JP2013200736A - バイシクルシェアシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】何時でも何処でも必要なときに自由に自転車を利用することができるバイシクルシェアシステムを提供する。
【解決手段】自転車のレンタル申し込み時には、会員の識別情報と、配達場所の画像情報及び配達場所の位置情報と、配達日時の情報とを、通信ネットワークを通じて事業者側装置に伝達する。事業者側装置は、配達日時と、配達場所の画像情報及び配達場所の位置情報に基づく配達場所とを配達作業者に報知する。配達作業者は、施錠された自転車の配達が完了した後に、配達された自転車を含む配達場所を撮影した画像情報と、その配達場所の位置情報とを会員に伝達する。管理装置は、配達された自転車の施錠を解除するための情報を会員に伝達する。会員の識別情報と、配達された自転車の情報に基づき、自転車のレンタルに関する管理をする。
【選択図】図1

Description

この発明は、事業者が所有する自転車を利用者に貸与するようにするバイシクルシェアシステムに関する。
移動手段として自動車に代わり、自転車を利用することが環境保護による繋がるということで、移動手段としての自転車に注目が集まっている。しかし、通勤や通学に自転車を使いたいが、駅の駐輪場に空きがなく、駅から半径500メートル以内は駐輪禁止区域になっている、あるいは、自宅に駐輪スペースがない、などの理由で、自転車の利用を躊躇せざるを得ない場合がある。
このような背景から、例えば非特許文献1に紹介されているように、公共団体などの事業者が、自転車を無償または有償で利用者に貸与するバイシクルシェアサービスが提案されており、一部、実施されている。
また、特許文献1(特開2002−15370号公報)には、この非特許文献1で紹介されているものと同様の自転車レンタルシステムであって、特定ブロック毎にレンタル自転車駐輪場を設け、一方の駐輪場で借りた自転車を他方の駐輪場で返却できるように、各駐輪場にカードリーダを備えるレンタルキーボックスと、カードリーダを備えるポストステーションを設けるようにしたレンタルサイクルシステムが開示されている。
また、特許文献2(特開2000−172747号公報)には、自転車識別手段と、利用者識別手段と、自転車と利用者とを関連付けて貸し出し、また、その返却を把握する手段と、待機自転車台数を把握する手段と、自転車管理ゲート装置とを、駐輪基地に備える自転車レンタルシステムが開示されている。
しかしながら、上記の従来のバイシクルシェアシステムにおいては、予め定められた所定の場所から自転車を貸し出し、利用後は予め定められた所定の場所への返却を求めると共に、自転車の貸し出し、返却を行う場所である駐輪場や駐輪基地に、ポストステーションや自転車管理ゲート装置などの特殊設備を設ける必要がある。そのため、いつでもどこでも必要なときに自由に自転車を利用するという要求には応えることができなかった。
この問題にかんがみ、特許文献3(特開2004−199163号公報)には、レンタル自転車に、IDカードのリーダライタ5と、このIDカードのリーダライタ5で読み込みや書き込みが行われるデータの送受信を行う通信部21や位置判別装置としてのGPS25等を備える電子端末(コミュータ端末)4を取り付けて、いつでもどこでも必要なときに自由に自転車を利用するという要求に応えるように企図したシステムが提案されている。
特開2002−15370号公報 特開2000−172747号公報 特開2004−199163号公報
ニーヨーク市の取り組み NYC Bike Share Quick Look http://www.youtube.com/watch?v=14rlkQF0z4E
しかしながら、特許文献3のシステムにおいては、レンタルする自転車のそれぞれに、IDカードのリーダライタ5と、コミュータ端末4とを取り付ける必要があり、コスト高となり、レンタル料金が高額なってしまう。
また、コミュータ端末4のGPS25により検出した位置情報を、自転車の現在位置として管理サーバ6に通知するようにしているが、GPSは一般的には、測距誤差が大きいので、その位置情報のみでは、自転車の現在位置を正確に把握することが困難である。
そのため、特許文献3のシステムにおいては、「どこでも必要なときに自由に自転車を利用」とは言っても、0069段落に記載されているように、配達及び返却する自転車の駐輪場は、「予め指定されたコミュータプール(すなわち、駐輪場)・・・例えば駅前の所定区域の他、コンビニエンスストアやファミリーレストラン、ファーストフードといった店舗における敷地内の一部」を用いるようにしなければならない。
更に、同じ駐輪場に、複数台の自転車があった場合には、いずれが利用しようとする、あるいは回収しようとするレンタル自転車であるかは、IDカードをリーダライタに装填してみなければ分からないという問題もある。
したがって、特許文献3のシステムの場合には、「どこでも必要なときに自由に自転車を利用」とは言っても、制限された条件の下での運用を前提としており、実質的な意味での「いつでもどこでも必要なときに自由に自転車を利用」はできないという問題がある。
この発明は以上の点にかんがみ、レンタル自転車には、高額な電子装置を取り付けることを不要とすると共に、何時でも何処でも必要なときに自由に自転車を利用することができるようにしたバイシクルシェアシステムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、
自転車のレンタルを事業として行う事業者に対して会員登録を行った会員のそれぞれが備える、通信ネットワークに接続される会員用通信端末と、
前記事業者側に設けられ、前記通信ネットワークに接続されて通信を実行する通信機能を備える事業者側装置と、
からなるバイシクルシェアシステムであって、
前記会員用通信端末は、
前記会員の操作指示に応じて、自転車のレンタル申し込み時に、前記会員の識別情報と、配達場所の画像情報及び前記配達場所の位置情報と、配達日時の情報とを、前記通信ネットワークを通じて前記事業者側装置に伝達するレンタル申し込み手段を備え、
前記事業者側装置は、
前記会員用通信端末から伝達された前記配達日時と、前記配達場所の画像情報及び前記配達場所の位置情報に基づく前記配達場所とを配達作業者に報知する手段と、
前記配達作業者による施錠された前記自転車の配達が完了した後に、配達された前記施錠された前記自転車を含む配達場所を撮影した画像情報と、その配達場所の位置情報とを前記会員用通信端末に、前記通信ネットワークを通じて伝達する配達完了通知手段と、
前記配達した前記自転車の施錠を解除するための情報を前記会員用通信端末に、前記通信ネットワークを通じて伝達する解除キー情報送信手段と、
前記自転車のレンタル申し込み時に伝達された前記会員の識別情報と、前記配達された自転車の情報に基づき、前記識別情報で識別される前記会員についての自転車のレンタルに関する管理をする管理手段と、
を備え、
前記会員は、前記会員用通信端末により、受信した前記施錠を解除するための情報を用いて、前記配達された自転車の施錠を解除して、前記自転車のレンタルを開始するように
したことを特徴とするバイシクルシェアシステムを提供する。
上述の構成の請求項1の発明によれば、会員は、自転車のレンタル申し込みに先立ち、配達場所を撮影してその画像情報を取得しておくと共に、その配達場所の位置情報を、会員用通信端末に保持しておく。そして、自転車のレンタル申し込み時には、会員は、会員用通信端末により、その保持している配達場所の画像情報及び位置情報に、当該会員の識別情報を含めて、通信ネットワークに送出して、事業者側装置に伝達する。なお、この明細書において、「伝達」とは、通信ネットワークを通じて、情報を送信する場合のみならず、SNS(Social Network System)において、メッセージやデータを投稿することを含む語として扱うものとする。
事業者側では、伝達された会員の識別情報により、レンタル申し込みをしてきた会員を認識する。そして、この会員の識別情報、後の課金などの管理のための情報として用いるようにする。また、伝達された配達日時と、配達場所の画像情報及び位置情報に基づく配達場所を配達作業者に報知する。配達作業者は、配達日時前に、配達場所の位置情報に基づいて配達場所に赴き、配達場所の画像情報により、当該配達場所を確認する。そして、その配達場所において、レンタルする自転車の配達を実行する。このとき、レンタル自転車には施錠が施されている。配達作業者は、配達が完了すると、配達した施錠された自転車を含む配達場所を撮影する。そして、事業者側装置からは、配達された自転車を含む配達場所の撮像画像情報と、位置情報とが会員用通信端末に伝達される。
会員は、会員用通信端末により配達された自転車を含む配達場所の撮像画像情報と、位置情報とから、配達完了を認識する。そして、事業者側装置からは、配達が完了した自転車の施錠を解除するための情報が、会員用通信端末に対して伝達される。
そこで、会員は、配達場所に赴き、画像情報から配達された自転車を確認し、伝達された施錠を解除するための情報を用いて、自転車の施錠を解除し、当該自転車の利用を開始する。
こうして、請求項1の発明によれば、会員は、希望する日時及び希望する配達場所を指定することにより、その日時及び配達場所に自転車を配達してもらって、利用することができる。すなわち、会員は、「何時でも何処でも必要なときに自由に自転車を利用」することができる。この場合に、請求項1の発明によれば、会員が所有する通信端末を用いることにより、自転車には、IDカードのリーダライタや、GPSなどの測位手段を設ける必要はなく、安価にバイシクルシェアシステムを構築することができる。
また、配達された自転車には、施錠が施されており、その施錠の解除は、自転車の配達を要求した会員により、事業者側装置から伝達される解除情報によって行われるように構成されているので、会員以外の第3者が、配達された自転車を利用してしまうことを回避することができる。
また、請求項2の発明は、請求項1において、
前記会員用通信端末は、更に、
前記会員の操作指示に応じて、自転車の返却通知時に、前記会員の識別情報と、返却した場所を、返却する施錠をした自転車を含んで撮影した画像情報及び前記返却した場所の位置情報を前記事業者側装置に、前記通信ネットワークを通じて伝達する返却通知手段を備え、
前記事業者側装置は、
前記会員用通信端末から伝達された前記返却した場所の画像情報及び前記返却した場所の位置情報を回収作業者に報知する手段を更に備えると共に、
前記管理手段は、
前記自転車のレンタル申し込み時に受信した前記会員の識別情報と、前記配達された自転車の情報に基づき、前記識別情報で識別される前記会員についての自転車のレンタルに関する管理をすると共に、前記自転車の返却通知時に受信した前記会員の識別情報と、前記回収作業者により回収された前記自転車の情報に基づき、前記識別情報で識別される前記会員についての自転車の返却を管理する
ことを特徴とするバイシクルシェアシステムを提供する。
この請求項2の発明においては、会員は、レンタルした自転車の返却の際には、自分が希望する返却場所に自転車をおき、施錠をする。そして、会員は、その施錠をした自転車を含んで、その返却場所を撮影し、その撮影画像情報と、その返却場所の位置情報と、会員識別情報とを、事業者側装置に伝達して、自転車の返却通知を行う。
事業者側装置では、回収作業者に、施錠された自転車の画像を含む返却場所の画像情報とその位置情報とから返却場所、及び返却される自転車が報知される。回収作業者は、この報知に基づき、返却対象の自転車を確認しながら、その回収作業を実行することができる。そして、この返却の場合にも、返却される自転車には施錠が施されるので、回収作業者により回収されるまでの間に、その自転車が第3者に利用されてしまうことを防止することができる。
したがって、請求項2の発明によれば、会員は、希望する場所に自転車を配達してもらうことができると共に、希望する場所に自転車を返却して、回収してもらえるバイシクルシェアシステムを提供することができる。
請求項1の発明によれば、利用者が希望する日時及び希望する場所に自転車を配達してもらうことができるバイシクルシェアシステムを提供することができる。また、請求項2の発明によれば、更に、希望する場所に自転車を返却して、回収してもらえるバイシクルシェアシステムを提供することができる。
この発明によるバイシクルシェアシステムの実施形態のネットワーク構成を説明するための図である。 図1のネットワーク構成を説明するために用いる図である。 バイシクルシェアシステムを構成する事業者側の管理装置のハードウエア構成例を示す図である。 図3の管理装置が備える記憶部の記憶内容を説明するための図である。 図3の管理装置が備える記憶部の記憶内容を説明するための図である。 バイシクルシェアシステムを構成する会員側の通信装置のハードウエア構成例を示す図である。 この発明によるバイシクルシェアシステムの実施形態におけるサービス形態を説明するための図である。 この発明によるバイシクルシェアシステムの実施形態における会員側の通信装置の自転車レンタル申し込み時の処理動作の流れを説明するための図である。 この発明によるバイシクルシェアシステムの実施形態における管理装置の自転車レンタル申し込み時の処理動作の流れを説明するための図である。 この発明によるバイシクルシェアシステムの実施形態における配達作業者が備える通信装置の処理動作の流れを説明するための図である。 この発明によるバイシクルシェアシステムの実施形態における会員側の通信装置のレンタル自転車受け取り時の処理動作の流れを説明するための図である。 この発明によるバイシクルシェアシステムの実施形態における管理装置のレンタル中の処理動作の流れを説明するための図である。 この発明によるバイシクルシェアシステムの実施形態における会員側の通信装置の自転車返却時の処理動作の流れを説明するための図である。 この発明によるバイシクルシェアシステムの実施形態における回収作業者が備える通信装置の処理動作の流れを説明するための図である。 この発明によるバイシクルシェアシステムの実施形態における管理装置の自転車返却時の処理動作の流れを説明するための図である。
以下、この発明によるバイシクルシェアシステムの実施形態を、図を参照しながら説明する。
図1は、この実施形態のバイシクルシェアシステムのネットワーク構成を説明するための図である。この実施形態のバイシクルシェアシステムは、事業者1と複数の会員2との間で閉じたネットワークシステムとして構成される。以下に説明する例では、ネットワークシステムは、SNS100の構成とされている。この実施形態のバイシクルシェアシステムを構成するSNS100は、既存のSNSを利用することもできるが、以下に説明する例では、専用のSNSとされている。
事業者1は、自転車のレンタルサービスを事業として行う者で、レンタルする自転車の所有者であり、当該レンタル自転車をストックするための、自前の、あるいは賃貸の駐輪施設を所有する。事業者1は、会員2が指定する場所に自転車を配達し、会員2が指定した返却場所(乗り捨てた場所)で自転車を回収する。このため、事業者1は、自転車の配達用の車両及び回収用の車両を備える。会員2と事業者1との間での、自転車の配達場所や回収場所や日時情報のやり取りは、専用アカウントを使用したSNS100で行う。事業者1は、この例では、管理者3と、配達作業者4と、回収作業者5とからなる。なお、事業者1は、この例のように3者に分ける必要はなく、一つの事業体が、管理者3と、配達作業者4と、回収作業者5とを兼用するようにしても勿論良い。
管理者3は、バイシクルシェアシステムにおいて、会員登録の受け付け、受け付けた会員2の管理、レンタルする自転車の管理、会員2への課金管理などを行なう。管理者3は、前記管理を行なうための管理装置として、例えばパソコンを備える。この管理者3は、例えば市区町村などの地方公共団体とされるのが望ましいが、営利事業会社であっても勿論良い。
この実施形態のバイシクルシェアシステム用の専用のSNS100における通信サービスの提供および管理を行なうSNS運営者は、管理者3が兼務するようにしても良いが、この例では、管理者3の委託を受けた業者が、SNS100の管理及び運営のための管理サーバを具備して、その任に当たるようにされている。
配達作業者4は、会員の要求に応じて、配達用車両を用いて、レンタル自転車の配達をする作業者であり、管理者3の従業者であっても良いし、管理者3と契約した配達事業会社の従業者であってもよい。また、回収作業者5は、会員が返却したレンタル自転車を、配達用車両を用いて、回収する作業者であり、管理者3の従業者であっても良いし、管理者3と契約した回収事業会社の従業者であってもよい。配達作業者4及び回収作業者5は、SNS100に投稿された情報を参照したり、自分が投稿したりするための通信装置として、この例では、携帯電話端末を用いるようにする。
ユーザは、事業者1の管理者3に対して会員登録をすることにより、この実施形態のバイシクルシェアシステムの会員2となり、SNS100に加入する。会員登録の際には、ユーザは自分の氏名や住所などの個人属性(プロファイル)を登録すると共に、SNS100へログインするためのパスワードや、自転車のレンタルサービスを利用した場合の利用料金の決済のためのクレジット番号や銀行等の口座番号の登録も行う。会員2は、SNS100に投稿された情報を参照したり、自分が投稿したりするための通信装置として、この例では、携帯電話端末を用いるようにする。
このバイシクルシェアシステムのSNS100においては、管理者3、配達作業者4、回収作業者5、及び会員2のそれぞれの間には、図1において、実線で結んだような友人関係が予め設定されている。SNS管理サーバは、管理者3、配達作業者4、回収作業者5、及び複数の会員2の間に、そのような友人関係が成立しているSNSの専用アカウントを用意して記憶保持している。
図2は、SNS管理サーバのSNSアカウント記憶部に記憶されているアカウント情報を説明するための図である。すなわち、SNS管理サーバのSNSアカウント記憶部には、SNS100に参加する管理者3、配達作業者4、回収作業者5、会員2のそれぞれに割り当てられるSNSアカウント情報が記憶されていると共に、互いの友人関係が記憶されている。
この例では、図2に示すように、管理者3には、メッセージ用アカウントS1とデータ用アカウントT1とが付与される。配達作業者4と回収作業者5には、一つのアカウントS2,S3が付与される。会員2のそれぞれには、メッセージ用アカウントAi(i=1,2,・・・)とデータ用アカウントDi(i=1,2,・・・)とが付与される。
管理者3のメッセージ用アカウントS1は、会員2、配達作業者4、回収作業者5との種々の情報の伝達のために用いられる。管理者3のデータ用アカウントT1は、後述するように、レンタルした自転車の鍵の施錠を解除するための解除キー情報の伝達のために用いられる。会員2のメッセージ用アカウントAiは、後述するように、自転車のレンタル要求、レンタル自転車の返却通知などの投稿用に用いられる。また、会員2のデータ用アカウントDiは、後述するように、自転車のレンタル中の会員2の現在位置の位置データを投稿するために用いられる。
そして、図1にも示したように、管理者3は、SNS100の他の加入者の全て、すなわち、配達作業者4、回収作業者5、及び全ての会員2と友人関係となっており、その友人関係を有する者との間では、その投稿を互いに参照することができる。また、会員2のそれぞれは、SNS100の他の加入者の全て、すなわち、管理者3、配達作業者4及び回収作業者5と友人関係となっており、その友人関係を有する者との間では、その投稿を互いに参照することができる。
また、配達作業者4及び回収作業者5は、管理者3と全ての会員2と友人関係となっており、その友人関係を有する者との間では、その投稿を互いに参照することができるが、配達作業者4と回収作業者5とは友人関係とはなっておらず、互いにその投稿は参照できない。なお、配達作業者4と回収作業者5とを友人関係としなかったのは、互いの投稿を参照する必要がないと考えられるからで、互いに友人関係となっていても構わない。ただし、各会員2の相互間は、友人関係を設定せず、互いに独立としている。
そして、管理者3、配達作業者4および回収作業者5のそれぞれには、SNS管理サーバに記憶保持されている、その専用アカウントが予め割り当てられる。一方、会員2に対しては、前記SNS管理サーバに記憶保持されている会員用のSNSアカウントが割り当てられる。すなわち、前記SNS管理サーバに記憶保持されている会員2に割り当てるSNSアカウントは、管理者3も記憶保持している。管理者3は、会員登録して会員になったユーザに対して、その記憶している会員用のアカウント情報のうちの未使用のものを、新たな会員2に割り当て付与するようにする。
なお、図示は省略したが、SNS100の管理サーバには、管理者3、配達作業者4、回収作業者5、及び全ての会員2のそれぞれの、SNS100へログインするためのパスワードも記憶されている。
[管理者3の管理装置の構成例]
前述したように、この実施形態では、管理者3は、例えばパソコンからなる管理装置を備える。図3は、この管理者用の管理装置300の構成例を示すものである。すなわち、この例の管理装置300は、コンピュータからなる制御部310が、システムバス301を通じて、会員用アカウント管理部302、会員情報管理部303、レンタル自転車管理部304、レンタル管理部305、無線通信回路部306、投稿処理部307、投稿参照部308、解除キー情報生成部309、時計回路311、SNS参加処理部312のそれぞれに接続されて構成されている。
会員用アカウント管理部302は、SNS管理サーバに保持されているのと同じ会員用アカウントを、その使用中か否かを示すフラグと共に、記憶部302Mに記憶して管理している。制御部310は、会員登録してきたユーザに対しては、この記憶部302Mに記憶されている会員用アカウントのうち、使用中ではない会員用アカウントを付与する。そして、制御部310は、会員2にアカウントを付与したときには、記憶部302Mの当該会員用アカウントに対して使用中のフラグを記憶する。
会員情報管理部303は、その記憶部303Mに、ユーザからの会員登録を受け付けて、その登録された会員の会員情報を記憶して管理する。ユーザからの会員登録は、例えばインターネットを通じて行うこともできるし、ユーザが管理者3の窓口に赴き、管理者3に対して、直接的に会員登録の申し込みを行うようにことでもできる。
図4(A)に、会員情報記憶部303Mに記憶される会員情報の例を示す。会員2のそれぞれは、会員登録の際に会員ID(IDは識別情報。以下同じ)及びSNS100へのログイン用のパスワードを設定すると共に、氏名、住所、クレジットカード番号や銀行口座番号などの決済用情報を登録する。会員情報記憶部303Mに記憶される会員情報としては、この図4(A)に示すように、それらの設定及び登録された情報と共に、付与された会員用アカウント情報、・・・などが会員IDに紐付けられて記憶されている。
この会員情報は、SNS100の管理サーバに登録される各会員のプロファイル情報と同じものであっても良いが、この例では、自転車レンタルについての課金のための情報なども含まれるために、別途登録されて記憶保持される。
レンタル自転車管理部304は、事業者1が所持しているレンタル対象の自転車を管理するための情報を、レンタル自転車記憶部304Mに保持して管理する。図4(B)に、このレンタル自転車記憶部304Mに記憶されるレンタル自転車情報の例を示す。すなわち、この例では、レンタル対象の自転車のそれぞれには、自転車IDが付与されており、この自転車IDに対応付けられて、各自転車の種別、自転車画像、鍵情報が記憶されると共に、レンタル中であるか否かを示す利用可否情報も記憶される。自転車画像は、当該自転車を視覚的に確認するために用いられる情報である。
なお、この実施形態では、レンタル自転車には、各自転車の自転車IDを発信するRF−ID通信部が取り付けられている。したがって、このレンタル自転車に取り付けられているRF−ID通信部と通信を行うことにより、その自転車の自転車IDを取得することができる。
自転車の種別としては、この例では、例えば、電動自転車、スポーツタイプの自転車、買い物用自転車、子供用自転車などがある。この実施形態では、後述するように、会員2は、レンタル要求時に、レンタルしたい自転車の種別を指定することができるように構成されている。
自転車の鍵のタイプとしては、この例では、機械式と電子式の2タイプがある。機械式の鍵は組合せ数字を鍵に対して設定するタイプのもので、レンタル自転車記憶部304Mに記憶される鍵情報の解除キー情報は、その組合せ数字である。
また、電子式の鍵は、RF−ID通信部に書き込まれた第1の暗号化キーと、別途個別に割り振られた第2の暗号化キーとの2つを足した秘密鍵を用いるものとされている。そして、この電子式の鍵は、自転車に取り付けられているRF−ID通信部に接続されており、そのRF−ID通信部に第2の暗号化キーが送られて時に、自転車の施錠が解除される仕組みとされている。そして、電子式の鍵について、レンタル自転車記憶部304Mに記憶される鍵情報の解除キー情報は、第2の暗号化キーである。
レンタル管理部305は、レンタル中の自転車を、その管理情報をレンタル管理記憶部305Mに記憶して管理する。図5に、レンタル管理記憶部305Mに記憶される管理情報の例を示す。すなわち、図5に示すように、レンタル管理情報としては、レンタルされた自転車の自転車IDに対応付けて、レンタルした会員2の会員ID、自転車の現在位置、利用状況(使用中か、配達中か、回収中かの情報)、レンタル開始日時、レンタル終了日時などとされる。
制御部310は、レンタル管理部305の記憶部305Mの記憶情報に基づいて、レンタル中の自転車の状況を管理すると共に、レンタル終了後におけるレンタルをした会員2についての課金処理などを行う。
無線通信回路部306は、通信ネットワークを通じて通信を行うためのもので、この実施形態では、特に、SNS100に投稿をしたり、SNS100に投稿されたメッセージやデータを参照したりするために用いられる。
投稿処理部307は、制御部310の制御の下に、SNS100に投稿するメッセージやデータを生成して、SNS100への投稿を実行する。投稿参照部308は、制御部310の制御の下に、SNS100に投稿された友人関係にある加入者からのメッセージやデータを参照する。
解除キー情報生成部309は、後述するように、レンタル自転車管理部303の記憶部303Mから、レンタル要求された自転車の施錠を解除するための解除キー情報を読み出して、会員2に送る情報を生成する。
時計回路311は、カレンダ機能を備える日時情報の発生部である。例えば、SNS100に投稿をしたときに、その投稿には、この時計回路311からの日時情報が付加される。
SNS参加処理部312は、管理者3に付与されたSNSアカウントと設定されたパスワードを用いてSNS100にログインするための処理部である。なお、この管理装置300は、動作中は、常にSNS100にログインしており、会員2や配達作業者4、回収作業者からの投稿を常に参照可能であると共に、必要に応じた投稿を行うようにする。
なお、上述した図3の構成例における会員アカウント管理部302、会員情報管理部303、レンタル自転車管理部304、レンタル管理部305、投稿処理部307、投稿参照部308、解除キー情報生成部309、SNS参加処理部312は、ソフトウエアプログラムにより構成される機能をブロックとして示したもので、制御部310の制御により、それぞれの処理機能を実行するものである。
[会員2の通信端末の構成例]
この実施形態では、会員2の通信端末は、いわゆるスマートフォンと呼ばれる高機能の携帯電話端末とされている。図6は、この会員2の通信端末の例としての携帯電話端末200の構成例を示すものである。すなわち、この例の携帯電話端末200は、マイクロコンピュータからなる制御部210が、システムバス201を通じて、無線通信回路部202、通話回路部203、表示部インターフェース204、タッチパネルインターフェース205、GPS測位部206、カメラ部207、撮影情報保持部208、RF−ID通信部209、会員情報保持部211、投稿データ生成部212、投稿処理部213、投稿参照部214、SNS参加処理部215、鍵情報処理部216、時計回路部217、と接続されて構成されている。
無線通信回路部202は、携帯電話網さらにはインターネットに接続するための回路部である。通話回路部203は、携帯電話端末として、携帯電話網を通じて通話を行うための回路部であり、この通話回路部203には、受話器となるスピーカ221と送話器となるマイクロホン222接続されている。
表示装置インターフェース204には、表示装置、例えばLCD(Liquid Crystal Display)223が接続される。LCD223の表示画面上にはタッチパネル224が設けられており、このタッチパネル224は、タッチパネルインターフェース205に接続されている。
この実施形態では、操作ボタンなどの操作入力は、このタッチパネル204を通じて行えるようにされており、LCD223の表示画面には、制御部210の制御にしたがって、文字入力キー操作画面や設定受付画面などが表示される。使用者は、このタッチパネル224に対して、指でタッチ操作したり、指でスライドさせたりする所定の振る舞いをすることにより、所定の操作入力をすることができる。
タッチパネルインターフェース205は、タッチパネル224を通じた使用者による操作指示入力に応じた操作検出信号を、システムバス200を通じて制御部210に送出する。制御部210は、タッチパネルインターフェース205から受けた操作検出信号から、使用者により、どのような操作入力がされたかを検出し、その検出結果に応じた制御処理を行う。
GPS測位部206は、GPS衛星からの電波を受信して、携帯電話端末200の現在位置を測位して検知し、その検知した現在位置の位置情報をシステムバス200を通じて制御部210に転送する。
カメラ部207は、ユーザにより撮影対象として定められた被写体を、撮影レンズを通じて取り込み、撮影画像情報として取得する。このカメラ部207で、取り込まれた撮影画像情報は、撮影画像情報保持部208に格納して保持することが可能である。
RF−ID通信部209は、近距離通信手段を構成するもので、この実施形態では、レンタル対象の自転車に取り付けられているRF−ID通信部と通信を行って、その自転車の自転車IDを取得するため等に用いられる。
会員情報保持部211は、バイシクルシェアシステムの事業者1の管理者3に対して会員登録したときに割り当てられた会員用アカウント情報を、会員IDに対応付けて保持する。投稿データ生成部212は、後述するように、レンタル要求時や、レンタル自転車の返却通知時に、投稿するデータを生成する処理部である。
投稿処理部213は、制御部210の制御の下に、投稿メッセージをSNS100に投稿したり、投稿データ生成部212で生成された投稿データをSNS100へ投稿したりする処理部である。投稿参照部214は、制御部210の制御の下に、SNS100に投稿された友人関係にある加入者からのメッセージやデータを参照する処理部である。SNS参加処理部215は、会員2に付与されたSNSアカウントと設定されたパスワードを用いてSNS100にログインするための処理部である。
鍵情報処理部216は、後述するように、自転車のレンタルを要求したときには、自転車の施錠を解除するための解除キー情報を取得して、自転車の施錠を解除する処理を行うための処理部である。
時計回路217は、カレンダ機能を備える日時情報の発生部である。例えば、カメラ部207で撮影したときには、その撮影情報には、この時計回路217からの日時情報が併せて記憶される。また、SNS100に投稿をしたときに、その投稿には、この時計回路217からの日時情報が付加される。
なお、この実施形態では、会員2が、携帯電話端末200を用いて、SNS100にログインをすると、SNS管理サーバからは、インターネットを通じてバイシクルシェアシステム用のSNS支援プログラムが送られてくる。会員2は、その支援プログラムを携帯電話端末200で取得して、SNS100への投稿及び投稿の参照をするようにする。前述した図6の構成例における投稿データ生成部212、投稿処理部213、投稿参照部214、SNS参加処理部215、鍵情報処理部216は、その支援プログラムにより構成される機能をブロックとして示したもので、制御部210の制御により、それぞれの処理を実行する。
[配達作業者4用及び回収作業者5用の通信端末]
この実施形態では、前述したように、配達作業者4用及び回収作業者5用の通信端末も携帯電話端末が用いられる。そして、その配達作業者4用及び回収作業者5用の携帯電話端末の構成は、図6に示した会員用の携帯電話端末200と同様の構成とされる。ただし、この場合に、図6の構成例における投稿データ生成部212、投稿処理部213、投稿参照部214、SNS参加処理部215などのバイシクルシェアシステム用の支援プログラムにより構成される各部は、配達作業者用及び回収作業者用とされる。なお、鍵情報処理部216は、配達作業者4用及び回収作業者5用の通信端末には、この例では、設けられない。
[自転車のレンタル申し込み、自転車の配達、自転車の返却及び回収について]
この実施形態のバイシクルシェアシステムにおける自転車レンタルサービスは、予め定められたサービスエリア範囲内に限定されて行われる。そして、そのサービスエリア範囲内であれば、何時でも何処へでも自転車の配達をしてもらえ、また、何時でも何処でも返却して回収してもらえる。
また、この実施形態では、自転車の配達及び回収を、会員2の指定する任意の場所で行うだけでなく、予め定めた巡回ルートで実行することができるようにしており、この巡回ルート上の予め定められた場所での配達及び回収については、課金料金が割安となるようにサービスが行われる。
図7は、この巡回ルートを説明するための図である。すなわち、前記サービスエリア範囲内の所定の位置には、事業者1が所持している駐輪施設401が存在し、その駐輪施設401には、レンタル可能な自転車がストックされている。そして、この駐輪施設401を基点及び終点として、前記サービスエリア範囲内に、巡回ルート402が設定される。
図7に示すように、この例では、事業者1は、この巡回ルート402に沿って存在する、駐輪スペースを有する種々の施設、例えばガソリンスタンド403、コンビニエンスストア404、ファミリーレストラン405、公民館などの公共施設406などと契約して、その駐輪スペースを、レンタル自転車の配達場所及び回収場所として使用させてもらうようにしている。
そして、配達作業者4は、配達すべき自転車を積載した配達用車両407により、巡回ルート402に沿って移動して、指定された配達場所に、指定された日時よりも前の時点において配達作業をする。また、回収作業者5は、回収用の車両408により、巡回ルート402に沿って移動して、指定された回収場所で、返却された自転車を回収するようにする。
このような巡回ルート402に沿った配達及び回収は、予め定まった巡回ルート402で行われるので、配達時間や回収時間を考慮した配達計画や回収計画を立てやすくなる。また、作業者が、配達と回収を同時に行うことも容易になる。したがって、巡回ルート402に沿ったレンタル自転車の配達及び回収の場合には、レンタル使用料金を安価にすることが可能である。
一方、例えば会員宅409など、会員2が指定した配達場所や回収場所が巡回ルート402とは離れている場合には、特に、その位置にまで赴いて配達や回収を行わなければならないので、会員にとっては便利であるが、レンタル使用料金は高額に設定されることになる。
次に、自転車のレンタル申し込み、自転車の配達、自転車の返却及び回収における管理者3の管理装置300、会員2の携帯電話端末200、配達作業者4や回収作業者5の携帯電話端末における動作について、より詳細に説明する。
[自転車のレンタル申し込みから配達まで]
<自転車のレンタル申し込み:会員の携帯電話端末200での処理;図8>
会員は、自転車のレンタルを申し込むに当たっては、事前に、配達してもらう場所を決めておく。そして、自転車を配達してもらう場所が、前述した巡回ルート402上にないときには、予め、その希望する配達場所を携帯電話端末200のカメラ部207を用いて撮影し、その撮影画像情報を撮影画像情報保持部208に記憶しておく。この際に、撮影画像情報保持部208に記憶される情報には、撮影画像情報に対応付けられている付随情報としてのExif情報の一つとして、GPS測位部206で測位された、当該撮影位置の位置情報が含まれる。
会員2による自転車のレンタル申し込み時における携帯電話端末200での処理動作の流れは、図8に示すようなものとなる。会員2は、自転車のレンタルの申し込みをしたいときには、先ず、携帯電話端末200の例えばブックマークのリストから、バイシクルシェアを選択する。すると、携帯電話端末200の制御部210は、図8のステップS101に示すように、バイシクルシェアシステムにおける会員ID及びパスワードの入力を促す画面をLCD223に表示する。
このステップS101において、会員2が会員IDとパスワードを入力して、ネットワークへのアクセスを実行すると、携帯電話端末200のSNS参加処理部215は、会員情報保持部211に記憶されているSNS100のアカウント情報と、パスワードとをSNS100の管理サーバに送って、SNS100にログインする。SNS100へのログインが完了すると、制御部210は、バイシクルシェアシステムの支援プログラムに従って、携帯電話端末200のLCD223の画面に、「レンタル申し込み」、「自転車返却」、を少なくともメニュー選択項目として含むバイシクルシェアメニューを表示する(ステップS102)。
会員2が、このアプリケーションメニューから、タッチパネル224を通じて「レンタル申し込み」を選択して決定操作をすると、制御部210は、LCD223の画面に、レンタル対象の自転車の種別の一覧を表示する(ステップS103)。
そこで、会員2が、この自転車の種別の一覧から、希望する自転車の種別を選択して決定操作をすると、制御部210は、それをバッファに保持した後、LCD223の表示画面に、配達場所及び配達日時の設定用の画面を表示し、配達場所の指定及び配達日時の指定を受け付ける(ステップS104)。
会員は、配達日時については、タッチパネル224を通じて入力するようにする。すると、制御部210は、その入力された日時情報をバッファに保持する。
また、配達場所については、会員2が巡回ルート上を選択すると、LCD223の表示画面には、巡回ルート上の配達場所として選択可能な場所の一覧が表示される。この一覧に表示される巡回ルート上の場所については、会員2の携帯電話端末200は、それぞれの場所の画像を、SNS管理サーバから取得して参照可能とされている。会員2は、その画像を参照して、巡回ルート上の配達場所を選択指定することができる。制御部210は、選択指定された巡回ルート上の場所の識別情報を、配達場所の指定情報としてバッファに保持する。
また、配達場所について、巡回ルート上ではなく、希望場所が選択された場合には、携帯電話端末200の制御部210は、撮像画像情報保持部208に記憶されている配達場所の画像情報及び位置情報を読み出して会員2に提示する。会員は、その画像情報と位置情報に基づく地図上の位置や住所を参照し、配達場所として指定することができる。制御部210は、指定された配達場所の画像情報及び位置情報を、配達場所の指定情報としてバッファに保持する。
次に、ステップS104での配達日時及び配達場所の指定が終了して、自転車のレンタル申し込みの実行指示を会員から受けると、携帯電話端末200の投稿情報生成部212は、自転車のレンタル申し込みメッセージ文を生成すると共に、バッファに保持されている自転車の種別と、配達場所の指定情報(巡回ルート上の場所の識別情報あるいは配達場所の画像情報及びその位置情報)と、配達日時とに、会員ID及びパスワードを付加した申し込み時投稿情報を生成する。自転車のレンタル申し込みメッセージ文は、例えば、「自転車のレンタルを申し込みます」のような定型文として生成される。
そして、携帯電話端末200の投稿処理部213は、投稿情報生成部212で生成された自転車のレンタル申し込みメッセージ文と申し込み時投稿情報とを、メッセージ用アカウントを用いてSNS100に投稿する(ステップS105)。
なお、この実施形態においては、このときの自転車のレンタル申し込みの投稿は、「レンタル申し込み」のハッシュタグが付加されており、SNS100では、会員2と友人関係にある管理者3、配達作業者4、回収作業者5のうち、管理者3と、配達作業者4のみが参照可能となるように予め設定されている。そして、管理者3のシェア管理装置300では、「レンタル申し込み」のハッシュタグが付加された投稿は、後述する「回収依頼」のハッシュタグが付加された投稿と区別して参照可能となるようにされている。なお、回収作業者5にもレンタル申し込みの投稿を参照させるようにしても良い。
<自転車のレンタルの申し込みの受け付け;管理者の管理装置300での処理;図9>
会員2と管理者3とは友人関係にあり、「レンタル申し込み」のハッシュタグが付加された会員2の投稿は、管理者3が参照できるものとして設定されているので、管理装置300がSNS100にログインしている状態では、管理装置300の投稿参照部308は、会員2からの自転車のレンタル申し込みメッセージ及び申し込み時投稿情報を参照することできる(図9のステップS111)。なお、以下の説明においては、レンタル申し込みの投稿を行った会員2を他の会員2と区別するために、会員2Sとする。
管理装置300は、この「レンタル申し込み」のハッシュタグが付加された会員2Sの投稿の参照により、会員2Sからのレンタル申し込みがあったと判別し、会員2Sの投稿中のパスワードと会員IDとにより、会員認証を行う(ステップS112)。
そして、その会員認証の結果、認証がNGであったときには、管理装置300の投稿処理部307は、レンタル申し込みがNGである旨を、レンタル申し込みの投稿をした会員2Sに宛てたダイレクトメッセージとして投稿する(ステップS113)。会員2Sの携帯電話端末200のLCD223の画面には、このレンタル申し込みNGの投稿ログが表示されるので、会員2Sは、レンタル申し込みNGを知り、再度の申し込みを行うなどの対処をするようにする。
また、会員認証の結果、認証がOKであったときには、管理装置300の制御部310は、レンタル管理部305Mに当該会員2Sの会員IDを登録する(ステップS114)と共に、投稿処理部307により、レンタル申し込みがOKである旨を、メッセージ用アカウントを用いて、レンタル申し込みの投稿をした会員2Sに宛てたダイレクトメッセージとして投稿する(ステップS115)。この投稿は、会員2Sの携帯電話端末200で参照されて、会員2Sは、レンタル申し込みが受け付けられたことを認識することができる。
そして、管理装置300の制御部310は、レンタル申し込みがOKであったときには、会員2Sの投稿情報に含まれるレンタル要求された自転車の種別を判断して、レンタル自転車管理部304の記憶部304Mに記憶されている当該種別の自転車の中から、使用中でない自転車を探索し、その自転車IDと、その自転車画像情報を抽出する。そして、管理装置300の制御部310は、その抽出した自転車ID及び自転車画像情報を、配達作業者4に宛てたダイレクトメッセージとして投稿する(ステップS116)。
そして、管理装置300の制御部310は、レンタル自転車管理部304の記憶部304Mに、配達作業者4に伝えた自転車IDに対応して、「配達中」を記録する(ステップS117)。
なお、管理装置300の制御部310は、図5には、図示を省略したが、レンタル管理部305の記憶部305Mには、配達場所と回収場所が巡回ルート上か否かの記録欄があり、このレンタル申し込みの際には、配達場所が巡回ルート上の場所であるか否かの情報が記録される。
<配達作業者による自転車の配達;配達作業者の携帯電話端末での処理:図10>
配達作業者4が、その携帯電話端末に自己に割り当てられているSNSアカウントと、パスワードを入力して、ネットワークに発信することにより、配達作業者4の携帯電話端末は、SNS100にログインする。なお、配達作業者4の携帯電話端末が、このSNS100に専用の端末であるときには、当該端末に電源が投入されている状態では、自動的に、配達作業者のSNSアカウントとパスワードを用いてSNS100に常にログインしている状態とすることもできる。
配達作業者4の携帯電話端末(以下、携帯電話端末400とする)が、SNS100にログインしている状態では、配達作業者4が会員と友人関係にあると共に、「レンタル申し込み」のハッシュタグが付加された会員2の投稿は、配達作業者4が参照できるものとして設定されているので、配達作業者4は、当該携帯電話端末400により、会員2Sからの自転車のレンタル申し込みメッセージ及び申し込み時投稿情報を参照することできる(図10のステップS121)。
配達作業者4の携帯電話端末400は、この投稿の参照の結果、配達場所の指定情報を取得する。配達作業者4の携帯電話端末400は、巡回ルート上の配達指定可能な場所の画像及び位置情報を、それぞれの識別情報に対応させて保持している。
取得した配達場所の指定情報が、巡回ルート上の場所の識別情報であるときには、携帯電話端末400は、当該記憶保持している情報から、その取得した識別情報に対応する巡回ルート上の配達場所及びその位置情報を読み出して、例えばLCD画面に表示するなどして、配達作業者に報知する。また、取得した配達場所の指定情報が、会員2Sが指定した任意の配達場所の画像情報及びその位置情報であるときには、その配達場所の画像情報及びその位置情報を例えばLCD画面に表示するなどして、配達作業者に報知する(ステップS122)。
また、配達作業者4の携帯電話端末400は、管理者3から当該配達作業者に宛てて投稿されてきた情報を参照し(ステップS123)、配達すべき自転車の自転車ID及びその画像を取得して、その自転車の画像をLCD画面に表示するなどして、配達作業者に報知する(ステップS124)。
図10では、省略するが、配達作業者4は、駐輪施設401に赴き、取得した自転車ID及び自転車画像を用いて、配達すべき自転車を特定する。すなわち、この例においては、前述したように、レンタル自転車のそれぞれには、自分の自転車IDを記憶したRF−ID通信部が搭載されている。そして、この例では、レンタル自転車のRF−ID通信部は、自転車IDの通信を行ったときには、その通信中を示すために、発光部やブザー音発生部を備えている。そして、配達作業者4が、その携帯電話端末400のRF−ID通信部により、取得した自転車IDを用いて通信を行うと、対応する自転車IDの自転車のRF−ID通信部は、備えている発光部やブザー音発生部により、通信中を知らせる。これにより、配達作業者4は、配達すべき自転車を容易に見つけることができる。そして、配達作業者4は、さらに、自転車画像により確認して、配達すべき自転車を駐輪施設から搬出する。
その後、配達作業者4は、ステップS122で確認した指定された配達日時よりも前の日時において、指定された配達場所に、指定された種別の自転車を配達する。そして、その配達場所において、配達作業者4は、配達したレンタル自転車を被写体として含めて配達場所を撮影する。携帯電話端末400は、その撮影画像情報を一時記憶保持すると共に、そのGPS測位部で当該配達場所の位置を測定して得た位置情報と、配達日時(撮影日時)を付随情報として一時記憶保持する(ステップS125)。
そして、携帯電話端末400は、配達作業者4のSNS100への投稿操作指示に応じて、配達完了をした旨のメッセージ文と、配達した自転車の自転車IDと、一時保持している配達した自転車を含む配達場所の画像情報、位置情報及び配達日時の情報とからなる配達完了の投稿情報を生成し、会員2S及び管理者3に宛てたダイレクトメッセージとして投稿する(ステップS126)。
<配達された自転車の受け取り:会員2Sの携帯電話端末での処理;図11>
会員2Sの携帯電話端末200の投稿参照部214は、上記の配達作業者からの配達完了の投稿を参照し(ステップS131)、配達が完了した旨のメッセージ文、配達された場所及び配達された自転車の画像、その位置情報、更に配達日時をLCD223の画面に表示して、会員2Sに報知する(ステップS132)。
一方、後述するように、管理装置300では、配達作業者4からの配達完了の投稿情報を確認すると、会員2S宛に、配達された自転車の施錠を解除するための解除キー情報をデータアカウントにより投稿してくるので、会員2Sの携帯電話端末200の投稿参照部214は、その投稿を参照して(ステップS133)、その解除キー情報を取得して保持するようにする(ステップS134)。なお、データアカウントによる投稿は、会員2Sには呈示されない。
会員2Sは、ステップS132での報知を受けて、配達された自転車の受け取りのために、配達場所に赴き、取得した自転車画像を用いて、配達すべき自転車を特定する。そして、会員は、ステップS134で取得した解除キー情報を用いて、自転車の施錠を解除する(ステップS135)。この場合、自転車の鍵が機械式であるときには、携帯電話端末200の制御部210は、LCD223の表示画面に、当該鍵の解除をするための組合せ番号を表示する。会員2Sは、このLCD223の表示画面に表示される組合せ番号を、当該鍵に対して設定することで、施錠の解除をする。また、自転車の鍵が電子式であるときには、制御部210の制御指示に基づき、携帯電話端末200のRF−ID通信部209は、ステップS134で取得した第2の暗号化キーを、自転車に搭載されているRF−ID通信部に送り、施錠を解除する。
次に、携帯電話端末200の制御部210は、RF−ID通信部209により、自転車のRF−ID通信部と通信を行って、自転車IDを取得する(ステップS136)。次に、携帯電話端末200は、投稿情報生成部212において、この自転車IDを含んだレンタル開始メッセージ文を生成し、投稿処理部213により、このレンタル開始メッセージの投稿をSNS100に対して実行する(ステップS137)。
レンタル開始メッセージを投稿した携帯電話端末200は、更に、GPS測位部206で現在地の位置情報を測位し(ステップS138)、ステップS136で取得した自転車IDと対応付けて、その取得した現在地の位置情報を、データアカウントを用いてSNS100に投稿する(ステップS139)。携帯電話端末200は、このステップS138及びステップS139による取得した現在地の位置情報の投稿を、自転車が返却されるまで、例えば一定時間毎に実行する。
なお、上述の例では、管理装置300からは、解除キー情報のみが伝達されるようにしたが、管理装置300から、解除キー情報と共に、配達される自転車の自転車IDが伝達されるようにしても良い。その場合には、前述した配達作業者4の場合と同様に、会員2Sは、携帯電話端末200のRF−ID通信部209からその自転車IDを送出して、対応する自転車IDの自転車のRF−ID通信部と通信させることで、発光部やブザー音発生部を動作させて、配達された自転車を容易に見つけ出すことができる
<配達された自転車のレンタル中管理;管理装置での処理:図12>
管理装置300では、投稿参照部308により配達作業者4からの配達完了の投稿情報を参照する(ステップS141)。そして、管理装置300の制御部310は、参照した投稿情報に含まれる自転車IDにより、対応する自転車の鍵の解除情報をレンタル自転車記憶部304Mから読み出し、その鍵の解除情報を会員2Sに宛てたダイレクトメッセージとしてSNS100に投稿する(ステップS142)。
また、管理装置300は、投稿参照部308により会員2Sからのレンタル開始メッセージの投稿を参照し(ステップS143)、ステップS142での会員2Sに宛てた鍵の解除キー情報の投稿の終了と相俟って、その自転車IDの自転車のレンタル開始を確認する(ステップS144)。
そして、管理装置300の制御部310は、レンタル自転車記憶部304Mの当該自転車IDに対応する利用可否情報として「利用中」を記録する(ステップS145)。更に、管理装置300の制御部310は、レンタル管理部305の記憶部305Mにおいて、当該自転車IDに対応する利用状況を、「配達中」から「使用中」に変更すると共に、レンタル開始日時として、レンタル開始メッセージの投稿時の日時を記録する(ステップS146)。
また、管理装置300は、投稿参照部308により、会員2Sからのデータアカウントによる現在地情報の投稿を参照し(ステップS147)、レンタル中の自転車の現在地情報を取得する(ステップS148)。そして、管理装置の制御部310は、その取得した現在地情報を、前記投稿に含まれる自転車IDに対応する現在地情報として、レンタル管理部305の記憶部305Mに記録する(ステップS146)。
以上のようにして、この実施形態によれば、会員2は、任意の配達日時に、任意の配達場所に、レンタル自転車を配達してもらって、利用することができる。そして、その場合において、配達場所及びレンタル自転車は、レンタルの申込者側及びレンタル自転車の配達者側の双方で、撮影画像及び位置情報により確認することができるようにしたので、配達場所及びレンタル自転車を間違えることを回避することができる。
また、レンタル自転車は、任意の場所に配達されるが、レンタル申込者しか解除できない施錠が施されて配達されるので、レンタル自転車がレンタル申込者以外の者に、無断で利用されてしまう事態を防止することができる。
また、この実施形態では、予め定められた巡回ルート上の配達可能な場所も、配達場所として指定することができるようにしているので、その巡回ルート上の場所が配達場所として指定された場合には、配達が容易となる。このため、レンタル料金の課金を、当該巡回ルート上の配達場所の場合には安価に設定することが可能となる。
更に、レンタル自転車の配達後の利用中においては、会員の現在位置を常に確認することができるようにしたことにより、レンタル自転車の現在位置の把握が容易となり、自転車の故障などが生じた場合にも、その場所に赴いて適切な処置を取ることが可能となる。
[自転車の返却から回収まで]
<自転車の返却:会員の2Sの携帯電話端末での処理;図13>
会員は、レンタル自転車の返却の通知する前に、自転車を返却して回収してもらう場所を決めて、その場所に返却する自転車を運んで施錠をしておく。そして、その回収場所において、会員2Sは、以下に説明するような回収依頼のための処理を実行する。
先ず、会員2は、レンタル自転車の返却の通知をしたいときには、申し込み時と同様にして、携帯電話端末200のブックマークのリストから、バイシクルシェアを選択し、図13のステップS151に示すように、バイシクルシェアシステムにおける会員ID及びパスワードの入力を促す画面をLCD223に表示する。
このステップS151において、会員2Sが会員IDとパスワードを入力して、ネットワークへのアクセスを実行すると、携帯電話端末200のSNS参加処理部215は、会員情報保持部211に記憶されているSNS100のアカウント情報と、パスワードとをSNS100の管理サーバに送って、SNS100にログインする。SNS100へのログインが完了すると、制御部210は、バイシクルシェアシステムの支援プログラムに従って、携帯電話端末200のLCD223の画面に、「レンタル申し込み」、「自転車返却」、を少なくともメニュー選択項目として含むバイシクルシェアメニューを表示する(ステップS152)。
会員2Sが、このアプリケーションメニューから、タッチパネル224を通じて「自転車の返却」を選択して決定操作をすると、制御部210は、LCD223の画面に、回収場所における施錠した返却するレンタル自転車の撮影を依頼するメッセージをLCD223の表示画面に表示すると共に、音声で会員2Sに通知する(ステップS153)。
会員2Sは、この通知にしたがって、その回収場所において、カメラ部207により、施錠を施したレンタル中の自転車を、その場所が確認可能なように撮影する。その撮影された画像情報は、携帯電話端末200の撮影画像情報保持部208に保持される。この際に、撮影画像情報保持部208に記憶される情報には、撮影画像情報に対応付けられている付随情報としてのExif情報の一つとして、GPS測位部206で測位された、当該撮影位置の位置情報が含まれる。
次に、自転車の返却及び回収依頼の実行指示を会員から受けると、携帯電話端末200の投稿情報生成部212は、自転車の回収依頼メッセージ文を生成すると共に、撮影画像情報記憶部208に保持されている画像情報及びその撮影位置の位置情報とに、会員ID及び自転車IDを付加した回収依頼投稿情報を生成する。自転車の回収依頼メッセージ文は、例えば、「レンタル自転車の回収を依頼します」のような定型文として生成される。
そして、携帯電話端末200の投稿処理部213は、投稿情報生成部212で生成された自転車の回収依頼メッセージ文と画像情報及び撮影位置(回収位置)の位置情報とを、メッセージ用アカウントを用いてSNS100に投稿する(ステップS154)。
そして、携帯電話端末200は、レンタルして利用中は常に行っていた現在地情報の投稿を停止するようにする(ステップS155)。以上で、レンタル自転車の返却及び回収依頼のための処理は終了となる。
なお、この実施形態においては、このときのレンタル自転車の回収依頼の投稿は、「回収依頼」のハッシュタグが付加されており、SNS100では、会員2Sと友人関係にある管理者3、配達作業者4、回収作業者5のうち、管理者3と、回収作業者5のみが参照可能となるように予め設定されている。もっとも、配達作業者4にも回収依頼の投稿を参照させるようにしても良い。
<自転車の回収;回収作業者の携帯電話端末での処理;図14>
回収作業者5の携帯電話端末(以下、携帯電話端末500とする)が、SNS100にログインしている状態では、回収作業者5が会員と友人関係にあると共に、「回収依頼」のハッシュタグが付加された会員2Sの投稿は、回収作業者5が参照できるものとして設定されているので、当該携帯電話端末500は、会員2Sからの自転車の回収依頼の投稿情報を参照することできる(図14のステップS161)。
回収作業者5の携帯電話端末500は、この投稿の参照の結果、回収場所の画像情報及びその位置情報を取得し、その画像情報及び位置情報により、回収場所をLCDの表示画面に表示して、回収作業者5に報知する(ステップS162)。なお、ステップS162では、携帯電話端末500は、取得した位置情報から、回収場所が、巡回ルート上の回収場所であるか否か判別し、その判別結果をLCDの画面に表示して回収作業者5に報知すると共に、その判別結果を保持するようにする。
回収作業者は、LCDに表示された回収場所についての報知情報から、回収場所を認識し、レンタル自転車の回収に赴く。そして、回収作業者5は、会員2Sからの回収依頼の投稿に含まれる自転車IDを用いて、配達時と同様にして、RF−ID通信部により通信を行って、回収すべき自転車を探索する。更に、回収作業者5は、会員2Sからの回収依頼の投稿に含まれる自転車の画像により、回収すべき自転車を確認するようにする。
回収すべき自転車を回収したら、回収作業者5は、回収完了の投稿を、その携帯電話端末500に対して行う。この操作指示を受けた携帯電話端末500は、回収完了メッセージ文を生成し、その回収完了メッセージ文と、会員IDと、回収した自転車の自転車IDと、巡回ルート上の回収場所であったか否かの判別結果とを、管理者3に宛てたダイレクトメッセージとしてSNS100に投稿する(ステップS163)。
<自転車の返却;管理装置における処理:図15>
会員2Sと管理者3とは友人関係にあり、「回収依頼」のハッシュタグが付加された会員2Sの投稿は、管理者3が参照できるものとして設定されているので、管理装置300がSNS100にログインしている状態では、管理装置300の投稿参照部308は、会員2Sからの自転車の回収依頼の投稿情報を参照することできる(図15のステップS171)。
管理装置300の制御部310は、この「回収依頼」のハッシュタグが付加された会員2Sの投稿の参照により、会員2Sからのレンタル自転車の返却及び回収依頼があったと判別し、当該会員2Sに宛てたダイレクトメッセージとして、回収依頼受け付けメッセージの投稿を行う(ステップS172)。
また、管理装置300の制御部310は、この回収依頼の投稿に含まれる会員ID及び自転車IDを認識し、レンタル管理部305の記憶部305Mの対応する自転車IDについての利用状況を「回収中」に変更すると共に、レンタル終了日時として、その投稿の日時を記録する(ステップS173)。
また、管理装置300の制御部310は、回収作業者5からの回収完了の投稿を参照し(ステップS174)、その投稿に含まれる自転車IDで特定される自転車についての回収完了を認識する(ステップS175)。そして、管理装置300の制御部310は、レンタル自転車記憶部304Mの当該自転車IDの利用可否情報を、「空き」に変更する(ステップS176)。更に、管理装置300の制御部310は、回収完了の投稿に含まれる会員IDと自転車IDとから、レンタル管理部305の対応する自転車IDについての利用状況を「回収済」に変更する(ステップS177)。
また、管理装置300の制御部310は、回収完了の投稿に含まれる回収場所が巡回ルートであったか否かの判別結果と、レンタル管理部305でのレンタル開始日時からレンタル終了日時に基づくレンタル時間と、自転車IDに基づく自転車の種別とに基づいて、当該自転車IDをレンタルした会員IDの会員についての課金処理を実行する(ステップS178)。この場合に、前述もしたように、巡回ルートでの回収の際には、課金料金は安価に設定する。なお、レンタル管理部305の記憶部305Mには、配達場所が巡回ルート上であったことも記録されており、配達場所が巡回ルート上であった場合には、課金料金は、更に安価になる。
以上のようにして、上述の実施形態によれば、回収場所の会員の希望する場所に設定して、レンタル自転車を回収してもらうことができる。そして、その場合においても、回収場所において施錠をした自転車を含めた撮影画像が回収作業者に伝達されるので、回収作業者は、回収すべきレンタル自転車を誤りなく回収することが可能となる。
また、管理者あるいは回収作業者は、会員からの回収依頼の投稿に含まれる自転車の画像を見て、施錠がなされていないときには、即座に、当該会員に対して施錠をするように依頼することも可能となる。このため、施錠がなされなかったために盗難にあうという不測の事態を未然に防止することができる。
[その他の実施形態または変形例]
上述の実施形態では、単に施錠をしてレンタル自転車を返却するようにしたが、自転車の鍵が電子鍵の場合には、会員にインストールされている支援プログラムにより、鍵情報を変更させて施錠をさせた上で返却させるようにすることもできる。すなわち、上述の実施形態では、電子鍵は、RF−IDに記憶されている第1の暗号化キーと第2の暗号化キーとを用いる秘密鍵としているが、携帯電話端末の支援プログラムにより、前記の第1の暗号化キーと第2の暗号化キーとの両方を変更し、変更した第1の暗号化キーを自転車のRF−ID通信部に書き込み、変更した第2の暗号化キーを、管理者の管理装置に伝達するようにしても良い。
その場合には、自転車の返却をした後には、レンタルをした会員であっても、もはやレンタル自転車の利用ができなくなり、返却という行為の確実性が向上する。
なお、上述の実施形態のSNS100では、会員2のそれぞれは、管理者3と配達作業者4と回収作業者5と、友人関係とするようにしたが、会員2のそれぞれは、管理者3のみと友人関係があり、配達作業者4と回収作業者5とは管理者とのみ、友人関係があると設定して、会員と配達作業者4と回収作業者5との間の伝達は、管理者が仲介して行うようにしても良い。
また、上述の実施形態では、バイシクルシェアシステムをSNSを用いて構成するようにしたが、SNSではない、一般的なサーバとクライアントとからなるシステムの構成としても良い。
また、上述の実施形態では、会員2と、配達作業者4と、回収作業者5とが使用する通信装置は、携帯電話端末としたが、携帯型通信端末であれば、携帯電話端末に限らないことは言うまでもない。
また、自転車に搭載した自転車IDを記憶する通信装置としては、RF−ID通信装置の構成としたが、RF−ID通信装置に限られるものでないことも言うまでもない。
1…事業者、2…会員、3…管理者、4…配達作業者、5…回収作業者、100…SNS、200…会員用の通信端末の例としての携帯電話端末、300…管理装置

Claims (12)

  1. 自転車のレンタルを事業として行う事業者に対して会員登録を行った会員のそれぞれが備える、通信ネットワークに接続される会員用通信端末と、
    前記事業者側に設けられ、前記通信ネットワークに接続されて通信を実行する通信機能を備える事業者側装置と、
    からなるバイシクルシェアシステムであって、
    前記会員用通信端末は、
    前記会員の操作指示に応じて、自転車のレンタル申し込み時に、前記会員の識別情報と、配達場所の画像情報及び前記配達場所の位置情報と、配達日時の情報とを、前記通信ネットワークを通じて前記事業者側装置に伝達するレンタル申し込み手段を備え、
    前記事業者側装置は、
    前記会員用通信端末から伝達された前記配達日時と、前記配達場所の画像情報及び前記配達場所の位置情報に基づく前記配達場所とを配達作業者に報知する手段と、
    前記配達作業者による施錠された前記自転車の配達が完了した後に、配達された前記施錠された前記自転車を含む配達場所を撮影した画像情報と、その配達場所の位置情報とを前記会員用通信端末に、前記通信ネットワークを通じて伝達する配達完了通知手段と、
    前記配達した前記自転車の施錠を解除するための情報を前記会員用通信端末に、前記通信ネットワークを通じて伝達する解除キー情報送信手段と、
    前記自転車のレンタル申し込み時に伝達された前記会員の識別情報と、前記配達された自転車の情報に基づき、前記識別情報で識別される前記会員についての自転車のレンタルに関する管理をする管理手段と、
    を備え、
    前記会員は、前記会員用通信端末により、受信した前記施錠を解除するための情報を用いて、前記配達された自転車の施錠を解除して、前記自転車のレンタルを開始するようにしたことを特徴とするバイシクルシェアシステム。
  2. 前記会員用通信端末は、更に、
    前記会員の操作指示に応じて、自転車の返却通知時に、前記会員の識別情報と、返却した場所を、返却する施錠をした自転車を含んで撮影した画像情報及び前記返却した場所の位置情報を前記事業者側装置に、前記通信ネットワークを通じて伝達する返却通知手段を備え、
    前記事業者側装置は、
    前記会員用通信端末から伝達された前記返却した場所の画像情報及び前記返却した場所の位置情報を回収作業者に報知する手段を更に備えると共に、
    前記管理手段は、
    前記自転車のレンタル申し込み時に受信した前記会員の識別情報と、前記配達された自転車の情報に基づき、前記識別情報で識別される前記会員についての自転車のレンタルに関する管理をすると共に、前記自転車の返却通知時に受信した前記会員の識別情報と、前記回収作業者により回収された前記自転車の情報に基づき、前記識別情報で識別される前記会員についての自転車の返却を管理する
    ことを特徴とする請求項1に記載のバイシクルシェアシステム。
  3. 前記配達場所は、前記配達作業者が巡回するルートに沿った場所である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバイシクルシェアシステム。
  4. 前記返却場所は、前記配達作業者が巡回するルートに沿った場所である
    ことを特徴とする請求項2に記載のバイシクルシェアシステム。
  5. 前記会員用通信端末は、自転車の車種の指定を受け付ける手段を備え、前記自転車のレンタル申し込み時に、前記受け付けた前記自転車の車種の情報を、前記事業者側装置に、前記通信ネットワークを通じて伝達する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のバイシクルシェアシステム。
  6. 前記会員用通信端末は、前記自転車のレンタル申し込み時に、前記会員の認証用情報を含めて前記事業者側装置に、前記通信ネットワークを通じて伝達し、
    前記事業者側装置は、前記会員の認証用情報を用いて認証を行った後、前記配達した自転車の施錠を解除するための情報を前記会員用通信端末に、前記通信ネットワークを通じて伝達する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のバイシクルシェアシステム。
  7. 前記自転車の施錠は、鍵情報を使用した電子鍵によるものであり、
    前記会員用通信端末は、前記自転車の返却通知を行った後、前記自転車の前記電子鍵の鍵情報を変更すると共に、変更後の前記鍵情報を、前記事業者側装置に、前記通信ネットワークを通じて伝達する
    ことを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれかに記載のバイシクルシェアシステム。
  8. 前記会員と、前記事業者側の管理者とが互いが友人関係としたSNS(Social Network System)として構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバイシクルシェアシステム。
  9. 前記事業者側装置は、通信機能を備える管理装置と、前記配達作業者及び前記回収作業者が備える作業者用通信端末とからなり、
    前記会員と、前記管理装置の管理者と、前記配達作業者及び前記回収作業者とを互いに友人関係としたSNSとして構成されて、前記会員用通信端末からの前記自転車のレンタル申し込み時の情報及び前記自転車の返却通知時の情報を、前記配達作業者及び前記回収作業者の前記作業者用通信端末でも参照可能とした
    ことを特徴とする請求項8に記載のバイシクルシェアシステム。
  10. 前記自転車のそれぞれには、その識別情報を提供する電子装置が取り付けてあり、
    前記会員用通信端末は、自己の現在位置情報を検出する位置情報検出手段を備えていると共に、前記施錠を解除した後には、前記自転車の前記電子装置から取得した前記自転車の識別情報を含む位置情報を、前記事業者側装置に伝達する
    ことを特徴とする請求項8に記載のバイシクルシェアシステム。
  11. 自転車の貸与を事業として行う事業者に対して会員登録を行った会員のそれぞれが備える会員用通信端末と、
    前記事業者側に設けられ、通信機能を備える事業者側装置と、
    からなるバイシクルシェアシステムであって、
    前記会員用通信端末は、
    前記会員の操作指示に応じて、自転車の返却通知時に、前記会員の識別情報と、予め定められた所定の地域範囲内における返却した場所を、返却する施錠をした自転車を含んで撮影した画像情報及び前記返却した場所の位置情報を前記事業者側装置に、前記通信ネットワークを通じて伝達する返却通知手段を備え、
    前記事業者側装置は、
    前記会員用通信端末から受け取った前記返却した場所の画像情報及び前記返却した場所の位置情報を回収作業者に報知する手段と、
    前記自転車の返却通知時に受信した前記会員の識別情報と、前記回収作業者により回収された前記自転車の情報に基づき、前記識別情報で識別される前記会員についての自転車の返却を管理する管理手段と、
    を備えることを特徴とするバイシクルシェアシステム。
  12. 前記返却場所は、前記回収作業者が巡回するルートに沿った場所である
    ことを特徴とする請求項11に記載のバイシクルシェアシステム。
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