JP2001331720A - 選択型サービス提供システム - Google Patents

選択型サービス提供システム

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JP2001331720A
JP2001331720A JP2000154348A JP2000154348A JP2001331720A JP 2001331720 A JP2001331720 A JP 2001331720A JP 2000154348 A JP2000154348 A JP 2000154348A JP 2000154348 A JP2000154348 A JP 2000154348A JP 2001331720 A JP2001331720 A JP 2001331720A
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JP2000154348A
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English (en)
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Hiroyuki Seki
宏之 関
Taichiro Yamashita
太一郎 山下
Takashi Yoshida
吉田  隆
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サービス選択時には利用者の所持する移動履歴
に応じて提供可能なサービスを提示し、利用者が所持す
る移動履歴を利用して受けるサービスを利用者が選択す
ることができるサービス提供システムを提供する。 【解決手段】サービス項目毎にそのサービスを提供する
ために利用される移動履歴の項目(累積移動距離,利用
回数等)を1つあるいは複数項目設定し、サービス項目
毎に移動履歴の各項目の価値を変化させる事で、提供で
きるサービスに顧客が所持する移動履歴の内容を反映さ
せる。顧客は提示されたサービス項目より希望する項目
を選択し、サービスの提供を受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードを利用
したサービス提供システムに関し、より詳細には鉄道等
の利用状況に基づいてサービスを提供するサービス提供
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、顧客一人一人の嗜好に合わせたサ
ービスを提供するシステムとしては、例えば、特開平8
−202863号公報や特開平8−315024号公報等に開示され
ているように、顧客の姓名,住所,生年月日などの利用
者情報を予め登録しておき、その情報に基づいて、顧客
毎に内容の異なるダイレクトメールの発送などの顧客毎
に異なるサービスを提供する技術が知られている。ま
た、特開平11−120391号公報や特開平11−219481号公報
等に開示されているように、上記利用者情報と、鉄道等
の交通機関の利用状況や商品の購買情報に基づいて、顧
客毎に異なるサービスを提供する技術が知られている。
【0003】前記の従来技術を利用することにより、個
々の顧客の利用履歴に応じたサービスの提供を行うこと
ができる。これらの従来技術では、顧客毎に異なるサー
ビスを提供する方法として、予め顧客の氏名,年齢,住
所,性別等の利用者情報を顧客から収集し、その利用者
情報を元に顧客に提供するサービス内容を変える方法が
採られている。しかし、前記公知例は、顧客自身が希望
するサービスを選択する方法については触れられていな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、利用
者(乗客)の入場ないし出場した駅名,年月日,時刻,
累積移動距離,利用回数等の移動履歴に応じて様々なサ
ービスを提供するシステムに関して、利用者が移動履歴
を用いてサービスの提供を受ける時に、利用者が希望す
るサービスに合わせてサービスを選択可能とするため
に、サービス選択時には利用者の所持する移動履歴に応
じて提供可能なサービスを提示し、利用者が所持する移
動履歴を利用して受けるサービスを利用者が選択するこ
とができるサービス提供システムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、顧客は顧客の入場ないし出場した駅
名,年月日,時刻,累積移動距離,利用回数等からなる
移動履歴を顧客が所有するICカード(定期券)2に蓄
積し、顧客がサービスを受ける際には、顧客は前記IC
カード2をサービス選択/提供装置3に投入し、提供可
能なサービスを顧客に提示する。ここで、サービス選択
/提供装置3は、サービス選択/提供装置3に用意され
ているサービス項目の中から、顧客が所持する移動履歴
を使うことで提供することが可能なサービス項目のみを
顧客に提示する。この時、サービス項目毎にそのサービ
スを提供するために利用される移動履歴の項目(累積移
動距離,利用回数等)を1つあるいは複数項目設定し、
サービス項目毎に移動履歴の各項目の価値を変化させる
事で、提供できるサービスに顧客が所持する移動履歴の
内容を反映させる。顧客は提示されたサービス項目より
希望する項目を選択し、サービスの提供を受ける。以上
により、上記目的を達成する事ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を以下
に記す。図1は本発明の一実施例である鉄道期間に関す
るサービス提供システムの一例である。
【0007】ICカード2は鉄道,バス等の公共交通機
関の一定の区間を、一定の期間自由に乗り降りできる定
期券であって、その定期券を継続して購入する際に、定
期券の使用頻度に応じて定期券の購入価格を割り引くサ
ービスの実施の形態の一例について説明する。一例とし
て、定期券の利用区間が長いほど、また利用回数が多い
ほど利用者に対する継続定期券の購入価格の割り引きが
大きくなるサービスについて説明する。
【0008】前記ICカード2を所持する利用者は、I
Cカード2を使って自動改札機を通って入場し、鉄道な
どの交通機関に所定の区間,定期券が有効である期間内
に限り乗車することができる。この乗車できる区間や期
間は定期券情報としてICカード2内の定期券情報記憶
部23に記録されており、所定の期間を過ぎると自動改
札機を通過する事ができずに、ゲートが閉じられ、アラ
ームが鳴動する構成となっている。
【0009】前記ICカード2を所持する利用者は、所
持している定期券の利用期間の終了日が近づくと、所定
の期間、例えば有効期間満了日の2週間前から有効期間
満了日に至るまでの期間に限り、継続定期券を購入する
ことができる。
【0010】ここで、定期券として使用するICカード
2は、利用者が入場ないし出場した駅名,年月日,時
刻,累積移動距離,利用回数等の移動履歴情報を記録す
る記憶手段を備えているものである。
【0011】本発明の実施の形態の一つは、前記の移動
履歴情報から利用者が所持するICカード2が定期券と
しての有効期間内に利用された回数を算出し、その使用
回数に応じて、利用者が継続定期券を購入する際にはそ
の購入料金を割り引く制度を導入することにより、利用
者の利便さを図るとともに、定期券を継続して購入する
ことを利用者に対して促する効果を有するものである。
【0012】図2は、自動改札機1の内部構成を示す図
である。11はICカードリーダ/ライタであり、IC
カード2との間の通信を行う。12は改札制御部で、入
出場のチェック,移動距離の算出処理および自動改札機
1の制御を行う。また、下記ICカード2内の定期券情
報記憶部23に記憶されている定期券情報に基づいて、
利用者の駅構内への入場および駅構内からの出場の許可
の判断を行う。13は通過センサで、利用者が自動改札
機1を通過したかの検知を行う。14は自動改札機のゲ
ートであり、前記改札制御部12で利用者が通過した年
月日が利用者の定期券情報の有効期限内でない、もしく
は利用者が通過した自動改札機が設置してある駅が利用
区間内でないと判断された場合に閉じられる。15はア
ラーム鳴動装置で、前記改札制御部12で前記有効期限
内でない、もしくは前記利用区間内でないと判断された
場合にアラームを鳴らす。
【0013】図3は前記ICカード2の内部構成を示す
図である。図中、21は制御部で、情報の処理,制御お
よび記憶を行う。22は移動履歴情報記憶部で、書き換
え可能な揮発性メモリであり、入場(乗車)および出場
(降車)した駅名,年月日,時刻,累積移動距離,利用
回数等の移動履歴情報を記憶している。23は定期券情
報記憶部で、前記ICカードの定期券情報が記憶されて
いる。本実施例では利用区間および有効期間および利用
者情報等を記録しており、揮発性メモリである。24は
サービス記憶部で、以下で説明するサービス選択/提供
装置により提供される複数のサービス情報を格納し、こ
れは書き換え可能な揮発性メモリである。25は入出力
制御部(I/O)であり、下記ICカードリーダ/ライ
タ11,31との間のデータの入出力を行う。各部分
は、26に示すバスにより接続されている。
【0014】以下、入場時におけるICカード2の制御
部21の各処理の内容について説明する。
【0015】利用者は、入場時にICカード2を自動改
札機1に投入する。ここで、非接触型のICカードであ
る場合には、ICカード2を自動改札機1のICカード
リーダ/ライタ11に所定の距離以下に近接してかざし
て通過する。
【0016】まず、ICカードリーダ/ライタ11は、
ICカード2に対して読み取り信号を送出し、ICカー
ド2からは受信信号を発信することで、通信を確立およ
び相互チェックを行う。次に、ICカード2は定期券情
報記憶部23内の定期券情報をICカードリーダ/ライ
タ11に送信する。次に、ICカードリーダ/ライタ1
1から入場情報を受け取る。この入場情報は、利用者が
駅に入場した年月日,時間,入場駅名等から構成され
る。最後に、ICカードリーダ/ライタ11から受け取
った入場情報を移動履歴情報記憶部22に格納する。
【0017】以下、入場時における自動改札機1の制御
部12の各処理の内容について説明する。
【0018】まず、ICカードリーダ/ライタ11とI
Cカード2との間の通信の確立及び相互チェックを行
う。次に、ICカード2から定期券情報を受信し、定期
券の有効性を判定する。即ち、入場駅が定期券情報の有
効区間に含まれているか、およびICカード2が投入さ
れた年月日が定期券情報の有効期間内であるかの判別を
行い、含まれていないと判断された場合にはゲート14
を閉じてアラーム鳴動装置15よりアラームを鳴らし、
ICカード2を返却する。入場駅が定期券情報の有効区
間に含まれており、かつICカード2が投入された年月
日が定期券情報の有効期間内であると判断された場合に
は、現在時刻,現在年月日,当駅名称から、前記入場情
報をICカード2に送信する。
【0019】以下、出場時におけるICカード2の制御
部21の各処理の内容について説明する。
【0020】利用者は、入場時にICカード2を自動改
札機1に投入する。ここで、非接触型のICカードであ
る場合には、ICカード2を自動改札機1のICカード
リーダ/ライタ11に所定の距離以下に近接してかざし
て通過する。
【0021】まず、ICカードリーダ/ライタ11は、
ICカード2に対して読み取り信号を送出し、ICカー
ド2からは受信信号を発信することで、通信を確立およ
び相互チェックを行う。次に、ICカード2は定期券情
報記憶部23から定期券情報を、移動履歴情報記憶部2
2から前記入場情報と累積移動距離および利用回数を読
み出し、ICカードリーダ/ライタ11に送信する。次
に、ICカードリーダ/ライタ11から出場情報を受け
取る。この出場情報は、利用者が駅から出場した年月
日,時間,出場駅名,利用回数,累積移動距離等から構
成される。最後に、ICカードリーダ/ライタ11から
受け取った出場情報をICカード2内の移動履歴情報記
憶部22に格納する。
【0022】以下、出場時における自動改札機1の制御
部12の各処理の内容について説明する。
【0023】まず、ICカードリーダ/ライタ11とI
Cカード2との間の通信の確立及び相互チェックを行
う。次に、ICカード2から前記入場情報および累積移
動距離および利用回数および定期券情報を受け取る。次
に、出場駅が定期券情報の有効区間に含まれているか、
かつICカード2が投入された年月日が定期券情報の有
効期間内であるかの判別を行い、出場駅が利用区間に含
まれておらず、かつICカード2が投入された年月日が
有効期間内でないと判断された場合にはゲート14を閉
じてアラーム鳴動装置15よりアラームを鳴らし、IC
カード2を返却する。利用区間内かつ有効期間内である
と判断された場合には、入場駅(乗車駅)から当駅までの
移動距離を予め用意したテーブルより算出し、ICカー
ド2から受け取った入場情報および累積移動距離および
利用回数と、移動距離と、現在時刻と、現在年月日と、
当駅名称から、出場情報を作成し、ICカード2に送信
する。
【0024】以下、利用者が所持するICカード2に記
憶された移動履歴情報を利用してサービスを受ける時
に、サービス選択/提供装置3で行われる処理を説明す
る。
【0025】図4は、サービス選択/提供装置3の一例
をを示す概念図である。31はICカードリーダ/ライ
タであり、ICカード2との間の通信を行う。32は制
御部で、移動履歴情報および定期券情報と提供するサー
ビスの処理・制御・管理を行う。33はICカード2か
ら読み取った利用履歴情報を格納するメモリで、書き換
え可能な揮発性メモリである。34はサービスとして提
供できる全サービス項目を記憶しておく提供サービス情
報記憶部、35は利用者が選択できるサービス項目等を
表示する表示手段、36は利用者がサービス項目等の選
択内容等を入力する入力手段である。37は印刷手段
で、例えば、提供されるサービスが印刷物である時、そ
の印刷物を印刷して出力する。38は搬送手段で、提供
されるサービスが物品である場合に、商品貯蔵庫39か
ら対応する商品を取出口310に送る。311は決済手
段であり、サービス選択/提供装置3からサービスや商
品等を購入する際に、現金ないしキャッシュカードない
し現金に相当する機能を内蔵したICカード(電子マネ
ー)による決済を行う。312は通信手段で、下記サー
ビスセンタ4とネットワーク接続している。
【0026】図6はサービス項目を選択する手順を表わ
すワークフローである。以下、このワークフローに従っ
て、サービス項目を選択する手順を説明する。
【0027】(S61)前記の実施の形態において、利
用者は定期券を継続して購入する際には、サービス選択
/提供装置3に現在使用中のICカード2を投入する。
ここで、非接触型のICカードである場合には、ICカ
ード2をサービス選択/提供装置3の所定の位置に置く
だけでもよく、あるいは所定のへこみ部や溝形状部分に
置く形態であってもよく、あるいは所定のスロットに定
期券(ICカード)2を挿入すると、サービス選択/提
供装置3の内部に前記ICカード2を機械的に取り込む
形態であってもよい。
【0028】(S62)次に、サービス選択/提供装置
3のICカードリーダ/ライタ31は、ICカード2に
対して読み取り信号を送出し、ICカード2からは受信
信号を発信する。(S63)その後、ICカードリーダ
/ライタ31を通してICカード2の移動履歴情報記憶
部22に記録されている移動履歴情報および定期券情報
記憶部23に記録されている定期券情報を読み取り、メ
モリ33に格納する。(S64)その後、制御部32は
このメモリ33内の移動履歴情報および定期券情報と予
め用意されている提供サービス選択テーブルを比較し、
利用者の移動履歴情報に応じて提供できるサービスを選
び出し、(S65)表示手段35にサービス項目を表示
する。例えば、定期券利用回数が50回以上の利用者に
はクーポン券を提供できる、とした場合には、利用履歴
情報の「利用回数」の項目が50未満の時には「クーポ
ン券」の項目を表示しない。
【0029】一方、「利用回数」が50回以上の時には
「クーポン券」の項目を表示する。この項目を以下に説
明する手順で選択する事で、サービスを受ける。このよ
うにして、利用者はサービス選択/提供装置3で提供さ
れる複数のサービス項目の中から、利用者が所持する移
動履歴情報を利用して受ける権利のあるサービス項目を
容易に識別する事ができる。
【0030】ここで、利用者が所持する移動履歴情報か
らサービス選択/提供装置3が提供できるサービス項目
の表示については、全サービス項目を1画面で表示して
も、項目毎に上位の分類から下位の分類へと選択される
度に順次表示しても良い。
【0031】利用者は表示手段に表示される移動履歴情
報に応じて提供されるサービス項目から希望する項目を
入力手段36により選択して入力する。サービス項目
は、「地域情報」,「商品購入」,「継続定期券購入」
等からなり、このうち一つまたは複数を選択する事がで
きる。ここで、利用者が所有する移動履歴情報もしくは
ポイントを表示手段に表示して、利用者が確認できるよ
うにしても良い。
【0032】この時、例えば「継続定期券購入」につい
て、制御部32はメモリ33内の定期券情報から、現在
使用しているICカード2即ち定期券の有効期間が継続
定期券を購入することができる期間内、例えば定期券2
の有効期限の2週間前から定期券の有効期限日の間にあ
るかどうかを確認して、所定の期間内にあることが確認
されれば「継続定期券購入」項目を表示手段に表示す
る。所定の期間内にないことが確認されれば、「継続定
期券購入」項目を表示手段に表示しない。その代わり
に、所定の期間より以前にあるか、ないしは所定の期限
が切れている旨を表示手段35に表示する。ここで、
「継続定期券購入」項目以外の項目についても、サービ
ス選択/提供装置3の制御部32によりサービス項目の
表示/非表示の処理がなされている。
【0033】定期券2の有効期間が継続定期券を購入す
ることができる期限内にあり、かつ利用者により「継続
定期券購入」項目が選択された場合には、次の継続定期
券を購入するステップに進む。
【0034】図7は継続定期券を購入する手順を表わす
ワークフローである。以下、このワークフローに従っ
て、継続定期券を購入する手順を説明する。
【0035】(S71)サービス選択/提供装置3の制
御部31はサービス選択/提供装置3内のメモリ33に
格納された定期券情報から定期券の区間の情報を読み取
り、メモリ33に格納された利用履歴情報から定期券の
区間の利用回数のデータを読み取る。例えば、定期券の
区間が10km毎に1回利用するごとに1ポイントとなる
ような、回数と区間の距離に比例したポイントを付加す
るサービスであるとする。この場合には、利用回数と定
期券の区間の距離とを掛け合わせたものがポイント数と
なる。例えば20kmの区間を100回利用した場合に
は、2×100=200ポイントとなる。ここで、割引
料金変換テーブルにおいて、ポイント数を割引価格に変
換する。例えば、1ポイントにつき1円の割り引きを行
うものとすれば、継続定期券の価格から200円を割り
引くこととなる。次に、そのポイント数、ないし割引価
格を表示手段35に表示する。
【0036】(S72)継続定期を購入しようとする利
用者は、継続定期を購入する際に、次に購入しようとす
る継続定期の有効期間、例えば1ヶ月であるか、3ヶ月
であるか、6ヶ月であるか、を入力手段36によって選
択して入力する。継続定期であるので、定期の有効期限
の初日は利用者によって予めサービス選択/提供装置3
に投入されたICカード2の定期券情報の有効期限終了
日の翌日に設定され、また区間は予めサービス選択/提
供装置3に投入されたICカード2の定期券情報と同一
に設定される。
【0037】(S73)利用者によって次に購入しよう
とする継続定期券の有効期間が選択されると、サービス
選択/提供装置3はその価格を価格データベースから参
照し、その価格から前記割引価格を割り引いた価格を表
示手段35に表示するとともに、現金ないしキャッシュ
カードないし現金に相当する機能を内蔵したICカード
(電子マネー)の投入を促し、その情報を表示手段35
に表示する。(S74)利用者は表示手段35に表示され
た価格,割引価格,継続定期の有効期限,区間等を目視
確認して、割引価格を利用する割合、すなわち利用回数
と有効区間距離からなるポイントを全て利用するかない
し利用者が希望する一部分のみを利用するかを入力手段
36により選択して入力する。
【0038】本実施例では、0ポイントから200ポイ
ントまで選択できる一例を示している。このようにし
て、利用者が所有する移動履歴情報から各サービスの提
供を受ける際に使用する移動履歴情報の割合を利用者自
身に決定させることで、鉄道の利用状況に応じたサービ
ス提供を利用者の嗜好に合わせて実施する事ができる。
【0039】(S75)利用ポイント数決定後、表示手
段35に利用者が入力した利用ポイント数ないし割引価
格を表示する。利用者は現金ないしキャッシュカードな
いし現金に相当する機能を内蔵したICカード(電子マ
ネー)をサービス選択/提供装置3の決済手段311に
投入して、表示手段35に表示された価格,割引価格,
継続定期の有効期限,区間等を目視確認し、誤りがなけ
れば確認動作を行う。例えば、表示手段35上に表示さ
れた「確認」ボタンないし独立して設置された「確認」
ボタンを利用者が押下することによって確認がなされ
る。ここで、利用ポイント数の決定は、前記現金ないし
キャッシュカードないし現金に相当する機能を内蔵した
ICカード(電子マネー)を投入した後、確認手段によ
って利用者が確認動作を行うまでの間に行われても良
い。
【0040】利用者によって価格,割引価格等の確認が
なされた場合には、サービス選択/提供装置3は前記割
引価格を割り引いた価格と投入された現金ないしキャッ
シュカードないし電子マネーとを比較し、その差額があ
る場合には、現金を投入された場合には釣り銭として利
用者に返却し、キャッシュカードないし電子マネーであ
った場合には、継続定期券の購入価格と等しい金額を前
記キャッシュカードないし電子マネーに内蔵された金額
情報から減額した金額を計算して、その情報を前記キャ
ッシュカードないし電子マネーに書込み、利用者に返却
する。ここで、移動履歴情報から変換したポイントが継
続定期券の価格以上である場合には、ポイントのみで継
続定期券を購入する事ができるようにしても良い。
【0041】(S76)その後、ICカード(定期券)
2の定期券情報記憶部23内およびサービス選択/提供
装置3のメモリ33内の定期券情報を消去し、新規購入
した継続定期券情報を定期券情報記憶部23およびメモ
リ33に書き込む。また、ICカード2の移動履歴情報
記憶部22内およびサービス選択/提供装置3のメモリ
33内の移動履歴情報から前記割引価格算出に用いられ
た分の移動履歴情報、すなわち利用回数を差し引く。こ
れは、移動履歴情報の二重使用を防ぐためであり、利用
されていない移動履歴情報はICカード2内に残され、
次回サービス提供希望時に利用される。ここで、このI
Cカード2の情報の消去および書き込みは、確認手段に
よって利用者による確認動作が行われてから、前記割引
価格を割り引いた価格と投入された現金ないしキャッシ
ュカードないし電子マネーとを比較する間に行われても
良い。
【0042】その後、利用者が入力手段36により「終
了」を選択した場合には、取引の終了を示す画面を表示
手段35に表示し、ICカード2を利用者に返却する。
サービス選択/提供装置3のメモリ33内の移動履歴情
報および定期券情報を消去し、次の利用者との取引まで
待機する。
【0043】利用者が入力手段36により引き続き取引
を希望する項目、例えば別のサービス項目の内のいずれ
かを選択した場合には、取引を続行する。
【0044】本実施例のように、本発明の実施の形態の
一つは、前記の移動履歴情報から利用者が所持するIC
カード2が定期券としての有効期間内に利用された回数
を算出し、その使用回数に応じて、利用者が継続定期券
を購入する際にはその購入料金を割り引く制度を導入す
ることにより、利用者の利便さを図るとともに、定期券
を継続して購入することを利用者に対して促する効果を
有するものである。
【0045】次に、ICカード2は定期券であって、I
Cカード2の使用頻度に応じてサービス選択/提供装置
3に登録された商品の購入価格を割り引くサービスの実
施の形態の一例について説明する。一例として、ICカ
ード2の定期券としての累積移動距離が長いほど利用者
に対する商品の購入価格の割り引きが大きくなるサービ
スについて説明する。
【0046】図5は、各地に設置されているサービス選
択/提供装置3を統括するサービスセンタ4の一例を表
わす概念図である。41はサービスセンタの制御部で、
提供するサービスの処理・制御・管理を行う。制御部4
1は通信手段42によりサービス選択/提供装置3の通
信手段312とネットワーク接続しており、サービス選
択/提供装置3との通信を行う。43は提供サービス更
新手段で、サービスセンタ内の提供サービス情報記憶部
44が記憶している、サービスとして提供できる全サー
ビス項目を、取扱商品および情報の変化や在庫状況等に
応じて更新する。45は商品配送手段で、サービス選択
/提供装置3で利用者がサービスセンタ4で取り扱って
いる商品を購入した際に、商品貯蔵庫46に保管されて
いる商品を指定された配送先に配送するための処理を行
う。47は配送口で、配送業者等への商品の受け渡しを
行う。
【0047】サービス選択/提供装置3の提供サービス
情報記憶部34の更新は、例えば、提供サービス更新手
段43によりサービスセンタ4内の提供サービス情報記
憶部44に記憶されている情報が更新された時に、制御
部41が更新された情報を通信手段42によりサービス
選択/提供装置3に送信し、サービス選択/提供装置3
の提供サービス情報記憶部34に書き込むことで情報の
更新を行う。もしくは、例えば、毎週金曜日の21:0
0のように情報の更新を行う年月日および時刻を設定
し、設定した年月日および時刻にサービスセンタ4の制
御部41が更新された情報を通信手段42によりサービ
ス選択/提供装置3に送信し、サービス選択/提供装置
3の提供サービス情報記憶部34に書き込むことで、定
期的に情報の更新を行う。
【0048】商品の配送に関しては、下記実施例にて一
例を示す。
【0049】本発明の実施の他の一例は、前記の移動履
歴情報から利用者が所持する定期券が利用された回数お
よび移動した距離の累積を算出し、その使用回数および
累積移動距離に応じて、利用者がサービス選択/提供装
置3に登録された商品を購入する際にはその購入料金を
割り引く制度を導入することにより、利用者の利便さを
図るとともに、本発明によるサービスを実施する交通機
関の継続的利用を利用者に対して促する効果を有するも
のである。
【0050】利用者は前記継続定期購入の一例と同様に
サービス選択/提供装置3に現在使用中のICカード2
を投入し、表示手段35に表示される移動履歴情報に応
じて提供されるサービス項目から希望する項目から「商
品購入」を入力手段36により選択して入力する。以
下、図8に示す商品購入の手順を表わすワークフローに
従い、商品購入の手順を説明する。
【0051】(S81)「商品購入」を選択すると、サ
ービス選択/提供装置3の制御部32は提供サービス情
報記憶部34に登録されている商品データを表示手段3
5に表示する。また、サービス選択/提供装置3の制御
部32はICカード2内の移動履歴情報記憶部22から
サービス選択/提供装置3内のメモリ33に読み出した
移動履歴情報から、累積移動距離データを読み取る。例
えば、累積移動距離が100kmで1ポイントを付加する
サービスであるとする。ここで、割引料金変換テーブル
において、ポイント数を割引価格に変換する。例えば、
1ポイントにつき1円の割り引きを行うものとすれば、
購入する商品の価格から100円を割り引くこととな
る。次に、そのポイント数、ないし割引価格を表示手段
35に表示する。
【0052】(S82)利用者によって購入しようとす
る商品が選択されると、(S83)サービス選択/提供
装置3はその価格を価格データベースから参照し、その
価格から前記割引価格を割り引いた価格を表示手段35
に表示するとともに、現金ないしキャッシュカードない
し現金に相当する機能を内蔵したICカード(電子マネ
ー)の投入を促し、その情報を表示手段35に表示す
る。(S84)利用者は表示手段35に表示された商品
データ,価格,割引価格等を目視確認して、割引価格を
利用する割合、すなわち累積移動距離からなるポイント
を全て利用するかないし利用者が希望する一部分のみを
利用するかを入力手段36により選択して入力する。本
実施例では、0ポイントから100ポイントまで選択で
きる場合を示している。
【0053】利用ポイント数決定後、表示手段35に利
用者が入力した利用ポイント数ないし割引価格を表示す
る。利用者は現金ないしキャッシュカードないし現金に
相当する機能を内蔵したICカード(電子マネー)をサ
ービス選択/提供装置3の決済手段311に投入して、
表示手段35に表示された商品データ,価格,割引価格
等を目視確認し、誤りがなければ確認動作を行う。例え
ば、表示手段35上に表示された「確認」ボタンないし
独立して設置された「確認」ボタンを利用者が押下する
ことによって確認がなされる。
【0054】(S85)利用者によって商品データ,価
格,割引価格等の確認がなされ、かつ商品がサービス選
択/提供装置3内の商品貯蔵庫39内にある場合には、
(S86)サービス選択/提供装置3の搬送手段38に
より商品が商品貯蔵庫39から取出口310に搬送され
る。利用者は取出口310から商品を受け取る。(S8
7)サービス選択/提供装置3は前記割引価格を割り引
いた価格と投入された現金ないしキャッシュカードない
し現金に相当する機能を内蔵したICカード(電子マネ
ー)とを比較し、その差額がある場合には、現金を投入
された場合には釣り銭として利用者に返却し、キャッシ
ュカードないし電子マネーであった場合には、商品の購
入価格と等しい金額を前記キャッシュカードないし電子
マネーに内蔵された金額情報から減額した金額を計算し
て、その情報を前記キャッシュカードないし電子マネー
に書込み、利用者に返却する。ここで、移動履歴情報か
ら変換したポイントが商品価格以上である場合には、ポ
イントのみで商品を購入する事ができるようにしても良
い。
【0055】(S85)利用者によって商品データ,価
格,割引価格等の確認がなされ、かつ商品がサービス選
択/提供装置3内の商品貯蔵庫39内にない、もしくは
サービスセンタ4で取り扱っている場合には、サービス
選択/提供装置3は商品の送り先の相手の名前および住
所,購入者名等の配送先指定情報の入力を促し、その情
報を表示手段35に表示する。(S88)利用者は入力手
段36から前記住所,購入者名等の配送先指定情報を入
力する。利用者は表示手段35に表示される入力情報を
確認し、「確認」ボタン等の確認手段によって確認動作を
行う。(S89)サービス選択/提供装置3の制御部32
は配送先指定情報、および購入商品名や購入価格,割引
価格等からなる購入商品情報を通信手段312によりサ
ービスセンタ4に送信する。(S810)サービスセン
タ4の制御部41は配送先指定情報および購入商品情報
を受け取った後、受取確認と配送先指定情報からなる取
引成立情報を通信手段42によりサービス選択/提供装
置3に送る。
【0056】サービスセンタ4の制御部41は商品配送
手段45に配送先指定情報および購入商品情報を送り、
商品配送手段は商品貯蔵庫46から購入商品情報に記さ
れた商品(予め梱包等の配送準備済み)を搬送手段によ
り取出し、配送先指定情報を伝票に印字して貼りつけ、
配送口47まで搬送する。その後、配達業者が配送口4
7で商品を受け取り、商品を指定された配送先に配送す
る。
【0057】(S811)サービス選択/提供装置3の
制御部32は取引成立情報を受け取った後、(S81
2)サービス選択/提供装置3は前記商品がサービス選
択/提供装置3の商品貯蔵庫39内にある場合と同様に
決済処理をする。その後サービス選択/提供装置3は前
記取引成立情報と前記購入商品情報を印刷手段37に送
り印刷する。利用者は印刷された取引成立情報と購入商
品情報を受け取る。この印刷された前記取引成立情報と
前記購入商品情報が領収書となる。
【0058】(S813)その後、ICカード(定期
券)2の移動履歴情報記憶部22内およびサービス選択
/提供装置3のメモリ33内の移動履歴情報から前記割
引価格算出に用いられた分の移動距離情報を累積移動距
離情報から差し引く。利用されていない移動履歴情報は
ICカード(定期券)2内に残され、次回サービス提供
時に利用される。
【0059】その後、継続定期を購入する時の一例と同
様に、取引を終了もしくは継続する。
【0060】このようにして、サービス選択/提供装置
3により商品の購入を行う際に、利用者の移動履歴情報
を利用して割り引きサービスを行う事ができる。
【0061】本実施例のように、本発明の実施の形態の
一つは、前記の移動履歴情報から利用者が所持する定期
券が利用された回数および移動した距離の累積を算出
し、その使用回数および累積移動距離に応じて、利用者
がサービス選択/提供装置3に登録された商品を購入す
る際にはその購入料金を割り引く制度を導入することに
より、利用者の利便さを図るとともに、本発明によるサ
ービスを実施する交通機関の継続的利用を利用者に対し
て促する効果を有するものである。
【0062】次に、ICカードは定期券であって、本実
施例ではICカードの使用頻度に応じてサービス選択/
提供装置3に登録された商品の購入価格を割り引くサー
ビスの実施の形態の別の一例について説明する。一例と
して、前記の一例と同様、定期券を使用した累積移動距
離が長いほど利用者に対する商品の購入価格の割り引き
が大きくなるサービスについて説明する。
【0063】ICカード内の定期券情報記憶部23に予
め利用者の氏名,住所を記録しておく。例えば、定期券
購入時に申し込み用紙に記入された利用者の氏名,住所
を例えばOCR(Optical Character Reader)で読み取
り、定期券情報記憶部23に記憶しておいても良い。
【0064】利用者は、前記サービス選択/提供装置3
に登録された商品の購入価格を割り引くサービスの操作
手順に従い、商品の購入を選択する。
【0065】その後、サービスセンタ4に商品の配送先
指定情報を送る際に、サービス選択/提供装置3の制御
部32はICカード2の定期券情報記憶部23から氏
名,住所を読み取り、表示手段35に表示する。利用者
はその内容を確認し、誤りがない事を確認すれば、確認
手段によって確認動作を行う。例えば、表示手段35上
に表示された「確認」ボタンないし独立して設置された
「確認」ボタンを利用者が押下することによって確認が
なされる。その後、サービス選択/提供装置3はそれら
を配送先指定情報としてサービスセンタ4に送る。ここ
で、ICカード2の定期券情報記憶部23から氏名,住
所を読み取る処理は、ICカード2から移動履歴情報を
読み取るときに行われても良い。
【0066】このようにすると、商品を購入するとき
に、利用者が毎回配送先指定情報を入力する手間が省
け、利用者の利便さを図ることができる。
【0067】以上の実施例のように、本発明は、利用者
が所有する移動履歴情報に応じた各種サービスの提供を
受ける際に、移動履歴情報を複数のサービス、例えば、
継続定期券購入時の割引サービス等に利用する事ができ
る。また、利用者が所有する移動履歴情報を用いて受け
るサービス項目の選択、および、サービスを受ける時に
移動履歴情報を全部または一部のみ利用するかの選択を
利用者自身が行うことができ、交通機関の利用状況に応
じて異なる種類のサービス提供を利用者の嗜好に合わせ
て受ける事ができる。この際、サービスの提供を実施す
る前に予め利用者の利用者情報を収集しておく必要はな
い。さらに、サービスを実施する交通機関は、各サービ
ス項目に対してそれぞれ独立に、サービス提供条件とな
る移動履歴情報の項目や消費する割合(例えば、あるサ
ービス項目に対しては累積移動距離から100km消費し
てサービスを提供する等)を設定する事ができる。
【0068】以上より、本発明は、本発明によるサービ
スを実施する交通機関の継続的利用を利用者に対して促
する効果を有する。
【0069】この他、次のようなサービスの一例も本発
明に含まれる。
【0070】(1)累積移動距離が一定数以上所持して
いる場合のみ、特定の情報を表示手段35に表示ないし
印刷手段37により印刷して提供する。この際、情報を
提供するために移動履歴情報を消費してもしなくても良
い。
【0071】(2)移動履歴情報から自動改札機を通過
した時の「入場時刻」もしくは「出場時刻」を読み出
し、特定の時刻あるいは時間帯の移動履歴情報に対して
サービス提供時のポイント変換率を変化させる。例え
ば、午前7時から午前9時の繁忙時間帯の移動履歴情報
については、例えば定期券の前記繁忙時間帯の利用回数
が50の時は5ポイント発生するなど、少量のポイント
しか発生せず、午前10時から午後4時までの閑散時間
帯の移動履歴情報については、例えば定期券の前記閑散
時間帯の利用回数が50の時は50ポイント発生するな
ど、より多くのポイントを発生するようにする。これに
より、例えば、利用者が交通機関を閑散時間帯に利用す
るように利用者を促すことが可能になる。
【0072】(3)複数の異なるメニュー画面を、例え
ばサービスメニュー・データベース内に予め階層的もし
くはページ単位で管理しておき、定期券に記憶された利
用者の年齢,性別等の利用者情報に応じて、前記サービ
スメニュー・データベースに管理されたメニュー画面の
いずれかを選択して表示手段に表示する。例えば、利用
者が小学校低学年生である場合には、漢字がないもしく
は少ないメニュー画面を表示する。これにより、例え
ば、顧客の年齢や性別等の属性に合わせたメニュー画面
を表示できる。
【0073】なお、前記実施例は本発明の一例を示した
ものであり、本発明はこれに限定されるべきものではな
い。
【0074】
【発明の効果】以上、本発明によれば、利用者の移動履
歴に応じてサービスを提供するシステムにおいて、利用
者自身が希望するサービスを受けるために、利用者が所
有する移動履歴情報を使用することができるという効果
を有する。これにより、利用者個人の嗜好に合わせたサ
ービスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の提案する選択型サービス提供システム
のシステム構成の一例を示す図。
【図2】本発明の自動改札機の内部構成の一例を示す
図。
【図3】本発明のICカードの内部構成の一例を示す
図。
【図4】本発明のサービス選択/提供装置の概念図の一
例を示す図。
【図5】本発明のサービスセンタ概念図の一例を示す
図。
【図6】本発明のサービス項目表示ワークフローの一例
を示すフローチャート。
【図7】本発明の継続定期券購入ワークフローの一例を
示すフローチャート。
【図8】本発明の商品購入ワークフローの一例を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
1…自動改札機、2…ICカード、3…サービス選択/
提供装置、4…サービスセンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 R 19/00 G07B 15/00 E G07B 15/00 G06K 19/00 Q U (72)発明者 吉田 隆 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 5B035 BB09 BC02 BC03 5B049 BB11 BB32 BB46 CC03 CC05 CC39 DD01 DD04 EE23 EE28 FF03 FF04 FF08 GG04 GG06 GG07 5B055 BB12 BB20 CC10 EE02 EE05 EE13 EE21 EE27 FA01 FB03 KK05 KK09 PA02 PA05 PA34 5B058 KA06 KA12 YA01 YA06 YA07 YA13

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者が自動改札機における入場および出
    場時に、入場ないし出場した駅名,乗車年月日,時刻,
    累積移動距離,利用回数等からなる移動履歴を取得する
    移動履歴取得手段と、前記移動履歴を蓄積する移動履歴
    蓄積手段と、移動履歴を前記移動履歴蓄積手段から読み
    取る移動履歴読取手段と、前記移動履歴蓄積手段に蓄積
    された前記移動履歴が商品や情報等を顧客に提供する条
    件を満たしているか否か判定する提供サービス判定手段
    と、前記提供サービス判定手段により顧客に提供する条
    件を満たしていると判定された商品や情報等を顧客が選
    択する選択項目を表示する表示手段と、前記提供サービ
    ス判定手段による判定結果に従って前記表示手段に表示
    する項目を制御する表示項目制御手段と、前記表示手段
    に表示された選択項目から顧客が希望する項目を選択し
    て入力する入力手段と、前記入力手段により選択された
    選択項目に対応する商品や情報等を選択する提供サービ
    ス選択手段と、前記提供サービス選択手段により選択さ
    れた商品や情報等を出力する提供サービス出力手段を備
    えたことを特徴とする選択型サービス提供システム。
JP2000154348A 2000-05-22 2000-05-22 選択型サービス提供システム Pending JP2001331720A (ja)

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