JPH06134162A - ミシンの上糸供給制御装置 - Google Patents

ミシンの上糸供給制御装置

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JPH06134162A
JPH06134162A JP4289204A JP28920492A JPH06134162A JP H06134162 A JPH06134162 A JP H06134162A JP 4289204 A JP4289204 A JP 4289204A JP 28920492 A JP28920492 A JP 28920492A JP H06134162 A JPH06134162 A JP H06134162A
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JP
Japan
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upper thread
thread
supply path
sewing
holding mechanism
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JP4289204A
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English (en)
Inventor
Akimitsu Hiraoka
顕光 平岡
Fumio Ito
文夫 伊藤
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B49/00Take-up devices, e.g. levers, for the needle thread
    • D05B49/04Take-up devices, e.g. levers, for the needle thread rotary
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B65/00Devices for severing the needle or lower thread

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 縫い始めにおける糸抜けの防止、及び縫い目
始端部における残り糸の長尺化及びそれに伴う鳥の巣の
発生の防止。 【構成】 上糸供給経路内に第1の上糸保持機構50と
第2の上糸保持機構60とを所定の間隔を介して縫い針
側から順次配設すると共に、前記両上糸保持機構の間で
上糸を屈曲させて上糸供給経路を増大させる供給経路増
大機構40と、これら機構を制御する制御手段とを設
け、これにより糸切り動作開始直前には第1の上糸保持
機構50を上糸保持状態、第2の上糸保持機構60を上
糸解放状態とすると共に前記供給経路増大機構を作動さ
せ上糸を上糸供給源側から繰り出した後、供給経路増大
機構により上糸を弛ませる一方、糸切り動作が終了と次
の縫製動作の開始の間に第1の上糸保持機構50を上糸
解放状態、第2の上糸保持機構60を上糸保持状態とし
残糸を引き戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ミシンにおける上糸
の供給動作を縫い目形成動作等とは別に強制的に行うこ
とにより、糸切り動作及び縫目始端部の適正化を図るよ
うにしたミシンの上糸供給制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】縫製動作終了直後の一針において、針板
下方に設けられた糸捕捉刃がミシン糸(上糸及び下糸)
を捕捉して所定の長さだけ引き出し、糸切り刃との間で
剪断するようにした糸切り機構が従来より種々のミシン
に具備されている。このような糸切り機構では、次の縫
製動作を適正に開始させる上で糸捕捉刃による上糸引き
出し量、すなわち糸捕捉刃の移動ストロークを適正に設
定する必要がある。例えば、糸捕捉刃による上糸引き出
し量が短く、上糸切断端部から縫い針の上糸挿通孔に至
る上糸(以下、この部分の上糸を残り糸と称す)の長さ
が不十分であった場合には、次の縫製動作の第1針目に
おいて、上糸の切断端部が縫い針から抜脱して縫製不能
状態となる。また、前記残り糸が必要以上に長尺なもの
となっていた場合には、その残り糸が布の下面から突出
したり、鳥の巣状に縫い目に絡むなどして縫製品質を著
しく低下させるという不都合が発生する。
【0003】従って、上記のような糸切り機構では、糸
捕捉刃のストロークを精密に設定していたが、適用する
布の種類や厚さ、糸の種類や太さ、糸切り機構の作動速
度等の縫製条件が種々変更されるような縫製現場では、
上記のような移動ストロークの適正化のみでは、残り糸
の長さを十分に安定させることができないという問題が
あった。
【0004】そこで現在では、残り糸の長さの適正化を
図るべく図10ないし図12に示すような装置(特公昭
60−48196号)が提案されている。同図におい
て、1は本縫いミシンを示し、このミシン1のミシンア
ーム2には、縫い針を保持する針棒3や天秤等4をはじ
め、上糸に所定の張力を付与するための主糸調子器5等
の周知の装置が具備されている。
【0005】そして、このミシン1には、次のような構
成を有する装置が設けられている。この装置は、主とし
て、上糸を繰り出す供給経路増大機構Aと、上糸を引き
戻す上糸引き戻し機構Bと、前記主糸調子器5による上
糸の挟持圧を解放する解放機構C等からなっており、そ
れらが相互に連動するようになっている。
【0006】すなわち、前記供給経路増大機構Aは、ミ
シンアーム2の前面壁に設けられたソレノイド6と、こ
のソレノイド6のプランジャ6aが吸引されることによ
りミシンアーム2に設けた段つきねじ8を中心にばね9
に抗して回転する繰り出しレバー7と、この繰り出しレ
バー7の一端部に取り付けた第1の補助糸調子器10な
どを備えており、この第1の補助糸調子器10は、ばね
力によって圧接する一対の糸調子皿10a,10bによ
って上糸供給源から繰り出された上糸を前記主糸調子器
5より手前で挟持するようになっている。
【0007】また、上糸引き戻し機構は、ミシンアーム
2の前面壁に設けた第2のソレノイド11とこのソレノ
イド11のプランジャ11aに連結されたロックレバー
12等とからなっており、ソレノイド11のプランジャ
11aが突出することにより、ロックレバー12が段つ
きねじ13を中心にばね14に抗して回転するようにな
っている。
【0008】さらに、前記解放機構Cは、ミシンアーム
2の前面壁に段つきねじ16によって回動自在に取り付
けられており、ばね19により反時計方向へと付勢され
る第1の解放レバー15と、この第1の解放レバー15
を前記繰り出しレバー7に連動して回転させる連結リン
ク17及び連結レバー18等とよりなる。なお、21は
第2の補助糸調子器、22は副糸調子器、23は前記第
2の補助糸調子器21を解除するための第2の解放レバ
ーであり、この解放レバー23は前記連結リンク17に
連動して移動するようになっている。また、24は前記
主糸調子器5に設けられた糸取りばねである。
【0009】以上のような装置において、縫製動作実行
中には各機構及び部材は図10に示すような初期状態に
ある。すなわち、この初期状態において主糸調子器5は
一対の糸調子皿5a,5bによって上糸I1を一定の圧
力で挟持しており、また、第1の補助糸調子器10の糸
調子皿10aと10bとの間には解放板10cが挿入さ
れ、第2の補助糸調子器21の糸調子皿21aと21b
との間には解放レバー23が挿入されている。従って、
両補助糸調子器10,21はいずれも上糸解放状態とな
っている。なお、副糸調子器22は上糸を常時保持して
いる。
【0010】ここで縫製動作が終了して糸切り信号が出
力されると、図外の糸切り機構による糸切り動作が開始
される直前にソレノイド6が作動し、繰り出しレバー7
が反時計方向へと回転し、図11の状態となる。この
際、繰り出しレバー7と共に移動する第1の補助糸調子
器10は、解放板10cから離間して上糸I1を挟持し
た後、上糸I1を上糸供給源側から引き出す。その結
果、この第1の補助糸調子器10から縫い針側に位置す
る上糸I1には、その引き出し量だけ弛みが生じる。ま
た、このとき第1の補助糸調子器10によって引き出さ
れる上糸量はL+αとなる。なお、Lは次の縫製動作に
必要とされる上糸の長さであり、αは余裕分である。
【0011】そして、この上糸繰り出し状態において糸
切り動作が行われる。このため、糸切り機構における前
述の糸捕捉刃の上糸繰り出し動作及び糸切り刃との上糸
切断動作は円滑に行われる。なお、繰り出しレバー7
は、上述の回転動作においてロックレバー12をばね1
4の付勢力に抗して押し退けた後、ロックレバー12の
係止部12bに係止され、ソレノイド6が不作動となっ
ても回動位置に保持され続ける。
【0012】ここで次の縫製動作が開始されると、第1
針またはその後の数針の間にソレノイド11が作動して
ロックレバー12が時計方向へと回動し、糸繰り出しレ
バー7の一端部を解放する。これにより、糸繰り出しレ
バー7は時計方向へと回転し、その回転位置はロックレ
バー12に設けたストッパーねじ12aと連結レバー1
8の端部との当接により、図10に示す初期位置と図1
1に示す繰り出し位置との中間位置となる(図12参
照)。
【0013】このようにして繰り出しレバー7が中間位
置へと復帰することにより、縫い針側に位置する上糸I
1は第1の補助糸調子器10によって上糸I1供給源側
へと引き戻される。このとき引き戻される上糸I1の長
さは、前記余裕量αのほぼ半分の長さとなる。そして、
余裕量αの残りの半分は、天秤の上昇によって引き上げ
られる。これにより、布の縫い始めの部分には長さL分
の糸量のみが残留する。従って、この装置によれば、縫
い始めにおける縫い針からの上糸I1の抜脱を防止し得
ると共に、縫い目始端部に鳥の巣が形成されたり、長尺
な残り糸が残留したりするのを防止することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置にあっては、糸切り動作によって針側に残され
る残り糸を、次の縫製動作開始後の数針の間に引き戻す
ようになっているため、正確な引き戻し動作が行われな
いという問題が生じた。すなわち、縫製動作開始後に引
き戻し動作を行った場合には、その引き戻し動作が、縫
い針やミシン釜等による上糸引き出し動作とタイミング
的に重なるため、上糸の伸びや摩擦抵抗等の影響を大き
く受け、引き戻した上糸量にばらつきが発生し易いとい
う問題がある。また、ミシンの作動に同期して上糸の引
き戻し作業を行なわなければならないため、制御動作が
複雑になるという問題も発生する。
【0015】さらにまた、上記装置では第1の補助糸調
子器10を移動させることによって上糸の繰り出し、引
き戻しを行うようになっているため、適用する上糸I1
の種類と主糸調子器5の上糸挟持力とを考慮して挟持力
を調整しなければならず、作業が煩雑化するという問題
があった。つまり、上糸の繰り出し動作及び引き戻し動
作を適確に実行させるためには、第1の補助糸調子器1
0における上糸挟持位置にずれが生じないよう、かなり
強い挟持力を設定する必要があるが、その上糸挟持力が
主糸調子器の上糸I1挟持力を上回った場合には、縫製
動作開始時における上糸I1張力が過大なものとなり、
適正な糸締り及び縫い調子が得られないという問題が生
じる。
【0016】従って第1の補助糸調子器10による上糸
I1挟持力は、主糸調子器5による上糸I1挟持力より
小さく、しかも上糸I1が第1の補助糸調子器内でずれ
ないような値に設定する必要があり、その調整及び設定
は極めて困難かつ煩雑なものとなり、頻繁に上糸の種類
が変更されるような場合には、この装置を用いた場合に
もやはり生産性の低下が問題となる。
【0017】この発明は、上記従来の装置の問題点に着
目してなされたもので、複雑な調整作業を行わなくとも
縫い始めにおける糸抜けの発生を防止し得ると共に縫い
目始端部における長尺な残り糸や鳥の巣の形成を防止で
き、良好な縫製品質を得ることができるミシンの上糸制
御装置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、上糸供給経
路内に第1の上糸保持機構と第2の上糸保持機構とを所
定の間隔を介して縫い針側から順次配設し、前記両上糸
保持機構の間に上糸を屈曲させて上糸供給経路を増大さ
せる供給経路増大機構を設けると共に、これら機構を制
御する制御手段を設けてなり、前記制御手段は、糸切り
動作開始直前に第1の上糸保持機構を上糸保持状態、第
2の上糸保持機構を上糸解放状態として前記供給経路増
大機構を作動させることにより上糸を上糸供給源側から
繰り出した後、供給経路増大機構を不作動として上糸に
弛みを発生させる一方、糸切り動作が終了し次の縫製動
作が開始されるまでの間に、第1の上糸保持機構を上糸
解放状態、第2の上糸保持機構を上糸保持状態として前
記供給経路増大手段により上糸供給経路を増大させるよ
うにしたものである。
【0019】また、前記供給経路増大機構としては、例
えば、第1の上糸供給経路と第2の上糸供給経路との間
に回動自在に設けられた回動板と、この回動板の一側面
にその回動中心から所定の間隔を介して離間した位置に
突設した係止ピンと、制御手段の制御動作に従って回動
板を所定角度回動させる回動板駆動手段とを備え、前記
回動板の回動によって係止ピンが前記両上糸保持機構間
に位置する上糸を捕捉し、屈曲させるように構成すれば
良い。
【0020】
【作用】この発明において、糸切り指令が出力される
と、まず縫い針側に位置する第1の上糸保持機構が上糸
を確固に保持し、次に供給経路増大機構が初期位置から
作動して両上糸保持機構間に位置する上糸を屈曲させた
後、再び初期位置に復帰する。そして、第1の上糸保持
機構は解放状態となり、第2の上糸保持機構が確固に上
糸を保持する。これにより、第2の上糸供給経路より縫
い針側に位置する上糸には、先の屈曲によって糸切り動
作に必要な長さの弛みが正確に形成される。その結果、
糸切り機構はその弛み分を引き出して糸切り動作を行う
ため、上糸は無理なく引き出され、適度な張力のもとに
適正に上糸を切断することができる。また、第2の上糸
保持機構は上糸を確固に保持しているため、糸切り機構
による上糸引き出し動作等において上糸が供給源側から
不用に繰り出されることもなく、切断後常に安定した残
り糸量が得られる。この後、供給経路増大機構は次の縫
製動作が開始されるまでに上糸を屈曲させ、縫い針から
余分に導出されている残り糸を上糸供給源側に引き戻
す。これにより、次の縫製動作において、次の縫製動作
における縫い目目始端部から長尺な残り糸が突出した
り、鳥の巣が形成されたりするのを防止することができ
る。
【0021】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1ないし図9
に基づき説明する。図1及び図2において、Mはこの実
施例に適用する本縫いミシンを示し、Maはこの本縫い
ミシンのミシンアームを示している。またNRはこのミ
シンアームMに昇降自在に支持された針棒、Nは針棒N
Rに固定された縫い針、PRはミシンアームMaに昇降
可能に支持された押え棒、Pはこの押え棒PRの下端に
取り付けられた布押え部材、Tは周知の天秤である。
【0022】また、30は前記ミシンアームの前面に設
けられた主糸調子器であり、図3に示すように構成され
ている。図において、31はミシンアームMaの前面壁
に固定された円筒状の糸調子台であり、この糸調子棒台
には糸調子棒32が止めねじ33によって固定されてい
る。さらに、糸調子棒32には糸取りばね40、糸調子
皿34,35、皿押え36、糸調子ばね37が嵌挿され
ると共に、糸調子棒32の先端に形成されたねじ部32
a(図示せず)には糸調子ナット38が螺合してあり、
この糸調子ナット38を回転させることにより糸調子ば
ね37の圧縮力を調整でき、皿押え36を介して糸調子
皿34,35に加わる上糸挟持力を調整し得るようにな
っている。
【0023】また、前記糸調子棒32の中心部には、皿
浮かしピン39が移動可能に挿通されている。この皿浮
かしピン39はその一端部が一方の糸調子皿35に当接
し、他端部がミシンアームM内に突出している。そし
て、この皿浮しピン39の他端部には不図示の糸切りソ
レノイドが連動させてあり、糸切り指令によってそのソ
レノイドが作動することにより、皿浮しピン39が前方
(糸調子ナット側)へ向けて押し出され、皿押え36が
糸調子ばね37に抗して糸調子皿35から離間し、両糸
調子皿34,35における上糸挟持圧を解除するように
なっている。
【0024】一方、図1において、41はミシンアーム
の前面及び上面に固定した取付台である。この取付台4
1には図4に示すようにロータリーソレノイド42が保
持され、そのアーマチュア42aの一端部には円板状の
回動板43が取付台の前面と同一面上に保持され、アー
マチュア42aと一体に回動するようになっている。さ
らにこの回動板43には、その回動中心を挟んで対称に
一対の糸繰り出しピン44,45が突設されている。
【0025】また、前記取付台の後面には、ポテンショ
メータ46が取り付けられており、このポテンショメー
タ46の回動軸46aは、検知腕47、連結ピン48a
及び円板48を介して前記ロータリーソレノイド42の
アーマチュア42aに連結されており、アーマチュア4
2aの回動量をこのポテンショメータ46によって検出
し得るようになっている。
【0026】一方、50は前記取付台41の前面に固定
した第1の上糸保持機構、60は同じく前面に固定した
第2の上糸保持機構で、両上糸保持機構50,60は、
前記円板43を挟んで対称となる位置に設けられてお
り、互いに同一の構成を有する。そこで、第1の上糸保
持機構50を例にとり説明すると、この機構は、ソレノ
イド51のプランジャ(図示せず)に挟持板52を固定
し、ソレノイドを励磁してプランジャを後方へと吸引す
ることにより、挟持板52とソレノイド51の前面部5
1aとの間で上糸I1を挟持するようになっており、ま
たソレノイド51aを消磁することにより、そのプラン
ジャと共に挟持板51bが前方と突出し上糸I1を解放
するようになっている。そして、第2の上糸保持機構5
2も第1の上糸保持機構51と同様にソレノイド52a
のプランジャに挟持板52bを固定した構成となってい
る。
【0027】なお、これらの上糸保持機構51,52の
上糸挟持力はいずれも強力なものとなっており、最も滑
り易い上糸I1を使用した場合にも、ミシンにおける種
々の上糸引き出し動作、例えば天秤Tや後述の糸切り機
構による上糸引き出し動作等によって上糸I1の保持位
置にずれが生じないようになっている。
【0028】70はミシンアームMの前面壁に設けた第
1の副糸調子、80は前記取付台に設けた第2の副糸調
子器である。このうち、第1の副糸調子器70はソレノ
イド61と天秤Tとの間に位置しており、その構成は、
ミシンアームMの前面壁に固定された糸調子棒71に一
対の糸調子皿72,73を移動可能に嵌挿し、糸調子棒
の先端部に糸調子ナット74を螺合させ、前記糸調子皿
73と糸調子ナット74との間に糸調子ばね75を圧挿
した構成となっており、糸調子ナット74を回動させて
糸調子ばね75の圧縮状態を変化させることにより、両
糸調子皿72,73による上糸挟持力を調整し得るよう
になっている。なお、この第1の副糸調子器では0〜数
グラムの上糸張力を発生させ得るようになっている。
【0029】また、前記第2副糸調子器80は不図示の
上糸供給源と前述の第2の上糸保持機構60との間に位
置しており、前記第1の副糸調子器70とほぼ同様に、
糸調子棒81、一対の糸調子皿82,83、糸調子ナッ
ト84、及び糸調子ばね85等から構成され、上糸に対
し数グラムの張力を与え得るような挟持力で上糸を挟持
し得るようになっている。
【0030】一方、この本縫いミシンのミシンベッド
(図示せず)内には、図5に示すような糸切り機構90
が設けられている。図において、91は糸捌きメスであ
り、先端部には糸捕捉部91aが、中央部には刃部91
bがそれぞれ形成されている。また、92は糸切りメス
であり、先端部に刃部92aが形成されている。そし
て、これらメス91,92は、ミシン釜と同心に回動し
得るメス支持台93,94にそれぞれ固定されており、
一方のメス支持台93はリンク95,96を介して糸切
り駆動軸97に連結され、他方のメス支持台94は連結
ピン94a及び回動腕98を介して糸切り駆動軸97に
連結されている。
【0031】そして、所定の糸切り信号が出力される
と、所定のタイミングで糸切りソレノイド(ここでは図
示せず)が作動し、糸切り駆動軸97を所定角度回転往
復運動させる。これによって各メス支持台93,94は
互いに相反する方向へと往復運動し、糸捌きメス91と
糸切りメス92とを往復動させてミシン糸I1,I2を
切断する。
【0032】すなわち、糸切り信号出力前の初期状態に
おいて糸捌きメス91と糸切りメス92とは、縫い針N
の昇降経路から左右に退避した位置(初期位置)に保持
されており、ここで糸切り信号が出力されると、図1に
示す初期位置から回動板43が時計方向へと往動し、ミ
シン釜に捕捉された上糸ループの一方の上糸I1と下糸
I2とを捕捉してピッカー99と共に上糸I1を側方へ
と引き出す。この後、糸切りメス92がメス支持台94
と共に反時計方向へと移動し、その刃部92aと前記糸
捌きメス91の刃部91bとにより、縫い針昇降経路の
近傍で捕捉した上糸I1及び下糸I2を切断する。
【0033】なお、上糸切断後、糸切り駆動軸97の復
動によって両メス91,92は共に初期位置へと復帰
し、次の縫製動作に備えるようになっている。
【0034】また、図6はこの実施例における制御系回
路の構成を示すブロック図である。図において、100
は周知のマイクロコンピュータであり、制御手段として
のCPU101,ROM102,RAM103等からな
る。そして、前記CPU101の入力側には、種々のデ
ータや指令を入力する入力装置103、縫い針Nを昇降
させるミシン上軸の回転に同期してパルス信号を出力す
るパルス発生器104、及び前述のポテンショメータ1
05等が接続されている。また、CPU101の出力側
には、ミシンモータ106、糸切り機構を駆動する糸切
りソレノイド107等の他、前述のロータリーソレノイ
ド42及びソレノイド51,61,108等が接続され
ており、これらがCPU101によって制御される。な
お、ソレノイド108は前記主糸調子器32おいて上糸
の保持を解除させるためのソレノイドである。
【0035】以上のように構成された上糸供給装置にお
いて、不図示の上糸供給源から繰り出された上糸I1
は、糸ガイドg1から第2副糸調子器80、第2の上糸
保持機構60、供給経路増大機構40、第1の上糸保持
機構50、糸ガイドg2、第1副糸調子器70、糸ガイ
ドg3、主糸調子器30、糸取りばね40、上糸ガイド
g4,g5、天秤T、糸ガイドg6,g7を経て縫い針
Nの上糸挿通孔Naを通過し、縫い目に至るという供給
経路をとる。
【0036】そして、縫製動作中には、CPU101の
制御信号により前記各機構のソレノイド107,10
8,42,51,61は消磁状態にあるため、第1,第
2の上糸保持機構50は上糸解放状態となっており、回
転板43と共に糸繰り出しピン44,45も初期位置に
保持されている。このため、第1,第2の上糸保持機構
間における上糸は、図1に示すように直線状態となって
いる。なお、主糸調子器30及び第1,第2の副糸調子
器70,80は、各々の糸調子バネ75,85によって
設定したばね力によって上糸I1を挟持しており、上糸
Iには主糸調子器30の上糸挟持力によって設定した所
定の張力が発生し、所望の糸締りで縫い目が形成されて
行く。
【0037】ここで、終了縫製動作の終了に伴って図9
に示すように所定の糸切り信号が出力されると、CPU
101は上述のような糸切り機構90による糸切り動作
に先立ち、まず、第1の上糸保持機構50のソレノイド
51を作動させて上糸I1を確固に保持させ、その状態
で供給経路増大機構40のロータリーソレノイド42を
作動させて回転板43を所定の角度(ここでは90度)
回転させる(図7参照)。これにより、第2の上糸保持
機構60から第2の上糸保持機構50に至る上糸供給経
路はそれまで保っていた直線状態から上下に屈曲してそ
の長さが増大し、その増大分が上糸供給源側から繰り出
される。
【0038】そして、図9に示すようにソレノイド61
が励磁されて第2の上糸保持機構60が上糸I1を保持
し、ソレノイド51が消磁されて第1の供給経路増大機
構50が上糸I1を解放した後、ソレノイド42が消磁
されて回転板43が初期位置に復帰する。その結果、第
2の上糸保持機構60から縫い針Nに至る上糸I1には
先の繰り出し動作分だけの弛みが生じる。また、先の繰
り出し動作によって繰り出される上糸I1の長さL1
は、L1=L−Laとなる。
【0039】ここで、Lは前述の糸切り機構90による
糸切り動作において糸捌きメス91によって強制的に針
板NBの下方へ引き出される上糸の長さであり、Laは
糸取りばね30aの移動に伴う上糸増加量と糸切り時の
糸の伸び量とを加えた長さである。
【0040】このようにして上糸繰り出し動作が行われ
ると、CPU101はソレノイド108を作動させて主
糸調子器30における上糸挟持状態を解除させた後、糸
切りソレノイド107を作動させて糸切り機構90によ
るミシン糸の切断を行う。この際、糸捌きメス91は先
の繰り出し動作によって弛ませた上糸I1を針板NBの
下方へと引き出すこととなるため、上糸I1には予め想
定した長さの伸びが生じるのみであり、上糸が過剰に伸
びて不適切な位置で切れたりすることはない。また、第
2の上糸保持機構は、確固に上糸を挟持しているため、
糸捌きメス91の糸引出し動作によって上糸I1が上糸
供給源側から引き出されることもなく、糸切り後に縫い
針に残留する残り糸の長さを安定化させることができ
る。さらにまた、糸捌きメス91によって引き出される
上糸I1には、第1の副糸調子機構70によって所定の
張力(0〜数十グラム)を発生させてあるため、切れ味
は極めて良好なものとなり、優れた糸切り性能を得るこ
とができる。
【0041】糸切り動作が終了すると、CPU101は
次の縫製動作が開始されるまでの間に、所定のタイミン
グで供給経路増大機構40のロータリーソレノイド42
を作動させ、回動板43を90度回転させる。この回転
動作中、回動板43の回転位置はポテンショメータによ
って常時検出され、その検出出力がCPU101に入力
されている。そしてこの検出出力によって回動板43が
予め設定した所定角度(90度より小さい角度)に達し
たことを判断すると、CPU101は第1の上糸保持機
構50により図9に示すように上糸I1を保持させ、か
つ第2の上糸保持機構60における上糸I1の保持を解
除させる。これにより、上糸I1は回動板43の回転角
度に応じた長さだけ縫い針側から引き戻される。
【0042】ここで引き戻される上糸I1の長L2は、
入力装置によって予め設定した長さであり、通常その設
定値は、上糸繰り出し動作によって繰り出された上糸I
1の長さL1より若干短く、次の縫製動作開始時の第1
針目において上糸I1が布から抜脱しない最小限の長さ
となっている。従って、この装置によれば、次の第1針
目によって確実に縫い目を形成し得ると共に、糸切り時
に引き出された長尺な残り糸が縫い目始端部に残ること
もなくなり、鳥の巣の発生も解消されて良好な縫製品質
を得ることができる。また、この実施例における引き戻
し動作は、上糸を確固に保持した状態で、上糸を屈曲さ
せることによって行うようになっているため、主糸調子
器30等との関係を考慮する必要もなく、上糸保持に関
する調整作業等を全く行わずに正確な上糸引き戻し動作
を行うことができる。
【0043】なお、回動板43が最大回転位置に達して
上糸引き戻し動作が終了すると、CPU101は第2の
上糸保持機構60のソレノイド61を消磁して上糸I1
を解放させ、次の縫製動作に備える。
【0044】ところでこの実施例では、回動板43の回
動をロータリーソレノイド42を用いて行うようになっ
ているため、上糸繰り出し量の調整は、第1,第2の上
糸保持機構による上糸の保持、解放制御によって行うよ
うになっているが、回動板43の回動をステッピングモ
ータやサーボモータ等によって行うようにし、回動板4
3の回転量自体を制御することによって上糸繰り出し量
や上糸引き戻し量を制御するようにしても良く、これに
よれば第1,第2の上糸保持機構に対する制御を簡略化
することができると共に、ポテンショメータ105を削
除することができる。
【0045】また、この実施例では、回動板43に設け
た2本の糸繰り出しピン44,45によって上糸I1を
屈曲させるようにしたが、供給経路増大機構としてはそ
の他の機構を用いることも可能であり、特に上記実施例
に示したものに限定されない。例えば、前記第1,第2
の上糸保持機構50,60の間に、天秤T等のように昇
降動作を設け、この部材によって上糸を強制的に屈曲さ
せるようにしても良く、要は上糸Iを屈曲させ得るもの
であればいかなる構成のものも適用可能であり、この発
明は特に上記実施例に限定されるもののではない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明に係る上
糸供給装置は、糸切り動作終了後、縫い針に残留する長
尺な残り糸を次の縫製動作開始前に上糸供給源側に引き
戻すようにしたため、従来のような縫製動作開始後に上
糸引き戻し動作を行う場合に比べ、ミシン釜や天秤等の
上糸引き出し動作等によって上糸が大きく影響されるこ
ともなく、また、上糸繰り出し動作は第1,第2の上糸
保持保持機構のいずれか一方によって確固に上糸を保持
させた後、上糸を屈曲させることで繰り出すようになっ
ているため、従来のような複雑な調整作業を行わなくと
も上糸の材質や太さ等に拘りなく正確に上糸の繰り出
し、引き戻しを行うことができる。従って、この装置を
用いれば、安定した糸切り動作を実現し得ると共に、次
の縫製動作開始時における残り糸の長さを適正なものと
することができ、良好な縫製品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示したものの側面図である。
【図3】同実施例における主糸調子器を示す縦断側面図
であり、(a)は上糸挟持状態を、(b)は上糸解放状
態をそれぞれ示す。
【図4】図1に示したものの平面図である。
【図5】同実施例における糸切り機構を示す図で、
(a)はその正面図、(b)は平面図である。
【図6】同実施例における制御系回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図1に示した状態から上糸を繰り出した状態を
示す正面図である。
【図8】図7に示した状態から上糸を引き戻した状態を
示す正面図である。
【図9】この実施例における各部の動作タイミングを示
すタイミングチャートである。
【図10】従来の上糸供給機構を示す正面図である。
【図11】図10に示した状態から上糸を繰り出した状
態を示す正面図である。
【図12】図10に示した状態から上糸を引き戻した状
態を示す正面図である。
【符号の説明】
M ミシン Ma ミシンアーム N 縫い針 I1 上糸 40 供給経路増大機構 42 ロータリーソレノイド(回動板駆動手段) 43 回動板 44,45 係止ピン 50 第1の上糸保持機構 60 第2の上糸保持機構 101 CPU(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンアームに昇降可能に設けられた縫
    い針から所定の上糸供給源に至る上糸供給経路内に位置
    し、上糸を解放可能に保持する第1の上糸保持機構と、 前記上糸供給経路内において前記第1の上糸保持機構よ
    り上糸供給源側に位置し、上糸を解放可能に保持する第
    2の上糸保持機構と、 前記両上糸保持機構の間における上糸を屈曲させること
    により両上糸保持機構の間における上糸供給経路を増大
    させる供給経路増大機構と、 前記各機構を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、糸切り動作開始直前に第1の上糸保持
    機構を上糸保持状態、第2の上糸保持機構を上糸解放状
    態とすると共に前記供給経路増大機構を作動させること
    により上糸供給経路を増大させて上糸供給源側から上糸
    を繰り出した後、供給経路増大機構を不作動として上糸
    に弛みを発生させる一方、糸切り動作が終了し次の縫製
    動作が開始されるまでの間に第1の上糸保持機構を上糸
    解放状態、第2の上糸保持機構を上糸保持状態とすると
    共に前記供給経路増大機構を作動させることにより上糸
    供給経路を増大させて残り糸を上糸供給源側に引き戻す
    ようにしたことを特徴とするミシンの上糸供給制御装
    置。
  2. 【請求項2】 供給経路増大機構は、第1の上糸供給経
    路と第2の上糸供給経路との間に回動自在に設けられた
    回動板と、この回動板の一側面にその回動中心から所定
    の間隔を介して離間した位置に突設した係止ピンと、制
    御手段の制御動作に従って回動板を所定角度回動させる
    回動板駆動手段とを備え、前記回動板の回動によって係
    止ピンが前記両上糸保持機構間に位置する上糸を捕捉
    し、屈曲させることを特徴とする請求項1記載のミシン
    の上糸供給制御装置。
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