JPH08308330A - 乗用型田植機 - Google Patents

乗用型田植機

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Publication number
JPH08308330A
JPH08308330A JP12153295A JP12153295A JPH08308330A JP H08308330 A JPH08308330 A JP H08308330A JP 12153295 A JP12153295 A JP 12153295A JP 12153295 A JP12153295 A JP 12153295A JP H08308330 A JPH08308330 A JP H08308330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear wheel
rice transplanter
wheel fender
seedling
fender
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12153295A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Tani
覚 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH08308330A publication Critical patent/JPH08308330A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅広の後輪フェンダに合理的な改良を加える
ことで、苗補給を容易に行うことができるものであり乍
ら、転落などの不測の事態に対処できるようにする。 【構成】 運転座席3の左右後方に位置する後輪フェン
ダ12を幅広に形成して後部の植付け装置Bに対する苗
補給用ステップ部分12bを形成し、この後輪フェンダ
12の外周縁に滑り止め突起12cを形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として8条植え以上
の多条植えの乗用型田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、乗用型田植機においては、高能率
で田植え作業を行うことのできる8条植え、あるいは、
10条植えの田植機が開発されている。このような多条
植えの田植機においては、苗載せ台の横幅が相当大きく
なり、運転者が機体に乗ったまま苗載せ台に苗を補給す
る際に、苗載せ台の端側の苗載置部分へ手が届かなくな
る。そこで、多条植えの田植機では、機体後部の横外側
に苗補給時に作業者が乗り上がる補助ステップを付設し
たり、後輪フェンダを後車輪よりも大きく機体横外方に
延長して、この幅広の後輪フェンダを苗補給時の補助ス
テップに利用することが検討されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】後輪フェンダは、機体
横外側方への出っ張り量が、できるだけ少ない方が良い
のであるが、つまり、後部の植付け装置を左右中間で縦
軸芯周りに前方に折り畳んで路上走行する場合などを考
慮して、後輪フェンダは、機体横外側方への出っ張り量
ができるだけ少ない方が良いのであるが、後輪フェンダ
の幅を狭くすると、フェンダの端ギリギリに乗って苗補
給作業を行なわなければならず、足を滑らせて転落する
不測の事態が予想される。そこで、フェンダ上面にゴム
シートを敷いて、靴の滑りを抑制することが考えられる
が、ゴムシートは端が捲くり上がり易いなどの関係で後
輪フェンダの縁ギリギリまで設け難く、靴が半分はみ出
た場合などの不測の事態に対処することができない。
【0004】本発明は、このような実情に着目してなさ
れたものであって、幅広の後輪フェンダに合理的な改良
を加えることで、苗補給を容易に行うことができるもの
であり乍ら、転落などの不測の事態に対処できるように
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、運転座席の左右後方に位置する後輪フェンダを幅広
に形成して後部の植付け装置に対する苗補給用ステップ
部分を形成し、この後輪フェンダの外周縁に滑り止め突
起を形成してある。
【0006】請求項2に記載の本発明は、運転座席の後
ろに苗補給時の作業用取手を設けてある。
【0007】
【作用】請求項1に記載の構成によると、後輪フェンダ
を幅広に形成して苗補給用ステップ部分を形成すること
で、苗載せ台への苗補給時に運転者が後輪フェンダ上か
ら容易に供給することができる。また、後輪フェンダの
外周縁に滑り止め突起を設けることで、靴が横滑りした
場合の靴のはみ出しを抑制し、また、意識して滑り止め
突起の上に乗って苗補給作業を行なう場合に、靴の先端
側が上向きとなり、横滑りに抵抗が与えられることとな
る。
【0008】請求項2に記載の構成によると、苗補給時
に、座席後部の作業用取手を握ることで、上体を安定さ
せた状態で苗補給が行なえる。
【0009】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、後輪
フェンダを苗補給用ステップ部分を備えた幅広に形成す
ることで、運転者が後輪フェンダに上がって容易に苗補
給を行なうことができる。また、外周縁に設けた滑り止
め突起で靴が半分はみ出るなどの横滑りを抑制すること
ができ、転落などの不測事態を避けられる。
【0010】請求項2に記載の本発明によれば、上体を
安定させた状態で作業を行なうことができることから、
より、苗補給作業が容易となる。
【0011】
【実施例】図1及び図2に示すように、前部に原動部1
及び操縦ハンドル2、後部に運転座席3を備え、前・後
輪4,5で走行する四輪駆動式の乗用走行機体Aの後部
に、昇降操作自在な植付け装置Bを連結し、植付け装置
Bに一定ストロークで左右に往復移動される苗載せ台
6、苗載せ台6の下端部から一株分の苗を取り出して植
付ける回転式の植付け機構7、整地フロート8などを備
えて、8条植えの乗用型田植機を構成してある。
【0012】前記走行機体Aの原動部1の左右両側に多
段式の予備苗載せ台9が設けられており、その原動部1
と予備苗載せ台9との間のラウンドステップ10を介し
て畦に乗り移ることができ、従って、作業者は、畦から
原動部1と予備苗載せ台9との間のラウンドステップ1
0を通って運転座席3足元の操縦ステップ11に移動す
ることができる。そして、運転座席3の左右後方に位置
する後輪フェンダ12を、前方に延出して操縦ステップ
11の横側に補助ステップ部分12aを形成する状態で
後輪5の横外側方を大きく覆う幅広に形成してある。そ
して、その後輪フェンダ12の補助ステップ部分12a
の後方に階段状の上下二段の苗補給用ステップ部分12
bを屈曲形成してある。つまり、予備苗載せ台9から植
付け装置Bへの苗補給に際して、上下二段の苗補給用ス
テップ部分12bを利用して運転者が後輪フェンダ12
上に乗り上がって、苗載せ台6の端側への苗補給を容易
に行えるようにしてある。
【0013】前記後輪フェンダ12には、外周縁に、フ
ェンダの補強を兼ねた滑り止め突起12cが設けられて
おり、該滑り止め突起12cは、靴が横滑りしてフェン
ダ12からはみ出るなどを抑制する為のものであり、フ
ェンダ12前部の外側縁から後部の外側縁にかけて上方
に膨出成型してある。そして、補助ステップ部分12a
には、多数の円形の滑り止め突起12d、また、苗補給
用ステップ部分12bには、円形と線状の滑り止め突起
12eを打出し形成してある。また、前記補助ステップ
部分12aには、前輪位置確認用の多数の開口12fを
打ち抜き形成してあり、前輪4の走行位置を開口12f
を通して目視できるようにして、畦道での走行や歩み板
を利用してのトラックへの機体積み降ろし時における操
縦を容易に行えるようにしてある。
【0014】前記後輪フェンダ12の支持フレーム13
には、乗降用の足掛け14が設けられており、そして、
前記後輪フェンダ12の後部上段の苗補給用ステップ部
分12bには、乗降用の取手15が設けられている。従
って、作業者は、機体の横側からでも乗降できるように
なっている。
【0015】前記運転座席3の後部には、パイプ材を背
面視T字型に屈曲形成してなる作業用の取手16が設け
られており、運転座席3を前後スライド自在に支持する
運転座席3の支持台に固定連結されている。従って、作
業者は、苗補給時に、作業用取手16を握って身体を安
定させて苗補給作業が行なえる。
【0016】尚、前記操縦ステップ11には、滑り止め
用のゴムシート17が敷設されている。
【0017】〔別実施例〕上記実施例においては、後輪
フェンダ12に階段状の苗補給用ステップ部分12bを
設けたが、フラットな苗補給用ステップ部分であっても
良い。
【0018】また、後輪フェンダ12の形状や寸法は機
体の仕様の応じて適宜変更できる。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の全体側面図
【図2】同、平面図
【図3】後輪フェンダの平面図
【図4】同、側面図
【図5】後輪フェンダの斜視図
【図6】作業用取手の斜視図
【符号の説明】
3 運転座席 12 後輪フェンダ 12b 苗補給用ステップ部分 12c 滑り止め突起 16 作業用取手

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転座席(3)の左右後方に位置する後
    輪フェンダ(12)を幅広に形成して後部の植付け装置
    (B)に対する苗補給用ステップ部分(12b)を形成
    し、この後輪フェンダ(12)の外周縁に滑り止め突起
    (12c)を形成してある乗用型田植機。
  2. 【請求項2】 前記運転座席(3)の後ろに苗補給時の
    作業用取手(16)を設けてある請求項1に記載の乗用
    型田植機。
JP12153295A 1995-05-19 1995-05-19 乗用型田植機 Pending JPH08308330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12153295A JPH08308330A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 乗用型田植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12153295A JPH08308330A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 乗用型田植機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08308330A true JPH08308330A (ja) 1996-11-26

Family

ID=14813575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12153295A Pending JPH08308330A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 乗用型田植機

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JP (1) JPH08308330A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003291862A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 乗用作業車
JP2007330189A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Iseki & Co Ltd 苗移植機
JP2013233152A (ja) * 2013-07-16 2013-11-21 Iseki & Co Ltd 苗移植機
JP2014204739A (ja) * 2014-08-07 2014-10-30 井関農機株式会社 苗移植機

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