JP2013258801A - グロメット及びグロメット付ワイヤーハーネス - Google Patents

グロメット及びグロメット付ワイヤーハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】車体パネルの貫通孔の内周縁部が、グロメットの環状係止凹部に嵌まったかどうかを容易に確認できるようにすることを目的とする。
【解決手段】グロメット20は、ワイヤーハーネス挿通部22と、弾性材料によってワイヤーハーネス挿通部22から外周りに突出するように形成され、外周部に環状係止凹部32が形成され、環状係止凹部32に対してワイヤーハーネス挿通部22の軸方向一方側に受側環状部40が形成されると共に、他方側に挿入側環状部50が形成された環状張出部30とを備える。挿入側環状部50のうち環状係止凹部32側の外周部にその周方向において部分的な突部60が形成され、前記突部60に、ワイヤーハーネス挿通部22の軸方向に沿って環状係止凹部32に向うに伴って外向き傾斜する傾斜面62と、傾斜面62に対して鋭角をなすと共に環状係止凹部32側に向くパネル向き面64とが形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ワイヤーハーネスのうち車体パネルの貫通孔に挿通される部分に装着されるグロメットに関する。
従来、この種のグロメットとして、特許文献1に開示のものがある。特許文献1の開示のグロメットでは、拡径筒部の外周面に沿って軸線方向に延在する複数の突条部が周方向に間隔をあけて突設されている。突条部のうち、小径筒部側から貫通孔への挿通時に貫通孔の内面との接触点を越えた折れポイントまでは拡径筒部の外周面の傾斜と平行に傾斜させた拡径方向傾斜部とされ、該折れポイントから車体係止凹部の側の先端までは傾斜方向を逆向きとした縮径方向傾斜部とされている。
国際公開第2009/096036号
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、車体パネルの貫通孔の内周縁部が車体係止凹部に嵌まったかどうか分り難い。
そこで、本発明は、車体パネルの貫通孔の内周縁部が、グロメットの環状係止凹部に嵌まったかどうかを容易に確認できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様は、ワイヤーハーネスに装着された状態で、車体パネルに形成された貫通孔に装着されるグロメットであって、前記ワイヤーハーネスが挿通される筒状のワイヤーハーネス挿通部と、弾性材料によって前記ワイヤーハーネス挿通部から外周りに突出するように形成され、外周部に前記車体パネルの貫通孔の内周縁部を嵌め込み可能な環状係止凹部が形成され、前記環状係止凹部に対して前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向一方側に受側環状部が形成されると共に、前記環状係止凹部に対して前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向他方側に挿入側環状部が形成された環状張出部と、を備え、前記挿入側環状部のうち前記環状係止凹部側の外周部にその周方向において部分的な突部が形成され、前記突部に、前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向に沿って前記環状係止凹部に向うに伴って外向き傾斜する傾斜面と、前記傾斜面に対して鋭角をなすと共に前記環状係止凹部側に向くパネル向き面とが形成されている。
第2の態様は、第1の態様に係るグロメットであって、前記挿入側環状部は、前記環状係止凹部に向けて順次大きくなる複数の環状突部が環状凹部を介して連なる形状に形成され、前記突部は、前記挿入側環状部の外周で、前記環状凹部を埋めつつ前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向に沿って延在する細長突起形状に形成されている。
第3の態様は、第1又は第2の態様に係るグロメットであって、前記突部は、前記挿入側環状部を前記貫通孔に挿入する際にその貫通孔に接触する部分から前記傾斜面が前記パネル向き面に達する部分との間で、前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向に対して均一な角度で傾斜している。
第4の態様は、第1〜第3のいずれか1つの態様に係るグロメットであって、前記突部は、前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向に見て、前記挿入側環状部から方形状に突出している。
第5の態様は、第1〜第4のいずれか1つの態様に係るグロメットであって、前記突部は、前記挿入側環状部の周りに間隔をあけて少なくとも3つ設けられている。
第6の態様に係るグロメット付ワイヤーハーネスは、パネルに形成された貫通孔を通って配設されるワイヤーハーネスと、前記ワイヤーハーネスに装着された、第1〜第5のいずれか1つの態様に係るグロメットとを備える。
第1〜第5の態様によると、前記挿入側環状部を前記貫通孔に挿入して前記車体パネルのうち前記貫通孔の内周縁部を前記環状係止凹部に嵌め込む際には、突部の傾斜面が前記貫通孔の内周縁部に接触し、前記傾斜面が前記貫通孔の内周縁部を越えると、突部が跳ね上がるように原形状に戻る。突部が跳ね上がるように原形状に戻る際に音を発し易く、また、グロメットを貫通孔に挿入する際に挿入感を感じることができるので、車体パネルの貫通孔の内周縁部が、グロメットの環状係止凹部に嵌まったかどうかを容易に確認できる。
第2の態様によると、前記挿入側環状部は、前記環状係止凹部に向けて順次大きくなる複数の環状突部が環状凹部を介して連なる形状に形成されているため、車体パネルに対してある程度曲ることができる。これにより、ワイヤーハーネスの引出方向の自由度を向上させることができる。また、前記突部は、前記挿入側環状部の外周で、前記環状凹部を埋めつつ前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向に沿って延在する細長突起形状に形成されているため、グロメットを貫通孔に挿入する際に、挿入側環状部を補強して、その挿入性向上を図ることができる。
第3の態様によると、グロメットの各径を貫通孔に挿入する際、突部と貫通孔の内周縁部とがほぼ均一な態様で接触するため、挿入感を安定化させることができる。
第4の態様によると、前記突部は、前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向に見て、前記挿入側環状部から方形状に突出しているため、突部が跳ね上がるように原形状に戻る際により大きな音を発し易く、また、より大きな挿入感を感じることができる。これにより、車体パネルの貫通孔の内周縁部が、グロメットの環状係止凹部に嵌まったかどうかをより容易に確認できる。
第5の態様によると、車体パネルの貫通孔の内周縁部の全体が環状係止凹部に嵌まっているかどうかを確認し易い。
実施形態に係るグロメットを示す斜視図である。 グロメット付ワイヤーハーネスを示す側面図である。 グロメットを示す平面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図2の部分拡大図である。 図4の部分拡大図である。 グロメットの装着動作を示す説明図である。 グロメットの装着動作を示す説明図である。 グロメットの装着動作を示す説明図である。 グロメットの装着動作を示す説明図である。 グロメットの装着動作を示す説明図である。 グロメットの装着動作を示す説明図である。 グロメットの装着動作を示す説明図である。
以下、実施形態に係るグロメット及びグロメット付ワイヤーハーネスについて説明する。図1はグロメット20を示す斜視図であり、図2はグロメット付ワイヤーハーネスを示す側面図であり、図3はグロメット20を示す平面図であり、図4は図3のIV−IV線断面図であり、図5は図2の部分拡大図であり、図6は図4の部分拡大図である。
このグロメット20は、ワイヤーハーネス18に装着された状態で、車体パネル10に形成された貫通孔12に装着される。
ここで、車体パネル10は、車両において空間を仕切る板状の部材である。車体パネル10としては、例えば、車室とエンジンルームとを仕切るパネルが想定される。車体パネル10には、貫通孔12が形成されている。貫通孔12は、ここでは長円形状であるが、その他、円形状、多角形状の孔等であってもよい。貫通孔12の内周縁部は、車体パネル10の一方主面側に傾斜するように立上がっている。このように、孔の内周縁部を立上げるように加工することは、バーリング加工と呼ばれる。もっとも、貫通孔12の内周縁部がバーリング加工されていることは必須ではない。
ワイヤーハーネス18は、結束された複数の電線を含む。このワイヤーハーネス18は、上記貫通孔12を通って配設されることで、車体パネル10にて区画される2つの空間間で電気機器同士を電気的に接続する配線として用いられる。
グロメット20は、全体がエラストマー(ゴム等)等の弾性材料によって形成された部材であり、ワイヤーハーネス挿通部22と、環状張出部30とを備える。グロメット20全体をエラストマー(ゴム等)等の弾性材料によって形成した場合、部品点数を削減でき、組付工数を削減できるというメリットがある。
ワイヤーハーネス挿通部22は、ワイヤーハーネス18を挿通可能な筒状に形成されている。好ましくは、ワイヤーハーネス挿通部22の内径は、ワイヤーハーネス18の外径よりも小さく設定されている。これにより、ワイヤーハーネス挿通部22を広げるように弾性変形させた状態で、当該ワイヤーハーネス挿通部22内にワイヤーハーネス18を挿通し、この後、ワイヤーハーネス挿通部22を弾性収縮させることで、ワイヤーハーネス挿通部22がワイヤーハーネス18に締付け固定される。
また、ワイヤーハーネス挿通部22の他端部は、その先端側に向けて厚みが徐々に小さくなる筒形状に形成されている。ワイヤーハーネス挿通部22の他端部には、その軸方向に沿って伸びる一対のスリット22Sが形成されている。ワイヤーハーネス18がワイヤーハーネス挿通部22内に挿通された状態で、ワイヤーハーネス挿通部22のうち本スリット22Sが形成された部分近傍に粘着テープが巻回されることで、ワイヤーハーネス挿通部22に対するワイヤーハーネス18のより確実な位置決め固定がなされる。
また、ワイヤーハーネス挿通部22の他端部と中間部との間の一部は、大径部と小径部とが交互に連なる蛇腹部分23に形成されている。これにより、ワイヤーハーネス挿通部22の中間部、即ち、後述するように、環状張出部30が形成された部分に対して、ワイヤーハーネス挿通部22の他端側部分が容易に曲げられる。
このワイヤーハーネス挿通部22の長方向中間部に環状張出部30が形成されている。換言すれば、環状張出部30の両面側に、ワイヤーハーネス挿通部22が突出している。もっとも、環状張出部30の両面側にワイヤーハーネス挿通部22が突出していることは必須ではない。
環状張出部30は、全体としてみると、ワイヤーハーネス挿通部22の長手方向中間部からその一端側に向けて徐々に広がりつつ、ワイヤーハーネス挿通部22の外周りに突出する形状に形成されている。ここでは、ワイヤーハーネス挿通部22の軸方向に沿ってみると、環状張出部30は、長円形状に形成されている。環状張出部30は、上記貫通孔12の形状に応じた、その他、円形状、又は、多角形状等に形成されていてもよい。
ここでは、環状張出部30のうち最も広がった環状部分は、ワイヤーハーネス挿通部22の外周部から離れた状態となっているが、ワイヤーハーネス挿通部22に対して環状の板状部分等を介して連結されていてもよい。
環状張出部30の外周部には、車体パネル10の貫通孔12の内周縁部を嵌め込み可能な環状係止凹部32が形成されている。より具体的には、環状張出部30のうち最も広がった長円形状の環状部分外周部全体に環状の溝が形成されることによって、貫通孔12の内周縁部を嵌め込み可能な環状係止凹部32が形成されている。ワイヤーハーネス挿通部22の軸方向における環状張出部30の幅寸法は、車体パネル10の厚みと同じかそれよりも大きい(がたつき無く嵌め込める程度に僅かに大きい)程度であることが好ましい。
環状張出部30のうち環状係止凹部32に対してワイヤーハーネス挿通部22の軸方向一方側に受側環状部40が形成されると共に、前記環状係止凹部に対してワイヤーハーネス挿通部22の軸方向他方側に挿入側環状部50が形成されている。
受側環状部40は、貫通孔12よりも大きい(一回り大きい)環状部分に形成されており、貫通孔12の周縁部全体で車体パネル10の他方主面に当接可能に構成されている。受側環状部40は、自己の弾性変形によっても、容易に貫通孔12を通り抜けできない程度の大きさに設定されていることが好ましい。
挿入側環状部50は、全体としてみると、ワイヤーハーネス挿通部22の長手方向中間部からワイヤーハーネス挿通部22の一端側に向けて徐々に拡径する形状に形成されている。
より具体的には、挿入側環状部50は、複数(ここでは2つ)の環状突部52、54が環状凹部53を介して連なる形状に形成されている。
最も小さい環状突部52のうち環状係止凹部32から遠い側の部分は、ワイヤーハーネス挿通部22に向けて急峻に落込む形状部分に形成されている。また、環状突部52のうち環状係止凹部32に近い側の部分は、外側に凸となる曲面で湾曲しつつワイヤーハーネス挿通部22に凹む形状に形成されている。
最も大きい環状突部54のうち環状係止凹部32から遠い側の部分は、外側に凸となる曲面で湾曲しつつワイヤーハーネス挿通部22に凹む形状に形成されている。これにより、環状突部52、54の間にV字状の環状凹部53が形成されている。また、この環状突部54のうち環状係止凹部32側の部分は、ワイヤーハーネス挿通部22の軸方向に対して直交姿勢で落込む面に形成されている。この面と、上記受側環状部40との間に、環状係止凹部32が形成されている。最も大きい環状突部54は、ある程度大きな力を加えることによって弾性変形して貫通孔12を通り抜けることができる程度の大きさに設定されていることが好ましい。
本挿入側環状部50は、上記環状凹部53を狭めるようにして容易に屈曲することができる。
また、上記挿入側環状部50のうち環状係止凹部32側の部分、つまり、最も大きい環状突部54の外周部にその周方向において部分的な突部60が形成されている。
ここでは、突部60は、長円形状を呈する挿入側環状部50の外周部のうち長軸を通る2箇所と、短軸を通る2箇所と、それらの各間の4箇所の合計8箇所に設けられている。
各突部60は、ここでは、最も小さい環状突部52から最も大きい環状突部54に至るように、即ち、挿入側環状部50の外周部にワイヤーハーネス挿通部22の軸方向に沿う細長突起形状に形成されている。
突部60は、環状突部52、54の間では、環状凹部53を埋めている。これにより、環状突部52、54及びこの間の環状凹部53の存在に拘らず、挿入側環状部50をある程度伸び難いようにすることができる。
突部60は、傾斜面62とパネル向き面64とを含む(図5及び図6参照)。
傾斜面62は、ワイヤーハーネス挿通部22の軸方向に沿って環状係止凹部32に向うに従って外向き傾斜する面に形成されている。ここでは、突部60のうちの外向き面が、挿入側環状部50を貫通孔12に挿入する際にその貫通孔12に接触する部分(図10参照)から上記パネル向き面64に達する部分、即ち、環状係止凹部32に達する部分迄の全体が、ワイヤーハーネス挿通部22の軸方向に対して均一な角度で傾斜する傾斜面62に形成されている。もっとも、突部60のうちの外向き面が均一な角度で傾斜していることは必須ではない。また、突部60のうちの外向き面は、湾曲しつつ傾斜していてもよい。
また、パネル向き面64は、環状係止凹部32に向く面であり、傾斜面62に対して鋭角θ(図6参照)をなしている。
また、突部60のうち傾斜面62とパネル向き面64とが交わるコーナー部61は、挿入側環状部50のうちの環状係止凹部32の外周部よりも突出している(図3及び図6のP参照)。従って、ワイヤーハーネス挿通部22の軸方向に沿って挿入側環状部50を見ると、その外周部に複数の突部60が突出している様子を観察することができる。
また、突部60のうち少なくとも環状係止凹部32側の部分は、その長手方向に対して直交する方向における断面形状が方形状を呈している。換言すれば、突部60は、ワイヤーハーネス挿通部22の軸方向に見ると、挿入側環状部50から方形状に突出している。ここでは、突部60の長手方向全体において、突部60の長手方向に対して直交する方向における突部60の断面形状が方形状を呈している。
なお、環状凹部53の奥部には、その延在方向に沿って部分的に小連結部54が形成されている。ここでは、環状凹部53周りにおいて、上記各突部60の間に、小連結部54が形成されている。この小連結部54も、挿入側環状部50をある程度伸び難いようにする役割を果す。小連結部54は省略されてもよい。
上記グロメット20を車体パネル10の貫通孔12に装着する際の動作について説明する。
まず、ワイヤーハーネス18に装着されたグロメット20を準備する。
そして、ワイヤーハーネス18のうち挿入側環状部50より延出する部分を貫通孔12に先通ししておき、グロメット20の挿入側環状部50を貫通孔12に押込む。
すると、まず、貫通孔12の内周縁部が各突部60の傾斜面62に当接し始める(図2の位置a、図10参照)。
さらに、挿入側環状部50を押込むと、貫通孔12の内周縁部が各突部60を挿入側環状部50の内側に押込む。これにより、挿入側環状部50が縮径変形する(図2の位置b、図7参照)。
もう少し挿入側環状部50を押込むと、貫通孔12の内周縁部が各突部60を挿入側環状部50の内側にさら押込み、挿入側環状部50がさらに縮径変形する(図2の位置c、図8参照)。
貫通孔12の内周縁部が環状係止凹部32に嵌り込む寸前の状態では、図11及び図12に示すように、各突部60のコーナー部61は、その周辺部分を弾性変形させつつ、環状係止凹部32の奥に強く押込まれた状態となる。
挿入側環状部50をさらに押込むと、最終的に、貫通孔12の内周縁部が環状係止凹部32に嵌り込むようになる(図2の位置d参照)。この際、突部60のコーナー部61は鋭角をなしているため、図13に示すように、貫通孔12の内周縁部が各突部60のコーナー部61を環状係止凹部32の奥に向けて押込んでいた力が一気に解除され、各突部60のコーナー部61が自己の弾性復元力によって跳ね上がるように原形状に戻る。このように、突部60が跳ね上がるように原形状に戻る際に音を発し易いので、グロメット20の装着作業を行う作業者は、当該音を手がかりにして、グロメット20を完全挿入できたか否かを確認することができる。また、突部60が跳ね上がるように原形状に復帰する際に、作業者はその衝撃を挿入感として感じることができる。この点からも、車体パネル10の貫通孔12の内周縁部が、グロメット20の環状係止凹部32に嵌まったかどうかを容易に確認することができる。
また、上記のようにグロメット20を車体パネル10の貫通孔12に装着した後の状態において、全ての突部60が環状係止凹部32を乗越えているのであれば、図9に示すように、グロメット20の挿入側環状部50の外周部の所定位置(ここでは、外周周りの8箇所の位置)に、突部60が突出している様子を観察できる。この点からも、グロメット20が車体パネル10の貫通孔12に完全に装着されているかどうかをより確実に確認することができる。
この点からすると、貫通孔及び挿入側環状部の周囲3方以上に均等間隔で突部が設けられていれば、グロメットが完全に装着されているかどうかをより確実に確認できると考えられる。特に、本実施形態のように、貫通孔12及び挿入側環状部50の形状が長円形状であるタイプのグロメットを想定すると、その長軸を通る部分及び短軸を通る部分の4箇所以上に突部があれば、グロメット20が完全に装着されているかどうかをより確実に確認できると考えられる。
また、上記実施形態によると、挿入側環状部50は、複数の環状突部52、54が環状凹部53を介して連なる形状に形成されているため、挿入側環状部50を車体パネル10に対してある程度曲げることができる。これにより、ワイヤーハーネス18の引出方向の自由度を向上させることができる。これを前提として、突部60は、挿入側環状部50の外周側で、環状凹部53を埋めつつワイヤーハーネス挿通部22の軸方向に沿って延在する細長突起形状に形成されているため、グロメット20を貫通孔12に挿入する際に、挿入側環状部50を伸び難いように補強して、その挿入性向上を図ることができる。
また、突部60の傾斜面62は、ワイヤーハーネス挿通部22の軸方向に対して均一な角度で傾斜しているため、グロメット20の挿入側環状部50を貫通孔12に挿入する際、突部60と貫通孔12の内周縁部とをほぼ均一な態様で接触させることができる。これにより、挿入側環状部50の挿入感を安定させることができる。これにより、突部60が貫通孔12の内周縁部を乗越えて跳ね上がるように弾性復帰する際の挿入感を際だたせることもできる。
また、突部60は、ワイヤーハーネス挿通部22の軸方向に見て、挿入側環状部50から方形状に突出しているため、貫通孔12の内周縁部によって突部60を押付ける際に大きなエネルギーを蓄えやすい。このため、当該突部60が跳ね上がるように弾性復帰する際により大きな音を発し易く、また、大きな挿入感を得易い。これにより、車体パネル10の貫通孔12の内周縁部がグロメット20の環状係止凹部32に嵌まったかどうかをより確実に確認できる。
もっとも、突部60の突出形状は、三角形状、半円形状等であってもよい。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 車体パネル
12 貫通孔
18 ワイヤーハーネス
20 グロメット
22 ワイヤーハーネス挿通部
32 環状係止凹部
40 受側環状部
50 挿入側環状部
52、54 環状突部
53 環状凹部
60 突部
61 コーナー部
62 傾斜面
64 パネル向き面

Claims (6)

  1. ワイヤーハーネスに装着された状態で、車体パネルに形成された貫通孔に装着されるグロメットであって、
    前記ワイヤーハーネスが挿通される筒状のワイヤーハーネス挿通部と、
    弾性材料によって前記ワイヤーハーネス挿通部から外周りに突出するように形成され、外周部に前記車体パネルの貫通孔の内周縁部を嵌め込み可能な環状係止凹部が形成され、前記環状係止凹部に対して前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向一方側に受側環状部が形成されると共に、前記環状係止凹部に対して前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向他方側に挿入側環状部が形成された環状張出部と、
    を備え、
    前記挿入側環状部のうち前記環状係止凹部側の外周部にその周方向において部分的な突部が形成され、
    前記突部に、前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向に沿って前記環状係止凹部に向うに伴って外向き傾斜する傾斜面と、前記傾斜面に対して鋭角をなすと共に前記環状係止凹部側に向くパネル向き面とが形成された、グロメット。
  2. 請求項1記載のグロメットであって、
    前記挿入側環状部は、前記環状係止凹部に向けて順次大きくなる複数の環状突部が環状凹部を介して連なる形状に形成され、
    前記突部は、前記挿入側環状部の外周で、前記環状凹部を埋めつつ前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向に沿って延在する細長突起形状に形成されている、グロメット。
  3. 請求項1又は請求項2記載のグロメットであって、
    前記突部は、前記挿入側環状部を前記貫通孔に挿入する際にその貫通孔に接触する部分から前記傾斜面が前記パネル向き面に達する部分との間で、前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向に対して均一な角度で傾斜している、グロメット。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のグロメットであって、
    前記突部は、前記ワイヤーハーネス挿通部の軸方向に見て、前記挿入側環状部から方形状に突出している、グロメット。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のグロメットであって、
    前記突部は、前記挿入側環状部の周りに間隔をあけて少なくとも3つ設けられている、グロメット。
  6. パネルに形成された貫通孔を通って配設されるワイヤーハーネスと、
    前記ワイヤーハーネスに装着された、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のグロメットと、
    を備えるグロメット付ワイヤーハーネス。
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