JP2013254890A - コイル部品 - Google Patents

コイル部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2013254890A
JP2013254890A JP2012130695A JP2012130695A JP2013254890A JP 2013254890 A JP2013254890 A JP 2013254890A JP 2012130695 A JP2012130695 A JP 2012130695A JP 2012130695 A JP2012130695 A JP 2012130695A JP 2013254890 A JP2013254890 A JP 2013254890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
wire
coil
bobbin
coil component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012130695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5991467B2 (ja
Inventor
Masaaki Iwakura
正明 岩倉
Nobuo Kitajima
伸夫 北島
Kazumi Kobayashi
一三 小林
Soji Shinpo
聡司 眞保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2012130695A priority Critical patent/JP5991467B2/ja
Priority to US13/910,701 priority patent/US9153371B2/en
Publication of JP2013254890A publication Critical patent/JP2013254890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5991467B2 publication Critical patent/JP5991467B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/006Details of transformers or inductances, in general with special arrangement or spacing of turns of the winding(s), e.g. to produce desired self-resonance
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/32Insulating of coils, windings, or parts thereof
    • H01F27/324Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
    • H01F27/325Coil bobbins
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/02Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers
    • H01F2005/025Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers wound on coaxial arrangement of two or more formers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

【課題】耐電圧特性および高周波特性に優れ、リーケージ特性の安定化にも優れたコイル部品を提供すること。
【解決手段】第1巻回部45が外周に形成された第1ボビン40と、第2巻回部55が外周に形成された第2ボビン50と、を有するコイル部品10である。第1巻回部45には、第1ワイヤ22の巻回軸Zに沿って相互に隣り合うワイヤ22相互を分離する複数の隔壁46が巻回軸に沿って所定間隔で形成してある。隔壁46で分離される各区画47における前記巻回軸Zに沿っての区画幅w1は、1本のみのワイヤ22が入り込める幅に設定してある。隔壁46の高さは、1本以上のワイヤ22が入り込める高さに設定してある。それぞれの隔壁46には、隣接する各区画相互を連絡する少なくとも1の連絡溝46aが形成してある。
【選択図】図4

Description

本発明は、たとえば共振用トランスなどとしても好適に用いることができるコイル部品に関する。
コイル部品は、様々の電気製品に、様々な用途で用いられている。たとえば、液晶ディスプレイのバックライトの点灯回路においては、高電圧化によって表示装置を駆動させるための共振用トランスとしてのリーケージトランスが、一般に用いられている。
リーケージトランスとしては、たとえば下記の特許文献1にも示すように、コイル部品の実装基板面に対して、コイルの巻軸が平行に配置される横タイプのコイル部品が知られている。このような横タイプのコイル部品では、実装基板面に対して上下方向への漏れ磁束が大きいという課題を有している。
漏れ磁束を小さくするために、横タイプのコイル部品の上下をアルミ板やアルミ箔で覆うことも考えられるが、放熱性が悪くなるという課題を有する。
また、その他のリーケージトランスとして、たとえば下記の特許文献2にも示すように、コイル部品の実装基板面に対して、コイルの巻軸が垂直に配置される縦タイプのコイル部品も知られている。縦タイプのコイル部品では、その構造のために、実装基板面に対して上下方向への漏れ磁束を小さくすることができる。
しかしながら、従来のコイル部品では、一次コイルおよび二次コイル共に、ワイヤを通常の整列巻で巻回して構成しているために、特に、高電圧が作用する二次コイルおいて、一層目の巻始めのワイヤと、二層目の巻き終わりのワイヤとが近接し、これらの電圧差が大きくなり、耐電圧の点で難点があった。なお、整列巻とは、1本のワイヤをらせん状に一層巻きしてから二層目を巻回する巻き方であり、三層目以上も同様に巻回する。
また、コイル部品に印加される電圧の高周波化に伴い、相互に隣接するワイヤ相互が影響し合い、電流が流れ難くなると言う課題もある。さらに、リーケージトランスに用いるコイル部品では、リーケージ特性の安定化も重要であるが、従来の整列巻のコイル部品では、リーケージ特性の安定化が難しいという課題を有していた。
特開2006−108390号公報 特開2005−158927号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、耐電圧特性および高周波特性に優れ、リーケージ特性の安定化にも優れたコイル部品を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るコイル部品は、
一次コイルまたは二次コイルの内のいずれか一方を構成する第1ワイヤが巻回される第1巻回部が外周に形成された第1ボビンと、
前記第1ボビンの外周に装着され、前記一次コイルまたは二次コイルの内のいずれか他方を構成する第2ワイヤが巻回される第2巻回部が外周に形成された第2ボビンと、を有するコイル部品であって、
前記第1巻回部または第2巻回部の少なくともいずれかには、前記第1ワイヤまたは第2ワイヤの巻回軸に沿って相互に隣り合うワイヤ相互を分離する複数の隔壁が前記巻回軸に沿って所定間隔で形成してあり、
前記隔壁で分離される各区画における前記巻回軸に沿っての区画幅は、1本のみの前記ワイヤが入り込める幅に設定してあり、
前記隔壁の高さは、1本以上の前記ワイヤが入り込める高さに設定してあり、
それぞれの隔壁には、隣接する各区画相互を連絡する少なくとも1の連絡溝が形成してあることを特徴とする。
本発明に係るコイル部品では、隔壁が形成してある巻回部にワイヤを二層以上に巻回する場合には、各区画において、二層以上に巻回した後に、隣の区画において、二層以上巻回し、順次、連絡溝を通して隣の区画にワイヤを移動させて二層以上に巻回する。そのため、各区画において重なるワイヤ相互の電圧差は少なく、しかも巻回軸方向に隣接するワイヤ相互は隔壁により絶縁され、耐電圧特性が向上すると共に高周波特性が向上する。
しかも各区画においては巻回軸方向に沿って単一のワイヤのみが存在するようにワイヤを巻回するために、一層当たりのワイヤの巻回数のバラツキを防止することが容易になり、リーケージ特性の安定化に寄与する。すなわち、一次コイルと二次コイルとの結合係数Kを厳密に制御することが容易になり、本発明のコイル部品をリーケージトランスとして好適に用いることができる。
また、本発明のコイル部品は、実装基板面に対して、コイルの巻軸が垂直に配置される縦タイプのコイル部品として用いることができるので、第1ボビンの中空部に挿入されるコアを冷却しやすい。
好ましくは、内周側に配置される第1ワイヤが、
前記一次コイルに比較して高電圧が作用する前記二次コイルを構成し、
前記第1巻回部に、複数の隔壁が前記巻回軸に沿って形成してある。
この場合には、高電圧が作用する二次コイルを、比較的に低電圧が作用する一次コイルの内側に配置することで絶縁が容易になる。また、この場合には、前記第2巻回部では、第2ワイヤが通常の整列巻きしてあってもよい。第2ワイヤが一次コイルを構成することになり、比較的に低電圧が印加されるからである。
好ましくは、前記第2ボビンは、前記巻回軸に平行な分割ラインで分割可能である。このように構成することで、第1ボビンの外周に、第2ボビンを配置することが容易になる。
前記第1巻回部における前記巻回軸方向の第1全幅と、前記第2巻回部における前記巻回軸方向の第2全幅とは異なっていても良い。第1全幅と第2全幅とを異ならせることでも、リーケージ特性を調整することができる。第1巻回部と第2巻回部とで全幅を同じにして、巻回層数を異ならせることでも、リーケージ特性を調整することができる。
好ましくは前記隔壁にそれぞれ形成される前記連絡溝は、前記巻回軸方向に沿って直線状に連通するように配置してある。また、好ましくは、前記隔壁には、それぞれ2以上の前記連絡溝が形成してある。いずれか一つの連絡溝を、ワイヤにおける区画間の移動用通路として用い、他の一つは、ワイヤにおける巻始め端または巻き終わり端を、巻回軸の一端に形成してある端子に戻すための戻り通路として用いることができる。戻り通路が直線状であれば、ワイヤの端部を最短距離で端子に接続することができる。
前記隔壁の内の少なくとも一つは、前記第2ボビンの内周面に当接し、前記第1巻回部と前記第2巻回部とを略同芯状に位置決めするようになっていても良い。この場合には、第1ボビンと第2ボビンとの位置決めのための部材を別に設ける必要がなくなる。
図1は本発明の一実施形態に係るコイル部品の斜視図である。 図2は図1に示すII−II線に沿う要部断面図である。 図3は図1に示すIII−III線に沿う要部断面図である。 図4は図1に示すコイル部品の分解斜視図である。 図5は図1に示すコイル部品における一次コイルと二次コイルとの関係を示す概略図である。 図6は図5に示す隔壁の寸法関係を示す概略図である。 図7は本発明の他の実施形態に係るコイル部品における一次コイルと二次コイルとの関係を示す概略図である。 図8は図7に示す実施形態に係るコイル部品の全体斜視図である。 図9Aは本発明のさらに他の実施形態に係るコイル部品における一次コイルと二次コイルとの関係を示す概略図である。 図9Bは本発明のさらに他の実施形態に係るコイル部品における一次コイルと二次コイルとの関係を示す概略図である。 図9Cは本発明のさらに他の実施形態に係るコイル部品における一次コイルと二次コイルとの関係を示す概略図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
第1実施形態
図1〜図4に示すように、本発明の一実施形態に係るコイル部品10は、コア12と、第1ボビン40と、第2ボビン50とを有する。
コイル部品10のコア12は、後述するコイルにより発生する磁束を通過させる磁路を形成し、別々に成形された一対のコア12,12を、組み立てて形成される。これらのコア12は、対称な形状を有しており、第2ボビン50および第1ボビン40を上下方向(図1においてZ軸方向)から挟むようにして互いに接合される。
図3に示すように、各コア12,12は、それぞれ縦断面(Y軸およびZ軸を含む切断面)が略E字形状コアである。各コア12,12は、フェライトコアで構成され、Y軸方向に延びる平板状のベース部13,13と、各ベース13,13のY軸方向の両端からZ軸方向に突出する一対の側脚16,16と、各ベース13,13のY軸方向の中間位置からZ軸方向に突出する中脚14,14とを有する。
なお、図面において、Z軸は、コイル部品10の高さ方向であり、コイル部品10におけるZ軸方向の高さが短くなるほど、コイル部品の低背化が可能となる。また、Y軸とX軸は、相互に垂直であり、しかもZ軸に垂直であり、この実施形態では、図4に示すように、X軸がボビン40および50の長手方向に一致し、Y軸がフェライトコア12におけるベース13,13の長手方向に一致している。
第1ボビン40は、略矩形平板状の第1ボビン基板42を有する。第1ボビン基板42の底面側が、コイル部品の設置面(実装基板面)となる。第1ボビン基板42の略中央部には、図2および図3に示すように、第1中空筒部44がZ軸方向の上部に伸びるように一体成形してある。
第1中空筒部44のZ軸方向上部には、第1ボビン上鍔部48がY軸−X軸平面で第1中空筒部44から径方向に突き出るように一体成形してある。第1ボビン上鍔部48の4つの角部には、端子ブロック部49が一体に成形してあり、それぞれ一対の第1端子70および72が着脱自在に装着可能になっている。
これらの端子70および72は、たとえば金属端子で構成され、後述するように、第1端子70には、二次コイルとなる内側コイル20を構成する第1ワイヤ22のリード部22a(図1および図2参照)がハンダ部24を介して接続され、第2端子72には、一次コイルとなる外側コイル30を構成する第2ワイヤ32のリード部32a(図1参照)がハンダ部34を介して接続される。
図2,図3および図5に示すように、第1ボビン上鍔部48と第1ボビン基板42との間に位置する第1中空筒部44の外周には、第1巻回部45が形成してある。第1巻回部45では、第1ワイヤ20の巻回軸(Z軸)に沿って相互に隣り合うワイヤ相互を分離する複数の隔壁46が巻回軸に沿って所定間隔で、第1ボビン上鍔部48と平行に第1中空筒部44と一体に形成してある。隔壁46の詳細と第1ワイヤの巻回方法については後述する。
第1ボビン40における第1ボビン基板42、第1中空筒部44、第1ボビン上鍔部48、端子ブロック部49および隔壁46は、射出成形などにより一体成形してあることが好ましい。
第1ボビン基板42における第1中空筒部44の内部には、Z軸方向に貫通する第1貫通孔44aが形成してある。第1貫通孔44aには、コア12における中脚14が、Z軸方向の上下から入り込み、貫通孔44aのZ軸方向の略中央部において中脚14の先端が突き合わされるようになっている。
図4に示すように、第2ボビン50は、巻回軸(Z軸)に平行な分割ライン51で組み合わされており、2つに分割可能であり、第2巻回部55が外周に形成してある。なお、図4では、コイル20および30の図示を省略してある。第2ボビン50は、第1ボビン40の第1巻回部に第1ワイヤ22が巻回されて内側コイル20が形成された後に、第1ボビン40の外周に装着され、分割ライン51で組み合わされる。
第2ボビン50は、内側コイル20を外側から覆う第2中空筒部54を有し、第2中空筒部54の外周部に、第2ボビン下鍔部52と第2ボビン上鍔部58とがZ軸方向に所定間隔で周方向に沿って形成してある。下鍔部52および上鍔部58は、X−Y軸の平面に平行に設けられ、設置面と平行に延在する。
これらの下鍔部52と上鍔部58との間が、第2巻回部55となり、この第2巻回部55に、図5に示すように、一次コイルとなる外側コイル30を構成する第2ワイヤ32(32〜32)が整列巻きされる。整列巻とは、一層目が巻かれてから二層目が巻かれる巻き方であり、一層目の巻始めのワイヤ32と二層目の巻き終わりのワイヤ32とが重なることになる。
本実施形態では、第2ボビン50における第2中空筒部54の外周に形成する上鍔部52および下鍔部58の形成位置と形成間隔とを変化させることで、図5に示すように、第1巻回部45における巻回軸方向の第1全幅L1に比較して、第2巻回部55における巻回軸方向の第2全幅L2を短くさせることができる。
図3および図4に示すように、外側コイル30が装着してある第2ボビン50の第2巻回部55の外周には、Y軸方向の両側から一対の絶縁カバー部材60が装着される。絶縁カバー部材60は、たとえば合成樹脂で構成され、その外周面は、コア12における側脚16を案内する案内面となり、その内周面には、外側コイル30が位置する。
図4に示すように、第2ボビン50における上鍔部58の周方向の2カ所位置には、第2端子72に対応する位置で、リード挿通用切り欠き58aが形成してある。図1に示すように、切り欠き58aには、第2ワイヤ32の巻始め端と巻き終わり端であるリード部32aが通され、それぞれのハンダ部34において、第2端子72に接続される。
鍔部52,58と第2中空筒部54ととからなる二分割型の第2ボビン50は、それぞれ射出成形などにより一体成形される。また、カバー部材60も射出成形などにより形成することができる。
図5および図6に示すように、本実施形態では、隔壁46で分離される各区画47における巻回軸(Z軸)に沿っての区画幅w1は、1本のみのワイヤ22(22〜22)が入り込める幅に設定してある。すなわち、区画幅w1は、ワイヤ22の線径d1に対して、w1<(2×d1)の関係にあることが好ましい。線径d1に対して区画幅w1が広すぎると、各区画47に対して巻回軸方向に1本のみの巻回が困難になるおそれがある。
各隔壁46の高さh1は、各区画47に巻回される予定の総数をmとすると、隔壁46の高さh1は、m×d1よりも大きいことが好ましい。その場合には、隔壁46の頂部を、図3および図4に示すように、第2ボビン50の内周面に当接させ、第1巻回部45と第2巻回部55とを略同芯状に位置決めすることができ、第1ボビン40と第2ボビン50との位置決めのための部材を別に設ける必要がなくなる。
なお、全ての隔壁46の頂部を第2ボビン50の内周面に当接させる必要はなく、いずれか一つ、好ましくは巻回軸方向に離れた2つ以上の隔壁の長さを、他の隔壁よりも長く設定し、それらの隔壁の頂部のみを、第2ボビン50の内周面に当接させるようにして位置決めしても良い。あるいは、第1ボビン40と第2ボビン50との位置決めは、隔壁46以外の部材で行っても良い。
このような場合において、図6の点線に示すように、隔壁46の高さh1は、m×d1よりも小さくしても良い。ただし、ワイヤ22が隣の区画47に移動しないように、はみ出し部の長さΔh(=m×d1−h1)は、d1/2よりも小さいことが好ましい。また、第1ボビン基板42および鍔部48の飛び出し高さは、隔壁46の高さよりも高いことが好ましい。
第1ワイヤ22は、単線で構成されても良く、あるいは撚り線で構成されても良く、絶縁被覆導線で構成されることが好ましい。ワイヤ22の外径d1は、特に限定されないが、大電流を流す場合には、たとえばφ1.0〜φ3.0mmが好ましい。第2ワイヤ32は、第1ワイヤ22と同じであっても良いが、異なっていても良い。
この実施形態では、第1ワイヤ22は、トランスの二次コイルを構成するために、高電圧が印加されることから、第2ワイヤ32に比較して線径を太くしてあるが、線径は、特に限定されず、線径を同じにしても良いし、逆に異ならせても良い。また、第1ワイヤ22および第2ワイヤ32の材質に関しても同一でも異なっていても良い。
図5に示すように、本実施形態では、第1ボビン40では、第1ワイヤ22(22〜22)が、たとえばZ軸方向の最下部に位置する区画47から2巻(22と22)で巻回され、その次に、その上に位置する区画47に、3巻目のワイヤ22が巻回される。以下、同様にして、第1ワイヤ22の巻き終わり22は、巻始めのワイヤ22から最も離れたZ軸方向の最上部に位置する区画47に位置することになる。
これに対して、前述したように、第2ボビン50では、その第2巻回部55に、一次コイルとなる外側コイル30を構成する第2ワイヤ32(32〜32)が整列巻きされる。整列巻とは、一層目が巻かれてから二層目が巻かれる巻き方であり、一層目の巻始めのワイヤ32と二層目の巻き終わりのワイヤ32とが重なることになる。本実施形態では、外側コイル30がトランスの一次コイルを構成するために、二次コイルとなる内側コイル20に比較して低電圧であり、整列巻で全く問題が無い。
図1および図2に示すように、第1ボビン40においては、周方向に連続する各隔壁46のX軸方向の両側には、Z軸方向に直線状に伸びる一対の連絡溝46aが形成してある。一対の連絡溝46aの内の一つは、図2に示すように、隣接する区画47の間をワイヤ22を移動させるために用いられる。また、一対の連絡溝46aの内の他の一つは、巻始めあるいは巻き終わり端であるワイヤ22のリード部22aを、端子70のハンダ部24方向に案内するために用いられる。
本実施形態に係るコイル部品10は、図4に示す各部材を組み立てると共に、第1ボビン40および第2ボビン50にワイヤを巻回することによって製造される。以下に、コイル部品10の製造方法の一例を、図4などを用いて説明する。コイル部品10の作製においては、まず、第1端子70および第2端子72を取り付けた第1ボビン40を準備する。第1ボビン40の材質は特に限定されないが、第1ボビン40は、樹脂等の絶縁材料によって形成される。
次に、第1ボビン40の第1中空筒部44の外周に第1ワイヤ22を巻回し、内側コイル20を形成する。内側コイル20の形成に使用される第1ワイヤ22としては、特に限定されないが、リッツ線等が好適に使用される。また、内側コイル20を形成する際の第1ワイヤ22の末端部であるリード部22aは、第1端子70の一部に絡げられてハンダ付けされて接続される。
次に、内側コイル20が形成された第1ボビン40に対して、第2ボビン50を取り付ける。第2ボビン50における第2中空筒部54の外周には、外側コイル30を構成する第2ワイヤ32を巻回する。
その後に、カバー60を第2ボビン50におけるY軸方向の両側に取り付け、その後に、Z軸方向の上下方向からコア12を取り付ける。すなわち、コア12の中脚14,14の先端同士、側脚16,16の先端同士を接合する。なお、中脚14,14の先端同士の間には、ギャップを持たせても良い。
コア12の材質としては、金属、フェライト等の軟磁性材料が挙げられるが、特に限定されない。コア12は、接着材を用いて接着されるか、または外周をテープ状部材80で巻かれることによって、第2ボビン50および第1ボビン40に固定される。なお、一連の組み立て工程の後に、コイル部品10に対してワニス含浸処理が施されても良い。以上のような工程により、本実施形態に係るコイル部品10を製造することができる。
コイル部品10は、中脚14のZ軸方向(磁束が流れる方向)が設置面に対して垂直な縦型である。縦型であるコイル部品10は、コイル20,30のZ軸上下方向にコア12のベース部13,13が配置され、これらのベース部13,13が上下方向への漏れ磁束を抑制する効果を奏する。したがって、コイル部品10は、コイルの上下方向がコアによってほとんど遮蔽されない横型に比べて、コイル部品10の上下方向への漏れ磁束を有効に抑制することができる。
したがって、コイル部品10は、アルミ製の遮蔽板等を設けなくても、周辺の構造材等における渦電流の発生を防止することができる。また、渦電流の発生を防止することにより、コイル部品10は、渦電流の発生に伴う熱やノイズの発生を低減することができる。
また、コイル部品10は、漏れ磁束を遮蔽するための遮蔽板を設ける必要がないため、良好な放熱特性を有する。さらに、コイル部品10は、コア12の中脚14および側脚16,16の長さが短いため、外部からの衝撃等によるコア12の損傷を防止することができる。
なお、テープ状部材80は、コア12よりも熱導電性に優れる材料で構成されることが好ましく、さらにまた絶縁性にも優れることが好ましい。具体的には、テープ状部材80は、たとえばアルミニウム、銅、ステンレスなどの金属、あるいはこれらの合金、またはPPS樹脂などの熱導電性に優れる樹脂材料などにより構成される。
また本実施形態では、コア12のそれぞれのベース部13,13および側脚16,16とで、第1ボビン40および第2ボビン50の組み合わせを外側から覆っている。このような構造にすることで、漏洩磁束の防止を図ることができる。コア12の中脚14,14におけるX軸方向に沿った長さに対して、ベース部12,12および側脚16,16のX軸方向に沿った幅は、同一でも異なっていても良いが、略同一にすることで、リーケージ特性の調整が容易である。
本実施形態に係るコイル部品10では、図5に示すように、隔壁46が形成してある第1巻回部45に第1ワイヤ22を二層以上に巻回する場合に、各区画47において、二層以上に巻回した後に、隣の区画47において、二層以上巻回する。そして、図2に示すように、順次、連絡溝46aを通して隣の区画47にワイヤ22を移動させて二層以上に巻回する。そのため、図5に示すように、各区画47において重なる第1ワイヤ22の巻順が近く、これらの電圧差は少なく、しかも巻回軸(Z軸)方向に隣接するワイヤ相互は隔壁46により絶縁され、耐電圧特性が向上すると共に高周波特性が向上する。
しかも各区画47においては巻回軸方向に沿って単一のワイヤ22〜22のみが存在するようにワイヤ22を巻回するために、一層当たりのワイヤ22の巻回数のバラツキを防止することが容易になり、リーケージ特性の安定化に寄与する。すなわち、一次コイルを構成する外側コイル30と二次コイルを構成する内側コイル20との結合係数Kを厳密に制御することが容易になり、本実施形態のコイル部品10をリーケージトランスとして好適に用いることができる。
また、本実施形態のコイル部品10は、実装基板面に対して、コイルの巻軸が垂直に配置される縦タイプのコイル部品として用いることができるので、第1ボビン40の中空部に挿入されるコア12を冷却しやすい。
しかも本実施形態では、内周側に配置される第1ワイヤ20が、トランスの一次コイルに比較して高電圧が作用する二次コイル(内側コイル20)を構成してある。このため、高電圧が作用する二次コイル(内側コイル20)を、比較的に低電圧が作用する一次コイル(外側コイル30)の内側に配置することで絶縁が容易になる。また、第2巻回部55では、第2ワイヤ32が通常の整列巻きしてあるが、第2ワイヤ32は、比較的に低電圧が印加される一次コイルとなる外側コイル30であるため問題は無い。
さらに本実施形態では、第2ボビン50は、図4に示すように、巻回軸に平行な分割ライン51で分割可能であるため、第1ボビン40の外周に、第2ボビン50を容易に配置することができる。
また本実施形態では、図5に示すように、第1巻回部45における巻回軸方向の第1全幅L1と、第2巻回部55における巻回軸方向の第2全幅L2とを異ならせることで、リーケージ特性を容易且つ正確に調整することができる。
さらに本発明では、隔壁46にそれぞれ形成される連絡溝46aは、巻回軸方向に沿って必ずしも直線上に配置する必要はないが、好ましくは、図4に示すように、直線状に連通するように配置してある。特にリード部22aの戻り通路となる連絡溝24aがZ軸方向に直線状であれば、ワイヤ22のリード部22aの端部を最短距離で端子70に接続することができる。また、ワイヤ22を各区画47から隣の区画47に移動させるための連絡溝24aを周方向に同じ位置で各隔壁46に形成することで、ワイヤ22の巻線工程が容易になる。
第2実施形態
図7および図8に示す第2実施形態に係るコイル部品10aは、図1〜図6に示す第1実施形態に係るコイル部品に比較して、第2ボビン50aの構造が異なるのみであり、その他は同様であり、以下、相違する部分について説明する。
このコイル部品10aでは、第2ボビンの巻回軸方向の途中に、1つ以上の隔壁56が形成してあり、巻回軸方向に沿って第2巻回部55を2つ以上の区画57に分割してある。各区画57には、第2ワイヤ32〜32および32k+1 〜32)が整列巻きしてある。隔壁56には、周方向に沿って1以上の連絡溝56aが形成してある。連絡溝56aは、連絡溝46aと同様な機能を有する。
この実施形態のコイル部品10aでは、一次コイルを構成する外側コイル30を分割して配置することができる。なお、各区画57毎に分割して配置された一次コイルは、それぞれ異なるワイヤで構成してある分離独立したコイルであっても良い。
その他の実施形態
第1実施形態では、図5に示すように、第1巻回部45における巻回軸方向の中心に対して、第2巻回部55における巻回軸方向の中心位置を合わせてあるが、それのみでなく、図9Aに示すように構成しても良い。この実施形態に係るコイル部品10bでは、第1巻回部45における巻回軸方向の下端位置に対して、第2巻回部55の下端を位置合わせするようにしても良い。
このようにすることで、コイル20および30からの放熱効果を高めることが期待できる。なぜなら、放熱部をコイル部品10bの下端部に設けることで、コイル20のみでなく、コイル30からの伝熱特性も向上するからである。なお、図9Aに示す実施形態では、巻回軸の上端から第1ワイヤ22(22〜22)を巻始めているが、逆でも良い。その他の構成および作用効果は、第1実施形態に係るコイル部品と同様である。
また、図9Bに示すコイル部品10cのように、第1巻回部45と第2巻回部55とで全幅を同じにして、巻回層数を異ならせることでも、リーケージ特性を調整しても良い。図9Bに示すコイル部品10cは、図1〜図6に示す第1実施形態に係るコイル部品に比較して、第2ボビン50cの巻回軸方向の長さが異なり、第2ワイヤ32の巻回層数が異なるのみであり、その他は同様である。
また図9Cに示すコイル部品10dでは、第1ボビン40aには、隔壁46を形成することなく、第1ワイヤ22(22〜22)を整列巻として、第1巻回部45に形成される内側コイル20aを、トランスにおける一次コイルとしてもよい。その場合には、第2ボビン50dの第2巻回部55に、第1実施形態における隔壁46と同様な隔壁56dを形成し、外側コイル30dを構成する第2ワイヤ32(32〜32)を、第1実施形態における第1ワイヤ22と同様な巻回方法を採用する。この実施形態では、外側コイル30dがトランスの二次コイルを構成する。その他の構成および作用効果は、第1実施形態と同様である。
また、上述した実施形態において、外側コイル30と内側コイル20とは、同芯状に位置決めする必要はなく、リーケージ特性を調整するために、ずらしても良い。
10,10a〜10d…コイル部品
12…コア
13…ベース部
14…中脚
16…側脚
20,20a…内側コイル
22(22〜22)…第1ワイヤ
22a…リード部
24…ハンダ部
30…外側コイル
32(32〜32,32k+1 〜32)…第2ワイヤ
32a…リード部
34…ハンダ部
40…第1ボビン
42…第1ボビン基板
44…第1中空筒部
45…第1巻回部
44a…第1貫通孔
46…隔壁
46a…連絡溝
47…区画
48…第1ボビン上鍔部
50…第2ボビン
52…第2ボビン下鍔部
54…第2中空筒部
55…第2巻回部
56,56d…隔壁
56a…連絡溝
57d…区画
58…第2ボビン上鍔部
60…カバー
70…第1端子
72…第2端子
80…テープ状部材

Claims (8)

  1. 一次コイルまたは二次コイルの内のいずれか一方を構成する第1ワイヤが巻回される第1巻回部が外周に形成された第1ボビンと、
    前記第1ボビンの外周に装着され、前記一次コイルまたは二次コイルの内のいずれか他方を構成する第2ワイヤが巻回される第2巻回部が外周に形成された第2ボビンと、を有するコイル部品であって、
    前記第1巻回部または第2巻回部の少なくともいずれかには、前記第1ワイヤまたは第2ワイヤの巻回軸に沿って相互に隣り合うワイヤ相互を分離する複数の隔壁が前記巻回軸に沿って所定間隔で形成してあり、
    前記隔壁で分離される各区画における前記巻回軸に沿っての区画幅は、1本のみの前記ワイヤが入り込める幅に設定してあり、
    前記隔壁の高さは、1本以上の前記ワイヤが入り込める高さに設定してあり、
    それぞれの隔壁には、隣接する各区画相互を連絡する少なくとも1の連絡溝が形成してあることを特徴とするコイル部品。
  2. 前記第2ワイヤに比較して内周側に配置される第1ワイヤが、
    前記一次コイルに比較して高電圧が作用する前記二次コイルを構成し、
    前記第1巻回部に、複数の隔壁が前記巻回軸に沿って形成してある請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第2巻回部では、第2ワイヤが通常の整列巻きしてある請求項2に記載のコイル部品。
  4. 前記第2ボビンは、前記巻回軸に平行な分割ラインで分割可能である請求項1〜3のいずれかに記載のコイル部品。
  5. 前記第1巻回部における前記巻回軸方向の第1全幅と、前記第2巻回部における前記巻回軸方向の第2全幅とは異なることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコイル部品。
  6. 前記隔壁にそれぞれ形成される前記連絡溝は、前記巻回軸方向に沿って直線状に連通するように配置してある請求項1〜5のいずれかに記載のコイル部品。
  7. 前記隔壁には、それぞれ2以上の前記連絡溝が形成してある請求項1〜6のいずれかに記載のコイル部品。
  8. 前記隔壁の内の少なくとも一つは、前記第2ボビンの内周面に当接し、前記第1巻回部と前記第2巻回部とを略同芯状に位置決めする請求項1〜7のいずれかに記載のコイル部品。
JP2012130695A 2012-06-08 2012-06-08 コイル部品 Active JP5991467B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012130695A JP5991467B2 (ja) 2012-06-08 2012-06-08 コイル部品
US13/910,701 US9153371B2 (en) 2012-06-08 2013-06-05 Coil device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012130695A JP5991467B2 (ja) 2012-06-08 2012-06-08 コイル部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013254890A true JP2013254890A (ja) 2013-12-19
JP5991467B2 JP5991467B2 (ja) 2016-09-14

Family

ID=49714812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012130695A Active JP5991467B2 (ja) 2012-06-08 2012-06-08 コイル部品

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9153371B2 (ja)
JP (1) JP5991467B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110634661A (zh) * 2018-06-25 2019-12-31 Tdk株式会社 线圈装置
JP2020021779A (ja) * 2018-07-30 2020-02-06 Tdk株式会社 ボビンおよびコイル装置
CN111383824A (zh) * 2018-12-28 2020-07-07 Tdk株式会社 线圈装置
EP4345854A1 (en) * 2022-09-30 2024-04-03 ABB Schweiz AG Transformer coil

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT512064B1 (de) * 2011-10-31 2015-11-15 Fronius Int Gmbh Hochstromtransformator, transformatorelement, kontaktplatte und sekundärwicklung sowie verfahren zur herstellung eines solchen hochstromtransformators
EP3189528B1 (en) * 2014-09-02 2018-07-18 Koninklijke Philips N.V. Bobbin assembly and method of producing a bobbin assembly
WO2016071123A1 (en) * 2014-11-03 2016-05-12 Koninklijke Philips N.V. Resonant converter
EP3545536B1 (en) * 2016-11-22 2020-10-07 Preh GmbH Transformer and transformer assembly
JP6930177B2 (ja) * 2017-03-30 2021-09-01 スミダコーポレーション株式会社 トランス及びトランスの製造方法
KR20190134058A (ko) * 2018-05-24 2019-12-04 엘지전자 주식회사 코어, 트랜스포머, 전력변환장치, 및 이를 구비하는 태양광 모듈
CN110931219B (zh) * 2018-09-03 2021-10-12 无锡东电化兰达电子有限公司 线圈装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316315U (ja) * 1989-06-28 1991-02-19
JPH05198446A (ja) * 1992-01-21 1993-08-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高圧トランス
JPH0869930A (ja) * 1994-08-29 1996-03-12 Matsushita Electric Works Ltd 電磁装置
JPH08130127A (ja) * 1994-06-15 1996-05-21 Nippondenso Co Ltd 高圧トランス及び放電灯回路
JP2000311826A (ja) * 1999-04-08 2000-11-07 Thomson Television Components Fr 高圧トランス
JP2002280227A (ja) * 2001-03-22 2002-09-27 Tamura Seisakusho Co Ltd 小型トランス
JP2005158927A (ja) * 2003-11-25 2005-06-16 Sumida Corporation リーケージトランス
JP2009088312A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Shihen Tech Corp トランス装置
JP2010199549A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd トランス
JP2010238842A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Tdk Corp トランス
JP2011044672A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Tdk Corp トランス

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6254409A (ja) * 1985-09-03 1987-03-10 Murata Mfg Co Ltd ノイズ除去用インダクタ
JPS6258608A (ja) * 1985-09-06 1987-03-14 Murata Mfg Co Ltd ノイズ除去用インダクタ
US5309125A (en) * 1992-09-23 1994-05-03 Harris Corporation Compact delay line formed of concentrically stacked, helically grooved, cylindrical channel-line structure
EP0901136B1 (en) * 1997-09-04 2003-06-25 TDK Corporation Inductance device with gap
JP2000114024A (ja) * 1998-10-02 2000-04-21 Zexel Corp コイル装置
JP3743320B2 (ja) * 2001-07-23 2006-02-08 株式会社村田製作所 フライバックトランス
US6794976B2 (en) * 2002-12-24 2004-09-21 Illinois Tool Works Inc. HF transformer assembly having a higher leakage inductance boost winding
US7398589B2 (en) * 2003-06-27 2008-07-15 Abb Technology Ag Method for manufacturing a transformer winding
JP2006108390A (ja) 2004-10-05 2006-04-20 Tdk Corp トランスコア及びこれを用いたリーケージトランス
US8058962B2 (en) * 2008-09-18 2011-11-15 Silitek Electronic (Guangzhou) Co., Ltd. Center-tapped transformer

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316315U (ja) * 1989-06-28 1991-02-19
JPH05198446A (ja) * 1992-01-21 1993-08-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高圧トランス
JPH08130127A (ja) * 1994-06-15 1996-05-21 Nippondenso Co Ltd 高圧トランス及び放電灯回路
JPH0869930A (ja) * 1994-08-29 1996-03-12 Matsushita Electric Works Ltd 電磁装置
JP2000311826A (ja) * 1999-04-08 2000-11-07 Thomson Television Components Fr 高圧トランス
JP2002280227A (ja) * 2001-03-22 2002-09-27 Tamura Seisakusho Co Ltd 小型トランス
JP2005158927A (ja) * 2003-11-25 2005-06-16 Sumida Corporation リーケージトランス
JP2009088312A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Shihen Tech Corp トランス装置
JP2010199549A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd トランス
JP2010238842A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Tdk Corp トランス
JP2011044672A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Tdk Corp トランス

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110634661A (zh) * 2018-06-25 2019-12-31 Tdk株式会社 线圈装置
CN110634661B (zh) * 2018-06-25 2023-02-17 Tdk株式会社 线圈装置
JP2020021779A (ja) * 2018-07-30 2020-02-06 Tdk株式会社 ボビンおよびコイル装置
CN110783078A (zh) * 2018-07-30 2020-02-11 Tdk株式会社 绕线架及线圈装置
JP7168902B2 (ja) 2018-07-30 2022-11-10 Tdk株式会社 ボビンおよびコイル装置
CN111383824A (zh) * 2018-12-28 2020-07-07 Tdk株式会社 线圈装置
EP4345854A1 (en) * 2022-09-30 2024-04-03 ABB Schweiz AG Transformer coil

Also Published As

Publication number Publication date
US9153371B2 (en) 2015-10-06
US20130328654A1 (en) 2013-12-12
JP5991467B2 (ja) 2016-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5991467B2 (ja) コイル部品
JP5804628B2 (ja) コイル部品
JP6094251B2 (ja) コイル装置
US10361025B2 (en) Transformer and leakage transformer
JP5974832B2 (ja) コイル装置
KR101686975B1 (ko) 코일 부품
JP6132461B2 (ja) コイル部品
JP5974833B2 (ja) コイル装置
KR101123996B1 (ko) 트랜스포머 및 이를 구비하는 디스플레이 장치
WO2014021138A1 (ja) トランス用コイル
JP5842282B2 (ja) コイル部品
JP2018101749A (ja) コイル装置
JP2013004962A (ja) トランス及びこれを備えるディスプレイ装置
JP2013004963A (ja) トランス及びこれを備えるディスプレイ装置
KR101240865B1 (ko) 코일 부품 및 이를 구비하는 디스플레이 장치
CN103915246B (zh) 线圈部件
JP2018101750A (ja) コイル装置
JP2016092069A (ja) 磁性素子
WO2020203197A1 (ja) リーケージトランス
JP2019041065A (ja) コイル装置
KR101610337B1 (ko) 코일 부품 및 그 제조 방법
JP2013182927A (ja) コイル部品
JP4930809B2 (ja) トランス
JP2012099590A (ja) トランス
JP2009272438A (ja) スイッチングトランス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160720

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5991467

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150