JP2013233152A - 苗移植機 - Google Patents
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Abstract
本発明の課題は、従来は、雨天作業時にはステップフロア上に雨水が溜り、苗補給時などでは運転者がステップフロア上を移動するが、その溜った雨水によって滑り易くなり危険であった。
本発明の課題は、雨水が溜らないように水抜きすることによって上記問題点を解消せんとするものである。
【解決手段】
走行車体の後部に昇降可能な苗植付部を設けてある乗用型の苗移植機において、走行車体のステップフロアには、前輪の位置を透視できる複数の透視孔を設け、該複数の透視孔のうちの前後の透視孔を連通し、前輪が内側に切れた時の該前輪の傾きに合わせて複数の透視孔の横幅方向内側の端部を前側ほど横幅方向内側に配置する構成とした。
【選択図】 図5
Description
すなわち、請求項1記載の本発明は、走行車体(1)の後部に昇降可能な苗植付部(6)を設けてある乗用型の苗移植機において、走行車体(1)のステップフロア(34)には、前輪(2)の位置を透視できる複数の透視孔(40f)を設け、該複数の透視孔(40f)のうちの前後の透視孔(40f)を連通し、前輪(2)が内側に切れた時の該前輪(2)の傾きに合わせて複数の透視孔(40f)の横幅方向内側の端部を前側ほど横幅方向内側に配置した苗移植機とした。
請求項2の発明によると、請求項1の発明の効果に加えて、前輪2が外側に切れた時、該前輪2がステップフロア34から外側に突出するので、前輪2の位置を容易に確認できる。また、左右方向に長い透視孔40bと前後方向に長い透視孔42により、ステップの剛性の向上が図れる。
請求項3の発明によると、請求項3の発明によると、請求項2の発明の効果に加えて、ステップフロア34上に溜った水は、立上り部36を一部切り欠いた切欠溝36部から速やかに外部へ流れ出る。切欠溝36部近くには予備苗載台の支持フレーム38が立設しているため、この切欠溝部の存在によって滑り止め効果が阻害されることはなく、その支持フレーム自体が滑り止め効果を発揮することができて安全である。従って、ステップフロア34外周の立上り部36によって足をすべらせるのを防止することができるものでありながら、立上り部36の切欠きによって雨水や泥水をフロア外ヘ排出でき、スリップによる危険性を回避できる。そして、前輪2の位置を透視できる透視孔40fと横長の透視孔40bは、内周縁部を上方に折り曲げられて構成された突起部40jを備えたので、ステップフロア34自体の剛性アップ及び更なる滑り止め効果を発揮できる。また、エンジンカバー32を、エンジンEを搭載する支持部材とは別のステップフロア34を支持するステップ支持フレーム22で支持するので、エンジンEからの振動が直接伝わらない。更に、非常時はエンジンカバー32を開けてリコイルを上方に引くことによりエンジンEを始動できる。
図1及び図2は、苗移植機として4条植の乗用田植機を示すものであり、走行車体1の前後には走行車輪としての左右一対の前輪2,2及び後輪3,3が架設されている。車体上前部には操作ボックス4及びステアリングハンドル5等を有する操縦装置が設置され、また、車体後方部には昇降可能な苗植付部6が装備されている。操縦装置の後側に運転席9が設置され、運転席の下側に田植機の各部に動力を伝達するエンジンEが搭載されている。
2 前輪
6 苗植付部
34 ステップフロア
35 立上り部
36 切欠溝
37 予備苗載台
38 支持フレーム
40b 横長の透視孔
40f 前輪の位置を透視できる透視孔
40j 突起部
42 前後に長い透視孔
E エンジン
P 支点
すなわち、請求項1記載の本発明は、走行車体(1)の後部に昇降可能な苗植付部(6)を設けてある乗用型の苗移植機において、走行車体(1)のステップフロア(34)には、前輪(2)の位置を透視できる複数の透視孔(40f)を設けると共に、該複数の透視孔(40f)に備える前後方向に長い溝(41)にペダル等を挿通したことを特徴とする苗移植機とした。
請求項4記載の本発明は、前記前輪(2)が外側に切れた時、該前輪(2)がステップフロア(34)から外側に突出する構成とし、後輪(3)の上方に対応する部位に左右方向に長い透視孔(40b)と前後方向に長い透視孔(42)を設けたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の苗移植機とした。
請求項5記載の本発明は、前記ステップフロア(34)外周に滑り止め用の立上り部(35)を突設し、ステップフロア(34)から上方に立設する支持フレーム(38)で予備苗載台(37)を支持する構成とし、該支持フレーム(38)はステップフロア(34)の外周縁部に設定すると共に、前記立上り部(35)は支持フレーム(38)の近くにおいて一部切欠き構成し、前記前輪(2)の位置を透視できる透視孔(40f)と後輪(3)の上方に対応する部位に設けた左右方向に長い透視孔(40b)は、内周縁部を上方に折り曲げられて構成された突起部(40j)を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の苗移植機とした。
また、溝41にペダル等を挿通してガイドする構成とすることができる。
請求項5の発明によると、請求項1から4のいずれか1項の発明の効果に加えて、ステップフロア34上に溜った水は、立上り部36を一部切り欠いた切欠溝36部から速やかに外部へ流れ出る。切欠溝36部近くには予備苗載台の支持フレーム38が立設しているため、この切欠溝部の存在によって滑り止め効果が阻害されることはなく、その支持フレーム自体が滑り止め効果を発揮することができて安全である。従って、ステップフロア34外周の立上り部36によって足をすべらせるのを防止することができるものでありながら、立上り部36の切欠きによって雨水や泥水をフロア外ヘ排出でき、スリップによる危険性を回避できる。そして、前輪2の位置を透視できる透視孔40fと後輪3の上方に対応する部位に設けた左右方向に長い透視孔40bは、内周縁部を上方に折り曲げられて構成された突起部40jを備えたので、ステップフロア34自体の剛性アップ及び更なる滑り止め効果を発揮できる。
図1及び図2は、苗移植機として4条植の乗用田植機を示すものであり、走行車体1の前後には走行車輪としての左右一対の前輪2,2及び後輪3,3が架設されている。車体上前部には操作ボックス4及びステアリングハンドル5等を有する操縦装置が設置され、また、車体後方部には昇降可能な苗植付部6が装備されている。操縦装置の後側に運転席9が設置され、運転席の下側に田植機の各部に動力を伝達するエンジンEが搭載されている。
2 前輪
6 苗植付部
32 エンジンカバー
34 ステップフロア
35 立上り部
36 切欠溝
37 予備苗載台
38 支持フレーム
40b 横長の透視孔
40f 前輪の位置を透視できる透視孔
40j 突起部
41 ガイド溝
42 前後に長い透視孔
E エンジン
P 支点
Claims (3)
- 走行車体(1)の後部に昇降可能な苗植付部(6)を設けてある乗用型の苗移植機において、走行車体(1)のステップフロア(34)には、前輪(2)の位置を透視できる複数の透視孔(40f)を設け、該複数の透視孔(40f)のうちの前後の透視孔(40f)を連通し、前輪(2)が内側に切れた時の該前輪(2)の傾きに合わせて複数の透視孔(40f)の横幅方向内側の端部を前側ほど横幅方向内側に配置した苗移植機。
- 前輪(2)が外側に切れた時、該前輪(2)がステップフロア(34)から外側に突出する構成とし、左右方向に長い透視孔(40b)と前後方向に長い透視孔(42)を設けた請求項1に記載の苗移植機。
- ステップフロア(34)外周に滑り止め用の立上り部(35)を突設し、ステップフロアから上方に立設する支持フレーム(38)で予備苗載台(37)を支持する構成とし、該支持フレーム(38)はステップフロア(34)の外周縁部に設定すると共に、前記立上り部(35)は支持フレーム(38)の近くにおいて一部切欠き構成し、前輪(2)の位置を透視できる透視孔(40f)と左右方向に長い透視孔(40b)は、内周縁部を上方に折り曲げられて構成された突起部(40j)を備え、運転席(9)を装着すると共に支点(P)回りに開閉可能なエンジンカバー(32)を、エンジン(E)を搭載する支持部材とは別のステップフロア(34)を支持するステップ支持フレーム(22)で支持し、エンジンカバー(32)を開けた状態でリコイルを上方に引いてエンジン(E)を始動する構成とした請求項2に記載の苗移植機。
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Patent Citations (5)
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JP2003023820A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-28 | Kubota Corp | 水田作業機 |
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