JP2013220262A - ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】縫針側に残る上糸の長さのばらつきを抑制することができるミシンを提供する。
【解決手段】駆動ロッド61は、駆動ロッド59を前方に押しつつ更に前方に移動すると、規制機構60のベース部62に当接する。駆動ロッド61は、ベース部62を前方に押す。規制機構60は、前方に移動して当接部64と突出部51dの間で糸取りバネ55の糸掛け部55aを挟持する。糸取りバネ55の揺動は規制される。駆動部30のソレノイド31の駆動により下移動刃21と上移動刃22が協働して上糸7a及び下糸7bを切断する。ミシン1は、糸取りバネ55の揺動を規制した状態で上糸7aと下糸7bを切断する。
【選択図】図13

Description

本発明は、ミシンに関し、特に、縫糸を切断する糸切り装置を備えたミシンに関する。
ミシンは、上糸と協働して被縫製物を縫製する下糸をボビンに巻回して針板の下のミシン釜に収容して使用する。縫製終了時には、上糸と下糸を針板の下方に配置した糸切り装置によって切断する。ミシンは、天秤と糸供給源の間に設けた主糸調子器を解放状態にする糸調子解放手段を備える。ミシンは、糸切信号の出力により糸切り装置及び糸調子解放手段を駆動する。例えば、特許文献1のミシンは、ミシンの上軸の回転角度を検知する上軸角度検出装置からの針下検知信号により、糸切り装置及び糸調子解放手段を同時に駆動して縫糸の切断を行う。
特開平6−47184号公報
特許文献1のミシンは、主糸調子器に設けたコイル状の糸取りバネの上下の揺動により縫製時の天秤における上糸の引き上げの補助的動作を担っている。糸取りバネは、常に上方に位置し、縫製時に天秤の上下動により繰り出される上糸の縫製必要量の過不足に応じて下方あるいは上方に揺動する。糸切信号の出力により糸切り装置及び糸調子解放手段を駆動する時、ミシンの糸取りバネは、生地及び糸による縫製抵抗のばらつきで元の状態に戻りきれない場合がある。該場合、縫製状態によって糸取りバネの位置が異なり、切断時に縫針側に残る上糸の長さにばらつきが発生するという問題が生じていた。
本発明の目的は、縫針側に残る上糸の長さのばらつきを抑制することができるミシンを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1発明は、上糸に張力を付与する糸調子機構と、前記糸調子機構に設けられ、主軸の回転により上下動する天秤による前記上糸の移動に伴い上下に揺動する糸取りバネとを備えるミシンにおいて、前記上糸を切断する糸切り機構と、前記糸切り機構を駆動する糸切り駆動機構と、前記糸切り駆動機構の駆動に伴って動作し前記糸取りバネの上下への揺動を規制する規制機構とを備えることを特徴とする。
本願第1発明のミシンでは、糸切り駆動機構の駆動により規制機構が糸取りバネの揺動を規制するので、上糸の切断時に縫針側の糸量が安定する。従って、ミシンは、上糸の切断後に縫針に残る上糸の長さがばらつくのを防ぐことができる。
第2発明は、前記規制機構は、前記糸調子機構に沿って延びる胴部と、前記胴部の端部に突出する当接部とを備え、前記糸調子機構は、前記当接部と対向配置する突出部を備え、前記当接部と前記突出部とで前記糸取りバネを挟持することで上下への揺動を規制することを特徴とする。
本願第2発明のミシンでは、当接部は、対向する突出部との間で糸取りバネを挟持する。故に、ミシンは、簡易な構成で糸取りバネの揺動を規制することができる。
第3発明は、前記当接部は、前記突出部及び前記糸取りバネと対向する面に前記糸取りバネが係合する係合溝を備えることを特徴とする。
本願第3発明のミシンでは、係合溝は、糸取りバネを係合可能である。故に、ミシンは、当接部と突出部の間で糸取りバネを挟持する時、挟み込む位置を安定化できる。ミシンは、上糸と下糸の切断後に縫針に残る上糸の長さをより安定化することができる。
第4発明は、前記糸切り駆動機構により駆動され、前記糸調子機構に作用して前記糸調子機構が前記上糸に付与する張力を解放する張力解放機構を更に備え、前記張力解放機構は、前記糸調子機構に作用すると共に前記規制機構に作用する駆動部材を備えることを特徴とする。
本願第4発明のミシンでは、駆動部材は、糸調子機構に作用して上糸に付与する張力を解放した状態で糸取りバネの揺動を規制する。上糸に付与する張力を解放すると、糸取りバネは上方に移動する。故に、ミシンは、糸取りバネが上方に移動した後、規制機構により糸取りバネの揺動を規制するので、規制する位置がより安定化できる。ミシンは、上糸と下糸の切断後に縫針に残る上糸の長さを更に安定化することができる。
第5発明は、前記駆動部材は、前記糸調子機構に先に作用し、前記上糸の張力を解放した後、前記規制機構に作用し前記糸取りバネの揺動を規制することを特徴とする。
本願第5発明のミシンでは、駆動部材は、糸調子機構に作用して上糸に付与する張力を解放した状態で糸取りバネの揺動を規制する。上糸に付与する張力を解放すると、糸取りバネは上方に移動する。故に、ミシンは、糸取りバネが上方に移動した後、規制機構により糸取りバネの揺動を規制するので、規制する位置がより安定化できる。ミシンは、上糸と下糸の切断後に縫針に残る上糸の長さを更に安定化することができる。
第6発明は、前記糸取りバネが上方に位置する状態で前記規制機構を動作させることを特徴とする。
本願第6発明のミシンでは、糸取りバネが縫製動作時に発生する下降動作の開始前に糸取りバネの動作を規制する規制機構を動作せることで、糸取りバネの規制する位置がより安定化できる。ミシンは、上糸と下糸の切断後に縫針に残る上糸の長さを更に安定化することができる。
本発明によれば、縫針側に残る上糸の長さのばらつきを抑制することができる。
ミシンの斜視図である。 ミシンの内部機構を示す斜視図である。 糸切り機構近傍の左側面からの拡大図である。 (A)は糸切り動作の初期段階の拡大斜視図、(B)は糸切り動作の上糸ループ作成状態の拡大斜視図である。 (A)は糸切り動作の上糸捕捉直前の拡大斜視図、(B)は下移動刃と上移動刃の拡大平面図である。 (A)は糸切り動作の上糸捕捉状態の拡大斜視図、(B)は糸切り動作の上糸捕捉状態の要部の拡大斜視図である。 糸切り機構の上方からの斜視図である。 糸切り開始直後の糸切り機構と駆動部の底面側から見た斜視図である。 糸切り状態の糸切り機構と駆動部の底面側から見た斜視図である。 糸切り終了時の糸切り機構と駆動部の底面側から見た斜視図である。 (A)は糸緩め板周辺の要部正面図、(B)は糸緩め板周辺の要部左側面図、(C)は糸緩め板周辺の要部拡大面である。 糸調子機構の分解斜視図である。 糸調子機構の左側面からの拡大断面図である。 規制機構の拡大斜視図である。 糸切り時のソレノイドのON/OFFタイミングを示すタイミング図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、図1の紙面左斜め下側、右斜め上側、左斜め上側、右斜め下側を、夫々ミシン1の前方、後方、左方、右方とする。
図1に示すように、ミシン1は、ベッド部2と、脚柱部3と、アーム部4とを備える。ベッド部2は、ミシン1の土台である。ベッド部2は、作業テーブル100の上方から装着してある。脚柱部3は、ベッド部2の右端部から鉛直上方に立設する。アーム部4は、脚柱部3の上端部から左方に延び、ベッド部2上面と対向する。アーム部4は、上部に操作パネル67を備える。アーム部4は、左端部に上糸7a(図3参照)を引き上げる天秤15を備える。ミシン1は、作業テーブル100下方に膝上げ機構40を備える。膝上げ機構40の詳細は後述する。
ミシン1は、アーム部4内部に針棒6を保持する。針棒6の下端には、縫針5を装着する。図2に示すように、ミシン1は、糸緩め機構80と、糸調子機構50と、針棒駆動機構(図示略)と、天秤駆動機構(図示略)とを備える。糸緩め機構80は、アーム部4内部に設けてあり、糸調子機構50が上糸7aに付与する張力を解放する。糸調子機構50は、糸供給源(図示略)から縫針5に至る上糸供給経路の途中に設けてあり、上糸7aに張力を付与する。糸緩め機構80及び糸調子機構50の詳細は後述する。針棒駆動機構は、アーム部4内部でミシンモータ(図示略)の駆動により回転するミシン主軸(図示略)を介して針棒6を上下駆動する。天秤駆動機構は、アーム部4内部で天秤15を上下駆動する。針棒駆動機構及び天秤駆動機構は公知の技術であるため、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、ミシン1は、針板8と、押え足9とを備える。針板8は、縫針5の下降時に縫針5の下端が通過する針穴8aを備える。押え足9は、被縫製物Hを針板8と協働して上方から押える。押え足9は、膝上げ機構40の操作により押え棒9aを介して昇降可能である。
図2に示すように、膝上げ機構40は、膝当て41と、膝上げ42と、膝上げ押し棒43と、膝上げ回動レバー44と、膝上げ連竿45とを備える。膝当て41は、ベッド部2の下方に設けてあり、操作者により操作可能である。膝上げ42は、ベッド部2の下方且つ膝当て41の上方のアンダーカバー(図示略)に設けてあり、膝当て41の操作に伴って前後方向に延びる軸を中心に回動する。膝上げ押し棒43は、上下方向に延びる棒状部材であり、下端が膝上げ42と接続する。膝上げ押し棒43は、膝上げ42の回動によって上下動する。膝上げ回動レバー44は、右方上端部に膝上げ押し棒43の上端が連結し、左方下端部に膝上げ連竿45の右端部が連結する。膝上げ回動レバー44は、膝上げ押し棒43の上下動に伴って前後方向の軸を中心に回動する。膝上げ連竿45は、アーム部4内を左右方向に延びる。膝上げ連竿45の左端部は、押え足上げレバー47の上端部に連結する。膝上げ連竿45は、膝上げ回動レバー44の回動によって左右方向に移動する。
押え足上げレバー47は、正面視L字形状に屈曲した部材であり、屈曲中心に前後方向に延びる回動軸48を固定する。押え足上げレバー47は、左端部に係合突起47b(図11参照)を有する。係合突起47bは、押え棒9aと係合する。押え足上げレバー47は、膝上げ連竿45の移動により後述の回動軸48を中心に回動する。押え足上げレバー47の回動により、係合突起47b及び押え棒9aを介して押え足9は上下動する。
図3〜図7に示すように、ベッド部2は、針板8の下部に、釜機構10と、糸切り機構20と、糸切り機構20の駆動部30(図2参照)とを備える。
釜機構10は、剣先(図示略)を備え、下糸用ボビン(図示略)を収容する。釜機構10は、メインモータ(図示略)の駆動により回転する。釜機構10の剣先は、縫針5が下死点から上昇する時に形成する上糸7aのループを捕捉する。釜機構10は、剣先が捕捉した上糸7aのループを押し広げる。ミシン1は、釜機構10が押し広げた上糸7aのループと下糸7bを絡めることで、被縫製物Hに縫目を形成し、縫製を行う。釜機構10の具体的な構成は、従来の構成と同じであるので、ここではその説明を省略する。
(糸切り機構20の構成)
糸切り機構20は、釜機構10の上方且つ針板8の針穴8aに近接して設けてある。糸切り機構20は、下移動刃21と、上移動刃22とを備える。下移動刃21と上移動刃22は、釜機構10の外周を回動可能である。下移動刃21は、針穴8aに対し後方の待機位置から図3の図示時計回り方向に回動することで前端が針穴8aの下方を通過する。上移動刃22は、針穴8aに対し前方の待機位置から図3の反時計回り方向に回動することで先端が針穴8aの下方を通過すると共に下移動刃21の上側と重なる。
下移動刃21は、環状のリング部21aと、リング部21aに着脱可能に設けた刃部21bと、リング部21aから突出する取付アーム21cとを備える。リング部21aは、ベッド部2に固定した移動刃ホルダ12に回転可能である。刃部21bは、リング部21aの外周から左方且つ略円弧状に突出する。刃部21bは、リング部21aにおいて取付アーム21cに対し周方向反対側に設けてある。刃部21bは先端に糸捕捉部21dを形成する。
糸捕捉部21dは、刃部21bの上移動刃22側に設けてある。糸捕捉部21dは、リング部21aに近い方を内側として、外側から順に第1端面21eと、保持部21fと、第2端面21gとを備える。刃部21bは、糸捕捉部21dの第1端面21eよりも切断時の回動方向下流側に隆起部21hを形成する。第1端面21eは、下移動刃21の上移動刃22側への近接時に上糸7aのループの内側に入り込み、上糸7a及び下糸7bを糸分けして捕捉する。第1端面21eは、糸分けした上糸7aの一方を保持部21fに導入する。保持部21fは、第1端面21eが捕捉した上糸7aを導入し保持する。保持部21fは、第1端面21eと第2端面21gの間に形成した略V字状の切り込み溝である。第2端面21gは、第1端面21eに沿った延長線上に延びる。
本発明のミシン1では、各移動刃21、22が近接する時、上糸7aは、天秤15により引き上げられて、保持部21fを介して下移動刃21に巻きつく。故に、下移動刃21は、上糸7aを保持部21fで常に一定の位置で保持できる。即ち、ミシン1は、下移動刃21と上移動刃22の協働で上糸7a及び下糸7bを切断する時、切断後に縫針5側に残る上糸7aの長さを常に一定にできる。縫針5側に残る上糸7aの長さが長すぎると、縫製開始時に上糸7aが被縫製物Hの裏面で絡まって固まるので、ミシン1は綺麗な縫目が形成できない。一方、縫針5側に残る上糸7aの長さが短すぎると、縫製開始時に上糸7aが被縫製物Hから抜けてしまうので、ミシン1は縫目が形成できない。ミシン1は、縫針5側に残る上糸7aの長さを常に一定にできるので、縫製開始時に上糸7aが被縫製物Hの裏面で固まったり、被縫製物Hから抜けたりすることを防ぐことができる。
保持部21fは、糸捕捉部21dの延設方向における中間部(第1端面21eと第2端面21gとの間)に、平面視略V字形状に形成してある。故に、ミシン1は、上糸7aを保持部21fに導入し適宜上糸7aに張力を付与することで、保持部21fから上糸7aが離脱するのを防止することができる。
上移動刃22は、環状のリング部22aと、刃部22bとを備える。リング部22aは、移動刃ホルダ12に回転可能である。リング部22aは、外周に取付アーム22cを備える。刃部22bは、リング部22a外周から左方に突出し、且つ左端部が下移動刃21の刃部21bと対向するように延びる。刃部22bは、リング部22aにおいて取付アーム22cに対し周方向反対側に設けてある。刃部22bは、下移動刃21の刃部21b(第1端面21e)が糸分けした上糸7aの他方及び下糸7bを刃部21b(隆起部21h)と協働して切断可能である。下移動刃21は、下方に糸捌き13を設けてある。
下移動刃21と上移動刃22は、伝達機構23に夫々接続する。伝達機構23は、後述の駆動部30の駆動による連結軸28の回転を下移動刃21と上移動刃22に伝達する。即ち、下移動刃21と上移動刃22は、伝達機構23によって互いに連動して接近・離反する。伝達機構23は、上移動刃側糸切連竿24と、下移動刃側糸切連竿25と、糸切レバー26と、駆動力調整プレート27とを備える。
上移動刃側糸切連竿24は、左側面視略L字状に形成してある。上移動刃側糸切連竿24は、一端がリング部22aに取付アーム22cを介して回動可能に軸支してあり、他端が駆動力調整プレート27の一端に回動可能に軸支してある。
下移動刃側糸切連竿25は、一端がリング部21aに取付アーム21cを介して回動可能に軸支してあり、他端が糸切レバー26の一端に回動可能に軸支してある。
糸切レバー26は、長手方向中央部がやや屈曲した板部材である。糸切レバー26は、他端に後述の連結軸28の一端が挿通する。糸切レバー26は、連結軸28に回動可能である。糸切レバー26は、連結軸28に対し回動することで糸切り機構20とミシン主軸(図示略)との位相を調節することができる。糸切レバー26は、図示しないネジをネジ穴26aに螺合することで連結軸28に対し回動不能に固定できる。
駆動力調整プレート27は、左側面視略三角形状に形成してある。駆動力調整プレート27は、その中央部に略円弧形状の長穴27aを形成する。駆動力調整プレート27は、連結軸28の一端が挿通する。長穴27aには、螺子等の固定軸29が挿通可能である。固定軸29は、糸切レバー26のネジ穴(図示略)に螺合して駆動力調整プレート27を糸切レバー26に固定する。
連結軸28が左側面視反時計回り方向に回転すると、糸切レバー26と駆動力調整プレート27は連動して連結軸28を中心に左側面視反時計回り方向に回転する。下移動刃21は、糸切レバー26及び下移動刃側糸切連竿25を介して左側面視時計回り方向に回転する。上移動刃22は、駆動力調整プレート27及び上移動刃側糸切連竿24を介して左側面視反時計回り方向に回転する。下移動刃21と上移動刃22は、互いに接近する。上移動刃22は、下移動刃21の上側に重なって下移動刃21(隆起部21h)と協働して上糸7a及び下糸7bを針穴8aの直下で切断する。
(駆動部30の構成)
図8〜図10に示すように、駆動部30は、糸切り機構20を駆動する。駆動部30は、ソレノイド31と、ソレノイドレバー32と、カムレバー軸33と、コロアーム34と、コロ34aと、戻しコロアーム35と、戻しコロ35aと、糸切カム36と、戻しバネ37と、二股軸38と、糸緩めワイヤ39とを備える。
ソレノイド31は、ハウジング30aを介してベッド部2に固定してある。ソレノイドレバー32は、ソレノイド31のプランジャ31aに連結して回動軸32aを支点として回動する。カムレバー軸33は、ソレノイドレバー32の回動によって左右方向に移動可能である。コロアーム34は、カムレバー軸33に回動可能に支持してある。コロ34aは、コロアーム34の自由端に設けてある。戻しコロアーム35は、カムレバー軸33に回動可能に支持してある。戻しコロ35aは、戻しコロアーム35の一端に設けてある。糸切カム36は、コロアーム34と戻しコロアーム35の間に位置して駆動軸11に設けてある。戻しバネ37は、戻しコロアーム35とコロアーム34を右方向に付勢する。二股軸38は、連結軸28の他端に設けてあり、戻しコロアーム35の中央部に設けた角コロ35bと係合する。糸緩めワイヤ39は、ソレノイド31のプランジャ31aに一端を連結する。
糸切カム36は、第1カム36a、角部36b、及び第2カム36cを有する。第1カム36aは、角部36bの右側に設けてある。第1カム36aは、コロ34aと係合可能である。第2カム36cは、角部36bの左側に設けてある。第2カム36cは、戻しコロ35aと係合可能である。
駆動部30の動作について説明する。ソレノイド31のプランジャ31aは、戻しバネ37の付勢力により常時右方へ進出している。図8に示すように、ソレノイド31は、糸切り信号によってプランジャ31aを左方へ退動させる。プランジャ31aが退動するとソレノイドレバー32は回動軸32aを中心に回動する。ソレノイドレバー32は、戻しバネ37の付勢に抗してカムレバー軸33を左方に押す。カムレバー軸33は左方に移動する。コロアーム34はカムレバー軸33と共に左方に移動する。コロアーム34のコロ34aは、第1カム36aと係合する。
図9に示すように、駆動軸11が回動すると、コロ34aは第1カム36aによってカムレバー軸33の上側(紙面奥側)に変位する。コロ34aの変位に伴って、コロアーム34は回動する。コロアーム34の回動によって、戻しコロアーム35は回動する。戻しコロアーム35の回動によって、角コロ35bはカムレバー軸33の下側(紙面手前側)に変位する。角コロ35bと係合する二股軸38が回動して連結軸28は回動する。即ち、駆動軸11の回動により連結軸28は回動する。上述のように、連結軸28の回動によって下移動刃21と上移動刃22は互いに接近する。
(糸緩め機構80の構成)
図11を参照して、糸緩め機構80の詳細について説明する。糸緩め機構80は、糸緩め板46と、糸緩めワイヤ39と、駆動ロッド61とを備える。糸緩め板46は、上端部46aと、係合片46bと、下端部46cと、段差部46dとを備える。糸緩め板46は、押え足上げレバー47の後方に位置し、前後方向に屈曲した板部材である。
上端部46aは、糸緩めワイヤ39の一端部を接続する。係合片46bは、前方に突出する突起状であり、押え足上げレバー47の上端から後方に突出する回動ピン47aと係合する。下端部46cは、回動軸48に回動可能に支持してある。回動軸48は、アーム部4に固定してあり、前後方向に延びる。段差部46dは、前方に突出する突起状である。段差部46dは、係合片46bよりも下方に位置する。
糸緩め板46と押え足上げレバー47は、共通の回動軸48を中心に回動する。回動軸48はコイルスプリング49を巻設する。糸緩め板46はコイルスプリング49の一端を固定する。コイルスプリング49の他端49aは、アーム部4の突起4aと係合する。コイルスプリング49は、常時糸緩め板46を図11(A)の反時計回り方向に付勢する。
図2に示すように、糸緩めワイヤ39は、上端部46aとの接続部分からアーム部4内を右方に延び、脚柱部3内を下方に延び、ベッド部2内部に至る。糸緩めワイヤ39は、他端部がベッド部2内部のソレノイド31のプランジャ31a(図8参照)と接続する。
駆動ロッド61は、後端が糸緩め板46に当接し、前後方向に延びる。駆動ロッド61は、前端が後述の糸調子機構50の駆動ロッド59に当接可能する。駆動ロッド61は、前後方向に進退可能である。
図11(C)に示すように、糸緩め板46の下端部46cは、鎖線で示す駆動ロッド59の後端が当接する。糸緩め板46は、図11(A)の時計回り方向に回動したときに、実線で示す駆動ロッド61の後端が段差部46dに乗り上げる(押し出す)。尚、図11(C)では、駆動ロッド61が図示上方に変位するように図示するが、実際には糸緩め板46が回動して段差部46dの位置が変位し、駆動ロッド61は軸方向(図示左右方向)にのみ変位する。
(糸調子機構50の構成)
図12及び図13を参照して、糸調子機構50について説明する。図12の紙面左方及び右方は、それぞれ糸調子機構50の後方及び前方である。糸調子機構50は、アーム部4(図1参照)に固定する。糸調子機構50は、糸調子台51と、糸調子軸52と、糸調子皿53、54と、糸取りバネ55と、皿押え部材56と、糸調子バネ57と、固定ナット58と、駆動ロッド59とを備える。
糸調子台51は略円筒状に形成してある。糸調子台51は、軸受け穴51aと、ビス穴51bと、スリット51cと、突出部51dとを備える。軸受け穴51aは、糸調子台51の軸心に両端部を開放するように形成してある。ビス穴51bは、糸調子台51の外周に形成してあり、糸調子軸52を固定するための固定ビス(図示略)を挿入可能である。スリット51cは、糸調子台51の外周の前端側に形成してある。突出部51dは、スリット51cの前方に設けてあり、糸調子台51の外周から径方向に突出する。
糸調子軸52は、後側から前側に向かって、小径軸部52aと、大径軸部52bと、皿支持軸部52cと、ネジ形成軸部52dとを同軸上に一体的に形成してある。小径軸部52aと大径軸部52bは、略円筒形状である。大径軸部52bの外径は、小径軸部52aの外径よりも大きい。ネジ形成軸部52dは、その外周面に雄ネジを形成してある。皿支持軸部52cとネジ形成軸部52dは、その中央部に所定幅を有するスリット52eを軸心に沿って形成し、径方向に二分割してある。小径軸部52aと大径軸部52bは、同軸上に挿通穴52fを形成してある。挿通穴52fは、小径軸部52aの端面に開放するとともにスリット52eに連通する。
糸調子軸52は、小径軸部52aから皿支持軸部52cの中途部に至る範囲を糸調子台51の軸受け穴51aに挿通する。糸調子軸52は、ビス穴51bに挿通した固定ビス(図示略)により糸調子台51に固定する。皿支持軸部52cとネジ形成軸部52dとは、糸調子台51の軸受け穴51aの前端から外部に突出する。糸調子軸52の大径軸部52bの外周には、コイルバネからなる糸取りバネ55が固定してある。糸取りバネ55は、大径軸部52bの外側に位置する。糸取りバネ55は、軸受け穴51aの前端側に形成したスリット51cから外部にフック状の糸掛け部55aを突出するように軸受け穴51aに収容する。糸取りバネ55は、弾性を有する金属製の捩じりバネである。糸取りバネ55は、正面視時計回り方向のバネ力を有し、上下方向に揺動可能である。
糸調子皿53、54は、夫々中心に軸穴53a、54aを有する略皿状の部材である。糸調子皿53、54は、その外周が互いに離反するように反り返っている。糸調子皿53、54は、糸取りバネ55と皿押え部材56の間に配置する。
皿押え部材56は、スリット52eによって径方向にそれぞれ二分割した皿支持軸部52cとネジ形成軸部52dが貫通する一対の半月状穴部56aを形成した円板状の部材である。皿押え部材56は、一対の半月状穴部56aの間に当接部56bを設けてある。皿押え部材56は糸調子軸52の皿支持軸部52cに嵌め込む。
糸調子バネ57は、皿押え部材56の前側に設けてある。糸調子バネ57は、皿押え部材56を介して常時糸調子皿53、54を糸調子台51に向けて付勢する。糸調子皿53、54は夫々の軸穴53a、54aを皿支持軸部52cに嵌め込む。糸調子皿53、54はネジ形成軸部52dに螺着した固定ナット58により抜け止めしている。糸調子皿53、54は、糸調子軸52に対して回転可能である。
駆動ロッド59は、小径軸部52aと大径軸部52bの挿通穴52fに挿通する。駆動ロッド59の前端は、皿押え部材56の当接部56bに当接する。上述のように、駆動ロッド59の後端は、糸緩め機構80の駆動ロッド61に当接する。駆動ロッド59が前方に進出すると、糸調子バネ57の付勢に抗して皿押え部材56が固定ナット58側に移動し、糸調子皿53、54の接触圧力は緩む。
図13及び図14を参照して、規制機構60について説明する。規制機構60は、糸調子台51の外周に沿って設ける。規制機構60は、ベース部62と、胴部63と、当接部64とを一体的に備える。規制機構60は、糸調子台51に対し前後方向に移動自在である。ベース部62は、正面視略扇形であり、径方向中央部に穴部62aを有する。ベース部62は、糸調子台51の後方に位置する。穴部62aには、駆動ロッド59が挿通する。胴部63は、糸調子台51の外周と略同径を有し、糸調子台51の外周に沿って延びる。当接部64は、胴部63の前端部から糸調子台51の径方向外側に突出する。当接部64は、糸調子台51の突出部51dと対向する。当接部64は、突出部51dと協働して糸取りバネ55の糸掛け部55aを挟持できる。当接部64と突出部51dは、糸掛け部55aを挟持することで糸取りバネ55の揺動を規制する。当接部64は、突出部51d及び糸掛け部55aと対向する面にV字状の係合溝64aを形成してある。係合溝64aは、糸掛け部55aが係合可能である。
糸緩め機構80及び糸調子機構50の動作について説明する。糸調子機構50は、糸調子バネ57により常時糸調子皿53、54の間に挟持する上糸7aに張力を付与する。ソレノイド31が駆動すると、糸緩め機構80の糸緩めワイヤ39は、糸緩め板46を図11(A)の時計回り方向に回動させる。糸緩め板46は、図11(A)の時計回り方向に回動したときに、実線で示す駆動ロッド61の後端が段差部46dに乗り上げる。駆動ロッド61は、前方に移動し駆動ロッド59を前方に押す。
駆動ロッド61は、駆動ロッド59を前方に押しつつ更に前方に移動すると、規制機構60のベース部62に当接する。図13に破線で示すように、駆動ロッド61がベース部62に当接する時点で、駆動ロッド59は皿押え部材56を前方に押している。皿押え部材56が糸調子バネ57の付勢に抗して固定ナット58側に移動し、糸調子皿53、54の接触圧力は緩む。該時点で当接部64と突出部51dは糸取りバネ55の糸掛け部55aを挟持しない。即ち、糸取りバネ55の揺動を規制する前に糸調子皿53、54の接触圧力は緩んで上糸7aの張力を解放する。
駆動ロッド61は、ベース部62を前方に押す。規制機構60は、前方に移動する。図13に実線で示すように、規制機構60は、当接部64と突出部51dの間で糸取りバネ55の糸掛け部55aを挟持する。糸取りバネ55の揺動は規制される。上述のように、ソレノイド31の駆動により下移動刃21と上移動刃22は互いに接近する。上移動刃22は、下移動刃21の上側に重なって下移動刃21(隆起部21h)と協働して上糸7a及び下糸7bを針穴8aの直下で切断する。即ち、糸取りバネ55の揺動を規制した状態で上糸7aと下糸7bを切断する。従って、縫針5側の糸量が安定し、切断後に縫針5に残る上糸7aの長さがばらつくのを防ぐことができる。
このように、本発明のミシン1は、糸調子台51に対し前後方向に移動自在な規制機構60を備える。糸切り機構20を駆動する駆動部30のソレノイド31が駆動すると、糸緩めワイヤ39及び糸緩め板46を介して駆動ロッド61が前方に移動する。駆動ロッド61は、規制機構60のベース部62を前方に押して、当接部64と突出部51dの間で糸取りバネ55の糸掛け部55aを挟持する。糸取りバネ55の揺動が規制され、ソレノイド31の駆動により下移動刃21と上移動刃22が協働して上糸7a及び下糸7bを切断する。ミシン1は、駆動部30のソレノイド31の駆動により規制機構60が糸取りバネ55の揺動を規制するので、上糸7aと下糸7bの切断時に縫針5側の糸量が安定する。従って、ミシン1は、上糸7aと下糸7bの切断後に縫針5に残る上糸7aの長さがばらつくのを防ぐことができる。
規制機構60は、糸調子台51の外周と略同径を有し、糸調子台51の外周に沿って延びる胴部63と、胴部63の前端部から径方向外側に突出する当接部64とを備える。当接部64は、対向する糸調子台51の突出部51dとの間で糸取りバネ55の糸掛け部55aを挟持する。故に、ミシン1は、簡易な構成で糸取りバネ55の揺動を規制することができる。
当接部64は、突出部51d及び糸掛け部55aと対向する面に側面視V字状の係合溝64aを備える。係合溝64aは、糸取りバネ55の糸掛け部55aを係合可能である。故に、ミシン1は、当接部64と突出部51dの間で糸取りバネ55の糸掛け部55aを挟持する時、挟み込む位置を安定化できる。ミシン1は、糸取りバネ55に強い圧力を加えることなく、上糸7aと下糸7bの切断後に縫針5に残る上糸7aの長さをより安定化することができる。
糸緩め機構80の駆動ロッド61は、駆動ロッド59を前方に押しつつ更に前方に移動することで、規制機構60のベース部62に当接する。即ち、駆動ロッド59が前方に進出して糸調子皿53、54の接触圧力を緩めた状態で規制機構60が糸取りバネ55の揺動を規制する。糸調子皿53、54の接触圧力を緩めると、糸取りバネ55は、バネ力により上方に移動する。故に、ミシン1は、糸取りバネ55が上方に移動した後、規制機構60により糸取りバネ55の揺動を規制するので、規制する位置がより安定化できる。ミシン1は、上糸7aと下糸7bの切断後に縫針5に残る上糸7aの長さを更に安定化することができる。
尚、駆動部30は、本発明の「糸切り駆動機構」に相当する。糸緩め機構80は、本発明の「張力解放機構」に相当する。駆動ロッド61は、本発明の「駆動部材」に相当する。
本発明は、上記実施形態に限らず、種々の変更が可能である。例えば、糸緩め機構80は、駆動部30のソレノイド31により駆動したが、駆動ロッド61を進退させるアクチュエータを個別に設けてもよい。糸調子機構50は、糸調子バネ57により皿押え部材56を介して常時糸調子皿53、54を糸取りバネ55に向けて付勢したが、糸調子皿53を糸調子皿54側に向けて押圧するアクチュエータを設けてもよい。
規制機構60は、糸緩め機構80の駆動ロッド61により駆動したが、規制機構60を進退させるアクチュエータを個別に設けてもよい。該場合、ミシン1は駆動部30の動作と略同時にアクチュエータにより規制機構60を動作する。図15に示すように、糸切りの際の駆動部30の動作開始時、即ちソレノイド31に駆動信号が出力された時、天秤15は下方に移動している。天秤15が下方に移動するとき、糸取りバネ55は、上方停止位置で停止している。ミシン1は、釜機構10及び下移動刃21により針板8下方にたぐられた上糸7aに張力が加わり、糸取りバネ55が下降動作する前に糸取りバネ55を上方停止位置にて規制することで規制位置を更に安定化できる。よって、ミシン1は、上糸7aと下糸7bの切断後に縫針5に残る上糸7aの長さを更に安定化することができる。
規制機構60は、糸緩め機構80の駆動ロッド61により駆動したが、規制機構60を進退させるアクチュエータを個別に設けてもよい。該場合、アクチュエータは、ソレノイド31の駆動と同期させるように駆動すればよい。規制機構60の当接部64は、係合溝64aを備えなくてもよい。
1 ミシン
2 ベッド部
3 脚柱部
4 アーム部
5 縫針
6 針棒
7a 上糸
7b 下糸
8 針板
10 釜機構
11 駆動軸
20 糸切り機構
21 下移動刃
22 上移動刃
30 駆動部
31 ソレノイド
35 戻しコロアーム
40 膝上げ機構
50 糸調子機構
55 糸取りバネ
55a 糸掛け部
60 規制機構

Claims (6)

  1. 上糸に張力を付与する糸調子機構と、
    前記糸調子機構に設けられ、主軸の回転により上下動する天秤による前記上糸の移動に伴い上下に揺動する糸取りバネと
    を備えるミシンにおいて、
    前記上糸を切断する糸切り機構と、
    前記糸切り機構を駆動する糸切り駆動機構と、
    前記糸切り駆動機構の駆動に伴って動作し前記糸取りバネの上下への揺動を規制する規制機構と
    を備えることを特徴とするミシン。
  2. 前記規制機構は、
    前記糸調子機構に沿って延びる胴部と、
    前記胴部の端部に突出する当接部と
    を備え、
    前記糸調子機構は、
    前記当接部と対向配置する突出部を備え、
    前記当接部と前記突出部とで前記糸取りバネを挟持することで上下への揺動を規制する
    ことを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記当接部は、
    前記突出部及び前記糸取りバネと対向する面に前記糸取りバネが係合する係合溝を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のミシン。
  4. 前記糸切り駆動機構により駆動され、前記糸調子機構に作用して前記糸調子機構が前記上糸に付与する張力を解放する張力解放機構を更に備え、
    前記張力解放機構は、
    前記糸調子機構に作用すると共に前記規制機構に作用する駆動部材を備える
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のミシン。
  5. 前記駆動部材は、
    前記糸調子機構に先に作用し、前記上糸の張力を解放した後、前記規制機構に作用し前記糸取りバネの揺動を規制する
    ことを特徴とする請求項4に記載のミシン。
  6. 前記糸取りバネが上方に位置する状態で前記規制機構を動作させることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のミシン。
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