JP2013215983A - 液体吐出装置、及び、液体吐出方法 - Google Patents

液体吐出装置、及び、液体吐出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異物の検出精度の向上を図る。
【解決手段】液体を吐出するヘッドと、ヘッドを所定方向に移動させるキャリッジと、キャリッジにおいてヘッドよりも所定方向の端部側に設けられ、キャリッジが所定方向に移動する際に異物の有無を検出する光学センサーと、光学センサーの表面よりも後方から前方に向けて風を吹き出すようにキャリッジに設けられた吹き出し口と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、液体吐出装置、及び、液体吐出方法に関する。
液体吐出装置として、インク(液体の一種)をヘッドから吐出して画像を形成するインクジェット式のプリンターが知られている。このようなインクジェット式のプリンターとして、発光部と受光部で構成される光学センサーを設け、画像形成に関する情報を取得するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、ヘッドを搭載したキャリッジを所定方向に移動しつつヘッドからインクを断続的に吐出することによって画像を形成するプリンターにおいて、このような光学センサーをキャリッジの端部(所定方向の端部)に設けると、媒体の上をヘッドが通過する前に異物(紙ジャム、ごみなど)の有無を検出することができる。そして、異物を検出した場合、直ちに、キャリッジの移動を停止させることで、ヘッドが異物に衝突するのを防止することができる。
特開2011-117945号公報
上述したようなプリンターにおいて、ヘッドのノズルから吐出されたインクの一部が媒体に着弾せずに霧(ミスト)状に浮遊する場合がある。そして、このミスト状のインク(インクミスト)が光学センサーの表面に付着する可能性があり、インクミストが光学センサーの表面に付着していくと、光学センサーの検出精度が低下し、誤検出するおそれがある。
そこで、本発明は、異物の検出精度の向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
液体を吐出するヘッドと、
前記ヘッドを所定方向に移動させるキャリッジと、
前記キャリッジにおいて前記ヘッドよりも前記所定方向の端部側に設けられ、前記キャリッジが前記所定方向に移動する際に異物の有無を検出する光学センサーと、
前記光学センサーの表面よりも後方から前方に向けて風を吹き出すように前記キャリッジに設けられた吹き出し口と、
を備えたことを特徴とする液体吐出装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
プリンター1の概略断面図である。 プリンター1の構成例を示すブロック図である。 異物検出センサー52の構成例を示す図である。 図4A及び図4Bは、本実施形態における送風ユニット80のうちのキャリッジ42上の構成部分を示す説明図である。図4Aは上から見た図であり、図4Bは前から見た図である。 ダクト832の構成の一例を示す斜視図である。 本実施形態の送風ダクト83による風の流れの説明図である。 本実施形態の変形例を示す図である。 インクジェットプリンター501の外観模式図である。 インクジェットプリンター501の構成を示す概略図である。 キャリッジ531上の構成を示す概略図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
即ち、液体を吐出するヘッドと、
前記ヘッドを所定方向に移動させるキャリッジと、
前記キャリッジにおいて前記ヘッドよりも前記所定方向の端部側に設けられ、前記キャリッジが前記所定方向に移動する際に異物の有無を検出する光学センサーと、
前記光学センサーの表面よりも後方から前方に向けて風を吹き出すように前記キャリッジに設けられた吹き出し口と、
を備えたことを特徴とする液体吐出装置である。
このような液体吐出装置によれは、光学センサーの表面に霧状の液体が付着するのを防止することができる。これにより異物の検出精度の向上を図ることができる。
かかる液体吐出装置であって、
前記光学センサーは、
前記所定方向と交差する方向に沿って光を照射する投光部と、
前記投光部から照射された前記光を受光する受光部と、
を有し、
前記吹き出し口は、前記投光部、及び、前記受光部にそれぞれ対応して設けられていることとしてもよい。
このような液体吐出装置によれば、投光部側と受光部側とにおいて、それぞれ霧状の液体が表面に付着するのを防止することができる。
かかる液体吐出装置であって、
前記光学センサーは、回帰反射型のセンサーであり、
前記キャリッジの前記端部側に、前記光学センサーから照射された光を前記光学センサーに反射させる反射板をさらに有し、
前記反射板の表面よりも後方から前方に向けて風を吹き出すように、前記反射板に対応する吹き出し口が前記キャリッジに設けられていることとしてもよい。
このような液体吐出装置によれば、反射板の表面に霧状の液体が付着するのを防止することができる。
かかる液体吐出装置であって、
対向する吹き出し口を連通させる筒体であって、媒体に向けて風を吹き出すための孔が複数形成された筒体を有することが望ましい。
このような液体吐出装置によれば、媒体に着弾した液体の乾燥を促進させることができる。
かかる液体吐出装置であって、
前記筒体には、前記光学センサーの前記光の光路に沿ってスリットが形成されている、
ことが望ましい。
このような液体吐出装置によれば、筒体の配置位置を最適化でき、異物が筒体と衝突するのを避けることができる。
かかる液体吐出装置であって、
前記吹き出し口に風を送るファンが前記キャリッジに設けられている
ことが望ましい。
このような液体吐出装置によれば、常に一定量の風を吹き出し口に送ることができる。
また、キャリッジを所定方向に移動させることと、
前記キャリッジのヘッドから液体を吐出することと、
前記キャリッジが前記所定方向に移動する際に、前記キャリッジの前記ヘッドよりも前記所定方向の端部側に設けられた光学センサーによって異物の有無を検出することと、
前記光学センサーの表面よりも後方から前方に向けて、前記キャリッジに設けられた吹き出し口から風を吹き出すことと、
を有することを特徴とする液体吐出方法が明らかとなる。
===実施形態===
<プリンターの構成例について>
印刷装置の一例としてのプリンター1(本実施形態においては、インクジェット式プリンター、特に、ラテラルスキャン型のラベル印刷機)の構成例について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、プリンター1の概略断面図である。図2は、プリンター1の構成例を示すブロック図である。
なお、以下の説明において、「上下方向」、「左右方向」をいう場合は、図1に矢印で示した方向を基準として示すものとする。また、「前後方向」をいう場合は、図1において紙面に直交する方向を示すものとする。
また、本実施形態においては、プリンター1が画像を記録する媒体の一例として、ロール状に巻かれた用紙(以下、ロール紙(連続紙)という)を用いて説明する。
本実施形態に係るプリンター1は、図1及び図2に示すように、搬送ユニット20、及び、該搬送ユニット20がロール紙2を搬送する搬送経路(図1において、当該搬送経路は、ロール紙巻軸18からロール紙巻き取り駆動軸92までの間の、ロール紙2が位置する部分により表されている)に沿って、給送ユニット10、プラテン29、巻き取りユニット90、を有し、さらに、搬送経路上の印刷領域Rにおいて複数種類のインクを吐出して画像印刷を行うヘッドユニット30と、インク補給ユニット35と、キャリッジユニット40と、加熱部の一例としてのヒーターユニット70と、プラテン29上のロール紙2に風を送る送風ユニット80と、これらのユニット等を制御しプリンター1としての動作を司るコントローラー60と、検出器群50と、を有している。
給送ユニット10は、ロール紙2を搬送ユニット20に給送するものである。この給送ユニット10は、ロール紙2が巻かれ回転可能に支持されるロール紙巻軸18と、ロール紙巻軸18から繰り出されたロール紙2を巻き掛けて搬送ユニット20に導くための中継ローラー19と、を有している。
搬送ユニット20は、給送ユニット10により送られたロール紙2を、予め設定された搬送経路に沿って搬送するものである。この搬送ユニット20は、図1に示すように、中継ローラー19に対して水平右方に位置する中継ローラー21と、中継ローラー21から見て右斜め下方に位置する中継ローラー22と、中継ローラー22から見て右斜め上方(プラテン29から見て搬送方向上流側)に位置する第一搬送ローラー23と、中継ローラー22と第一搬送ローラー23との間に位置するステアリングユニット(舵取りユニット)20aと、第一搬送ローラー23から見て右方(プラテン29から見て搬送方向下流側)に位置する第二搬送ローラー24と、第二搬送ローラー24から見て鉛直下方に位置する反転ローラー25と、反転ローラー25から見て右方に位置する中継ローラー26と、中継ローラー26から見て上方に位置する送り出しローラー27と、を有している。
中継ローラー21は、中継ローラー19から送られたロール紙2を、左方から巻き掛けて下方に向かって弛ませるローラーである。
中継ローラー22は、中継ローラー21から送られたロール紙2を、左方から巻き掛けて右斜め上方に向かって搬送するローラーである。
第一搬送ローラー23は、不図示のモーターにより駆動される第一駆動ローラー23aと、該第一駆動ローラー23aに対してロール紙2を挟んで対向するように配置された第一従動ローラー23bとを有している。この第一搬送ローラー23は、下方に弛ませたロール紙2を上方に引き上げ、プラテン29に対向する印刷領域Rへ搬送するローラーである。第一搬送ローラー23は、印刷領域R上のロール紙2の部位に対して画像印刷がなされている期間、一時的に搬送を停止させるようになっている。なお、コントローラー60の駆動制御により、第一駆動ローラー23aの回転駆動に伴って第一従動ローラー23bが回転することによって、プラテン29上に位置させるロール紙2の搬送量が調整される。
搬送ユニット20は、上述したとおり、中継ローラー21、22と第一搬送ローラー23との間に巻き掛けたロール紙2の部位を下方に弛ませて搬送する機構を有している。このロール紙2の弛みは、コントローラー60により、不図示の弛み検出用センサーからの検出信号に基づき監視される。具体的には、中継ローラー21、22と第一搬送ローラー23との間において弛ませたロール紙2の部位を、弛み検出用センサーが検出した場合には、該部位に適切な大きさの張力が与えられていることになるため、搬送ユニット20はロール紙2を弛ませた状態で搬送することが可能となる。一方、弛み検出用センサーが弛ませたロール紙2の部位を検出しない場合は、該部位に過剰な大きさの張力が与えられていることになるため、搬送ユニット20によるロール紙2の搬送が一時的に停止され、張力が適切な大きさに調整される。
ステアリングユニット20aは、図1に示すように、傾斜した状態で搬送経路上に位置し、回動することによりロール紙2の幅方向位置(幅方向(図1に示す前後方向)においてロール紙2が位置する位置)を変化させるためのものである。すなわち、ロール紙2が搬送経路に沿って搬送される際、中継ローラー等の軸ずれや組み付け誤差等によりロール紙2に作用する張力が変動すること等に起因して、ロール紙2の幅方向位置が変位する場合がある。そして、当該ステアリングユニット20aは、ロール紙2の当該幅方向位置を調整するためのものである。
第二搬送ローラー24は、不図示のモーターにより駆動される第二駆動ローラー24aと、該第二駆動ローラー24aに対してロール紙2を挟んで対向するように配置された第二従動ローラー24bとを有している。この第二搬送ローラー24は、ヘッドユニット30により画像が記録された後のロール紙2の部位を、プラテン29の支持面に沿って水平右方向に搬送した後に鉛直下方に搬送するローラーである。これにより、ロール紙2の搬送方向が転換されることになる。なお、コントローラー60の駆動制御により、第二駆動ローラー24aの回転駆動に伴って第二従動ローラー24bが回転することによって、プラテン29上に位置するロール紙2の部位に対して付与される所定の張力が調整される。
反転ローラー25は、第二搬送ローラー24から送られたロール紙2を、左側上方から巻き掛けて右斜め上方に向かって搬送するローラーである。
中継ローラー26は、反転ローラー25から送られたロール紙2を、左側下方から巻き掛けて上方に向かって搬送するローラーである。
送り出しローラー27は、中継ローラー26から送られたロール紙2を、左側下方から巻き掛けて巻き取りユニット90に送り出すようになっている。
このように、ロール紙2が各ローラーを順次経由して移動することにより、ロール紙2を搬送するための搬送経路が形成されることになる。なお、ロール紙2は、搬送ユニット20により、印刷領域Rと対応した領域単位で間欠的にその搬送経路に沿って搬送される。
ヘッドユニット30は、搬送経路上の印刷領域Rに位置するロール紙2の部位に画像を記録するためのものである。すなわち、ヘッドユニット30は、搬送ユニット20により搬送経路上の印刷領域Rに(プラテン29上に)送り込まれたロール紙2の部位に、インク吐出ノズルからインクを吐出して画像を形成する。本実施形態において、このヘッドユニット30は、M個のヘッド31を有している。
各々のヘッド31は、その下面(すなわち、ノズル面)に、列方向(前後方向)にインク吐出ノズルが並んだインク吐出ノズル列を有している。本実施形態においては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)等の色毎にそれぞれ複数のインク吐出ノズル♯1〜♯Nからなるインク吐出ノズル列を有している。各インク吐出ノズル列の各インク吐出ノズル♯1〜♯Nは、ロール紙2の搬送方向(左右方向)に交差する交差方向(つまり、当該交差方向が前述した列方向である)に直線状に配列されている。各インク吐出ノズル列は、当該搬送方向に沿って相互に間隔をあけて平行に配置されている。
各インク吐出ノズル♯1〜♯Nには、インク滴を吐出するための駆動素子としてピエゾ素子(不図示)が設けられている。ピエゾ素子は、その両端に設けられた電極間に所定時間幅の電圧を印加すると、電圧の印加時間に応じて伸張し、インクの流路の側壁を変形させる。これによって、インクの流路の体積がピエゾ素子の伸縮に応じて収縮し、この収縮分に相当するインクが、インク滴となって各色の各インク吐出ノズル♯1〜♯Nから吐出される。
そして、かかるヘッド31が、前記交差方向(前記列方向)においてM個並べられ、このことにより、ヘッドユニット30が形成されている。そのため、ヘッドユニット30は、色毎にM×N個のインク吐出ノズルを有している。
インク補給ユニット35は、ヘッド31によるインクの吐出に起因してヘッドユニット30内のインクの量が減った際に、ヘッドユニット30にインクを補給するためのものである。
このインク補給ユニット35は、インクの色毎に設けられている。すなわち、イエロー色のインクを補給するためのイエローインク補給ユニット、マゼンタ色のインクを補給するためのマゼンタインク補給ユニット、シアン色のインクを補給するためのシアンインク補給ユニット、ブラック色のインクを補給するためのブラックインク補給ユニット等が設けられている。
インク補給ユニット35は、インクカートリッジ、インクの流路(通り道)となる多数のチューブ、当該チューブを開閉するための多数のバルブ等から構成されている。なお、当該インクカートリッジが設置されている場所を、図1における符号35で表している。
キャリッジユニット40は、ヘッドユニット30(ヘッド31)を移動させるためのものである。このキャリッジユニット40は、搬送方向(左右方向)に延びるキャリッジガイドレール41と(図1に二点鎖線で示す)、キャリッジガイドレール41に沿って搬送方向(左右方向)へ往復移動可能に支持されたキャリッジ42と、不図示のモーターとを有する。
キャリッジ42には、ヘッドユニット30(ヘッド31)が設けられている。そして、キャリッジ42は、不図示のモーターの駆動により、ヘッドユニット30(ヘッド31)と一体となって搬送方向(左右方向)へ移動するよう構成されている。そして、キャリッジ42は、画像印刷後にヘッドユニット30(ヘッド31)のクリーニングを行う際、ヘッドユニット30(ヘッド31)と一体となってキャリッジガイドレール41に沿って搬送方向の上流側(プラテン29から見て搬送方向上流側)へ移動し、クリーニングを行うホームポジション(以下、HPと呼ぶ)で停止する(図1参照)。
また、搬送方向(左右方向)におけるHPとプラテン29との間には、フラッシングユニット(不図示)が設けられており、ヘッド31(キャリッジ42)が搬送方向(左右方向)に移動してフラッシングユニットに対向する位置に位置すると、ヘッド31は前記インク吐出ノズル列に属する各インク吐出ノズルからインクを吐出してフラッシングを行なうフラッシング動作を実行する。
プラテン29は、搬送経路上の印刷領域Rに位置するロール紙2の部位を支持するとともに、該部位を加熱するものである。このプラテン29は、図1に示すように、搬送経路上の印刷領域Rに対応させて設けられ、かつ、第一搬送ローラー23と第二搬送ローラー24との間の搬送経路に沿った領域に配置されている。そして、プラテン29は、ヒーターユニット70が発生させた熱の供給を受けることにより、ロール紙2の該部位を加熱することができる。
ヒーターユニット70は、ロール紙2を加熱するためのものであり、ヒーター(不図示)を有している。このヒーターは、ニクロム線を有しており、当該ニクロム線をプラテン29内部に、プラテン29の支持面から一定距離となるように配置させて構成されている。このため、ヒーターは、通電されることによってニクロム線自体が発熱し、プラテン29の支持面上に位置するロール紙2の部位に熱を伝導させることができる。このヒーターは、プラテン29の全域にニクロム線を内蔵させて構成されているため、プラテン29上のロール紙2の部位に対して熱を均一に伝導することができる。本実施形態において、プラテン上のロール紙2の部位の温度が45℃となるように、該ロール紙2の部位を均一に加熱する。これにより、該ロール紙2の部位に着弾されたインクの乾燥を促進させることができる。
送風ユニット80は、プラテン29上のロール紙2などに風を送るためのものである。この送風ユニット80は、ファン81、ファン82、送風ダクト83、及び、各ファンを回転させるモーター(不図示)などを備えている。ファン81は、回転することにより、プラテン29上のロール紙2に風を送り、ロール紙2に着弾されたインクの乾燥を促進させる。なお、ファン81は、図1に示すようにキャリッジ42よりも上方の本体部に設けられた開閉可能なカバー(不図示)に複数設けられている。そして、この各々のファン81は、カバーが閉じた際に、プラテン29の上方に位置して、当該プラテン29の支持面(当該プラテン29上のロール紙2)と対向するようになっている。
ファン82(送風部に相当する)は、図1に示すようにキャリッジ42の側面に設けられている。そして、ファン82は回転することにより送風ダクト83に風を送り、後述するように、異物検出センサー52へのインクミストの付着を防止したり、ロール紙2に着弾されたインクの乾燥を促進させたりする。また、ファン82は、ヘッドユニット30(ヘッド31)の冷却も行うことができる。
送風ダクト83は、ファン82で発生した風を異物検出センサー52に送風するためのものある。なお、ファン82、及び、送風ダクト83による送風の詳細については後述する。
巻き取りユニット90は、搬送ユニット20により送られたロール紙2(画像印刷済みのロール紙)を巻き取るためのものである。この巻き取りユニット90は、送り出しローラー27から送られたロール紙2を、左側上方から巻き掛けて右斜め下方へ搬送するための中継ローラー91と、回転可能に支持され中継ローラー91から送られたロール紙2を巻き取るロール紙巻き取り駆動軸92と、を有している。
コントローラー60は、プリンター1の制御を行うための制御ユニットである。このコントローラー60は、図2に示すように、インターフェース部61と、CPU62と、メモリー63と、ユニット制御回路64と、を有している。インターフェース部61は、外部装置であるコンピューター110とプリンター1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU62は、プリンター1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリー63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。CPU62は、メモリー63に格納されているプログラムに従ったユニット制御回路64により各ユニットを制御する。
検出器群50は、プリンター1内の状況を監視するものであり、例えば、前述の弛み検出用センサー、搬送ローラーに取り付けられてロール紙2の搬送などの制御に利用されるロータリー式エンコーダー、搬送されるロール紙2の有無を検出する用紙検出センサー、キャリッジ42(又はヘッド31)の搬送方向(左右方向)の位置を検出するためのリニア式エンコーダー、ロール紙2の幅方向における紙端(エッジ)位置を検出する紙端位置検出センサーが含まれる。また、本実施形態のプリンター1は、検出器群50として異物検出センサー52(光学センサーに相当する)を備えている。
<異物検出センサー52について>
図3は異物検出センサー52の構成例を示す図である。なお、以下の説明では、便宜上、「左右方向」、「前後方向」、「上下方向」をそれぞれx方向、y方向、z方向ともいう。また、各方向について、図3の矢印の先端側をプラス側とし、反対側をマイナス側とする。例えば右方向の場合は+x方向もいい、左方向の場合は−x方向ともいう。
異物検出センサー52は、キャリッジ42において、キャリッジ42が移動する方向(左右(x)方向)の両端面の下部に設けられており(図1参照)、キャリッジ42が移動する際に異物(例えばロール紙2の浮き(紙ジャム)やゴミなど)を検出する。なお、図3ではキャリッジ42において右方向(+x方向)の端面に設けられた異物検出センサー52について示しているが、左方向(−x方向)の異物検出センサー52も同様の構成である。図に示すように本実施形態の異物検出センサー52は、投光側センサー(以下投光部ともいう)52aと、受光側センサー(以下、受光部ともいう)52bを有して構成されている。
投光部52a及び受光部52bは、キャリッジ42の右方向(+x方向)の端面に設けられている。投光部52aは、前記端面における+y方向の端部に配置されており、−y方向側の面がレンズ面53aになっている。受光部52bは、前記端面における−y方向の端部に配置されており、+y方向側の面がレンズ面53bとなっている。このように、投光部52aのレンズ面53aと、受光部52bのレンズ面53bは、対向する位置にそれぞれ設けられている。なお、レンズ面53a、53bは、それぞれ、異物検出センサー52(投光部52a、受光部52b)の表面に相当する。このように、投光部52aの表面(レンズ面53a)と受光部52bの表面(レンズ面53b)の向きは、y方向について逆になっている。
投光部52aは、受光部52bに向けてレンズ面53aからレーザー光を照射する。
受光部52bは、投光部52aから照射されたレーザー光をレンズ面53bで受光する。
そして、異物検出センサー52は、投光部52aから照射したレーザー光を受光部52bで受光したか否かに応じて異物の有無を検出する。例えば、投光部52aから照射されたレーザー光を受光部52bで受光できない場合、投光部52aと受光部52bとの間にレーザー光を遮蔽するものが存在することになる。この場合、異物検出センサー52は、キャリッジ42の移動方向側に異物(紙ジャム、ゴミなど)が存在すると検出する。コントローラー60は、異物検出センサー52が異物を検出した場合、直ちにキャリッジ42の移動を停止させる。
ところで、本実施形態のようなプリンター1において、ヘッド31のノズルから吐出されたインクの一部が媒体(ロール紙2)に着弾せずに霧(ミスト)状に浮遊する場合がある。このように、媒体(例えばロール紙2)に着弾することなく霧状に浮遊するインク滴は、インクミストと呼ばれ、プリンター1内の何らかの対象に付着するおそれがある。例えば、インクミストが異物検出センサー52(投光部52a、受光部52b)の各レンズ面(53a、53b)に付着する可能性がある。このように各レンズ面にインクミストが付着すると、レーザーの光量が低下して、異物の検出精度が低下する。このため異物を誤検出するおそれがある。
そこで、本実施形態では、異物検出センサー52のレンズ面53a、53bにインクミストが付着するのを防止するようにしている。こうすることにより、異物検出センサー52による異物の検出精度の向上を図っている。
<本実施形態の送風ユニットについて>
図4A及び図4Bは、本実施形態における送風ユニット80のうちのキャリッジ42上の構成部分を示す説明図である。なお、図4Aは、上(+z方向側)から見た図であり、図4Bは前(+y方向側)から見た図である。また、図4Aの矢印は、風の流れる方向を示している。なお、本実施形態ではキャリッジ42のx方向の両端面に異物検出センサー52が設けられているが、図ではそのうちの片側(+x方向側)に対応する部分のみを示している。−x方向側についても同様の構成になっている。
本実施形態のプリンター1は、送風ユニット80として、キャリッジ42上にファン82と、送風ダクト83を有している。また、送風ダクト83は、ダクト831とダクト832(筒体に相当する)を有して構成されている。
ファン82は、キャリッジ42における+y方向及び−y方向の両端面にそれぞれ設けられている。このファン82は、キャリッジ42の外部から空気を取り込みダクト831、832に風を送るためのものである。また、ファン82は、キャリッジ42側に向けて風を当てることにより、キャリッジ42に搭載されたヘッドユニット30(ヘッド31)の温度の上昇を抑えることもできる。
ダクト831は、ファン82からの風をダクト832に送風するための直方体形状の筒状管(筒体)である。ダクト831は、キャリッジ42に配置された2つのファン82に対応するようにキャリッジ42のy方向の両端面にそれぞれ設けられている。また、2つのダクト831は、+x方向の端部が、キャリッジ42の+x方向の端面よりも突出するように形成されており、その突出部分の内側(y方向についてキャリッジ42側)は、それぞれ開口されており、風の吹き出し口84となっている。
ダクト832は、2つのダクト831の吹き出し口84を連通させるように設けられた直方体形状の筒状管(筒体)であり、キャリッジ42の+x方向の端面において、y方向に沿って配置されている。つまり、ダクト832は、吹き出し口84を介してダクト831と接続されている。また、ダクト832は、異物検出センサー52(投光部52a、受光部52b)の下部(−z方向側の部位)以外を覆うように形成されている。
図5は、ダクト832の構成の一例を示す斜視図である。なお、同図では、投光部52a、52bの図示を省略している。
ダクト832は、前述したように、直方体の筒状管であり吹き出し口84を介して各ダクト831と接続されている。また、ダクト832の下面(−z方向側の面)にはスリット85、及び、開口86が形成されている。なお、ダクト832の下面の位置は、異物検出センサー52のレーザー光の光路の位置とほぼ同じ位置になっている。これは、ダクト832の下面が光路よりも低い位置にあると、異物を検出する前に当該下面と異物が衝突してしまうおそれがあり、逆に、ダクト832の下面が光路よりも高い位置にあると、異物検出センサー52にインクミストが付着するのを防止できなくなるおそれがあるからである。
スリット85は、投光部52aから照射されたレーザー光を受光部52bに到達させるための隙間であり、ダクト832の下面(図ではx方向の略中央部分)において、y方向に沿って直線状に形成されている。なお、本実施形態ではレーザー光の直径は1.2mmであり、スリットの幅はこの値(1.2mm)よりも大きく設定されている。
開口86は、ダクト832内に送られてきた風を下側(−z方向側)に吹き出させるために設けられた孔であり、ダクト832の下面に複数形成されている。ヘッド31からインクを吐出してロール紙2に画像を形成したあと、キャリッジ42が移動する際に開口86からロール紙2に向けて風を吹き出すことにより画像の乾燥を促進させることができる。なお、媒体(ロール紙2)上においてキャリッジ42から離れた位置に風を当てるように、ダクト832の下面の下に遮風用の板部材(遮風板)を鉛直方向(z方向)に対して斜めに設けてもよい。
図6は、本実施形態の送風ダクト83による風の流れの説明図である。なお、前述したように、投光部52aの表面(レンズ面53a)と、受光部52bの表面(レンズ面53b)の向きはy方向について逆になっている。
まず、図の左側(投光部52a側)の部分について説明する。なお、ここでは、投光部52aのレンズ面53aに対して、後方(+y方向側)に風の吹き出し口84が設けられている。
ファン82によりダクト831に取り込まれた空気は、ダクト831の端に形成された吹き出し口84からダクト832に送風される。つまり、投光部52aのレンズ面53aよりも後方(+y方向側)から前方(−y方向側)に向けて風が吹き出される(図の右向きの矢印参照)。このように、投光部52aのレンズ面53aから離れる方向に風が吹き出されるので、投光部52aにインクミストが流れ込むのを防止できる。よって、投光部52aのレンズ面53aにインクミストが付着するのを防止することができる。
次に図の右側(受光部52b側)の部分について説明する。なお、ここでは、受光部52bのレンズ面53bに対して、後方(−y方向側)に風の吹き出し口84が設けられている。
ここでも前述した左側の部分と同様に、ファン82によりダクト831に取り込まれた空気は、ダクト831の端に形成された吹き出し口84からダクト832に送風される。つまり、受光部52bのレンズ面53bよりも後方(−y方向側)から前方(+y方向側)に向けて風が吹き出される(図の左向きの矢印参照)。このように受光部52bのレンズ面53bから離れる方向に風が吹き出されるので、受光部52bにインクミストが流れ込むのを防止できる。よって、受光部52bのレンズ面53bにインクミストが付着するのを防止することができる。
また、ダクト831からダクト832内に送られてきた風は、ダクト832の下面の開口86からロール紙2に向けて吹き出される。これによりロール紙2に形成された画像の乾燥を促進させることができる。
以上、説明したように、本実施形態のプリンター1は、インクを吐出するヘッド31と、ヘッド31を左右方向(x方向)に移動させるキャリッジ42と、キャリッジ42のx方向の端面に設けられ、キャリッジ42がx方向に移動する際に異物の有無を検出する異物検出センサー52(投光部52a、受光部52b)と、投光部52a、受光部52bにそれぞれ対応して設けられた吹き出し口84を備えている。そして、異物検出センサー52の表面(レンズ面53a、レンズ面53b)から離れるように(すなわち後方から前方に向けて)、各吹き出し口84から風を吹き出すようにしている。こうすることで異物検出センサー52の表面(レンズ面53a、レンズ面53b)にインクミストが付着するのを防止することができる。これにより、異物の誤検出を防止することができ、検出精度の向上を図ることができる。
なお、本実施形態では、キャリッジ42の移動方向の両端に異物検出センサー52を設けていたが、これには限られず、移動方向の一方(例えば往路方向)のみに異物検出センサー52を設けていても良い。この場合においても、異物検出センサー52にインクミストが付着するのを防止することができ、異物の検出精度の向上を図ることができる。
<変形例>
図7は、本実施形態の別の変形例を示す図である。なお、図7では、異物検出センサー52のみを示し、送風ユニット80の図示を省略している。
この変形例では、異物検出センサー52として、回帰反射型のセンサー52cとミラー52d(反射板に相当する)を有している。センサー52cはミラー52dに向けてレーザー光を照射する。センサー52cとミラー52dとの間に遮蔽物が無ければ、センサー52cから照射された光はミラー52dで反射されて、センサー52cに戻る。このように、この変形例では、レーザー光の照射を行う部分と受光する部分が同じ(センサー52c)である。この場合も、前述した実施形態と同様にセンサー52c及びミラー52dの後方から前方に向けて風を吹きだすようにダクト831、832、吹き出し口84を設けるようにすればよい。
===その他の実施形態===
一実施形態としてのプリンター等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
<プリンターについて>
前述の実施形態では、液体吐出装置の一例としてプリンターが説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の液体吐出装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。
また、前述の実施形態では、液体吐出装置の一例としてラテラルスキャン型のラベル印刷機を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、シリアルスキャン型のラージフォーマットプリンターであってもよい。
以下では、当該シリアルスキャン型のラージフォーマットプリンター(以下、インクジェットプリンター501と呼ぶ)について、図8〜図10を用いて説明する。図8は、インクジェットプリンター501の外観模式図である。図9は、インクジェットプリンター501の構成を示す概略図である。図10は、キャリッジ531上の構成を示す概略図である。
なお、各図において矢印で示すように方向を定める。前述の実施形態のプリンター1では、媒体(ロール紙2)の搬送方向とキャリッジ42の移動(走査)方向が同じ方向(x方向)であったのに対し、このインクジェットプリンター501では媒体(ロール紙R)の搬送方向がy方向、キャリッジの移動方向がx方向になる。
図8、図9に示すように、インクジェットプリンター501は、インクジェットヘッド541(後述する)を有するプリンター本体502と、プリンター本体502を支持する支持スタンド503と、を備えている。このインクジェットプリンター501は、基本的な構成として、ロール紙Rに印刷を行うための印刷手段521と、ロール紙Rを送り経路に沿って送る送り手段と、インクカートリッジ581を有しインクジェットヘッド541にインクを供給するインク供給手段523と、インクジェットヘッド541のメンテナンスに供するメンテナンス手段524と、これら各手段を相互に関連させながら制御することにより、インクジェットプリンター501全体を制御する制御部525と、を備えている。そして、インク供給手段523によりインクジェットヘッド541にインクを供給しながら、印刷手段521および送り手段を同期して駆動させることにより、ロール紙Rに画像を印刷するようになっている。印刷手段521は、インクジェットヘッド541を搭載したキャリッジ531と、キャリッジ531を移動自在に支持し、キャリッジ531を移動させるヘッド移動機構532と、を備えている。
なお、ヘッド移動機構532は、予め設定されたヘッド移動領域564内でキャリッジ531を往復動させるように構成されている。本実施形態では、ヘッド移動領域564の図示右側の端に当たる位置が、キャリッジ531のホーム位置に設定されており、この位置を基準位置として、キャリッジ531の移動位置が把握される。
メンテナンス手段524は、インクジェットヘッド541を吸引する吸引手段631と、インクジェットヘッド541の吐出ノズルの乾燥を抑制する保湿手段632と、を備えている。吸引手段631は、ホーム位置に臨んで配設されており、ホーム位置に臨んだキャリッジ531のインクジェットヘッド541に対してキャップ641を密着させることができるようになっている。また、保湿手段は、吸引手段と同様、ホーム位置に臨んで配設されており、ホーム位置に臨んだキャリッジ531のインクジェットヘッド541に対して保湿キャップを密着させることができるようになっている。
なお、吸引手段631(のキャップ641)は、インクジェットヘッド541を保管するためにも用いられ、インクジェットプリンター501の非稼動時には、キャップ641をインクジェットヘッド541のノズル面556に密着させて、吐出ノズルの乾燥を防止する。また、吸引手段(キャップ641)は、インクジェットヘッド541の印刷動作中においては、キャップ641がインクを受ける部分を図示しないキャップ密閉部が覆うよう構成することにより、吸引等によりキャップ641に付着したインクの乾燥が印刷動作中に進むことを防止する。
また、図10に示すように、キャリッジ531には、キャリッジ531の移動方向(この場合ロール紙Rの搬送方向(y方向)と交差する方向(x方向))の端面に異物検出センサー551が設けられている。また、キャリッジ531にはファン561と送風ダクト571が設けられている。これらの異物検出センサー551、ファン561、送風ダクト571の構成及び動作は、前述の実施形態のファン82、異物検出センサー52、送風ダクト83と同様であるので説明を省略する。
このように、シリアルスキャン型のインクジェットプリンター501においてもキャリッジに異物検出センサー551のセンサー表面の後方から前方に向けて風を吹き出すようにすることで、異物検出センサー551の表面にインクミストが付着するのを防止することができる。
<吐出方式について>
前述の実施形態では、圧電素子(ピエゾ素子)を用いてインクを吐出していた。しかし、液体を吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
<インクについて>
前述した実施形態ではプリンターの実施形態であったので液体としてインクが使用されていたが、ノズルから吐出する液体は、このようなインクに限られるものではない。例えば、金属材料、有機材料(特に高分子材料)、磁性材料、導電性材料、配線材料、成膜材料、電子インク、加工液、遺伝子溶液などを含む液体(水も含む)をノズルから吐出しても良い。
<媒体について>
前述の実施形態では、媒体としてロール紙2を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、カット紙、フィルム、布であってもよい。
<ヘッドについて>
前述の実施形態では、ヘッドユニット30が複数(M個)のヘッド31を有していることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、ヘッドユニット30が、一つのヘッド31からなることとしてもよい。
<異物検出センサーについて>
前述の実施形態では、異物検出センサー52は異物を検出する際にレーザー光を用いていたがこれには限られない。例えば、紫外線や可視光線、電磁波などの光を用いるセンサーであってもよい。
また、前述の実施形態では、異物検出センサー52はキャリッジ42の移動方向(x方向)の端面に設けられていたがこれには限れない。例えば、前記端面の下部に前後方向(y方向)に沿って切り欠きを設け、その切り欠き部分に異物検出センサー52を配設するようにしてもよい。
<ファンについて>
前述の実施形態ではキャリッジ42の側面にファン82が設けられていたが、これには限られない。例えば、吹き出し口84の直前に設けても良いし、キャリッジ42の上部に設けても良い。また、前述の実施形態では、キャリッジ42にファン82が2つ設けられていたがこれには限られない。例えば、キャリッジ42にファン82を1つ設け、当該ファン82で発生した風を分流して各異物検出センサー52に送風するように送風ダクト83を設けるようにしてもよい。また、キャリッジ42以外の場所にファンを設けてもよい。例えば、キャリッジ42よりも上方の本体部に設けられたファン81から送風される風を送風ダクト83に送るようにしてもよい。
また、キャリッジ42が移動する際にキャリッジ42が受ける風を取り込む取り込み口を設けて、その取り込み口から送風ダクト83に風を送るようにしてもよい。ただし、この場合、送風ダクト83に一定量の風を供給するのが困難になり、異物検出センサー52へのインクミストの付着防止や、ロール紙2に形成された画像の乾燥の効率が低下するおそれがある。前述の実施形態のように、ファン82から送風ダクト83に送風を行うようにすると、より確実に異物検出センサー52にインクミストが付着するのを防止することができ、さらにロール紙2に形成された画像の乾燥を促進させることができる。
<送風ダクトについて>
前述の実施形態では送風ダクト(ダクト831、832)の形状は直方体(径方向の断面が正方形)であったが、これには限られず、内部に風を送る空間があればよい。例えば径方向の断面が円形であってもよいし、多角形でもよい。また、同様に、吹き出し口84の形状も正方形には限られず、円形であってもよいし、多角形であってもよい。
また、キャリッジ42から媒体(ロール紙2)に送風を行わない場合には、ダクト832を設けなくても良い。この場合においても、異物検出センサー52の表面よりも後方から前方に向けて各吹き出し口84から風を吹き出すので、異物検出センサー52にインクミストが付着するのを防止することができる。また、ファン82を吹き出し口84の直前に設けるようにしてもよい。この場合、ダクト831を設けなくても良い。
1 プリンター
2 ロール紙
10 給送ユニット
18 ロール紙巻軸
19 中継ローラー
20 搬送ユニット
20a ステアリングユニット
21 中継ローラー
22 中継ローラー
23 第一搬送ローラー
23a 第一駆動ローラー
23b 第一従動ローラー
24 第二搬送ローラー
24a 第二駆動ローラー
24b 第二従動ローラー
25 反転ローラー
26 中継ローラー
27 送り出しローラー
29 プラテン
30 ヘッドユニット
31 ヘッド
35 インク補給ユニット
40 キャリッジユニット
41 ガイドレール
42 キャリッジ
50 検出器群
52 異物検出センサー
52a 投光部
52b 受光部
53a レンズ面
53b レンズ面
60 コントローラー
61 インターフェース部
62 CPU
63 メモリー
64 ユニット制御回路
70 ヒーターユニット
80 送風ユニット
81 ファン
82 ファン
83 送風ダクト
831 ダクト
832 ダクト
84 吹き出し口
85 スリット
86 開口
90 巻き取りユニット
91 中継ローラー
92 ロール紙巻き取り駆動軸
110 コンピューター
501 インクジェットプリンター
502 プリンター本体
503 支持スタンド
521 印刷手段
523 インク供給手段
524 メンテナンス手段
525 制御部
531 キャリッジ
532 ヘッド移動機構
534 ヘッド移動領域
541 インクジェットヘッド
551 異物検出センサー
561 ファン
571 送風ダクト
581 インクカートリッジ
631 吸引手段
632 保湿手段
641 キャップ

Claims (7)

  1. 液体を吐出するヘッドと、
    前記ヘッドを所定方向に移動させるキャリッジと、
    前記キャリッジにおいて前記ヘッドよりも前記所定方向の端部側に設けられ、前記キャリッジが前記所定方向に移動する際に異物の有無を検出する光学センサーと、
    前記光学センサーの表面よりも後方から前方に向けて風を吹き出すように前記キャリッジに設けられた吹き出し口と、
    を備えたことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置であって、
    前記光学センサーは、
    前記所定方向と交差する方向に沿って光を照射する投光部と、
    前記投光部から照射された前記光を受光する受光部と、
    を有し、
    前記吹き出し口は、前記投光部、及び、前記受光部にそれぞれ対応して設けられていることを特徴とする液体吐出装置。
  3. 請求項1に記載の液体吐出装置であって、
    前記光学センサーは、回帰反射型のセンサーであり、
    前記キャリッジの前記端部側に、前記光学センサーから照射された光を前記光学センサーに反射させる反射板をさらに有し、
    前記反射板の表面よりも後方から前方に向けて風を吹き出すように、前記反射板に対応する吹き出し口が前記キャリッジに設けられていることを特徴とする液体吐出装置。
  4. 請求項2または3に記載の液体吐出装置であって、
    対向する吹き出し口を連通させる筒体であって、媒体に向けて風を吹き出すための孔が複数形成された筒体を有する、
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項4に記載の液体吐出装置であって、
    前記筒体には、前記光学センサーの前記光の光路に沿ってスリットが形成されている、
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の液体吐出装置であって、
    前記吹き出し口に風を送るファンが前記キャリッジに設けられている
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  7. キャリッジを所定方向に移動させることと、
    前記キャリッジのヘッドから液体を吐出することと、
    前記キャリッジが前記所定方向に移動する際に、前記キャリッジの前記ヘッドよりも前記所定方向の端部側に設けられた光学センサーによって異物の有無を検出することと、
    前記光学センサーの表面よりも後方から前方に向けて、前記キャリッジに設けられた吹き出し口から風を吹き出すことと、
    を有することを特徴とする液体吐出方法。
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