JP2013229501A - 液処理装置、液処理方法および記憶媒体 - Google Patents

液処理装置、液処理方法および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】基板に対して処理液により処理するにあたり、処理液の流量を高精度で計測すること、及び処理液の吐出状態を監視することが可能な液処理装置を提供する。
【解決手段】液供給装置は、処理液供給源と流路部材を備え、流路部材上には、超音波流量計と、処理液をノズルまで送り出すための送液機構と、を備える。超音波流量計は、対となる圧電素子42a,42bをチューブ41の周方向に備え、一方の圧電素子による超音波の発振と、他方の圧電素子による発振された超音波の検出を双方向に実行することで、超音波発振から検出までの時間に基づきチューブ41内の1mL/sec以下の処理液の流量を測定可能である。また液処理装置は、流量計により観測された流量の波形の変化に基づき、処理液中の気泡や処理液の吐出状態などを監視可能であるように構成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体ウエハ等の基板に対して処理液を供給して液処理を行う技術に関する。
半導体デバイスの製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程においては、半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)の表面にレジスト膜を形成するレジスト塗布処理が行われている。この塗布処理としては、一般にはスピンコーティング法が採用されているが、レジスト膜用薬液(以下「レジスト」という)が高価であることから、レジスト膜の膜厚について高い面内均一性を確保できる吐出量でありながら、消費量をできるだけ抑えることが要求される。このため少流量の領域で精度良く流量を検出しなければならないが、適切な流量計が存在しないため、例えば定期的に電子天秤を用いてポンプ圧を調整するなどの対応がされていた。しかしながら、定期的にこうした作業を行うことは煩わしいという課題があった。また、レジスト中の溶存気体により気泡が現れることがあるが、パターンの線幅の微細化が進みつつあるため、従来問題となっていない微細な気泡についても、検出して対処する必要性に迫られている。
特許文献1には、1対の超音波送受信器を流体の流れる導管の外周部に配置し、流体の流量値を計測する方法が開示されている。また、特許文献2には、超音波流量計の計測結果に基づき、吐出孔前のバルブ開閉を調整することによって吐出量を制御するレジスト塗布法が開示されている。しかし特許文献1、2のいずれにも、1mL/sec以下もの微小な流量を検出する構成については記載されていない。
特開2004−226391号公報 特開2003−197516号公報
本発明はこのような事情においてなされたものであり、その目的は、基板に対して処理液により処理するにあたり、処理液の流量を高精度で計測することができる技術を提供することにある。
本発明の液処理装置は、
基板保持部に保持された基板に対して、処理液供給源から流路部材およびノズルを介して1ミリリットル/秒以下の流量で処理液を供給して液処理を行う装置において、
前記流路部材に設けられ、処理液を前記ノズルまで送り出すための送液機構と、
前記流路部材における前記送液機構の下流側に設けられ、測定可能な流量の下限値が1ミリリットル/秒以下である超音波流量計と、を備え、
前記超音波流量計は、処理液の流れ方向に互いに離間かつ各々流路部材の外周を囲むように環状に設けられた第1及び第2の圧電素子と、前記第1及び第2の圧電素子の間で超音波を交互に伝播させて互いの伝播時間の時間差に基づき、処理液の流量を測定する測定部とを備えたことを特徴とする。
本発明の液処理方法は、
基板保持部に保持された基板に対して、処理液供給源から流路部材およびノズルを介して1ミリリットル/秒以下の流量で処理液を供給して液処理を行う液処理方法において、
前記流路部材に設けられ、測定可能な流量の下限値が1ミリリットル/秒以下である超音波流量計により処理液の流量を測定する工程を含み、
前記工程は、処理液の流れ方向に互いに離間かつ各々流路部材の外周を囲むように環状に設けられた第1及び第2の圧電素子を用い、前記第1及び第2の圧電素子の間で超音波を交互に伝播させて互いの伝播時間の時間差に基づき、処理液の流量を測定する工程を含むことを特徴とする。
本発明の記憶媒体は、
前記処理液供給源から供給された処理液に対して、前記液処理方法を行う装置に用いられるコンピュータプログラムが記録された記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムは、既述の方法を行うように構成されていることを特徴とする。
本発明は、ノズルに接続される流路部材に、互にレジストの流れ方向に離間してかつ各々当該流路部材の外周を囲むように環状に第1及び第2の圧電素子を設け、これらの間の超音波の伝播時間に基づいてレジストの流量を検出するように超音波流量計を構成している。このため1mL/sec以下もの微少な流量を高精度に検出することができるので、ノズルから基板に吐出されるレジストの量を、微少量でありながら高い精度で設定量に合わせこむことができる。
本発明の実施の形態に係るレジスト塗布装置を構成するレジスト供給装置の実施の一形態を示す構成図である。 本実施形態のレジスト塗布装置の一態様の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るレジスト供給装置を構成する超音波流量計の内部構造及び動作を示す説明図である。 レジスト供給装置全体の制御機構を表したブロック図である。 レジスト供給装置の一実施例において、超音波流量計により測定された流量の波形図である。 レジスト供給装置における積算流量計測のフローの一態様を表したフローチャートである。 超音波流量計が気泡を検出してからトラップ外に気泡を排出するまでを表したフローチャートである。 レジスト供給装置における超音波流量計の設置の一態様を示した構成図である。 本実施形態のレジスト塗布装置の制御機構を表したブロック図である。
以下、本発明の液処理装置をレジスト塗布装置に適用した実施の一形態について説明する。
先ず図1を用いてレジスト塗布装置の全体構成について簡単に述べると、レジスト塗布装置は、基板であるウエハWを水平に保持する基板保持部であるスピンチャック61を含むカップモジュール60と、スピンチャック61に保持されたウエハWの中心部に処理液であるレジストを供給するためのノズル50と、このノズル50にレジストを供給するレジスト供給装置10を備えている。前記のノズル50は、図2に示すように、ノズル移動機構81に設けられ、カップモジュール60の上方と、ダミーディスペンスによるレジストを受ける受け部である待機バス89と、の間を移動できるようになっている。
前記カップモジュール60は、スピンチャック61を囲むように設けられ、ウエハWから振り切られたレジストを受けるためのカップ体63を備え、カップ体63の下部には、吸引排気路が接続されると共にドレインを排出できるように構成されている。カップ体63は、ミストの舞い上がりを防止するように内カップ、外カップなどが組み合わせて構成されているが、図では省略している。
前記レジスト供給装置10は、レジストの流れの上流側から説明すると、レジストを貯留する密閉型のボトル11を備えている。ボトル11の上部には配管12の一端と配管32の一端が接続され、配管12の他端はリキッドエンドタンク13の上部に接続される。
配管32の他端は、ボトル11内に不活性ガスを供給する機構、例えばNガスを供給するNガス供給源31に接続されている。配管32にはバルブ32aが備え付けられており、このバルブの開閉を制御することでボトル11内へのNガスの供給量を変化させることが出来る。
そしてNガス供給源31からNガスをボトル11に供給することでボトル11内に圧力を加え、内部のレジストを配管12内に圧送する。配管12の他端はリキッドエンドタンク13の上部に接続されている。なお、配管12上のリキッドエンドタンク13の直前には気泡センサ33が設置されている。
リキッドエンドタンク13には内部の気体を脱気する脱気管14が設けられており、脱気管14にはバルブ14aが設けられている。リキッドエンドタンク13下部にはリキッドエンドタンク13内のレジストを流出させる配管15が接続され、配管15の他端にはフィルタ部16が接続されている。
フィルタ部16にはフィルタ部16にて除去した不純物等を排出する配管17が接続され、配管17にはバルブ17aが備え付けられている。フィルタ部16は配管18を介して、トラップ19に接続される。なお、配管18上のトラップ19の直前には気泡センサ34が設置されている。
リキッドエンドタンク13、フィルタ部16、トラップ19、気泡トラップ26には夫々バルブ14a、17a、21a、27aが介設された脱気管14、17、21、27が設けられている。そしてトラップ19の下流側には配管22の一端が接続され、他端はポンプ部23の入力側へと接続されている。なお、配管22にはバルブ22aが備え付けられている。なお、ポンプ部23としては、例えばダイアフラム式のポンプが用いられ、内部に圧力センサなどの調整機器を内蔵しており、所望の圧力でレジストを圧送することが可能である。また、ポンプ部23の近傍にはポンプの周囲温度を検知する温度センサ35が設けられている。
ポンプ部23の出力側は配管24を通じて超音波流量計40に接続される。この超音波流量計40は例えばチューブ状の本体を直方体状のカバーが被覆する構造となっている。超音波流量計40の詳細な構造については後述する。超音波流量計40の他端は配管25を介して気泡トラップ26に接続されている。
気泡トラップ26の下流側には配管28の一端が接続され、他端はバルブ29の入力側へと接続されている。そしてバルブ29の出力側は配管51によりノズル50へと接続されている。
次に、超音波流量計40の構成の一例について詳説する。図3(a)は超音波流量計40の概略を示しており、本体部分は流路部材の一部をなす内径が2mm以下の、例えば外径4mmの樹脂チューブ41と、各々樹脂チューブ41の外周を環状に囲みかつ液の流れ方向に離間した第1の圧電素子42a、及び第2の圧電素子42bとを備えている。圧電素子42a、42b、及び樹脂チューブ41は超音波流量計40のセンサ部である。圧電素子42の素材としては、例えばチタン酸ジルコン酸鉛などが挙げられる。樹脂チューブ41と圧電素子42a、42bは図示しないプラスチックカバーにより覆われ、カバーには脱着式の同軸ケーブルが接続されると共にレジスト供給部10内の配管に接続するための端部がカバーの前後に各々突出している。
圧電素子42a、42bは図3(b)に示すように、信号路切替部103を介して一方が電源120に、他方が電圧検出部104に夫々接続されている。信号路切替部103は、電源120からの電圧を第1の圧電素子42aに供給すると共に、電圧検出部104と第2の圧電素子42bとを接続する状態と、電源120からの電圧を第2の圧電素子42bとを接続すると共に、電圧検出部104と第1の圧電素子42aとを接続する状態と、の一方を選択する。具体的にはこのような選択をするようにスイッチ部が設けられている。
図4は本実施の形態の液処理装置1の構成要素の一つであるコンピュータを含む制御部2を示している。110はバス、100はCPUであり、前記超音波流量計40の電圧検出部104はこの例では制御部2の中に含まれる。電圧検出部104は、圧電素子42a(42b)に生じる電圧をアナログ/ディジタル変換部によってディジタル値に変換し、このディジタル値を読み込んで、メモリに書き込むプログラムを含む。制御部2は、超音波流量計40の構成要素である流量演算プログラム101を備えており、この流量演算プログラム101により実行される演算も含めて超音波流量計40の原理について述べておく。
図3(a)は超音波流量計40の測定部の説明図である。今、図3(a)に示すように樹脂チューブ41内において、左から右に向かって測定対象の流体が流れるとする。圧電素子42aに電圧が印加されると、特定の周波数の超音波を発振する。この超音波が流体内を伝搬し、圧電素子42bに伝達される。圧電素子42aと42bは同一の共振周波数を持っており、圧電素子42bは、圧電素子42aが発振した超音波を受信すると電圧を出力する。よって圧電素子42aに電圧を印加してから圧電素子42bが電圧を出力するまでの時間は圧電素子42aから圧電素子42bへと超音波が届くまでに要した時間と見なせる。この時間をtとする。
一方、圧電素子42bに電圧を印加すると超音波を発振し、圧電素子42aは当該超音波を受信し電圧を出力する。よって上記の場合と同様に圧電素子42bに電圧を印加してから圧電素子42aが電圧を出力するまでの時間は圧電素子42bから圧電素子42aへと超音波が届くまでに要した時間と見なせる。この時間をtとする。
流体の流速をVとすると、超音波を発振したときの超音波の流体内での速度は、流体そのものの粘度や、温度などの影響を受ける。この影響は速度の固有定数として表される。これをCとおく。圧電素子42aと圧電素子42b間の距離をLとおくと、次式が成り立つ。
=L/(C+V)…(1)
=L/(C−V)…(2)
式(1)及び(2)から、流体の流速Vが導出できる。すなわち、
V=(L/2)×(1/t−1/t)…(3)
よって超音波の伝搬に要する時間を双方向で検出すれば、流速Vが求まる。かつ、センサ部内の樹脂チューブ41の内部断面積は自明であるので、従って流量も求められる。
また、この超音波流量計40によれば、圧電素子42同士が樹脂チューブ41の周に沿って環状に存在し、圧電素子42同士の距離も例えば30mmと通常の1/3〜1/5ほどであり、また、樹脂チューブ41の内径も2mm以下と極小であるため、光学式流量計では不可能なレベルでの流量の測定、具体的には0.数mLレベルの流量を測定することが可能である。また、圧電素子42は環状に設けられるが、環状に設けられるとは樹脂チューブ41の全周を囲む場合に限られず、全周の半分以上を取り囲んでいる場合を含む。
この超音波流量計40は、逆方向の流速、レジスト供給装置10でいうとウエハWからボトル11方向への流速も測定可能であり、またバルブ29などを開閉した直後などの流速の大幅な変化も測定することが出来る。
さらに、超音波流量計40の設置場所はポンプの前やノズルの手前など、様々な位置に置くことが可能であり、複数設置しても良いが、特にノズルの直前が精度良く測定が可能となる。なお、超音波流量計40を設置する場所によって適切なシステム構成が異なってくることに留意する。
ところで、超音波流量計40によりレジスト吐出量を測定する過程で、レジスト吐出量は超音波の伝搬を基にして測定されるが、レジスト内に気泡が混入しているときには、この気泡に超音波が当たり反射され、結果として、測定されるデータに顕著な変化(ノイズ)が見られる。この顕著な変化は、液体と気体とでは超音波伝搬速度が大きく異なることに基づく。
図5は、ポンプのオン、オフによる流量値の時間帯推移を示し、図5(a)はレジスト中に気泡が存在しない場合であり、図5(b)はレジスト中に気泡が存在する場合である。即ち、気泡が超音波流量計40内のレジストに混入し、超音波流量計40の検出部に捕捉されると、図5(b)で示すような顕著な変化(ノイズ)が流量値の推移データの波形上に見られる。現にこれまでの実験により、Φ0.3mm程度までの気泡検出が可能であることが分かっている。
流量値の上述の変化を検出する手法としては、予め設定された時間(ノイズの発生時間に基づいて事前に設定した時間)内に流量値の増加、減少の一方及び他方の変化があったことと、変化幅がしきい値を超えていること、とのアンド条件を取ることで、上述の変化(つまり気泡の存在)を検出する例が挙げられる。
また、制御部2は、流量監視プログラム102および気泡対処プログラム107を備えている。流量監視プログラム102は超音波流量計40にて検出された流量値とノズルからの吐出時間、即ちポンプがオンになっている時間とを積算して積算吐出量を求め、この積算吐出量がノズルの吐出回数に応じたしきい値(吐出積算量の設定値)の範囲に収まっているか確認し、収まっていない場合はアラーム105を動作させるように構成されている。
気泡対処プログラム107については、超音波流量計40の流量検出値の時系列データを利用して気泡トラップ26から脱気させるためのものであり、後述の作用説明にて図7に記載したフローを実行するようにステップ群が組まれている。
前記流量監視プログラム102および気泡対処プログラム107を含むプログラムは、後述の動作を実行して所定の処理を行うように命令(各ステップ)が組み込まれている。このプログラムは、コンピュータ記憶媒体、例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、ハードディスク、MO(光磁気ディスク)などの記憶部に格納されてCPU100にインストールされる。ここで前記CPU100にインストールされた前記プログラムには、スピンチャック61、スピンチャック駆動部62、ノズル50、Nガス供給源31、バルブ32a、ボトル11、バルブ14a、フィルタ部16、バルブ21a、バルブ22a、ポンプ部23、気泡センサ33、34、温度センサ35、超音波流量計40、バルブ27a、バルブ29などを制御するためのプログラムも含まれており、メインメモリにインストールされた上で前記各部が制御されるようになっている。よって、超音波流量計40の制御の一部は、図4で示す制御部2による制御の一部に組みまれている。
続いて、レジスト供給装置10の作用について図1に戻り説明する。先ず、バルブ32aを制御し、Nガス供給源31から配管32を通じてボトル11内にNガスを供給し、ボトル11内を通常運転時より高い圧力に加圧する。そしてバルブ22aおよびバルブ29を開成し、ボトル11から配管系全体を通じて、ノズル50へとレジストを圧送する。この動作によって、配管12、15、18、22、24、25、28、51内や、リキッドエンドタンク13、フィルタ部16、トラップ19、ポンプ部23、超音波流量計40、気泡トラップ26、ノズル50などに滞留した気体を高圧のレジストによって除去することが出来る。
上述の気体除去作業(準備作業)が終了した後、ウエハWをレジスト塗布装置内に搬入し、ボトル11内の圧力は所定の通常運転としての圧力に維持される。この所定の圧力は、レジスト中にNガスが溶存した場合でも、レジストが後述するポンプ部23に供給されるまでに発泡しない圧力に、つまりレジストに陽圧がかかるように決定される。
リキッドエンドタンク13は、レジストを一旦貯留し、ボトル11からのレジスト供給が停止した場合に、貯留しておいたレジストをノズル50へと供給する、いわばバッファタンクとしての役割を果たしている。また、このリキッドエンドタンク13直前の気泡センサ33が気泡を検出した場合、当該気泡は脱気管14のバルブ14aを開成することで外部へと排出される。
リキッドエンドタンク13内において脱気されたレジストは、リキッドエンドタンク13の下流側に接続された配管15を通じてフィルタ部16へと流入する。このフィルタ部16によりレジスト中の異物や残存している気泡が分離され、分離された異物等は配管17のバルブ17aを開成することで外部へと排出される。異物等除去後のレジストは配管18中を流通し、トラップ19に流入する。
トラップ19は、トラップ19の前の気泡センサ34が気泡を検出した場合、ポンプ部23にレジストが流入する前に脱気管21のバルブ21aを開成することで当該気泡を取り除く。脱気後のレジストは、配管22を通過し、ポンプ部23まで搬送される。
そして、ポンプ部23まで搬送されたレジストは、配管24を介して超音波流量計40内に流入する。ここでレジストの流量が計測される。
超音波流量計40で流量が計測された後、レジストは配管25を介し気泡トラップ26に入る。気泡トラップ26は、超音波流量計40が気泡を検出した場合、脱気管27のバルブ27aを開成することで当該気泡を取り除く。当該気泡除去の一例については後に詳述する。そしてレジストは、気泡トラップ26から配管28を介しバルブ29を経てノズル50へと接続されている。ウエハWへのレジストの吐出量はこのバルブ29のコントロールによっても調節され、ウエハWへのレジスト吐出が行われる。
レジスト吐出までのポンプのダイアフラムの駆動量監視については、前述した流量監視プログラム102により、以下のような手順で積算吐出量を監視することにより駆動量の監視及び制御が行われている。
次に上述の積算吐出量の監視について述べる。図6は、流量監視プログラム102の作動機構を図示したフローチャートである。
先ず予め、ノズルからのレジスト吐出を何回行ったときに積算吐出量を確認するのかについて決定しておき、この回数をmとする。
レジスト塗布装置が稼働すると(スタート)、ここで吐出回数カウンタkが0にリセットされた上で(S101)、ノズルから薬液吐出を実施する(S102)。そして吐出回数カウンタkの値に1を加える(S103)。
ここでk=0の時からの積算吐出量を算出する(S104)。そしてkの値をmと比較し(S105)、k<mの場合(S105:NO)、通常運転のループに戻る(S102)。
k=mの場合(S105:YES)、積算吐出量が規定値以内であるか判定する(S106)。もし積算吐出量が規定値を超えている場合(S106:NO)、アラームを作動させ(S107)、オペレータに知らせる。この場合には、例えばロットの切替時などにおいてメンテナンスを行う。積算吐出量が規定値以内の場合は(S106:YES)、一旦ルーティンを終了し(エンド)、再びスタートから図6のルーティンを開始する。
また、流量監視プログラム102の実行に加えて、気泡対処プログラム107が実行され、以下のような処理が行われる。
気泡を検出したときの実施の一形態として、図1の気泡トラップ26に気泡をトラップした上で、レジストを気泡トラップ26内にパージして気泡を排出する手順がある。この形態について、図7のフローチャートを用いて説明する。図7は、超音波流量計40が気泡を検出してからトラップ外に気泡を排出するまでを表したフローチャートである。
先ず予め、何回気泡を検出したら、気泡トラップ26外に気泡を排出する手順を行うか、その回数を決定しておく。この回数をMとする。
超音波流量計40が稼働すると(スタート)、ここでカウント値nが0にリセットされた上で(S201)、流量検出を実行する(S202)。そして流量演算部にて得られた流量値が所定の範囲内に収まっているか否かを判断する(S203)。
所定の範囲内に収まっている場合は(S203:YES)、流量値が所定の範囲内に収まっている間中、通常運転のループを繰り返し、流量値が所定の範囲を上回っている又は下回っていると判断した場合(S203:NO)、カウント値nの値に1を加える(S204)。そしてnの値をMと比較し(S205)、n<Mの場合、通常運転のループに戻る(S203へ)。
n=Mの場合、気泡トラップ26外に気泡を排出するタイミングであるので、バルブ29を閉成し(S206)、脱気管27のバルブ27aを開成し(S207)、しかる後にポンプ部23を駆動させ、気泡トラップ26にレジストを予め設定したレベルまで供給する(S208)。こうして気泡を系外に排出した後、バルブ27aを閉成した上で(S209)、バルブ29を開成し(S210)、気泡排出の動作を終了する(エンド)。そして再びスタートから図7のルーティンを開始する。
また、本実施の形態の変形例として、図8の様に超音波流量計40を縦置き(垂直方向)に設置すると、吐出停止時であっても泡が存在する場合、泡が超音波流量計40の励振領域内を通過する。その際に測定データ上に図5(b)で示したようなノイズが出現するので、このように超音波流量計40を設置する方法も考えられる。
また、気泡を検出したときの他の実施の形態として、ノズル50からのレジストのダミーディスペンスを行うようにしてもよい。このような例として、次の手法が挙げられる。
先ず超音波流量計40の励振領域におけるレジスト液中に気泡が存在するときには既述のように(図5参照)流量値に基づいて気泡を検出できる。制御部2は気泡を検出したときに、この気泡がノズル50に到達するまでに通常の処理を行い、気泡がノズル50に到達するタイミングの時に、ノズル50を待機バス89(図2参照)まで移動させ、ポンプ23を駆動してダミーディスペンスを行う。なおこの場合には、例えば図1に示す気泡トラップ26の下流側に超音波流量計40が設けられる。図9はこのような手法を実施するための構成を略解的に示している。具体的に説明すると、超音波流量計40からノズル50までの体積及びレジストの流量は既知であるため、超音波流量計40を出た泡がノズル50に達するまでの時間が算出できるので、気泡がノズル50を通過する前に通常と同様にレジストを吐出可能な回数も算出できる。そして例えば超音波流量計40で気泡を検出した瞬間から通常のレジスト吐出が2回行われた後、ノズル50が待機バス89に移動し、ダミーディスペンスが行われる。
または、本実施形態においては、ノズル50の待避とダミーディスペンスを行う代わりに、ノズル50からレジストをウエハWへ吐出するプロセスを続け、検出した気泡に対応するウエハWに対してソフトマーキングを行い、注意を促してもよい。
また更に、本レジスト供給装置10において、ノズルからの複数回吐出量がノズルからの吐出回数に応じたしきい値の範囲内に収まっていない場合は、上述したようにアラーム105を作動させる代わりに、レジストの流量が減少している場合はレジストの流量を増加させ、レジストの流量が増加している場合はレジストの流量を減少させる。または、留意するべきウエハにソフトマーキングを行う、ポンプ吐出圧をコントロールする、あるいは以降の処理を停止するなどして、製品不良を検知または防止することも可能である。
ポンプ吐出圧のコントロールとして以下の方法がある。例えば上記の吐出回数に応じたしきい値は当該流量の上限側のしきい値と下限側のしきい値とから成る。前記下限側のしきい値より前記複数回吐出量が低下した場合は、ポンプの吐出圧を上昇させる。この際、しきい値を下回った量に対して上昇させるポンプの吐出圧は予め決定しておく。例えば、0.01mL下回った場合、吐出圧を0.1kPa増加させる。
これらの制御は、制御の種類にもよるが、リアルタイムで行うことも、時間を区切って(たとえばレジスト吐出1回毎に)行うことも考えられる。
また、吐出量算出機能の応用として、連続的に測定された流量の記録をデータベース化し、そのデータをフィードバックしてレジスト吐出量を補正する機能がある。具体例としては、流量値監視により測定された流量値波形の変動をもとにした吐出システムの制御があり、機能の一例としては、流量値変動によりポンプ部23をフィードバック制御することによる流量値制御、ポンプの吸液動作に補正を掛ける制御、及びバルブ29における開閉動作の補正制御などがある。
また、測定された流量とその時点でのレジストの温度及びポンプ部23周辺の温度の記録を関連付けてデータベース化し、そのデータをフィードバックしてポンプ部23の圧力値を補正する機能がある。
具体的に説明すると、レジストは温度により粘度が変化するので、ウエハWへのレジスト塗布の際、スピンコーティングによる拡散の度合いも温度により変化する。よって吐出量はレジストの温度に応じて変動させる必要がある。そこで予め、レジスト温度に対する所望のレジスト吐出量を決定しておき、温度センサ35で測定したポンプ部23の周辺温度に対してポンプ部23の圧力値をどのように設定すれば所望のレジストの量がノズル50から吐出されるか調査し、得られた温度と圧力の相関を記録し、これらの結果をデータベース化する。そして実際の運用時はこのデータベースと、レジスト静止時において超音波流量計40の超音波測定で得られたレジストの液温、及び温度センサ35にて得られたポンプ部23の周辺温度に基づいてポンプ部23の圧力値を補正し、レジストの吐出を行う。この吐出の際には超音波流量計40にてレジスト流量を測定し、所望のレジスト量が吐出されているかチェックするステップを設けてもよい。
この際に、外部液温モニターにて流量を補正する場合は、液温が設定温度に調整されていることが前提であり、その前提の上で外部温度と流量との相関関係が決まる。
このように、本レジスト供給装置10は、超音波流量計40の流量計測及び流量計測から得られたデータを基にして、外部からの影響を最小化しつつ吐出を制御可能とする構成となっている。
以上において、本発明に係る液処理装置の実施例として、レジスト供給装置10について説明したが、実際の液処理装置としては、勿論取り扱う処理液はレジストに限るものではなく、保護膜や反射防止膜などのウエハ成膜の際の処理液およびシンナー(プリウエット液、剥離液)に対する処理にも応用が可能である。
また、気泡検知に関する他の実施形態としては、気泡を検知したときにアラームを発生させ注意を促す方法などがある。このアラーム発生は気泡1つ毎でなく、気泡が複数の特定回発生したときにアラームを発生させる方式であってもよい。
なお、超音波流量計40は、上述の微小気泡検出に特化した利用も考えられる。
また、超音波流量計40で測定される流量の波形は、流体の粘度によって異なる特性を見せることから、当該波形を測定することによって、薬液供給源における処理液ボトルの誤接続を防止する、という効果もある。
さらに、超音波流量計40の超音波伝播速度は、レジストの温度変化に依存するため、予め超音波伝播速度とレジスト温度の関係をデータ化しておくことにより、超音波流量計40はレジスト静止時におけるレジストの温度変化の検知にも利用が可能である。
1 液処理装置
10 レジスト供給装置
11 ボトル
13 リキッドエンドタンク
23 ポンプ部
26 気泡トラップ
29 バルブ
31 Nガス供給源
40 超音波流量計
41 樹脂チューブ
42 圧電素子
50 ノズル
W ウエハ

Claims (12)

  1. 基板保持部に保持された基板に対して、処理液供給源から流路部材およびノズルを介して1ミリリットル/秒以下の流量で処理液を供給して液処理を行う装置において、
    前記流路部材に設けられ、処理液を前記ノズルまで送り出すための送液機構と、
    前記流路部材における前記送液機構の下流側に設けられ、測定可能な流量の下限値が1ミリリットル/秒以下である超音波流量計と、を備え、
    前記超音波流量計は、処理液の流れ方向に互いに離間かつ各々流路部材の外周を囲むように環状に設けられた第1及び第2の圧電素子と、前記第1及び第2の圧電素子の間で超音波を交互に伝播させて互いの伝播時間の時間差に基づき、処理液の流量を測定する測定部とを備えたことを特徴とする液処理装置。
  2. 前記超音波流量計における第1の圧電素子と第2の圧電素子との間の流路部材は内径が2mm以下の円筒状であることを特徴とする請求項1記載の液処理装置。
  3. 前記超音波流量計により得られた流量値の変化に基づいて、前記処理液中の気泡を検出する気泡検出部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の液処理装置。
  4. 前記流路部材における前記超音波流量計の下流側に設けられた気泡トラップと、
    前記気泡トラップの下流側に設けられたバルブと、
    前記超音波流量計により気泡の検出回数がしきい値を越えたときに前記バルブを閉じ、当該気泡トラップに処理液を供給して気体を排出するように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする請求項3に記載の液処理装置。
  5. ノズルからダミーディスペンスされた処理液を受けるための液受け部と、
    前記超音波流量計により気泡が検出されたときに、予め設定された回数だけノズルから基板に処理液を吐出して液処理を行った後、前記液受け部にてダミーディスペンスを行うように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする請求項3または請求項4のいずれか一項に記載の液処理装置。
  6. 前記超音波流量計にて検出された流量値とノズルからの吐出時間とを積算して積算吐出量を求め、当該積算吐出量がノズルからの吐出回数に応じたしきい値を越えたときにアラームを出力するように制御する積算値監視部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の液処理装置。
  7. 基板保持部に保持された基板に対して、処理液供給源から流路部材およびノズルを介して1ミリリットル/秒以下の流量で処理液を供給して液処理を行う液処理方法において、
    前記流路部材に設けられ、測定可能な流量の下限値が1ミリリットル/秒以下である超音波流量計により処理液の流量を測定する工程を含み、
    前記工程は、処理液の流れ方向に互いに離間かつ各々流路部材の外周を囲むように環状に設けられた第1及び第2の圧電素子を用い、前記第1及び第2の圧電素子の間で超音波を交互に伝播させて互いの伝播時間の時間差に基づき、処理液の流量を測定する工程を含むことを特徴とする液処理方法。
  8. 前記処理液の流量を測定する工程は、流量値の変化に基づいて気泡を検出する工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の液処理方法。
  9. 前記流路部材における前記超音波流量計の下流側に設けられた気泡トラップと、
    前記気泡トラップの下流側に設けられたバルブと、を用い、
    前記超音波流量計により気泡の検出回数がしきい値を越えたときに前記バルブを閉じ、当該気泡トラップに処理液を供給して気体を排出するように制御する工程、を含むことを特徴とする請求項8に記載の液処理方法。
  10. 前記超音波流量計により気泡が検出されたときに、予め設定された回数だけノズルから基板に処理液を吐出して液処理を行った後、前記液受け部にてダミーディスペンスを行うように制御するステップを備えたことを特徴とする請求項8または請求項9のいずれか一項に記載の液処理方法。
  11. 前記超音波流量計にて検出された流量値とノズルからの吐出時間を積算して積算吐出量を求め、当該積算吐出量がノズルからの吐出回数に応じたしきい値を越えたときにアラームを出力するステップを備えたことを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれか一項に記載の液処理方法。
  12. 前記処理液供給源から供給された処理液に対して、前記液処理方法を行う装置に用いられるコンピュータプログラムが記録された記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項7ないし請求項11のいずれか一項に記載の液処理方法を実施するためのものであることを特徴とする記憶媒体。
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