JP2013529594A5 - - Google Patents

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JP2013529594A5
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Claims (22)

  1. 式Iの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、
    Pは、フェニル、ナフチル、1個もしくは2個の窒素原子を環員として含有する6員ヘテロアリール基または1個もしくは2個の窒素原子を環員として含有する10員二環式ヘテロアリール基であり、ここで、前記フェニル、ナフチルおよびヘテロアリール基は任意により置換されており;
    1はクロロジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルであり;
    2は任意により置換されているアリールまたは任意により置換されているヘテロアリールであり;
    nは0または1である)
    の調製の方法であって、
    (a−i)式IIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりである)
    をニトロメタンとキラル触媒の存在下で反応させて式IIIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりである)を得るステップ、および
    (a−ii)前記式IIIの化合物を還元環化して前記式Iの化合物を得るステップ;または
    (b−i)式IIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりである)
    をシアン化物の供給源とキラル触媒の存在下で反応させて式IVの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりである)を得るステップ、および
    (b−ii)前記式IVの化合物を還元環化してnが0である前記式Iの化合物を得るステップ;
    または
    (c−i)式IIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりである)
    を式XXIIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、Wは水素または任意により置換されているアリールであり、Yは任意により置換されているアリールであり、および、Zは任意により置換されているアルキルまたは任意により置換されているアリールアルキレンである)
    とキラル触媒の存在下で反応させて式XXIIIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりであり、ならびに、Y、WおよびZは前記式XXIIの化合物について定義されているとおりである)
    を得るステップ
    (c−ii)前記式XXIIIの化合物を好適な酸または好適な塩基で処理してY−C(=O)−Wを遊離させ、式XXIVの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりであり、ならびに、Zは前記式XXIIの化合物について定義されているとおりである)を得るステップ、および
    (c−iii)前記化合物XXIVを脱カルボキシル化してnが0である前記化合物Iを得るステップ;
    または
    (d−i)式XXVの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりである)
    を式XXVIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、Pは前記式Iの化合物について定義されているとおりである)
    とキラル触媒の存在下で反応させて式IIIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりである)を得るステップ、および
    (d−ii)前記式IIIの化合物を還元環化して前記式Iの化合物を得るステップ
    を含む方法。
  2. 前記式Iの化合物が、方法(a)または方法(b)に従って調製される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記キラル触媒が、キラルシンコナアルカロイド誘導体、キラルチオ尿素誘導体、キラル尿素誘導体、キラルアザ−クラウンエーテル誘導体、キラル金属錯体、キラルアミジンもしくはグアニジン誘導体、キラルピロリジンもしくはイミダゾリジン誘導体、キラルスカンジウムIII錯体、キラルナフチル相間移動触媒、キラルガロジニウム(galodinium)もしくはストロンチウム触媒、キラルクラウンエーテル誘導体、または、アルカリ土類金属に対するキラルリガンドである、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記キラル触媒がキラルシンコナアルカロイド誘導体である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記式Iの化合物が方法(a)により調製されると共に、前記キラルシンコナアルカロイド誘導体が、式VIIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、
    1はエチルまたはビニルであり;R30は水素またはC1〜C4アルコキシであり;R31は、ヒドロキシル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アルケニルオキシまたは任意により置換されているベンジルオキシであり;R32は任意により置換されているアリールまたは任意により置換されているヘテロアリールであり;Xはアニオンである)または
    式IXの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、
    YはSまたはOであり、W3はエチルまたはビニルであり;R37は水素またはC1〜C4アルコキシであり;R38は任意により置換されているアリールまたは任意により置換されているC3〜C10シクロアルキルである)または
    式Xの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、W4はエチルまたはビニルであり;R54は水素またはC1〜C4アルコキシであり;R55は任意により置換されているアリールである)
    である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記キラルシンコナアルカロイド誘導体が式IXの化合物である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記式Iの化合物が方法(b)により調製されると共に、前記キラルシンコナアルカロイド誘導体が式VIIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、
    1はエチルまたはビニルであり;R30は水素またはC1〜C4アルコキシであり;R31は、ヒドロキシル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アルケニルオキシまたは任意により置換されているベンジルオキシであり;R32は任意により置換されているアリールまたは任意により置換されているヘテロアリールであり;Xはアニオンである)
    である、請求項4に記載の方法。
  8. 前記式Iの化合物が方法(c)により調製されると共に、前記キラルシンコナアルカロイド誘導体が式VIIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、
    1はエチルまたはビニルであり;R30は水素またはC1〜C4アルコキシであり;R31はC2〜C4アルケニルオキシまたは任意により置換されているベンジルオキシであり;R32は任意により置換されているアリールまたは任意により置換されているヘテロアリールであり;Xはアニオンである)
    である、請求項4に記載の方法。
  9. 式Irの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、
    Pは、フェニル、ナフチル、1個もしくは2個の窒素原子を環員として含有する6員ヘテロアリール基または1個もしくは2個の窒素原子を環員として含有する10員二環式ヘテロアリール基であり、ここで、前記フェニル、ナフチルおよびヘテロアリール基は任意により置換されており;
    1はクロロジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルであり;
    2は任意により置換されているアリールまたは任意により置換されているヘテロアリールであり;
    nは0または1である)
    の調製方法であって;
    (cr−i)式IIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりである)
    を式XXIIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、Wは水素または任意により置換されているアリールであり、Yは任意により置換されているアリールであり、および、Zは任意により置換されているアルキルまたは任意により置換されているアリールアルキレンである)
    と反応させて式XXIIIrの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりであり、ならびに、Y、WおよびZは前記式XXIIの化合物について定義されているとおりである)を得るステップ
    (cr−ii)前記式XXIIIrの化合物を好適な酸または好適な塩基で処理してY−C(=O)−Wを遊離させ、式XXIVrの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりであり、ならびに、Zは前記式XXIIの化合物について定義されているとおりである)を得るステップ、および
    (cr−iii)前記化合物XXIVrを脱カルボキシル化してnが0である前記化合物Iを得るステップ
    を含む調製方法。
  10. 式Irの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、
    Pは、フェニル、ナフチル、1個もしくは2個の窒素原子を環員として含有する6員ヘテロアリール基または1個もしくは2個の窒素原子を環員として含有する10員二環式ヘテロアリール基であり、ここで、前記フェニル、ナフチルおよびヘテロアリール基は任意により置換されており;
    1はクロロジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルであり;
    2は任意により置換されているアリールまたは任意により置換されているヘテロアリールであり;
    nは0または1である)
    の調製方法であって、
    (dr−i)式XXVの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりである)
    を式XXVIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、Pは前記式Iの化合物について定義されているとおりである)
    と反応させて式IIIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりである)を得るステップ、および
    (dr−ii)前記式IIIrの化合物を還元環化して前記式Iの化合物を得るステップ
    を含む調製方法。
  11. 2が、アリールもしくは1つ〜5つのR3で置換されているアリール、または、ヘテロアリールもしくは1つ〜5つのR3で置換されているヘテロアリールであり;
    各R3が、独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8ハロアルケニル、C2〜C8アルキニル、C2〜C8ハロアルキニル、ヒドロキシ、C1〜C8アルキルアミノ、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8ハロアルコキシ、メルカプト、C1〜C8アルキルチオ、C1〜C8ハロアルキルチオ、C1〜C8アルキルスルフィニル、C1〜C8ハロアルキルスルフィニル、C1〜C8アルキルスルホニル、C1〜C8ハロアルキルスルホニル、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、アリールもしくは1つ〜5つのR4で置換されているアリール、または、ヘテロシクリルもしくは1つ〜5つのR4で置換されているヘテロシクリルであり;
    PがP1またはP2であり
    Figure 2013529594
    1、A2、A3、A4が、相互に独立して、C−H、C−R5または窒素であるが、ただし、A1、A2、A3、A4の2個以下が窒素であり;
    1’、A2’、A3’、A4’、A5’およびA6’が、相互に独立して、C−H、C−R5または窒素であるが、ただし、A1’、A2’、A3’、A4’、A5’およびA6’の2個以下が窒素であり;
    各R5が、独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8ハロアルケニル、C2〜C8アルキニル、C2〜C8ハロアルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8ハロアルコキシ、C1〜C8アルキルチオ、C1〜C8ハロアルキルチオ、C1〜C8アルキルスルフィニル、C1〜C8ハロアルキルスルフィニル、C1〜C8アルキルスルホニルまたはC1〜C8ハロアルキルスルホニルであり;
    Qが、水素、ハロゲン、ニトロ、NH2、シアノ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8ハロアルケニル、C2〜C8アルキニル、C3〜C8ハロアルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C1〜C8アルキルチオ、C1〜C8ハロアルキルチオ、C1〜C8アルキルスルフィニル、C1〜C8ハロアルキルスルフィニル、C1〜C8アルキルスルホニル、C1〜C8ハロアルキルスルホニル、アリールスルホニルもしくはC1〜C4アルキルおよびニトロから独立して選択される1つ〜5つの基で置換されているアリールスルホニル、−N(R6)R7b、−C(=W5)N(R6)R7、−C(R15)(R16)N(R17)R18、−C(=W5)OR7a、−C(=W5)R13、−OR14、アリールもしくは1つ〜5つのZ1で置換されているアリール、ヘテロシクリルもしくは1つ〜5つのZ1で置換されているヘテロシクリルであり;
    6が、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C3〜C10シクロアルキル−C1〜C4アルキレン、C1〜C8アルキルカルボニルまたはC1〜C8アルコキシカルボニルであり;
    7が、水素、アルキルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているアルキル、アルケニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているアルケニル、アルキニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているアルキニル、C3〜C10シクロアルキルもしくは1つ〜5つのR9で置換されているC3〜C10シクロアルキル、C3〜C10シクロアルキル−C1〜C4アルキレンもしくはシクロアルキル部分が1つ〜5つのR9で置換されているC3〜C10シクロアルキル−C1〜C4アルキレン、C1〜C8アルキル−N(R6)−C(=O)−C1〜C4アルキレン、C1〜C8ハロアルキル−N(R6)−C(=O)−C1〜C4アルキレン、C3〜C8シクロアルキル−アミノカルボニル−C1〜C4アルキレン、C1〜C6アルキル−O−N=CH−、C1〜C6ハロアルキル−O−N=CH−、アリール−C1〜C6アルキレンもしくはアリール部分が1つ〜5つのR10で置換されているアリール−C1〜C6アルキレン、ヘテロシクリル−C1〜C6アルキレンもしくはヘテロシクリル部分が1つ〜5つのR10で置換されていると共にヘテロシクリル部分が、O、N、C=O、C=N−OR12、N−R12、S、SO、SO2、S=N−R12およびSO=N−R12から独立して選択される1つ以上の環員を含有しているヘテロシクリル−C1〜C6アルキレン;アリールもしくは1つ〜5つのR10で置換されているアリール、ヘテロシクリルもしくは1つ〜5つのR10で置換されていると共にヘテロシクリル部分が、O、N、C=O、C=N−OR12、N−R12、S、SO、SO2、S=N−R12およびSO=N−R12から独立して選択される1つ以上の環員を含有しているヘテロシクリルであり;
    7aが、水素、アルキルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているアルキル、アルケニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているアルケニル、アルキニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているアルキニル、シクロアルキルもしくは1つ〜5つのR9で置換されているシクロアルキル、アリール−アルキレンもしくはアリール部分が1つ〜5つのR10で置換されているアリール−アルキレン、ヘテロアリール−アルキレンもしくはヘテロアリール部分が1つ〜5つのR10で置換されているヘテロアリール−アルキレン、アリールもしくは1つ〜5つのR10で置換されているアリール、または、ヘテロアリールもしくは1つ〜5つのR10で置換されているヘテロアリールであり;
    7bが、水素、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、ハロアルケニル、アルキニル、ハロアルキニルシクロアルキル、ハロシクロアルキル、アルキルカルボニル、ハロアルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、ハロアルコキシカルボニルまたはベンジルであり;
    各R8が、独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NH2、メルカプト、C1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8ハロアルコキシ、C1〜C8アルキルチオ、C1〜C8ハロアルキルチオ、C1〜C8アルキルスルフィニル、C1〜C8ハロアルキルスルフィニル、C1〜C8アルキルスルホニル、C1〜C8ハロアルキルスルホニル、C1〜C8アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C8シクロアルキルアミノ、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、C1〜C8アルキルアミノカルボニル、C1〜C8ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C8ハロアルキルカルボニル、C1〜C8ハロアルコキシカルボニル、C1〜C8ハロアルキルアミノカルボニル、C1〜C8ハロジアルキルアミノカルボニルであり;
    各R9が、独立して、ハロゲンまたはC1〜C8アルキルであり;
    各R10が、独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8ハロアルケニル、C2〜C8アルキニル、C2〜C8ハロアルキニル、ヒドロキシ、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8ハロアルコキシ、メルカプト、C1〜C8アルキルチオ、C1〜C8ハロアルキルチオ、C1〜C8アルキルスルフィニル、C1〜C8ハロアルキルスルフィニル、C1〜C8アルキルスルホニル、C1〜C8ハロアルキルスルホニル、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、アリールもしくは1つ〜5つのR11で置換されているアリール、または、ヘテロシクリルもしくは1つ〜5つのR11で置換されているヘテロシクリルであり;
    各R4およびR11が、独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8ハロアルコキシまたはC1〜C8アルコキシカルボニルであり;
    各R12が、独立して、水素、シアノ、シアノ−C1〜C8アルキル、C1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル、C3〜C8シクロアルキル、1個の炭素原子がO、S、S(O)あるいはSO2により置換されているC3〜C8シクロアルキル、または、C3〜C8シクロアルキル−C1〜C8アルキレン、シクロアルキル基中の1個の炭素原子がO、S、S(O)あるいはSO2により置換されているC3〜C8シクロアルキル−C1〜C8アルキレン、または、C3〜C8シクロアルキル−C1〜C8ハロアルキレン、C1〜C8ヒドロキシアルキル、C1〜C8アルコキシC1〜C8アルキレン、C2〜C8アルケニル、C2〜C8ハロアルケニル、C2〜C8アルキニル、C2〜C8ハロアルキニル、アリールもしくは1つ〜3つのR11で置換されているアリール、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8ハロアルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、C1〜C8ハロアルコキシカルボニル、C1〜C8アルキル−スルホニル、C1〜C8ハロアルキルスルホニル、アリール−C1〜C4アルキレンもしくはアリール部分が1つ〜3つのR11で置換されているアリール−C1〜C4アルキレン、または、ヘテロアリール−C1〜C4アルキレンもしくはヘテロアリール部分が1つ〜3つのR11で置換されているヘテロアリール−C1〜C4アルキレン、または、C1〜C4アルキル−(C1〜C4アルキル−O−N=)C−CH2−であり;
    13がハロゲンまたはイミダゾールであり;
    各R14が、独立して、水素、C1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C1〜C6アルキル−C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8シクロアルキル−C1〜C6アルキレン、C1〜C10アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、C1〜C8アルキルスルホニル、C1〜C8ハロアルキルスルホニル、または、アリールスルホニルもしくはC1〜C4アルキルおよびニトロから独立して選択される1つ〜5つの基で置換されているアリールスルホニルであり;
    各R15およびR16が、独立して、水素、C1〜C12アルキルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキル、C3〜C8シクロアルキルもしくは1つ〜5つのR9で置換されているC3〜C8シクロアルキル、C2〜C12アルケニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC2〜C12アルキニル、シアノ、C1〜C12アルコキシカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルコキシカルボニル、C1〜C12アルコキシチオカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルコキシチオカルボニルであるか、または、R15およびR16が、これらが結合している炭素原子と一緒になって、3〜6員炭素環を形成していてもよく;
    17が、水素、NH2、ヒドロキシル、C1〜C12アルコキシもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルコキシ、C1〜C12アルキルカルボニルアミノもしくはアルキルが1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキルカルボニルアミノ、C1〜C12アルキルアミノもしくはアルキルが1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキルアミノ、C1〜C12アルキルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキル、C3〜C8シクロアルキルもしくは1つ〜5つのR9で置換されているC3〜C8シクロアルキル、シアノ、C2〜C12アルケニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC2〜C12アルキニル、C1〜C12アルキルカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキルカルボニル、C1〜C12アルコキシカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルコキシカルボニルであるか、または、CH2−R19、C(=O)R19およびC(=S)R19から選択され;
    18が、水素、シアノ、カルボニル、チオカルボニル、C1〜C12アルキルカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキルカルボニル、C1〜C12アルキルチオカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキルチオカルボニル、C1〜C12アルキルアミノカルボニルもしくはアルキルが1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキルアミノカルボニル、C1〜C12アルキルアミノチオカルボニルもしくはアルキルが1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキルアミノチオカルボニル、C2〜C24(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニルまたは一方もしくは両方のアルキルが1つ〜5つのR8で置換されているC2〜C24(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニル、C2〜C24(総炭素数)ジアルキルアミノチオカルボニルまたは一方もしくは両方のアルキルが1つ〜5つのR8で置換されているC2〜C24(総炭素数)ジアルキルアミノチオカルボニル、C1〜C12アルコキシアミノカルボニルもしくはアルコキシが1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルコキシアミノカルボニル、C1〜C12アルコキシアミノチオカルボニルもしくはアルコキシが1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルコキシアミノチオカルボニル、C1〜C12アルコキシカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルコキシカルボニル、C1〜C12アルコキシチオカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルコキシチオカルボニル、C1〜C12チオアルコキシカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12チオアルコキシカルボニル、C1〜C12チオアルコキシチオカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12チオアルコキシチオカルボニル、C1〜C12アルキルスルホニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキルスルホニル、C3〜C12シクロアルキルカルボニルもしくは1つ〜5つのR9で置換されているC3〜C12シクロアルキルカルボニル、C2〜C12アルケニルカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC2〜C12アルケニルカルボニル、C2〜C12アルキニルカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC2〜C12アルキニルカルボニル、C3〜C12シクロアルキル−C1〜C12アルキルカルボニルもしくは1つ〜5つのR9で置換されているC3〜C12シクロアルキル−C1〜C12アルキルカルボニル、C1〜C12アルキルスルフェニル−C1〜C12アルキルカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキルスルフェニル−C1〜C12アルキルカルボニル、C1〜C12アルキルスルフィニル−C1〜C12アルキルカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキルスルフィニル−C1〜C12アルキルカルボニル、C1〜C12アルキルスルホニル−C1〜C12アルキルカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキルスルホニル−C1〜C12アルキルカルボニル、C1〜C12アルキルカルボニル−C1〜C12アルキルカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキルカルボニル−C1〜C12アルキルカルボニル、C3〜C12シクロアルキルアミノカルボニルもしくはシクロアルキルが1つ〜5つのR9で置換されているC3〜C12シクロアルキルアミノカルボニル、C2〜C12アルケニルアミノカルボニルもしくはアルケニルが1つ〜5つのR8で置換されているC2〜C12アルケニルアミノカルボニル、C2〜C12アルキニルノカルボニルもしくはアルキニルが1つ〜5つのR8で置換されているC2〜C12アルキニルノカルボニルであるか、または、C(=O)R19およびC(=S)R19から選択され;
    または、R17およびR18が、これらが結合している窒素原子と一緒になって、1つ〜5つのR11で置換されていてもよく、もしくは、ケト、チオケトまたはニトロイミノ基で置換されていてもよい3〜6員複素環を形成しており;
    19が、アリールもしくは1つ〜5つのR11で置換されているアリール、ヘテロシクリルもしくは1つ〜5つのR11で置換されているヘテロシクリルであり;
    1 が、独立して、ハロゲン、C1〜C12アルキルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルキル、ニトロ、C1〜C12アルコキシもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C12アルコキシ、シアノ、C1〜C12アルキルスルフィニル、C1〜C12アルキルスルホニル、C1〜C12ハロアルキルスルフィニル、C1〜C12ハロアルキルスルホニル、ヒドロキシルまたはチオールであり;
    各W5が、独立して、OまたはSである、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 2が、フェニルもしくは1つ〜5つのR3で置換されているフェニルであり;
    Qが、シアノ、ハロゲン、ニトロ、NH2、アリールスルホニルもしくはC1〜C4アルキルおよびニトロから独立して選択される1つ〜5つの基で置換されているアリールスルホニル、ヘテロシクリルもしくは1つ〜5つのZ1で置換されているヘテロシクリル、−OR14、−C(=O)N(R6)R7、−C(=O)OR7a、−C(=O)R13または−C(R15)(R16)N(R17)R18である、請求項11に記載の方法。
  13. PがP3であり;
    Figure 2013529594
    3およびA4がC−Hであるか、または、A3およびA4の一方がC−Hであると共に他方が窒素であり;
    5aが水素であり;
    5bがメチルであり;
    または、R5aおよびR5bが一緒になって−CH=CH−CH=CH−架橋を形成し;
    Qが、シアノ、ハロゲン、ニトロ、NH2、フェニルスルホニルもしくはC1〜C4アルキルおよびニトロから独立して選択される1つ〜5つの基で置換されているフェニルスルホニル、−OR14、−C(=O)N(R6)R7、−C(=O)OR7a、−C(=O)R13、−C(R15)(R16)N(R17)R18またはH1〜H9から選択される複素環であり;
    Figure 2013529594
    kが0、1または2であり;
    6が、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8アルキルカルボニルまたはC1〜C8アルコキシカルボニルであり;
    7が、水素、C1〜C8アルキルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C8アルキル、C3〜C10シクロアルキルもしくは1つ〜5つのR9で置換されているC3〜C10シクロアルキル、アリール−C1〜C6アルキレンもしくはアリール部分が1つ〜5つのR10で置換されているアリール−C1〜C6アルキレン、ヘテロシクリル−C1〜C6アルキレンもしくはヘテロシクリル部分が1つ〜5つのR10で置換されているヘテロシクリル−C1〜C6アルキレン(各ヘテロシクリル部分がO、N、C=O、C=N−OR12、N−R12、S、SO、SO2、S=N−R12およびSO=N−R12から独立して選択される1つ以上の環員を含有している)、アリールもしくは1つ〜5つのR10で置換されているアリール、ヘテロシクリルもしくは1つ〜5つのR10で置換されているヘテロシクリル(各ヘテロシクリル部分がO、N、C=O、C=N−OR12、N−R12、S、SO、SO2、S=N−R12およびSO=N−R12から独立して選択される1つ以上の環員を含有している)、C1〜C8アルキル−N(R6)−C(=O)−C1〜C4アルキレン、C1〜C8ハロアルキル−N(R6)−C(=O)−C1〜C4アルキレン、C3〜C8シクロアルキル−アミノカルボニル−C1〜C4アルキレン、C1〜C6アルキル−O−N=CH−、C1〜C6ハロアルキル−O−N=CH−であり;
    7aが、C1〜C15アルキル、C1〜C15ハロアルキル、C2〜C15アルケニル、C2〜C15ハロアルケニル、ピリジルまたはベンジルである、請求項11または請求項12に記載の方法。
  14. Qが、シアノ、ハロゲン、ニトロ、NH2、C1〜C8アルコキシ、フェニルスルホニルもしくはC1〜C4アルキルおよびニトロから独立して選択される1つ〜5つの基で置換されているフェニルスルホニル、−C(=O)N(R6)R7、−C(=O)OR7a、−C(=O)R13、−C(R15)(R16)N(R17)R18またはH1〜H9から選択される複素環であり;
    6が、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8アルキルカルボニルまたはC1〜C8アルコキシカルボニルであり;
    7が、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル、フェニル−C1〜C6アルキレンもしくはフェニル部分が1つ〜5つのR10で置換されているフェニル−C1〜C6アルキレン、ピリジル−C1〜C6アルキレンもしくはピリジル部分が1つ〜4つのR10で置換されているピリジル−C1〜C6アルキレン、チアゾリル−C1〜C6アルキレンもしくはチアゾリル部分が1つもしくは2つのR10で置換されているチアゾリル−C1〜C6アルキレン、フェニルもしくは1つ〜5つのR10で置換されているフェニル、ピリジルもしくは1つ〜4つのR10で置換されているピリジル、チアゾリルまたは1つもしくは2つのR10で置換されているチアゾリル、C3〜C6シクロアルキルもしくは1つの環原子がOもしくはSで置換されているC3〜C6シクロアルキル、C1〜C4アルキル−O−N=CH−、C1〜C4ハロアルキル−O−N=CH−、C1〜C4アルキル−N(R6)−C(=O)−CH2−、C1〜C4ハロアルキル−N(R6)−C(=O)−CH2−または式(A)の基であり;
    Figure 2013529594
    Lが単結合またはC1〜C6アルキレンであり;
    1、Y2およびY3が、互いに独立して、CR2122、C=O、C=N−OR12、N−R12、S、SO、SO2、S=N−R12またはSO=N−R12であるが、ただし、Y1、Y2またはY3の少なくとも1つはCR2122、C=OまたはC=N−OR12ではなく;
    各R8が、独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8ハロアルコキシ、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、メルカプト、C1〜C8アルキルチオ、C1〜C8ハロアルキルチオ、C1〜C8アルキルスルフィニル、C1〜C8ハロアルキルスルフィニル、C1〜C8アルキルスルホニル−であり;
    各R12が、独立して、水素、シアノ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8ハロアルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、C1〜C8ハロアルコキシカルボニル、C1〜C8アルキルスルホニル、C1〜C8ハロアルキルスルホニル、アリール−C1〜C4アルキレンもしくはアリール部分が1つ〜3つのR11で置換されているアリール−C1〜C4アルキレンまたはヘテロアリール−C1〜C4アルキレンもしくはヘテロアリール部分が1つ〜3つのR11で置換されているヘテロアリール−C1〜C4アルキレンであり;
    15およびR16が、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルから独立して選択され;
    17が、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8アルキルカルボニル、またはC1〜C8アルコキシカルボニルであり;
    18が、C1〜C4アルキルカルボニルもしくは1つ〜5つのR8で置換されているC1〜C4アルキルカルボニル、C3〜C6シクロアルキルカルボニルもしくはシクロアルキルが1つ〜5つのR9で置換されているC3〜C6シクロアルキルカルボニルであり;
    20が水素またはC1〜C8アルキルであり;
    各R21およびR22が、独立して、水素、ハロゲン、C1〜C8アルキルまたはC1〜C8ハロアルキルであり;
    各Z1が、独立して、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシである、請求項11〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. Qが、−C(=O)N(R6)R7、−C(R15)(R16)N(R17)R18、または、H1〜H9から選択される複素環である、請求項14に記載の方法。
  16. Qが−C(=O)N(R6)R7であり、および、R7が式(A)の基である、請求項14に記載の方法。
  17. 式Iの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1、R2およびnは、請求項1〜16のいずれか一項における前記式Iの化合物について定義されているとおりである)もしくは、その塩もしくはN−オキシド;または、
    式IIIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は、請求項1〜16のいずれか一項における前記式Iの化合物について定義されているとおりである)もしくは、その塩もしくはN−オキシド;または、
    式IVの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は、請求項1〜16のいずれか一項における前記式Iの化合物について定義されているとおりである)もしくは、その塩もしくはN−オキシド;または、
    式XXIIIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は、請求項1〜16のいずれか一項における前記式Iの化合物について定義されているとおりであり、ここで、Wは水素または任意により置換されているアリールであり、Yは任意により置換されているアリールであり、および、Zは任意により置換されているアルキルまたは任意により置換されているアリールアルキレンである)もしくは、その塩もしくはN−オキシド;または、
    式XXIVの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は、請求項1〜16のいずれか一項における前記式Iの化合物について定義されているとおりであり、ならびに、Zは、任意により置換されているアルキルまたは任意により置換されているアリールアルキレンである)もしくは、その塩もしくはN−オキシド。
  18. 式Iの化合物および式IAの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、
    1はクロロジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルであり;
    2は任意により置換されているアリールまたは任意により置換されているヘテロアリールであり;
    Pは、フェニル、ナフチル、1個もしくは2個の窒素原子を環員として含有する6員ヘテロアリール基または1個もしくは2個の窒素原子を環員として含有する10員二環式ヘテロアリール基であり、ここで、前記フェニル、ナフチルおよびヘテロアリール基は任意により置換されており;
    nは0または1である)
    を含む混合物であって、前記式Iの化合物が富化されている前記混合物;または
    式IIIの化合物および式IIIAの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は前記式Iの化合物について定義されているとおりである)
    を含む混合物であって、前記式IIIの化合物が富化されている前記混合物;または
    式IVの化合物および式IVAの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、R1、R2およびPは前記式Iの化合物について定義されているとおりである)
    を含む混合物であって、前記式IVの化合物が富化されている前記混合物;または
    式XXIIIの化合物および式XXIIIAの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、R1、R2およびPは前記式Iの化合物について定義されているとおりであり、ここで、Yは水素または任意により置換されているアリールであり、Wは任意により置換されているアリールであり、および、Zは任意により置換されているアルキルまたは任意により置換されているアリールアルキレンである)を含む混合物であって、前記式XXIIIの化合物が富化されている前記混合物;または
    式XXIVの化合物および式XXIVAの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、R1、R2およびPは式Iの化合物について定義されているとおりであり、ならびに、Zは任意により置換されているアルキルまたは任意により置換されているアリールアルキレンである)を含む混合物であって、式XXIVの化合物が富化されている前記混合物。
  19. 式Vの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、R1、R2、A3、A4、R5a、R5bおよびnは請求項1〜16のいずれか一項における前記式Iの化合物について定義されているとおりであり、ならびに、Rはハロゲン、OHまたはC1〜C15アルコキシである)もしくは、その塩もしくはN−オキシド;または、
    式VIの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、R1、R2、A3、A4、R5a、R5bおよびnは、請求項1〜16のいずれか一項における前記式Iの化合物について定義されているとおりであり、ならびに、XBは脱離基である)もしくは、その塩もしくはN−オキシド。
  20. 式XXIIIrの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は、請求項1〜16のいずれか一項における前記式Iの化合物について定義されているとおりであり、ここで、Wは水素または任意により置換されているアリールであり、Yは任意により置換されているアリールであり、および、Zは任意により置換されているアルキルまたは任意により置換されているアリールアルキレンである)もしくは、その塩もしくはN−オキシド;または、
    式XXIVrの化合物
    Figure 2013529594
    (式中、P、R1およびR2は、請求項1〜16のいずれか一項における前記式Iの化合物について定義されているとおりであり、ならびに、Zは任意により置換されているアルキルまたは任意により置換されているアリールアルキレンである)もしくは、その塩もしくはN−オキシド。
  21. 請求項15または請求項16に定義されている式Iの有害生物防除化合物の調製方法であって、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法を実施するステップを含む方法。
  22. 有害生物、有害生物の生息地、または、有害生物による襲撃を受けやすい植物に、請求項18に定義されている式Iの化合物の鏡像異性体的に富化されている混合物を適用するステップを含む昆虫、ダニ類、線虫類または軟体動物類を防除する方法。
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