JP7428077B2 - グロメット - Google Patents
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Description
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のグロメットは、
[1]組付対象に設けられた組付孔に対して前記組付対象の第1面側から挿入されて前記組付孔に組み付けられるグロメットであって、前記組付対象の前記第1面側に配置される第1鍔部と、前記組付対象における前記第1面の裏面である第2面側に配置される第2鍔部と、前記第1鍔部と前記第2鍔部との間において前記第1鍔部と前記第2鍔部とによって形成され、前記組付孔の周縁が入り込む溝部と、を備え、前記第2鍔部は、前記第2鍔部が前記第2面側に位置していることを判別可能な目印部を有している。
この構成によれば、第2鍔部における突出部から更に径方向外側に突出する第1凸部を確認することで、第2鍔部が組付対象の第2面側に位置しているか否かを判別することが可能となる。
この構成によれば、第2鍔部における突出部同士の間において径方向外側に突出する第2凸部を確認することで、第2鍔部が組付対象の第2面側に位置しているか否かを判別することが可能となる。
この構成によれば、第2鍔部が拡径筒部の外周面を規定する円錐面よりも外周面に突出する。このため、第2凸部の形状を、第2鍔部が第2面側に位置していることを判別しやすい形状とすることができる。
本開示のグロメットの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張または簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
第1グロメット11は、ワイヤハーネスWの外周を被覆する筒状の第1筒状部13と、第1筒状部13から後方側に拡径して延びる拡径筒部14と、拡径筒部14の拡径側の端部、すなわち、挿入方向Dの後方側の端部に設けられたシール部15と、を備えている。シール部15は、軸線Lを中心とする環状をなしている。
溝部23は、第1鍔部21と第2鍔部22とによって形成されている。溝部23は、軸線Lを中心とする環状をなすように、シール部15の全周に亘って形成されている。グロメット10の組付状態において、溝部23には、組付孔Paの周縁が入り込む。
第2鍔部22は、第2鍔部22から突出する各突出部24の径方向外側面から突出する目印部としての第1凸部25を有している。第1凸部25は、例えば、突出部24における周方向の一部分に設けられている。第1凸部25は、例えば、周方向における突出部24の中央部に設けられている。また、第1凸部25は、第2鍔部22における突出部24の側面に設けられている。すなわち、第1凸部25は、拡径筒部14及び第2鍔部22に跨がる突出部24における溝部23側の端部に設けられている。これにより、拡径筒部14及び第2鍔部22に跨がる突出部24において、第2鍔部22に対応する部位であるか、突出部24におけるそれ以外の部位であるかを、第1凸部25の有無によって判別可能となっている。
図4及び図5に示すように、第2鍔部22は、目印部としての第2凸部26を有している。第2凸部26は、周方向に複数設けられた突出部24同士の間において第2鍔部22から径方向外側に突出する。ここで、拡径筒部14は、グロメット10の軸線Lを中心とする円錐面Cに沿って形成された外周面14aを有しており、第2凸部26は当該円錐面Cよりも外周側に突出している。これにより、拡径筒部14及び第2鍔部22における突出部24同士の間においては、第2凸部26の有無によって第2鍔部22を判別可能となっている。なお、第2凸部26の径方向外側端部は、突出部24の径方向外側面よりも内周側に位置している。すなわち、第2凸部26は、突出部24よりも径方向外側に突出しない構成となっている。
図3に示すように、第2グロメット12は、第1グロメット11の軸方向の後端側の開口を塞ぐように、第1グロメット11に組み付けられている。第2グロメット12は、ワイヤハーネスWの外周を包囲する筒状の第2筒状部31と、第2筒状部31から外周側に延出された固定部32と、を有している。
組付孔Paに対して車体パネルPの第1面Pb側からグロメット10を挿入する。グロメット10の挿入時には、まず、被覆部41の各ガイド部42が組付孔Paの周縁に接触する。そして、グロメット10を押し進めると、各ガイド部42を含めた被覆部41は、組付孔Paの周縁との接触により、挿入方向Dの後方側に倒れるように変形する。
グロメット10を車体パネルPの第1面Pb側から組付孔Paに挿入した後、作業者は、組付孔Paの周縁が適切に入り込んでいるか否かを確認する。このとき、作業者は、各突出部24の第1凸部25、及び、周方向における突出部24同士の間の第2凸部26が、車体パネルPの第2面Pc側に位置しているかを、目視または指などで触れて確認する。このように、第1凸部25及び第2凸部26によって、グロメット10の第2鍔部22の全周が車体パネルPの第2面Pc側に位置しているか否かを容易に確認することが可能となっている。なお、本実施形態では、車体パネルPの第2面Pcと第2鍔部22との間に隙間が設定されるため、第2鍔部22が組付孔Paから第2面Pc側に抜けやすい構成となっている。
(1)第2鍔部22は、第2鍔部22が車体パネルPの第2面Pc側に位置していることを判別可能な目印部としての第1凸部25及び第2凸部26を有している。この構成によれば、グロメット10を車体パネルPの組付孔Paに対して車体パネルPの第1面Pb側から挿入したとき、グロメット10の第2鍔部22の第1凸部25及び第2凸部26を確認することで、第2鍔部22が車体パネルPの第2面Pc側に位置しているか否か、すなわち、組付孔Paの周縁が溝部23に適切に入り込んでいるか否かを判別することが可能となる。従って、グロメット10が組付孔Paに適切に組み付けられているか否かの確認が容易となる。
・第1凸部25を突出部24の外側面における周方向全体に形成してもよい。
・上記実施形態のグロメット10から各突出部24を省略した構成としてもよい。この場合、第2鍔部22の全周に第2凸部26を設けてもよい。
・被覆部41は必ずしも必要ではなく、車体パネルP側の構成に応じて被覆部41を省略してもよい。
11 第1グロメット
12 第2グロメット
13 第1筒状部
14 拡径筒部
14a 外周面
15 シール部
21 第1鍔部
22 第2鍔部
23 溝部
23a 突部
24 突出部
25 第1凸部(目印部)
26 第2凸部(目印部)
27 連結片
31 第2筒状部
32 固定部
41 被覆部
42 ガイド部
C 円錐面
D 挿入方向
L グロメットの軸線
P 車体パネル(組付対象)
Pa 組付孔
Pb 第1面
Pc 第2面
Pd 突部
S 遮音部材
Sa 挿通孔
W ワイヤハーネス
Claims (2)
- 組付対象に設けられた組付孔に対して前記組付対象の第1面側から挿入されて前記組付孔に組み付けられるグロメットであって、
前記組付対象の前記第1面側に配置される第1鍔部と、
前記組付対象における前記第1面の裏面である第2面側に配置される第2鍔部と、
前記第1鍔部と前記第2鍔部との間において前記第1鍔部と前記第2鍔部とによって形成され、前記組付孔の周縁が入り込む溝部と、を備え、
前記第2鍔部は、前記第2鍔部が前記第2面側に位置していることを判別可能な目印部を有しており、
前記組付孔に対する当該グロメットの挿入方向の後方に向かって拡径し、その拡径側の端部に前記第2鍔部が設けられた拡径筒部と、
前記拡径筒部と前記第2鍔部とに跨がって設けられ、前記拡径筒部及び前記第2鍔部から径方向外側に突出する突出部と、を備え、
前記突出部は、周方向において複数設けられ、
周方向に隣り合う前記突出部同士の間において前記第2鍔部から径方向外側に突出する前記目印部としての第2凸部を備え、
前記拡径筒部は、当該グロメットの軸線を中心とする円錐面に沿って形成された外周面を有し、
前記第2凸部は、前記円錐面よりも外周側に突出している、グロメット。 - 前記第2鍔部から突出する前記突出部の径方向外側面から突出する前記目印部としての第1凸部を備えた、請求項1に記載のグロメット。
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