JP2013200937A - 半導体記憶装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】選択ワード線と、選択ワード線の両側にある非選択ワード線とのカップリング利用して、所望の電圧を選択ワード線に印加する。
【解決手段】半導体装置は、複数の第1の配線と、複数の第2の配線と、第1と第2の配線とが交差する領域に形成されたメモリセルと、第1の配線に電圧を印加する複数の第1のドライバと、第1のドライバにそれぞれ電圧を印加する第2のドライバと、を備え、第2のドライバは、選択される第1の配線に接続される第1のドライバに、第1の電圧を印加し、選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される第1のドライバに、第1の電圧と同等かそれ以上の第2の電圧を印加し、選択される第1の配線に接続される第1のドライバに、第1の電圧よりも低い第3の電圧を印加する場合、選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される第1のドライバに、第1の電圧よりも低く、第3の電圧よりも高い第4の電圧を印加する。
【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置及びその制御方法に関する。
近年、次世代不揮発性半導体メモリとして、可変抵抗素子をメモリ素子とするResistive RAM(ReRAM)や、相変化素子をメモリ素子とするPhase change RAM(PCRAM)などの抵抗変化メモリの開発が行われている。
これらの抵抗変化メモリのひとつとして、平行に配置された複数の配線と、平行に配置され該配線と立体交差する複数の他の配線との間の交点にセル構造が形成されている構造であるクロスポイント型が想定されている。
このようなクロスポイント型メモリのセルにおいては、選択セルと隣接する選択されていないセルに迷走電流を流さないように阻止する選択素子がメモリ素子と直列に接続されて設けられる必要がある。
特開2011−54226号公報
本実施形態は、高品質な半導体記憶装置及びその制御方法を提供する。
実施形態の半導体装置は、第1の方向に延伸し、前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って配置される複数の第1の配線と、前記第2の方向に延伸し、前記第1の方向に沿って配置される複数の第2の配線と、前記第1の配線と前記第2の配線とが交差する領域に形成され、整流素子及び記憶層が積層された構造を有するメモリセルと、前記第1の配線に電圧をそれぞれ印加する複数の第1のドライバと、前記第1のドライバにそれぞれ電圧を印加する複数の第2のドライバと、前記第2の配線に電圧を印加する第3のドライバと、を備え、前記第2のドライバは、前記第1の配線の中から選択される第1の配線に接続される前記第1のドライバに、第1の電圧を印加し、前記選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧と同等かそれ以上の第2の電圧を印加し、前記選択される第1の配線に接続される第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低い第3の電圧を印加する場合、前記選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低く、前記第3の電圧よりも高い第4の電圧を印加し、隣接する他の第2のドライバが前記第1のドライバに印加している電圧を計測し、他の第2のドライバが印加する電圧が前記第1の電圧から前記第3の電圧に変化した場合に、前記第1のドライバに前記第4の電圧を印加し、隣接する他の第2のドライバが前記第1のドライバに印加している電圧を計測し、他の第2のドライバが印加する電圧が前記第3の電圧から前記第1の電圧に変化した場合に、前記第1のドライバに前記第2の電圧を印加し、前記第2のドライバは、前記メモリセルへの書き込み時または消去動作時に、前記第1の配線の中から対応する前記第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧を印加し、前記第3のドライバは、前記第2の配線の中から選択される第2の配線に前記第1の電圧よりも低く、前記第3の電圧よりも高い第5の電圧を印加し、前記第2のドライバが、前記選択される第1の配線に接続される第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低い前記第3の電圧を印加する前に、前記選択される第2の配線に前記第1の電圧と同等かそれ以上の第6の電圧を印加する。
図1は、実施形態に係る半導体記憶装置の基本的な構成を概略的に示したブロック図である。 図2は、実施形態に係るクロスポイント型メモリセルアレイの構造を概略的に示した斜視図である。 図3は、実施形態に係る第一及び第二制御回路のレイアウトの一例を示した回路図である。 図4は、実施形態に係るメモリセルMCの基本的な構成を示した模式図である。 図5は、実施形態に係るロウデコーダ3の基本的な構成を概略的に示した回路図である。 図6は、実施形態に係るブロック駆動部とワード線駆動部とを示した回路図である。 図7は、実施形態に係るメモリセルMCのリセットを行う場合の、各電圧に関するタイミングチャートである。 図8は、実施形態に係るブロック駆動部42の動作を示した回路図である。 図9は、リセットが行われるメモリセルMCに接続されるワード線WL、及び該ワード線WLに隣接する二本のワード線WLを示した回路図である。 図10は、実施形態に係るメモリセルMCのリセットを行う場合の、各電圧に関するタイミングチャートである。 図11は、実施形態に係るワード線駆動部の一例を示した回路図である。 図12は、実施形態に係るワード線駆動部の一例を示した回路図である。
後述する各実施形態は、可変抵抗素子をメモリ素子とするReRAMや、相変化素子をメモリ素子とするPCRAMなどの抵抗変化メモリを対象とする。
以下に、このような知見に基づいて構成された実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。また、以下に示す各実施形態は、この実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施形態の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。実施形態の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施形態)
<1.1 構成>
<1.1.1 半導体記憶装置の構成>
図1を用いて、本実施形態に係る半導体記憶装置の基本的な構成について説明する。
図1に示すように、半導体記憶装置1はメモリセルアレイ2、ロウデコーダ3、カラムデコーダ4、データ入出力バッファ6、コマンド・インタフェース回路5、ステートマシン7、アドレスバッファ8、及びパルスジェネレータ9を含む。
メモリセルアレイ2は、クロスポイント型である。クロスポイント型とは、平行に配置された複数の配線と、平行に配置され該配線と立体交差する複数の他の配線との間の交点にセル構造が形成されている構造を指す。
メモリセルアレイ2の第一方向の一端には、ロウデコーダ3が配置され、第一方向に直交する第二方向の一端には、カラムデコーダ4が配置される。
ロウデコーダ3は、例えば、ロウアドレス信号に基づいてクロスポイント型メモリセルアレイ2のロウを選択する。また、カラムデコーダ4は、例えば、カラムアドレス信号に基づいてクロスポイント型メモリセルアレイ2のカラムを選択する。
コマンド・インタフェース回路5は、外部機器(ホスト、またはコントローラとも称す)10から、制御信号を受信する。また、データ入出力バッファ6は、コントローラ10からデータを受信する。
コマンド・インタフェース回路5は、制御信号に基づいて、コントローラ10からのデータがコマンドデータであるか否かを判断し、コマンドデータであれば、それをデータ入出力バッファ6からステートマシン7に転送する。
ステートマシン7は、コマンドデータに基づいて、抵抗変化メモリの動作を管理する。例えば、ステートマシン7は、コントローラ10からのコマンドデータに基づいて、セット/リセット動作及び読み出し動作を管理する。
アドレスバッファ8は、セット/リセット動作及び読み出し動作において、コントローラ10からアドレス信号を受信する。アドレス信号は、例えば、メモリセルアレイ選択信号、ロウアドレス信号及びカラムアドレス信号を含んでいる。そして、アドレス信号は、アドレスバッファ8を経由して、ロウデコーダ3及びカラムデコーダ4に入力される。
パルスジェネレータ9は、ステートマシン7からの命令に基づき、例えば、セット/リセット動作及び読み出し動作に必要な電圧パルス又は電流パルスを所定のタイミングで出力する。
コントローラ10は、ステートマシン7が管理するステータス情報を受け取り、抵抗変化メモリでの動作結果を判断することも可能である。
尚、コントローラ10は半導体記憶装置1の中に配置されていても良いし、半導体記憶装置1の外部のコンピュータ中に配置されていても良い。
<1.1.2 クロスポイント型のメモリセルアレイの構成>
図2を用いて、本実施形態に係るメモリセルアレイの基本的な構成について説明する。
図2に示すように、クロスポイント型メモリセルアレイ2は、半導体基板(例えば、シリコン基板)11上に配置される。なお、クロスポイント型メモリセルアレイ2と半導体基板11の間には、MOSトランジスタ等の回路素子や絶縁膜が挟まれていても良い。
図2に示すように、一例として、クロスポイント型メモリセルアレイ2が、第三方向(半導体基板11の主平面に垂直な方向)にスタックされた4つのメモリセルアレイM1,M2,M3,M4から構成される場合を示しているが、スタックされるメモリセルアレイの数は、これに限らない。
メモリセルアレイM1は、第一及び第二方向にアレイ状に配置された複数のメモリセルMC1から構成される。
同様に、メモリセルアレイM2は、アレイ状に配置された複数のメモリセルMC2から構成され、メモリセルアレイM3は、アレイ状に配置された複数のメモリセルMC3から構成され、メモリセルアレイM4は、アレイ状に配置された複数のメモリセルMC4から構成される。
メモリセルMC1,MC2,MC3,MC4は、それぞれ、直列接続されるメモリ素子と整流素子とから構成される。
また、半導体基板11上には、半導体基板11側から順に、導電線L1(j−1),L1(j),L1(j+1)、導電線L2(i−1),L2(i),L2(i+1)、導電線L3(j−1),L3(j),L3(j+1)、導電線L4(i−1),L4(i),L4(i+1)、導電線L5(j−1),L5(j),L5(j+1)が配置される。
半導体基板11側から奇数番目の導電線、即ち、導電線L1(j−1),L1(j),L1(j+1)、導電線L3(j−1),L3(j),L3(j+1)及び導電線L5(j−1),L5(j),L5(j+1)は、第二方向に延びる。
半導体基板11側から偶数番目の導電線、即ち、導電線L2(i−1),L2(i),L2(i+1)及び導電線L4(i−1),L4(i),L4(i+1)は、第一方向に延びる。
これら導電線は、ワード線又はビット線として機能する。
最も下の第一番目のメモリセルアレイM1は、第一番目の導電線L1(j−1),L1(j),L1(j+1)と第二番目の導電線L2(i−1),L2(i),L2(i+1)との間に配置される。メモリセルアレイM1に対するセット/リセット動作及び読み出し動作では、導電線L1(j−1),L1(j),L1(j+1)及び導電線L2(i−1),L2(i),L2(i+1)の一方をワード線とし、他方をビット線として機能させる。
メモリセルアレイM2は、第二番目の導電線L2(i−1),L2(i),L2(i+1)と第三番目の導電線L3(j−1),L3(j),L3(j+1)との間に配置される。メモリセルアレイM2に対するセット/リセット動作及び読み出し動作では、導電線L2(i−1),L2(i),L2(i+1)及び導電線L3(j−1),L3(j),L3(j+1)の一方をワード線とし、他方をビット線として機能させる。
メモリセルアレイM3は、第三番目の導電線L3(j−1),L3(j),L3(j+1)と第四番目の導電線L4(i−1),L4(i),L4(i+1)との間に配置される。メモリセルアレイM3に対するセット/リセット動作及び読み出し動作では、導電線L3(j−1),L3(j),L3(j+1)及び導電線L4(i−1),L4(i),L4(i+1)の一方をワード線とし、他方をビット線として機能させる。
メモリセルアレイM4は、第四番目の導電線L4(i−1),L4(i),L4(i+1)と第五番目の導電線L5(j−1),L5(j),L5(j+1)との間に配置される。メモリセルアレイM4に対するセット/リセット動作及び読み出し動作では、導電線L4(i−1),L4(i),L4(i+1)及び導電線L5(j−1),L5(j),L5(j+1)の一方をワード線とし、他方をビット線として機能させる。
尚、本実施形態において、導電線L1、L3をビット線BLとし、導電線L2、L4をワード線WLとする。
<1.1.3 メモリセルアレイの構成>
図3を用いて、本実施形態に係るメモリセルアレイの基本的な構成について説明する。
図3は、第一及び第二制御回路のレイアウトの一例を示している。
図2で示した、メモリセルアレイM1,M2,M3,M4のいずれか1層に相当するメモリセルアレイは、メモリセルアレイはマトリクス状に配置された(m+1)×(n+1)個のマット(不図示)を備える。m、nはそれぞれ1以上の自然数である。マットの各々には複数のメモリセルMCが含まれ、これらはマトリクス状に配置されている。例えば1つのマットには、例えば16本のワード線WLと16本のビット線BLが含まれる。すなわち、1つのマット内には、(16×16)個のメモリセルMCが含まれる。メモリセルアレイ内には、16×(m+1)本のビット線BLが含まれ、16×(n+1)個のワード線WLが含まれる。そして、ワード線WLを共通にするマットが、ブロックBLK0〜BLKnなる単位を構成する。以下では、ブロックBLK0〜BLKnを区別しない場合には、単にブロックBLKと呼ぶ。
メモリセルMCのそれぞれは、可変抵抗素子(抵抗変化素子)21とダイオード22とにより構成される。可変抵抗素子21の電流経路の一端はビット線BL0、BL1、BL2、〜BL(16m+15)(mは1以上の整数)に接続され、電流経路の他端はダイオード22のカソードに接続される。ダイオード22のアノードは、ワード線WL0、WL1、WL2、〜WL(16n+15)(nは1以上の整数)に接続される。
ワード線WL0、WL1、WL2、〜WL(16n+15)の第一方向の一端には、スイッチ素子RSWを介してロウデコーダ3が電気的に接続される。スイッチ回路RSWは、例えば、制御信号R1により制御されるN型FET(field effect transistor)から構成される。
ビット線BL0、BL1、BL2、〜BL(16m+15)の第二方向の一端には、スイッチ素子CSWを介してカラムデコーダ4が電気的に接続される。スイッチ回路CSWは、例えば、制御信号R2により制御されるN型FETから構成される。
ロウデコーダ3、及びカラムデコーダ4は、スタックされた複数のメモリセルアレイのうちの一つに対してデータの書き込み/消去/読み出しを行うこともできるし、スタックされた複数のメモリセルアレイのうちの二つ以上又は全てに対して同時にデータの書き込み/消去/読み出しを行うこともできる。
以下ではワード線WL0、WL1、WL2、〜WL(16n+15)を区別しない場合には、単にワード線WLと呼ぶ。また、以下ではビット線BL0、BL1、BL2、〜BL(16m+15)を区別しない場合には、単にビット線BLと呼ぶ。
<1.1.4 メモリセルの構成>
次に、図4を用い、本実施形態に係るメモリセルMCの構成例について説明する。図示するように、本例に係るメモリセルMCは、ビット線BLとワード線WLとの間に、ダイオード(非オーミック素子)22および記憶層(抵抗変化層)として働く可変抵抗素子21が積層された構造である。この可変抵抗素子21は、所定の電圧が印加されることで可変抵抗素子21中の抵抗の状態が変化し、抵抗の状態が変化することで情報を記憶することが可能である。
より具体的に、可変抵抗素子とは、電圧、電流、熱などにより抵抗値が変化する材料からなる素子のことであり、相変化素子とは、相変化により抵抗値やキャパシタンスなどの物性が変化する材料からなる素子のことである。
ここで、可変抵抗素子においては、例えば、書き込みをセット(Set)、消去をリセット(Reset)と称する。セット状態の抵抗値は、リセット状態の抵抗値と異なっていればよい。
ここで、可変抵抗素子の抵抗値を変化させる方法として、可変抵抗素子に印加される電圧の極性を変えずに、電圧の大きさと印加時間とを制御することにより、可変抵抗素子の抵抗値を少なくとも第一値と第二値との間で可逆変化させる方法と、可変抵抗素子に印加される電圧の極性を変えることにより、可変抵抗素子の抵抗値を少なくとも第一値と第二値との間で可逆変化させる方法とがある。前者は、ユニポーラ動作と呼ばれ、後者は、バイポーラ動作と呼ばれる。バイポーラ動作は、例えば、書き込みに際して双方向電流が必要とされるメモリに採用される。本実施形態では、ユニポーラ動作でも、バイポーラ動作でもどちらでも対応可能である。
尚、可変抵抗素子に印加する電圧は、可変抵抗素子の抵抗状態を、高抵抗状態から低抵抗状態に切り替える動作と低抵抗状態から高抵抗状態へ切り替える動作と、で異なる場合がある。また、データの読み出しに用いる電圧は、セット/リセット動作(書き込み/消去動作)で用いる電圧と異なる。具体的には、可変抵抗素子の抵抗値が変化しない程度の電圧である。
<1.1.5 ロウデコーダの構成>
次に、図5を用いて、本実施形態に係るロウデコーダ3の基本的な構成について説明する。図5は、本実施形態に係るロウデコーダ3の基本的な構成を概略的に示した回路図である。
図5に示すように、ロウデコーダ3は、アドレスデコード部30及びワード線ドライバ40を備える。
<1.1.5.1 アドレスデコード部の構成>
まず、アドレスデコード部30について説明する。図5に示すようにアドレスデコード部30は、(n+1)個のブロック選択部31−0〜31−n及びワード線選択部32を備える。以下ではブロック選択部31−0〜31−nを区別しない場合には、単にブロック選択部31と呼ぶ。まず、ブロック選択部31について説明する。
ブロック選択部31−0〜31−nは、ブロックBLK0〜BLKnのいずれかを選択する。つまり、ブロック選択部31−0〜31−nは、それぞれブロックBLK0〜BLKnに対応付けられている。そしてブロック選択部31の各々は、データの書き込み動作時、読み出し動作時、及び消去時において、ホスト機器から与えられたロウアドレスRA(ブロックアドレスBA)をデコードし、対応するブロックBLKを選択する。そして、そのデコード結果をワード線ドライバ40に出力する。具体的には、ブロックアドレスBAに応じて、選択ブロックBLKに対応するドライバ41―0〜41―nのいずれかを活性化する。すなわちブロック選択部31−0〜31−nは、ブロックアドレスBAのデコード結果に応じて、信号RSEL0〜RSELnを生成して、ワード線ドライバ40に出力する。より具体的には、選択ブロックBLKに対応付けられたドライバ41―k(kは0〜nから選択される数)に対しては信号RSELkをそれぞれ“H”レベルとし、非選択ブロックBLKに対応付けられたドライバ41―l(lは0〜nから選択される数)に対しては信号RESLlを “L”レベルとする。
次に、ワード線選択部32について説明する。ワード線選択部32は信号S0〜S15を出力する。そしてワード線選択部32が出力する信号S0〜S15は、各ブロックBLK0〜BLKnに含まれるワード線WL0〜15、WL16〜31、…WL(16n)〜(16n+15)に対応付けられている。つまり、ワード線選択部32は、各ブロックBLKに含まれるワード線WLを選択状態または非選択状態とする。そしてワード線選択部32は、データの書き込み動作時、読み出し動作時、及び消去時において、ホスト10から与えられたワード線WLを指定するアドレス(これをワード線アドレスWAと呼ぶ)をデコードする。そしてそのデコード結果をワード線ドライバ40に出力する。すなわち、ワード線選択部32は、ワード線アドレスWAのデコード結果に応じて、信号S0〜S15を生成し、その信号S0〜S15をワード線ドライバ40に出力する。この信号S0〜S15によりワード線選択部32は、各ブロックBLKにつき1本のワード線WLを選択状態とし、残りのワード線WLを非選択状態とする。なお、信号S0はワード線WL0、WL16、WL32、…WL(16n+1)に対応し、信号S1はワード線WL1、WL17、WL33、…WL(16n+2)に対応し、信号Snはワード線WL15、WL31、WL47、…WL(16n+15)に対応する。そして信号S0〜S15のいずれかが“H”レベルとされることで、対応するワード線WLが選択状態となる。
<1.1.5.2 ワード線ドライバの構成>
次にワード線ドライバ40について説明する。ワード線ドライバ40は、(n+1)個の第1のドライバ41−0〜41−n及び第2のドライバ43を備える。なお、第1ドライバ41−0〜41−nを区別しない場合には、単にドライバ41と呼ぶ。
第1のドライバ41−0〜41−nは、ブロック駆動部42−0〜42−15乃至ブロック駆動部42−(16n)〜42−(16n+15)を備える。そして、第2のドライバ43は、ワード線駆動部44−0〜44−15を備える。なお、ブロック駆動部42−0〜42−15乃至ブロック駆動部42−(16n)〜42−(16n+15)を区別しない場合には、単にブロック駆動部42と呼ぶ。また、ワード線駆動部44−0〜44−15を区別しない場合には、単にワード線駆動部44と呼ぶ。
まず第1のドライバ41から説明する。第1のドライバ41−0〜41−nはそれぞれがブロックBLK0〜BLKnに対応付けられている。つまり、ブロック駆動部42−0〜42−15乃至ブロック駆動部42−(16n)〜42−(16n+15)は、それぞれワード線WL0〜15乃至ワード線WL16n〜WL(16n+15)に対応する。そして第1のドライバ41−kは、ブロック選択部31−kから与えられる信号RSELkに基づいて、非活性状態または活性状態とされる。つまり、第1のドライバ41−kが非活性化状態とされることで、対応付けられたブロックBLKkが非選択とされる。つまり、非選択ブロックBLKkのワード線WL16k〜(16k+15)が非選択状態とされる。
そして、第1のドライバ41−kが活性化状態とされることで、対応付けられたブロックBLKkが選択とされる。そして、選択ブロックBLKkに含まれるワード線WL16k〜(16k+15)に転送される電圧は、第2のドライバ43により与えられる。
以下、第1のドライバ41について、第1のドライバ41−0を例に挙げて説明する。図5に示すように、ドライバ41−0は、ブロック駆動部42−0〜42−15を備えている。そしてブロック駆動部42−0〜42−15はそれぞれ、ブロック選択部31から与えられる信号RSEL0に基づいて、ワード線WL0〜WL15に適切な電圧を印加する。そして特に、第1のドライバ41−0が活性化状態である場合、該第1のドライバ41−0におけるワード線駆動部44−0〜44−15は、ワード線選択部32から転送される信号S0〜S15に基づいて、ワード線WL0〜WL15に適切な電圧を印加する。以上一例として第1のドライバ41−0について説明したが、第1のドライバ41−1〜41−nにおいても同様であるため説明を省略する。
次に第2のドライバ43について説明する。第2のドライバ43はワード線駆動部44−0〜44−15を備える。各々のワード線駆動部44−0〜44−15はワード線WL0〜WL15、ワード線WL16〜WL31、…、ワード線WL16k〜WL(16k+15)に対応付けられている。つまりワード線駆動部44−tは、ワード線(16k+t)に対応付けられている(tは0〜15の値)。そして、各ワード線駆動部44−0〜44−15は、ワード線選択部31から与えられる信号S0〜S15に基づいて、非活性状態または活性状態のいずれかの状態とされる。そして、ワード線選択部32から与えられる信号Sに基づいて、ワード線駆動部44が活性状態とされると、該ワード線駆動部44に対応するワード線WLを選択する。そして、ワード線選択部32から与えられる信号Sに基づいて、ワード線駆動部44が非活性状態とされると、そのワード線駆動部44に対応するワード線WLを非選択とする。ワード線駆動部44は、ブロック駆動部42に供給する複数の値の電圧を生成する。また、例えば隣接するワード線駆動部44は、隣接する他のワード線駆動部44の電圧の変動を判定することができる構成になっており、他の電圧が所定の値以上変動した場合に、自らの供給する電圧も変動させる構成になっている。
<1.1.6 ブロック駆動部及びワード線駆動部の構成>
次に、図6を用いて上記ブロック駆動部42−0〜42−15乃至ブロック駆動部42−(16n)〜42−(16n+15)とワード線駆動部44−0〜44−15との回路について説明する。
まず、ブロック駆動部42から説明する。各ブロック駆動部42は、pチャネル型のMOSトランジスタ50及びnチャネル型のMOSトランジスタ51を備える。
pMOSトランジスタ50の電流経路の一端には電圧VUXが与えられ、電流経路の他端は対応するワード線WLに接続され、ゲートには対応する信号RSELが与えられる。nMOSトランジスタ51の電流経路の一端は対応するワード線WLに接続され、電流経路の他端はノードN1に接続され、ゲートには対応する信号RSELがそれぞれ供給される。
次にワード線駆動部44について説明する。図示するようにワード線駆動部44−0〜44−15は対応付けられたブロック駆動部42−0〜44−15乃至ブロック駆動部42−(16n)〜42−(16n+15)の各ノードN1と接続される。つまり、ワード線駆動部44−tは、ブロック駆動部42−t、ブロック駆動部42−(16+t)、ブロック駆動部42−(32+t)、…、ブロック駆動部42−(16n+t)におけるノードN1と接続される。
<1.2 動作>
次に、図7〜9を用いて、ワード線WL1及びビット線BL1間に接続されたメモリセルMCのリセットを行う場合について説明する。図7は、本実施形態に係るメモリセルMCのリセットを行う場合の、各電圧に関するタイミングチャートである。図8は、本実施形態に係るブロック駆動部42の動作を示した回路図である。図9は、リセットが行われるメモリセルMCに接続されるワード線WL、及び該ワード線WLに隣接する二本のワード線WLを示した回路図である。尚、本例では、メモリセルMCにおいて、VWR−VSS以上の電位が印加された場合に、リセットが完了するものとして説明する。
図8に示すように、時刻t0において、ビット線BL1(図中のBLS参照)の電圧は、VUBからVWR(VWR>VUB)まで上昇する。非選択のビット線BL(図中のBLUS参照)の電圧は、VUBで固定される。
また、この時点で、リセットが行われるワード線WL1(図中のWLS)、ワード線WL3〜15(図中のWLUS2)には、VUX(VWR>VUX)が印加され、リセットが行われるワード線WL1に隣接するワード線WL0、WL2(図中のWLUS1)には、VWRが印加されている。
時刻t1において、ワード線WL1にはVSS+Δが印加される。具体的には、ワード線WL1はブロックBLK0に属しているので、ブロック選択部31−0は信号RSEL0=“H”レベルとする。その他のブロック選択部31−1〜31−nは信号RSEL1〜n=“L”レベルとする。またワード線選択部32は、ワード線WL1に対応する信号S1を“H”レベルとし、その他の信号S0、S2〜S15を“L”レベルとする。
第1のドライバ41−0では、信号RSEL0が“H”レベルとされることにより、ブロック駆動部42−0〜42−15の全てにおいて、nMOSトランジスタ51がオン状態となり、pMOSトランジスタ50がオフ状態となる。そのため、ブロック駆動部42−0〜42−15は、ノードN1を介して第2のドライバ43から転送された電圧を、ワード線WL0〜WL15に転送する。
より具体的には、ブロック駆動部42−1においては、ノードN1を介してワード線駆動部44−1から電圧VSSが転送されるため、ワード線WL1には電圧VSSが印加される。ブロック駆動部42−0、42−2は、ワード線駆動部44−0、44−2から転送される電圧VWRを、ワード線WL0、WL2にそれぞれ印加する。また、その他のブロック駆動部42−3〜42−15は、ワード線駆動部44−3〜44−15から転送される電圧VUXを、ワード線WL3〜WL15にそれぞれ印加する。
他方、その他の第1のドライバ41−1〜41−nでは、信号RSEL1〜RSELnが“L”レベルとされているので、ブロック駆動部42―1〜42−nの全てにおいて、pMOSトランジスタ50がオン状態、nMOSトランジスタ51がオフ状態とされる。従って、ノードN1の電圧に依存することなく、pMOSトランジスタ50の電流経路を介して電圧VUXがワード線WL16〜WL(16n+15)に印加される。
その結果、ワード線駆動部44−1からブロック駆動部42ー1にVSS(VUX>VSS)が転送される(ワード線WL1は、VUXからVSSに降下する)。ところが、この際、セル電流、ワード線WLの抵抗による電圧降下、またはワード線ドライバ41における電圧降下等の影響により、ワード線WL1の電圧は、VSS+Δとなる。
時刻t2において、書き込みが行われるワード線WL1に隣接するワード線WL0、WL2(図中のWLUS1)には、VUXが印加される。ワード線駆動部44−0、44−2は、ワード線WL1に接続されているワード線駆動部44−1の電圧がVUXからVSSに変化すると(または所定の値以上変化すると)、そのことを認識し、ブロック駆動部42ー0、42−2にVUXを転送する(ワード線WL0、WL2は、VWRからVUXに降下する)。
時刻t3において、図9に示すように、選択ワード線と非選択ワード線とのカップリングにより、Δ分だけ降下し、選択ワード線にVSSが印加される。尚、これはカップリングによるものなので、時刻t4において、選択ワード線はVSS+Δに戻る。尚、セル電流×リセット時間<(カップリング容量+その他の寄生容量)×Δの関係を満たすように、選択ワード線WL1に隣接する非選択ワード線WL0、WL2の電圧を、VWRから所定の電圧まで引き落とすことが望ましい。
時刻t5において、リセット動作を終了するために、ワード線WL1の電圧をVUXに上昇させる。そして、時刻t6において、ワード線駆動部44−0、44−2は、ワード線WL1に接続されているワード線駆動部44−1の電圧がVSSからVUXに変化すると(または所定の値以上変化すると)、そのことを認識し、ブロック駆動部42ー0、42−2にVWRを転送する。
<1.3 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の作用効果>
上述した実施形態によれば、半導体記憶装置は、第1の方向に延伸し、前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って配置される複数の第1の配線(ワード線WL)と、前記第2の方向に延伸し、前記第1の方向に沿って配置される複数の第2の配線(ビット線BL)と、前記第1の配線と前記第2の配線とが交差する領域に形成されたメモリセルMCと、前記第1の配線に電圧をそれぞれ印加する複数の第1のドライバ(ブロック駆動部42)と、前記第1のドライバにそれぞれ電圧を印加する第2のドライバ(ワード線駆動部44)と、を備えている。また、半導体記憶装置において、前記第2のドライバは、前記第1の配線の中から選択される第1の配線に接続される前記第1のドライバに、第1の電圧を印加し、前記選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧と同等かそれ以上の第2の電圧を印加し、前記選択される第1の配線に接続される第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低い第3の電圧を印加する場合、前記選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低く、前記第3の電圧よりも高い第4の電圧を印加する。
このように、本実施形態は、ワード線WL間のカップリングを利用して、選択ワード線WLの電圧降下を保証することが可能である。
具体的には、本実施形態では、選択ワード線に所定の電圧を印加するタイミングで、選択ワード線に隣接する非選択ワード線WLの電圧を変動させている。そして、選択ワード線と、選択ワード線の両側にある非選択ワード線とのカップリングを意図的に引き起こし、結果として、所望の電圧を選択ワード線に印加している。これにより、電圧降下等により、本来選択セルに印加すべき電圧が印加できないことがある場合においても、VWRよりも大きな電圧を印加させずに、所望の電圧を印加することが可能となる。VWRよりも大きな電圧を印加する必要がないので、非選択セルへのリーク電流の増大、及びポンプ能力の要求の増大等を抑制しつつ、所望の電圧を選択セルに印加することが可能である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る半導体記憶装置の動作ついて説明する。尚、基本的な構成及び基本的な動作は、上述した第1の実施形態と同様である。従って、上述した第1の実施形態で説明した事項及び上述した第1の実施形態から容易に類推可能な事項についての説明は省略する。第1の実施形態では、選択ワード線WLに隣接する非選択ワード線WLの電圧を、VWR→VUX→VWRと変化させたが、第2の実施形態では、選択ワード線WLに隣接する非選択ワード線WLの電圧を、VUX→VUX/2(VUXの半分)→VUXと変化させる点のみで異なる。
<2.1 動作>
図10に示すように、時刻t0において、ビット線BL1(図中のBLS参照)の電圧は、VUBからVWRまで上昇する。非選択のビット線BL(図中のBLUS参照)の電圧は、VUBで固定される。
また、この時点で、リセットが行われるワード線WL1(図中のWLS)、ワード線WL0、WL2(図中のWLUS1)、WL3〜15(図中のWLUS2)には、VUXが印加されている。
時刻t1において、ワード線WL1にはVSS+Δが印加される。
時刻t2において、書き込みが行われるワード線WL1に隣接するワード線WL0、WL2(図中のWLUS1)には、VUX/2が印加される。
時刻t3において、選択ワード線と非選択ワード線とのカップリングにより、選択ワード線にVSSが印加される。尚、これはカップリングによるものなので、時刻t4において、選択ワード線はVSS+Δに戻る。
時刻t5において、リセット動作を終了するために、ワード線WL1の電圧をVUXに上昇させる。そして、時刻t6において、非選択ワード線WL0、WL2の電圧をVUX/2からVUXに上昇させる。
<2.2 第2の実施形態に係る作用効果>
以上のように、選択ワード線に所定の電圧を印加するタイミングで、選択ワード線に隣接する非選択ワード線WLの電圧を変動させる場合において、選択ワード線WLに隣接する非選択ワード線WLに印加する電圧は適宜変更可能であることがわかる。つまり、選択ワード線に所定の電圧を印加するタイミングで、予め非選択ワード線WLに印可している電圧よりも低い電圧を印加すれば良い。この電圧は、該非選択ワード線に接続されている選択セルがディスターブを受けない程度の電圧であれば良く、より具体的には、例えばVWRよりも低く、VSSよりも高い電圧である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係るワード線駆動部の一例について説明する。尚、基本的な構成及び基本的な動作は、上述した第1の実施形態と同様である。従って、上述した第1の実施形態で説明した事項及び上述した第1の実施形態から容易に類推可能な事項についての説明は省略する。
図11を用いて、第3の実施形態に係るワード線駆動部44の例について説明する。図11に示すように、ワード線駆動部44は、pチャネル型のMOSトランジスタ52、nチャネル型のMOSトランジスタ53、遅延回路45、及びモニタ46を備える。
pMOSトランジスタ52の電流経路の一端には電圧VROWが与えられ、電流経路の他端はノードN1に接続され、ゲートにはワード線選択部31からの信号Sが供給される。
nMOSトランジスタ53の電流経路の一端はノードN1に接続され、ゲートには信号Sが供給される。
一端にnMOSトランジスタ53の電流経路の他端が接続され、他端にVROWSRCが印加される遅延回路45が接続されている。また、モニタ回路46は、例えば遅延回路45の他端を通過する電流を計測し、遅延回路45の制御を行う。
尚、電圧VROW、VROWSRCは上述した各実施形態に応じて適宜変更可能である。例えば、VROWをVWRとし、選択されたワード線WLにおいては、VROWSRCをVSSとし、選択されたワード線WLに隣接する非選択のワード線WLへのブロック駆動部42に接続されているワード線駆動部44においては、VROWSRCをVUXとしても良い。また、例えば、VROWをVUXとし、選択されたワード線WLにおいては、VROWSRCをVSSとし、選択されたワード線WLに隣接する非選択のワード線WLへのブロック駆動部42に接続されているワード線駆動部44においては、VROWSRCをVUX/2としても良い。
例えば、上述した第1の実施形態において、選択されたワード線WLに隣接する非選択のワード線WLにVUXを印加する場合は、予めワード線駆動部44にVWRをプリチャージしておき、nMOSトランジスタ53で所定の時間だけ電流を流すことで、ノードN1の電圧をVWRからVUXに引き落とす。この際、モニタ回路46でnMOSトランジスタ53の制御を流れる電流を計測し、ノードN1が所望の電圧になるように遅延回路46を制御することで、実現することが可能である。
尚、遅延回路45及びモニタ回路の配置はこれに限らず、nMOSトランジスタ53の制御を行い、ノードN1に所望の電圧を印加することができる構成であれば種々変更可能である。
図12を用いて、第3の実施形態に係るワード線駆動部44の他の例について説明する。図12に示すように、ワード線駆動部44は、nチャネル型のMOSトランジスタ54、56及びpチャネル型のMOSトランジスタ55、57を備える。
nMOSトランジスタ54の電流経路の一端には電圧VROWが与えられ、電流経路の他端はノードN1に接続され、ゲートにはワード線選択部31からの信号Sが供給される。また、pMOSトランジスタ55の電流経路の一端は、nMOSトランジスタ54の電流経路の一端が接続され、電圧VROWが与えられ、電流経路の他端はノードN1に接続され、ゲートにはワード線選択部31からの信号Sが供給される。
nMOSトランジスタ56の電流経路の一端はノードN1に接続され、電流経路の他端には電圧VROWSRCが印加され、ゲートには信号Sが供給される。また、pMOSトランジスタ57の電流経路の一端はノードN1に接続され、電流経路の他端は、nMOSトランジスタ56の電流経路の他端が接続され、電圧VROWSRCが印加され、ゲートには信号Sが供給される。
尚、電圧VROW、VROWSRCは上述した各実施形態に応じて適宜変更可能である。例えば、VROWをVWRとし、選択されたワード線WLにおいては、VROWSRCをVSSとし、選択されたワード線WLに隣接する非選択のワード線WLへのブロック駆動部42に接続されているワード線駆動部44においては、VROWSRCをVUXとしても良い。また、例えば、VROWをVUXとし、選択されたワード線WLにおいては、VROWSRCをVSSとし、選択されたワード線WLに隣接する非選択のワード線WLへのブロック駆動部42に接続されているワード線駆動部44においては、VROWSRCをVUX/2としても良い。
(変形例等)
尚、ブロック駆動部42及びワード線駆動部44の構成については、一例であり、和選択されたワード線に所望の電圧を印加する場合において、選択されたワード線WLに隣接する非選択のワード線WLの電位を変動させる構成であれば、上述した物に限らない。例えば、選択されたワード線WLの電圧がVUXからVSS+Δに降下した際に、それに対応して選択されたワード線WLに隣接する非選択のワード線WLの電圧を引き下げる構成等であれば、どのような構成でも良い。
また、上述した第1の実施形態において、選択されたワード線WLに隣接する非選択のワード線以外の非選択のワード線WLに、VUXを印加しているが、これに限らず、VWRを印加しても良い。また、同様に選択ワード線WLにVUXを印加しているが、これに限らず、VWRであっても良い。
また、上述した第1及び第2の実施形態では、リセット動作について説明したが、これに限らず、セット動作においても、同様の動作を行うことで、電圧降下を考慮して、選択ワード線WLに印加する電圧を上昇させる必要が無くなり得る。
また、上述した実施形態においては、ReRAMを例に説明したが、これに限らず、電圧降下により、選択されたワード線に所望の電圧を印加することができないという問題を有するメモリにおいても適用可能である。
上記実施形態は、以下の形態を含む。
1.第1の方向に延伸し、前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って配置される複数の第1の配線と、
前記第2の方向に延伸し、前記第1の方向に沿って配置される複数の第2の配線と、
前記第1の配線と前記第2の配線とが交差する領域に形成されたメモリセルと、
前記第1の配線に電圧をそれぞれ印加する複数の第1のドライバと、
前記第1のドライバにそれぞれ電圧を印加する第2のドライバと、
を備え、
前記第2のドライバは、
前記第1の配線の中から選択される第1の配線に接続される前記第1のドライバに、第1の電圧を印加し、
前記選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧と同等かそれ以上の第2の電圧を印加し、
前記選択される第1の配線に接続される第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低い第3の電圧を印加する場合、前記選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低く、前記第3の電圧よりも高い第4の電圧を印加する
半導体記憶装置。
2.1のデバイスにおいて、前記第2のドライバは、隣接する他の第2のドライバが前記第1のドライバに印加している電圧を計測し、他の第2のドライバが印加する電圧が前記第1の電圧から前記第3の電圧に変化した場合に、前記第1のドライバに前記第4の電圧を印加する。
3.2のデバイスにおいて、前記第2のドライバは、隣接する他の第2のドライバが前記第1のドライバに印加している電圧を計測し、他の第2のドライバが印加する電圧が前記第3の電圧から前記第1の電圧に変化した場合に、前記第1のドライバに前記第2の電圧を印加する。
4.1のデバイスにおいて、前記第2のドライバは、前記メモリセルへの書き込み時または消去動作時に、前記第1の配線の中から対応する前記第1の配線に接続される前記第1のドライバに、第1の電圧を印加する。
5.1のデバイスにおいて、前記第2の配線に電圧を印加する第3のドライバを更に備え、
前記第3のドライバは、前記第2の配線の中から選択される第2の配線に前記第1の電圧よりも低く、前記第3の電圧よりも高い第5の電圧を印加し、前記第2のドライバが、前記選択される第1の配線に接続される第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低い第3の電圧を印加する前に、前記選択される第2の配線に前記第1の電圧と同等かそれ以上の第5の電圧を印加する。
6.1のデバイスにおいて、前記メモリセルは、整流素子及び記憶層が積層された構造を有する。
7.6のデバイスにおいて、前記記憶層は、抵抗変化層である。
8.1のデバイスにおいて、前記第2の電圧は、前記第1の電圧の半分である。
9.1のデバイスにおいて、
前記第1のドライバは、
電流経路の一端に前記第1の電圧が印加され、電流経路の他端が前記第1の配線に接続され、ゲート電極に制御信号が入力される第1の導電型の第1のトランジスタと、
電流経路の一端が前記第1の配線に接続され、電流経路の他端が前記第2のドライバに接続され、ゲート電極に制御信号が入力される前記第1の導電型とは異なる第2の導電型の第2のトランジスタと、を備える。
10.1のデバイスにおいて、
前記第2のドライバは、
電流経路の一端に第5の電圧が印加され、電流経路の他端が前記第1のドライバに接続され、ゲートに制御信号が入力される第1の導電型の第1のトランジスタと、
電流経路の一端が前記第1のドライバに接続され、ゲートに制御信号が入力される前記第1の導電型とは異なる第2の導電型の第2のトランジスタと、
一端が前記第2のトランジスタの電流経路の他端に接続され、他端に第6の電流が印加される遅延回路と、
前記第1のドライバに印加する電圧に応じて前記遅延回路を制御するモニタ回路と、
を備えている。
11.10のデバイスにおいて、
前記第5の電圧は、前記第1の電圧と同等またはそれ以上の電圧であり、前記第6の電圧は、前記第3の電圧と同等またはそれ以下である。
12.1のデバイスにおいて、
前記第2のドライバは、
電流経路の一端に第5の電圧が印加され、電流経路の他端が前記第1のドライバに接続され、ゲートに制御信号が入力される第1の導電型の第1のトランジスタと、
電流経路の一端に前記第5の電圧が印加され、電流経路の他端が前記第1のドライバに接続され、ゲートに制御信号が入力される前記第1の導電型とは異なる第2の導電型の第2のトランジスタと、
電流経路の一端が前記第1のドライバに接続され、電流経路の他端に第6の電圧が印加され、ゲートに制御信号が入力される前記第1の導電型の第3のトランジスタと、
電流経路の一端が前記第1のドライバに接続され、電流経路の他端に前記第6の電圧が印加され、ゲートに制御信号が入力される前記第2の導電型の第4のトランジスタと、
を備えている。
13.12のデバイスにおいて、
前記第5の電圧は、前記第1の電圧と同等またはそれ以上の電圧であり、前記第6の電圧は、前記第3の電圧と同等またはそれ以下である。
14.第1の方向に延伸し、前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って配置される複数の第1の配線と、
前記第2の方向に延伸し、前記第1の方向に沿って配置される複数の第2の配線と、
前記第1の配線と前記第2の配線とが交差する領域に形成されたメモリセルと、
前記第1の配線に電圧をそれぞれ印加する複数の第1のドライバと、
前記第1のドライバにそれぞれ電圧を印加する第2のドライバと、
を備える半導体記憶装置の制御方法であって、
前記方法は、
第2のドライバによって、前記第1の配線の中から選択される第1の配線に接続される前記第1のドライバに、第1の電圧を印加することと、
第2のドライバによって、前記選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧と同等かそれ以上の第2の電圧を印加することと、
第2のドライバによって、前記選択される第1の配線に接続される第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低い第3の電圧を印加する場合、前記選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低く、前記第3の電圧よりも高い第4の電圧を印加することと、を備える。
15.14の方法において、前記第2のドライバによって、前記メモリセルへの書き込み時または消去動作時に、前記第1の配線の中から対応する前記第1の配線に接続される前記第1のドライバに、第1の電圧を印加することを更に備える。
16.14の方法において、前記半導体記憶装置は、前記第2の配線に電圧を印加する第3のドライバを更に備え、
前記第3のドライバによって、前記第2の配線の中から選択される第2の配線に前記第1の電圧よりも低く、前記第3の電圧よりも高い第5の電圧を印加し、前記第2のドライバが、前記選択される第1の配線に接続される第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低い第3の電圧を印加する前に、前記選択される第2の配線に前記第1の電圧と同等かそれ以上の第5の電圧を印加することを更に備える。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み合わせることによって種々の発明が抽出される。例えば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、所定の効果が得られるものであれば、発明として抽出され得る。
1…半導体記憶装置、 2…メモリセルアレイ、 3…ロウデコーダ
4…カラムデコーダ、 5…コマンド・インタフェース回路
6…データ入出力バッファ、 7…ステートマシン、 8…アドレスバッファ
9…パルスジェネレータ、 10…コントローラ、 11…半導体基板
21…可変抵抗素子、 22…ダイオード、 30…アドレスデコード部
31…ブロック選択部、 32…ワード線選択部
40、41、41k、41l、43…ドライバ、 42…ブロック駆動部
44…ワード線駆動部、 45…遅延回路、 46…モニタ
50〜57…トランジスタ。

Claims (5)

  1. 第1の方向に延伸し、前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って配置される複数の第1の配線と、
    前記第2の方向に延伸し、前記第1の方向に沿って配置される複数の第2の配線と、
    前記第1の配線と前記第2の配線とが交差する領域に形成され、整流素子及び記憶層が積層された構造を有するメモリセルと、
    前記第1の配線に電圧をそれぞれ印加する複数の第1のドライバと、
    前記第1のドライバにそれぞれ電圧を印加する複数の第2のドライバと、
    前記第2の配線に電圧を印加する第3のドライバと、
    を備え、
    前記第2のドライバは、
    前記第1の配線の中から選択される第1の配線に接続される前記第1のドライバに、第1の電圧を印加し、
    前記選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧と同等かそれ以上の第2の電圧を印加し、
    前記選択される第1の配線に接続される第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低い第3の電圧を印加する場合、前記選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低く、前記第3の電圧よりも高い第4の電圧を印加し、
    隣接する他の第2のドライバが前記第1のドライバに印加している電圧を計測し、他の第2のドライバが印加する電圧が前記第1の電圧から前記第3の電圧に変化した場合に、前記第1のドライバに前記第4の電圧を印加し、
    隣接する他の第2のドライバが前記第1のドライバに印加している電圧を計測し、他の第2のドライバが印加する電圧が前記第3の電圧から前記第1の電圧に変化した場合に、前記第1のドライバに前記第2の電圧を印加し、
    前記第2のドライバは、前記メモリセルへの書き込み時または消去動作時に、前記第1の配線の中から対応する前記第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧を印加し、
    前記第3のドライバは、前記第2の配線の中から選択される第2の配線に前記第1の電圧よりも低く、前記第3の電圧よりも高い第5の電圧を印加し、前記第2のドライバが、前記選択される第1の配線に接続される第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低い前記第3の電圧を印加する前に、前記選択される第2の配線に前記第1の電圧と同等かそれ以上の第6の電圧を印加する
    半導体記憶装置。
  2. 第1の方向に延伸し、前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って配置される複数の第1の配線と、
    前記第2の方向に延伸し、前記第1の方向に沿って配置される複数の第2の配線と、
    前記第1の配線と前記第2の配線とが交差する領域に形成されたメモリセルと、
    前記第1の配線に電圧をそれぞれ印加する複数の第1のドライバと、
    前記第1のドライバにそれぞれ電圧を印加する複数の第2のドライバと、
    を備え、
    前記第2のドライバは、
    前記第1の配線の中から選択される第1の配線に接続される前記第1のドライバに、第1の電圧を印加し、
    前記選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧と同等かそれ以上の第2の電圧を印加し、
    前記選択される第1の配線に接続される第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低い第3の電圧を印加する場合、前記選択される第1の配線に隣接する第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧よりも低く、前記第3の電圧よりも高い第4の電圧を印加する
    半導体記憶装置。
  3. 前記第2のドライバは、隣接する他の第2のドライバが前記第1のドライバに印加している電圧を計測し、他の第2のドライバが印加する電圧が前記第1の電圧から前記第3の電圧に変化した場合に、前記第1のドライバに前記第4の電圧を印加する請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第2のドライバは、隣接する他の第2のドライバが前記第1のドライバに印加している電圧を計測し、他の第2のドライバが印加する電圧が前記第3の電圧から前記第1の電圧に変化した場合に、前記第1のドライバに前記第2の電圧を印加する請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第2のドライバは、前記メモリセルへの書き込み時または消去動作時に、前記第1の配線の中から対応する前記第1の配線に接続される前記第1のドライバに、前記第1の電圧を印加する請求項2に記載の半導体記憶装置。
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