JP2013220801A - ドア保持機構の周辺構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドア保持機構周辺の補強部材の接合強度を高め、かつドア保持機構周辺の剛性を高くする。
【解決手段】インナーパネルと共にピラーを形成するアウターパネルと、ピラーに対して後方側で前後にスライドして開閉するスライドドアと、ドア閉状態でスライドドアの後端部を保持するドア保持機構とを備え、アウターパネルのピラー形成領域が断面略クランク形状に形成され、ドア保持機構が、車幅方向に沿って配置されたピラー形成領域の中間部前面に取付けられ、アウターパネルとインナーパネルとの間にピラーリーンフォースが配置され、ピラーリーンフォースがピラー形成領域の中間部背面に重なる前部と、該前部の車幅方向外側端から後方に延びる後部とを有し、この後部の長手方向中間が略クランク形状に形成され、ピラー形成領域とピラーリーンフォースとが閉断面を形成し、ピラーリーンフォースの後端がアウターパネルに接合されている、ドア保持機構の周辺構造。
【選択図】図4

Description

本発明は、閉じた状態のスライドドアを保持するドア保持機構の周辺構造に関する。
ワンボックスタイプの自動車等の車両には、車体の車幅方向側面に設けられる乗降口を開閉するドアとしてスライドドアが広く採用されている。このようなスライドドアは、一般的に、アウターパネル及びインナーパネルから構成されるピラーに対して車両後方側で車両前後方向にスライドして、乗降口となる車体側面のドア開口が開閉するように構成されている。このスライドドアが閉じた状態では、ピラーの前部に設けられるドア保持機構が、スライドドアの後端部に設けられる係合部材に係合することによって、スライドドアを保持する構成になっている。例えば、特許文献1の構造では、スライドドアをガイドするように車両前後方向に延びるセンターレールが、アウターパネル(サイドパネル)の車幅方向外側面に取付けられ、ピラーの前部に位置するセンターレールの前端部にドア保持機構(口開き防止ブラケット)が設けられ、スライドドアが閉じた状態で、ドア保持機構が、スライドドアの後端部に設けられたドア開閉機構の係合部材(フィラーリッドストッパ)に係合することによって、スライドドアを保持する構成になっている。
しかしながら、車両外部から力が加えられた場合、加えられた力によってドア保持機構周辺が変形して、閉じた状態にあるスライドドアの係合部材と車体側のドア保持機構との係合が解除されるおそれがある。そのため、ドア保持機構周辺の剛性を高くすることが要求されている。従来におけるドア保持機構周辺の剛性を高くする構造の一例としては、特許文献2の構造が挙げられる。特許文献2の構造では、略上下方向に延びるアウターパネルとインナーパネルとによって中空断面を有するように形成されるピラーが設けられ、ピラーの前部の前面にストライカが取付けられており、中空のピラーの内部に断面視略L字形状のピラーリーンフォースが配置され、ピラーリーンフォースの前部が車幅方向に延び、ピラーリーンフォースの後部が、前部の車幅方向外側端から車幅方向外側斜め後方に向かって直線状に延び、ピラーリーンフォースの前部が、ストライカを取付けたピラーの前部の背面に取付けられ、ピラーリーンフォースの後端が、ピラーの前面から車両後方に延びるアウターパネルの側部の車幅方向内側面に接合されている。
特開2010−083167号公報 特開2003−175859号公報
ここで、特許文献2の構造において、車幅方向中央側から外側に向かう力がストライカに加えられた場合、ピラーリーンフォースには、上方視でストライカの根元の取付部を中心に回転しようとする力が作用する。このとき、ピラーリーンフォースの後端に作用する力が、ピラーリーンフォース自体の構造によって十分に分散されず、ピラーリーンフォースの後端とアウターパネルの側部との接合が剥がれるおそれがある。このようにピラーリーンフォースの後部の後端とアウターパネルの側部との接合が剥がれた場合、ドア保持機構周辺の剛性が低下するので、このことは問題である。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、ドア保持機構周辺の補強部材の接合強度を高めることができ、かつドア保持機構周辺の剛性を高くすることができるドア保持機構の周辺構造を提供することにある。
課題を解決するために、本発明の一態様に係るドア保持機構の周辺構造は、車両の車幅方向外側に配置され、かつインナーパネルと共にピラーを形成するアウターパネルと、前記ピラーに対して車両後方側で車両前後方向にスライドすることによって開閉するスライドドアと、前記スライドドアが閉じた状態で前記スライドドアの後端部を保持するドア保持機構とを備え、前記アウターパネルのピラー形成領域が断面視略クランク形状に形成され、前記ドア保持機構が、車幅方向に沿って配置された前記ピラー形成領域の中間部前面に取付けられ、前記アウターパネルと前記インナーパネルとの間に、ピラーリーンフォースが配置されている、ドア保持機構の周辺構造において、前記ピラーリーンフォースが、前記ドア保持機構を取付けた前記ピラー形成領域の中間部背面に重ねて配置される前部と、該前部の車幅方向外側端から車両後方に延びる後部とを有しており、前記ピラーリーンフォースの後部が、その長手方向中間で略クランク形状に形成され、前記ピラー形成領域と前記ピラーリーンフォースとが閉断面を形成し、前記ピラーリーンフォースの後端が前記アウターパネルに接合されている。
本発明の一態様に係るドア保持機構の周辺構造では、前記アウターパネルと前記ピラーリーンフォースの後端との接合部が、前記ドア保持機構に対して上方及び下方の少なくとも一方に配置されている。
本発明の一態様に係るドア保持機構の周辺構造では、断面視略L字形状のドア保持機構リーンフォースが、前記インナーパネルに対して車幅方向に間隔を空けると共に、前記ピラーリーンフォースの前部の背面側で前記ドア保持機構の取付部に対応して配置され、前記ピラーリーンフォースと前記ドア保持機構リーンフォースとが略四角形状の閉断面を形成し、前記ピラーリーンフォースの後端に、断面視略L字形状に形成されたフランジが形成され、前記アウターパネルと前記ピラーリーンフォースの後端との接合部が、前記アウターパネルと前記フランジとの接合部を含んでいる。
本発明の一態様に係るドア保持機構の周辺構造では、前記スライドドアのスライド動作をガイドするレール溝が、車幅方向外側から車幅方向中央側に凹むように形成され、かつ前記アウターパネルのピラー形成領域に対して車両後方側の領域で車両前後方向に沿って配置され、前記アウターパネルと前記ピラーリーンフォースの後端との接合部が、前記レール溝と前記ピラーリーンフォースの後端との接合部を含んでいる。
本発明の一態様に係るドア保持機構の周辺構造では、車両のサイドウインドウを構成するウインドウ開口が、前記アウターパネルのピラー形成領域に対して車両後方側に配置され、前記アウターパネルと前記ピラーリーンフォースの後端との接合部が、前記ウインドウ開口の周縁部と前記ピラーリーンフォースの後端との接合部を含んでいる。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。本発明の一態様に係る本発明の一態様に係るドア保持機構の周辺構造は、車両の車幅方向外側に配置され、かつインナーパネルと共にピラーを形成するアウターパネルと、前記ピラーに対して車両後方側で車両前後方向にスライドすることによって開閉するスライドドアと、前記スライドドアが閉じた状態で前記スライドドアの後端部を保持するドア保持機構とを備え、前記アウターパネルのピラー形成領域が断面視略クランク形状に形成され、前記ドア保持機構が、車幅方向に沿って配置された前記ピラー形成領域の中間部前面に取付けられ、前記アウターパネルと前記インナーパネルとの間に、ピラーリーンフォースが配置されている、ドア保持機構の周辺構造において、前記ピラーリーンフォースが、前記ドア保持機構を取付けた前記ピラー形成領域の中間部背面に重ねて配置される前部と、該前部の車幅方向外側端から車両後方に延びる後部とを有しており、前記ピラーリーンフォースの後部が、その長手方向中間で略クランク形状に形成され、前記ピラー形成領域と前記ピラーリーンフォースとが閉断面を形成し、前記ピラーリーンフォースの後端が前記アウターパネルに接合されている。そのため、ピラーリーンフォースの後部が、その長手方向中間で略クランク形状に形成されることによって、車幅方向中央側から車幅方向外側に向かう力がストライカに加えられた場合に、ピラーリーンフォースに対して上方視でドア保持機構の取付部を中心として回転する方向に作用する力(以下、「回転方向の力」という)に対する抵抗が生じて、この回転方向の力が分散することとなる。その結果、このような回転方向の力によってアウターパネルとピラーリーンフォースの後端との接合が剥がれることが防止されることとなる。よって、ドア保持機構周辺の補強部材の接合強度を高めることができ、かつドア保持機構周辺の剛性を高くすることができる。
本発明の一態様に係るドア保持機構の周辺構造では、前記アウターパネルと前記ピラーリーンフォースの後端との接合部が、前記ドア保持機構に対して上方及び下方の少なくとも一方に配置されているので、ピラーリーンフォースが、外部からの力が加えられるストライカと、アウターパネル及びピラーリーンフォースの後端の接合部との間における領域で変形して、ドア保持機構周辺に加えられる荷重を効率的に分散させることができる。よって、ドア保持機構周辺の剛性を高くすることができる。
本発明の一態様に係るドア保持機構の周辺構造では、断面視略L字形状のドア保持機構リーンフォースが、前記インナーパネルに対して車幅方向に間隔を空けると共に、前記ピラーリーンフォースの前部の背面側で前記ドア保持機構の取付部に対応して配置され、前記ピラーリーンフォースと前記ドア保持機構リーンフォースとが略四角形状の閉断面を形成し、前記ピラーリーンフォースの後端に、断面視略L字形状に形成されたフランジが形成され、前記アウターパネルと前記ピラーリーンフォースの後端との接合部が、前記アウターパネルと前記フランジとの接合部を含んでいるので、ドア保持機構周辺の剛性をさらに高めることができる。また、ドア保持機構リーンフォースが、インナーパネルに対して車幅方向に間隔を空けて配置されていることによって、ピラーリーンフォースの回転が促されて、ピラーリーンフォースに作用する力が分散される一方で、ピラーリーンフォースと共に閉断面を形成するドア保持機構リーンフォースによって、ピラーリーンフォースに作用する力が受け止められて、アウターパネルとピラーリーンフォースの後端との接合が剥がれるような位置に、ピラーリーンフォースが移動することが防止されることとなる。
本発明の一態様に係るドア保持機構の周辺構造では、前記スライドドアのスライド動作をガイドするレール溝が、車幅方向外側から車幅方向中央側に凹むように形成され、かつ前記アウターパネルのピラー形成領域に対して車両後方側の領域で車両前後方向に沿って配置され、前記アウターパネルと前記ピラーリーンフォースの後端との接合部が、前記レール溝と前記ピラーリーンフォースの後端との接合部を含んでいるので、ピラーリーンフォースの後端が強度の高いレール溝に接合されることとなる。そのため、アウターパネルとピラーリーンフォースの後端との接合強度を高めることができる。
本発明の一態様に係るドア保持機構の周辺構造では、車両のサイドウインドウを構成するウインドウ開口が、前記アウターパネルのピラー形成領域に対して車両後方側に配置され、前記アウターパネルと前記ピラーリーンフォースの後端との接合部が、前記ウインドウ開口の周縁部と前記ピラーリーンフォースの後端との接合部を含んでいるので、ピラーリーンフォースの後端が、車体上方の領域で強度の高いウインドウ開口の周縁部に接合されることとなる。そのため、車体上方の領域で、アウターパネルとピラーリーンフォースの後端との接合強度を高めることができる。
本発明の実施形態に係るドア保持機構の周辺構造を含む車体の分解斜視図である。 本発明の実施形態に用いられるアウターパネル、ピラーリーンフォース、及びストライカリーンフォースを、車体内部側から見て概略的に示す斜視図である。 本発明の実施形態に用いられるアウターパネル、ピラーリーンフォース、及びストライカリーンフォースを、図2のA−A線に沿って切断した状態で概略的に示す断面斜視図である。 本発明の実施形態に係るドア保持機構の周辺構造を、図2のA−A線に沿って切断した状態で概略的に示す断面図である。 本発明の実施形態に用いられるアウターパネル、ピラーリーンフォース、及びストライカリーンフォースを、図2のB−B線に沿って切断した状態で概略的に示す断面斜視図である。 本発明の実施形態に用いられるストライカリーンフォースを、図2のC−C線に沿って切断した状態で概略的に示す断面図である。
本発明の実施形態に係るドア保持機構の周辺構造を含む車体について説明する。図1を参照すると、車体1は、ワンボックスタイプの自動車用に構成されている。この車体1の車幅方向側面には、車両前後方向に沿ってインナーパネル2が配置されている。インナーパネル2の車両前後方向中央部分には、乗員の乗降口を構成するように車幅方向に貫通するドア開口3が形成されている。インナーパネル2におけるドア開口3の車両後方側でドア開口3と車両前後方向に間隔を空けた位置には、サイドウインドウを構成するように車幅方向に貫通するウインドウ開口4が形成されている。インナーパネル2のドア開口3とウインドウ開口4との間には、リアピラーを構成するように上下方向に沿ってピラー形成領域5が配置されている。また、インナーパネル2の車幅方向外側面には、車両前後方向に沿ってアウターパネル6が配置されている。アウターパネル6の車両前後方向中央部分には、インナーパネル2のドア開口3に対応して車幅方向に貫通するドア開口7が形成されている。アウターパネル6におけるドア開口7の車両後方側でドア開口7と車両前後方向に間隔を空けた位置には、インナーパネル2のウインドウ開口4に対応して車幅方向に貫通するウインドウ開口8が形成されている。アウターパネル6のドア開口7とウインドウ開口8との間には、インナーパネル2のピラー形成領域5に対応するように上下方向に沿ってピラー形成領域9が配置されている。車体1の車幅方向側面には、スライドドア10が取付けられている。アウターパネル6のピラー形成領域9には、スライドドア10を保持するドア保持機構としてストライカ11が取付けられている。インナーパネル2のピラー形成領域5とアウターパネル6のピラー形成領域9との間には、ピラーリーンフォース12と、ストライカリーンフォース13と、インナーパネルリーンフォース14とが配置されている。
図1及び図4を参照して、インナーパネル2の詳細について説明する。図1を参照すると、インナーパネル2のドア開口3は、車体1の天井部1aと床部1bとの間で延在している。インナーパネル2のウインドウ開口4は、インナーパネル2の上下方向中間より上側に配置されている。インナーパネル2のピラー形成領域5は、車体1の天井部1aと床部1bとの間で延在している。図4を参照すると、インナーパネル2のピラー形成領域5は、断面視で略L字形状に形成されている。
図1〜図5を参照して、アウターパネル6の詳細について説明する。図1を参照すると、アウターパネル6のドア開口7は、車体1の天井部1aと床部1bとの間で延在している。アウターパネル6のウインドウ開口8は、アウターパネル6の上下方向中間より上側に配置されている。アウターパネル6のピラー形成領域9は、車体1の天井部1aと床部1bとの間で延在している。図2〜図5を参照すると、アウターパネル6のピラー形成領域9は、断面視で略クランク形状に形成されている。このピラー形成領域9は、車両前後方向に沿って配置される前部9aと、この前部9aの後端から延びると共に車幅方向に沿って配置される中間部9bと、中間部9bの車幅方向外側端から延びると共に車両前後方向に沿って配置される後部9cとを有している。ピラー形成領域9の中間部9bは、前部9aから外側斜め後方に向かって後部9cまで延びている。図1及び図2を参照すると、アウターパネル6のピラー形成領域9に対して車両後方側かつウインドウ開口4の下方側には、スライドドア10のスライド動作をガイドするレール溝15が設けられている。このレール溝15は、車幅方向外側から車幅方向中央側に凹むように形成され、かつ車両前後方向に沿って延びている。
図1を参照して、スライドドア10の詳細について説明する。スライドドア10は、インナーパネル2のドア開口3及びアウターパネル6のドア開口7から成る乗降口に対応して形成されている。スライドドア10は、乗降口を閉じたドア閉状態と、インナーパネル2のピラー形成領域5及びアウターパネル6のピラー形成領域9から成るリアピラーに対して車両後方側に位置するドア開状態との間で、アウターパネル6のレール溝15にガイドされながら車両前後方向にスライドするように構成されている。特に図示はしないが、スライドドア10の後端縁の上下方向中間には、ドア閉状態でストライカ11と係合する係合部材が設けられている。
図4を参照して、ストライカ11の詳細について説明する。ストライカ11は、アウターパネル6におけるピラー形成領域9の中間部9bの前面に取付けられている。また、ストライカ11は略コ字形状に形成されており、このストライカ11は、互いに水平方向に間隔を空けて配置された一対の脚部11aと、一対の脚部11aの先端間で延在する先端部11bとを有している。脚部11aは、ピラー形成領域9の中間部9bの前面から車両前方斜め外側に延びており、先端部11bは、ピラー形成領域9の中間部9bの前面と平行に配置されている。
図1〜図6を参照して、ピラーリーンフォース12、ストライカリーンフォース13、及びインナーパネルリーンフォース14の詳細について説明する。図1を参照すると、ピラーリーンフォース12は、車体1の天井部1aと床部1bとの間で延在している。図3〜図5を参照すると、ストライカ11を取付けたアウターパネル6におけるピラー形成領域9の中間部9bの背面に重ねて配置される前部12aと、この前部12aの車幅方向外側端から車両後方に向かって延びる後部12bとを有している。図4を参照するとピラーリーンフォース12の後部12bにおけるストライカ11取付部周辺領域の車両前後方向中間に、略クランク形状に形成された屈曲区域12cが設けられており、ピラーリーンフォース12の後部12bにおけるストライカ11取付部周辺領域の後端に、断面視で略L字形状に形成されたフランジ12dが設けられている。図2及び図3を参照すると、ピラーリーンフォース12の後部12bにおけるストライカ11取付部上側領域及び下側領域の車両前後方向中間が略直線形状に形成されており、ピラーリーンフォース12の後部12bにおけるストライカ11取付部上側領域及び下側領域の後端に、断面視で略L字形状に形成されたフランジ12dが設けられている。
図4を参照すると、ストライカリーンフォース13は、インナーパネル2に対して車幅方向に間隔を空けると共に、ピラーリーンフォース12の前部12aの背面側でストライカ11の取付部に対応して配置されている。図2及び図6を参照すると、ストライカリーンフォース13の剛性を高めるために、ストライカリーンフォース13には、上下方向中央で車両前後方向に延びるビード13aが配置されており、このビード13aは、車幅方向中央側の背面から車幅方向外側の表面に向かって凹むように形成されている。図3、図4、及び図6を参照すると、ストライカリーンフォース13は、断面視略L字形状に形成されており、このストライカリーンフォース13は、車両前後方向に沿って配置される前部13bと、車幅方向に沿って配置される後部13cとを有している。ストライカリーンフォース13の後端には、断面視で略L字形状に形成されたフランジ13dが設けられている。
図4を参照すると、インナーパネルリーンフォース14は、ストライカリーンフォース13に対して車幅方向中央側に間隔を空けて配置されている。また、インナーパネルリーンフォース14は、断面視で略L字形状に形成されており、このインナーパネルリーンフォース14は、車両前後方向に沿って配置される前部14aと、この前部14aの後端から延びると共に車幅方向に沿って配置される後部14bとを有している。
図2〜図5を参照して、ピラーリーンフォース12、及びストライカリーンフォース13の接合について説明する。図2を参照すると、ピラーリーンフォース12のフランジ12dは、ストライカ11の取付部に対して上方で、アウターパネル6のウインドウ開口8の周縁部8aに重ねて配置され、かつピラーリーンフォース12のフランジ12dとアウターパネル6のウインドウ開口8の周縁部8aとは、接合部w1にてスポット溶接されている。また、図2〜図5を参照すると、ピラーリーンフォース12のフランジ12dは、ストライカ11の取付部に対して下方で、アウターパネル6のレール溝15の底部15aに重ねて配置され、かつピラーリーンフォース12のフランジ12dとアウターパネル6のレール溝15の底部15aとは、接合部w2にてスポット溶接されている。図4を参照すると、ストライカリーンフォース13のフランジ13dは、ピラーリーンフォース12の屈曲区域12cとフランジ12dとの間でピラーリーンフォース12に重ねて配置されており、かつピラーリーンフォース12とストライカリーンフォース13のフランジ13dとが、接合部w3にてスポット溶接されている。なお、ストライカ11の取付部上側領域の接合部w1及びストライカ11の取付部下側領域の接合部w2は、ストライカリーンフォース13の接合部w3に対して車両前方側に配置されている。
インナーパネル2、アウターパネル6、ピラーリーンフォース12、ストライカリーンフォース13、及びインナーパネルリーンフォース14の配置関係について、図4を参照して説明する。アウターパネル6とピラーリーンフォース12とは閉断面を形成している。一例として、ピラーリーンフォース12のストライカ11取付部周辺領域では、閉断面の車両前後方向の長さと車幅方向の長さとの比率が、(車両前後方向の長さ):(車幅方向の長さ)=2:1になっていると好ましい。ピラーリーンフォース12とストライカリーンフォース13とは略四角形状の閉断面を形成している。ストライカリーンフォース13は、インナーパネル2及びインナーパネルリーンフォース14と間隔を空けて配置されている。インナーパネルリーンフォース14の前部14aは、インナーパネル2の車幅方向外側面に重ねて配置されており、インナーパネルリーンフォース14の後部14bは、インナーパネル2の車幅方向外側面と間隔を空けて配置されている。
図4を参照して、本発明の実施形態に係るドア保持機構(ストライカ11)の周辺構造において、ストライカ11に外部から力Fが加えられた場合に生じる作用について説明する。ストライカ11に車幅方向中央側から車幅方向外側に向かう力Fが加えられた時、ピラーリーンフォース12には、上方視でストライカ11の取付部を中心として回転しようとする力(以下、「回転方向の力」という)が作用し、その結果、ピラーリーンフォース12の後端のフランジ12dには、アウターパネル6とフランジ12dとの溶接部を剥がそうとする力が作用する。このとき、ピラーリーンフォース12の屈曲区域12cが変形して、ピラーリーンフォース12の回転方向の力に対する抵抗となる。また、ストライカリーンフォース13が、インナーパネル2に対して間隔を空けて配置されていることによって、ピラーリーンフォース12の回転方向の力が促されて、ピラーリーンフォース12に作用する力が分散される一方で、ピラーリーンフォース12と共に閉断面を形成するストライカリーンフォース13によって、ピラーリーンフォース12に作用する力が受け止められて、アウターパネル6とピラーリーンフォース12のフランジ12dとの接合部w1,w2が剥がれるような位置へのピラーリーンフォース12の移動が制限される。
以上のように本発明の実施形態によれば、ピラーリーンフォース12の後部12bの長手方向中間に、略クランク形状に形成された屈曲区域12cが設けられているので、車幅方向中央側から車幅方向外側に向かう力Fがストライカ11に加えられた場合に、ピラーリーンフォース12に対して上方視でストライカ11の取付部を中心として回転する方向に作用する力(以下、「回転方向の力」という)に対する抵抗が生じて、この回転方向の力が分散することとなる。その結果、このような回転方向の力によってアウターパネル6とピラーリーンフォース12のフランジ12dとの接合部w1,w2が剥がれることが防止されることとなる。よって、ストライカ11周辺のピラーリーンフォース12の接合強度を高めることができ、かつストライカ11周辺の剛性を高くすることができる。
本発明の実施形態によれば、アウターパネル6のウインドウ開口8の周縁部8a及びピラーリーンフォース12のフランジ12dの接合部w1がストライカ11に対して上方に配置され、かつアウターパネル6のレール溝15及びピラーリーンフォース12のフランジ12dの接合部w2がストライカ11に対して下方に配置されているので、ピラーリーンフォース12が、外部からの力Fが加えられるストライカ11と、アウターパネル6及びピラーリーンフォース12のフランジ12dの接合部w1,w2との間における領域で変形して、ストライカ11周辺に加えられる荷重を効率的に分散させることができる。よって、ストライカ11周辺の剛性を高くすることができる。
本発明の実施形態によれば、ストライカリーンフォース13が、インナーパネル2に対して車幅方向に間隔を空けると共に、ピラーリーンフォース12の前部12aの背面側でストライカ11の取付部に対応して配置され、ピラーリーンフォース12とストライカリーンフォース13とが略四角形状の閉断面を形成し、ピラーリーンフォース12のフランジ12dが、アウターパネル6とスポット溶接されているので、ストライカ11周辺の剛性をさらに高めることができる。また、ストライカリーンフォース13が、インナーパネル2に対して車幅方向に間隔を空けて配置されていることによって、ピラーリーンフォース12の回転が促されて、ピラーリーンフォース12に作用する力が分散される一方で、ピラーリーンフォース12と共に閉断面を形成するストライカリーンフォース13によって、ピラーリーンフォース12に作用する力が受け止められて、アウターパネル6とピラーリーンフォース12のフランジ12dとの接合部w1,w2が剥がれるような位置に、ピラーリーンフォース12が移動することが防止されることとなる。
本発明の実施形態によれば、ピラーリーンフォース12のフランジ12dが強度の高いアウターパネル6のレール溝15にスポット溶接されているので、アウターパネル6とピラーリーンフォース12のフランジ12dとの接合強度を高めることができる。
本発明の実施形態によれば、ピラーリーンフォース12のフランジ12dが、車体1の上方の領域で強度の高いアウターパネル6のウインドウ開口8の周縁部8aにスポット溶接されているので、車体1の上方の領域で、アウターパネル6とピラーリーンフォース12のフランジ12dとの接合強度を高めることができる。
ここまで本発明の実施形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、本発明の第1変形例として、車体1は、スライドドア10を採用可能であればワンボックスタイプの自動車用以外であってもよく、車体1が、ステーションワゴンタイプの自動車用、ハッチバックタイプの自動車用等であってもよい。
本発明の第2変形例として、部材間の接合は、スポット溶接の代わりに、ガス溶接、アーク溶接、ティグ溶接、プラズマ溶接、セルフシールドアーク溶接、エレクトロスラグ溶接、電子ビーム溶接、レーザービーム溶接、プロジェクション溶接、シーム溶接、アプセット溶接、フラッシュ溶接、バットシーム溶接、ろう接、ろう付け等が用いられてもよい。また、スポット溶接の代わりに、ネジ、ボルト等の締結部材が用いられてもよい。
本発明の第3変形例として、ドア保持機構として、ストライカ11の代わりに、スライドドア10の係合部材と係合可能なフック形状の部材が用いられてもよい。
本発明の第4変形例として、アウターパネル6のウインドウ開口8の周縁部8a及びピラーリーンフォース12のフランジ12dの接合部w1と、アウターパネル6のレール溝15及びピラーリーンフォース12のフランジ12dの接合部w2とのいずれか一方のみが設けられていてもよい。
1 車体
2 インナーパネル
6 アウターパネル
8 ウインドウ開口
8a 周縁部
9 ピラー形成領域
9b 中間部
10 スライドドア
11 ストライカ
12 ピラーリーンフォース
12a 前部
12b 後部
12c 屈曲区域
12d フランジ
13 ストライカリーンフォース
15 レール溝
15a 底部
F 外部からの力
w1,w2,w3 接合部

Claims (5)

  1. 車両の車幅方向外側に配置され、かつインナーパネルと共にピラーを形成するアウターパネルと、
    前記ピラーに対して車両後方側で車両前後方向にスライドすることによって開閉するスライドドアと、
    前記スライドドアが閉じた状態で前記スライドドアの後端部を保持するドア保持機構と
    を備え、
    前記アウターパネルのピラー形成領域が断面視略クランク形状に形成され、
    前記ドア保持機構が、車幅方向に沿って配置された前記ピラー形成領域の中間部前面に取付けられ、
    前記アウターパネルと前記インナーパネルとの間に、ピラーリーンフォースが配置されている、ドア保持機構の周辺構造において、
    前記ピラーリーンフォースが、前記ドア保持機構を取付けた前記ピラー形成領域の中間部背面に重ねて配置される前部と、該前部の車幅方向外側端から車両後方に延びる後部とを有しており、
    前記ピラーリーンフォースの後部が、その長手方向中間で略クランク形状に形成され、
    前記ピラー形成領域と前記ピラーリーンフォースとが閉断面を形成し、
    前記ピラーリーンフォースの後端が前記アウターパネルに接合されていることを特徴とする、ドア保持機構の周辺構造。
  2. 前記アウターパネルと前記ピラーリーンフォースの後端との接合部が、前記ドア保持機構に対して上方及び下方の少なくとも一方に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のドア保持機構の周辺構造。
  3. 断面視略L字形状のドア保持機構リーンフォースが、前記インナーパネルに対して車幅方向に間隔を空けると共に、前記ピラーリーンフォースの前部の背面側で前記ドア保持機構の取付部に対応して配置され、
    前記ピラーリーンフォースと前記ドア保持機構リーンフォースとが略四角形状の閉断面を形成し、
    前記ピラーリーンフォースの後端に、断面視略L字形状に形成されたフランジが形成され、
    前記アウターパネルと前記ピラーリーンフォースの後端との接合部が、前記アウターパネルと前記フランジとの接合部を含んでいることを特徴とする、請求項1又は2に記載のドア保持機構の周辺構造。
  4. 前記スライドドアのスライド動作をガイドするレール溝が、車幅方向外側から車幅方向中央側に凹むように形成され、かつ前記アウターパネルのピラー形成領域に対して車両後方側の領域で車両前後方向に沿って配置され、
    前記アウターパネルと前記ピラーリーンフォースの後端との接合部が、前記レール溝と前記ピラーリーンフォースの後端との接合部を含んでいることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のドア保持機構の周辺構造。
  5. 車両のサイドウインドウを構成するウインドウ開口が、前記アウターパネルのピラー形成領域に対して車両後方側に配置され、
    前記アウターパネルと前記ピラーリーンフォースの後端との接合部が、前記ウインドウ開口の周縁部と前記ピラーリーンフォースの後端との接合部を含んでいることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のドア保持機構の周辺構造。
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