JP2013224383A - 洗浄用溶剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】地球環境に悪影響を及ぼさない、洗浄性に優れた洗浄用溶剤組成物の提供を目的とする。
【解決手段】1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンを含む洗浄用溶剤組成物。また、1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンに加えて、1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンに可溶な溶剤を含む洗浄用溶剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、洗浄用溶剤組成物に関する。
IC、電子部品、精密機械部品、光学部品等の製造では、製造工程、組立工程、最終仕上げ工程等において、部品を洗浄用溶剤組成物によって洗浄し、該部品に付着したフラックス、加工油、ワックス、離型剤、ほこり等を除去することが行われている。
該洗浄用溶剤組成物に用いる溶剤としては、不燃性で毒性が少なく、安定性に優れ、金属、プラスチック、エラストマー等の基材を侵さずに洗浄することが可能であることから、クロロフルオロカーボン類(以下、「CFC類」と記す。)である1,1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン(以下、「CFC−113」と記す。)が広く使用されていた。
しかし、CFC−113等のCFC類は、化学的に極めて安定であることから、気化後の対流圏内での寿命が長く、拡散して成層圏にまで達する。そのため、成層圏に到達したCFC類が紫外線により分解され、塩素ラジカルを発生してオゾン層が破壊される問題がある。このことから、CFC類の生産は世界的に規制されており、先進国での生産は既に全廃されている。
また、洗浄用溶剤組成物に用いる溶剤としては、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン、3,3−ジクロロ−1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン、1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン等のハイドロクロロフルオロカーボン類(以下、「HCFC類」と記す。)も知られている。
しかし、HCFC類も塩素原子を有しており、僅かではあるがオゾン層に悪影響を及ぼすことから、先進国においては2020年に生産が全廃されることになっている。
一方、塩素原子を有さず、オゾン層に悪影響を及ぼさない溶剤としては、ペルフルオロカーボン類(以下、「PFC類」と記す。)が知られている(特許文献1)。また、CFC類およびHCFC類の代替溶剤として、ハイドロフルオロカーボン類(以下、「HFC類」と記す。)、ハイドロフルオロエーテル類(以下、「HFE類」と記す。)等も開発されている(特許文献2、3)。
特開平5−184807号公報 特表平5−508418号公報 特開平5−271692号公報
しかし、HFC類やPFC類は、地球温暖化防止のため、京都議定書の規制対象物質となっている。また、HFC類、HFE類、PFC類は、加工油等の有機化学物質の洗浄性が充分ではなく、洗浄用の溶剤としては適用範囲が狭い。
本発明は、地球環境に悪影響を及ぼさない、洗浄性に優れた洗浄用溶剤組成物の提供を目的とする。
本発明の洗浄用溶剤組成物は、1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンを含む洗浄用溶剤組成物である。
本発明の洗浄用溶剤組成物は、さらに、1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンに可溶な溶剤を含むことが好ましい。
また、前記1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンに可溶な溶剤は、炭化水素類、アルコール類、ケトン類、エーテル類、エステル類、クロロカーボン類、ハイドロフルオロカーボン類、およびハイドロフルロエーテル類からなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
また、前記1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンに可溶な溶剤の含有量は、0.1〜50質量%であることが好ましい。
本発明の洗浄用溶剤組成物は、地球環境に悪影響を及ぼさず、かつ洗浄性に優れている。
本発明の洗浄用溶剤組成物は、例えば、各種部品の製造工程等において、部品に付着したフラックス、加工油、ワックス、離型剤、ほこり等を洗浄により除去するために用いる溶剤組成物である。
本発明の洗浄用溶剤組成物は、1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペン(以下、「CFO−1214ya」と記す。)を含む洗浄用溶剤組成物である。
CFO−1214yaは、炭素原子−炭素原子間に二重結合を持つオレフィンであるため、大気中での寿命が短く、オゾン破壊係数や地球温暖化係数が小さい。また、CFO−1214yaの沸点は約46℃であるため、沸騰させて蒸気となってもその温度は約46℃であり、樹脂部品等の熱による影響を受けやすい部品を蒸気洗浄する場合であっても部品に悪影響を及ぼし難い。また、CFO−1214yaは引火点を持たない。また、CFO−1214yaは、表面張力や粘度が低く、室温でも容易に蒸発する等、洗浄溶剤として優れた性能を有している。
さらに、本発明者等が検討した結果、CFO−1214yaは優れた洗浄性を有していることが判明した。すなわち、従来は洗浄用溶剤組成物にCFO−1214yaは使用されていなかったが、CFO−1214yaを用いた洗浄によって、フラックスや加工油、ワックス等を良好に除去できることが判明した。
CFO−1214yaは、例えば、1,1−ジクロロ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(以下、「HCFC−225ca」と記す。)を原料として、相間移動触媒存在下にアルカリ水溶液中で脱フッ化水素化させる方法(1)、またはHCFC−225caを原料として、クロム、鉄、銅、活性炭等の触媒存在下に気相で脱フッ化水素化させる方法(2)等で製造できる(特許第3778298号公報参照)。また、前記方法(1)および方法(2)において、HCFC−225caと1,3−ジクロロ−1,2,2,3,3−ペンタフルオロプロパン(以下、「HCFC−225cb」と記す。)の異性体混合物を原料として使用し、HCFC−225caを脱フッ化水素化させる方法でも製造できる(国際公開第2010/074254号参照)。前記異性体混合物を使用する方法は、簡便で経済的である点で有利である。
前記した製造方法で得られたCFO−1214yaには、未反応のHCFC−225caやHCFC−225cb等の不純物が存在する。使用するCFO−1214ya中の不純物の含有量は、オゾン層破壊や地球温暖化等の地球環境への負荷を低減し、また優れた洗浄性を得るために、1質量%以下が好ましく、0.5質量%以下がより好ましい。
すなわち、CFO−1214yaの純度は、99質量%以上が好ましく、99.5質量%以上がより好ましい。
CFO−1214yaの純度は、蒸留等によって高めることができる。
本発明の洗浄用溶剤組成物は、CFO−1214yaに加えて、洗浄における被洗浄物に付着しているフラックス、加工油、ワックス、離型剤、ほこり等の汚れを被洗浄物の表面から切り離したり溶解したりする速度や、溶解できる飽和溶解度を高める等の各種の目的に応じて、CFO−1214yaに可溶な溶剤(以下、「他の溶剤(A)」と記す。)を含むことが好ましい。なお、CFO−1214yaに可溶であるとは、他の溶剤(A)を所望の濃度となるようにCFO−1214yaに混合して、常温(25℃)で撹拌することにより二層分離や濁りを起こさずに均一に溶解できることを意味する。
他の溶剤(A)としては、CFO−1214yaに可溶な炭化水素類、アルコール類、ケトン類、エーテル類、エステル類、クロロカーボン類、HFC類およびHFE類からなる群から選ばれる少なくとも1種が好ましい。
CFO−1214yaに可溶な炭化水素類としては、炭素数が5以上の炭化水素類が好ましい。該炭化水素類は、鎖状であっても環状であってもよく、また飽和炭化水素類であっても、不飽和炭化水素類であってもよい。
具体的には、n−ペンタン、2−メチルブタン、n−ヘキサン、2−メチルペンタン、2,2−ジメチルブタン、2,3−ジメチルブタン、n−ヘプタン、2−メチルヘキサン、3−メチルヘキサン、2,4−ジメチルペンタン、n−オクタン、2−メチルヘプタン、3−メチルヘプタン、4−メチルヘプタン、2,2−ジメチルヘキサン、2,5−ジメチルヘキサン、3,3−ジメチルヘキサン、2−メチル−3−エチルペンタン、3−メチル−3−エチルペンタン、2,3,3−トリメチルペンタン、2,3,4−トリメチルペンタン、2,2,3−トリメチルペンタン、2−メチルヘプタン、2,2,4−トリメチルペンタン、n−ノナン、2,2,5−トリメチルヘキサン、n−デカン、n−ドデカン、2−メチル−2−ブテン、1−ペンテン、2−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、シクロペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、ビシクロヘキサン、シクロヘキセン、α−ピネン、ジペンテン、デカリン、テトラリン、アミルナフタレン等が挙げられる。なかでも、n−ペンタン、シクロペンタン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、n−ヘプタンがより好ましい。
CFO−1214yaに可溶なアルコール類としては、炭素数1〜16のアルコール類が好ましい。該アルコール類は、鎖状であっても環状であってもよく、また飽和アルコール類であっても、不飽和アルコール類であってもよい。
具体的には、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、1−ペンタノール、2−ペンタノール、1−エチル−1−プロパノール、2−メチル−1−ブタノール、3−メチル−1−ブタノール、3−メチル−2−ブタノール、ネオペンチルアルコール、1−ヘキサノール、2−メチル−1−ペンタノール、4−メチル−2−ペンタノール、2−エチル−1−ブタノール、1−ヘプタノール、2−ヘプタノール、3−ヘプタノール、1−オクタノール、2−オクタノール、2−エチル−1−ヘキサノール、1−ノナノール、3,5,5−トリメチル−1−ヘキサノール、1−デカノール、1−ウンデカノール、1−ドデカノール、アリルアルコール、プロパルギルアルコール、ベンジルアルコール、シクロヘキサノール、1−メチルシクロヘキサノール、2−メチルシクロヘキサノール、3−メチルシクロヘキサノール、4−メチルシクロヘキサノール、α−テルピネオール、2,6−ジメチル−4−ヘプタノール、ノニルアルコール、テトラデシルアルコール等が挙げられる。なかでも、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールがより好ましい。
CFO−1214yaに可溶なケトン類としては、炭素数3〜9のケトン類が好ましい。該ケトン類は、鎖状であっても環状であってもよく、また飽和ケトン類であっても、不飽和ケトン類であってもよい。
具体的には、アセトン、メチルエチルケトン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、2−ヘキサノン、メチルイソブチルケトン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、4−ヘプタノン、ジイソブチルケトン、メシチルオキシド、ホロン、2−オクタノン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、イソホロン、2,4−ペンタンジオン、2,5−ヘキサンジオン、ジアセトンアルコール、アセトフェノン等が挙げられる。なかでも、アセトン、メチルエチルケトンがより好ましい。
CFO−1214yaに可溶なエーテル類としては、炭素数2〜8のエーテル類が好ましい。該エーテル類は、鎖状であっても環状であってもよく、また飽和エーテル類であっても、不飽和エーテル類であってもよい。
具体的には、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、アニソール、フェネトール、メチルアニソール、フラン、メチルフラン、テトラヒドロフラン等が挙げられる。なかでも、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフランがより好ましい。
CFO−1214yaに可溶なエステル類としては、炭素数2〜19のエステル類が好ましい。該エステル類は、鎖状であっても環状であってもよく、また飽和エステル類であっても、不飽和エステル類であってもよい。
具体的には、ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、ギ酸ブチル、ギ酸イソブチル、ギ酸ペンチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸sec−ブチル、酢酸ペンチル、酢酸メトキシブチル、酢酸sec−ヘキシル、酢酸2−エチルブチル、酢酸2−エチルヘキシル、酢酸シクロヘキシル、酢酸ベンジル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸ブチル、酪酸メチル、酪酸エチル、酪酸ブチル、イソ酪酸イソブチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、安息香酸メチル、安息香酸エチル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香酸ベンジル、γ−ブチロラクトン、シュウ酸ジエチル、シュウ酸ジブチル、シュウ酸ジペンチル、マロン酸ジエチル、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、酒石酸ジブチル、クエン酸トリブチル、セバシン酸ジブチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル等が挙げられる。なかでも、酢酸メチル、酢酸エチルがより好ましい。
CFO−1214yaに可溶なクロロカーボン類としては、炭素数1〜3のクロロカーボン類が好ましい。該クロロカーボン類は、鎖状であっても環状であってもよく、また飽和クロロカーボン類であっても、不飽和クロロカーボン類であってもよい。
具体的には、塩化メチレン、1,1−ジクロロエタン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、1,1,1,2−テトラクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエタン、ペンタクロロエタン、1,1−ジクロロエチレン、cis−1,2−ジクロロエチレン、trans−1,2−ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1,2−ジクロロプロパン等が挙げられる。なかでも、塩化メチレン、trans−1,2−ジクロロエチレン、トリクロロエチレンがより好ましい。
CFO−1214yaに可溶なHFC類としては、炭素数4〜8の鎖状または環状のHFC類が好ましく、1分子中のフッ素原子数が水素原子数以上であるHFC類がより好ましい。
具体的には、1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタン、1,1,1,2,2,3,4,5,5,5−デカフルオロペンタン、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフルオロシクロペンタン、1,1,1,2,2,3,3,4,4−ノナフルオロヘキサン、1,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−トリデカフルオロヘキサン、1,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−トリデカフルオロオクタン等が挙げられる。なかでも、1,1,1,2,2,3,4,5,5,5−デカフルオロペンタン、1,1,1,2,2,3,3,4,4−ノナフルオロヘキサン、1,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−トリデカフルオロヘキサンがさらに好ましい。
CFO−1214yaに可溶なHFE類としては、例えば、(ペルフルオロブトキシ)メタン、(ペルフルオロブトキシ)エタン、1,1,2,2−テトラフルオロ−1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタン等が挙げられる。なかでも、(ペルフルオロブトキシ)メタン、1,1,2,2−テトラフルオロ−1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタンが好ましい。
本発明の洗浄用溶剤組成物は、溶剤がCFO−1214yaのみであってもよく、CFO−1214yaと他の溶剤(A)の混合溶剤であってもよい。本発明の洗浄用溶剤組成物が他の溶剤(A)を含む場合、他の溶剤(A)は1種であってもよく、2種以上であってもよい。
他の溶剤(A)は引火点を持たない溶剤であることがさらに好ましい。引火点を持たない他の溶剤(A)としては、1,1,1,2,2,3,4,5,5,5−デカフルオロペンタン、1,1,1,2,2,3,3,4,4−ノナフルオロヘキサン、1,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−トリデカフルオロヘキサン等のHFC類や、(ペルフルオロブトキシ)メタン、1,1,2,2−テトラフルオロ−1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタン等のHFE類等が挙げられる。他の溶剤(A)として引火点を有する溶剤を用いる場合でも、洗浄用溶剤組成物として引火点を持たない範囲でCFO−1214yaと混合して用いることが好ましい。
また、CFO−1214yaと他の溶剤(A)が共沸組成を形成する場合は、共沸組成での使用も可能である。
本発明の洗浄用溶剤組成物(100質量%)中のCFO−1214yaの含有量は、50質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、90質量%以上がさらに好ましい。CFO−1214yaの含有量が前記下限値以上であれば、洗浄性に優れる。CFO−1214yaの含有量の上限値は、100質量%である。
本発明の洗浄用溶剤組成物(100質量%)中の他の溶剤(A)の含有量は、0.1〜50質量%が好ましく、1〜20質量%がより好ましく、3〜10質量%がさらに好ましい。
他の溶剤(A)の含有量が前記下限値以上であれば、他の溶剤(A)による効果が充分に得られる。他の溶剤(A)の含有量が前記上限値以下であれば、CFO−1214yaの洗浄溶剤として優れた性能を損なうことはない。
本発明の洗浄用溶剤組成物におけるCFO−1214yaと他の溶剤(A)の合計量に対するCFO−1214yaの割合は、50質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、90質量%以上がさらに好ましい。前記CFO−1214yaの割合が前記下限値以上であれば、洗浄性に優れる。前記CFO−1214yaの割合の上限値は、100質量%である。
本発明の洗浄用溶剤組成物は、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、CFO−1214yaおよび他の溶剤(A)に加えて、CFO−1214yaおよび他の溶剤(A)以外の他の成分を含んでもよい。
他の成分としては、例えば、ニトロメタン、ニトロエタン、ニトロプロパン、ニトロベンゼン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、イソプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ブチルアミン、イソブチルアミン、tert−ブチルアミン、α−ピコリン、N−メチルベンジルアミン、ジアリルアミン、N−メチルモルホリン、フェノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、チモール、p−tert−ブチルフェノール、tert−ブチルカテコール、カテコール、イソオイゲノール、o−メトキシフェノール、4,4’−ジヒドロキシフェニル−2,2−プロパン、サリチル酸イソアミル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸メチル、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、1,2,3−ベンゾトリアゾール、1−[(N,N−ビス−2−エチルヘキシル)アミノメチル]ベンゾトリアゾール、1,2−プロピレンオキサイド、1,2−ブチレンオキサイド、1,4−ジオキサン、ブチルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル等が挙げられる。
本発明の洗浄用溶剤組成物の水分含有量は、50質量ppm以下が好ましく、10質量ppm以下がより好ましい。前記水分含有量が前記上限値以下であれば、保管時等にCFO−1214yaが分解するなどして洗浄用溶剤組成物が変質することを抑制できる。
特に、前記方法(1)でCFO−1214yaを製造した場合等にCFO−1214yaに水分が含まれやすいので、CFO−1214yaの製造後にCFO−1214ya中の水分を除去することが好ましい。
本発明の洗浄用溶剤組成物の水分を除去する方法としては、例えば、脱水剤としてゼオライトを用いる方法が挙げられる。ゼオライトは、天然品であっても、合成品であってもよく、安定した品質および入手容易性の点から、合成ゼオライトが好ましい。
具体的には、製品名「モレキュラーシーブス3A」、「モレキュラーシーブス4A」、「モレキュラーシーブス5A」、「モレキュラーシーブス13X」(以上、ユニオンカーバイド株式会社製)、「ゼオラムA−3」、「ゼオラムA−4」、「ゼオラムA−5」、「ゼオラムF−9」(以上、東ソー株式会社製)等が挙げられる。なかでも、「モレキュラーシーブス3A」、「モレキュラーシーブス4A」、「ゼオラムA−3」、「ゼオラムA−4」等の3A型と4A型が好ましい。
本発明の洗浄用溶剤組成物の用途としては、例えば、IC、電子部品、精密機械部品、光学部品等の各種の被洗浄物に付着したフラックス、加工油、ワックス、離型剤、ほこり等の洗浄除去が挙げられる。
また、本発明の洗浄用溶剤組成物は、金属製、樹脂製、ゴム製、およびそれらの複合材料等、様々な材質の被洗浄物の洗浄に適用できる。
本発明の洗浄用溶剤組成物を用いた被洗浄物の洗浄方法は、本発明の洗浄用溶剤組成物を用いる以外は特に限定されない。例えば、手拭き洗浄、浸漬洗浄、スプレー洗浄、浸漬揺動洗浄、浸漬超音波洗浄、蒸気洗浄、およびこれらを組み合わせた方法等を採用すればよい。洗浄装置、洗浄条件等も適宜選定できる。
以上説明した本発明の洗浄用溶剤組成物は、大気中の寿命が短く、かつ洗浄性に優れるCFO−1214yaを含むので、地球環境に悪影響を及ぼさずに、被洗浄物を良好に洗浄できる。特に、加工油等、HFC類、HFE類、PFC類では充分な洗浄性が得られないものも、本発明の洗浄用溶剤組成物を用いれば良好に洗浄除去できる。
以下、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によっては限定されない。例1は製造例、例2〜34は実施例、例35、36は比較例である。
[洗浄性の評価]
1.洗浄試験A
SUS−304のテストピース(25mm×30mm×2mm)を、切削油である製品名「ダフニーマーグプラスHT−10」(出光興産株式会社製)中に浸漬した後、各例の洗浄用溶剤組成物50mL中に1分間浸漬し、引き上げて切削油が除去された度合を観察した。洗浄性の評価は以下の基準に従って行った。
「◎(優良)」:切削油が完全に除去される。
「○(良好)」:切削油がほぼ除去される。
「△(やや不良)」:切削油が微量に残存する。
「×(不良)」:切削油がかなり残存する。
2.洗浄試験B
切削油として製品名「ダフニーマーグプラスAM20」(出光興産株式会社製)を使用した以外は洗浄試験Aと同様に試験し、同じ基準で洗浄性を評価した。
3.洗浄試験C
切削油として製品名「ダフニーマーグプラスHM25」(出光興産株式会社製)を使用した以外は洗浄試験Aと同様に試験し、同じ基準で洗浄性を評価した。
4.洗浄試験D
切削油として製品名「G−6318FK」(日本工作油株式会社製)を使用した以外は洗浄試験Aと同様に試験し、同じ基準で洗浄性を評価した。
[例1]CFO−1214yaの製造
国際公開第2010/074254号の実施例1の方法を繰り返して行い、合計で3900gの1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペン(CFO−1214ya)を得た。
具体的には、0℃に冷却したジムロートを設置した内容積1Lのガラス反応器に、相関移動触媒としてテトラブチルアンモニウムブロマイド3gと、水酸化カリウムの83g(1.485モル)と、水の180gと、製品名「アサヒクリンAK225」(旭硝子株式会社製、HCFC−225caの48モル%とHCFC−225cbの52モル%の混合物)の609g(3モル)を仕込んだ後、撹拌しながら徐々に昇温し、45℃で1時間反応を行った。反応後、有機相と水相の2相に分離している反応粗液から有機相を分離し、釜容積1L、理論段数10段の能力を持つ蒸留塔により該有機相を蒸留してCFO−1214yaを得た。これを繰り返して合計で3900gのCFO−1214yaを得た。
得られたCFO−1214yaの純度は99.5質量%、水分含有量は70質量ppmであった。その後、さらにモレキュラーシーブス3A(ユニオンカーバイド株式会社製)により脱水処理を行い、水分含有量が3質量ppmのCFO−1214yaを得た。
[例2〜34]
例1で得たCFO−1214yaを用いて、表1に示す組成の洗浄用溶剤組成物を調製し、洗浄性を評価した。
例2〜34の洗浄性の評価結果を表1に示す。なお、表1における略号は以下の意味を示す。
CFO−1214ya:1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペン。
NPEN:n−ペンタン。
CPEN:シクロペンタン。
NHEX:n−ヘキサン。
CHEX:シクロヘキサン。
NHEP:n−ヘプタン。
MEOH:メタノール。
ETOH:エタノール。
IPA:イソプロピルアルコール。
ACE:アセトン。
MEK:メチルエチルケトン。
DEE:ジエチルエーテル。
DIPE:ジイソプロピルエーテル。
THF:テトラヒドロフラン。
MEAC:酢酸メチル。
ETAC:酢酸エチル。
MC:塩化メチレン。
TDCE:trans−1,2−ジクロロエチレン。
TCE:トリクロロエチレン。
HFC4310:1,1,1,2,2,3,4,5,5,5−デカフルオロペンタン(製品名「バートレル(登録商標)XF」、三井・デュポンフロロケミカル株式会社製。)。
HFC569:1,1,1,2,2,3,3,4,4−ノナフルオロヘキサン(製品名「アサヒクリンAC−4000」、旭硝子株式会社製。)
HFC5213:1,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−トリデカフルオロヘキサン(製品名「アサヒクリンAC−2000」、旭硝子株式会社製。)。
HFE449:(ペルフルオロブトキシ)メタン(製品名「NovecTM7100」、住友スリーエム株式会社製。)。
HFE347:1,1,2,2−テトラフルオロ−1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタン(製品名「アサヒクリンAE−3000」、旭硝子株式会社製。)。
Figure 2013224383
[例35および36]
表2に示す組成の洗浄用溶剤組成物について、洗浄性を評価した。
例35および36の評価結果を表2に示す。なお、表2における略号は表1における略号と同じ意味を示す。
Figure 2013224383
表1に示すように、例2〜34の本発明の洗浄用溶剤組成物は、いずれの洗浄試験においても切削油を充分に洗浄除去でき、優れた洗浄性を示した。
一方、表2に示すように、HFC類またはHFE類を単独で使用した例35、36の洗浄用溶剤組成物は、洗浄後に切削油がかなり残存しており、充分な洗浄性が得られなかった。
本発明の洗浄用溶剤組成物は、オゾン層破壊や地球温暖化への寄与が極めて小さく、かつCFC類やHCFC類と同等の優れた洗浄性を有しているので、IC、電子部品、精密機械部品、光学部品等の様々な部品の洗浄に好適に使用できる。

Claims (4)

  1. 1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンを含む洗浄用溶剤組成物。
  2. さらに、1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンに可溶な溶剤を含む、請求項1に記載の洗浄用溶剤組成物。
  3. 前記1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンに可溶な溶剤が、炭化水素類、アルコール類、ケトン類、エーテル類、エステル類、クロロカーボン類、ハイドロフルオロカーボン類、およびハイドロフルロエーテル類からなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項2に記載の洗浄用溶剤組成物。
  4. 前記1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンに可溶な溶剤の含有量が0.1〜50質量%である請求項2または3に記載の洗浄用溶剤組成物。
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