ける例を示したが、緩衝部材は、車両用灯具の他の構成部品と車体50との間に設けてもよい。例えば、アウターレンズ14と車体50(車体パネル)との間に設けてもよい。通常、アウターレンズと車体50との間には隙間が設けられ、両者は接しないように構成されている。しかしながら、例えば、車体側の組み立て精度の問題など様々な要因によって両者が一時的または継続的に接する場合がある。その結果、振動子20からの振動がアウターレンズ14を介して車体50に伝わる場合がある。したがって、アウターレンズ14と車体50との間に緩衝部材を設けることで、車体50に振動が伝わるのを抑えることができる。
(変形例1−7)
第1の実施の形態では、ランプボディ12に直接振動子20が固定されている例を示したが、これに限られない。例えば、振動子20を保持する保持部を備え、この保持部を、ランプボディ12などの灯具構成部品に形成されたリブに溶着することにより、振動子20を固定してもよい。この場合、リブを複数形成し、それら複数のリブに保持部を溶着することによって振動子20から生じる振動を灯具構成部品に伝わりやすくできるが、その反面、灯具構成部品から大きな異音が発生しうる。そのため、本願記載の緩衝部材は、この異音を抑制するために重要な役割を果たす。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態に係る車両用灯具10と第2の実施の形態に係る車両用灯具210との主な違いは、緩衝部材が設けられる位置である。第2の実施の形態では、緩衝部材は車両用灯具210の構成部品同士が接する部分に設けられる。ここでは、エクステンション部材とアウターレンズとが接する部分に緩衝部材が設けられる場合を例に説明する。
図10は、第2の実施の形態に係る車両用灯具210のエクステンション部材28とアウターレンズ14とが接する部分を拡大して示す拡大断面図である。図10のごとく、エクステンション部材28とアウターレンズ14とが接する部分に緩衝部材44が設けられている。緩衝部材44の材質は、第1の実施の形態の緩衝部材34と同様である。
本実施の形態に係る車両用灯具210によれば、緩衝部材44により、振動子20からの振動を減衰させることができる。これにより、車体50側に伝わる振動を低減することができ、車体50が振動することによる車室内騒音が低減される。また、エクステンション部材28とアウターレンズ14とが接する部分で両者が衝突しあうのを抑えることができ、衝突による異音の発生を抑えることができる。
なお、振動子20がアウターレンズ14に取り付けられている場合は、アウターレンズ14が大きい振幅で振動して音を発生する。この際、アウターレンズ14に固定しているエクステンション部材28に伝達する振動も大きくなるが、緩衝部材44により同様に異音の発生を抑える作用・効果が得られる。
(変形例2−1)
図11は、第2の実施の形態の変形例に係る車両用灯具のエクステンション部材28とアウターレンズ14とが接する部分を拡大して示す拡大断面図である。本変形例では、エクステンション部材28のうちのアウターレンズ14と接する部分28cをエクステンション部材28の本体部28dに比べ柔らかい樹脂により形成している。言い換えると、本変形例のエクステンション部材28は、緩衝部材が一体となった構成となっている。本変形例によれば、第2の実施の形態に係る車両用灯具210と同様の作用効果が奏される。
(変形例2−2)
第2の実施の形態では、エクステンション部材28とアウターレンズ14とが接する部分に緩衝部材を設ける例を示したが、別途緩衝部材は設けず、エクステンション部材28自体を緩衝部材として機能させてもよい。具体的には、エクステンション部材28の一部に周囲より肉厚の部分を設ける。つまり、エクステンション部材28の厚みをところどころ不均一とする。そうすることで、振動子20からの振動が減衰する。すなわち、エクステンション部材28自体が緩衝部材として機能する。本変形例によれば、第2の実施の形態に係る車両用灯具210と同様の作用効果が奏される。
(変形例2−3)
第2の実施の形態では、エクステンション部材28とアウターレンズ14とが接する例、すなわち、エクステンション部材28がアウターレンズ14に固定される例を示した。しかしながら、エクステンション部材28をアウターレンズ14に比べて柔らかい樹脂剤により形成されているランプボディ12に固定してもよい。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態に係る車両用灯具10と第3の実施の形態に係る車両用灯具310との主な違いは、緩衝部材が設けられる位置である。
図12は、第3の実施の形態に係る車両用灯具310の概略構造を示す鉛直断面図である。図12は、図1に対応する。
第3の実施の形態では、ランプボディ12は、その車両後方側に着脱カバー12aを有する。この着脱カバー12aとランプボディ12とが接する部分に緩衝部材46が設けられている。すなわち、振動子20が設けられた構成部品と他の構成部品との間に緩衝部材46が設けられている。緩衝部材46の材質は、第1の実施の形態の緩衝部材34と同様である。
第3の実施の形態に係る車両用灯具310によると、振動子20が設けられた着脱カバー12aとランプボディ12との間に緩衝部材46が設けられているため、振動子20の振動がランプボディ12、ひいては車体50や他の構成部品に伝わるのが抑えられる。また、振動子20は、着脱カバー12aの灯室16側に固定されてもよい。
[第4の実施の形態]
第1の実施の形態に係る車両用灯具10と第4の実施の形態に係る車両用灯具410との主な違いは、取付部30の構造と緩衝部材34の有無である。
図13は、第4の実施の形態に係る車両用灯具410の取付部周辺を拡大して示す拡大断面図である。図13のごとく、車両用灯具410は緩衝部材を有しない。代わりに、取付部30に、開口部30eが形成されている。これにより、振動子20からの振動が減衰することが期待される。なお、開口部30eの位置、大きさ、形状、数は、実験によって定めればよい。
[第5の実施の形態]
第4の実施の形態に係る車両用灯具410と第5の実施の形態に係る車両用灯具510との主な違いは、取付部30の構造である。
図14は、第5の実施の形態に係る車両用灯具510の取付部周辺を拡大して示す拡大断面図である。図14のごとく、取付部30には、周囲より厚みが小さい肉薄部30fが形成されている。厚みを不均一とすることで振動子20からの振動が減衰する。もちろん、周囲より厚みが大きい肉厚部を設けてもよい。または、肉薄部30fおよび肉厚部の両方を設けてもよい。なお、肉薄部30fおよび肉厚部の位置、大きさ、形状、数は実験によって定めればよい。
[第6の実施の形態]
第4の実施の形態に係る車両用灯具410と第6の実施の形態に係る車両用灯具610との主な違いは、取付部30の構造である。
図15は、第6の実施の形態に係る車両用灯具610の取付部周辺を拡大して示す拡大断面図である。取付部30は、その車体50側の面に複数の凸部30gを有する。つまり、この複数の凸部30gが車体50と接する。このように、車体50との接地面積を少なくすることで、車体50側に伝わる振動が抑えられることが期待される。
[第7の実施の形態]
図16は、第7の実施の形態に係る車両用灯具710をランプボディ側から見た図である。本実施形態に係る車両用灯具710は、バックランプおよびストップランプの機能を有するリアコンビネーションランプである。
従来は防水目的のため、図16で点線で示した部分のごとく、バルブ挿入口712bを覆うようにゴムシートを車体50との間に設けていた。本実施の形態では、リアコンビネーションランプのランプボディ712全体を覆うようにゴムシート48を車体50との間に設ける。これにより、車体50側に振動が伝わるのが抑えられる。
[第8の実施の形態]
第1の実施の形態に係る車両用灯具10と第8の実施の形態に係る車両用灯具810との主な違いは、振動子の固定位置および固定方法と緩衝部材が設けられる位置である。
図17は、第8の実施の形態に係る車両用灯具810のアウターレンズ14の下部周辺を拡大して示す拡大断面図である。
振動子20は、アウターレンズ14に形成されたねじ穴14aに螺合されるボルト60によってランプボディ12に圧着されると共に、ランプボディ12をアウターレンズ14に圧着させる。別の言い方をすると、ボルト60を、振動子20の挿通穴136aとランプボディ12に形成された穴12bとを通してアウターレンズ14のねじ穴14aに螺合することにより、振動子20とランプボディ12がアウターレンズ14に対して共締めされる。このため、振動子20は、ランプボディ12およびボルト60を介してアウターレンズ14を振動させることができ、車両用灯具810前方に向けて音を発生させることができる。また、振動子20の取り付けと、ランプボディ12とアウターレンズ14との固定と、をひとつの工程で実施できるため、加工コストを低減できる。また、アウターレンズ14とランプボディ12と振動子20とを1本のボルト60で固定できるため、材料コストを低減できる。
振動子20は、略カップ状の所定の形状に形成された、着脱可能なカバー70によって囲まれている。振動子20に接続されたハーネスH1は、このカバー70を貫通して外部に引き出されている。ハーネスH1は振動子20に接続されているため、振動子20の振動がハーネスH1に伝わりうる。
ハーネスH1には、緩衝部材80が設けられている。緩衝部材80は、例えばゴムによって形成されたシートであり、ハーネスH1に巻き付けられる。また、カバー70には、ハーネスH1がカバーに直接接しないように緩衝部材82が設けられている。緩衝部材82は、例えばゴムによって形成される。なお、緩衝部材80および緩衝部材82のうちのいずれか一方のみ設けられてもよい。
第8の実施の形態に係る車両用灯具810によれば、振動子20によって自車の接近を報知する報知音が発生される。加えて、第8の実施の形態に係る車両用灯具810によれば、ハーネスH1に緩衝部材80が設けられているため、ハーネスH1の振動が抑えられる。これにより、ハーネスH1とカバー70とが衝突しあうのを抑えることができ、衝突による異音の発生を抑えることができる。また、ハーネスH1の振動が抑えられるため、ハーネスH1からカバー70に伝わる振動を低減することができる。その結果、カバー70が振動することによる異音の発生を抑えることができる。
また、第8の実施の形態に係る車両用灯具810によれば、ハーネスH1とカバー70との間に緩衝部材82が設けられているため、ハーネスH1の振動がカバー70に伝わるのが抑えられる。また、ハーネスH1とカバー70とが衝突しあうのを抑えることができ、衝突による異音の発生を抑えることができる。
[第9の実施の形態]
第8の実施の形態に係る車両用灯具810と第9の実施の形態に係る車両用灯具910との主な違いは、振動子の固定方法と緩衝部材が設けられる位置である。
図18は、第9の実施の形態に係る車両用灯具910のアウターレンズ14の下部周辺を拡大して示す拡大断面図である。
振動子20は、アウターレンズ14に形成されたねじ穴14bに螺合されるボルト60によってアウターレンズ14の後方側に圧着される。このため、振動子20は、アウターレンズ14を振動させることができ、車両用灯具910前方に向けて音を発生させることができる。
ランプボディ12には着脱可能なカバー72が設けられている。より具体的には、カバー72は、振動子20の後方であって、振動子20と水平方向で対向する位置に設けられている。振動子20に接続されたハーネスH1は、このカバー72を貫通して外部に引き出されている。ハーネスH1は振動子20に接続されているため、振動子20の振動がハーネスH1に伝わりうる。
第8の実施の形態と同様、ハーネスH1には、緩衝部材80が設けられている。また、ランプボディ12には、ハーネスH1がランプボディ12に直接接しないように、緩衝部材84が設けられている。緩衝部材84は緩衝部材82に対応する。もちろん、緩衝部材80および緩衝部材84のうちのいずれか一方のみ設けられてもよい。
第9の実施の形態に係る車両用灯具910によれば、第8の実施の形態に係る車両用灯具810と同様の効果を奏することができる。
[第10の実施の形態]
第8の実施の形態に係る車両用灯具810と第10の実施の形態に係る車両用灯具1010との主な違いは、振動子の固定位置および固定方法と緩衝部材が設けられる位置である。
図19は、第10の実施の形態に係る車両用灯具1010のアウターレンズ14の下部周辺を拡大して示す拡大断面図である。
振動子20は、アウターレンズ14に形成されたねじ穴14cに螺合されるボルト60によってアウターレンズ14の前方側に圧着される。このため、振動子20は、アウターレンズ14を振動させることができ、車両用灯具1010前方に向けて音を発生させることができる。
第8の実施の形態と同様、振動子20は、カバー70によって囲まれている。振動子20に接続されたハーネスH1は、このカバー70を貫通して外部に引き出されている。また、第8の実施の形態と同様、ハーネスH1には、緩衝部材80が設けられている。また、カバー70には、緩衝部材82が設けられている。もちろん、緩衝部材80および緩衝部材82のうちのいずれか一方のみ設けられてもよい。
第10の実施の形態に係る車両用灯具1010によれば、第8の実施の形態に係る車両用灯具810と同様の作用効果が奏される。
[第11の実施の形態]
第1の実施の形態に係る車両用灯具10と第11の実施の形態に係る車両用灯具1110との主な違いは、振動子の固定位置および固定方法と緩衝部材が設けられる位置である。
図20は、第11の実施の形態に係る車両用灯具1110のアウターレンズ14の下部周辺を拡大して示す拡大断面図である。
振動子20は、アウターレンズ14に形成されたねじ穴14dに螺合されるボルト60によってエクステンション部材28に圧着されると共に、エクステンション部材28をアウターレンズ14に圧着させる。別の言い方をすると、ボルト60を、振動子20の挿通穴136aとエクステンション部材28に形成された穴28eとを通してアウターレンズ14のねじ穴14dに螺合することにより、振動子20とエクステンション部材28がアウターレンズ14に対して共締めされる。このため、振動子20は、エクステンション部材28およびボルト60を介してアウターレンズ14を振動させることができ、車両用灯具1110前方に向けて音を発生させることができる。また、振動子20の取り付けと、アウターレンズ14とエクステンション部材28との固定と、をひとつの工程で実施できるため、加工コストを低減できる。また、アウターレンズ14とエクステンション部材28と振動子20とを1本のボルト60で固定できるため、材料コストを低減できる。
エクステンション部材28には、緩衝部材86が設けられる。なお、見栄えを確保するため、緩衝部材86は、車両用灯具1110外部から視認できない部分に設けられるのが好ましい。ここでは、エクステンション部材28は、エクステンション部材28の後方側に設けられている。
第11の実施の形態に係る車両用灯具1110によれば、振動子20によって自車の接近を報知する報知音が発生される。加えて、第11の実施の形態に係る車両用灯具1110によれば、エクステンション部材28に緩衝部材86が設けられているため、エクステンション部材28の振動が抑えられる。これにより、エクステンション部材28と車両用灯具1110の他の構成部品とが衝突しあうのを抑えることができ、衝突による異音の発生を抑えることができる。
[第12の実施の形態]
図21は、第12の実施の形態に係る車両用灯具1210をランプボディ側から見た図である。図22は、車両用灯具1210が車体50に取り付けられた状態を示す断面図である。図22に示す車両用灯具1210の断面は、図21のA−A線断面に対応する。なお、図22においては、車両用灯具1210内部に設けられる各構成部品は省略されている。本実施形態に係る車両用灯具1210は、バックランプやストップランプ等の機能を有するリアコンビネーションランプである。
ランプボディ1212には、環状に形成されたパッキン1292が取り付けられている。パッキン1292は、例えばゴムによって形成される。このパッキン1292と、ランプボディ1212と、車体50の車体パネル50bとによって、防水が確保された領域(点線で囲んだ部分)が形成される。この領域に対応するランプボディ1212の裏面に振動子20が設けられる。つまり、振動子20は、防水が確保された領域であって、車両用灯具1210が車体に取り付けられた場合に外部から視認されない位置に設けられる。
第12の実施の形態に係る車両用灯具1210によれば、振動子20によって車体50の後方に向けて自車の接近を報知する報知音が発生される。加えて、第12の実施の形態に係る車両用灯具1210によれば、パッキン1292により、振動子20からの振動が車体50側に伝わるのが抑えられる。つまり、パッキン1292が緩衝部材として機能する。
また、第12の実施の形態に係る車両用灯具1210によれば、振動子20は、ランプボディ1212の裏側に設けられる。つまり、車両用灯具1210の外面であって、車両用灯具1210が車体50に取り付けられた場合に視認されない位置に設けられる。これにより、車両用灯具1210の見栄えが確保される。また、ランプボディ1212の裏面のうち、パッキン1292によって囲まれた部分に振動子20が設けられる。これにより、車両用灯具1210の外面に取り付けられた振動子20の防水を、コストを増大させることなく、あるいは低コストで実現することができる。
[第13の実施の形態]
第1の実施の形態に係る車両用灯具10と第13の実施の形態に係る車両用灯具1310との主な違いは、振動子の固定位置と緩衝部材が設けられる位置である。
図23は、第13の実施の形態に係る車両用灯具1310を示す断面図である。図23は図1に対応する。
振動子20は、エクステンション部材28に設けられる。図示の例では、開口部28aより下方のアウターレンズ14側の面に設けられている。すなわち、振動子20は車両用灯具1310外部から視認できる位置に設けられている。
エクステンション部材28は、開口部28aより下方において、スクリュー29によってアウターレンズ14に固定されている。このため、振動子20は、エクステンション部材28およびスクリュー29を介してアウターレンズ14を振動させることができ、車両用灯具1310前方に向けて音を発生させることができる。
一方、アウターレンズ14とエクステンション部材28とは、開口部28aの上方においては固定されていないため、両者は衝突しうる。そこで、開口部28aより上方において、アウターレンズ14とエクステンション部材28との間に緩衝部材88が設けられている。
灯具ユニット18と灯具制御ユニット22とはハーネスH2により電気的に接続されている。ハーネスH2には、アウターレンズ14およびランプボディ12を介して振動子20からの振動が伝わりうる。このハーネスH2には、緩衝部材90が設けられている。なお、図23において図示を省略した他のハーネスに、緩衝部材90が設けられてもよい。
第13の実施の形態に係る車両用灯具1310によれば、振動子20によって自車の接近を報知する報知音が発生される。加えて、第13の実施の形態に係る車両用灯具1310によれば、開口部28aの上方においてアウターレンズ14とエクステンション部材28との間に緩衝部材88が設けられているため、アウターレンズ14とエクステンション部材28とが衝突しあうのを抑えることができ、衝突による異音の発生を抑えることができる。また、ハーネスH2に緩衝部材90が設けられているため、ハーネスH2の振動が抑えられる。これにより、ハーネスH2と車両用灯具1310の他の構成部品とが衝突しあうのを抑えることができ、衝突による異音の発生を抑えることができる。
(変形例13−1)
第13の実施の形態では、エクステンション部材28のアウターレンズ14側の面に振動子20が設けられる例を示したが、これに限られない。例えば、エクステンション部材28の下面(アウターレンズ14とは反対側の面)、すなわち車両用灯具1310の外部から視認できない位置に設けられてもよい。この場合、エクステンション部材28の下面側に突出部を設け、その突出部に振動子20を固定してもよい。また、エクステンション部材28をアウターレンズ14に固定する場合は、アウターレンズ14とエクステンション部材28と振動子20とを1本のボルトで共締めしてもよい。エクステンション部材28をランプボディ12に固定する場合は、ランプボディ12とエクステンション部材28と振動子20とを1本のボルトで共締めしてもよい。なお、この際、エクステンション部材28、灯具ユニット18やランプボディ12などの構成部品そのものに緩衝部材を設けてもよい。
本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、各実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施の形態および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。
10 車両用灯具、 12 ランプボディ、 14 アウターレンズ、 18 灯具ユニット、 20 振動子、 22 灯具制御ユニット、 24 照射制御部、 26 発音制御部、 28 エクステンション部材、 30 取付部、 34,36 緩衝部材。

Claims (8)

  1. 灯具の構成部品と、
    前記構成部品に取り付けられ、当該構成部品を振動させて音を発生させる振動子と、
    前記構成部品からの振動が車体側に伝わるのを抑止する振動伝達抑制機構と、
    を備えることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記振動伝達抑制機構は、本車両用灯具を車体に接合する取付部に設けられることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記振動伝達抑制機構は、灯具の構成部品同士が接する部分に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用灯具。
  4. 前記振動伝達抑制機構は、前記構成部品と前記振動子、または、構成部品同士を電気的に接続させるハーネスに設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車両用灯具。
  5. 前記振動子は、ランプボディの一部を構成する第1の部品に取り付けられ、
    前記振動伝達抑制機構は、前記第1の部品のうちの、前記ランプボディの別の一部を構成する第2の部品に接する部分に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車両用灯具。
  6. 前記振動伝達抑制機構は、緩衝部材を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の車両用灯具。
  7. 前記振動伝達抑制機構は、開口部を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の車両用灯具。
  8. 前記振動伝達抑制機構は、周囲と厚みが異なる部分を含むことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の車両用灯具。
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