JP2007035719A - ホウ素拡散用塗布液 - Google Patents

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Abstract

【課題】4インチ以上の大型ウェーハに半導体デバイスの抵抗値のばらつきなく、高濃度にホウ素を拡散させることができるホウ素拡散用塗布液を提供する。
【解決手段】(A)ホウ素化合物、(B)水溶性高分子化合物、(C)水を含み、20℃での粘度が500〜100000mPa・sであることを特徴とするホウ素拡散用塗布液。
【選択図】なし

Description

本発明は、新規なホウ素拡散用塗布液、さらに詳しくはシリコン半導体の表面にホウ素を拡散するための新規なホウ素拡散用塗布液に関する。
トランジスタ、ダイオード、IC等の製造には、ホウ素が拡散したP型領域を有するシリコン半導体デバイスが使用されている。前記シリコン半導体デバイスにホウ素を拡散させる方法としては、熱分解法、対抗NB法、ドーパントホスト法、塗布法等があるが、なかでも、高価な装置を必要とせずに均一にホウ素を拡散でき、さらに、量産性に優れていることから、塗布法が好適である。特に塗布法の中でも、ホウ素を含有する塗布液をスピンコーターを用いて塗布する方法が採用されている。近時、製造コスト削減のために従来の3インチ以下のウェーハから4インチ以上の大型ウェーハへと移行しつつある。この場合、3インチ以下のウェーハではスピンコート法による塗布は好適であるが、4インチ以上の大型ウェハーに適用した場合には、膜厚が不均一となるという欠点が生じる。そこで、新たな塗布方法としてスクリーン印刷法が検討されている。
拡散用塗布液としては、基本的にホウ素化合物などのドーパント発生源、水溶性高分子および水を含有する拡散用塗布液が知られている(たとえば、特許文献1〜2参照)。ところが、この従来の拡散用塗布液をそのままスクリーン印刷法に適用しても、粘度が著しく低いため印刷面が安定せず、かつ速乾性が高く連続印刷が不可能であり、均一な拡散膜を形成させることが困難であるという問題を有している。
特開平5−347265号公報 特開2002−75893号公報
本発明は、スクリーン印刷により4インチ以上の大型ウェーハを製造した場合においても半導体デバイスの抵抗値のばらつきがなく、ホウ素を高濃度に拡散させることができるホウ素拡散用塗布液を提供することを目的とする。
本発明者は、上記実情に鑑み、検討した結果、塗布液の粘度を特定範囲に調節することにより、本発明の目的が達成されることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、(A)ホウ素化合物、(B)水溶性高分子化合物、(C)水を含み、20℃での粘度が500〜100000mPa・sであることを特徴とするホウ素拡散用塗布液に存する。
(A)ホウ素化合物、(B)水溶性高分子化合物、(C)水を配合し、20℃での粘度を500〜100000mPa・sとすることによって、4インチ以上の大型ウェーハに半導体デバイスの抵抗値のばらつきなく高濃度にホウ素を拡散固着可能なホウ素拡散用塗布液を提供することができる。
本発明のホウ素拡散用塗布液は、(A)ホウ素化合物、(B)水溶性高分子化合物、(C)水を含み、20℃での粘度が500〜100000mPa・sである。
本発明における塗布液の粘度は主に用いる水溶性高分子化合物の選択とその濃度、及びその他配合成分の種類と配合量によって調節することができる。なお、従来公知の同種の拡散用塗布液(例えば、上記特許文献1〜2)の粘度は50〜60cp(50〜60mPa・s)と低いものばかりであった。
ホウ素化合物(A)は、ホウ素の供給濃度を満たし、良好な安定性を有する液を作製できるものをいい、そのようなホウ素化合物(A)としては、具体的に、ホウ酸(H3BO3)、無水ホウ酸(B23)、四ホウ酸アンモニウム(水和物)、アルキルホウ酸エステルおよび塩化ホウ素からなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。なかでも、少ない使用量で高濃度にホウ素を供給できるという点から、ホウ酸(H3BO3)、無水ホウ酸(B23)がより好ましい。
ホウ素拡散用塗布液中のホウ素化合物(A)の含有量は、塗布液中0.3〜10重量%が好ましく、0.5〜5重量%がより好ましい。ホウ素化合物(A)の含有量が0.3重量%未満では、ホウ素供給量が少なくなり、期待する半導体デバイスの抵抗値が得られない傾向がある。また、ホウ素化合物(A)の含有量が10重量%をこえると、ホウ素化合物の析出が起るなどの塗布液の安定性が損なわれる傾向がある。
水溶性高分子化合物(B)としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルカプロラクタムなどのビニル系高分子化合物、ポリエチレンオキシドやポリプロピレンオキシド、ポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシドの交互またはブロック共重合体などのポリアルキレンオキシド化合物、ポリヒドロキシメチルアクリレート、ポリヒドロキシエチルアクリレート、ポリヒドロキシプロピルアクリレートまたはこれらに相当するメタクリレートなどのポリヒドロキシアルキルアクリレートまたはメタクリレート類、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロースなどのセルロース系高分子化合物などを挙げることができる。水溶性高分子化合物(B)は1種または2種以上を混合して用いる事ができる。なかでもポリビニルアルコールが効果上望ましく、最も代表的である。
ポリビニルアルコールを用いる場合、その重合度及びケン化度の選択が重要である。これら物性の選択と使用量によって、塗布液の粘度を微調整することができる。ポリビニルアルコールの平均重合度は、200〜8000が好ましく、300〜3000がより好ましく、300〜2600がさらに好ましい。平均重合度が200未満では、ホウ素拡散用塗布液の粘度が低くなるため塗膜が薄くなり、よってホウ素の供給量が不足する傾向がある。また、ポリビニルアルコールの平均重合度が8000より大きくなると、逆に粘度が高くなり過ぎて塗布時に気泡が発生したり、レベリング不足に伴う半導体デバイスの抵抗値のバラツキの原因となり好ましくない傾向がある。
また、上記何れもホウ素化合物の供給量に制約が多く、目標とする半導体デバイスの抵抗値に合わせることが困難となる。
なお、ここでいう平均重合度とはJIS K6726にもとづいて、ポリビニルアルコールを完全にケン化した後、その水溶液粘度をオストワルド粘度計を用いて測定し、水との相対粘度から算出した値である。
ポリビニルアルコールのケン化度は、50モル%以上が好ましく、60〜100モル%がより好ましい。ケン化度が50モル%未満では、ポリビニルアルコールの溶解性が低下し、均一な塗布液ができ難く不適である。
ポリビニルアルコールとは、主として酢酸ビニルの重合体をアルカリまたは酸によりケン化することにより得られるポリマーであり、特に限定されるわけではない。また側鎖にカルボン酸基、4級アンモニウム基、アセト酢酸エステル基等の官能基を有していても良い。
さらには、ポリビニルアルコールとしては、酢酸ビニルと共重合性を有する単量体と酢酸ビニルとの共重合体のケン化物等を用いることもできる。
かかる単量体としては、例えば、エチレン、プロピレン、イソブチレン、α−オクテン、α−ドデセン、α−オクタデセン等のオレフィン類、ビニレンカーボネート類、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸等の不飽和酸類あるいはその塩あるいはモノまたはジアルキルエステル等、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル等のニトリル類、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド類、エチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン酸等のオレフィンスルホン酸あるいはその塩、アルキルビニルエーテル類、N−アクリルアミドメチルトリメチルアンモニウムクロライド、アリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド、ジメチルアリルビニルケトン、N−ビニルピロリドン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ポリオキシエチレン(メタ)アリルエーテル、ポリオキシプロピレン(メタ)アリルエーテルなどのポリオキシアルキレン(メタ)アリルエーテル、ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリレート等のポリオキシアルキレン(メタ)アクリレート、ポリオキシエチレン(メタ)アクリルアミド、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリルアミド等のポリオキシアルキレン(メタ)アクリルアミド、ポリオキシエチレン(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメチルプロピル)エステル、ポリオキシエチレンビニルエーテル、ポリオキシプロピレンビニルエーテル、ポリオキシエチレンアリルアミン、ポリオキシプロピレンアリルアミン、ポリオキシエチレンビニルアミン、ポリオキシプロピレンビニルアミン等が挙げられる。
さらに、ポリビニルアルコールとジケテンを反応させる方法、ポリビニルアルコールとアセト酢酸エステルを反応させエステル交換する方法、酢酸ビニルとアセト酢酸ビニルを共重合させる方法等により生成されるアセトアセチル化ポリビニルアルコールを挙げることができるが、製造工程が簡略で、品質の良いアセトアセチル化ポリビニルアルコールを得るには、ポリビニルアルコール(粉末)とジケテンを反応させる方法で製造するのが好ましい。ポリビニルアルコールとジケテンを反応させる方法としては、ポリビニルアルコールとガス状または液状のジケテンを直接反応させても良いし、有機酸をポリビニルアルコールに予め吸着吸蔵せしめた後、不活性ガス雰囲気下でガス状または液状のジケテンを噴霧、反応させるか、またはポリビニルアルコールに有機酸と液状ジケテンの混合物を噴霧、反応させる等の方法が用いられる。
上記の反応を実施する際の反応装置としては、加温可能で撹拌機の付いた装置であれば十分である。例えば、ニーダー、ヘンシェルミキサー、リボンブレンダー、その他各種ブレンダー、撹拌乾燥装置を用いることができる。
ホウ素拡散用塗布液中の水溶性高分子化合物(B)の含有量は、塗布液中、5〜25重量%が好ましく、7〜20重量%がより好ましい。水溶性高分子化合物(B)の含有量が5重量%未満では、塗布液の粘度が低くなり、よってホウ素の供給量不足になる傾向がある。また、水溶性高分子化合物(B)の含有量が25重量%をこえると、塗布液の粘度が高すぎ、レベリング不足に伴う半導体デバイスの抵抗値にばらつきが発生する傾向がある。
水(C)としては、超純水、イオン交換水、蒸留水が用いられ、特に超純水が好ましい。なかでも、水中のアルカリ金属や重金属元素などの不純物元素及び異物は少ないほど好ましい。
ホウ素拡散用塗布液中の水(C)の含有量は、塗布液中、25〜85重量%が好ましく、35〜65重量%がより好ましい。水(D)の含有量が25重量%未満では、粘度が高くなり過ぎて塗布時に気泡が発生したり、レベリング不足に伴う半導体デバイスの抵抗値のバラツキの原因となり好ましくない傾向がある。また、水(D)の含有量が85重量%をこえると、逆に粘度が低くなり過ぎて塗膜が薄膜になりホウ素供給量が不足し好ましくない傾向がある。
本発明のホウ素拡散用塗布剤には、さらに、水混和性有機溶剤(D)を含有することが好ましい。
水混和性有機溶剤(D)は、100℃以上の沸点を有し、水との親和性に優れるものをいう。水混和性有機溶剤(D)の沸点は、100℃以上が好ましく、120℃以上がより好ましく、170℃以上がさらに好ましい。水混和性有機溶剤の沸点が100℃未満では、乾燥が早すぎ充分なレベリングが期待できない傾向がある。また、水混和性有機溶剤の沸点は、270℃以下が好ましく、230℃以下がより好ましい。水混和性有機溶剤の沸点が270℃をこえると、塗膜の乾燥速度が低下するため、生産性が低下したり、乾燥過程における塗膜表面強度の低下によって厚みムラが生じる傾向があるため好ましくない。
水混和性有機溶剤(D)としては、エチレングリコール誘導体、ジエチレングリコール誘導体、プロピレングリコール誘導体などが挙げられる。
ジエチレングリコール誘導体としては、具体的に、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテルなどが挙げられる。
エチレングリコール誘導体としては、具体的に、エチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテルなどが挙げられる。
プロピレングリコール誘導体としては、具体的に、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ−nブチルエーテルなどが挙げられる。
その他の多価アルコール化合物およびその誘導体としては、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、グリセリンおよびそれらの誘導体が挙げられる。
水混和性有機溶剤(D)のなかでも、ホウ素化合物の溶解性が高く、且つ蒸気圧が低いことによりレベリングの時間が得られやすいという点から、ジエチレングリコール誘導体が好ましく、なかでも、ホウ素化合物の溶解度と水溶性が高いという点から、ジエチレングリコールモノメチルエーテルが好ましい。
ホウ素拡散用塗布液中の水混和性有機溶剤(D)の含有量は、塗布液中、4〜65重量%が好ましく、10〜40重量%がより好ましい。水混和性有機溶剤(D)の含有量が4重量%未満では、ホウ素化合物の溶解安定性や塗膜の乾燥遅延に対し充分な添加効果が得られない傾向がある。また、水混和性有機溶剤(D)の含有量が65重量%をこえると、ポリビニルアルコールなどのアルコール性水酸基含有高分子化合物の溶解性が不安定となり液安定性を損なう可能性がある。
ホウ素拡散用塗布液中の水混和性有機溶剤(D)の含有量は、水(C)100重量部に対して300重量部以下であることが好ましく、250重量部以下がより好ましく、200重量部以下がさらに好ましく、150重量部以下が特に好ましい。水混和性有機溶剤(D)の含有量が水(C)100重量部に対して300重量部を超えると、水溶性高分子化合物(B)の溶解性が低下し、塗布液中から析出する場合があるため好ましくない。
本発明のホウ素拡散用塗布剤には、さらに、界面活性剤(E)を含有することが好ましい。界面活性剤としては、ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤などがあげられるが、半導体デバイスへのアルカリ金属や重金属等の不純物の持ち込みが少ないことからノニオン系界面活性剤が好ましい。更にはノニオン系界面活性剤としてシリコン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、炭化水素系界面活性剤が例示されるが、拡散等の過熱時に速やかに焼成されることより、炭化水素系界面活性剤が好ましい。
炭化水素系界面活性剤としては、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイドのブロック共重合体、アセチレングリコール化合物等が例示されるが、半導体デバイスの抵抗値のバラツキをより低減することから、アセチレングリコール化合物がより好ましい。
アセチレングリコール化合物としては、下記一般式(1)で示されるものが好ましい。
Figure 2007035719
一般式(1)中、R2およびR3はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基を示し、R1、R4はそれぞれ炭素数1〜20のアルキル基またはアリル基を示し、さらに、mおよびnはそれぞれ0〜30を満たす。
一般式(1)で表されるアセチレングリコール化合物中のエチレンオキサイド単位の付加モル数は、0≦m+n≦30[モル]が好ましい。エチレンオキサイドの付加モル総数が30モルをこえた場合、水への溶解性がアップし、さらには起泡性がアップするため、消泡効果が低下する傾向がある。
一般式(1)で表されるアセチレングリコール化合物としては、2,5,8,11−テトラメチル−6−ドデシン−5,8−ジオール、5,8−ジメチル−6−ドデシン−5,8−ジオール、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、4,7−ジメチル−5−デシン−4,7−ジオール、2,3,6,7−テトラメチル−4−オクチン−3,6−ジオール、3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオール、2,5−ジメチル−3−ヘキシン−2,5−ジオール等が挙げられる。
また、一般式(1)のアセチレングリコール化合物のエトキシル化体としては、例えば2,5,8,11−テトラメチル−6−ドデシン−5,8−ジオールのエトキシル化体(エチレンオキサイド付加モル総数:6)、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシル化体(エチレンオキサイド付加モル総数:10)、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシル化体(エテレンオキサイド付加モル総数:4)、3,6−ジメチル−4−オクチル−3,6−ジオールのエトキシル化体(エチレンオキサイド付加モル総数:4)等のアセチレングリコールのエチレンオキサイド誘導体を挙げることができ、特に好ましくは2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシル化体(エチレンオキサイド付加モル総数:1.3、一般式(1)においてR1およびR4がiso−ブチル基、R2およびR3がメチル基、m+n=1.3)、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシル化体(エチレンオキサイド付加モル総数:3.5、一般式(1)においてR1およびR4がiso−ブチル基、R2およびR3がメチル基、m+n=3.5)が挙げられる。
界面活性剤(E)は、その1種を単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
ホウ素拡散用塗布液中の界面活性剤(E)の含有量は、塗布液中0.1〜10重量%が好ましく、0.5〜5重量%がより好ましい。界面活性剤(E)の含有量が0.1重量%未満では、期待される消泡効果に乏しい傾向がある。また、界面活性剤(E)の含有量が10重量%をこえると、層分離等のホウ素拡散用塗布液の安定性が不安定になる傾向がある。
本発明では更に必要に応じ、塗布液の基本物性を損なわない範囲で種々の添加剤を配合することができ、例えばウェーハへの拡散濃度調整を目的としてN型領域を形成しうる化合物などを配合することができる。かかるN型領域を形成しうる化合物としては、無水リン酸、リン酸、リン酸ニ水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウムなどのリン化合物を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
本発明のホウ素拡散用塗布液は、ホウ素化合物(A)、水溶性高分子化合物(B)、および水(C)、さらに、好適に沸点が100℃以上の水混和性有機溶剤(D)、界面活性剤(E)を混合することにより作製される。その場合、水溶性化合物(B)と水(C)を含有する水溶液を作製した後、これにホウ素化合物(A)を混合し、さらに水混和性有機溶剤(D)、界面活性剤(E)を添加して混合する方法や、予めホウ素化合物(A)と水混和性有機溶剤(D)を混合して溶液を作製し、これと水溶性化合物(B)の水溶液とを混合する方法などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
20℃における本発明のホウ素拡散用塗布液の粘度は、500〜100000mPa・s、好ましくは600〜50000mPa・s、より好ましくは700〜30000mPa・s、さらに好ましくは1000〜10000mPa・sである。ホウ素拡散用塗布液の粘度が500mPa・s未満では、流動性が高すぎ塗膜形成時に均一な塗膜が得られない、または厚膜を形成することができないことによりホウ素供給量が不足し、高濃度のホウ素拡散が困難となる。また、ホウ素拡散用塗布液の粘度が100000mPa・sをこえると、塗膜形成時破泡がおこり難くなる、またはレベリングが不充分となることにより、半導体デバイスの抵抗値にばらつきが生じ好ましく無い。なお、20℃におけるホウ素拡散用塗布液の粘度は、ブルックフィールド社製、B型粘度計にて測定することにより得られる。
シリコン半導体のP型拡散層は、本発明のホウ素拡散用塗布液をウェーハ上に塗布し、乾燥する工程(以下、工程1)、および工程1で残った塗膜中の有機成分の90%以上を除去することを目的とした焼成工程(以下、工程2)、その後ホウ素をウェーハにドーッピングすることを目的とした拡散工程(以下、工程3)を経て形成される。
工程1におけるホウ素拡散用塗布液の塗布法としては、スクリーン印刷法、グラビア印刷法、凸版印刷法、平版印刷法、スピンコータ−法、コンマコーター法、ダイへッドコーター法、ダイリップコーター法およびグラビア印刷法のいずれを適用してもよいが、本発明の塗布液はスクリーン印刷に適用するのが好ましい。その結果、4インチ以上、とくに4〜6インチ以上のウェーハを対象とし、各種膜厚の塗膜を均一に印刷することができる。
工程1における乾燥法としては、20〜300℃の温度条件下にて、1〜60分間乾燥させることが好ましい。
工程2における焼成工程は、(300〜1000℃)に最高温度を有する温度プロファイルの連続焼成にて焼成工程を実施することが好ましい。
工程3の拡散工程は工程2後のウェーハを枚葉、または複数枚を重ね合わせた状態にて電気炉等において高温(800〜1400℃)で所望の時間維持することによりホウ素をウェーハの所望の面に拡散させることをいう。
なお、必要に応じて工程1と工程2を連続して実施してもよく、更には工程2にて所望とする抵抗値が得られる場合、工程3を省略しても良い。
得られたシリコン半導体デバイスのP型拡散面の表面抵抗率は、0.1〜10000Ω/□とすることができる。
以下に、本発明の実施例について述べる。本発明の範囲は、実施例によりなんら制限を受けるものではない。
実施例1〜4および比較例1、2
<ホウ素拡散用塗布液の作製>
実施例1
超純水320gにPVA(平均重合度:500、ケン化度:88モル%)85gを溶解させ、溶液Aを作製した。
また、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(沸点:192℃)205gにホウ酸15gを溶解させ、溶液Bを作製した。
そして、溶液AおよびBを混合し、さらに2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシル化体(一般式(1)中、m+n≒1.3)10gを添加して、実施例1のホウ素拡散用塗布液(不透明、白色の液体)を作製した。
作製したホウ素拡散用塗布液中のホウ酸の含有量は2.4重量%、PVAの含有量は13.4重量%、ジエチレングリコールモノメチルエーテルの含有量は32.3重量%、水の含有量は50.3重量%、および2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシル化体の含有量は1.6重量%であった。
実施例2
実施例1において、PVAの平均重合度を800、ケン化度を71モル%とし、使用量を70gとした以外は実施例1と同様にしてホウ素拡散用塗布液を作製した。
作製したホウ素拡散用塗布液中のホウ酸の含有量は2.4重量%、PVAの含有量は11.3重量%、ジエチレングリコールモノメチルエーテルの含有量は33.1重量%、水の含有量は51.6重量%、および2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシル化体の含有量は1.6重量%であった。
実施例3
実施例1において、PVAの平均重合度を1400、ケン化度を78モル%とし、使用量を50gとした以外は実施例1と同様にしてホウ素拡散用塗布液を作製した。
作製したホウ素拡散用塗布液中のホウ酸の含有量は2.5重量%、PVAの含有量は8.3重量%、ジエチレングリコールモノメチルエーテルの含有量は34.2重量%、水の含有量は53.3重量%、および2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシル化体の含有量は1.7重量%であった。
実施例4
実施例1において、PVAの平均重合度を500、ケン化度を71モル%とし、使用量を70gとし、ホウ酸を30gとした以外は実施例1と同様にしてホウ素拡散用塗布液を作製した。
作製したホウ素拡散用塗布液中のホウ酸の含有量は4.7重量%、PVAの含有量は11.0重量%、ジエチレングリコールモノメチルエーテルの含有量は32.3重量%、水の含有量は50.4重量%、および2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシル化体の含有量は1.6重量%であった。
比較例1
超純水320gにPVA(平均重合度:100、ケン化度:88モル%)85gを溶解させ、溶液Cを作製した。
また、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(沸点:192℃)205gにホウ酸15gを溶解させ、溶液Dを作製した。
そして、溶液CおよびDを混合し、さらに2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシル化体(一般式(1)中、m+n≒1.3)10gを添加して、比較例1のホウ素拡散用塗布液(不透明、白色の液体)を作製した。
作製したホウ素拡散用塗布液中のホウ酸の含有量は2.4重量%、PVAの含有量は13.4重量%、ジエチレングリコールモノメチルエーテルの含有量は32.3重量%、水の含有量は50.3重量%、および2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシル化体の含有量は1.6重量%であった。
比較例2
超純水73.7gにPVA(重量平均分子量:300、ケン化度:88モル%)9.3gを溶解させ、溶液Eを作製した。
また、プロピレングリコールモノメチルエーテル(沸点:120℃)113.4gに無水ホウ酸1.8gを溶解させ、溶液Fを作製した。
そして、溶液EおよびFを混合し、最後に、シリコーン系界面活性剤(東レ・シリコーン社製のSH30PA)0.01gを添加して、比較例2のホウ素拡散用塗布液を作製した。
比較例2の拡散用塗布液中の無水ホウ酸の含有量は0.9重量%、PVAの含有量は4.7重量%、プロピレングリコールモノメチルエーテルの含有量は57.2重量、水の含有量は37.2重量%、およびシリコーン系界面活性剤の含有量は0.005重量%であった。
<ホウ素拡散用塗布液の粘度>
ブルックフィールド社製のB型粘度計、ローター:No.5を用い、50rpmの回転速度で23℃の条件下にて、ホウ素拡散用塗布液の粘度を測定した。表1に実施例1〜5 および比較例1、2のホウ素拡散用塗布液の粘度を示す。
<シリコン半導体ウェーハへの塗布、拡散>
13インチサイズのガラス上に仮止めした10〜20Ω・cmの比抵抗値を有するP型シリコンウェーハ(厚み:200μm、大きさ:4インチ)上にスクリーン印刷機およびポリエステル製#380メッシュを使用して実施例1〜5のホウ素拡散用塗布液を用い、塗膜厚さが1.0〜1.5μmになるようにスクリーン印刷を行った。
次いで、ウェーハを100℃設定の乾燥機中で30分間乾燥した後、最高温度が580℃で380〜400℃にて脱灰工程を経る温度プロファイルとなる連続焼成炉にて焼成した。その後、電気炉に入れ、室温から1200℃まで昇温させ、1200℃で6時間維持した後、室温まで温度を下げてホウ素を拡散した。
上記の作製法により、実施例1〜4のホウ素拡散用塗布液から、シリコン半導体ウェーハ上に均一な拡散膜を形成することができた。抵抗測定器(ナプソン社製、本体:RT−8A、測定器:RG−7A)を用い、該拡散膜の面内20ポイントで、表面抵抗率を測定したところ、そのバラツキは小さいものであった。表面抵抗値の最大値、最小値およびその差を表1に示す。
一方、上記の作製法により、比較例1、2のホウ素拡散用塗布液から、拡散膜の作製を試みたが、均一な拡散膜を形成することができなかった。
Figure 2007035719

Claims (6)

  1. (A)ホウ素化合物、(B)水溶性高分子化合物、(C)水を含み、20℃での粘度が500〜100000mPa・sであることを特徴とするホウ素拡散用塗布液。
  2. ホウ素化合物(A)が、ホウ酸、無水ホウ酸、四ホウ酸アンモニウム水和物、アルキルホウ酸エステルおよび塩化ホウ素からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1記載のホウ素拡散用塗布液。
  3. 水溶性高分子化合物(B)が、ポリビニルアルコールであることを特徴とする請求項1または2記載のホウ素拡散用塗布液。
  4. さらに、沸点が100℃以上の水混和性有機溶剤(D)を含有することを特徴とする請求項1、2、または3記載のホウ素拡散用塗布液。
  5. 水混和性有機溶剤(D)が、ジエチレングリコール誘導体であることを特徴とする請求項4記載のホウ素拡散用塗布液。
  6. さらに、界面活性剤(E)を含有することを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載のホウ素拡散用塗布液。
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