JP2019187067A - 回転電機の制御装置 - Google Patents

回転電機の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019187067A
JP2019187067A JP2018074960A JP2018074960A JP2019187067A JP 2019187067 A JP2019187067 A JP 2019187067A JP 2018074960 A JP2018074960 A JP 2018074960A JP 2018074960 A JP2018074960 A JP 2018074960A JP 2019187067 A JP2019187067 A JP 2019187067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
frequency
voltage
rotating electrical
electrical machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018074960A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7031460B2 (ja
Inventor
中山 英明
Hideaki Nakayama
英明 中山
哲生 森田
Tetsuo Morita
哲生 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2018074960A priority Critical patent/JP7031460B2/ja
Publication of JP2019187067A publication Critical patent/JP2019187067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7031460B2 publication Critical patent/JP7031460B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】回転電機を駆動する場合に発生しうる電磁騒音を抑制する制御装置を提供すること。【解決手段】回転電機(40)の制御装置(10)は、回転電機に対する指令電圧及び搬送波に基づいてPWMパルスを生成し、インバータ(30)に対して当該PWMパルスを出力するPWM制御によって、電機子巻線(45)の電機子電流を制御する電機子制御部(11)と、界磁巻線(42)への入力電圧のオンオフ時間比率を変更するデューティ制御によって、界磁巻線に流れる界磁電流を制御する界磁制御部(12)と、搬送波のキャリア周波数及びデューティ制御におけるスイッチング周波数のうち少なくともいずれか一方の周波数を拡散させる周波数拡散部(13)と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、回転電機の制御装置に関するものである。
従来、PWMインバータの駆動を制御することにより、回転電機の電磁騒音の低減を図った制御装置が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1の制御装置では、キャリア周波数をランダムに変化させることにより、PWMパルスのオンオフパターンを変化させ、スイッチング周波数の成分を拡散させて、高調波成分を抑制し、回転電機の電磁騒音を低減している。
特開2017−85847号公報
ところで、車両で利用される回転電機として、界磁巻線型の同期式モータが採用される場合がある。そして、界磁巻線型の同期式モータでは、回転速度等を制御する際、界磁巻線への入力電圧をデューティ制御する場合がある。
しかしながら、界磁巻線への入力電圧をデューティ制御する場合、所定のスイッチング周波数で入力電圧をオンオフすることとなる。このため、スイッチング周波数によっては、高調波成分が大きくなり、電磁騒音が発生する可能性もある。また、PWMパルスが入力される電機子巻線と界磁巻線とが、磁気共振する可能性があり、磁気共振により高調波成分が大きくなり、電磁騒音が大きくなる可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、回転電機を駆動する場合に発生しうる電磁騒音を抑制する制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、第1の手段は、界磁巻線及び電機子巻線を有する回転電機と、前記回転電機を駆動させるインバータと、を備える制御システムに適用される回転電機の制御装置において、前記回転電機に対する指令電圧及び搬送波に基づいてPWMパルスを生成し、前記インバータに対して当該PWMパルスを出力するPWM制御によって、前記電機子巻線の電機子電流を制御する電機子制御部と、前記界磁巻線への入力電圧のオンオフ時間比率を変更するデューティ制御によって、前記界磁巻線に流れる界磁電流を制御する界磁制御部と、前記搬送波のキャリア周波数及び前記デューティ制御におけるスイッチング周波数のうち少なくともいずれか一方の周波数を拡散させる周波数拡散部と、を備える。
これにより、電機子巻線と界磁巻線とが、磁気共振することを抑制し、電磁騒音を抑制することができる。
制御システムを示す図。 PWMパルスのパターンを示す図。 PWMパルスのパターンを示す図。 PWMパルスのパターンを示す図。 PWMパルスのパターンを示す図。 スイッチのオンオフパターンを示す図。 スイッチのオンオフパターンを示す図。 拡散処理を示すフローチャート。 第2実施形態のPWMパルスのパターンを示す図。 第2実施形態のPWMパルスのパターンを示す図。 第2実施形態の制御システムを示す図。 第3実施形態の拡散処理を示すフローチャート。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。本実施形態にかかる制御システム100について説明する。回転電機の制御装置は、この制御システム100に適用される。図1に示すように、制御システム100は、制御装置10、界磁制御回路20、及びインバータ30を備え、モータ40の駆動を制御する。
モータ40は、交流駆動される回転電機であり、本実施形態では、巻線界磁型の同期機が用いられている。モータ40は、制御システム100を介して、直流電源としての電力供給を行うバッテリ50と接続されている。バッテリ50は、例えば、定格電圧が12Vの鉛蓄電池である。また、本実施形態では、モータ40として、電動機の機能が付加された発電機であるISG(Integrated Starter Generator)が用いられている。
モータ40は、回転子としてのロータ41を備えている。ロータ41は、界磁巻線42を備えている。ロータ41の回転軸は、図示しないプーリ等を介してエンジン60のクランク軸と動力伝達が可能とされている。モータ40が発電機として駆動される場合、クランク軸から供給される回転動力によってロータ41が回転し、モータ40が発電する。モータ40の発電電力により、バッテリ50が充電される。一方、モータ40が電動機として駆動される場合、ロータ41の回転に伴ってクランク軸が回転し、クランク軸に回転力が付与される。これにより、例えば車両の走行をアシストすることができる。なお、クランク軸には、変速装置等を介して車両の駆動輪が接続されている。また、モータ40は、電機子としてのステータ44を備えている。ステータ44は、電機子巻線45を備えている。電機子巻線45は、電気角で互いに120°ずれた状態で配置されたU,V,W相巻線45U,45V,45Wを含む。
インバータ30は、スイッチSw31,Sw32の直列体、スイッチSw33,Sw34の直列体、及びスイッチSw35,Sw36の直列体を備えた三相のインバータである。インバータ30の入力端子は、バッテリ50の出力端子に接続されており、インバータ30の各直列体の接続点は、それぞれモータ40のU,V,W相巻線45U,45V,45Wに接続されている。また、各スイッチSw31〜Sw36には、それぞれ並列にボディダイオードD31〜D36が接続されている。本実施形態において、スイッチSw31〜Sw36は、IGBTを採用しているが、MOSFET等の他のスイッチング素子を採用してもよい。
インバータ30は、スイッチSw31〜Sw36が、それぞれPWMパルスにより制御され、入力されたシステム電圧に基づき、三相の交流電流をモータ40のU,V,W相巻線45U,45V,45Wに流し、モータ40を駆動する。詳しくは、制御装置10から送信された操作信号g31〜g36により、スイッチSw31〜Sw36の駆動が制御されることにより、モータ40のU,V,W相巻線45U,45V,45Wに、モータ40に対する指令電圧を印加する。PWMパルスは、制御装置10により、モータ40に対する指令電圧に応じて生成されるパルスであり、スイッチSw31〜36のオンオフを表すパルスである。操作信号g31〜g36は、制御装置10により、Sw31〜Sw36のオンオフパターンが、PWMパルスのパターンとなるように生成されるゲート駆動信号である。
界磁制御回路20は、スイッチ21から構成される回路であり、一端がバッテリ50の出力端子(正極側)に接続され、他端が界磁巻線42の一端に接続されている。なお、界磁巻線42の他端は、バッテリ50の出力端子(負極側)に接続されている。これにより、スイッチ21をオンオフすることにより、界磁巻線42に界磁電流が流れることとなる。スイッチ21は、例えば、MOSFET等の他のスイッチング素子を採用している。このスイッチ21は、制御装置10から送信された操作信号g21により、オンオフ駆動が制御される。
制御装置10は、CPU、ROM、RAM及びI/O等を備えたマイクロコンピュータを主体として構成されており、CPUがROMに記憶されているプログラムを実行することにより、各種機能を実現する。例えば、制御装置10は、電機子制御部11としての機能と、界磁制御部12としての機能と、を備える。なお、各種機能は、ハードウェアである電子回路によって実現されてもよく、あるいは、少なくとも一部をソフトウェア、すなわちコンピュータ上で実行される処理によって実現されてもよい。
電機子制御部11は、図2〜図5に示すように、指令電圧(本実施形態では、正弦波の電圧波形)と搬送波(キャリア)との比較に基づいて、インバータ30を制御するPWMパルスを生成する。詳しくは、指令電圧と搬送波との比較に基づいて、インバータ30を制御するPWMパルスを生成する。そして、電機子制御部11は、生成したPWMパルスに基づいて、操作信号g31〜g36を生成し、生成した操作信号g31〜g36を、それぞれスイッチSw31〜Sw36のゲート端子へ送信する。なお、モータ40に対する指令電圧は、上位の制御装置(例えば、エンジンECU)から送信されたモータ40の制御量に対する指令値に基づいて算出される。モータ40の制御量は、例えばトルクや回転速度である。
界磁制御部12は、図6、図7に示すように、界磁巻線42への入力電圧(電源電圧)のオンオフ時間比率を変更するデューティ制御を実行し、界磁巻線42に流れる界磁電流を制御する。詳しくは、界磁制御部12は、オンオフ時間比率、すなわち、デューティ比に基づき、界磁巻線42に電源電圧を印加するタイミング及び印加を停止するタイミングを特定し、当該タイミングに基づき、スイッチ21のオンオフを制御する操作信号g21を送信する。
本実施形態において電源電圧(バッテリ電圧)を印加する時間(オン時間)を一定としており、電源電圧を印加しない時間(オフ時間)を調整することにより、デューティ制御における入力電圧のオンオフ時間比率を調整している。つまり、オフ時間を短くすることにより、デューティ比を大きくする一方、オフ時間を長くすることにより、デューティ比を小さくする。なお、オンオフ時間比率、すなわち、デューティ比は、上位の制御装置から送信されたモータ40の制御量に対する指令値に基づいて算出される。
ところで、デューティ制御により、界磁巻線42への励磁電流を制御する場合、モータ制御量が一定の場合には、所定のスイッチング周波数で(つまり、所定周期で)界磁巻線42への入力電圧をオンオフすることとなる。このため、スイッチング周波数によっては、高調波成分(高周波成分)が大きくなり、電磁騒音が発生する可能性がある。また、PWM制御により、電機子巻線45への電機子電流を制御する場合も同様に、所定のキャリア周波数でPWMパルスを生成すると、高調波成分(高周波成分)が大きくなり、電磁騒音が発生する可能性がある。さらには、スイッチング周波数とキャリア周波数によっては、モータ40の固有共振点において(又は電機子巻線45と界磁巻線42との相互インダクタンスによって)、磁気共振する可能性がある。磁気共振すると、高周波成分が大きくなり、電磁騒音が大きくなる可能性がある。
そこで、本実施形態の制御装置10は、搬送波のキャリア周波数及びデューティ制御におけるスイッチング周波数のうち少なくともいずれか一方の周波数を拡散させる周波数拡散部13としての機能を備えることとした。以下、周波数拡散部13としての制御装置10が実行する拡散処理について図8に基づき説明する。拡散処理は、モータ40の駆動中、つまり、モータ40に電流を流す場合、所定周期ごとに実行される。
制御装置10は、電機子制御部11により実行されるPWM制御が、正弦波PWM制御であるか否かを判定する(ステップS101)。正弦波PWM制御は、変調率が第1変調率範囲内である場合に実行されるPWM制御のことである。変調率とは、モータ40に対する指令電圧(波形である場合には、振幅)を、インバータ30に入力されるシステム電圧(又は搬送波の振幅)で除算した値が変調率となる。第1変調率範囲とは、例えば、変調率が75%〜100%の範囲内のことである。
ステップS101の判定結果が肯定の場合、制御装置10は、PWMパルスを生成する場合に利用する搬送波の周波数(以下、キャリア周波数)を拡散させる(ステップS102)。具体的には、キャリア周波数の基本周波数を基準として、一定の拡散範囲内で不規則、かつ不連続で、基本周波数を拡散(変動)させる。拡散範囲は、例えば、基本周波数を数パーセント程度増減させる範囲である。また、拡散(変動)させる場合、拡散後のキャリア周波数の平均値は、拡散前におけるキャリア周波数の基本周波数とほぼ一致することが望ましい。そして、拡散処理を終了する。
このように、キャリア周波数を拡散させることにより、図2、図3に示すように、PWMパルスのオンオフパターンを変化させることができ、高調波成分(高周波成分)が抑制される。なお、図2に、拡散前のPWMパルスのオンオフパターンを示し、図3に、拡散後のPWMパルスのオンオフパターンを示す。図2、図3では、キャリア周波数以外の条件は同じである。
一方、ステップS101の判定結果が否定の場合、制御装置10は、電機子制御部11により実行されるPWM制御が、過変調PWM制御であるか否かを判定する(ステップS103)。過変調PWM制御は、変調率が第2変調率範囲内である場合に実行されるPWM制御のことである。第2変調率範囲は、第1変調率範囲よりも変調率が高い範囲とされており、例えば、101%〜125%の範囲である。ステップS103の判定結果が否定の場合、拡散処理を終了する。
一方、ステップS103の判定結果が肯定の場合、制御装置10は、前述同様にキャリア周波数を拡散させるとともに、ディーティ制御におけるスイッチング周波数を拡散させる(ステップS104)。本実施形態では、スイッチ21のオフ時間を所定の時間範囲内で変動させることにより、ディーティ制御におけるスイッチング周波数を拡散させる。具体的には、拡散前のオフ時間を基準として、一定の時間範囲内で不規則、かつ不連続で、オフ時間を変動させる。時間範囲は、例えば、オフ時間を数パーセント程度増減させる範囲である。また、拡散(変動)させる場合、拡散後のオフ時間の平均値は、拡散前におけるオフ時間とほぼ一致することが望ましい。つまり、拡散後の周波数の平均値は、拡散前におけるスイッチング周波数とほぼ一致することが望ましい。そして、拡散処理を終了する。
これにより、図6、図7に示すように、スイッチ21のオンオフパターンを変化させることができ、高調波成分(高周波成分)が抑制される。なお、図6に、拡散前のスイッチ21のオンオフパターンを示し、図7に、拡散後のスイッチ21のオンオフパターンを示す。図6、図7では、オフ時間以外の条件は同じである。図6に示すように、拡散前のオンオフパターンでは、オン時間及びオフ時間がそれぞれ一定である。一方、図7に示すように、拡散前のオンオフパターンでは、オン時間は一定であるが、オフ時間は、変動している(一定でない)。
ところで、過変調PWM制御が実行されるような場合、すなわち、変調率が100パーセントを越える高変調率の時には、図4、図5に示すように、指令電圧の振幅が搬送波の振幅を越える。このため、PWMパルスがオンオフになる回数が減少する。その結果、キャリア周波数をランダムに変化させても、PWMパルスのオンオフパターンが変化しにくくなる。なお、図4に、拡散前のPWMパルスのオンオフパターンを示し、図5に、拡散後のPWMパルスのオンオフパターンを示す。図4、図5では、キャリア周波数以外の条件は同じである。しかしながら、本実施形態では、高変調率の時には、ディーティ制御におけるスイッチング周波数も拡散させているため、PWMパルスのオンオフパターンの変化が抑制された場合であっても、磁気共振を抑制し、電磁騒音が抑制される。
以上詳述した上記実施形態によれば、次の優れた効果が得られる。
搬送波のキャリア周波数及びデューティ制御におけるスイッチ21のスイッチング周波数のうち少なくともいずれか一方の周波数を拡散させる周波数拡散部13を備えた。これにより、電機子巻線45と界磁巻線42とが、磁気共振することを抑制し、電磁騒音を抑制することができる。
指令電圧の振幅がインバータ30へ入力されるシステム電圧に対して大きい高変調率時には、指令電圧が搬送波の振幅を超えるため、PWMパルスがオンオフになる回数が減少する。その結果、搬送波のキャリア周波数をランダムに変化させても、PWMパルスのオンオフパターンの変化が少なくなる。そこで、過変調PWM制御が実行される場合に、少なくとも界磁巻線42のデューティ制御におけるスイッチング周波数を拡散させることとした。これにより、キャリア周波数によって、PWMパルスのオンオフパターンを十分に変化させることが難しい場合であっても、スイッチング周波数を拡散させることにより、電磁騒音を抑制することができる。また、インバータ30へ入力されるシステム電圧を高くする必要がなくなるため、インバータ30の耐圧の面からも好ましい。
また、過変調PWM制御が実行される場合には、キャリア周波数及びスイッチング周波数を共に拡散させた。これにより、いずれか一方の周波数を拡散させる場合と比較して、電磁騒音を低減することが可能となる。
キャリア周波数及びスイッチング周波数を共に拡散させると、モータ40の電力効率が低下する場合がある。その一方、正弦波PWM制御が実行される場合には、過変調PWM制御が行われる場合と比較して、モータ40への出力電圧における高調波成分が少なく、電磁騒音が小さい。そこで、正弦波PWM制御が実行される場合には、キャリア周波数だけを拡散させた。これにより、電磁騒音を抑制しつつ、モータ40の電力効率の低下を抑制できる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について図に基づいて説明する。第2実施形態では、第1実施形態の構成に加えて、以下の構成を加えている。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。また、第1実施形態において既に説明した構成については、第2実施形態において説明を省略する。
図4、図5に示すように、変調率が100パーセントを越える高変調率の時には、キャリア周波数をランダムに変化させても、PWMパルスのオンオフパターンを変化させにくい。そこで、第2実施形態では、高変調率の時には、キャリア周波数を拡散させることをやめて、変調率を変動させることにより、PWMパルスのオンオフパターンを変化させることとした。これについて詳しく説明する。
図9は、指令電圧の振幅を大きくする場合(つまり、変調率を大きくする場合)におけるPWMパルスを示す。指令電圧の振幅を大きくすると、変動後の指令電圧の同じ位相においてオンオフパルスが抜け、PWMパルスのオンオフパターンが変化している。すなわち、異なるパルスパターンが生成されている。
図10は、指令電圧の振幅を小さくする場合(つまり、変調率を小さくする場合)におけるPWMパルスを示す。指令電圧の振幅を小さくすると、変動後の指令電圧の同じ位相においてオンオフパルスが増加し、PWMパルスのオンオフパターンが変化している。すなわち、異なるパルスパターンが生成されている。
ところで、指令電圧の振幅だけを変動させると、電機子巻線45に印加される電圧の振幅も変動してしまい、モータ40の制御量を一定とすることができない。そこで、第2実施形態では、モータ40の制御量を一定とするため、システム電圧の変動に伴って、指令電圧の振幅を変動させている。すなわち、指令電圧の振幅を大きくする場合、指令電圧の振幅変動に応じて、インバータ30に入力されるシステム電圧を低下させて、インバータ30からの出力を一定としている。また、指令電圧の振幅を小さく場合、指令電圧の振幅変動に応じて、システム電圧を増加させて、インバータ30からの出力を一定としている。
次に、システム電圧を変動させるために、第1実施形態の構成に加えて、必要な構成について説明する。図11に示すように、第2実施形態の制御システム100は、第1実施形態の構成に加えて、コンバータ70を備える。コンバータ70は、入力端子間に接続された入力コンデンサCi、入力コンデンサCiに直列に接続されたリアクトルLt、スイッチSw71,Sw72の直列体、及び出力端子間に接続された出力コンデンサCоを備える。スイッチSw71,Sw72の直列体は、出力コンデンサCоに並列に接続されており、スイッチSw71とスイッチSw72との接続点にはリアクトルLtが接続されている。スイッチSw71,Sw72には、それぞれ並列にボディダイオードD71,D72が接続されている。本実施形態において、スイッチSw71,Sw72は、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)を採用しているが、MOSFET等の他のスイッチング素子を採用してもよい。
コンバータ70は、入力端子に接続された直流電源であるバッテリ50の直流電圧、すなわち電源電圧を、要求電圧値に基づいて昇圧する昇圧コンバータである。コンバータ70は、昇圧した電圧をインバータ30へ出力する。よって、コンバータ70からインバータ30に入力される電圧が、システム電圧となる。詳しくは、制御装置10から送信された操作信号g71,g72により、スイッチSw71,Sw72の駆動が制御されることにより、コンバータ70は、電源電圧を要求電圧値となるように昇圧する。操作信号g71,g72は、制御装置10により、要求電圧値に応じて生成される信号であって、スイッチSw71,Sw72のオンオフを制御するゲート駆動信号である。
そして、第2実施形態の制御装置10は、第1実施形態の構成に加えて、コンバータ制御部14を備える。コンバータ制御部14は、コンバータ70に対する要求電圧値を生成する。そして、要求電圧値に基づき、操作信号g71,g72を生成し、生成した操作信号g71,g72をスイッチSw71,Sw72のゲート端子へ送信する。これにより、コンバータ制御部14は、電源電圧をコンバータ70に昇圧させ、昇圧後の電圧をインバータ30にシステム電圧として出力させる。
そして、制御装置10は、拡散処理のステップS104において、変調率を所定の変動範囲で変動させるように、指令電圧及びシステム電圧を制御する。所定の変動範囲とは、変調率が100パーセントを越える範囲であり、具体的には、過変調PWM制御が行われる第2変調率範囲(例えば、101%〜125%の範囲)である。その変動範囲内で、変調率を数パーセント程度増減させる。以上により、制御装置10は、変動部15としての機能を備える。
変調率を変動させる方法についてより詳しく説明する。制御装置10は、変調率を変動させる場合、指令値に基づき算出された指令電圧の振幅を変動させる。指令値に基づき算出された指令電圧の振幅を、初期振幅と示す。制御装置10は、初期振幅を基準として、所定の振幅範囲内で不規則、かつ不連続で、振幅を変動させる。振幅範囲は、例えば、初期振幅を数パーセント程度増減させる範囲である。また、変動させる場合、変動後の振幅の平均値は、初期振幅とほぼ一致することが望ましい。なお、指令電圧の振幅を変動させる周期は、周波数を拡散(変動)させる周期と異ならせてもよい。また、第2実施形態の拡散処理のステップS104では、周波数拡散部13としての制御装置10は、キャリア周波数を一定としてもよい。
そして、コンバータ制御部14としての制御装置10は、拡散処理のステップS104において、指令電圧の振幅変動に応じて、モータ40の制御量が一定となるように、システム電圧を変動させる。すなわち、制御装置10は、変動部15により指令電圧の振幅が小さくなった場合、モータ40の制御量が一定となるように、システム電圧を上昇させる要求電圧値を生成する。一方、制御装置10は、変動部15により指令電圧の振幅が大きくなった場合、モータ40の制御量が一定となるように、システム電圧を低下させる要求電圧値を生成する。なお、コンバータ70は、昇圧コンバータであるため、システム電圧を電源電圧よりも低下させることはできないが、システム電圧の初期値を電流電圧よりも予め高く設定しておけば、システム電圧を低下させることは可能である。
以上説明した第2実施形態によれば、以下の効果を奏する。
高変調率時(過変調PWM制御時)には、指令電圧が搬送波の振幅よりも大きくなるため、PWMパルスのオンオフパターンを変化させにくい。そこで、高変調率時(過変調PWM制御時)では、指令電圧の振幅を変動させ、変調率を変動させた。これにより、PWMパルスのオンオフパターンを適切に変化させ、電磁騒音を抑制できる。
指令電圧の振幅変動に応じて、モータ40の制御量を一定とするように、コンバータ70に対する要求電圧値、すなわち、システム電圧を変動させた。これにより、指令電圧の振幅を変動させても、出力波形を一定とし、指令値に応じたモータ40の制御量とすることができる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態について図に基づいて説明する。第3実施形態では、第1実施形態又は第2実施形態の構成に加えて、以下の構成を加えている。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。また、各実施形態において既に説明した構成については、第3実施形態において説明を省略する。
図12に示すように、周波数拡散部13としての制御装置10は、第3実施形態の拡散処理において、まず、界磁巻線42に流れる界磁電流の電流量が第1閾値以上であり、かつ、電機子巻線45に流れる電機子電流の電流量が第2閾値以上であるか否かについて判定する(ステップS301)。一方、ステップS301の判定結果が肯定の場合、周波数拡散部13は、キャリア周波数及びスイッチング周波数を拡散させる(ステップS302)。
ステップS301の判定結果が否定の場合、周波数拡散部13としての制御装置10は、モータ40への要求に基づき、拡散前のキャリア周波数及び拡散前のスイッチング周波数のうち少なくともいずれか一方が切り替えられるか否かを判定する(ステップS303)。モータ40への要求とは、モータ40の制御量に対する指令値のことである。すなわち、モータ40への要求に基づき、モータ40のトルクや回転速度などの制御量が変更される場合、要求された出力を実現するため、もしくは電力効率を向上させるため等の理由により、キャリア周波数やスイッチング周波数が切り替えられる場合がある。ステップS303では、モータ40への要求に基づき、当該切り替えを判定する。
ステップS303の判定結果が肯定の場合、制御装置10は、キャリア周波数及びスイッチング周波数を拡散させる(ステップS302)。なお、ステップS303の判定結果が肯定となって、キャリア周波数及びスイッチング周波数を拡散させる場合、切り替え開始時から予め決められた時間が経過するまで周波数を拡散させる。また、切り替えられるタイミングが事前に判定可能であるならば、切り替えられる前から周波数を拡散させることが望ましい。
一方、ステップS303の判定結果が否定の場合、制御装置10は、過変調PWM制御と正弦波PWM制御との間で切り替えが行われるか否かを判定する(ステップS304)。すなわち、変調率が100パーセント以下から100パーセントよりも大きくなったか否か、あるいは、100パーセントよりも大きいときから100以下となったか否かを判定する。ステップS304の判定結果が肯定の場合、制御装置10は、キャリア周波数及びスイッチング周波数を拡散させる(ステップS302)。なお、ステップS304の判定結果が肯定となって、キャリア周波数及びスイッチング周波数を拡散させる場合、切り替え開始時から予め決められた時間が経過するまで周波数を拡散させる。また、切り替えられるタイミングが事前に判定可能であるならば、切り替えられる前から周波数を拡散させることが望ましい。
そして、ステップS304の判定結果が否定の場合、制御装置10は、ステップS101以降の処理を実施する。なお、第3実施形態において、ステップS301,S303,S304の処理順序は、任意に変更してもよい。また、ステップS301,S303,S304のうち、いずれか1又は2つの処理を実施し、それ以外の処理は実施しなくてもよい。また、ステップS301,S303,S304の処理は、正弦波PWM制御が実施されている場合に限り、実施されてもよい。
以上説明した第3実施形態によれば、以下の効果を奏する。
界磁電流の電流量と、電機子電流の電流量と、がそれぞれ大きい場合、小さい場合と比較して、電磁騒音が大きくなる可能性がある。周波数拡散部13としての制御装置10は、界磁電流の電流量が第1閾値以上である場合であって、電機子電流の電流量が第2閾値以上である場合、すなわち、ステップS301の判定結果が肯定の場合、キャリア周波数及びスイッチング周波数を拡散させて、電磁騒音をより抑制することとした。
モータ40への要求に基づき、キャリア周波数及びスイッチング周波数のうち少なくともいずれか一方が切り替える場合(すなわち、拡散前の周波数そのものを変更する場合)、切り替え時に音色が変化し、ユーザに不快感を与える可能性がある。また、切り替え時に電磁騒音が大きくなる可能性がある。そこで、ステップS303の判定結果が肯定の場合、すなわち、周波数が切り替えられる場合、周波数拡散部13としての制御装置10は、キャリア周波数及びスイッチング周波数を共に拡散させることとし、電磁騒音をより抑制することとした。
過変調PWM制御と正弦波PWM制御との間で切り替えを行う場合、切り替え時に応答の乱れが発生し、電磁騒音が大きくなる可能性がある。そこで、ステップS304の判定結果が肯定の場合、すなわち、PWM制御が切り替えられる場合、周波数拡散部13としての制御装置10は、キャリア周波数及びスイッチング周波数を共に拡散させることとし、電磁騒音をより抑制することとした。
(他の実施形態)
上記実施形態に限定されず、例えば以下のように実施してもよい。なお、以下では、各実施形態で互いに同一又は均等である部分には同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。
・上記実施形態において、変調率に関わらず、キャリア周波数及びスイッチング周波数のうち少なくともいずれか一方が拡散されればよい。つまり、正弦波PWM制御が実行されている場合、キャリア周波数及びスイッチング周波数のうち少なくともいずれか一方が拡散されればよい。同様に、過変調PWM制御が実行されている場合、キャリア周波数及びスイッチング周波数のうち少なくともいずれか一方が拡散されればよい。
・上記第2実施形態において、コンバータ70を備えなくてもよい。この場合、指令電圧値の振幅のみを変動させて、変調率を変動させればよい。
・上記実施形態において、過変調PWM制御が行われる場合(すなわち、変調率が第2変調率範囲である場合)、変調率を所定の変動範囲内で変動させたが、正弦波PWM制御中に、変調率を変動させてもよい。この場合、第1変調率範囲内で変調率を変動させることが望ましい。
・上記第2実施形態において、変調率を変動させる場合、指令電圧の振幅を変動させることなく、変調率を所定の範囲内で変動させるように、システム電圧を変動させるだけでもよい。具体的には、要求電圧値を変動させるようにしてもよい。また、搬送波の振幅を変動させるようにしてもよい。
・上記第2実施形態のコンバータ70として、昇圧コンバータを採用したが、電源電圧を降圧するコンバータや、昇圧及び降圧を行うことができるコンバータを採用してもよい。
・上記第3実施形態において、界磁巻線42に流れる界磁電流の電流量が第1閾値未満である場合、又は電機子巻線45に流れる電機子電流の電流量が第2閾値未満である場合、周波数の拡散を行わなくてもよい。
10…制御装置、11…電機子制御部、12…界磁制御部、13…周波数拡散部、30…インバータ、40…モータ、42…界磁巻線、45…電機子巻線、100…制御システム。

Claims (9)

  1. 界磁巻線(42)及び電機子巻線(45)を有する回転電機(40)と、前記回転電機を駆動させるインバータ(30)と、を備える制御システム(100)に適用される回転電機の制御装置(10)において、
    前記回転電機に対する指令電圧及び搬送波に基づいてPWMパルスを生成し、前記インバータに対して当該PWMパルスを出力するPWM制御によって、前記電機子巻線の電機子電流を制御する電機子制御部(11)と、
    前記界磁巻線への入力電圧のオンオフ時間比率を変更するデューティ制御によって、前記界磁巻線に流れる界磁電流を制御する界磁制御部(12)と、
    前記搬送波のキャリア周波数及び前記デューティ制御におけるスイッチング周波数のうち少なくともいずれか一方の周波数を拡散させる周波数拡散部(13)と、を備える回転電機の制御装置。
  2. 前記電機子制御部は、前記回転電機に対する指令電圧が、前記インバータへ入力されるシステム電圧に対して大きい変調率範囲でPWMパルスを生成する過変調PWM制御を実行可能に構成されており、
    前記周波数拡散部は、前記過変調PWM制御が実行される場合に、前記キャリア周波数及び前記スイッチング周波数のうち少なくともいずれか一方の周波数を拡散させる請求項1に記載の回転電機の制御装置。
  3. 前記周波数拡散部は、前記過変調PWM制御が実行される場合に、少なくとも前記スイッチング周波数を拡散させる請求項2に記載の回転電機の制御装置。
  4. 前記過変調PWM制御が実行される場合、前記指令電圧が前記システム電圧で除算されることにより得られる変調率を、所定の変動範囲内で変動させる変動部(15)を備える請求項2又は3に記載の回転電機の制御装置。
  5. 前記制御システムは、要求電圧値に基づいて前記インバータへの電力供給を行う電源の電圧を昇圧又は降圧して、前記インバータへ入力されるシステム電圧を生成し、当該システム電圧を前記インバータへ出力するコンバータ(70)を備え、
    前記要求電圧値を出力して、前記コンバータを制御するコンバータ制御部(14)を備え、
    前記変動部は、前記回転電機に対する指令電圧及び前記要求電圧値のうち少なくともいずれか一方を変動させることにより、前記変調率を変動させる請求項4に記載の回転電機の制御装置。
  6. 前記周波数拡散部は、前記界磁電流の電流量が第1閾値以上である場合であって、前記電機子電流の電流量が第2閾値以上である場合、前記キャリア周波数及び前記スイッチング周波数を拡散させる請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の回転電機の制御装置。
  7. 前記電機子制御部は、前記電機子巻線に対する指令電圧が、前記インバータへ入力されるシステム電圧以下である変調率範囲でPWMパルスを生成する正弦波PWM制御を実行可能に構成されており、
    前記周波数拡散部は、前記正弦波PWM制御が実行される場合、前記キャリア周波数又は前記スイッチング周波数を拡散させる請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の回転電機の制御装置。
  8. 前記周波数拡散部は、前記回転電機への要求に基づき、拡散前の前記キャリア周波数及び拡散前の前記スイッチング周波数のうち少なくともいずれか一方が切り替えられる場合に、前記キャリア周波数及び前記スイッチング周波数を拡散させる請求項1〜7のうちいずれか1項に記載の回転電機の制御装置。
  9. 前記電機子制御部は、前記電機子巻線に対する指令電圧が、前記インバータへ入力されるシステム電圧以下である変調率範囲でPWMパルスを生成する正弦波PWM制御と、前記回転電機に対する指令電圧が、前記システム電圧に対して大きい変調率範囲でPWMパルスを生成する過変調PWM制御と、を実行可能に構成されており、
    前記周波数拡散部は、前記過変調PWM制御と前記正弦波PWM制御との間で切り替えを行う場合、前記キャリア周波数及び前記スイッチング周波数を拡散させる請求項1〜8のうちいずれか1項に記載の回転電機の制御装置。
JP2018074960A 2018-04-09 2018-04-09 回転電機の制御装置 Active JP7031460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018074960A JP7031460B2 (ja) 2018-04-09 2018-04-09 回転電機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018074960A JP7031460B2 (ja) 2018-04-09 2018-04-09 回転電機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019187067A true JP2019187067A (ja) 2019-10-24
JP7031460B2 JP7031460B2 (ja) 2022-03-08

Family

ID=68337790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018074960A Active JP7031460B2 (ja) 2018-04-09 2018-04-09 回転電機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7031460B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021255887A1 (ja) * 2020-06-18 2021-12-23 三菱電機株式会社 交流回転電機の制御装置及び電動パワーステアリング装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009303288A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Toyota Motor Corp インバータ制御装置
WO2016006386A1 (ja) * 2014-07-10 2016-01-14 三菱電機株式会社 車両用回転電機の制御装置、及び制御方法
JP2016214039A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 株式会社デンソー 回転電機の制御システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009303288A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Toyota Motor Corp インバータ制御装置
WO2016006386A1 (ja) * 2014-07-10 2016-01-14 三菱電機株式会社 車両用回転電機の制御装置、及び制御方法
JP2016214039A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 株式会社デンソー 回転電機の制御システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021255887A1 (ja) * 2020-06-18 2021-12-23 三菱電機株式会社 交流回転電機の制御装置及び電動パワーステアリング装置
JPWO2021255887A1 (ja) * 2020-06-18 2021-12-23
JP7286018B2 (ja) 2020-06-18 2023-06-02 三菱電機株式会社 交流回転電機の制御装置及び電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7031460B2 (ja) 2022-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9371010B2 (en) Inverter control method and vehicle having same
JP6729795B2 (ja) 回転電機制御装置
JP2010035260A (ja) インバータ発電機
CN109995304A (zh) 一种基于调节pwm载波频率降低开关磁阻电机噪声的方法
US20120286705A1 (en) Apparatus and method for controlling rotary electric machine
CN111713012B (zh) 马达控制装置以及使用它的电动车辆系统
JP5130142B2 (ja) インバータ発電機
RU2294592C1 (ru) Устройство для плавного пуска асинхронного двигателя
US6483265B1 (en) Methods and systems for minimizing vibration in electric machines
JP7031460B2 (ja) 回転電機の制御装置
Amudhavalli et al. Improved Z source inverter for speed control of an induction motor
US20240022199A1 (en) Pulsed electric machine control with soft start and end
JP6432924B2 (ja) 駆動制御装置および駆動制御方法
Amudhavalli et al. Speed control of an induction motor by V/F method using an improved Z source inverter
JPH11206130A (ja) 電源装置
CN112585858A (zh) 逆变器式发动机驱动型发电机
JP6398835B2 (ja) 回転電機の制御装置
JPH10201248A (ja) 電源装置
JP2013541317A (ja) 内燃機関によって駆動される発電機の回転の不均一性に起因する電圧リップルを低減するための方法
JP7187818B2 (ja) 回転電機の制御装置
JP2013255389A (ja) 電動機
CN107787550B (zh) 利用pwm信号控制电机的方法、装置以及机动车辆电机
JP4131129B2 (ja) Dcモータの駆動制御装置
CN109687803B (zh) 电机调速方法及装置
US20230421087A1 (en) Reduced motor magnetic losses via reduction of temporal harmonics by control of dc link voltage

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220207

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7031460

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151