JP2013255389A - 電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率を向上させることができる電動機を提供すること。
【解決手段】電動機1は、機械出力を取り出す回転軸を有する回転子に界磁を発生させる界磁巻線11と、回転子の周囲に配置された固定子に装備された固定子巻線12と、直流電圧を交流電圧に変換して固定子巻線12に電流を流して交番磁界を発生させるブリッジ回路13およびブリッジ制御部14と、機械出力を維持しながら効率を向上させる向きに、界磁巻線11に供給する界磁電流の値を調整する界磁制御部15とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗用車やトラック等に搭載される電動機に関する。
従来から、磁石を外周面に装着したロータと界磁巻線とを組み合わせ、低回転時および高回転時のそれぞれにおいて界磁巻線に界磁電流を流すことにより、力行時および回生時の両方において高出力化を達成したインバータ駆動の車両用電動機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この車両用電動機では、力行時には、低回転時に界磁巻線に界磁電流を流して強め界磁制御を行い、高回転時に界磁巻線に界磁電流を流して弱め界磁制御を行い、それ以外の回転域において界磁巻線に界磁電流を供給しない制御を行っている。
特開2011−223680号公報
上述した特許文献1に開示された電動機では、低回転時と高回転時以外については界磁巻線に界磁電流を供給せずに磁石により発生する界磁によって所定の出力を実現している。このような磁石による界磁は、界磁巻線に界磁電流を供給することによっても得ることができる。
ところで、界磁電流を界磁巻線に流して界磁を形成する場合に、界磁電流による損失が大きいとその分効率が低下するという問題があった。例えば、定格出力が5kWの電動機の界磁電流が10A(50V)の場合を考えた場合に、この電動機の出力を2kWで動作させようとすると界磁電流10A(50V)を維持しながらインバータ制御によってこの出力を実現することになる。界磁巻線で消費される電力(500W)は、電動機の出力に直接寄与するものではないため、出力が小さい電動機ほど効率を低下させる要因となる。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、効率を向上させることができる電動機を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の電動機は、機械出力を取り出す回転軸を有する回転子に界磁を発生させる界磁巻線と、回転子の周囲に配置された固定子に装備された固定子巻線と、直流電圧を交流電圧に変換し、固定子巻線に電流を流して交番磁界を発生させる電力変換器と、機械出力を維持しながら効率を向上させる向きに、界磁巻線に供給する界磁電流の値を調整する界磁電流調整手段とを備えている。機械出力を維持した状態で効率を向上させる向きに界磁電流の値を調整しているため、確実に効率を向上させることができる。
第1の実施形態の電動機の構成を示す図である。 効率を向上させるように界磁電流を調整する際の動作手順を示す流れ図である。 回転数NとトルクTの関係を表すN−T曲線を示す図である。 第2の実施形態の界磁制御部を示す図である。 界磁電流テーブルを用いて最大効率となるように界磁電流を設定する際の第2の実施形態の動作手順を示す流れ図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の電動機について、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、第1の実施形態の電動機1は、界磁巻線11、固定子巻線12、ブリッジ回路13、ブリッジ制御部14、界磁制御部15、電圧センサ20、電流センサ21、回転センサ22、トルクセンサ23を含んで構成されている。この電動機1は、例えば車両に搭載されており、回転数が指定されたときに、ある要求トルクを発生するように電動動作する。
界磁巻線11は、機械出力を取り出す回転軸を有する回転子に界磁を発生させるためのものであり、界磁極(図示せず)に巻装されて回転子を構成してしている。固定子巻線12は、多相巻線(例えばU相、V相、W相からなる三相巻線)であって、回転子の周囲に配置された固定子(電機子)の固定子鉄心に巻装されている。この固定子巻線12の各相巻線には、ブリッジ回路13から供給される交流電圧が印加されている。
ブリッジ回路13は、上アーム素子(ハイサイド)および下アーム素子(ローサイド)のそれぞれがスイッチング素子としてのMOSトランジスタによって構成された三相ブリッジ回路であり、これらのMOSトランジスタを適宜オン/オフすることにより、電源50から印加された直流電圧を交流電圧に変換する。なお、スイッチング素子は、MOSトランジスタ以外の素子、例えばIGBT等を用いて構成するようにしてもよい。
ブリッジ制御部14は、UVWの各相巻線に対応するブリッジ回路13の上アーム素子および下アーム素子としての2つのMOSトランジスタをオンオフすることにより、UVWの各相巻線に位相が120°異なる交流電圧を印加する制御を行う。ブリッジ回路13とブリッジ制御部14によって、直流電圧を交流電圧に変換し、固定子巻線12に電流を流して交番磁界を発生させる電力変換器としてのインバータが構成されている。このインバータによって生成される交流電圧は、PWM(パルス幅変調)駆動制御による正弦波波形の場合と、矩形波駆動による矩形波波形の場合の両方が考えられる。ブリッジ制御部14は、回転数や界磁電流などを考慮した上で、可能な限り高効率となるように、交番磁界を発生させる制御方式(PWM駆動制御/矩形波駆動制御)を適宜切り替える。なお、制御方式を切り替える場合には、発生するトルクの段差(大きな変動)を抑制するタイミングで行われる。例えば、ブリッジ回路13から固定子巻線12に印加される電圧の急激な変化が生じないタイミングで切り替えが行われる。
電圧センサ20は、電源50からブリッジ回路13に印加される電圧を検出する。電流センサ21は、電源50からブリッジ回路13に供給される電流を検出する。回転センサ22は、電動機1の回転数を検出する。例えば、ホール素子などを用いて回転センサを構成することができる。トルクセンサ23は、回転子の回転軸に発生するトルクを検出する。上述したブリッジ制御部14による制御(PWM駆動制御/矩形波駆動制御)は、電流センサ21、回転センサ22、トルクセンサ23のそれぞれの出力に基づいて行われる。
界磁制御部15は、機械出力を維持しながら効率を向上させる向きに、界磁巻線11に供給する界磁電流の値を調整する。この界磁制御部15が界磁電流調整手段に対応する。具体的には、界磁制御部15は、同一回転数において発生可能な最大トルクよりも要求トルクが低いときに、効率が向上するように(望ましくは効率が最大となるように)界磁電流の値の調整を行う。このために、界磁制御部15は、効率演算部30、界磁電流設定部32を備えている。
効率演算部30は、電動機1の効率を算出する。この効率算出は、電圧センサ20、電流センサ21、回転センサ22、トルクセンサ23のそれぞれの出力に基づいて行われる。例えば、電圧センサ20によって検出された電圧値をV、電流センサ21によって検出された電流値をI、回転センサ22によって検出された回転数をN、トルクセンサ23によって検出されたトルク値をTとすると、効率が以下の式で算出される。
100×(N×T)/(V×I)
界磁電流設定部32は、効率演算部30によって算出された効率が入力されており、効率が向上するように界磁電流の値を増加あるいは減少させる。例えば、界磁電流設定部32には、界磁巻線11と直列に接続されたスイッチング素子(MOS−FETやバイポーラトランジスタ等)と、界磁巻線11と並列に接続された環流ダイオードとが含まれており、スイッチング素子のオンデューティを可変することにより界磁電流を増減する制御が行われる。
本実施形態の電動機1はこのような構成を有しており、次に、効率を向上させるように界磁電流を調整する動作について説明する。図2に示す動作手順は、一定周期で繰り返し実施される。
まず、界磁電流設定部32は、現在の界磁電流で要求トルクを発生可能か否かを判定する(ステップ100)。図3に示すN−T曲線は、界磁電流If毎に、各回転数Nにおいて発生可能な最大トルクT0 を示すものであり、回転数Nと界磁電流Ifが決まれば、界磁電流設定部32は、このN−T曲線に基づいてその時点で発生可能な最大トルクT0 を知ることができ、要求トルクがこの最大トルクT0 以下であって発生可能かどうかを判定することができる。なお、要求トルクは、外部の制御装置(図示せず)から入力されるものとする。
要求トルクを発生することができる場合(要求トルクがその時点の最大トルクT0 よりも小さくて界磁電流を下げることが可能な場合)には、ステップ100の判定において肯定判断が行われる。次に、効率演算部30は、その時点における電圧センサ20、電流センサ21、回転センサ22、トルクセンサ23のそれぞれの出力を取得して効率を算出する(ステップ102)。
また、界磁電流設定部32は、界磁電流が減少傾向にあるか否かを判定する(ステップ104)。前回の界磁電流値が前々回の界磁電流値よりも減少していて減少傾向にある場合には肯定判断が行われ、次に、界磁電流設定部32は、効率が前回の値に比べて向上しているか否かを判定する(ステップ106)。効率が前回の値よりも向上している場合には肯定判断が行われる。肯定判断が行われる場合とは、界磁電流を減少させたときに効率が向上したということであり、界磁電流設定部32は、さらなる効率向上を実現すべく、界磁電流をさらに減少させる(ステップ108)。
反対に、効率が前回の値に対して向上していない場合にはステップ106の判定において否定判断が行われる。否定判断が行われる場合とは、界磁電流を減少させたときに効率が悪化したということであり、界磁電流設定部32は、界磁電流を減少させることにより悪化した効率を元に戻すべく、界磁電流を増加する(ステップ112)。
一方、前回の界磁電流値が前々回の界磁電流値よりも増加していて界磁電流が増加傾向にある場合にはステップ104の判定において否定判断が行われる。次に、界磁電流設定部32は、効率が前回の値に比べて向上しているか否かを判定する(ステップ110)。効率が前回の値よりも向上している場合には肯定判断が行われる。肯定判断が行われる場合とは、界磁電流を増加させたときに効率が向上したということであり、界磁電流設定部32は、さらなる効率向上を実現すべく、界磁電流をさらに増加させる(ステップ112)。
反対に、効率が前回の値に対して向上していない場合にはステップ110の判定において否定判断が行われる。否定判断が行われる場合とは、界磁電流を増加させたときに効率が悪化したということであり、界磁電流設定部32は、界磁電流を増加したことにより悪化した効率を元に戻すべく、界磁電流を減少させる(ステップ108)。
なお、現在の界磁電流で要求トルクを発生することができない場合(現在の界磁電流が少なすぎて要求トルクを発生させることができない場合)にはステップ100の判定において否定判断が行われ、ステップ112に移行して界磁電流設定部32による界磁電流の増加が行われる。
ステップ108あるいは112において界磁電流を変更(減少あるいは増加)した後、ブリッジ制御部14は、変更後の界磁電流に対応して制御方式を変更する必要があるか否かを判定する(ステップ114)。制御方式を変更する必要がある場合には肯定判断が行われ、ブリッジ制御部14は、回転数や要求トルク、変更後の界磁電流の値に合わせて、最大効率を得るために必要な制御方式をPWM駆動制御と矩形波駆動制御との間で切り替える(ステップ116)。その後、あるいは、制御方式の変更が不要の場合にはステップ114の判定において否定判断が行われた後、ブリッジ制御部14は、PWM駆動制御あるいは矩形波駆動制御において最大効率を得るために必要な制御定数に変更する(ステップ118)。なお、最大効率を得るために必要な制御方式や制御定数の内容は、回転数や界磁電流等の組み合わせに対応して予め決められており、ブリッジ制御部14は、電流センサ21、回転センサ22、トルクセンサ23のそれぞれの出力に基づいて、最大効率を得るために必要な制御方式(ステップ116)や制御定数(ステップ118)を設定し、ブリッジ回路13に含まれる各MOSトランジスタをオン/オフする。
このように、本実施形態の電動機1では、機械出力を維持した状態(要求トルクを確保した状態)で効率を向上させる向きに界磁電流の値を調整しているため、確実に効率を向上させることができる。特に、要求トルクが最大トルクよりも小さい場合には界磁電流を可変しても機械出力(要求トルク)を維持することができ、界磁電流を調整することによる効率向上が可能となる。この結果、本実施形態の電動機1では、回転数や要求トルクなどに合わせて常に最大効率の状態を維持することができる。
また、界磁電流の値が変更されたときに、ブリッジ制御部14によってブリッジ回路13を制御する制御方式や制御定数を変更しており、界磁電流の変更に合わせて機械出力を維持しながら、効率向上を達成可能な電動機1の運転状態を実現することができる。
ところで、上述した実施形態では、毎回効率を算出し(図2のステップ102)、この算出した効率が前回の値よりも向上したか否かを判定(ステップ106、110)して界磁電流を増減(ステップ108、112)、毎回効率を算出して界磁電流を増減するのではなく、回転数や発生トルク等に対応して最大効率を実現可能な界磁電流の値を予め求めてテーブル(あるいはマップ)として格納しておいて、このテーブルを参照して界磁電流の値を設定するようにしてもよい。
図4に示す第2の実施形態の界磁制御部15Aは、界磁電流設定部32Aと界磁電流テーブル34を含んで構成されている。なお、界磁制御部15A以外の構成については、図1に示した第1の実施形態の構成と同じであり、詳細な説明は省略する。
界磁電流テーブル34は、回転数、トルク、ブリッジ回路13に供給される電流値の組み合わせに対して最大効率を実現する界磁電流の値を格納したものである。界磁電流設定部32Aは、電流センサ21、回転センサ22、トルクセンサ23のそれぞれの出力が入力されており、これらの各出力に基づいて界磁電流テーブル34を参照してこれらの各出力に対応して最大効率を実現する界磁電流の値を決定し、この値となるように界磁電流を設定する。なお、界磁電流設定部32Aには、図1に示した界磁電流設定部32と同様に、界磁巻線11と直列に接続されたスイッチング素子と、界磁巻線11と並列に接続された環流ダイオードとが含まれており、スイッチング素子のオンデューティを可変することにより界磁電流が所定値に設定される。
図5に示した第2の実施形態の動作手順は、図2に示した動作手順に対してステップ102〜110の動作をステップ200、202の動作に置き換えたものである。以下、これらの置き換えられた各ステップの動作を中心に説明を行う。
まず、界磁電流設定部32Aは、現在の界磁電流で要求トルクを発生可能か否かを判定する(ステップ100)。要求トルクを発生することができる場合には肯定判断が行われる。次に、界磁電流設定部32Aは、電流センサ21、回転センサ22、トルクセンサ23のそれぞれの出力に基づいて界磁電流テーブル34を参照することにより、最大効率を実現する界磁電流の値を決定し(ステップ200)、この値となるように界磁電流を設定する(ステップ202)。このように、界磁電流テーブル34を用いて最大効率に対応する界磁電流を設定することにより、状況に合わせて迅速に最大効率を実現することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した第1の実施形態では、現在の界磁電流で要求トルクを発生することができない場合には界磁電流を徐々に増加させていたが(ステップ112)、要求トルクを増加させる場合などトルクの速やかな応答が必要な場合が考えられる。このような場合には、例えば、外部の制御装置から応答優先信号を送信し、界磁電流設定部32、32Aは、この応答優先信号を受信している間、界磁電流を最大値に設定する。その後、応答優先信号の送信が停止された場合には、図2あるいは図5に示した動作手順にしたがって界磁電流の値が変更される。
また、上述した実施形態では、界磁電流設定部32、32Aは、界磁電流の値を変更する際に、トルクセンサ23によって検出されたトルク値を用いたが、このトルク値の代わりに、要求トルクの値を用いたり、その時点の界磁電流等を用いて算出された推定トルク値を用いるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、電動機1による効率が最大となるように界磁電流の値を変更する場合について説明したが、効率が最大値に近づくように界磁電流を変更できればよい。
上述したように、本発明によれば、機械出力を維持した状態で効率を向上させる向きに界磁電流の値を調整しているため、確実に効率を向上させることができる。
1 電動機
11 界磁巻線
12 固定子巻線
13 ブリッジ回路
14 ブリッジ制御部
15、15A 界磁制御部
50 電源

Claims (7)

  1. 機械出力を取り出す回転軸を有する回転子に界磁を発生させる界磁巻線(11)と、
    前記回転子の周囲に配置された固定子に装備された固定子巻線(12)と、
    直流電圧を交流電圧に変換し、前記固定子巻線に電流を流して交番磁界を発生させる電力変換器(13、14)と、
    前記機械出力を維持しながら効率を向上させる向きに、前記界磁巻線に供給する界磁電流の値を調整する界磁電流調整手段(15、15A)と、
    を備えることを特徴とする電動機。
  2. 請求項1において、
    前記界磁電流調整手段は、同一回転数において発生可能な最大トルクよりも要求トルクが低いときに界磁電流の値の調整を行うことを特徴とする電動機。
  3. 請求項2において、
    前記界磁電流調整手段は、同一回転数において効率が最大となるように界磁電流の値を調整することを特徴とする電動機。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記電力変換器は、前記界磁電流調整手段によって界磁電流の値が変更されたときに、変更後の界磁電流に合わせて、交番磁界を発生させる制御定数を変更することを特徴とする電動機。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記電力変換器は、前記界磁電流調整手段によって界磁電流が変更されたときに、変更後の界磁電流に合わせて、交番磁界を発生させる制御方式を切り替えることを特徴とする電動機。
  6. 請求項5において、
    前記制御方式の切り替えは、発生するトルクの変動を抑制するタイミングで行われることを特徴とする電動機。
  7. 請求項5または6において、
    前記制御方式の切り替えは、パルス幅変調駆動制御と矩形波駆動制御との間の変更であることを特徴とする電動機。
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