JP2013226757A - ガスバリア性フィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材の少なくとも一方の面に真空成膜法により形成される無機物を含む第1のバリア層と、前記第1のバリア層上にポリシラザンを含む層を改質処理して形成される第2のバリア層と、を含み、前記第1のバリア層の前記第2のバリア層と接する面の中心線平均表面粗さ(Ra)が0.1〜60nmである、ガスバリア性フィルム。
【選択図】なし
Description
かつ、前記第1のバリア層の中心線平均表面粗さ(Ra)を特定の範囲とすることにより、上記課題が解決された優れたガスバリア性フィルムが得られることを見出した。上記知見に基づいて、本発明を完成した。
第1のバリア層は、真空成膜法で形成され、無機物を含む。真空成膜法の例としては、例えば、スパッタリング法、真空蒸着法、イオンプレーティング法などの物理気相成長法(PVD)、熱CVD法、触媒化学気相成長法(Cat−CVD)、容量結合プラズマCVD法(CCP−CVD)、光CVD法、プラズマCVD法、エピタキシャル成長法、原子層成長法、反応性スパッタ法などの化学気相成長法(CVD)などが挙げられる。
本発明に係る第2のバリア層は、有機溶剤中にポリシラザンおよび必要に応じて触媒を含むポリシラザンを含む層(以下、単にポリシラザン層とも称する)用の塗布液を公知の湿式塗布方法により塗布し、この溶剤を蒸発させて除去し、それによって基材上にポリシラザン層を残し、続いて、オーブンに通すか、またはIRもしくはNIR放熱器を備えた乾燥域中に通す、あるいは紫外線照射によって行われる改質処理を行うことにより、第2のバリア層を形成することができる。IRもしくはNIR改質では、これらの放熱器は、それぞれ12〜1.2マイクロメータまたは1.2〜0.8マイクロメータの波長範囲で操作される。放熱強度は、好ましくは5〜1000kW/m2の範囲である。この際、オーブン中での温度もしくは滞留時間、またはIRもしくはNIR放熱器の放熱強度は、過剰の加熱が生じないように、およびそれによって温度に敏感なポリマー材料が損傷されないように調節される。
改質処理としては、基材上にポリシラザンを含有する塗布液を塗布してポリシラザン層を形成した後、該ポリシラザン層に400nm以下の波長の光エネルギーを用いた紫外線を照射してシリカ転化して形成する方法が好ましい。ここで、紫外線照射は、1回のみ行ってもあるいは2回以上繰り返して行ってもよいが、照射する波長400nm以下の紫外光の少なくとも1回は、300nm以下の波長成分を有する紫外線照射光(UV)、特に180nm未満の波長成分を有する真空紫外線照射光(VUV)であることが好ましい。例えば、約172nmに最大放射を有するXe2 *エキシマラジエータや約185nmに輝線を有する低圧水銀蒸気ランプなどの300nm以下の波長の放射線成分を有する放射線源を使用すると、酸素および/または水蒸気の存在下において、上記の波長範囲におけるこれらのガスの高い吸光係数による光分解によってオゾンならびに酸素ラジカルおよびヒドロキシルラジカルが非常に効率よく生じ、これらがポリシラザン層の酸化を促進する。両機序、すなわちSi−N結合の解裂と、オゾン、酸素ラジカルおよびヒドロキシルラジカルの作用は、ポリシラザン層の表面上に紫外線が到達して初めて起こり得る。
パーヒドロポリシラザン中のSi−H結合やN−H結合は真空紫外線照射による励起等で比較的容易に切断され、不活性雰囲気下ではSi−Nとして再結合すると考えられる(Siの未結合手が形成される場合もある)。すなわち、酸化することなくSiNy組成として硬化する。この場合はポリマー主鎖の切断は生じない。Si−H結合やN−H結合の切断は触媒の存在や、加熱によって促進される。切断されたHはH2として膜外に放出される。
パーヒドロポリシラザン中のSi−N結合は水により加水分解され、ポリマー主鎖が切断されてSi−OHを形成する。二つのSi−OHが脱水縮合してSi−O−Si結合を形成して硬化する。これは大気中でも生じる反応であるが、不活性雰囲気下での真空紫外線照射中では、照射の熱によって基材からアウトガスとして生じる水蒸気が主な水分源となると考えられる。水分が過剰となると脱水縮合しきれないSi−OHが残存し、SiO2.1〜SiO2.3の組成で示されるガスバリア性の低い硬化膜となる。
真空紫外線照射中、雰囲気下に適当量の酸素が存在すると、酸化力の非常に強い一重項酸素が形成される。パーヒドロポリシラザン中のHやNはOと置き換わってSi−O−Si結合を形成して硬化する。ポリマー主鎖の切断により結合の組み換えを生じる場合もあると考えられる。
真空紫外線のエネルギーはパーヒドロポリシラザン中のSi−Nの結合エネルギーよりも高いため、Si−N結合は切断され、周囲に酸素、オゾン、水等の酸素源が存在すると酸化されてSi−O−Si結合やSi−O−N結合が生じると考えられる。ポリマー主鎖の切断により結合の組み換えを生じる場合もあると考えられる。
本発明のガスバリア性フィルムは、通常、基材として、プラスチックフィルムを用いる。用いられるプラスチックフィルムは、バリア性積層体を保持できるフィルムであれば材質、厚み等に特に制限はなく、使用目的等に応じて適宜選択することができる。前記プラスチックフィルムとしては、具体的には、ポリエステル樹脂、メタクリル樹脂、メタクリル酸−マレイン酸共重合体、ポリスチレン樹脂、透明フッ素樹脂、ポリイミド、フッ素化ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、セルロースアシレート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリカーボネート樹脂、脂環式ポリオレフィン樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリスルホン樹脂、シクロオレフィルンコポリマー、フルオレン環変性ポリカーボネート樹脂、脂環変性ポリカーボネート樹脂、フルオレン環変性ポリエステル樹脂、アクリロイル化合物などの熱可塑性樹脂が挙げられる。
本発明に係る基材表面には、バリア層との接着性(密着性)の向上を目的として、アンカーコート層を易接着層として形成してもよい。このアンカーコート層に用いられるアンカーコート剤としては、ポリエステル樹脂、イソシアネート樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エチレンビニルアルコール樹脂、ビニル変性樹脂、エポキシ樹脂、変性スチレン樹脂、変性シリコン樹脂、およびアルキルチタネート等を、1または2種以上併せて使用することができる。上記アンカーコート剤は、市販品を使用してもよい。具体的には、シロキサン系UV硬化型ポリマー溶液(信越化学工業株式会社製、「X−12−2400」の3%イソプロピルアルコール溶液)を用いることができる。
本発明のガスバリア性フィルムは、プライマー層(平滑層)を有してもよい。プライマー層は突起等が存在する透明樹脂フィルム基材の粗面を平坦化し、あるいは、透明樹脂フィルム基材に存在する突起により、透明の第1のバリア層に生じた凹凸やピンホールを埋めて平坦化するために設けられる。また、第1のバリア層の第2のバリア層と接する面のRaを制御するために設けられる。このようなプライマー層は、基本的には感光性材料または熱硬化性材料を硬化させて形成される。
本発明のガスバリア性フィルムにおいては、ブリードアウト防止層を設けることができる。ブリードアウト防止層は、プライマー層(平滑層)を有するフィルムを加熱した際に、フィルム基材中から未反応のオリゴマー等が表面へ移行して、接触する面を汚染する現象を抑制する目的で、プライマー層(平滑層)を有する基材の反対面に設けられる。ブリードアウト防止層は、この機能を有していれば、基本的にプライマー層(平滑層)と同じ構成をとっても構わない。
〔中心線平均表面粗さ(Ra)〕
原子間力顕微鏡(AFM)として、セイコーインスツルメンツ株式会社製、走査型プローブ顕微鏡SPI3700を使用し、ダイナミックフォースモードで試料の表面を、測定面積10×10μm角、走査速度1Hz、x−y方向512×256分割、カンチレバーSI−DF−20(Si、f=126kHz、c=16N/m)の条件で測定したAFMトポグラフィー像につき傾斜自動補正処理を行い、次いで3次元粗さ解析にて中心線平均表面粗さRa(nm)を求めた。この際、測定に用いたカンチレバーは摩耗や汚れのない状態のものを用いた。
作製した各ガスバリア性フィルムの第1のバリア層について、XPS法により測定した。具体的には、VGサイエンティフィックス社製ESCALAB−200Rを用い、X線アノードとしてMg、出力600W(加速電圧15kV、エミッション電流40mA)で測定して、SiOxNyにおけるxおよびyを算出した。
以下の測定方法に従って、各ガスバリア性フィルムの透過水分量を測定し、下記の基準に従って、水蒸気バリア性を評価した。
蒸着装置:日本電子株式会社製、真空蒸着装置JEE−400
恒温恒湿度オーブン:Yamato Humidic ChamberIG47M
水分と反応して腐食する金属:カルシウム(粒状)
水蒸気不透過性の金属:アルミニウム(φ3〜5mm、粒状)
(水蒸気バリア性評価用セルの作製)
試料のバリア層面に、真空蒸着装置(日本電子株式会社製、真空蒸着装置 JEE−400)を用い、透明導電膜を付ける前のガスバリア性フィルム試料の蒸着させたい部分(12mm×12mmを9箇所)以外をマスクし、金属カルシウムを蒸着させた。その後、真空状態のままマスクを取り去り、シート片側全面にアルミニウムをもう一つの金属蒸着源から蒸着させた。アルミニウム封止後、真空状態を解除し、速やかに乾燥窒素ガス雰囲気下で、厚さ0.2mmの石英ガラスに封止用紫外線硬化樹脂(ナガセケムテックス製)を介してアルミニウム封止側と対面させ、紫外線を照射することで、評価用セルを作製した。また、屈曲前後のガスバリア性の変化を確認するために、上記屈曲の処理を行わなかったガスバリア性フィルムについても同様に、水蒸気バリア性評価用セルを作製した。
各ガスバリア性フィルムを、半径が10mmの曲率になるように、180度の角度で100回の屈曲を繰り返した後、上記と同様の方法で透過水分量を測定し、屈曲処理前後での透過水分量の変化より、下式に従って耐劣化度を測定し、下記の基準に従って折り曲げ耐性を評価した。
5:耐劣化度が、90%以上である
4:耐劣化度が、80%以上、90%未満である
3:耐劣化度が、60%以上、80%未満である
2:耐劣化度が、30%以上、60%未満である
1:耐劣化度が、30%未満である
〔可視光透過率(透明性)の測定〕
各ガスバリア性フィルムの可視光透過率(%)を、分光光度計 V−570(日本分光株式会社製)を用いて測定した。
〔ガスバリア性フィルムの作製〕
基材として100μm厚のPENフィルム(帝人デュポンフィルム株式会社製、Q65FA、Tg:155℃、熱膨張係数:8ppm)を用い、片面にシロキサン系UV硬化型ポリマー溶液(信越化学工業株式会社製、「X−12−2400」の3%イソプロピルアルコール溶液)をグラビア印刷法により塗工し、120℃の温度で熱風乾燥を行なった後、紫外線硬化させ、膜厚が0.1μmのプライマー層を形成した。
次いで、上記形成したポリシラザン層に対し、下記の方法に従って、露点温度が−8℃以下の条件下で、シリカ転化処理を実施した。
稼動ステージ上に固定したポリシラザン層を形成した基材に対し、以下の条件で改質処理を行って、第2のバリア層を形成した。
試料と光源の距離:1mm
ステージ加熱温度:70℃
照射装置内の酸素濃度:1.0体積%
エキシマランプ照射時間:5秒
このようにしてガスバリア性フィルム11〜16を作製した。
〔ガスバリア性フィルムの作製〕
第1のバリア層を以下の方法で作製したこと以外は、実施例1〜6と同様にして、ガスバリア性フィルム21〜26を作製した。
〔ガスバリア性フィルムの作製〕
第1のバリア層を以下の方法で作製したこと以外は、実施例1と同様にして、ガスバリア性フィルムを作製した。
〔ガスバリア性フィルムの作製〕
基材として、特開2009−255040号公報の実施例1で使用している基材(PETフィルム、東レ株式会社製、ルミラー(登録商標)U426、厚さ100μm、濡れ指数38、表面粗さRa=5nm)を用い、さらに逆スパッタリングの時間を変化させたこと以外は、実施例1と同様にして、ガスバリア性フィルム41〜45を作製した。
〔ガスバリア性フィルムの作製〕
ポリシラザン層の塗布厚さを変え、第2のバリア層の膜厚を変化させたこと以外は、実施例3と同様にして、ガスバリア性フィルム51〜55を作製した。得られた各試料のRa、水蒸気バリア性(下記表7中の「WVTR」)、折り曲げ耐性(下記表7中の「屈曲性」)および透明性を評価した。評価結果を下記表7に示す。なお、下記表7には比較のため、実施例3の評価結果も示している。
(高平滑化層用塗工液の調製)
活性エネルギー線硬化性化合物である多官能アクリレート混合物(荒川化学工業株式会社製、商品名「ビームセット577CB」、固形分濃度100%)100重量部に、光重合開始剤(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ株式会社製、商品名「イルガキュア(登録商標)907」]2重量部を添加して混合したのち、全体の固形分濃度が30重量%になるようにメチルイソブチルケトン(MIBK)で希釈して、塗工液を調製した。
基材フィルムである厚さ188μmの両面易接着処理ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(東洋紡績株式会社製、商品名「コスモシャイン(登録商標)A4300」)の表面に、上記で得られた塗工液を硬化後の厚さが10μmになるように、マイヤーバーNo.16で塗布した。次いで、90℃で3分間乾燥したのち、紫外線を光量250mJ/cm2で照射して硬化させることにより高平滑化層をフィルム基材上に積層した。
上記高平滑層の上に、実施例1と同様にして、第1のバリア層を設置し逆スパッタリングを行った後、第2のバリア層を設置して、ガスバリア性フィルム61〜64を作成した。
Claims (5)
- 基材の少なくとも一方の面に真空成膜法により形成される無機物を含む第1のバリア層と、
前記第1のバリア層上にポリシラザンを含む層を改質処理して形成される第2のバリア層と、
を含み、
前記第1のバリア層の前記第2のバリア層と接する面の中心線平均表面粗さ(Ra)が0.1〜60nmである、ガスバリア性フィルム。 - 前記第1のバリア層が、酸化珪素、窒化珪素、酸窒化珪素、炭化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化インジウム、およびこれらの複合体からなる群より選択される少なくとも1種を含む、請求項1に記載のガスバリア性フィルム。
- 前記中心線平均表面粗さ(Ra)が0.3〜30nmである、請求項1または2に記載のガスバリア性フィルム。
- 前記第2のバリア層の膜厚が20〜500nmである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガスバリア性フィルム。
- 前記第1のバリア層が酸窒化珪素およびアルミニウムシリケートの少なくとも一方を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のガスバリア性フィルム。
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