JP2008097289A - 記録媒体、情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】オンライン店舗で商品を購入する場合等において、商品購入者が自ら自宅の住所を入力するという操作を省略できるようにすると共に、読取り装置等に当該カードを通す又は翳すという入力操作に軽減できるようにする。
【解決手段】商品30をインターネット20を介して購入又は貸し渡すオンライン店舗で発生する商品受注情報を処理する場合に、商品の購入料金等を決済するための課金処理用の電子マネーカードEMjと、このカードEMjに記録された、商品の送付先を示す送付先情報を読み取るカード通信装置CMjと、このカード通信装置CMjに接続され、商品の注文を受け付けて商品受注情報を作成する商品注文受付用の端末装置INjとを備え、端末装置INjは、送付先情報と商品選択情報とを対応付けた商品受注情報を商品受注配送管理用の情報処理系へ通知するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品の送付先を限定した電子マネーカード利用システムや、贈答品の送付先を限定した電子マネーカード贈答システム、レンタル商品の送付先を限定した電子マネーカード利用システム等に適用可能な記録媒体、情報処理システム及び情報処理方法に関する。詳しくは、商品の送付先を示す送付先情報を記録した課金処理用の記録媒体を備え、商品の購入又は借り受け時に、当該記録媒体から送付先情報を読み取って、オンライン店舗で商品を購入する場合や商品を借りる場合に、商品購入者等が自ら自宅の住所を入力するという操作を省略できるようにすると共に、読取り装置等に当該カードを通す又は翳すという入力操作に軽減できるようにしたものである。
近年、情報処理分野において、インターネット回線などの通信手段が発達したことにより、ネットワークを利用した電子商取引(Electoric Commere)が活発化してきている。電子商取引では、商品や、サービス等を供給又は提供する者(以下情報配信者ともいう)と、商品や、サービス等を購入又は利用する者(以下情報利用者ともいう)とがネットワークを介して取引(売買)が行われる。
この電子商取引の中でネットショッピングシステムが知られている。ここにネットショッピングシステムとは、インターネット上に開設されたオンライン店舗で利用者が希望する商品を販売するサービスをいう。当該システムでは、インターネットに接続された端末装置でオンライン店舗を開設して、利用者が商品を購入するとき、その商品の送付先情報をキーボードやマウスといった入力装置を用いて入力するようになされる。このとき、端末装置は、入力用の画面を表示して入力を促し、利用者は住所や氏名、電話番号などを入力する。これにより、端末装置に接続されたwebサーバでは送付先情報を入手している。
また、複数回の入力の手間を削減するために、これらの住所や氏名、電話番号などの個人情報を入力に使用した、端末装置内に保存したり、オンライン店舗の会員登録機能を利用してオンライン店舗側で個人情報を保存するようになされる。このように、システムを構成すると、再度、この個人情報を呼び出すことができるので、入力手間を削減できるというものである。
この種のネットショッピングシステムに関連して、特許文献1にはコンテンツ配信システム、センターサーバ、利用者端末装置、モバイル認証装置、コンピュータプログラム、記録媒体及びセンターサーバのコンテンツ配信方法が開示されている。このコンテンツ配信システムによれば、暗号化サーバ、コンテンツ配信サーバ、決済サーバ及びライセンス認証サーバを備え、暗号化サーバは、各コンテンツ固有なコンテンツ鍵データ生成してコンテンツデータを暗号化する。コンテンツ配信サーバは、暗号化されたコンテンツデータを配信要求に応じて利用端末装置に配信する。決済サーバは、モバイル認証装置に対してコンテンツ鍵データの配信に対応した決済を実行する。ライセンス認証サーバは、個人鍵データに基づいて暗号化コンテンツ鍵データを生成するようになされる。このようにシステムを構成すると、暗号化されたコンテンツデータを復号化するデータをリアルタイムかつセキュリティ性良く配信できるというものである。
特開2004−72423号公報(第10頁 図1)
従来例に係るネットショッピングシステムによれば、以下のような問題がある。
i.特許文献1に見られるようなコンテンツ配信システムをネットショッピングシステムに利用して、オンライン店舗で商品を購入するシステムを構築しようとした場合に、商品購入者が自ら自宅の住所を手入力しなければならない。これにより、入力操作が煩雑になる。
ii.特許文献1に見られるようなモバイル認証機能をネットショッピングシステムに利用した場合、インターネット接続可能な端末装置内に個人情報が保存されるので、その個人情報を他の端末装置で共有することが困難となる。
iii.また、個人情報が、どこに保存されているのかが、情報利用者にとって不明確であるため、メディアを介して個人情報が記録されたデータファイルを持ち歩いたり、また、インターネット接続可能な公共の端末装置(インターネットカフェなど)でむやみにメディアを使用すると、個人情報が記録されたデータファイルが公共の端末装置で削除されずに放置(流出)されるおそれがある。
iv.また、オンライン店舗の会員登録機能を利用する場合であって、複数のオンライン店舗間でシステムが共有されていない場合は、各々のオンライン店舗毎に会員登録をしなければならない。
v.仮にシステムが共有されていたとしても、ユーザIDやパスワードの入力が必要となるが、当該システムで使用可能な端末装置がパーソナルコンピュータ(PC)のように、キーボードを備えた端末装置ならともかく、テレビ受信機のように入力装置がリモコンに限定されるような端末装置では、ユーザIDとパスワードの入力が大きな手間となる。
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、オンライン店舗で商品を購入する場合等において、商品購入者が自ら自宅の住所を入力するという操作を省略できるようにすると共に、読取り装置等に当該カードを通す又は翳すという入力操作に軽減できるようにした記録媒体、情報処理システム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題は、商品の購入又は貸し渡しに対して課せられる料金を決済するための課金処理用の記録媒体において、記録媒体に商品の送付先を示す送付先情報が記録され、商品の購入又は借り受け時に、記録媒体から送付先情報が読み取られることを特徴とする記録媒体によって解決される。
本発明に係る記録媒体によれば、オンライン店舗で商品を購入する場合や商品を借りる場合に、商品購入者等が自ら自宅の住所を入力するという操作を省略でき、読取り装置等に当該カードを通す又は翳すという操作に軽減できるようになる。
本発明に係る情報処理システムは、商品を通信手段を介して購入又は貸し渡すオンライン店舗で発生する商品受注情報を処理する情報処理システムにおいて、商品の購入又は貸し渡しに対して課せられる料金を決済するための課金処理用の記録媒体と、この記録媒体に商品の送付先を示す送付先情報を記録する記録装置と、記録媒体から送付先情報を読み取る読取り装置と、この読取り装置に接続され、商品の注文又は選択を受け付けて商品受注情報を作成する商品注文受付用の情報処理装置とを備え、情報処理装置は、読取り装置により読み取られた送付先情報と、商品の注文又は選択を受け付けによって得られる商品選択情報とを対応付けた商品受注情報を商品受注配送用の情報処理系へ通知することを特徴とするものである。
本発明に係る情報処理システムによれば、記録装置は、記録媒体販売時等において、商品の送付先を示す送付先情報を記録媒体に記録する。これを前提にして、商品を通信手段を介して購入又は貸し渡すオンライン店舗で発生した商品受注情報を処理する場合であって、商品の購入又は借り受け時に、読取り装置は記録媒体から送付先情報を読み取る。読取り装置に接続された商品注文受付用の情報処理装置では、商品の注文を受け付けて商品受注情報を作成する。この情報処理装置では、読取り装置により読み取られた送付先情報と、商品の注文又は選択を受け付けによって得られる商品受注情報とを対応付けた商品受注情報を商品受注配送用の情報処理装置へ通知するようになる。
従って、オンライン店舗で商品を購入する場合や商品を借りる場合に、商品購入者等が自ら自宅の住所を入力するという操作を省略でき、読取り装置等に当該カードを通す又は翳すという操作に軽減できるようになる。しかも、商品配送センター等では、商品受注情報に付加された送付先情報に基づいて商品を送付先に配達できるようになる。
本発明に係る情報処理方法は、商品を通信手段を介して購入又は貸し渡すオンライン店舗で発生する商品受注情報を処理する情報処理方法において、商品の購入又は貸し渡しに対して課せられる料金を決済するための課金処理用の記録媒体に商品の送付先を示す送付先情報を記録するステップと、商品の購入又は借り受け時に、記録媒体から送付先情報を読み取るステップと、商品の注文又は選択を受け付けて商品選択情報を取得するステップと、記録媒体から読み取られた送付先情報と、取得された商品選択情報とを対応付けるステップと、送付先情報及び商品選択情報とを対応付けた商品受注情報を商品受注配送管理用の情報処理系へ通知するステップとを有することを特徴とするものである。
本発明に係る情報処理方法によれば、商品を通信手段を介して購入又は貸し渡すオンライン店舗で発生した商品受注情報を処理する場合であって、商品の購入又は借り受け時に、記録媒体から送付先情報が読み取られるので、商品購入者等が自ら自宅の住所を入力するという操作を省略でき、読取り装置等に当該カードを通す又は翳すという操作に軽減できるようになる。
また、記録媒体から読み取られた送付先情報と、取得された商品選択情報とが対応付けられた商品受注情報が転送されるので、商品配送センター等において、商品受注情報に付加された送付先情報に基づいて商品を送付先に配達できるようになる。
本発明に係る記録媒体によれば、商品の送付先を示す送付先情報が記録され、商品の購入又は借り受け時には、当該記録媒体から送付先情報を読み取るようになされる。
この構成によって、オンライン店舗で商品を購入する場合や商品を借りる場合に、商品購入者等が自ら自宅の住所を入力するという操作を省略でき、読取り装置等に当該カードを通す又は翳すという操作に軽減できるようになる。しかも、商品配送センターでは、商品受注情報に付加された送付先情報に基づいて商品を送付先に配達できるようになる。
本発明に係る情報処理システム及び情報処理方法によれば、本発明に係る記録媒体が応用され、商品の送付先を示す送付先情報が記録され、商品の購入又は借り受け時に、当該記録媒体から送付先情報を読み取るようになされる。
この構成によって、オンライン店舗で商品を購入する場合や商品を借りる場合に、商品購入者等が自ら自宅の住所を入力するという操作を省略でき、読取り装置等に当該カードを通す又は翳すという操作に軽減できるようになる。しかも、商品配送センターでは、商品受注情報に付加された送付先情報に基づいて商品を送付先に配達できるようになる。これにより、商品の送付先を限定した電子マネーカード利用システムや電子マネーカード贈答システム等を構築できるようになる。
続いて、この発明に係る記録媒体、情報処理システム及び情報処理方法の一実施の形態について、図面を参照しながら説明をする。
図1は本発明に係る実施形態としての電子マネーカード利用システム100の構成例を示す図である。
図1に示す電子マネーカード利用システム100は、情報処理システムの一例を構成し、通信手段の一例を構成するインターネット回線20を介して商品30を購入又は貸し渡すオンライン店舗で発生する商品受注情報を処理するシステムである。ここに商品受注情報とは、オンライン店舗で販売される商品30を受注する情報をいう。商品受注情報には、商品選択情報及び送付先情報が含まれる。商品選択情報とは、オンライン店舗で表示される商品30を選択する情報をいう。送付先情報とは、オンライン店舗で購入され、又は、貸し渡された商品30の送付先の住所や氏名等の個人情報をいう。
この例で、商品購入又は商品借受者側には、課金処理用の記録媒体の一例を構成する複数の電子マネーカードEMj(j=1〜m)が備えられ、商品30の購入又は貸し渡しに対して課せられる料金を決済するようになされる。この例で、電子マネーカードEMjには送付先情報が登録(記録)される。送付先情報は、当該電子マネーカードEMjを購入時又は購入後に登録(記録)するようになされる。電子マネーカードEMjは、カード自動販売機を設置して販売するとよい。自分自身が電子マネーカードEMjを使用する場合は、自分の住所・氏名(送付先情報)を当該カードに記録するようになされる。
この販売に際して、例えば、カード自動販売機に記録装置を備え、電子マネーカード購入者に対して、商品30の送付先を示す住所情報である送付先情報を当該電子マネーカードEMjに記録するようになされる。もちろん、これに限られることはなく、オンライン店舗で最初に商品30を購入するときに、送付先情報を当該電子マネーカードEMjに記録するようにしてもよい。
この例で、課金処理用の記録媒体には、電子マネーカードEMjの他に当該電子マネーカードEM1と同等機能を有する携帯電話機EMmを利用してもよい。携帯電話機EMm内にはメモリが設けられ、このメモリに送付先情報を登録するようになされ、オンライン店舗で販売される商品30を受注する際には、赤外線通信装置や、近距離無線通信機能等を使用して情報を送受信できるようになる。
この例で電子マネーカードEMjに登録された送付先情報は、読取り装置の機能を構成するカード通信装置CMj(j=1〜m)により読み出される。カード通信装置CMjは、情報読み出し機能の他に情報書込み機能を備えたものが好ましい。これはオンライン店舗で最初に商品30を購入するとき、送付先情報を当該電子マネーカードに記録できるためである。カード通信装置CMjはインターネット接続端末毎に備えられることが好ましい。
カード通信装置CMjには、無線式の情報書込み及び読出し装置や赤外線式の無線送受信装置が使用され、端末装置INjと電子マネーカードEM1や携帯電話機EMm等との中継機能を有して、当該端末装置INjと電子マネーカードEM1や携帯電話機EMm等との間で通信処理が可能となっている。
カード通信装置CMjの各々には商品注文受付用の情報処理装置の機能を構成するインターネット接続可能な端末装置INj(j=1〜m)が接続され、商品30の注文又は選択を受け付けて商品選択情報D12を取得するようになされる。端末装置INjは、インターネット20に接続する機能と、オンライン店舗の商品情報や決済情報等を表示したり、商品選択情報D12を出力する機能を有している。
端末装置INjには、ノート型のパーソナルコンピュータや、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ、通信機能を備えたテレビ受像機等が使用される。端末装置INjは、カード通信装置CMjにより読み取られた送付先情報と、入力装置42より得られる商品選択情報D12とを対応付けた商品受注情報D1を商品配送(管理)用の情報処理系へ通知するようになされる。
また、商品販売又は商品貸渡者側には、情報配信系を構成する複数のwebサーバWBi(i=1〜n)が備えられ、商品の映像、その説明、その価格、その支払方法等を表示するための表示情報を提供すると共に、オンライン店舗で商品の販売又は貸し渡しに必要な情報を配信するようになされる。
また、webサーバWBiは、これらの配信に対して端末装置INjから受信した送付先情報に基づいて、以降行う課金処理が成功すれば、商品30の発送処理を行う。課金処理がNGであれば、再度、別の商品選択を促すようになされる。例えば、webサーバWB1は、端末装置INjから受信した商品受注情報D1を商品配送管理用の情報処理系に転送するようになされる。
この商品販売又は商品貸渡者側の複数のwebサーバWBiと商品購入又は商品借受者側のインターネット接続可能な端末装置INjとの間は通信手段の一例を構成するインターネット回線20により接続される。通信手段にはインターネット回線20の他に一般の公衆電話回線及び専用の通信回線が含まれる。
上述の商品販売者側には、例えば、商品受注配送用の情報処理装置10が備えられ、webサーバWBiから転送される商品受注情報D1に基づいて商品30の受注及び配送を管理するようになされる。情報処理装置10には、例えば、パーソナルコンピュータが使用され、受注が有った商品30の配送を管理するようになされる。情報処理装置10は商品配送センターに配置され、送付先情報に基づく住所地に商品30を配送するようになされる。これにより、商品30の送付先を限定した電子マネーカード利用システム100を構成できるようになる。
図2は、インターネット接続可能な端末装置INjの構成例を示すブロック図である。図2に示す端末装置INjは、通信装置40、CPU41、カード通信装置42、記憶装置43及び表示装置45を有して構成される。
通信装置40の一端はインターネット20に接続され、オンライン店舗での商品の販売又は貸し渡しに関してWebサーバWBi等と通信処理するようになされる。通信装置40には通信モデムが使用され、WebサーバWBiから符号化され配信されてくるオンライン店舗に関するコンテンツ情報を復号化して出力する。
通信装置40の他端にはCPU41、記憶装置43及び表示装置45が接続される。記憶装置43には、webサーバWBiから提供されたオンライン店舗に関するコンテンツ情報が記憶される。コンテンツ情報には、オンライン店舗での商品の販売又は貸し渡しに関する複数の商品の映像、その説明、その価格、その支払方法等の表示情報が含まれる。記憶装置43にはハードディスク装置や不揮発メモリ等が使用される。
表示装置45には、復号化後のコンテンツ情報に基づいて、オンライン店舗で商品の販売又は貸し渡しに必要な情報を表示する。例えば、表示装置45は、webサーバWBiから提供されたコンテンツ情報に基づいて複数の商品の映像、その説明、その価格、その支払方法等が表示される。表示装置45には液晶表示装置やPDP表示装置、CRT装置等が使用される。
ユーザは、複数の商品の中から購入希望の商品を選択するようになされる。例えば、CPU41には入力装置42が接続され、商品30の注文又は選択を受け付けるように操作される。ユーザは入力装置42を操作して表示装置45に表示された商品を選択する。入力装置42にはキーボードやマウスが使用される。入力装置42を操作して選択された商品に関する商品選択情報D12はCPU41に出力される。
CPU41には、読取り装置の機能を構成するカード通信装置CM1が接続され、当該CPU41の読み出し制御を受けて電子マネーカードEM1から送付先情報D11を読み取るようになされる。電子マネーカードEMjから読み出された送付先情報D11は記憶装置43に一時格納される。表示装置45にはCPU41の表示制御を受けて記憶装置43から読み出された送付先情報D11が表示される。
CPU41は、入力装置42から商品選択情報D12を入力し、商品30の注文又は選択を確認して商品受注情報D1を作成する。例えば、CPU41はカード通信装置CM1により読み取られた送付先情報D11と、表示装置45の画面上で選択された購入商品に係る商品選択情報D12とを対応付けて併合し、商品受注情報D1(=D11+D12)を作成し、通信装置40を介してwebサーバWBiに通知するようになされる。
これにより、一端はインターネット20に接続され、他端がカード通信装置CM1に接続され、オンライン店舗での商品の販売又は貸し渡しに関してWebサーバWBi等と通信処理可能であって、電子マネーカードEM1から送付先情報D11が読み出し可能な端末装置IN1を構成することができる。
図3A及びBは、非接触型の電子マネーカードEM1等の構成例を示す図である。この例で、電子マネーカードEM1には非接触型の電子記録カード媒体が使用される。電子記録カード媒体には課金処理可能な非接触のプリペイド/ポストペイドカード(タグ)やEdyカードが含まれる。
図3Aに示す課金処理用の電子マネーカードEM1は、商品30の購入又は貸し渡しに対して課せられる料金を決済するための記録媒体の機能を構成する。電子マネーカードには、商品30の送付先を示す住所情報である送付先情報D11が記録され、商品30の購入又は借り受け時に、電子マネーカードEMjから送付先情報D11が読み取られる。
図3Aに示す電子マネーカードEM1は、長さLが80乃至90mm程度で幅Wが50乃至60mm程度のカード本体部31を有しており、このカード本体部31によってICチップ32及びアンテナ33を挟み込んだ積層構造を成している。この電子マネーカードEM1は非接触式であるため、情報入出力用の端子が設けられていない。
カード本体部31内に実装されたアンテナ33は、ループ状のコイルを有して構成される。アンテナ33は、例えば、3回巻きのコイルパターンを有している。アンテナ33にはICチップ32や、図示しないコンデンサが接続され、ICチップ32がリモートIC機能を有している。コンデンサはアンテナ33を電磁界の搬送周波数に同調させて受信効率を最大限引き出すために使用される。
もちろん、受信効率の低下が許容される場合にはコンデンサを省略してもよい。搬送周波数は13.56MHz程度である。これにより、送付先情報D11等を特定の変調電波にした電磁界を、ほぼ電子マネーカードEM1のカードサイズL×Wのアンテナ33で受信できるようになる。
図3Bは、電子マネーカードEM1等のICチップ32の内部構成例を示すブロック図である。
図3Bに示すICチップ32は、通信部34、CPU35、メモリ部36及び電源部37を有して構成される。
図3Aに示したアンテナ33は通信部34及び電源部37に接続される。アンテナ33に接続された通信部34では、CPU35の通信制御を受けてカード通信装置CM1との間で通信処理をする。例えば、通信部34は情報書き込み時に、所定の変調電波に変調された送付先情報D11が受信される。情報読み出し時には、送付先情報D11が所定の変調信号に変調されてアンテナ33へ送出される。
上述の通信部34にはCPU35が接続され、情報書込み読出し時に、当該通信部34や、メモリ部36等の入出力が制御される。例えば、情報読み出し時には、メモリ部36から読み出した送付先情報D11が通信部34に出力される。情報書き込み時には、通信部34から得られた送付先情報D11がメモリ部36に記録される。
CPU35にはメモリ部36が接続され、通信部34で復調された送付先情報D11や課金情報が記憶されたり、情報書込み読出し手順などの制御データが記憶される。このメモリ部36には電気的な情報の消去及び書き込みが可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)等の不揮発メモリが使用される。不揮発メモリによれば、電源を切っても、送付先情報D11や課金情報等が記録保持される。
上述のアンテナ33に接続された電源部37は、更に、通信部34、CPU35及びメモリ部36に接続され、当該通信部34、CPU35及びメモリ部36に直流電圧VCCを供給するようになされる。例えば、電源部37は、通常の非接触式のICカードで使用される方法で、その外部からの電磁気エネルギーをアンテナ33によって取り込み、この電磁気エネルギーに基づいて生成した直流電圧VCCを通信部34、CPU35及びメモリ部36に供給する。
この例では、カード通信装置CM1側からの電磁誘導によって生じる起電力を整流することにより直流電圧VCCを得る。3回巻き、13.56MHz程度の搬送周波数の例で、電圧2.2V、電流約1mAのDC電源を得ることができる。もちろん、この他に外部からの高周波電磁エネルギーによる電力をアンテナ33又はその他の物体に取り込むことにより電源を生成する方法であってもよい。
図4は、図3Bに示したメモリ部36における情報の格納例を示す図である。図4に示すメモリ部36内には課金情報の他に送付先情報D11を格納するようになされる。
メモリ部36には所定容量のメモリ領域が設けられ、このメモリ領域には送付先情報記述領域Iと課金情報記述領域IIとが割り当てられる。
送付先情報領域Iには、電子マネーカードEM1を購入した者の送付先情報D11が格納される。例えば、送付先情報D11は「○○○県△△△市×××町1−23−45−678号」等の商品の配達先を示す住所や氏名等の個人情報が記述される。もちろん、送付先情報D11に郵便番号情報を付加するようにしてもよい。送付先情報D11や郵便番号情報は、例えば、電子マネーカードEM1の購入時、カード自動販売機の記録装置を利用して記録するようになされる。
課金情報記述領域IIには、課金情報として利用年月日、チャージ額、利用額及び残高が記述される。例えば、2006年9月1日に価格5000円の電子マネーカードEM1を購入した場合、利用年月日に「2006年9月1日」が記述され、残高には5000円が記述される。その後、2006年9月15日に価格2000円の商品をオンライン店舗で購入した場合、利用年月日に「2006年9月15日」が記述され、残高には3000円が記述される。これにより、課金情報の他に送付先情報D11をメモリ部内に格納できるようになる。
このように電子マネーカードEM1を構成すると、オンライン店舗で商品30を購入する場合やレンタル商品30’を借りる場合に、商品購入者等が自ら自宅の住所を入力するという操作を省略でき、カード通信装置CM1等に当該カードEM1を通す又は翳すという操作に軽減できるようになる。しかも、商品配送センターでは、商品受注注文情報D1に付加された送付先情報D11に基づいて商品30を送付先に配達できるようになる。
図5及び図6は、第1の実施例としての電子マネーカード利用システム100における情報処理例(その1、2)を示すフローチャートである。
この実施例では、商品30の購入に対して課せられる料金を決済するための電子マネーカードEM1あるいは同等機能を有する携帯電話機EMmが適用され、商品30をインターネット20を介して購入可能なオンライン店舗で発生する商品受注情報D1を処理する場合を前提とする。
つまり、商品30がインターネット経由ではなく、郵送等の手段でユーザへ送付される場合であって、ユーザがパーソナルコンピュータや通信機能付きTV受信機等の端末装置IN1を用いてwebサーバWB1にアクセスし、購入したい商品30を選択する。端末装置IN1はカード通信装置CM1を介して、課金処理用の電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmと通信を行い、この電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmに記録された送付先情報D11を読み出してwebサーバWB1等に送信する場合を例に挙げる。
なお、電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmについては、既に、送付先情報D11が記録されている場合、未だ送付先情報D11が当該カード等に記録されていない場合、及び、後者の場合であって、商品購入時に、送付先情報D11を当該カード等に記録する場合及び、送付先情報D11が記録できないタイプの電子マネーカードEM1等を取り扱う場合を含めた例を挙げる。
これらを処理条件にして、ユーザは端末装置IN1を起動して、オンライン店舗に関するwebサーバWB1等にアクセスする。端末装置IN1は、図5に示すフローチャートのステップA1でオンライン店舗による商品30を表示装置45に表示する。このとき、表示装置45は、webサーバWBiから提供されたコンテンツ情報に基づいて複数の商品の映像、その説明、その価格、その支払方法等が表示される。
次に、ステップA2で端末装置IN1はユーザからの商品30を購入するか否かの操作によって制御を分岐する。商品30を購入する場合は、表示装置45の画面上で商品30の注文又は選択を受け付けるようになされる。このとき、ユーザは入力装置42を操作して購入したい商品30を選択すると、この操作を受けて入力装置42からCPU41へ商品選択情報D12が出力される。
そして、ステップA3で端末装置IN1は、送付先情報D11が記録された電子マネーカードEM1あるいは同等機能を有する携帯電話機EMmであるかの確認処理を実行する。このとき、表示装置45は、「電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmをカード通信装置CM1に通し又は翳して下さい。」等のメッセージを表示する。ユーザは、この表示に応えるように、電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmをカード通信装置CM1に通し又は翳すようになされる。
カード通信装置CM1は、例えば、電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmが翳されることで、電子マネーカードEM1から送付先情報D11を読み取るようになされる。この例では、図4に示した送付先情報領域Iから、「○○○県△△△市×××町1−23−45−678号」等の送付先情報D11が読み出される。もちろん、送付先情報D11に郵便番号情報を付加するようにしてもよい。送付先情報D11や郵便番号情報は、例えば、電子マネーカードEM1の購入時、カード自動販売機の記録装置を利用して記録するようになされる。
カード通信装置CM1は、電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmから送付先情報D11が読み取れた場合は、端末装置IN1に、送付先情報D11の読み取りが可能であることを示す読み取り可能信号S1を端末装置IN1に出力する。これにより、端末装置IN1では、カード通信装置CM1から入力した読み取り可能信号S1に基づいて、当該送付先情報D11が既に記録された電子マネーカードEM1等であることを確認できるようになる。送付先情報D11が既に記録された電子マネーカードEM1等である場合は、ステップA7に移行する。
電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmには、未だ送付先情報D11が記録されていない場合や、送付先情報D11が記録できないタイプの電子マネーカードEM1等である場合は、カード通信装置CM1から読み取り可能信号S1が得られない。この場合は、ステップA4に移行して、端末装置IN1は、電子マネーカードEM1等への送付先情報D11の書き込み処理を促すようになされる。
例えば、端末装置IN1は、カード通信装置CM1を介して電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmに送付先情報D11の記録(入力)を試行する。その後、ステップA5に移行して、端末装置IN1は、当該カード等が送付先情報D11を記録可能な電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmであるかを確認(判別)する。このとき、カード通信装置CM1は、電子マネーカードEM1等から送付先情報D11を読み取る。
当該カード等が送付先情報D11を記録可能な電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmである場合は、ステップA6に移行して、当該電子マネーカードEM1等に商品30の送付先を示す住所情報である送付先情報D11を記録する。その後、ステップA7に移行する。
なお、上述のステップA5で送付先情報D11が記録できない電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmであると確認された場合は、ステップA6をパスしてステップA7に移行する。ステップA7で端末装置IN1は商品の送付先情報D11が取得できているか否かを判別する。この判別には、取得あるいは入力されたデータを送付先情報D11として用いて良いかをユーザの確認を得て行われる。
このとき、先に送付先情報D11が記録できない電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmであると確認された場合は、入力装置42を使用した送付先情報D11の入力を促すようになされる。ここでの入力を許可するのは、送付先情報D11が記録できないタイプの電子マネーカードEM1等に対し便宜を図ったものである。
このような処理に対応されず、商品の送付先情報D11が取得できなかった場合や、商品30を購入する場合であって、再度入力を試行する場合、送付先情報D11として用いてはならない場合等を含めてステップA2に戻る。ステップA2では、商品30を購入しない場合や、購入する商品30を届ける先が入力(登録)できない場合は、オンライン店舗における情報処理を終了する。再度入力を試行する場合はステップA3に移行して上述した処理を繰り返すようになされる。
上述のステップA7で端末装置IN1は、送付先情報D11の読み出しや、その新規設定、入力操作による商品30の送付先情報D11が取得できている場合は、図6に示すステップA8に移行して、商品30の購入に対する課金(決済)処理を実行する。課金処理は、例えば、電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmに格納された課金情報を書き換えることで実行される。この例では、図4に示した課金情報記述領域IIにおいて、利用年月日や、利用額及び残高が書き換えられる(図4参照)。
その後、ステップA9で端末装置IN1は、課金処理が成功したかどうかを確認する。
課金処理が成功した成功した場合は、ステップA11に移行して課金情報及び送付先情報D11を表示装置45に表示してユーザに告知する。そして、ステップA12に移行する。
なお、課金処理が失敗した場合は、ステップA10に移行して端末装置IN1は、再度課金処理を試みるかを確認する。このとき、表示装置45には、「再度、課金処理を試行しますか?」のメッセージが表示される。これと共に表示装置45には、上述のメッセージの他、例えば、「続行」や「中止」等のアイコンが表示される。このとき、ユーザが「続行」のアイコンを押下した場合、すなわち、課金処理を続行する場合は、ステップA8に戻る。ユーザが「中止」のアイコンを押下した場合、すなわち、課金処理を中止する場合は、ステップA2に戻る。
上述の課金情報及び送付先情報D11を表示装置45に表示した後は、ステップA12に移行して端末装置IN1は、情報読み出し処理や、情報新規設定処理及び、入力操作等により取得した送付先情報D11と、入力装置42から出力された商品選択情報D12とを対応付けて併合することにより、商品受注情報D1を作成する。その後、ステップA13に移行して、端末装置IN1は、送付先情報D11及び商品選択情報D12とを対応付けた商品受注情報D1をwebサーバWB1等に通知するようになされる。
これにより、ユーザが端末装置IN1を用いてwebサーバWB1等にアクセスし、表示装置45上で選択した、購入希望の商品30を商品配送センターでは、商品受注情報D1に付加された送付先情報D11に基づいて商品30をユーザ宛(送付先)に配達できるようになる。
このように、第1の実施例としての電子マネーカード利用システム100及び情報処理方法によれば、カード販売時、又は、商品購入時において、送付先情報D11が電子マネーカードEM1あるいは携帯電話機EMmに記録される。これを前提にして、商品30をインターネット20を介して購入するオンライン店舗で発生した商品受注情報D1を処理する場合であって、商品30の購入時に、カード通信装置CM1は電子マネーカードEM1から送付先情報D11を読み取る。カード通信装置CM1に接続された商品注文受付用の端末装置IN1では、商品30の注文を受け付けて商品受注情報D1を作成する。この端末装置IN1では、カード通信装置CM1により読み取られた送付先情報D11と商品選択情報D12とを対応付けた商品受注情報D1をwebサーバWBiを介して商品受注配送管理用の情報処理装置10へ通知するようになる。
従って、オンライン店舗で商品30を購入する場合に、商品購入者等が自ら自宅の住所や氏名を入力するという操作を省略でき、カード通信装置CM1等に当該カードEM1を通す又は翳すという操作に軽減できるようになる。しかも、商品配送センター等では、商品受注情報D1に付加された送付先情報D11に基づいて商品30を送付先に配達できるようになる。
また、電子マネーカード利用システム100が実現できることにより、実際に課金に使用した電子マネーカードEM1あるいは同等機能を有する携帯電話機EMm自身に送付先情報D11が記録されるため、ユーザが使用するオンライン店舗に関係なく、利用する決済カード毎に商品購入の送付先を特定することが可能になる。つまり、図1に示したwebサーバWB1で課金(決済)処理で送付先情報D11が入力された電子マネーカードEM1あるいは同等機能を有する携帯電話機EMmは、別のwebサーバWB2やwebサーバWBnにおいて、入力された情報の使用も可能となる。
更にまた、電子マネーカードEM1や携帯電話機EMm等自身の移動が容易で、インターネット接続用の端末装置IN1内にデータを残さないため、ユーザにとって、送付先情報D11に含まれる氏名や住所といった個人情報の管理が容易となる。つまり、図1に示したwebサーバWB1で課金(決済)処理で送付先情報D11が入力された電子マネーカードEM1あるいは同等機能を有する携帯電話機EMmは、別の端末装置IN2や端末装置IN1においても、入力された情報の使用が可能となる。
上述した電子マネーカード利用システム100は、ネットショッピングシステムの他に、商品宅配サービスシステムに応用できる。更にカタログから商品を選ぶカタログ販売システムにも応用できる。
図7は、第2の実施例としての電子マネーカード贈答システム200の構成例を示す概念図である。図7に示す電子マネーカード贈答システム200は、情報処理システムの他の一例を構成し、インターネット20を介して贈答品30’を受注配送するオンライン店舗で発生する贈答品配送情報D2を処理するシステムである。電子マネーカード贈答システム200は、第1の実施例の電子マネーカード利用システム100を応用したもので、当該システム100からwebサーバWB2、端末装置IN2、カード通信装置CM2を抜き出したものにカード販売系を加えたものである。カード販売系はカード自動販売機201を有している。
この例では、贈答者が被贈答者に慶事のお返しとして贈ろうとする、例えば、電子マネーカードEM2に当該被贈答者の住所地を示す贈答品30’の送付先情報D21が(記録)登録され、被贈答者が贈答品30’を取得する時、贈答品30’を受注配送するオンライン店舗に対して、カード通信装置CM2によって、電子マネーカードEM2から読み出された送付先情報D21と、被贈答者が贈答品群から選んだ贈答品30’に関する贈答品選択情報D22とを併合した贈答品配送情報D2をwebサーバWB2に通知し、この贈答品配送情報D2に基づく贈答品30’を被贈答者の住所地へ配達するシステムを構築するようにした。
この例で、贈答品取得者側には、贈答者側から結婚式等の慶事のお返しとして、既に残高が記録された電子マネーカードEM2が贈られ、贈答品30’の選択取得(利用額)に応じて残高を精算するようになされる。以後、当該電子マネーカードEM2をチャージして残高を増やすことで、第1の実施例と同様な電子マネーカード利用システム100としても使用できるようになる。
電子マネーカード贈答システム200で、電子マネーカードEM2には被贈答者の送付先情報D21が登録(記録)される。送付先情報D21は、贈答者が当該電子マネーカードEM2に所定の記録装置を使用して登録(記録)するようになされる。例えば、カード自動販売機201で電子マネーカードEM2を購入する際に、被贈答者の住所・氏名(送付先情報D21)を記録するようになされる。
この例で電子マネーカードEM2に登録された送付先情報D21は、第1の実施例と同様にして、読取り装置の機能を構成するカード通信装置CM2により読み出される。この例でも、電子マネーカードEM2は、カード通信装置CM2に通す又は翳すという操作により、送付先情報D21が読み取られる。カード通信装置CM2には第1の実施例と同様にしてインターネット接続可能な端末装置1N2が接続され、贈答品30’の選択を受け付けて贈答品選択情報D22を作成するようになされる。端末装置1N2は、インターネット20に接続する機能と、オンライン店舗の贈答品情報や精算済み情報等を表示したり、贈答品選択情報D22を出力する機能を有している。
端末装置1N2には、第1の実施例と同様にして、ノート型のパーソナルコンピュータや、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ、通信機能を備えたテレビ受信機等が使用される。端末装置1N2は、カード通信装置CM2により読み取られた送付先情報D21と贈答品選択情報D22とを対応付けた贈答品配送情報D2を贈答品配送管理用の情報処理系へ通知するようになされる。
また、贈答品配送者側には、情報配信系を構成するwebサーバWB2が備えられ、贈答品の映像や、その説明等を表示するための表示情報を提供すると共に、オンライン店舗で贈答品の配送に必要な情報を配信するようになされる。
また、webサーバWB2は、これらの配信に対して端末装置1N2から受信した送付先情報D21に基づいて、以降行う精算処理が成功すれば、贈答品30’の発送処理を行う。精算処理がNGであれば、再度、別の贈答品選択を促すようになされる。例えば、webサーバWB2は、端末装置1N2から受信した贈答品配送情報D2を贈答品配送管理用の情報処理系に転送するようになされる。
この贈答品配送者側のwebサーバWB2と贈答品取得者側のインターネット接続可能な端末装置1N2との間は、第1の実施例と同様にして、インターネット回線20等により接続される。上述の贈答品配送者側には、例えば、贈答品受注配送用の情報処理装置10’が備えられ、webサーバWB2から転送される贈答品配送情報D2に基づいて贈答品30’の受注及び配送を管理するようになされる。情報処理装置10’には、例えば、パーソナルコンピュータが使用され、受注が有った贈答品30’の配送を管理するようになされる。情報処理装置10’は贈答品配送センターに配置され、送付先情報D21に基づく住所地に贈答品30’を配送するようになされる。これにより、送付先が限定された贈答品30’を取り扱う電子マネーカード贈答システム200を構築できるようになる。
図8は、電子マネーカードEM2に係るメモリ部36’における情報の格納例を示す図である。図8に示すメモリ部36’内には、残高を記録した課金情報の他に被贈答者の送付先情報D21を格納するようになされる。
メモリ部36’にも第1の実施例と同様にして、所定容量のメモリ領域が設けられ、このメモリ領域には送付先情報D21記述領域Iと課金情報記述領域IIとが割り当てられる。送付先情報領域Iには、贈答者が電子マネーカードEM2を贈る相手となる被贈答者の送付先情報D21が記録(登録)される。
例えば、送付先情報領域Iには「○○県△△市××町2−34−56−789号」等の贈答品30’の配達先を示す被贈答者の住所や氏名等の個人情報が記述される。もちろん、送付先情報D21に郵便番号情報を付加するようにしてもよい。送付先情報D21や郵便番号情報は、電子マネーカードEM2の購入時、カード自動販売機201の記録装置を利用して記録するようになされる。課金情報記述領域IIには、課金情報として利用年月日、チャージ額、利用額及び残高等の記述欄が設けられる。この例で、残高の記述欄には5000円が記録される。
このように電子マネーカードEM2を構成すると、贈答品30’を受注配送するオンライン店舗で贈答品30を選択取得する場合に、贈答品取得者(被贈答者)が自ら自宅の住所を入力するという操作を省略でき、カード通信装置CM2に当該カードEM2を通す又は翳すという操作に軽減できるようになる。しかも、贈答品配送センターでは、贈答品配送情報D2に付加された送付先情報D21に基づいて贈答品30’を贈答品取得者の住所地(送付先)に配達できるようになる。
図9は、カード記録系における送付先情報D21(D11)の初期登録又は変更登録例を示すフローチャートである。
この例でカード記録系には、カード自動販売機201や、自宅の端末装置1N2に接続されたカード通信装置CM2等が該当する。電子マネーカード贈答システム200では、カード自動販売機201において、電子マネーカードEM2を購入した贈答者が被贈答者の住所・氏名(送付先情報D21)を記録する場合である。電子マネーカード利用システム100では、カード通信装置CM2において、以前、購入した電子マネーカードEM1の購入者が、転居等により、自宅住所を変更登録したい場合に該当する。この例では、カード自動販売機201や、カード通信装置CM2が接続された端末装置1N2等のカード記録系において、送付先情報D21を初期登録又は変更登録する場合を例に挙げる。
これらを処理条件にして、カード記録系では、図9に示すフローチャートのステップB1でステップB1でカード処理系は、電子マネーカードEM1の初期登録又は登録変更かにより制御を分岐する。例えば、送付先情報D21が既に記録された情報入力済みの電子マネーカードEMjの変更登録の要求か、又は、送付先情報D21が未だ記録されていない電子マネーカードEM2の初期登録の要求かの確認処理を実行する。この例で、カード記録系がカード自動販売機201である場合であって、図8に示した場合は、被贈答者の住所・氏名(送付先情報D21)を記録する初期登録に該当する。また、カード記録系が、図7に示したカード通信装置CM2を接続した端末装置1N2である場合は、カード利用者の送付先情報D21の登録変更(書き換え)等に該当する。
この例で、登録変更の場合は、ステップB2に移行してカード通信装置CM2は、送付先情報D21が記録された情報入力済みの電子マネーカードEM1と通信できるかどうかを確認する。このとき、表示装置45は、「電子マネーカードEM1をカード通信装置CM2に通し又は翳して下さい。」等のメッセージを表示する。ユーザは、この表示に応えるように、電子マネーカードEMjをカード通信装置CM2に通し又は翳すようになされる。
カード通信装置CM2は、例えば、電子マネーカードEM2が翳されることで、電子マネーカードEM2から送付先情報D21を読み取るようになされる。この例では、図4に示した送付先情報領域Iから、「○○○県△△△市×××町1−23−45−678号」等の送付先情報D21が読み出される。
ステップB1でカード記録系によって、電子マネーカードEM2の初期登録であることが確認された場合は、ステップB3に移行する。ステップB3では、電子マネーカードEM2の初期登録又は電子マネーカードEMjの登録変更に対応した情報入力処理を実行する。このとき、情報入力処理が電子マネーカード贈答システム200であって、電子マネーカードEM2の初期登録である場合は、ユーザは、カード自動販売機201の入力ツールを使用して、例えば、「○○県△△市××町2−34−56−789号」等の贈答品30’の配達先を示す被贈答者の住所や氏名等の個人情報が入力される。
また、情報入力処理が電子マネーカード利用システム100であって、電子マネーカードEMjの登録変更である場合は、ユーザは、端末装置の入力装置42を使用して、例えば、住所変更後の「○○○県△△△市×××町3−33−56−700号」等の商品30の配達先を示すカード利用者の住所や氏名等の個人情報が入力される。
その後、ステップB4に移行して、カード記録系では、送付先情報D21の初期登録又は登録変更のために入力された個人情報等の入力情報を当該電子マネーカードEM2やEMjに記録するかを確認する。記録の確認は、ユーザが図示しないアイコン等を操作してカード記録系に指示するようになされる。
入力情報を当該電子マネーカードEM2やEMj等に記録する場合は、ステップB5に移行する。ステップB5で、カード記録系では、電子マネーカードEM2やEMj等が記録可能カードであるか否かを、通信ができるかどうかで確認を実行する。つまり、電子マネーカードEM2やEMj等と通信して情報が記録できるかを試みる。情報が記録ができることが確認できた場合は、ステップB6に移行して送付先情報D21を記録する。
先の例で、電子マネーカードEMjへの登録変更である場合は、端末装置INjの入力装置42を使用して入力された入力情報に基づいて、図4に示したメモリ部36の送付先情報領域Iに記載されていた「○○○県△△△市×××町1−23−45−678号」が「○○○県△△△市×××町3−33−56−700号」に書き換えられる。
また、電子マネーカードEM2へ初期登録である場合は、カード自動販売機201の入力ツールを使用して入力された、「○○県△△市××町2−34−56−789号」等の被贈答者の個人情報が、図8に示したメモリ部36’の送付先情報領域Iに記述される。上述のステップB4で当該電子マネーカードEM2やEMj等に入力情報を記録しない場合は、送付先情報D21の初期登録又は登録変更をせずに情報処理を終了する。これにより、カード記録処理を終了する。
なお、ステップB5で、カード記録系で、電子マネーカードEM2やEMj等が記録可能カードであるが、通信ができないことが確認された場合は、ステップB7に移行してエラー処理を実行する。例えば、表示装置45等に「送付先情報が記述できませんでした」等のエラーメッセージが表示される。これにより、カード記録処理を異常終了する。
この例では、カード記録系がカード自動販売機201に該当する場合は、ステップB5を省略してもよい。これは、電子マネーカードEM2が新規記録可能な電子マネーカードであることが最初から明確になっているためである。
このような記録処理を行うことにより、贈答者が電子マネーカードEM2に相手方の送付先情報D21を登録することが可能となり、贈答者が被贈答者を代理して送付先情報D21の入力処理を行うことが可能な電子マネーカード贈答システム200を構築できるようになる。また、電子マネーカードEMjに所有者の個人情報が記録されることで、本人確認を容易にすることができるようになる。これにより、電子マネーカードEMj内に送付先情報D21が登録された真の所有者か、又は、カードを拾って、たまたま所持する単なるカード所持者かのいずれかを判断することが容易にできる。
また、ステップB6に示した情報をカードに記録する場合に、電子マネーカードEM2が、鍵による認証が無いと情報が書き込めない場合、その記録内容が鍵による認証無しに変更できない機能を有する場合、一度、電子マネーカードEM2に記録された送付先情報D21は、以後、変更登録を不能とするようにすることもできる。このことから、当該電子マネーカード贈答システム200において、第三者が当該カードを不正に使用(悪用)した場合であっても、贈答品30’は第三者宅には配達されず、贈答品送付先である被贈答者(相手方)に送付されることになり、安全性が高くなる。
また、何らかの要因で、不正使用者が電子マネーカードEM2に登録されている固有の番号を知って使用した場合であっても、インターネット接続可能な端末装置IN2を使用した際に、webサーバWB2等において、不正使用者の送付先情報D21と紐付けされるため、証拠が残りやすくなるため、当該カードの不正使用を防止できる効果がある。
図10は、第2の実施例としての端末装置IN2における情報処理例を示すフローチャートである。
この例では、電子マネーカード贈答システム200を構築し、贈答者が被贈答者に電子マネーカードEM2を渡してしまう場合を前提としている。贈答者は、電子マネーカードEM2を被贈答者に贈るとき、贈り相手の住所情報等を記録して渡す。電子マネーカードEM2を貰った本人の所在地(居所)に贈答品30’が届けられる。電子マネーカード贈答システム200は、贈って貰った本人自身が自分の住所を端末を使用して入力しないでも済むようになっており、結婚式等の慶事の場で贈答品30’を手渡されないシステムである。
この例では、電子マネーカードEM2に被贈答者の住所地を示す贈答品30’の送付先情報D21が登録され、被贈答者が贈答品30’を取得する時、オンライン店舗のカード通信装置CM2によって電子マネーカードEM2から送付先情報D21が読み取られ、電子マネーカードEM2に登録された送付先情報D21に基づく被贈答者の住所地へ贈答品30’を配達する場合を挙げる。
これらを情報処理条件にして、ユーザは端末装置1N2を起動して、贈答品専門のオンライン店舗に関するwebサーバWB2等にアクセスする。端末装置1N2は、webサーバWB2と通信を行って、図10に示すフローチャートのステップC1でオンライン店舗による贈答品選択メニューを表示装置45に表示する。このとき、表示装置45は、webサーバWB2から提供されたコンテンツ情報に基づいて複数の贈答品30’の映像、その説明等が表示される。ユーザは、表示装置45に表示された贈答品30’を選択するように入力装置42を操作する。
次に、ステップC2で端末装置1N2はユーザからの贈答品30’を選択するか否かの操作によって制御を分岐する。贈答品30’を選択する場合は、表示装置45の画面上で贈答品30’の選択を受け付けるようになされる。このとき、ユーザは入力装置42を操作して取得したい贈答品30’を選択すると、この操作を受けて入力装置42からCPU41へ贈答品選択情報D22が出力される。
ユーザが贈答品を選択し、配送対象となる贈答品30’が発生した場合は、ステップC3に移行して端末装置1N2は、電子マネーカードEM2から送付先情報D21を読み出す。例えば、カード通信装置CM2は電子マネーカードEM2から「○○県△△市××町2−34−56−789号」等の被贈答者の個人情報を、図8に示したメモリ部36’から読み出す。
そして、ステップC4に移行する。ステップC4で端末装置1N2は贈答品30’の送付先情報D21が取得できているか否かを判別する。この判別には、電子マネーカードEM2から読み出した送付先情報D21を用いて良いかをユーザの確認を得て行われる。端末装置1N2は、贈答品30’の送付先情報D21が取得できている場合は、図6に示すステップC5に移行して、贈答品30’の取得に対する精算処理を実行する。精算処理は、例えば、電子マネーカードEM2に格納された精算情報を書き換えることで実行される。この例では、図8に示した課金情報記述領域IIにおいて、利用年月日や、利用額及び残高が書き換えられる。
その後、ステップC6で端末装置1N2は、精算処理が成功したかどうかを確認する。精算処理に失敗した場合は、ステップC7に移行して端末装置1N2は、再度、贈答品30’を選択し直して精算処理を試みるかを確認する。このとき、表示装置45には、「再度、贈答品30’を選択して精算処理を試行しますか?」のメッセージが表示される。これと共に表示装置45には、上述のメッセージの他、例えば、「続行」や「中止」等のアイコンが表示される。例えば、ユーザが「続行」のアイコンを押下した場合、すなわち、贈答品30’を選択して精算処理を続行する場合、すなわち、贈答品30’を選択し直して精算処理を再度試みる場合は、ステップC8に移行する。ステップC8で、端末装置1N2は、ユーザによる贈答品30’の再選択に応じて制御を継続する。贈答品30’が再選択されると共にステップC5に戻る。
上述のステップC5で精算処理を実行し、ステップC6で精算処理が成功したと判断された場合は、ステップC9に移行して精算情報及び送付先情報D21を表示装置45に表示してユーザに告知する。精算情報及び送付先情報D21を表示装置45に表示した後は、ステップC10に移行して端末装置1N2は、情報読み出し処理により取得した送付先情報D21と、入力装置42から出力された贈答品選択情報D22とを対応付けて併合することにより、贈答品配送情報D2を作成する。その後、ステップC11に移行して、端末装置1N2は、送付先情報D21及び贈答品選択情報D22とを対応付けた贈答品配送情報D2をwebサーバWB2等に通知するようになされる。
なお、上述のステップC2でユーザが贈答品30’を選択し無かった場合は、端末装置1N2による情報処理を終了する。また、ステップC7でユーザから贈答品30’の選択を止める操作がなされた場合、例えば、「中止」のアイコンが押下された場合、端末装置IN2は、精算処理を中止して、情報処理を終了する。
このように、第2の実施例としての電子マネーカード贈答システム及びその情報処理方法によれば、オンライン店舗で贈答品30’を選択取得する場合に、被贈答者が自ら自宅の住所や氏名を入力するという操作を省略でき、カード通信装置CM2に電子マネーカードEM2を通す又は翳すという操作に軽減できるようになる。しかも、ユーザが端末装置1N2を用いてwebサーバWB2等にアクセスし、表示装置45上で選択した、取得希望の贈答品30’を贈答品配送センターでは、贈答品配送情報D2に付加された送付先情報D21に基づいて贈答品30’をユーザ宛(送付先)に配達できるようになる。
図11は、第3の実施例に係る電子マネーカード利用システム300の構成例を示す概念図である。
この実施例では、レンタル商品送付先限定の電子マネーカード利用システム300が構成され、電子マネーカードEM3にレンタル商品70の送付先情報D31が登録され、レンタル商品の借り入れ時、電子マネーカードEM3から送付先情報D31が読み取られ、電子マネーカードEM3に登録された送付先情報D31に基づく住所地へレンタル商品70を配達するようにした。
図11に示す電子マネーカード利用システム300は、情報処理システムの他の一例を構成し、インターネット20を介してレンタル商品70を受注配送するオンライン店舗で発生するレンタル商品配送情報D3を処理するシステムである。レンタル商品70はDVD、CD、MD等の映像情報や音楽情報等を記録した記録媒体である。レンタル商品70はこれらの記録媒体に限られることはなく、貸し渡し可能なものであれば何でもよい。例えば、レンタカー、レンタル自転車等である。
この例で、電子マネーカード利用システム300は、第1の実施例としての電子マネーカード利用システム100を応用したもので、当該システム100からwebサーバWB3、端末装置IN3、カード通信装置CM3等を抜き出したものである。
この例で、レンタル商品の借受者側には、課金処理用の記録媒体の一例を構成する電子マネーカードEM3が備えられ、レンタル商品70の貸し渡しに対して課せられる料金を決済するようになされる。この例で、電子マネーカードEM3には送付先情報D31が登録(記録)される。送付先情報D31は、当該電子マネーカードEM3を購入時又は購入後に登録(記録)するようになされる。
このレンタル商品の貸し渡しに際して、例えば、カード自動販売機に記録装置を備え、電子マネーカード購入者に対して、レンタル商品70の送付先を示す住所情報である送付先情報D31を当該電子マネーカードEM3に記録するようになされる。もちろん、これに限られることはなく、オンライン店舗で最初にレンタル商品70を借り受けるときに、送付先情報D31を当該電子マネーカードEM3に記録するようにしてもよい。
この例で、課金処理用の記録媒体には、電子マネーカードEM3の他に当該電子マネーカードEM3と同等機能を有する携帯電話機EMmを利用してもよい。携帯電話機EMm内にはメモリが設けられ、このメモリに送付先情報D31を登録するようになされ、オンライン店舗で貸し渡されるレンタル商品70を受注する際には、赤外線通信装置や、近距離無線通信機能等を使用して情報を送受信できるようになる。
この例で電子マネーカードEM3に登録された送付先情報D31は、読取り装置の機能を構成するカード通信装置CM3により読み出される。カード通信装置CM3は、情報読み出し機能の他に情報書込み機能を備えたものが好ましい。これはオンライン店舗で最初にレンタル商品70を借りる場合に、送付先情報D31を当該電子マネーカードEM3に記録できるためである。カード通信装置CM3はインターネット接続端末毎に備えられることが好ましい。この例でも、電子マネーカードEM3は、カード通信装置CM3に通す又は翳すという操作により、送付先情報D31が読み取られ、これと同等の機能を有する携帯電話機EMmは、カード通信装置CM3に翳すという操作で送付先情報D31が読み取られる。
カード通信装置CM3には、無線式の情報書込み及び読出し装置や赤外線式の無線送受信装置が使用され、端末装置IN3と電子マネーカードEM3や図1に示した携帯電話機EMm等との中継機能を有して、当該端末装置IN3と電子マネーカードEM3や携帯電話機EMm等との間で通信処理が可能となっている。
カード通信装置CM3の各々にはレンタル商品注文受付用の情報処理装置の機能を構成するインターネット接続可能な端末装置IN3が接続され、レンタル商品70の注文又は選択を受け付けてレンタル商品選択情報D32を作成するようになされる。端末装置IN3は、インターネット20に接続する機能と、レンタル商品専門のオンライン店舗のレンタル商品情報や決済情報等を表示したり、レンタル商品選択情報D32を出力する機能を有している。
端末装置IN3には、ノート型のパーソナルコンピュータや、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ、通信機能を備えたテレビ受信機等が使用される。端末装置IN3は、カード通信装置CM3により読み取られた送付先情報D31とレンタル商品選択情報D32とを対応付けたレンタル商品配送情報D3をレンタル商品配送管理用の情報処理系へ通知するようになされる。
また、レンタル商品貸渡者側には、情報配信系を構成するwebサーバWB3が備えられ、レンタル商品の映像、その説明、そのレンタル料、その支払方法等を表示するための表示情報を提供すると共に、オンライン店舗でレンタル商品の貸し渡しに必要な情報を配信するようになされる。
また、webサーバWB3は、これらの配信に対して端末装置IN3から受信した送付先情報D31に基づいて、以降行う課金処理が成功すれば、レンタル商品70の発送処理を行う。課金処理がNGであれば、再度、別のレンタル商品選択を促すようになされる。例えば、webサーバWB3は、端末装置IN3から受信したレンタル商品配送情報D3をレンタル商品配送管理用の情報処理系に転送するようになされる。
このレンタル商品販売又はレンタル商品貸渡者側の複数のwebサーバWB3とレンタル商品借受者側のインターネット接続可能な端末装置IN3との間はインターネット回線20により接続される。通信手段にはインターネット回線20の他に一般の公衆電話回線及び専用の通信回線が含まれる。
上述のレンタル商品貸し渡し業者側には、例えば、レンタル商品受注配送用の情報処理装置60が備えられ、webサーバWB3から転送されるレンタル商品配送情報D3に基づいてレンタル商品70の受注及び配送を管理するようになされる。情報処理装置60には、例えば、パーソナルコンピュータが使用され、受注が有ったレンタル商品70の配送を管理するようになされる。情報処理装置60はレンタル商品配送センターに配置され、送付先情報D31に基づく住所地にレンタル商品70を配送するようになされる。
なお、電子マネーカード利用システム300における情報処理方法については、省略するが、図5及び図6に示した電子マネーカード利用システム100におけるフローチャートを参照されたい。この場合、”商品”を”レンタル商品”に読み替え、”カード利用者”を”レンタル借受者”に読み替えて適用されたい。
このように第3の実施例に係るレンタル商品送付先限定の電子マネーカード利用システム300によれば、オンライン店舗でレンタル商品70を借り受ける場合に、レンタル商品借受者等が自ら自宅の住所や氏名を入力するという操作を省略でき、カード通信装置CM3等に電子マネーカードEM3を通す又は翳すという操作に軽減できるようになる。しかも、レンタル商品配送センター等では、商品受注情報D1に付加された送付先情報D31に基づいてレンタル商品70を送付先に配達できるようになる。これにより、レンタル商品70の送付先を限定した電子マネーカード利用システム300を構築できるようになる。
図12A及びBは、第4の実施例として接触型の電子マネーカードEM4の構成例を示す図である。
この実施例では、第1〜第3の実施例で説明した電子マネーカード利用又は贈答システム100〜300に適用可能な接触型の電子マネーカードEM4の構成例を示している。この例では、第1〜第3の実施例で説明した非接触型の電子マネーカードEM1〜EM3に代えて、課金処理用の接触型の電子記録カード媒体(プリペイド/ポストペイドカード(タグ)、Edyカード等)に送付先情報D11、D21又はD31を登録して適用するものである。
図12Aに示す課金処理用の電子マネーカードEM4は、商品30の購入又はレンタル商品70の貸し渡しに対して課せられる料金を決済するため、又は、贈答品30’の選択取得の際に精算される記録媒体の機能を構成する。電子マネーカードEM4には、商品30、贈答品30’又はレンタル商品70の送付先を示す住所情報である送付先情報D11、D21又はD31が記録され、商品30の購入、贈答品30’の選択取得、レンタル商品70の借受時に、電子マネーカードEM4から送付先情報D11、D21又はD31が読み取られる。
電子マネーカードEM4は、第1の実施例の電子マネーカードEMjと同様な大きさのカード本体部50を有しており、このカード本体部50によってICチップ51を挟み込んだ積層構造を成している。この電子マネーカードEM4は接触式であるため、情報入出力及び電源供給用の端子52が設けられている。端子52は情報入出力端子52a及び電源供給端子52bに分かれている。
図12Bは、電子マネーカードEM4のICチップ51の内部構成例を示すブロック図である。図12Bに示すICチップ51は、通信部53、CPU55及びメモリ部56を有して構成される。
図12Aに示した情報入出力端子52aは通信部53に接続される。情報入出力端子52aの信号入力に接続された通信部53では、CPU55の通信制御を受けて、図示しないカード通信装置との間で通信処理をする。例えば、通信部53は情報書き込み時に、送付先情報D11、D21又はD31が受信される。情報読み出し時には、送付先情報が情報入出力端子52aの信号出力に送出される。
上述の通信部53にはCPU55が接続され、情報書込み読出し時に、当該通信部53や、メモリ部56等の入出力が制御される。例えば、情報読み出し時には、メモリ部56から読み出した送付先情報D11、D21又はD31が通信部53に出力される。情報書き込み時には、通信部53から得られた送付先情報D11、D21又はD31がメモリ部56に記録される。
CPU55にはメモリ部56が接続され、通信部53で受信された送付先情報D11、D21又はD31や課金情報を記憶したり、情報書込み読出し手順などの制御データを記憶する。このメモリ部56にはEEPROM等の不揮発メモリが使用される。不揮発メモリによれば、電源を切っても、送付先情報D11、D21又はD31や課金情報等が記録保持される。
接触型の電子マネーカードEM4では、外部から電源供給端子52bを介して電源が供給される。電源供給端子52bには、通信部53、CPU55及びメモリ部56が接続される。当該通信部53、CPU55及びメモリ部56には、電源供給端子52bから直流電圧VCC’を供給するようになされる。接触型の電子マネーカードEM4には、当該電子マネーカード装着用の端子を設けたカード通信装置又は端末装置INjが適用され、電源供給端子52bを介して直流電源を供給するようになされる。
このように第4の実施例に係る接触型の電子マネーカードEM4によれば、オンライン店舗で、商品30を購入する場合、贈答品30’を取得する場合、又は、レンタル商品70を借り受ける場合に、当該電子マネーカード装着用の端子を設けたカード通信装置又は端末装置INjに接触型の電子マネーカードEM4を装着するようになされる。
従って、商品購入者、贈答品取得者、レンタル商品借受者等が自ら自宅の住所や氏名を入力するという操作を省略でき、カード通信装置に電子マネーカードを装着するという操作に軽減できるようになる。しかも、商品配送センター、贈答品配送センター又はレンタル商品配送センター等において、商品受注情報D1や、贈答品配送情報D2、レンタル商品受注情報D1等に付加された送付先情報D11、D21又はD31に基づいて商品30、贈答品30’、又は、レンタル商品70を送付先に配達できるようになる。これにより、接触型の電子マネーカードEM4であっても、電子マネーカード利用システム100、300や電子マネーカード贈答システム200を構築できるようになる。このようなシステム100〜300を構築することで、非接触型又は/及び接触型の電子マネーカードEM1〜EMjを普及させることができ、産業の発達に寄与するところが大きい。
この発明は、商品の送付先を限定した電子マネーカード利用システムや、贈答品の送付先を限定した電子マネーカード贈答システム、レンタル商品の送付先を限定した電子マネーカード利用システムに適用して極めて好適である。
本発明に係る実施形態としての電子マネーカード利用システム100の構成例を示す図である。 インターネット接続可能な端末装置IN1の構成例を示すブロック図である。 (A)及び(B)は、非接触型の電子マネーカードEM1等の構成例を示す図である。 図3Bに示したメモリ部36における情報の格納例を示す図である。 第1の実施例としての電子マネーカード利用システム100における情報処理例(その1)を示すフローチャートである。 その電子マネーカード利用システム100における情報処理例(その2)を示すフローチャートである。 第2の実施例としての電子マネーカード贈答システム200の構成例を示す概念図である。 電子マネーカードEM2に係るメモリ部36’における情報の格納例を示す図である。 カード記録系における送付先情報D21(D11)の初期登録又は変更登録例を示すフローチャートである。 第2の実施例としての端末装置IN2における情報処理例を示すフローチャートである。 第3の実施例に係る電子マネーカード利用システム300の構成例を示す概念図である。 (A)及び(B)は、第4の実施例に係る接触型の電子マネーカードEM4の構成例を示す図である。
符号の説明
10・・・商品受注配送用の情報処理装置、10’・・・贈答品配送用の情報処理装置、20・・・インターネット回線(通信手段)、30・・・商品,30’・・・贈答品、31,50・・・カード本体部、32,51,55・・・ICチップ、33・・・アンテナ、34,43,53・・・通信部、35,41,55・・・CPU、36,36’,56・・・メモリ部、37・・・電源部、40・・・通信装置、42・・・入力装置、43・・・記憶装置、45・・・表示装置、52・・・端子、60・・・レンタル商品配送用の情報処理装置、70・・・レンタル商品、WBi(i=1〜n)・・・webサーバ、INj(j=1〜m)・・・インターネット接続可能な端末装置、CMj(j=1〜m)・・・カード通信装置、EMj(j=1〜m)・・・電子マネーカード、EMm・・・携帯電話機、100,300・・・電子マネーカード利用システム、200・・・電子マネーカード贈答システム

Claims (8)

  1. 商品の購入又は貸し渡しに対して課せられる料金を決済するための課金処理用の記録媒体において、
    前記記録媒体に商品の送付先を示す送付先情報が記録され、
    前記商品の購入又は借り受け時に、
    前記記録媒体から送付先情報が読み取られることを特徴とする記録媒体。
  2. 前記記録媒体には、
    接触型又は非接触型の電子マネーカードが使用されることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  3. 商品を通信手段を介して購入又は貸し渡すオンライン店舗で発生する商品受注情報を処理する情報処理システムにおいて、
    前記商品の購入又は貸し渡しに対して課せられる料金を決済するための課金処理用の記録媒体と、
    前記記録媒体に商品の送付先を示す送付先情報を記録する記録装置と、
    前記記録媒体から送付先情報を読み取る読取り装置と、
    前記読取り装置に接続され、商品の注文又は選択を受け付けて商品受注情報を作成する商品注文受付用の情報処理装置とを備え、
    前記情報処理装置は、
    前記読取り装置により読み取られた送付先情報と前記商品の注文又は選択の受け付けによって得られる商品選択情報とを対応付けた商品受注情報を商品受注配送用の情報処理装置へ通知することを特徴とする情報処理システム。
  4. 前記記録媒体には、
    接触型又は非接触型の電子マネーカードが使用されることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記記録媒体には、
    携帯電話機が使用されることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  6. 商品を通信手段を介して購入又は貸し渡すオンライン店舗で発生する商品受注情報を処理する情報処理方法において、
    前記商品の購入又は貸し渡しに対して課せられる料金を決済するための課金処理用の記録媒体に商品の送付先を示す送付先情報を記録するステップと、
    前記商品の購入又は借り受け時に、
    前記記録媒体から送付先情報を読み取るステップと、
    前記商品の注文又は選択を受け付けて商品選択情報を取得するステップと、
    前記記録媒体から読み取られた送付先情報と、取得された前記商品選択情報とを対応付けるステップと、
    前記送付先情報及び前記商品選択情報とを対応付けた商品受注情報を商品受注配送用の情報処理系へ通知するステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  7. 前記記録媒体には、
    接触型又は非接触型の電子マネーカードが使用されることを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 前記記録媒体には、
    携帯電話機が使用されることを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
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