JP2013255955A - 移動機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の電源復帰時に原点位置設定時間を短縮する移動機構を提供すること。
【解決手段】可動部Mと、可動部Mを移動可能に支持する固定部Fと有し、エンドセンサ70により、可動部Mの現在位置が所定位置であることが検出されることで、可動部Mの原点位置を設定する移動機構であって、固定部Fには、原点位置までの距離が予め番地情報として設定されている複数個の読取対象80A〜80Eが可動部Mの移動方向に沿って相互に離間して配設され、読取センサ91を有する読取手段90を有し、可動部Mの現在位置を検出する場合は、X軸パルスモータ42の駆動により可動部Mを移動し、読取センサ91により、可動部Mに対して最寄りの読取対象80A〜80Eを読み取り、読取手段90により読み取られた読取対象90の番地情報に基づいて現在位置を検出し、現在位置の検出後にX軸パルスモータ42の駆動制御が開始される。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータ駆動により直線移動または回転移動する可動部を有する移動機構に関する。
一般に、ダイシング装置(切削装置)やテープ貼着装置などにおいては、モータ駆動により移動するチャックテーブルや加工手段などの可動部の絶対位置を検出する必要がある。上記可動部の絶対位置は、原点位置から可動部の現在位置までの距離を検出することとなるため、原点位置を把握する目的で、装置の電源投入時に原点位置を設定する原点位置設定動作を行っている。原点位置設定動作は、例えば、移動機構が直線移動で、原点位置を可動部の移動可能範囲の一方の端部位置とした場合、フォトインタラプタ等の光学式の位置センサにより、移動可能範囲の一方の端部に可動部が位置したことを検出することで、原点位置設定動作が行われる。
特開2009−194326号公報
しかし、原点位置設定動作後、可動部が移動し、一方の端部位置から離間した状態で、何らかの要因で装置に電力が供給できなくなった場合には、再度原点位置設定動作を行う必要がある。このため、可動部を一方の端部位置まで移動させることとなるが、移動に相当な時間を要し、原点位置を設定するための原点位置設定時間がダウンタイムとなってしまうという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置の電源復帰時に原点位置設定時間を短縮する移動機構を提供することを目的とする。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、モータ駆動により移動する可動部と、前記可動部を移動可能に支持する固定部と、を含んで構成される移動機構であって、前記固定部には、前記移動機構の原点位置までの距離が予め番地情報として設定されている複数個の読取対象が、前記可動部の移動方向に沿って相互に離間して配設され、前記可動部には、前記読取対象を読み取る読取センサを有する読取手段が配設され、前記可動部の現在位置を検出する場合は、前記モータ駆動により前記可動部を移動し、前記読取センサにより、前記可動部に対して最寄りの前記読取対象を読み取り、前記読取手段により読み取られた前記読取対象の番地情報に基づいて前記現在位置を検出し、前記現在位置の検出後に前記モータの駆動制御が開始されることを特徴とする。
本発明の移動機構は、可動部の現在位置を検出する場合は、モータ駆動により可動部を移動し、読取センサにより、可動部に対して最寄りの読取対象を読み取り、読取手段により読み取られた読取対象の番地情報に基づいて現在位置を検出するので、可動部を所定位置まで移動させることなく、原点位置を設定することができ、装置の電源復帰時の原点位置設定時間を短縮することができる。
図1は、実施形態に係る移動機構を有する切削装置の構成例を示す図である。 図2は、読取手段の構成例を示す図である。 図3は、読取手段の動作説明図である。 図4は、位置テーブルを示す図である。 図5は、実施形態に係る移動機構の現在位置検出動作のフローチャート図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態〕
図1は、実施形態に係る移動機構を有する切削装置の構成例を示す図である。図2は、読取手段の構成例を示す図である。図3は、読取手段の動作説明図である。図4は、位置テーブルを示す図である。切削装置1は、図示しない被加工物に切削加工を行うものであり、図1に示すように、切削装置1は、2スピンドルのダイサ、いわゆるデュアルダイサであり、チャックテーブル10と、チャックテーブル基台20と、加工手段30a,30bと、X軸移動手段40と、Y軸移動手段50a,50bと、Z軸移動手段60a,60bと、エンドセンサ70と、読取対象80A〜80Eと、読取手段90と、制御手段100とを含んで構成されている。切削装置1は、装置本体2上に門型の柱部3が設けられている。
ここで、被加工物は、切削装置1により切削加工が行われる加工対象であり、シリコン、サファイア、ガリウムなどを母材とする半導体ウェーハや、ガラス、樹脂等からなる板状部材である。被加工物は、本実施形態では、デバイスが複数形成されているデバイス側の表面と反対側の裏面がダイシングテープに貼着され、被加工物に貼着されたダイシングテープがフレームに貼着されることで、フレームに固定される。
チャックテーブル10は、被加工物を保持するものである。チャックテーブル10は、表面に載置された被加工物を吸引することで、被加工物の表面を露出させた状態で保持するものである。なお、チャックテーブル10は、チャックテーブル基台20の後述する首部22に着脱可能に固定されている。また、チャックテーブル10の周囲には、クランプ部11が設けられており、クランプ部11がエアーアクチュエータにより駆動することで、ダイシングテープを介して被加工物が保持されているフレームを挟持する。
チャックテーブル基台20は、本実施形態に係る移動機構を構成するものであり、モータ駆動、本実施形態では、X軸移動手段40のX軸パルスモータ42の駆動より直線移動する可動部Mである。チャックテーブル基台20は、本体部21に固定されている首部22に対してチャックテーブル10が、チャックテーブル基台20の中心軸線を中心とする切削装置1におけるθ方向に回転自在に支持する図示しないθ方向回転手段を有している。θ方向回転手段は、図示しない首部駆動源を有し、首部駆動源が発生した回転力により、チャックテーブル基台20をθ方向に任意の角度ごと、例えば90度ごとのステップ回転や連続回転することができ、チャックテーブル10に保持された被加工物を切削ブレード31a,31bに対してチャックテーブル基台20の中心軸線を中心にステップ回転や連続回転などの回転駆動させることができる。
加工手段30a,30bは、チャックテーブル10に保持された被加工物に対して切削ブレード31a,31bにより切削加工を行うものである。加工手段30aは、支持部5aに支持されており、Y軸移動手段50a、Z軸移動手段60a、ブレード移動基台6aを介して柱部3の一方に設けられている。加工手段30bは、支持部5bに支持されており、Y軸移動手段50b、Z軸移動手段60b、ブレード移動基台6bを介して柱部3の他方に設けられている。2つの加工手段30a,30bは、本実施形態では、チャックテーブル10を挟んで同軸上に対向して設けられている。切削ブレード31a,31bは、被加工物を切削加工する環状に形成されており、切削砥石であり、図示しないブレード駆動源により発生した回転力によって高速回転することで被加工物に切削加工を行うものである。
X軸移動手段40は、本実施形態に係る移動機構を構成するものであり、切削ブレード31a,31bに対して保持された被加工物をX軸方向に相対移動させるものである。X軸移動手段40は、装置本体2に柱部3の間に設けられており、X軸ボールねじ41と、X軸パルスモータ42と、一対のX軸ガイドレール43,44とを含んで構成されている。X軸ボールねじ41は、X軸方向に配設されており、チャックテーブル基台20の下部に設けられた図示しないナットと螺合しており、一端にX軸パルスモータ42が連結されている。一対のX軸ガイドレール43,44は、可動部Mであるチャックテーブル基台20が走行する走行軸であり、X軸ボールねじ41と平行に形成され、チャックテーブル基台20がX軸方向に移動可能に支持する固定部Fである。X軸移動手段40は、X軸パルスモータ42により発生した回転力によりX軸ボールねじ41を回転駆動させることで、チャックテーブル基台20を一対のX軸ガイドレール43,44によりガイドしつつ装置本体2に対してX軸方向に直線移動させる。ここで、X軸移動手段40は、原点位置が設定された後(原点位置設定動作は、後に詳述する)、X軸パルスモータ42をパルス駆動制御することで、チャックテーブル基台20を任意の位置に移動させる。原点位置は、本実施形態においては移動機構の原点位置であり、可動部Mの動作の基準となる位置である。制御手段100は、原点位置が設定された後であれば、X軸パルスモータ42を制御する際のパルス数に基づいて、チャックテーブル基台20の原点位置からの移動距離、すなわちチャックテーブル基台20の現在位置を検出することができる。
Y軸移動手段50a,50bは、チャックテーブル10に保持された被加工物に対して切削ブレード31a,31bを切削装置1におけるY軸方向にそれぞれ相対移動させるものである。Y軸移動手段50a,50bは、Y軸ボールねじ51a,51bと、Y軸パルスモータ52a,52bと、一対のY軸ガイドレール53,54とを含んでそれぞれ構成されている。Y軸ボールねじ51a,51bは、Y軸方向に配設されており、ブレード移動基台6a,6bの内部に設けられた図示しないナットとそれぞれ螺合しており、一端にY軸パルスモータ52a,52bがそれぞれ連結されている。一対のY軸ガイドレール53,54は、Y軸ボールねじ51a,51bと平行に形成され、ブレード移動基台6a,6bがY軸方向に移動可能にそれぞれ支持するものである。Y軸移動手段50a,50bは、Y軸パルスモータ52a,52bにより発生した回転力によりY軸ボールねじ51a,51bを回転駆動させることで、ブレード移動基台6a,6bを一対のY軸ガイドレール53,54によりガイドしつつ装置本体2に対してY軸方向にそれぞれ直線移動させる。
Z軸移動手段60a,60bは、チャックテーブル10に保持された被加工物に対して切削ブレード31a,31bを切削装置1におけるZ軸方向にそれぞれ相対移動させるものである。Z軸移動手段60a,60bは、ブレード移動基台6a,6bにそれぞれ設けられており、Z軸ボールねじ61a,61bと、Z軸パルスモータ62a,62bと、一対のZ軸ガイドレール63,64と、一対のZ軸ガイドレール65,66とを含んでそれぞれ構成されている。Z軸ボールねじ61a,61bは、Z軸方向に配設されており、支持部5a,5bの内部に設けられた図示しないナットとそれぞれ螺合しており、一端にZ軸パルスモータ62a,62bがそれぞれ連結されている。一対のZ軸ガイドレール63〜66は、Z軸ボールねじ61a,61bと平行に形成され、支持部5a,5bをZ軸方向に移動可能にそれぞれ支持するものである。Z軸移動手段60a,60bは、Z軸パルスモータ62a,62bにより発生した回転力によりZ軸ボールねじ61a,61bを回転駆動させることで、支持部5a,5bを一対のZ軸ガイドレール63〜66によりガイドしつつ装置本体2に対してZ軸方向にそれぞれ直線移動させる。
エンドセンサ70は、位置センサであり、図2に示すように、チャックテーブル基台20(可動部M)が一対のX軸ガイドレール43,44(固定部F)に対して所定位置に移動したことを検出するものである。エンドセンサ70は、チャックテーブル基台20に配設され、本実施形態では、後述する読取センサ91と同様に光のセンサであり、受光していた検出光が遮断されることで、チャックテーブル基台20のX軸方向におけるエンド位置を検出するものである。ここで、一対のX軸ガイドレール43,44のうち、一方のX軸ガイドレール44には、エンドセンサ70が発する検出光を遮断するエンドプレート71,72がそれぞれ配設されている。エンドプレート71は、チャックテーブル基台20が一対のX軸ガイドレール43,44の一端に位置した際にエンドセンサ70と対向する位置、本実施形態では、X軸ガイドレール44の一端に位置する。エンドプレート72は、チャックテーブル基台20が一対のX軸ガイドレール43,44の他端に位置した際にエンドセンサ70と対向する位置、本実施形態では、X軸ガイドレール44の他端よりも中央部寄りに位置する。つまり、所定位置が一対のX軸ガイドレール43,44の両端となり、エンドセンサ70は、チャックテーブル基台20の現在位置が一対のX軸ガイドレール43,44の両端のうち一端に位置していることを検出することができる。ここで、エンドセンサ70は、制御手段100と接続されており、チャックテーブル基台20の現在位置が一対のX軸ガイドレール43,44の両端のうち一端に位置したことを検出すると、制御手段100により、チャックテーブル基台20のX軸移動手段40による移動が規制される。つまり、チャックテーブル基台20の移動範囲は、本実施形態では、エンドセンサ70により一対のX軸ガイドレール43,44の両端までに規制される。ここで、制御手段100には、チャックテーブル10のX軸方向における原点位置が予め定められており、本実施形態では、エンドプレート71と、読取対象80Aとの間の任意位置に定められており、エンドプレート71,72から原点位置までの距離が制御手段100に記憶されている。従って、制御手段100は、例えば、エンドセンサ70によりチャックテーブル基台20の現在位置が一対のX軸ガイドレール43,44の両端のいずれか一端の位置であることが検出されることで、チャックテーブル基台20の原点位置を設定することができる。
読取対象80A〜80Eは、読取手段90の読取センサ91により読み取られる対象であり、読取対象80A〜80Eそれぞれの原点までの距離が予め番地情報としてそれぞれ設定されている。読取対象80A〜80Eは、チャックテーブル基台20の移動方向に沿って、本実施形態では、一対のX軸ガイドレール43,44のうち、他方のX軸ガイドレール43(固定部F)の延在方向に相互に離間して配設されるものである。読取対象80A〜80Eは、プレートであり、X軸方向における長さ(以下、単に「対象長さ」と称する)がそれぞれ異なり、X軸ガイドレール43のY軸方向における側面に等間隔に配設され、X軸方向から見た場合にL字状に形成されており、先端部がZ軸方向においてチャックテーブル基台20と対向する。
読取手段90は、読取対象80A〜80Eを読み取ることで、チャックテーブル基台20の現在位置を検出するものであり、読取センサ91と、位置検出手段92とを含んで構成されている。読取センサ91は、チャックテーブル基台20に配設され、読取対象80A〜80Eを読み取る、本実施形態では、チャックテーブル基台20がX軸方向に移動することで、読取対象80A〜80Eを検出する光センサである。読取センサ91は、図3に示すように、X軸方向から見た場合に、対向する読取対象80A〜80Eの先端部を挟んで発光素子91aと受光素子91bとが配置されている。発光素子91aは、図示しない電力供給源から供給された電力、例えば制御手段100あるいは位置検出手段92を介して供給された電力に基づいて発光し、発光された検出光Lが受光素子91bにより受光される。ここで、発光素子91aと受光素子91bとの間に、読取対象80A〜80Eの先端部が進入すると検出光Lが遮断され、受光素子91bの出力が低下するため、読取センサ91は、チャックテーブル基台20に対して移動する読取対象80A〜80Eを検出することができる。
位置検出手段92は、読取センサ91による読取対象80A〜80Eの検出時間に応じて、読取対象80A〜80Eの対象長さに対応した番地情報を取得し、番地情報に基づいてチャックテーブル基台20の現在位置を検出するものであり、フリーランカウンタ93と、位置テーブル記憶部94と、検出部95とを有する。フリーランカウンタ93は、読取センサ91による読取対象80A〜80Eの検出時間をカウントするものである。ここで、読取センサ91は、チャックテーブル基台20が停止していると、読取対象80A〜80Eを検出できない、あるいは検出しても読取対象80A〜80Eに関わらず検出し続けることとなる。このため、制御手段100は、読取手段90により読取対象80A〜80Eを読み取る場合は、チャックテーブル基台20をX軸方向に移動させるが、移動速度が異なると、読取対象80A〜80Eの対象長さに応じた検出時間とならないため、X軸方向のうち一方向である検出方向Tに一定速で移動させる。位置テーブル記憶部94は、位置テーブルが予め記憶されるものである。位置テーブルは、図4に示すように、読取対象80A〜80Eそれぞれを読取センサ91により検出した場合の検出時間に対応するフリーランカウンタ93によるカウント値nと、読取対象80A〜80Eそれぞれの原点距離との関係を読取対象80A〜80Eごとに設定された番地情報である。ここで、読取対象80A〜80Eそれぞれの原点距離とは、読取対象80A〜80Eであるプレートの両端のうち検出方向Tの一端から原点位置までの距離をいう。また、本実施形態では、位置テーブルは、X軸ガイドレール43の両端のうち、検出方向Tの一端から読取対象80A〜80Eそれぞれまでの距離(取付距離)である取付データを含んでいる。位置テーブルは、読取対象80A〜80Eの順番で、カウント値n、原点距離、取付距離が増加している。これは、読取対象80A〜80Eの対象長さが読取対象80A〜80Eの順番で長くなっており、読取対象80A〜80Eの原点位置までの距離が読取対象80A〜80Eの順番で遠くなっているためである。検出部95は、実際に、読取センサ91により読取対象80A〜80Eを検出した際におけるフリーランカウンタ93によるカウント値nと、位置テーブル記憶部94に記憶されている読取対象80A〜80Eそれぞれに対応する番地情報とに基づいて、チャックテーブル基台20の原点位置までの距離である現在位置を検出するものである。ここで、位置検出手段92は、制御手段100と接続されており、検出されたチャックテーブル基台20の現在位置を制御手段100に出力する。
制御手段100は、切削装置1を構成する上述した構成要素をそれぞれ制御するものである。制御部100は、図1に示すように、切削ブレード31a,31bを高速回転(数千rpm〜数万rpm)させ、チャックテーブル10と切削ブレード31a,31bとをX軸方向、Y軸方向、Z軸方向、θ方向において相対移動させることで、被加工物を切削するダイシング加工を加工手段30a,30bにそれぞれ行わせるものである。また、制御手段100は、読取手段90によるチャックテーブル基台20の現在位置の検出を行う際に、X軸移動手段40のX軸パルスモータ42の駆動制御を行うものでもある。なお、制御手段100は、例えばCPU等で構成された演算処理装置やROM、RAM等を備える図示しないマイクロプロセッサを主体として構成されており、加工動作の状態を表示する表示手段や、オペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる操作手段と接続されている。
次に、本実施形態に係る切削装置1のダイシング加工動作について説明する。まず、ダイシング加工を行うにあたって、切削装置1の電源を投入すると、制御手段100は、イニシャル処理を実行する。イニシャル処理とは、すべての可動軸で原点位置を設定する処理であり、チャックテーブル基台20においては、例えば、少なくともX軸方向における原点位置を設定する原点位置設定動作を行う処理である。イニシャル処理における原点位置設定動作は、上述のように、X軸移動手段40によりチャックテーブル基台20をX軸方向に移動させることで行われる。例えば、エンドセンサ70によりエンドプレート71,72のいずれかを検出することで行われる。または、読取センサ91が読取対象80A〜80Eを検出することで行われる。次に、イニシャル処理後に、オペレータが切削装置1に対して加工条件を登録し、チャックテーブル10に被加工物を保持させ、切削加工動作の開始指示があった場合に、切削加工動作を開始する。切削加工動作において、制御手段100は、図示しない撮像手段が撮像した被加工物の画像に基づいてアライメント調整を行い、保持された被加工物の加工手段30a,30bに対する相対位置が調整される。次に、制御手段100は、撮像位置の被加工物を保持したチャックテーブル10を加工位置までX軸移動手段40によりX軸方向に移動させ、加工内容情報に基づいて、被加工物のダイシング加工を開始する。
次に、本実施形態に係る移動機構の現在位置の検出について説明する。図5は、実施形態に係る移動機構の現在位置検出動作のフローチャート図である。まず、制御手段100は、原点位置を喪失したか否かを判定する(ステップST1)。ここでは、制御手段100は、上記イニシャル処理の実行後、すなわち原点位置の設定後に、例えば、加工動作中に停電となり、切削装置1の電源が落ちるなどの何らかの要因で、切削装置1の動作途中で原点位置の再設定を行わなければならない状況であるか否かを判定する。
次に、読取手段90は、原点位置を喪失したと判定する(ステップST1肯定)と、フリーランカウンタ93の動作を開始する(ステップST2)。ここでは、制御手段100により原点位置を喪失したと判定されると、制御手段100から読取手段90に読取センサ91による読取対象80A〜80Eの検出動作の実行指示が出力され、原点位置が設定された状態では、動作していないフリーランカウンタ93の動作を開始する。
次に、制御手段100は、チャックテーブル基台20を検出方向Tに移動させる(ステップST3)。ここでは、制御手段100は、X軸移動手段40により、チャックテーブル基台20を検出方向Tに一定速で移動させることで、チャックテーブル基台20を検出方向Tにおいて最寄りの読取対象80A〜80Eまで移動させる。
次に、読取手段90は、読取対象80A〜80Eのいずれかの検出を開始したか否かを判定する(ステップST4)。ここでは、読取手段90は、検出方向Tに一定速で移動する読取センサ91により読取対象80A〜80Eのいずれかが検出されたか否かを判定する。なお、チャックテーブル基台20の移動開始前に、読取センサ91により読取対象80A〜80Eのいずれかが検出されている場合は、読取対象80A〜80Eが検出されなくなってから再び読取対象80A〜80Eのいずれかが検出されたことで、読取対象80A〜80Eのいずれかの検出を開始したと判定する。また、読取手段90は、読取対象80A〜80Eのいずれかの検出を開始していないと判定する(ステップST4否定)と、上記ステップST4を繰り返す。
次に、読取手段90は、読取対象80A〜80Eのいずれかの検出を開始したと判定する(ステップST4肯定)と、フリーランカウンタ93によるカウントを開始する(ステップST5)。
次に、読取手段90は、読取対象80A〜80Eのいずれかの検出を終了したか否かを判定する(ステップST6)。ここでは、読取手段90は、検出方向Tに一定速で移動する読取センサ91が検出した読取対象80A〜80EのいずれかがX軸方向における一端から他端まで移動したか否かを判定する。また、読取手段90は、読取対象80A〜80Eのいずれかの検出を終了していないと判定する(ステップST6否定)と、ステップ5のカウントを繰り返すことで、カウント値nを増加する(n=n+1)。
次に、読取手段90は、読取対象80A〜80Eのいずれかの検出を終了したと判定する(ステップST6肯定)と、カウント値nに基づいてチャックテーブル基台20の現在位置を検出する(ステップST7)。ここでは、読取手段90は、検出部95により、読取センサ91による検出時間であるカウント値nと、位置テーブル記憶部94に記憶されている位置テーブルとに基づいて、読取センサ91が検出した読取対象80A〜80Eを特定し、特定された読取対象80A〜80Eの番地情報に基づいて、チャックテーブル基台20の現在位置を検出する。なお、読取手段90は、読取対象80A〜80Eのいずれかの検出を終了したと判定する(ステップST6肯定)と、フリーランカウンタ93の動作を終了する。また、読取手段90は、読取対象80A〜80Eのいずれかも検出できない場合は、上記エンドセンサ70による原点位置設定を行う。
次に、制御手段100は、チャックテーブル基台20の現在位置が検出された後、現在位置に基づいてX軸パルスモータ42の駆動制御を行う(ステップST8)。チャックテーブル基台20の現在位置が検出されると、チャックテーブル基台20の原点位置を設定したこと、すなわち再度原点位置設定動作を行ったこととなるので、X軸移動手段40により、現在位置に基づいてチャックテーブル基台20をX軸方向に移動させることができる。つまり、制御手段100に、現在位置に基づいたX軸パルスモータ42の駆動制御を許可することができる。従って、制御手段100は、例えば、途中で中断した加工動作を再開し、現在位置に基づいてX軸パルスモータ42の駆動制御を行う。
以上のように、本実施形態に係る移動機構は、X軸パルスモータ42の駆動によりチャックテーブル基台20をX軸方向に直線移動し、読取センサ91により、チャックテーブル基台20に対して最寄りの読取対象80A〜80Eのいずれかを読み取り、読取手段90により読み取られた読取対象80A〜80Eの番地情報に基づいてチャックテーブル基台20の現在位置を検出するので、エンドセンサ70によりチャックテーブル基台20の原点位置を設定することができる一対のX軸ガイドレール43,44の両端のいずれかまでチャックテーブル基台20を移動させることなく、チャックテーブル基台20のX軸方向における原点位置を設定することができるので、切削装置1の電源復帰時の原点位置設定時間を短縮することができる。これにより、電源復帰後、早急に加工動作を再開することができ、加工開始から加工完了までのリードタイムを短縮することができる。
なお、上記実施形態では、エンドプレート71,72の位置にエンドセンサ70をそれぞれ配設し、チャックテーブル基台20に2つのエンドセンサ70と対向するように、エンドプレート71,72のうち1つのみを配設してもよい。また、読取対象80A〜80Eは、不等間隔でもよい。また、読取対象80A〜80Eは、チャックテーブル基台20の移動範囲のうち、チャックテーブル基台20の移動頻度が高い範囲に集中的に配設することが好ましい。これにより、チャックテーブル基台20を最寄りの読取対象80A〜80Eまで移動させる時間を短縮することができ、原点位置設定時間をさらに短縮することができる。また、位置検出手段92は、制御手段100の一機能であってもよい。
また、上記実施形態では、チャックテーブル基台20の現在位置を検出するために、読取対象80A〜80Eをプレート、読取センサ91を検出光Lが遮断されることで読取対象80A〜80Eのいずれかを検出する光センサとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。
〔変形例1〕
読取対象80A〜80Eをそれぞれ異なる識別情報に対応した2次元バーコードとし、読取センサ91を2次元バーコードを読み取ることで識別情報を検出するバーコードリーダとして機能する光センサとしてもよい。この場合は、位置テーブルは、少なくとも読取対象80A〜80Eに対応する識別情報と、読取対象80A〜80Eそれぞれの原点距離との関係を読取対象80A〜80Eごとに設定された番地情報を含んでいる。制御手段100によりチャックテーブル基台20が検出方向Tに一定速で移動すると、読取センサ91が検出方向Tにおいて最寄りの読取対象80A〜80Eを読み取り、その識別情報を検出する。読取手段90は、検出された識別情報と位置テーブルに基づいてチャックテーブル基台20の現在位置を検出する。従って、フリーランカウンタ93が不要となり、簡単な構成でチャックテーブル基台20の現在位置を検出することができる。また、予め作成されたテープ状の読取対象80A〜80EをX軸ガイドレール43に貼着することで、X軸ガイドレール43に読取対象80A〜80Eを配設することができるので、X軸ガイドレール43を加工することなく簡単な構成でチャックテーブル基台20の現在位置を検出することができる。
〔変形例2〕
読取対象80A〜80Eをそれぞれ数の異なるX軸ガイドレール43に形成された孔とし、読取センサ91を孔と対向した際に発光素子91aからの検出光Lが受光素子91bに受光される本実施形態における光センサとしてもよい。この場合は、読取対象80A〜80Eの順で孔の数は増加するものであり、読取対象80A〜80Eである孔は、複数の場合ではX軸方向に連続して形成されている。位置テーブルは、少なくとも読取対象80A〜80Eに対応する孔の数と、読取対象80A〜80Eそれぞれの原点距離との関係を読取対象80A〜80Eごとに設定された番地情報を含んでいる。制御手段100によりチャックテーブル基台20が検出方向Tに一定速で移動すると、読取センサ91が検出方向Tにおいて最寄りの読取対象80A〜80Eの孔の数を検出する。読取手段90は、検出された孔の数と位置テーブルに基づいてチャックテーブル基台20の現在位置を検出する。従って、読取対象80A〜80Eがプレートである場合と比較して、X軸ガイドレール43を加工するのみで、チャックテーブル基台20の現在位置を検出することできるので、部品点数を削減でき、X軸ガイドレール43に対する読取対象80A〜80Eの配設を容易に行うことができる。
また、上記実施形態、変形例1,2では、切削装置1の直線移動する移動機構として、X軸移動手段40に適用したが、Y軸移動手段50a,50b、Z軸移動手段60a,60b、直線移動することで図示しない被加工物を搬送する搬送パッドなどに適用してもよい。また、直線移動する移動機構を有するものとして切削装置1に適用したが、テープ貼着装置、レーザー加工装置、研削装置、研磨装置などに適用してもよい。
上記実施形態、変形例1,2では、直線移動する移動機構について説明したが、可動部Mが固定部Fに対して回転移動する移動機構であってもよい。この場合、可動部Mはチャックテーブル10や研削装置や研磨装置の複数のチャックテーブル10が回転自在に支持されたターンテーブルなどであり、固定部Fはθ回転機構のチャックテーブル10を支持する支持部やターンテーブルを回転可能に支持し、回転(ステップ回転、連続回転)させる回転機構のターンテーブルを支持する支持部などである(特開2007−229904号公報参照)。可動部Mあるいは固定部Fの一方に位置センサが配設され、他方に位置センサが検出する検出対象が配設されている。位置センサにより検出対象が検出されることで、可動部Mの現在位置が所定位置(回転移動する移動機構において原点位置)であることが検出され、原点位置が設定される。可動部Mあるいは固定部Fの一方に読取センサ91が配設され、他方に可動部Mが固定部Fに対して回転移動する際に回転方向に沿って、読取センサ91に読み取られる読取対象80A〜80Eが配設されている。読取センサ91は、可動部Mが固定部Fに対して回転移動することで、最寄りの読取対象80A〜80Eを読み取り、読取手段90により読み取られた読取対象80A〜80Eの番地情報に基づいて可動部Mの現在位置を検出する。
1 切削装置
10 チャックテーブル
20 チャックテーブル基台
30a,30b 加工手段
40 X軸移動手段
50a,50b Y軸移動手段
60a,60b Z軸移動手段
70 エンドセンサ
71,72 エンドプレート
80A〜80E 読取対象
90 読取手段
91 読取センサ
92 位置検出手段
93 フリーランカウンタ
94 位置テーブル記憶部
95 検出部
100 制御手段

Claims (1)

  1. モータ駆動により移動する可動部と、
    前記可動部を移動可能に支持する固定部と、を含んで構成される移動機構であって、
    前記固定部には、前記移動機構の原点位置までの距離が予め番地情報として設定されている複数個の読取対象が、前記可動部の移動方向に沿って相互に離間して配設され、
    前記可動部には、前記読取対象を読み取る読取センサを有する読取手段が配設され、
    前記可動部の現在位置を検出する場合は、
    前記モータ駆動により前記可動部を移動し、前記読取センサにより、前記可動部に対して最寄りの前記読取対象を読み取り、前記読取手段により読み取られた前記読取対象の番地情報に基づいて前記現在位置を検出し、
    前記現在位置の検出後に前記モータの駆動制御が開始されることを特徴とする移動機構。
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