JP2005341057A - スピーカ - Google Patents
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Abstract
【課題】適切な音響特性を得ることができるスピーカを提供することにある。
【解決手段】スピーカ1はスピーカユニット3とケース4と振動吸収器5とを備えている。ケース4はスピーカユニット3を収容するアウタケース20を備えている。アウタケース20は底板部25とこの底板部25の外縁から立設した筒部26とを備えて有底筒状に形成されている。振動吸収器5は底板部25に取り付けられている。振動吸収器5は底板部25に取り付けられた弾性体35とこの弾性体35に取り付けられた質量体36を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】スピーカ1はスピーカユニット3とケース4と振動吸収器5とを備えている。ケース4はスピーカユニット3を収容するアウタケース20を備えている。アウタケース20は底板部25とこの底板部25の外縁から立設した筒部26とを備えて有底筒状に形成されている。振動吸収器5は底板部25に取り付けられている。振動吸収器5は底板部25に取り付けられた弾性体35とこの弾性体35に取り付けられた質量体36を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、スピーカに関する。
従来から用いられてきたスピーカは、振動部と、前記振動部を振動させて音を生じさせる磁気回路部と、を備えたスピーカユニットと、前記スピーカユニットを収容するケースとを備えている。振動部は、磁気回路部の後述する磁気ギャップ内に設けられたボイスコイルと、このボイスコイルとともに振動自在な振動板などを備えている。
磁気回路は、磁性体からなりかつ円環状に形成されているとともにダンパなどを介して前記振動板などと接続されたヨークプレートと、このヨークプレートに取り付けられた磁石と、磁性体からなりかつ前記磁石に取り付けられているとともに、前記ヨークプレートとの間に振動板を駆動(振動)するための磁力を発生する磁気ギャップを形成するヨークと、を備えている。
ケースは、底板部と、この底板部の外縁から立設した筒部とを備えた有低筒状に形成されている。ケースは、振動板がケース外に露出した格好でスピーカユニットを収容する。ケースは、前述した磁気回路部のヨークなどと固定されている。
前述した構成のスピーカは、ボイスコイルに音声電流が供給されて、該音声電流に応じてボイスコイルが振動し、振動板が振動して、前述した音声電流に応じた音を発生する。
前述した従来のスピーカは、音を生じる際にボイスコイルに音声電流を供給して該ボイスコイルを振動させる。このとき、ボイスコイルを振動する時の反作用によりヨークなどが振動することがある。ヨークが振動すると、該ヨークに取り付けられているケースもともに振動する。さらに、振動板の振動により、スピーカ内の空気が振動して、該空気の振動によりケースが振動される。ケースが振動すると、このケースの振動に基づく不要な音が、前述したスピーカユニットが発生する音に負荷される虞があった。
本発明の目的は、例えば、適切な音響特性を得ることができるスピーカを提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のスピーカは、振動部と、前記振動部を振動させて音を生じさせる磁気回路部と、を備えたスピーカユニットと、前記スピーカユニットを収容するケースと、前記ケースに取り付けられた振動吸収器と、を備えたスピーカにおいて、前記振動吸収器は、前記ケースに取り付けられた弾性体と、この弾性体に取り付けられた質量体と、を備えたことを特徴としている。
以下、本発明の一実施形態にかかるスピーカを説明する。本発明の一実施形態にかかるスピーカは、ケースに弾性体と質量体とを備えた振動吸収器を取り付けることで、ケースが振動した際に該ケースの振動の振幅を抑制でき該振動を速やかに減衰することを可能とし、適切な音響特性を得ることを可能にしている。
また、ケースが、底板部と、筒部とを備えた有底筒状に形成されて、振動吸収器が底板部に取り付けられても良い。
さらに、振動吸収器は、ケース内に収容されても良い。
また、質量体を構成する材料の比重が、ケースを構成する材料の比重より大きくても良い。
さらに、質量体を構成する材料が樹脂とタングステンとのハイブリット材であり、ケースを構成する材料がアルミニウム合金であっても良い。
また、ケースに振動体を備えた振動吸収器を取り付けることで、ケースが振動した際に該ケースの振動の振幅を抑制でき該振動を速やかに減衰することを可能として、適切な音響特性を得ることを可能にしても良い。
さらに、振動体を構成する材料が樹脂とタングステンとのハイブリット材であっても良い。
本発明の一実施例を、図1ないし図4に基づいて説明する。図1に示すスピーカ1は、例えば、移動体としての自動車の車体を構成するパネルとしてのドアパネルや床(フロア)上などに設置されるボックスなどのフレーム2(図1に示す)に取り付けられて、音を生じる。
スピーカ1は、図1に示すように、スピーカユニット3と、ケース4と、振動吸収器5とを備えている。スピーカユニット3は、振動部6と、この振動部6を振動させて該振動部6に音を生じさせる磁気回路部7とを備えている。
振動部6は、ボイスコイル8と、ボイスコイルボビン9と、振動板10と、ダンパ11と、エッジ12などを備えている。ボイスコイル8は、磁気回路部7の後述するヨーク15とヨークプレート17との双方と同軸で、かつ磁気回路部7の後述する磁気ギャップG内に配されている。ボイスコイル8には、音声電流が供給される。
ボイスコイルボビン9は、円筒状に形成されている。ボイスコイルボビン9は、ヨーク15とヨークプレート17とボイスコイル8と同軸に配されている。ボイスコイルボビン9は、軸芯方向の一端部が磁気ギャップG内に挿入されており、該一端部の外周にボイスコイル8を取り付けている。ボイスコイルボビン9は、ヨーク15に、該ヨーク15の軸芯P(図1中に一点鎖線で示す)に沿って移動自在に支持されている。
振動板10は、断面円弧状でかつ平面形状が円板状に形成された薄板状のセンタキャップ13と、側方からみて切頭円錐状(円錐台状)でかつ平面形状が円環状に形成された薄板状のコーン14とを備えている。センタキャップ13は、ボイスコイルボビン9の他端部に取り付けられかつ該ボイスコイルボビン9を塞いでいる。コーン14は、センタキャップ13則ちヨーク15などと同軸に配され、かつ内縁部が前記ボイスコイルボビン9の他端部に取り付けられている。
ダンパ11は、平面形状が円環状に形成され、かつ薄板状に形成されている。ダンパ11は、内縁部がボイスコイルボビン9に取り付けられ、かつ外縁部がケース4の後述する支持リング22に取り付けられている。ダンパ11は、ボイスコイルボビン9が前述した軸芯Pに沿って振動することを許容するとともに、該ボイスコイルボビン9の振動を徐々に減衰させる。
エッジ12は、平面形状が円環状に形成され、かつ薄板状に形成されている。エッジ12は、内縁部がコーン14の外縁部に取り付けられ、かつ外縁部がケース4の後述するインナケース21のフランジ24に取り付けられている。エッジ12は、ボイスコイルボビン9が前述した軸芯Pに沿って振動することを許容するとともに、該ボイスコイルボビン9の振動を徐々に減衰させる。
磁気回路部7は、磁性体(所謂、常磁性体又は強磁性体)からなるヨーク15と、磁石16と、磁性体(所謂、常磁性体又は強磁性体)からなるヨークプレート17とを備えている。ヨーク15は、円環状のボトムプレート18と、該ボトムプレート18の内縁から立設しかつボトムプレート18と同軸の円筒状のセンタポール19とを一体に備えている。ボトムプレート18の外径は、センタポール19の外径より大きい。ヨーク15は、センタポール19のボトムプレート18から離れた側の端部が、ボイスコイルボビン9の一端部の内側に侵入した格好に配されている。
磁石16は、円環状に形成されている。磁石16は、永久磁石又は直流電源により励磁されるものでも良い。磁石16は、内側にヨーク15のセンタポール19が侵入した状態でヨーク15のボトムプレート18に重ねられて、固定される。
ヨークプレート17は、円環状に形成されている。ヨークプレート17は、内側にヨーク15のセンタポール19が侵入した状態で磁石16に重ねられて、固定される。ヨーク15と、磁石16と、ヨークプレート17とは、互いに同軸に配されている。また、ヨーク15のセンタポール19の外周面と、ヨークプレート17の内周面とは、互いに間隔をあけている。
前述した構成により、磁気回路部7は、所謂外磁型に構成されている。磁気回路部7は、ヨーク15のセンタポール19の外周面と、ヨークプレート17の内周面との間に、前述したボイスコイル8と協働して振動板10を駆動(振動)するための磁力を発生する磁気ギャップGを形成している。
前述した構成のスピーカユニット3は、ボイスコイル8に音声電流が供給され、この音声電流に応じて磁気ギャップG内に保持されたボイスコイル8が前述した軸芯Pに沿って振動する。そして、ボイスコイル8を支持したボイスコイルボビン9が、振動板10のセンタキャップ13及びコーン14と共に軸芯Pに沿って振動して、振動板10のセンタキャップ13及びコーン14が、音声電流に応じた音を生じる。このように、磁気回路部7は、振動板10則ち振動部6を振動させて、音を生じさせる。
ケース4は、アウタケース20と、インナケース21と、支持リング22とを備えている。アウタケース20と、インナケース21とは、特許請求の範囲に記したケースをなしている。アウタケース20は、有底筒状の本体部23と、フランジ24とを一体に備えている。このため、アウタケース20は、有底筒状に形成されている。アウタケース20は、図示例では、アルミニウム合金からなる。このため、アウタケース20を構成する材料は、例えばアルミニウム合金であり、該材料の比重は2.7g/cm3である。また、アウタケース20を構成する材料は、亜鉛などの他の金属であっても良い。
本体部23は、板状の底板部25と、この底板部25の外縁から立設した円筒状の筒部26とを備えている。フランジ24は、筒部26の底板部25から離れた側の端に連なり、該端から筒部26及び底板部25の外周方向に向かって延在している。
アウタケース20は、本体部23がフレーム2に設けられた孔27内に挿入されて、フランジ24がフレーム2に重ねられた格好で、インナケース21とともにボルト28により前記フレーム2に固定される。
インナケース21は、有底筒状の本体部29と、フランジ30とを一体に備えている。このため、インナケース21は、有底筒状に形成されている。インナケース21は、アルミニウム合金などの金属や合成樹脂などの樹脂からなる。本体部29は、板状の底板部31と、この底板部31の外縁から立設した円筒状の筒部32とを備えている。フランジ30は、筒部32の底板部31から離れた側の端に連なり、該端から筒部32及び底板部31の外周方向に向かって延在している。
インナケース21は、本体部29がアウタケース20内に収容されて、フランジ30がアウタケース20のフランジ24に重ねられた格好で、アウタケース20とともにボルト28により前記フレーム2に固定される。また、インナケース21則ちケース4は、ケース20,21の開口部を通して振動板10が露出する格好で磁気回路部7と振動部6則ちスピーカユニット3を収容する。このため、アウタケース20は、勿論、前述したスピーカユニット3を収容する。そして、インナケース21は、底板部31にヨーク15のボトムプレート18を重ねた格好で、ボルト33などによりヨーク15則ち磁気回路部7と固定される。
支持リング22は、円環状に形成されている。支持リング22は、前述したケース20,21及びヨーク15などと同軸に配されて、インナケース21内に収容される。支持リング22は、ヨークプレート17に重ねられた格好でインナケース21に取り付けられる。支持リング22は、ボルト34などによりヨークプレート17に取り付けられる。
振動吸収器5は、ケース4のアウタケース20内に収容されており、該アウタケース20の底板部25に取り付けられている。則ち、振動吸収器5は、ケース4に取り付けられている。振動吸収器5は、図2に示すように、ゴムなどの弾性材料からなる弾性体35と、質量体(重り)36とを備えている。弾性体35は、ケース4のアウタケース20の底板部25の中央部に取り付けられている。弾性体35は、例えば、シリコーンゴムやニトリルゴムなどからなる。弾性体35は、円盤状に形成されている。弾性体35は、底板部25に重ねられて、該底板部25に取り付けられている。
質量体36は、厚手の円盤状に形成されており、前記弾性体35に重ねられた格好で該弾性体35に取り付けられている。質量体36は、図示例では、前述したアウタケース20の材料としてのアルミニウム合金より比重の大きな樹脂(図示例では、ポリプロピレン)とタングステンとのハイブリット材(樹脂タングステンともいう)からなる。本明細書に記した樹脂(図示例では、ポリプロピレン)とタングステンとのハイブリット材(樹脂タングステンともいう)とは、樹脂のコンパウンド中にタングステンからなる粒などを混入して得られたものを示している。則ち、質量体36を構成する材料としての樹脂(図示例では、ポリプロピレン)とタングステンとのハイブリット材の比重は、前述したアウタケース20を構成する材料としてのアルミニウム合金の比重より大きく、10.0g/cm3である。前述した樹脂タングステンは、弾性を有する。又、質量体を構成する材料は、アルミニウム合金、亜鉛及び真ちゅうなどの金属でも良い。
前述した構成のスピーカ1は、スピーカユニット3のボイスコイル8に音声電流を供給して振動板10を軸芯Pに沿って振動する際に、この振動の反作用によりヨーク15などが軸芯Pに沿って前記振動板10の振動と逆向きに振動することがある。このため、ヨーク15の振動がインナケース21を介してアウタケース20などに伝わり、前述した磁気回路部7とケース4とが一体に振動板10と逆向きに振動することとなる。さらに、振動板10の振動により、スピーカ1内の空気が振動して、該空気の振動によりアウタケース20などが振動される。
すると、質量体36が慣性によりその場に留まろうとする。そのため、前述したアウタケース20の振動とは逆向きに、前記質量体36がアウタケース20に対し相対的に振動する。質量体36とアウタケース20との間には弾性体35が設けられているため、前記弾性体35により、前記アウタケース20が質量体36から該アウタケース20の振動の逆向きに引っ張られたり押されたりする。
例えば、アウタケース20の底板部25が図3中の矢印P1に沿ってスピーカユニット3寄りに変位する際には、質量体36の慣性により、弾性体35が質量体36により矢印P1の逆向きの矢印P2に沿ってアウタケース20の底板部25を押すこととなる。また、アウタケース20の底板部25が図4中の矢印P2に沿ってスピーカユニット3から離れる際には、質量体36の慣性により、弾性体35が質量体36により矢印P2の逆向きの矢印P1に沿ってアウタケース20の底板部25を引っ張ることなる。
このため、振動板10を振動させた時の反作用などに生じる前述したアウタケース20則ちケース4と磁気回路部7の振動を、振動吸収器5は、速やかに減衰させることができる。さらに、振動吸収器5は、前述した振動の振幅を抑制できる。
本実施例によれば、スピーカユニット3を収容するアウタケース20に弾性体35と質量体36とを備えた振動吸収器5を取り付けている。アウタケース20が振動すると、慣性により質量体36がその場に留まろうとする。すると、アウタケース20の振動方向の逆向きに、アウタケース20に対し質量体36が相対的に移動することとなる。質量体36とアウタケース20とが弾性体35により連結されているため、振動方向の逆向きにアウタケース20が弾性体35を介して質量体36から引っ張られたり押されたりする。このため、アウタケース20が振動した際に該アウタケース20の振動の振幅を抑制でき該振動を速やかに減衰することができる。したがって、アウタケース20などが振動することにより不要な音が、前記スピーカユニット3が発生する音に負荷されることを防止でき、適切な音響特性を得ることができる。
振動吸収器5がアウタケース20の底板部25の中央部に取り付けられている。このため、筒部26がフランジ24を介してフレーム2に固定されたアウタケース20が振動した際に、この振動の振幅が大きな底板部25の中央部が弾性体35を介して質量体36から振動の逆向きに引っ張られたり押されたりする。このため、アウタケース20の振幅の大きな箇所の振動の振幅を抑制でき該振動を速やかに減衰させることができる。したがって、適切な音響特性を確実に得ることができる。
振動吸収器5がアウタケース20内に収容されているので、スピーカ1の占めるスペースが拡大することを防止できる。したがって、スピーカ1の大型化を防止できる。
質量体36の比重がアウタケース20の比重より大きいので、アウタケース20が振動した際に、質量体36がアウタケース20を振動の逆向きに確実に引っ張たり押したりすることができる。また、質量体36の比重がアウタケース20の比重より大きいので、質量体36の大きさを抑制できる。したがって、適切な音響特性を確実に得ることができるとともに、スピーカ1の大型化を確実に防止できる。
質量体36が樹脂とタングステンとのハイブリット材(樹脂タングステンともいう)からなり、アウタケース20がアルミニウム合金からなるので、質量体36の比重がアウタケース20の比重より確実に大きくすることができる。したがって、適切な音響特性をより確実に得ることができるとともに、スピーカ1の大型化をより確実に防止できる。また、前述した実施例では、弾性体35としてゴムを用いている。このため、弾性体35としてばねなどを用いた場合と比較して、重力により質量体36が垂れるように弾性体35が弾性変形することを防止できる。さらに、弾性体35としてゴムを用いているので、弾性体35自体を軽量化することができ、弾性体35を成形し易く(製造し易く)なるとともに、弾性体35をケース20,21及び質量体36に取り付け易い。
また、本発明の発明者らは、前述した振動吸収器5の効果を実際に確認した。結果を以下の表1に示す。
表1に結果を示す実験では、外径R(図1に示す)が90mmで奥行きD(図1に示す)が67mmのスピーカ1のアウタケース20の底板部25の中央部に各振動吸収器5などを取り付けて、ボイスコイル8に音声電流を供給してアウタケース20などを振動させた時の該アウタケース20の振動の状況を確認した。また、各振動吸収器5の弾性体35と質量体36の外径を10mmとし、弾性体35の厚みを2mmとし、質量体36の厚みを5mmとした。
また、本実験では、比重が2.7g/cm3のアルミニウム合金からなるアウタケース20を用いた。本発明品A〜Dでは、振動吸収器5の弾性体36を構成する材料として、ニトリルゴムを用い、本発明品E〜Hでは、振動吸収器5の弾性体36を構成する材料として、シリコーンゴムを用いた。
さらに、本発明品A及びEでは、振動吸収器5の質量体36を構成する材料として、アルミニウム合金を用いた。本発明品B及びFでは、振動吸収器5の質量体36を構成する材料として、比重が7.1g/cm3の亜鉛を用いた。本発明品C及びGでは、振動吸収器5の質量体36を構成する材料として、比重が8.5g/cm3の真ちゅうを用いた。本発明品D及びHでは、振動吸収器5の質量体36を構成する材料として、比重が10.0g/cm3の前述した樹脂タングステンを用いた。また、本発明品A〜Hでは、振動吸収器5を、前述した図示例と同じ位置に設けた。
さらに、比較例として、前述した振動吸収器5を設けないスピーカ1を用いた。前述した本発明品A〜H及び比較例のスピーカ1のボイスコイル8に音声電流を供給した時のアウタケース20の振幅の最大値を測定した。
表1によれば、前述した振動吸収器5を設けない比較例の振幅の最大値が188.0×10-6mmであるのに対し、本発明品A〜Hの振幅の最大値が7.0×10-6mm以下にできることが明らかとなった。このように、前述した振動吸収器5を設けることで、アウタケース20などの振動の振幅を抑制できることが明らかとなった。
また、表1によれば、本発明品Aの振幅の最大値が7.0×10-6mmであるのに対し、本発明品B〜Dの振幅の最大値を6.0×10-6mm以下にできることが明らかとなった。また、本発明品Eの振幅の最大値が6.2×10-6mmであるのに対し、本発明品F〜Hの振幅の最大値を5.0×10-6mm以下にできることが明らかとなった。このように、アウタケース20の材料の比重より大きな比重の材料で質量体36を構成することで、アウタケース20などの振動の振幅をより抑制できることが明らかとなった。特に、質量体36を樹脂タングステンで構成することで、アウタケース20などの振動の振幅をより一層抑制できることが明らかとなった。
前述した実施例では、質量体36と弾性体35とを備えた振動吸収器5を用いている。しかしながら、本発明では、振動吸収器5として、図5に示すように、質量と弾性を有し、前述したアウタケース20の振動により弾性変形しながら振動する振動体40を備えた振動吸収器5を用いても良い。なお、図5において、前述した実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。図5では、振動体40をアウタケース20の内面で底板部25の中央に取り付けている。このような振動吸収器5の振動体40を構成する材料として、前述した樹脂タングステンを用いるのができる。図5に示す場合においても、アウタケース20が振動すると、振動体40が弾性変形しながら振動して、アウタケース20の振動の振幅を抑制できるとともに、該振動を速やかに減衰できる。
前述した実施例では、振動吸収器5をアウタケース20内に収容しかつ底板部25の中央部に取り付けている。しかしながら、本発明では、振動吸収器5をアウタケース20の筒部26に取り付けても良く、アウタケース20の外表面の任意の箇所に取り付けても良い。さらに、本発明では、振動吸収器5をインナケース21の内外の任意の箇所に取り付けても良い。要するに、本発明では、振動板10を振動させた時の反作用により振動するケース4の任意の箇所に振動吸収器5の弾性体35を取り付ければ良い。
本発明のスピーカ1は、自動車のドアパネルやリアトレーなどの各種のパネルに取り付けても良く、フロア上に設置される各種のボックスなどに取り付けても良い。特に、前述したフレーム2として自動車のドアパネルやリアトレーに取り付けた場合には、ドアパネルやリアトレーがスピーカ1のケース4の減衰を考慮していないため、スピーカ1のケース4の振動を減衰して適切な音響特性を得る効果が大きい。さらに、本発明では、弾性体35としてばねを用いても良い。さらに、本発明では、質量体36の比重をアウタケース20などの比重より必ずしも大きくしないても良く、質量体36を樹脂とタングステンとのハイブリット材から必ずしも構成しなくても良くアウタケース20をアルミニウム合金から必ずしも構成しなくても良い。
前述した実施例によれば、以下のスピーカ1が得られる。
(付記1) 振動部6と、前記振動部6を振動させて音を生じさせる磁気回路部7と、を備えたスピーカユニット3と、
前記スピーカユニット3を収容するアウタケース20と、
前記アウタケース20に取り付けられた振動吸収器5と、を備えたスピーカ1において、
前記振動吸収器5は、前記アウタケース20に取り付けられた弾性体35と、この弾性体35に取り付けられた質量体36と、を備えたことを特徴とするスピーカ1。
前記スピーカユニット3を収容するアウタケース20と、
前記アウタケース20に取り付けられた振動吸収器5と、を備えたスピーカ1において、
前記振動吸収器5は、前記アウタケース20に取り付けられた弾性体35と、この弾性体35に取り付けられた質量体36と、を備えたことを特徴とするスピーカ1。
(付記2) 前記アウタケース20は、底板部25と、この底板部25の外縁から立設した筒部26とを備えて有底筒状に形成されており、
前記振動吸収器5は、前記底板部25に取り付けられたことを特徴とする付記1記載のスピーカ1。
前記振動吸収器5は、前記底板部25に取り付けられたことを特徴とする付記1記載のスピーカ1。
(付記3) 前記振動吸収器5は、前記アウタケース20内に収容されていることを特徴とする付記1又は付記2記載のスピーカ1。
(付記4) 前記質量体36を構成する材料の比重は、前記アウタケース20を構成する材料の比重より大きいことを特徴とする付記1ないし付記3のうちいずれか一項に記載のスピーカ1。
(付記5) 前記質量体36を構成する材料は、樹脂とタングステンとのハイブリット材であり、
前記アウタケース20を構成する材料は、アルミニウム合金であることを特徴とする付記4記載のスピーカ1。
前記アウタケース20を構成する材料は、アルミニウム合金であることを特徴とする付記4記載のスピーカ1。
(付記6) 振動部6と、前記振動部6を振動させて音を生じさせる磁気回路部7と、を備えたスピーカユニット3と、
前記スピーカユニット3を収容するケース4と、
前記ケース4に取り付けられた振動吸収器5と、を備えたスピーカ1において、
前記振動吸収器5は、弾性を有する振動体40を備えたことを特徴とするスピーカ1。
前記スピーカユニット3を収容するケース4と、
前記ケース4に取り付けられた振動吸収器5と、を備えたスピーカ1において、
前記振動吸収器5は、弾性を有する振動体40を備えたことを特徴とするスピーカ1。
(付記7) 前記振動体40を構成する材料は、樹脂とタングステンとのハイブリット材であることを特徴とする付記6記載のスピーカ1。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 スピーカ
3 スピーカユニット
4 ケース
5 振動吸収器
6 振動部
7 磁気回路部
20 アウタケース(ケース)
21 インナケース(ケース)
25 底板部
26 筒部
31 底板部
32 筒部
35 弾性体
36 質量体
40 振動体
3 スピーカユニット
4 ケース
5 振動吸収器
6 振動部
7 磁気回路部
20 アウタケース(ケース)
21 インナケース(ケース)
25 底板部
26 筒部
31 底板部
32 筒部
35 弾性体
36 質量体
40 振動体
Claims (7)
- 振動部と、前記振動部を振動させて音を生じさせる磁気回路部と、を備えたスピーカユニットと、
前記スピーカユニットを収容するケースと、
前記ケースに取り付けられた振動吸収器と、を備えたスピーカにおいて、
前記振動吸収器は、前記ケースに取り付けられた弾性体と、この弾性体に取り付けられた質量体と、を備えたことを特徴とするスピーカ。 - 前記ケースは、底板部と、この底板部の外縁から立設した筒部とを備えて有底筒状に形成されており、
前記振動吸収器は、前記底板部に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載のスピーカ。 - 前記振動吸収器は、前記ケース内に収容されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスピーカ。
- 前記質量体を構成する材料の比重は、前記ケースを構成する材料の比重より大きいことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載のスピーカ。
- 前記質量体を構成する材料は、樹脂とタングステンとのハイブリット材であり、
前記ケースを構成する材料は、アルミニウム合金であることを特徴とする請求項4記載のスピーカ。 - 振動部と、前記振動部を振動させて音を生じさせる磁気回路部と、を備えたスピーカユニットと、
前記スピーカユニットを収容するケースと、
前記ケースに取り付けられた振動吸収器と、を備えたスピーカにおいて、
前記振動吸収器は、弾性を有する振動体を備えたことを特徴とするスピーカ。 - 前記振動体を構成する材料は、樹脂とタングステンとのハイブリット材であることを特徴とする請求項6記載のスピーカ。
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