JP2013505878A - 横揺れ低減型船舶 - Google Patents

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Abstract

【課題】横揺れ低減型船舶を提供する。
【解決手段】エンジンルームを備えた船体と、上記エンジンルームの上側に配置され、内部に流体を部分的に収容するタンクと、を含むことを特徴とする横揺れ低減型船舶は、船舶が横揺れ時、タンク内部に収容された流体が往復移動しながら反横揺れモーメント(Antirolling moment)を発生させることにより、船舶の横揺れを効果的に低減させることができる。また、船舶のエンジンルームの上側に位置する収容部を活用することにより、空間活用の側面から効果的である。
【選択図】
図1

Description

本発明は、横揺れ低減型船舶に関する。
一般的に海上での船舶は、波浪によって上下揺れ及び横揺れなどの様々な運動をし、このような動揺現象は、作業性能及び安全を阻害する要因となっている。特に、上部甲板上にコンテナを積載するコンテナ船のように重心が高く形成される船舶の場合は、横揺れにより転覆する恐れがあるので、注意しなければならない。
このため、船舶の横揺れを抑制するための様々な技術が開発されている。最もよく知られているものは、ビルジキール(Bilge Keel)である。ビルジキールは、板のような部材であって、船底と船体の側壁とが接するビルジの部分に取り付けられる装置である。このようなビルジキールは、船舶が横揺れをするとき、渦流を生じさせるもので、設置時に付加的な費用が大きくないため、ほとんどの船舶に取り付けられている。
また、このビルジキールのみで横揺れの減衰効果を充分に得ることができない場合は、横揺れ減衰タンク(anti rolling tank)やフィンスタビライザのような装備をさらに設ける。減衰タンクは、船舶の中央部にU字形の水タンクを設け、水タンク内部の流動の共振現象を利用するものであって、受動式と能動式の両方ともが利用されている。
また、フィンスタビライザは、ビルジにフィンを取り付け、横揺れに応じてフィンの角度を調整することにより、フィンに揚力を生じさせて、付加的に復元力と減衰力を発生させる横揺れ減衰装置である。
ところが、従来の横揺れ減衰方式のビルジキールは、安価でほとんどの船舶に普遍的に適用されているが、横揺れの減衰性能が劣るという問題があった。
また、フィンスタビライザ及び減衰タンクは、設置するのに多くの費用と空間が必要となり、作動のために、持続的に動力を消耗するという問題点があった。さらに、フィンスタビライザは、所定速度以上にて航海する時のみに有効で、停止中には効果がないという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を解決するために案出されたものであり、船舶の横揺れを効果的に低減できるように構成された船舶を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、船舶に形成された余剰空間を活用し、船舶の横揺れを低減できるように構成された船舶を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の一側面によれば、エンジンルームを備えた船体と、上記エンジンルームの上側に配置され、内部に流体を部分的に収容するタンクとを含むことを特徴とする横揺れ低減型船舶が提供される。
上記船体の上部に収容部が形成され、上記タンクは、上記収容部内に配置されることができる。
上記船体の上部に収容部が形成され、上記タンクは、上記収容部からなることができる。
上記タンクは、流体流入口及び流体排出口を備えることが可能である。
上記流体流入口及び上記流体排出口は、それぞれ複数であってもよい。
上記タンクの横断面は、長方形であってもよい。
上記タンクの横断面の角部は、面取り(chamfer)処理したり、ラウンド処理したりすることができる。
上記タンクの横断面の左右両側面は、曲面処理されてもよい。
上記タンクの内側面に設けられ、上記タンクの内部に収容された流体によるスロッシング荷重を低減する邪魔板をさらに含むことができる。
上記タンクは、直方体形状に形成され、上記邪魔板は、上記タンクの前方側面、後方側面、上側面、下側面、左側面及び右側面のうちの少なくともいずれか一側面に形成されることができる。
上記タンク内部の左右側部の所定領域にそれぞれ配置され、上記タンクの左右側面に伝達される流体のスロッシング荷重を減衰させる一対のスロッシング減衰部材と、上記各スロッシング減衰部材が上記所定領域から逸脱することを防止するために、上記タンク内部に設けられた一対の離脱防止部材とをさらに含むことができる。
上記各スロッシング減衰部材は、上記タンクの内部に収容された流体に浮遊可能な複数の浮遊部と、上記複数の浮遊部を相互連結する連結部とを備えた少なくとも一つの単位部材を含むことができる。
上記各離脱防止部材は、複数の貫通孔が形成されたプレートを含むことができる。
上記貫通孔の形状は、円形または多角形であってもよい。
上記各離脱防止部材は、上記単位部材と上記タンクの内側とを相互連結する連結ラインを含むことができる。
上記タンク内部の左右側部の所定領域にそれぞれ配置され、上記タンクの左右側面に伝達される流体のスロッシング荷重を減衰させる一対のスロッシング減衰部材をさらに含むことができる。
上記各スロッシング減衰部材は、複数の貫通孔が形成された少なくとも一つのプレートを含むことができる。
本発明によれば、船舶の横揺れ時に横揺れ低減タンクの内部に収容された流体が往復移動しながら、反横揺れモーメント(Antirolling moment)を発生させることにより、船舶の横揺れを効果的に低減することができる。
また、船舶のエンジンルームの上側に位置する収容部を活用することにより、空間活用の側面から効果的である。
本発明の一実施例に係る船舶の側面図である。 図1のA−Aに沿った断面を概略的に示す図面である。 本発明の一実施例に係る船舶に含まれたタンクの斜視図である。 本発明の一実施例に係る船舶に含まれたタンクの横断面図である。 図4に示されたタンクの変形例を示す図面である。 図4に示されたタンクの変形例を示す図面である。 図4に示されたタンクの変形例を示す図面である。 本発明の一実施例に係る船舶に含まれているタンクの内部に邪魔板が設けられた状態を概略的に示す図面である。 本発明の一実施例に係る船舶に含まれているタンクの内部に邪魔板が設けられた状態を概略的に示す図面である。 本発明の一実施例に係る船舶に含まれているタンクの内部に邪魔板が設けられた状態を概略的に示す図面である。 本発明の一実施例に係る船舶の船体に形成される空間部を概略的に示す側面図である。 図11のB−Bに沿った断面を概略的に示す図面である。 本発明の一実施例に係る船舶が横揺れを低減する過程を概略的に示す図面である。 本発明の一実施例に係る船舶が横揺れを低減する過程を概略的に示す図面である。 本発明の一実施例に係る船舶(タンクが設けられた船舶)と比較船舶(タンクが設けられていない船舶)との時系列横揺れ応答に対する比較実験結果を示す図面である。 図15の2000秒〜2300秒の間の値を拡大して示す図面である。 図15に示されたPM波のスペクトルを利用した実験結果から導出された横揺れ線形応答特性(Roll RAO(Response Amplitude Operator))に対する比較図である。 本発明の他の実施例に係る船舶の横断面を概略的に示す図面である。 本発明の他の実施例に係る船舶に含まれたタンクとスロッシング減衰部材と離脱防止部材とを概略的に示す斜視図である。 本発明のまた他の実施例に係る船舶の横断面を概略的に示す図面である。 本発明のまた他の実施例に係る船舶に含まれたタンクとスロッシング減衰部材とを概略的に示す斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施例を添付図面に基づいて詳細に説明し、添付図面を参照して説明するに当たって、同一または対応する構成要素は同一のまたは対応する図面番号を付し、これに対する重複説明は省略する。
図1は、本発明の一実施例に係る船舶の側面図である。図2は、図1のA―Aの断面図である。ここで、図1及び図2に示す座標系は直交座標系であり、x軸は上記船舶を構成する船体の長さ方向、y軸は船体の幅方向、z軸は船体の高さ方向と定義する。
図1を参照すると、本実施例に係る船舶100は、船体110と、内部に流体を部分的に収容するタンク130とを含む。本実施例に係る船舶100はコンテナ船を含むが、これに限定されない。
船体110は、主機(main engine)(図示せず)が搭載されるエンジンルーム121及びコンテナを積載するための複数の貨物倉122を備えることができる。船体110は、エンジンルーム121に搭載される主機から発生する排気ガスを外部へ排出するために構成されたエンジンケーシング(engine casing)123及び船員が居住する船上居住区(accommodation)124を備えることができる。
船体110は、海上で波などの影響により横揺れ(rolling)運動をする。本実施例によれば、この横揺れを低減するためにエンジンルーム121の上側に、流体を部分的に収容するタンク130を配置することができる。
より詳細には、図2を参照すると、タンク130は、船体110の幅方向、すなわち、横方向に延長されて形成されることができる。このように形成されたタンク130の内部には、予め定められた量の流体150が部分的に充填されることができる。
タンク130の内部に充填された流体150は、船体110が横揺れする場合に船体100の横断面の中心線(C)を基準にして左右側を往復移動しながら反横揺れモーメント(Antirolling moment)を発生させることにより、船体110の横揺れを低減させる。タンク130が船体110の横揺れを低減する過程は後述する。
本実施例によれば、船体110の横揺れを均衡的に低減するために、低減タンク130は、図2から見ると、船体110の横断面の中心線(C)に対して左右対称に形成されることが好ましい。
図3は、本発明の一実施例に係る船舶に含まれたタンクの斜視図である。図4は、本発明の一実施例に係る船舶に含まれたタンクの横断面図である。図3を参照すると、タンク130は、長さがL、幅がL、高さがLである直方体形状からなる。
この場合、図4から分かるように、タンク130の横断面、つまり、船体110(図1参照)の長さ方向に垂直の平面(yz平面)に対するタンク130の断面は、長方形であってもよい。
この場合、タンク130の断面は、長方形を基本にして様々な変形が可能である。例えば、タンクの横断面は、長方形の角部が、図5に示すように面取り(chamfer)処理された形状であってもよい。この場合、タンク内部に収容された流体のスロッシング運動は、面取り処理された部分によって緩和され得る。
または、タンクの横断面は、長方形の角部が、図6のようにラウンド処理された形状であってもよい。この場合、タンク内部に収容された流体のスロッシング運動は、ラウンド処理された部分によって緩和され得る。
または、タンクの横断面は、図7のように長方形の左右両側面が曲面処理された形状であってもよい。この場合、タンク内部に収容された流体のスロッシング運動は曲面処理された部分によって緩和され得る。
本実施例に係る船舶1は、タンク130の内側面に設けられた邪魔板(baffle)(図示せず)をさらに含むことができる。邪魔板は、タンク130の内部で流動する流体により発生されるスロッシング(sloshing)を低減するために、タンク130の内側面に設けられる。
図8〜図10は、本発明の一実施例に係る船舶に含まれたタンクの内部に邪魔板が設けられた状態を概略的に示す図面である。
より詳細には、タンク130には、図8に示すように、上側面130a及び下側面130bにそれぞれ邪魔板136が設けられることができる。この場合、邪魔板136は、タンク130の長さ方向であるx軸方向に延長されるように形成される。ただし、邪魔板136は、タンク130の上側面130a及び下側面130bのうちのいずれか一方のみに設けられてもよい。
または、上記タンク130は、図9に示すように、左側板130c及び右側板130dにそれぞれ邪魔板137が設けられることができる。この場合、上記邪魔板137は、上記タンク130の長さ方向であるx軸方向に延長されるように形成される。ただし、上記邪魔板137は、上記タンク130の左側板130c及び右側板130dのうちのいずれか一方のみに設けられてもよい。
または、タンク130は、図10に示すように、前方側面130e及び後方側面130fにそれぞれ邪魔板138が設けられることができる。この場合、邪魔板138は、タンク130の幅方向であるy軸方向に延長されるように形成される。ただし、邪魔板138は、タンク130の前方側面130e及び後方側面130fのうちのいずれか一方のみに設けられてもよい。
このようにタンク130の内側面に設けられた邪魔板は、タンク130の内部に収容された流体の流動を邪魔することにより、スロッシングを低減させる。
図2を参照すると、タンク130には、船体110の横揺れの周期に応じて予め定められた量の流体150が充填される。これに関連して、本実施例に係る船舶は、タンク130の内部で往復移動する流体の固有周期を、船体110の横揺れ周期と同一または類似にすることにより、船体110の横揺れを低減させる。
この場合、船体110の横揺れ周期は、船体110の重心位置などのような荷重条件により決定される。ここで、船体110の重心とは、船体110自体の重さだけでなく、船体110に積載されるコンテナのような貨物及び船体110に搭載される各種装備を含んだ場合の重心を意味する。
船体110の横揺れ周期と同一または類似に調整される、タンク内部に収容された流体の往復移動固有周期(Ttank)は、次の通りである。
ここで、Lは、タンクの幅、hは、タンクに充填された流体の深さ、gは、重力加速度を示す。また、Ttankは、Lとhとの関係により数式(1)または数式(2)を用いて求める。
数式(1)及び数式(2)より分かるように、タンクに充填された流体の往復移動固有周期(Ttank)は、L及びhの大きさにより変わる。ここで、本実施例によれば、Lはタンクの作製時に予め定められる値であるので、hを変更することによりタンクの固有周期(Ttank)が調整される。
例えば、荷重条件に応じて船体110の横揺れ周期が20秒に決定された場合、タンク130の内部に収容された流体の往復移動固有周期を20秒近くに調整しなければならない。この場合、数式1または数式2を利用して、Ttankが20秒近くになるために必要とされる量の流体をタンク130に充填する。
図3を参照すると、タンク130は、タンク130に流体を流入させるための流入口131及びタンク130から流体を排出させるための排出口132を備えることができる。
このような流入口131及び排出口132は、タンク130の内部に収容された流体の往復移動固有周期を調整するために、タンク130の内部に流体を供給したりまたはその内部から流体を除去したりすることに用いることができる。
このような流入口131には、タンク130に流入される流体の通路として用いられる流入パイプ(図示せず)が設けられ、流入パイプは、タンク130に流入される流体を貯蔵する流体貯蔵部(図示せず)に連結され得る。この場合、流入パイプ上には流入口131を介してタンク130の内部に流体を移動させるための流入ポンプ(図示せず)が設けられてもよい。
また、排出口132には、排出パイプ(図示せず)が設けられる。排出パイプの一端は、タンク130から排出される流体を収容するための流体収容部(図示せず)に連結される。このとき、排出パイプ上には排出口132を介してタンク130の内部から流体を移動させるための排出ポンプ(図示せず)が設けられる。
このような流入口131及び排出口132は、複数であってもよく、これに対応して、流入口131及び排出口132にそれぞれ設けられるパイプ及びパイプ上に設けられるポンプは、複数設けられてもよい。
ただし、本実施例に係る船舶に形成されるタンクにおいては、流入口及び排出口がそれぞれ個別的に形成されるが、これは例示に過ぎず、流入口及び排出口として機能する一つの開口が形成されることも可能である。
本実施例に係るタンクは、船体110のエンジンルーム121の上側に配置されることができる。これに関連して、図11は、本発明の一実施例に係る船舶の船体に形成された収容部を概略的に示す側面図であり、図12は、図11のB−Bに沿った断面を概略的に示す図面である。
図11を参照すると、船体110は、エンジンケーシング123と船上居住区124とが相互分離された形態を有することができる。この場合、エンジンルーム121と貨物倉122とを船体110に配置形成する過程でエンジンルーム121の上側に所定の収容空間を有する収容部112が形成され得る。
より詳細には、収容部112は、エンジンルーム121の上部面121aとエンジンルーム121の上側に位置する側壁とにより区画される。図11に示すように、収容部112の前方側壁はエンジンルーム121と貨物倉122とを分割する横隔壁125の一部からなり、収容部112の後方側壁はエンジンケーシング123の外壁の一部からなることができる。
また、図12を参照すると、収容部112の左右側壁は、それぞれ船体の左右側部に形成された縦隔壁126の一部からなる。このような側壁とエンジンルームの上部面121aとにより区画される収容部112は、所定の収容空間を有する。
収容部112は、図12に示すように、船体110の幅方向に延長形成され、上部面が開放されるように形成される。
本実施例によれば、タンク130(図1参照)は、上記のように形成された収容部112内に配置されることができる。
他の実施例によれば、タンク130(図1参照)は、収容部112からなることができる。この場合、上側が開放された収容部112の上側面を水密処理することにより、収容部112の空間をタンク130(図1参照)の内部空間として使用できる。
図13及び図14は、本発明の一実施例に係る、船舶が横揺れを低減する過程を概略的に示す図面である。以下に、図13及び図14に基づいて本発明の一実施例に係る、船舶100が横揺れを低減する過程を説明する。
先ず、図13を参照すると、船体110が横揺れしてR方向に回転する。この場合、タンク130の内部空間に収容された流体150の大部分は、タンク130の右側部に位置する。
この場合、タンク130の右側部に位置する流体150の自重Fは、船体110がR方向に回転することを邪魔する、反横揺れモーメント(Antirolling moment)であるモーメントMを発生させる。このモーメントMは、船体110の横揺れを低減させる。
以後、船体110は、R方向への回転を停止し、図14のように、R方向へ回転する。そして、図11においてタンク130の右側部に位置した流体150は、図12より分かるように、タンク130の左側部へ移動することになる。
この場合、タンク130の左側部に位置する流体150の自重Fは、船体110がR2方向へ回転することを邪魔する、反横揺れモーメント(Antirolling moment)であるモーメントMを発生させる。このモーメントMは、船体110の横揺れを低減させる。
以後、船体110がR方向への回転を停止し、図13のようにR方向へ回転する。そして、図14においてタンク130の左側部に位置した流体150は、再び右側部へ移動する。以後、図13及び図14に示された過程を繰り返しながら、船体110の横揺れは低減される。
図15は、本発明の一実施例に係る船舶(タンクが設けられた船舶)(図15では、 “本発明”と記載)と比較船舶(タンクが設けられていない船舶)(図15では、“従来技術”と記載)との時系列横揺れ応答に対する比較実験結果を示す図面であり、図16は、図15での2000秒〜2300秒の間の値を拡大して示す図面である。
ここで、比較実験条件は、PM(Pierson Moskowiz)波のスペクトルを対象にして、有義波高Hsを5Mとし、波のスペクトルピークの周期Tpを16秒とし、船舶の速度Vsを0ktsとし、模型船舶は、コンテナ船を対象にして製作した。
図15を参照すると、本実施例に係る船舶は、比較船舶に比して、すべての時区間(X軸)にわたって横揺れ応答(Y軸)が低減されている。特に、図16を参照すると、2000〜2300秒の間において横揺れ応答が効果的に低減されることがより明確に分かる。
図17は、図15に示されたPM波のスペクトルを用いた実験結果から導出した横揺れ線形応答特性(Roll RAO(Response Amplitude Operator))に対する比較図である。図17を参照すると、本実施例に係る船舶は、比較船舶と比べると、横揺れ応答が横揺れ共振周期の付近(おおよそ15〜16秒)で約40%程度低減されることが分かる。
一方、本実施例に係る船舶をコンテナ船と仮定したが、これは例示に過ぎず、船体のエンジンルームの上側にタンクを配置できる所定の収容部が設けられた場合であれば、様々な種類の船舶に適用可能である。
図18は、本発明の他の実施例に係る船舶の横断面を概略的に示す図面である。図18を参照すると、本実施例に係る船舶200は、エンジンルーム221を備えた船体210とエンジンルーム221の上側に配置されたタンク230とを含んで構成されることができる。
以下、本実施例を図18に基づいて説明する。ここで、上述の実施例と同一の構成については説明を省略し、それぞれの構成について特に説明がない場合は、上述の実施例と同一の構成とみなしてその実施例の説明を省略し、以下では本実施例に係る特徴的な構成を中心に説明する。
本実施例に係る船舶200は、スロッシング減衰部材270と離脱防止部材280とをさらに含んで構成されることができる。スロッシング減衰部材270は、一対からなり、各スロッシング減衰部材270は、タンク230内部の左右側部の所定領域に配置される。
各スロッシング減衰部材270は、タンク230の内部に収容された流体250に浮遊可能な複数の浮遊部272と、複数の浮遊部272を相互連結する連結部274とを備えた少なくとも一つの単位部材271を含むことができる。
単位部材271の個数については、図18においては各スロッシング減衰部材270が一つの単位部材271を含むように示されているが、これに限定されない。例えば、図18から見ると、左側に位置するスロッシング減衰部材は一つの単位部材を含み、右側に位置するスロッシング減衰部材は二つの単位部材を含むことができる。このように、各スロッシング減衰部材270に含まれる単位部材271の個数は、様々な変形が可能である。
浮遊部272は、球のような立体形状であってもよいが、これに限定されない。 浮遊部272は、スタイロフォーム、ゴムなどのように比重が低くて浮遊可能であり、衝撃吸収が可能な材質を含むことができるが、これに限定されない。
複数の浮遊部272は、連結部274により相互連結可能である。連結部274は、チェーンまたはナイロン材質のストリング(string)を含むことができる。
このように構成されたスロッシング減衰部材270は、タンク230に収容された流体250に浮遊しながら、タンク230の左右側面に伝達される流体250のスロッシング荷重を減衰させる。
本実施例によれば、タンク230の内部に一対の離脱防止部材280が設けられる。離脱防止部材280は、一対からなり、各離脱防止部材280は、各スロッシング減衰部材270がタンク230内部の左右側部の所定領域から逸脱することを防止する。
図19は、本発明の他の実施例に係る船舶に含まれたタンク、スロッシング減衰部材、及び離脱防止部材を概略的に示す斜視図である。図19を参照すると、離脱防止部材280は、複数の貫通孔284が形成されたプレート282を含んで構成されることができる。この場合、貫通孔284の形状は、図19から分かるように、四角形であってもよいが、これに限定されず、円形または多角形であってもよい。このように構成された離脱防止部材280は、タンク230内部に収容された流体250がタンク230の左右側へ往復移動する際に、流体250の流れを妨害せずにスロッシング減衰部材270がタンク230内部の左右側部の所定領域から逸脱することを防止する。
本実施例において離脱防止部材280は、複数の貫通孔284が形成されたプレート282を含むが、これは例示に過ぎない。その代わり、離脱防止部材は、単位部材とタンクの内側とを連結するチェーンまたはロープのような連結ライン(図示せず)を含むことができ、以外にも様々な変形が可能である。
図20は、本発明のまた他の実施例に係る船舶に含まれたタンクとスロッシング減衰部材とを概略的に示す斜視図であり、図21は、本発明のまた他の実施例に係る船舶に含まれたタンクとスロッシング減衰部材とを概略的に示す斜視図である。図20 及び図21を参照すると、本実施例に係る船舶300は、エンジンルーム321を備えた船体310とエンジンルーム321の上側に配置されたタンク330とを含んで構成できる。
以下、本実施例を図20及び図21に基づいて説明する。この場合、上述の実施例と同一の構成についてはその説明を省略し、それぞれの構成についての特別な説明がない場合は、上述の実施例と同一の構成とみなしてその説明を省略し、以下では本実施例に係る特徴的な構成を中心に説明する。
本実施例に係る船舶300は、図20より分かるように、スロッシング減衰部材370をさらに含むことができる。スロッシング減衰部材370は、一対からなり、各スロッシング減衰部材370は、タンク330内部の左右側部の所定領域に配置される。
本実施例に係るスロッシング減衰部材370は、図21より分かるように、複数の貫通孔375が形成された少なくとも一つのプレート372を含むことができる。
本実施例によれば、このようなプレート372がタンク330の左右側部の所定領域に配置されることにより、船体310(図20参照)の横揺れ時にタンク330の左側部及び右側部へ往復移動するタンク330内部の流体は、貫通孔375を通過するにつれて運動エネルギーを失うことになる。これにより、タンク330の左右側面に伝達される流体350のスロッシング荷重が低減できる。
以上では、本発明の一実施例に係る船舶について説明したが、本発明の思想は本明細書に記載された実施例に限定されず、本発明の思想を理解する当業者は同一の思想の範囲内で構成要素を付加、変更、削除、追加することにより他の実施例を容易に提案することができ、これも本発明の思想範囲内に属するものとする。
110、210 船体
112 空間部
130、230 タンク
131、231 流入口
132、232 排出口
136、137、138 邪魔板
270、370 スロッシング減衰部材
280 離脱防止部材

Claims (17)

  1. エンジンルームを備えた船体と、
    前記エンジンルームの上側に配置され、内部に流体を部分的に収容するタンクと、
    を含むことを特徴とする横揺れ低減型船舶。
  2. 前記船体の上部に収容部が形成され、
    前記タンクは、前記収容部内に配置されることを特徴とする請求項1に記載の横揺れ低減型船舶。
  3. 前記船体の上部に収容部が形成され、
    前記タンクは、前記収容部からなることを特徴とする請求項1に記載の横揺れ低減型船舶。
  4. 前記タンクは、流体流入口及び流体排出口を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の横揺れ低減型船舶。
  5. 前記流体流入口及び前記流体排出口は、それぞれ複数であることを特徴とする請求項4に記載の横揺れ低減型船舶。
  6. 前記タンクの横断面は、長方形であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の横揺れ低減型船舶。
  7. 前記タンクの横断面の角部は、面取り(chamfer)処理されたり、またはラウンド処理されることを特徴とする請求項6に記載の横揺れ低減型船舶。
  8. 前記タンクの横断面の左右両側面は、曲面処理されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の横揺れ低減型船舶。
  9. 前記タンクの内側面に設けられ、前記タンクの内部に収容された流体によるスロッシング荷重を低減させる邪魔板をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の横揺れ低減型船舶。
  10. 前記タンクは、直方体形状であり、
    前記邪魔板は、前記タンクの前方側面、後方側面、上側面、下側面、左側面及び右側面のうちの少なくともいずれか一側面に形成されることを特徴とする請求項9に記載の横揺れ低減型船舶。
  11. 前記タンク内部の左右側部の所定領域にそれぞれ配置され、前記タンクの左右側面に伝達される流体のスロッシング荷重を減衰させる一対のスロッシング減衰部材と、
    前記各スロッシング減衰部材が前記所定領域から逸脱することを防止するために、前記タンク内部に設けられた一対の離脱防止部材と、をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の横揺れ低減型船舶。
  12. 前記各スロッシング減衰部材は、
    前記タンクの内部に収容された流体に浮遊可能な複数の浮遊部と、前記複数の浮遊部を相互連結する連結部とを備えた少なくとも一つの単位部材を含むことを特徴とする請求項11に記載の横揺れ低減型船舶。
  13. 前記各離脱防止部材は、複数の貫通孔が形成されたプレートを含むことを特徴とする請求項12に記載の横揺れ低減型船舶。
  14. 前記貫通孔の形状は、円形または多角形であることを特徴とする請求項13に記載の横揺れ低減型船舶。
  15. 前記各離脱防止部材は、
    前記単位部材と前記タンクの内側とを相互連結する連結ラインを含むことを特徴とする請求項12に記載の横揺れ低減型船舶。
  16. 前記タンク内部の左右側部の所定領域にそれぞれ配置され、前記タンクの左右側面に伝達される流体のスロッシング荷重を減衰させる一対のスロッシング減衰部材をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の横揺れ低減型船舶。
  17. 前記各スロッシング減衰部材は、
    複数の貫通孔が形成された少なくとも一つのプレートを含むことを特徴とする請求項16に記載の横揺れ低減型船舶。
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