JP2013207185A - 不純物拡散成分の拡散方法、及び太陽電池の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のある態様の不純物拡散成分の拡散方法は、不純物拡散成分(A)、酸素雰囲気下、600℃、30分の加熱により熱分解して消失するアルコール性水酸基含有高分子化合物(B)、及び、有機溶剤(C)を含む拡散剤組成物を、第1半導体基板1の一方の表面S1に塗布し拡散剤層を形成する工程と、拡散剤組成物を未塗布の第2半導体基板3の一方の表面S1を拡散剤層に貼り合わせて積層体4を形成する工程と、積層体4を加熱して、第1半導体基板1及び第2半導体基板3に不純物拡散成分(A)を拡散させる工程とを含む。
【選択図】図1
Description
本実施の形態に係る不純物拡散成分の拡散方法に用いられる拡散剤組成物は、不純物拡散成分(A)、アルコール性水酸基含有高分子化合物(B)、及び、有機溶剤(C)を含む。
不純物拡散成分(A)は、一般にドーパントとして太陽電池の製造に用いられる化合物である。不純物拡散成分(A)は、III族(13族)元素の化合物を含むP型(第1導電型)の不純物拡散成分、又はV族(15族)元素の化合物を含むN型(第2導電型)の不純物拡散成分である。P型の不純物拡散成分は、太陽電池における電極を形成する工程において、N型の半導体基板内にP型の不純物拡散層を形成することができ、P型の半導体基板内にP+型(高濃度P型)の不純物拡散層を形成することができる。また、N型の不純物拡散成分は、太陽電池における電極を形成する工程において、P型の半導体基板内にN型の不純物拡散層(不純物拡散領域)を形成することができ、N型の半導体基板内にN+型(高濃度N型)の不純物拡散層を形成することができる。
アルコール性水酸基含有高分子化合物(B)は、酸素雰囲気下、600℃、30分の加熱により熱分解して消失する化合物である。アルコール性水酸基含有高分子化合物(B)がこのような特性を有することで、不純物拡散成分(A)の熱拡散時に半導体基板表面にカーボンが残らないようにすることができる。そのため、より抵抗値のばらつきの小さい不純物拡散層を形成することができる。また、不純物拡散成分(A)の熱拡散とともにカーボンが半導体基板内に拡散して所望の抵抗値が得られなくなる事態を回避することができる。また、拡散剤組成物の拡散性を向上させることができるため、後述する第1半導体基板上の拡散剤層に貼り合わせられる第2半導体基板に対しても不純物拡散成分(A)を十分に拡散させることができ、第2半導体基板に良好な不純物拡散層を形成することができる。
有機溶剤(C)は、不純物拡散成分(A)及びアルコール性水酸基含有高分子化合物(B)を溶解できるものであればよい。有機溶剤(C)の具体例としては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール等のアルコール類、アセトン、ジエチルケトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル等のエーテル類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)、プロピレングリコールモノエチルエーテル等のモノエーテル系グリコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の環状エーテル類、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のエーテル系エステル類が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。有機溶剤(C)の含有量は、拡散剤組成物の全質量に対して、好ましくは50〜97質量%であり、より好ましくは75〜97質量%である。
図1(A)に示すように、第1半導体基板1として、例えば、N型シリコンウエハを用意する。ここで、第1半導体基板1は、一方の表面S1にテクスチャ構造(図示せず)を有する太陽電池用基板である。なお、第1半導体基板1の他方の表面S2(図1(E)参照)については、テクスチャ構造を有していても、有していなくてもよい。ここで、前記「テクスチャ構造」とは、凹凸が連続的に並ぶ構造をいい、ピッチや高さが同程度の凹凸が規則性を持って並んでいるものや、ピッチや高さが様々な凹凸がランダムに並んでいるもの等が含まれる。凹凸のピッチ(凸部の頂点かる凹部の最深部までの面方向の距離)は、例えば1〜10μmである。凹凸の高さ(凹部の最深部から凸部の頂点までの高さ)は、例えば1〜10μmである。テクスチャ構造により、第1半導体基板1の表面における光の反射を防止することができる。テクスチャ構造は、周知のウェットエッチング法等を用いて形成することができる。
次に、図1(B)に示すように、第2半導体基板3として、例えば、N型シリコンウエハを用意する。ここで、第2半導体基板3は、一方の表面S1にテクスチャ構造を有する太陽電池用基板である。なお、第2半導体基板3の他方の表面S2(図2(A)参照)については、テクスチャ構造を有していても、有していなくてもよい。そして、P型拡散剤組成物を未塗布の第2半導体基板3の一方の表面S1(テクスチャ構造を有する側の表面)を、第1半導体基板1の表面上に形成したP型拡散剤層2に貼り合わせる。これにより、第1半導体基板1、P型拡散剤層2及び第2半導体基板3がこの順に積層された積層体4が形成される。
次に、図1(C)に示すように、積層体4を拡散炉200に投入する。拡散炉200は、例えば従来公知の縦型拡散炉であり、ベース部201と、外筒202と、載置台204と、支持部材206と、ガス供給路208と、ガス排出路210と、ヒータ212とを備える。
熱拡散工程の後、P型拡散剤層2から第2半導体基板3を剥離する。第2半導体基板3は、テクスチャ構造を有する一方の表面S1がP型拡散剤層2に張り合わされている。そのため、第2半導体基板3を、P型拡散剤層2から容易に引き剥がすことができる。第2半導体基板3を引き剥がした状態で、P型拡散剤層2は略全てが第1半導体基板1の一方の表面S1に付着したままである。また、第2半導体基板3にもホウ素とケイ素による酸化膜が熱により形成されている。そのため、第2半導体基板3をP型拡散剤層2から剥離した後、フッ酸等の剥離液を用いて第1半導体基板1及び第2半導体基板3を洗浄する。以上の工程により、図1(D)に示すように、P型の不純物拡散成分(A)が拡散して形成されたP型不純物拡散層5を、一方の表面S1側に備える第1半導体基板1が得られる。同様に、P型の不純物拡散成分(A)が拡散して形成されたP型不純物拡散層5を、一方の表面S1側に備える第2半導体基板3が得られる。
次に、図1(E)に示すように、第1半導体基板1の他方の表面S2に、N型の不純物拡散成分(A)を含有するN型拡散剤組成物を塗布し、N型拡散剤層6を形成する。第1半導体基板1へのN型拡散剤組成物の塗布は、例えばスピンコート法により実施される。第1半導体基板1へのN型拡散剤組成物の塗布後、N型拡散剤層6に乾燥処理が施される。N型拡散剤組成物の第1半導体基板表面への塗布量は、従来の方法において1枚の半導体基板への不純物拡散成分の拡散に必要とされる量と同量である。
次に、図2(A)に示すように、P型不純物拡散層5が一方の表面S1側に形成され、且つN型拡散剤組成物を未塗布の第2半導体基板3の他方の表面S2を、N型拡散剤層6に貼り合わせる。これにより、第1半導体基板1、N型拡散剤層6及び第2半導体基板3がこの順に積層された積層体7が形成される。
次に、図2(B)に示すように、積層体7を拡散炉200に投入する。拡散炉200内で、複数の積層体7が互いに間隔をあけて、互いに平行な状態で鉛直方向に配列される。この状態で、ガス供給路208から炉室203内に、雰囲気ガスとして例えば窒素(N2)ガスを供給する。そして、N2ガス雰囲気下で積層体7を加熱して、第1半導体基板1及び第2半導体基板3にN型の不純物拡散成分(A)を拡散させる。積層体7の加熱温度は、好ましくは800〜1000℃である。積層体7の加熱により、N型拡散剤層6に含まれるアルコール性水酸基含有高分子化合物(B)が熱分解して消失し、N型拡散剤層6は高濃度の不純物拡散成分(A)の被膜で構成される層となる。そして、この被膜からなるN型拡散剤層6から、不純物拡散成分(A)が第1半導体基板1及び第2半導体基板3に拡散する。そのため、より抵抗値のばらつきが小さく、所望の抵抗値を有する不純物拡散層を、両側の半導体基板に形成することができる。
熱拡散工程の後、第1半導体基板1及び第2半導体基板3をN型拡散剤層6から剥離して洗浄する。N型拡散剤層6に張り合わされている第2半導体基板3の他方の表面S2がテクスチャ構造を持たない場合は、第2半導体基板3をN型拡散剤層6から引き剥がすことが比較的困難である。そのため、積層体7のままフッ酸等の剥離液に浸漬することが好ましい。なお、他方の表面S2にもテクスチャ構造が形成されている場合には、上述した積層体4の解体と同様の手順で積層体7を解体してもよい。以上の工程により、図2(C)に示すように、N型の不純物拡散成分(A)が拡散して形成されたN型不純物拡散層8を、他方の表面S2側に備える第1半導体基板1が得られる。同様に、N型の不純物拡散成分(A)が拡散して形成されたN型不純物拡散層8を、他方の表面S2側に備える第2半導体基板3が得られる。
次に、図2(D)に示すように、周知の化学気相成長法(CVD法)、例えばプラズマCVD法等を用いて、第1半導体基板1及び第2半導体基板3のP型不純物拡散層5が形成された側の表面(一方の表面S1)に、シリコン窒化膜(SiN膜)からなるパッシベーション層9を形成する。このパッシベーション層9は、反射防止膜としても機能する。
表1に示す成分組成及び含有量にしたがって、各成分を均一に混合し、0.45μmのメンブレンフィルターで濾過して、P型の拡散剤1及び拡散剤2を調製した。拡散剤1,2では、P型の不純物拡散成分(A)としてB2O3を用いた。また、拡散剤1では、アルコール性水酸基含有高分子化合物(B)としてポリビニルアルコールを用いた。拡散剤2では、アルコール性水酸基含有高分子化合物(B)の代わりに、テトラエトキシシランを出発原料とする縮合生成物(SiO2)を用いた。拡散剤1では、有機溶剤(C)としてのプロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)を溶剤の一成分として用いた。表1に示す不純物拡散成分(A)、アルコール性水酸基含有高分子化合物(B)、SiO2、溶剤の含有量(wt%)は、拡散材組成物の全質量に対する含有量であり、溶剤組成の各成分の含有量(wt%)は、溶剤の全質量に対する含有量である。
鏡面処理が施されたN型ミラーシリコンウェハを複数枚用意し、一部のウェハの片面に、スピンコーター(ミカサ株式会社製)を用いて拡散剤1又は拡散剤2を塗布した。そして、これらの塗布ウェハをホットプレートに載置して、塗布された拡散剤組成物を150℃で3分間乾燥させて、P型拡散剤層を形成した。P型拡散剤層の膜厚は2410Åであった。次に、拡散剤を塗布していないウェハをP型拡散剤層に貼り合わせて、積層体を形成した。以下では適宜、拡散剤1を塗布したウェハを「実施例1の塗布ウェハ」と称し、拡散剤2を塗布したウェハを「比較例1の塗布ウェハ」と称する。また、拡散剤を塗布していないウェハを「対向ウェハ」と称する。
実施例1の積層体、及び比較例1の積層体をそれぞれ拡散炉内に配列した。そして、これらの積層体を950℃で30分間加熱して、P型拡散剤層内の不純物拡散成分(A)を熱拡散させて、各ウェハ内にP型不純物拡散層を形成した。その後、各積層体のP型拡散剤層をフッ酸で除去した。
実施例1及び比較例1の塗布ウェハ及び対向ウェハについて、P型拡散剤層と向かい合う面(すなわち、各ウェハに形成されたP型不純物拡散層)のシート抵抗値を、シート抵抗測定器(VR−70:国際電気株式会社製)を用いて四探針法により測定した。シート抵抗値の測定は、各ウェハにおける、塗布ウェハと対向ウェハの積層方向で見てP型拡散剤層と重なる領域の25点について行った。また、得られたシート抵抗値の標準偏差を算出した。結果を表2に示す。
熱拡散処理後の実施例1及び比較例1の塗布ウェハについて、P型拡散剤層が形成された側とは反対側の表面(以下では適宜、この表面を「裏面」と称する)の導電型を、P/N判定機(PN/12α:ナプソン株式会社製)を用いて判定した。結果を表2に示す。
上述した実施例1の対向ウェハは、P型拡散剤層に貼り合わされているため、P型拡散剤層との距離は実質0mmである。これに対し、拡散剤1を上述のように塗布した塗布ウェハと対向ウェハとを、P型拡散剤層と対向ウェハとの距離が2.4mmとなるように間隔をあけて拡散炉内に配列し、上述の熱拡散処理を実施した。以下では、この塗布ウェハ及び対向ウェハを比較例2の塗布ウェハ及び対向ウェハと称する。そして、比較例2の塗布ウェハと対向ウェハについて、上述の抵抗値測定とP/N判定とを実施した。結果を表2に示す。
拡散剤1を上述のように塗布した塗布ウェハを拡散炉内に配置し、対向ウェハを設けることなく上述の熱拡散処理を実施した。以下では、この塗布ウェハを比較例4の塗布ウェハと称する。そして、比較例4の塗布ウェハについて、上述の抵抗値測定を実施し、実施例1の塗布ウェハ及び対向ウェハの測定結果と比較した。結果を表3に示す。
<P型拡散材組成物の調製>
表4に示す成分組成及び含有量にしたがって、各成分を均一に混合し、0.45μmのメンブレンフィルターで濾過して、P型の拡散剤3及び拡散剤4を調製した。
表面にテクスチャ構造を有するN型太陽電池用シリコンウェハを複数枚用意し、一部のウェハの片面に、スピンコーター(ミカサ株式会社製)を用いて拡散剤3又は拡散剤4を塗布した。そして、これらの塗布ウェハをホットプレートに載置して、塗布された拡散剤組成物を150℃で3分間乾燥させて、P型拡散剤層を形成した。P型拡散剤層の膜厚は2410Åであった。次に、対向ウェハをP型拡散剤層に貼り合わせて、積層体を形成した。以下では適宜、拡散剤3を塗布したウェハを「実施例2の塗布ウェハ」と称し、拡散剤4を塗布したウェハを「実施例3の塗布ウェハ」と称する。
実施例2,3の積層体をそれぞれ拡散炉内に配列し、上述した方法で各ウェハ内にP型不純物拡散層を形成した。その後、各積層体のP型拡散剤層をフッ酸で除去した。
実施例2,3の塗布ウェハ及び対向ウェハについて、P型拡散剤層と向かい合う面のシート抵抗値を上述した方法で測定し、シート抵抗値の標準偏差を算出した。結果を表5に示す。
熱拡散処理後の実施例2,3の塗布ウェハについて、裏面の導電型を上述の方法で判定した。結果を表5に示す。
Claims (7)
- 不純物拡散成分(A)、
酸素雰囲気下、600℃、30分の加熱により熱分解して消失するアルコール性水酸基含有高分子化合物(B)、及び、
有機溶剤(C)
を含む拡散剤組成物を、第1半導体基板の一方の表面に塗布し拡散剤層を形成する工程と、
前記拡散剤組成物を未塗布の第2半導体基板の一方の表面を前記拡散剤層に貼り合わせて積層体を形成する工程と、
前記積層体を加熱して、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板に前記不純物拡散成分(A)を拡散させる工程と、
を含むことを特徴とする不純物拡散成分の拡散方法。 - 前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板は、前記一方の表面にテクスチャ構造を有する太陽電池用基板である請求項1に記載の不純物拡散成分の拡散方法。
- 前記拡散剤層から前記第2半導体基板を剥離する工程と、
剥離液を用いて前記第1半導体基板から前記拡散剤層を剥離する工程と、
をさらに含む請求項1又は2に記載の不純物拡散成分の拡散方法。 - 拡散剤層が露出した状態で不純物拡散成分を熱拡散させる方法において、1枚の半導体基板への不純物拡散成分の拡散に必要とされる量の前記拡散剤組成物を、前記第1半導体基板の前記一方の表面に塗布する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の不純物拡散成分の拡散方法。
- 前記不純物拡散成分(A)を拡散させる工程における前記積層体の加熱温度が、800〜1000℃である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の不純物拡散成分の拡散方法。
- 前記不純物拡散成分(A)を拡散させる工程の前に、前記拡散剤層を600℃以上で加熱して焼成する工程をさらに含む請求項1乃至5のいずれか1項に記載の不純物拡散成分の拡散方法。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の不純物拡散成分の拡散方法を用いて半導体基板に第1導電型の不純物拡散成分(A)を拡散させて、前記半導体基板の一方の表面に第1導電型の不純物拡散層を形成する工程と、
前記半導体基板の他方の表面に第2導電型の不純物拡散成分(A)を拡散させて、前記半導体基板の他方の表面に前記第2導電型の不純物拡散層を形成する工程と、
前記半導体基板の前記一方の表面側に第1電極を設け、当該第1電極を前記第1導電型の不純物拡散層と電気的に接続する工程と、
前記半導体基板の前記他方の表面側に第2電極を設け、当該第2電極を前記第2導電型の不純物拡散層と電気的に接続する工程と、
を含むことを特徴とする太陽電池の製造方法。
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