JP2013252649A - ボールペンチップ、ボールペン及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボールペンチップは、ボール101と、ボール101を回転自在に保持するボールホルダ111と、ボール101の表面及びボールホルダ111における少なくともボール101と接触する部分の少なくとも一方を覆う炭素質膜とを備えている。炭素質膜は、その表面において、炭素−水素結合の炭素−炭素結合に対する比が0.59未満である。
【選択図】図2
Description
−水素濃度−
DLC膜に含まれる水素の濃度は、高分解弾性反跳粒子検出法(High Resolution-Elastic Recoil Detection Analysis、HR−ERDA)により測定した。測定には神戸製鋼所製の高分解能RBS分析装置HRBS500を用いた。試料面の法線に対して70度の角度でN2 +イオンを試料に照射し、偏光磁場型エネルギー分析器により反跳された水素イオンを検出した。入射イオンは1原子核あたりのエネルギーを240KeVとした。水素イオンの散乱角は30度とした。イオンの照射量はビーム経路にて振り子を振動させ、振り子に照射された電流量を測定することにより求めた。試料電流は約2nAであり、照射量は約0.3μCであった。
DLC膜組成はX線光電子分光(XPS)測定により評価した。XPS測定には日本電子社製JPS−9010を用いた。XPS測定の条件は、試料に対する検出角度を90度とし、X線源にはAlを用い、X線照射エネルギーを100Wとした。1回の測定時間は0.2msとし、1つの試料について32回測定を行った。炭素中を進む光電子の非弾性平均自由工程を考慮すると、表面から9nmまでの範囲について測定されると考えられる。さらに、光電子は表面から深くなるにつれて脱出しにくくなり、光電子の検出は表面から深くなるほど減衰する。従って、今回測定された情報の50%は表面からおよそ1.5nmまでの最表層の情報で占められていると考えられる。
DLC膜の表面粗さは算術平均表面粗度Raにより評価した。算術平均表面粗度Raは、JIS B−0601に準拠して求めた。表面粗さの測定には走査型プローブ顕微鏡(セイコーエプソン社製:SPI3800N)を使用した。
鋼製のボール(ITI社製:KDN−15、直径0.5mm)を図5に示すマグネトロンスパッタ装置のワークホルダ210にセットした。ターゲット207にはグラファイトを用い、スパッタガスにはアルゴンを用いた。スパッタ電源215は直流パルス電源とし、パルス周波数を100kHzとし、デューティー比を40%とした。ターゲット側の平均電力密度の絶対値は2.0W/cm2となり、最大電流密度の絶対値は20.6mA/cm2であった。ワーク側に到達した粒子のエネルギーの指標となるワーク側の平均電力密度の絶対値は17.2mW/cm2となった。電力密度は、電流測定手段により得られた電流値と、ワークホルダ210に印加したバイアス電圧及びワークホルダ210の表面積により求めた。また、パルス波形を解析し、1パルス区間の最大電流を求め、ターゲット面積で除した値を最大電流密度とした。パルス波形は、ターゲット電力出力ケーブルに電流プローブを設置し、放電中のパルス出力波形をオシロスコープ(LECROY社製:WS64Xs)により測定した。成膜は60分間行い、その間の電力密度の平均値を平均電力密度とした。ボールについては成膜の際にチャンバ内においてボール本体を回転させることにより、ボール本体の表面全面にDLC膜が形成されるようにした。
DLC膜を形成する際のパルス周波数を200kHzとし、デューティー比を40%として「DLC膜1の形成」と同様にして成膜した。なお、ターゲット側の平均電力密度の絶対値は2.6W/cm2となり、また最大電流密度の絶対値は55.8mA/cm2であった。ワーク側の平均電力密度の絶対値は19.7mW/cm2となった。
DLC膜を形成する際のパルス周波数を300kHzとし、デューティー比を40%として「DLC膜1の形成」と同様にして成膜した。なお、ターゲット側の平均電力密度の絶対値は3.6W/cm2となり、また最大電流密度の絶対値は68.2mA/cm2であった。ワーク側の平均電力密度の絶対値は28.0mW/cm2となった。
DLC膜を形成する際のパルス周波数を350kHzとし、デューティー比を40%として「DLC膜1の形成」と同様にして成膜した。なお、ターゲット側の平均電力密度の絶対値は4.1W/cm2となり、また最大電流密度の絶対値は67.3mA/cm2であった。ワーク側の平均電力密度の絶対値は28.7mW/cm2となった。
DLC膜を形成する際のスパッタ電源を直流パルス電源に代えて直流電源とした以外は「DLC膜1の形成」と同様にした。なお、ターゲット側の平均電力密度の絶対値は0.5W/cm2であった。ワーク側の平均電力密度の絶対値は0mW/cm2となった。
DLC膜を形成する際のパルス周波数を300kHzとし、デューティー比を15%として、「DLC膜1の形成」と同様にしてDLC膜を成膜した。なお、ターゲット側の平均電力密度の絶対値は3.3W/cm2となり、また最大電流密度の絶対値は48.8mAcm-2であった。ワーク側の平均電力密度の絶対値は24.8mW/cm2となった。
スパッタリング法に代えて、原料ガスにベンゼン(C6H6)を用いたイオン化蒸着法によりボールの表面にDLC膜を形成した。ガス圧を10-3Torrとし、C6H6を30ml/minの速度で連続的に導入しながら放電を行うことによりC6H6をイオン化し、イオン化蒸着を約10分間行い、厚さ0.1μmのDLC膜をボールの表面に形成した。
DLC膜3を形成したボールとボールホルダとを組み合わせて実施例1のボールペンチップを形成した。ボールホルダには、フェライト系ステンレス(下村特殊精工株式会社社製:SF−20T)からなる市販の油性ボールペン(株式会社パイロットコーポレーション製:アクロボール)と同じものを用いた。ボールペンチップと油性インクを収容したインク収容管とを組み合わせてボールペンを得た。インクは、市販の油性ボールペン(株式会社パイロットコーポレーション製:アクロボール)に使用しているインクを用いた。このインクは、有機溶剤であるベンジルアルコール、油溶性の染料系着色剤、樹脂、潤滑剤及び粘度調整剤等を含む。剪断速度500sec-1、20℃の環境下における粘度は2500mPa・sである。なお、粘度の測定にはデジタル粘度計(ティー・エイ・インスツルメント株式会社製:AR−G2、ステンレス製40mm、2度のローター)を用いた。
DLC膜4を形成したボールとボールホルダとを組み合わせた以外は実施例1と同様にした。磨耗量はほぼ0(≒0μm)であり、走行試験前の摩擦係数は0.76であり走行試験後の摩擦係数は0.77であった。
DLC膜1を形成したボールとボールホルダとを組み合わせた以外は実施例1と同様にした。磨耗量はほぼ0(≒0μm)であり、走行試験前の摩擦係数は0.89であり走行試験後の摩擦係数は0.88であった。
DLC膜2を形成したボールとボールホルダとを組み合わせた以外は実施例1と同様にした。磨耗量はほぼ0(≒0μm)であり、走行試験前の摩擦係数は0.90であり走行試験後の摩擦係数は0.88であった。
DLC膜5を形成したボールとボールホルダとを組み合わせた以外は実施例1と同様にした。磨耗量はほぼ0(≒0μm)であり、走行試験前の摩擦係数は0.93であり走行試験後の摩擦係数は0.82であった。
(比較例4)
DLC膜6を形成したボールとボールホルダとを組み合わせた以外は実施例1と同様にした。磨耗量はほぼ0(≒0μm)であり、走行試験前の摩擦係数は0.92であり走行試験後の摩擦係数は0.89であった。
(比較例5)
DLC膜7を形成したボールとボールホルダとを組み合わせた以外は実施例1と同様にした。磨耗量はほぼ0(≒0μm)であり、走行試験前の摩擦係数は0.95であり走行試験後の摩擦係数は0.94であった。
DLC膜を形成していないボールとボールホルダとを組み合わせた以外は実施例1と同様にした。磨耗量は8μmであり、走行試験前の摩擦係数は1.0であり走行試験後の摩擦係数は0.83であった。
15 インク
20 ボールペンチップ
101 ボール
102 ボール本体
103 DLC膜
105 中間層
111 ボールホルダ
113 ボール保持室
114 インク通路
115 溝部
116 底面
117 ボール座
118 先端縁部
121 DLC膜
201 中心磁石
202 外周磁石
203 第1外部磁石
204 第2外部磁石
205 コイル
207 ターゲット
208 ワーク
210 ワークホルダ
211 ターゲット台
212 マッチング回路
213 高周波電源
214 ローパスフィルター
215 スパッタ電源
216 ローパスフィルター
218 バイアス電源
221 チャンバ
Claims (11)
- ボールと、
前記ボールを回転自在に保持するボールホルダと、
前記ボールの表面及び前記ボールホルダにおける少なくとも前記ボールと接触する部分の少なくとも一方を覆う炭素質膜とを備え、
前記炭素質膜は、その表面において、炭素−水素結合の炭素−炭素結合に対する比が0.59未満であることを特徴とするボールペンチップ。 - 前記炭素質膜は、その表面において、sp3炭素−水素結合のsp3炭素−炭素結合に対する比が0.57未満であることを特徴とする請求項1に記載のボールペンチップ。
- 前記炭素質膜は、その表面において、sp2炭素−水素結合のsp2炭素−炭素結合に対する比が0.58未満であることを特徴とする請求項1又は2に記載のボールペンチップ。
- 前記炭素質膜は、水素の含有量が2原子%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のボールペンチップ。
- 前記炭素質膜は、算術平均表面粗度Raが0.1μm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のボールペンチップ。
- 前記炭素質膜は、中間層を介して前記ボールの表面の上に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のボールペンチップ。
- 前記炭素質膜は、中間層を介して前記ボールホルダにおける少なくとも前記ボールと接触する部分の上に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のボールペンチップ。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載のボールペンチップと、
インキが充填されたインキ収容管とを備えていることを特徴とするボールペン。 - ボール及び該ボールを回転自在に保持するボールホルダを準備する工程と、
前記ボールの表面及び前記ボールホルダにおける少なくとも前記ボールと接触する部分の少なくとも一方を覆う、炭素質膜を形成する工程とを備え、
前記炭素質膜を形成する工程は、
グラファイトをターゲットとし、スパッタリング電源をパルス電源とするスパッタリング法により行い、
前記パルス電源の平均出力の絶対値を2.7Wcm-2以上とし、
前記パルス電源のパルス周波数を250kHz以上、1MHz以下とし、
前記パルス電源のデューティー比を15%よりも大きく、90%以下とし、
表面における炭素−水素結合の炭素−炭素結合に対する比が0.59未満の炭素質膜を形成することを特徴とするボールペンチップの製造方法。 - ボール及び該ボールを回転自在に保持するボールホルダを準備する工程と、
前記ボールの表面及び前記ボールホルダにおける少なくとも前記ボールと接触する部分の少なくとも一方を覆う、炭素質膜を形成する工程とを備え、
前記炭素質膜を形成する工程は、
グラファイトをターゲットとし、スパッタリング電源を直流パルス電源とするスパッタリング法により行い、
前記パルス電源の最大電流密度の絶対値を55.8mAcm-2よりも大きくし、
前記パルス電源のパルス周波数を250kHz以上、1MHz以下とし、
表面における炭素−水素結合の炭素−炭素結合に対する比が0.59未満の炭素質膜を形成することを特徴とするボールペンチップの製造方法。 - 前記炭素質膜を形成する工程において、ワーク側における平均電力密度の絶対値を19.7mWcm-2よりも大きくすることを特徴とする請求項9又は10に記載のボールペンチップの製造方法。
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JP2019114257A (ja) * | 2017-12-21 | 2019-07-11 | 大日本印刷株式会社 | タッチパネルシステム、タッチパネルペン用筆記性部材の選別方法、タッチパネルペン用筆記性部材、タッチパネル、表示装置及びタッチパネルペン |
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