JP2006244151A - 情報処理サーバ、及び情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本実施の形態は、ユーザの携帯電話に対して電子メールで広告を送信し、この広告に基づいてユーザが商品をバリューで購入すると、ユーザの携帯電話にバリューによるキャッシュバックを行うものである。このように、ユーザにお得感を与えることにより、広告宣伝効果を高めることができると共に広告効果を確認することができる。ユーザは、携帯電話3に送られてきた広告メールに従って、バリューで買い物をすると、電子マネーサーバ2からキャッシュバックを受けることができ、お得感を得ることができる。また、電子マネーサーバ2は、ユーザが広告メールにより購買活動を行ったか否かを知ることができ、広告効果を計測して確認することができる。
【選択図】 図1
Description
電子マネーシステムによる商取引は、バリューと呼ばれる金銭と同等の交換価値を持つ電子情報を操作して価値の移動を行うことにより行われる。
加盟店は、リーダライタを備えた加盟店端末を加盟店舗の店頭に備え、ユーザの電子マネーチップに記憶されているバリューを代金分だけ減算して決済する。
この他、チャージは、現金入金機に現金を投入して行ったり、あるいは、銀行口座からの引き落としや、クレジットカードによる決済を用いて、ネットワーク上に設置されたサーバ装置から行うことも可能である。
このように携帯電話で電子マネーを扱う技術としては、次の文献で開示されている携帯電話を用いた電子マネー決済システムがある。
請求項2に記載の発明では、前記照合手段は、前記広告送信手段が前記広告情報を送信した広告送信時点と、前記金額変更情報入力端末が前記貨幣端末に金額変更情報を入力した金額変更時点と、の前後関係を判断し、前記金額変更時点が前記広告送信時点よりも前である場合は、前記第1の組と前記第2の組が一致しないと判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理サーバを提供する。
請求項3に記載の発明では、前記金額変更情報入力端末が前記貨幣端末に入力した金額変更情報により前記貨幣端末で変更される変更金額を受信する変更金額受信手段と、前記受信した変更金額を用いて前記所定金額を計算する所定金額計算手段と、を具備したことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の情報処理サーバを提供する。
請求項4に記載の発明では、前記広告IDには商品IDが関連付けられており、前記ID情報受信手段は、前記貨幣端末に対する前記金額変更情報の入力と引き替えに購入された商品の商品IDを広告ID特定情報として受信することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の情報処理サーバを提供する。
請求項5に記載の発明では、広告情報送信先と関連付けられた貨幣端末IDにより特定され、貨幣価値の金額を電子データとして記憶し、前記記憶した金額を金額変更情報を用いて変更可能な貨幣端末と、前記貨幣端末に金額変更情報を入力する金額変更情報入力端末と、前記貨幣端末及び前記金額変更情報入力端末と通信可能な情報処理サーバと、から構成された情報処理システムで使用される情報処理サーバで行う情報処理方法であって、前記情報処理サーバは、広告送信手段と、関連付け手段と、ID情報受信手段と、照合手段と、金額変更情報送信手段と、を備え、前記広告送信手段で、前記広告情報送信先に広告情報を送信する広告送信ステップと、前記関連付け手段で、前記広告情報を送信する広告情報送信先と関連付けられた貨幣端末IDと、前記送信する広告情報の広告IDと、を関連付けて記憶手段に記憶する関連付けステップと、前記ID情報受信手段で、前記金額変更情報入力端末から、金額変更情報を入力した貨幣端末の貨幣端末IDと、広告IDを特定する広告ID特定情報と、を受信するID情報受信ステップと、前記照合手段で、前記関連付け手段で関連付けた貨幣端末IDと広告IDから成る第1の組と、前記受信した貨幣端末IDと前記受信した広告ID特定情報で特定される広告IDから成る第2の組と、を照合する照合ステップと、前記照合手段で、前記第1の組と前記第2の組が一致する場合に、前記金額変更情報送信手段で、前記関連付けた貨幣端末IDで特定される貨幣端末に対して所定金額を加算する金額変更情報を送信する金額変更情報送信ステップと、から構成されたことを特徴とする情報処理方法を提供する。
本実施の形態は、ユーザの携帯電話に対して電子メールで広告を送信し、この広告に基づいてユーザが商品をバリューで購入すると、ユーザの携帯電話にバリューによるキャッシュバックを行うものである。
このように、ユーザにお得感を与えることにより、広告宣伝効果を高めることができると共に広告効果を確認することができる。
ユーザの有する携帯電話3は、バリューを記憶、及び処理する電子マネーチップが埋め込まれており、この電子マネーチップには、固有の電子マネー端末IDが付与されている。
なお、以下では、特に区別する場合は、バリューを加算する金額変更情報を加算情報と呼び、バリューを減算する金額更新情報を減算情報と呼ぶことにする。
(1)電子マネーサーバ2は、電子マネー端末IDと広告IDを対応付けて記憶した後、この加盟店の広告を電子メールにてユーザの携帯電話3に送信する。
なお、以下では、この広告に係る電子メールを広告メールと呼ぶことにする。
決済は、加盟店端末5から携帯電話3に減算情報を入力して携帯電話3に記憶されているバリューを減算することにより行う。
そして、電子マネーサーバ2は、加盟店端末5から送信されてきたログデータを受信して記憶する。
このため、電子マネーサーバ2は、この対応関係を用いて、ログデータから電子マネー端末IDと広告IDの対応を得ることができる。
照合の結果、同じ組み合わせがあった場合、このユーザが広告メールに従って加盟店の店舗で商品を購入したことがわかる。
このキャッシュバックメールには、電子マネーサーバ2が加算情報を携帯電話3に送信するために電子マネーサーバ2で設けられたウェブサイトのURL(Uniform Resource Locators)が含まれている。
また、電子マネーサーバ2は、ユーザが広告メールにより購買活動を行ったか否かを知ることができ、広告効果を計測して確認することができる。
図2は、本実施の形態の電子マネーシステム1の構成の一例を示したネットワーク図である。
電子マネーシステム1は、携帯電話3、電子マネーサーバ2、加盟店サーバ4、インターネット72、基地局70、電話回線網71、加盟店端末5、5、5、…などから構成されている。
以下、加盟店端末5、5、5、…を特に区別しない場合は単に加盟店端末5と記す。
また、携帯電話3は、インターネット72経由で電子マネーサーバ2と通信し、バリューの加減算を行うこともできる。
電話回線網71は、公衆回線網であり、電話機やファックスなどの端末装置を相互に接続することができる。携帯電話3を電話回線網71に接続することにより、基地局70は、ユーザに通話サービスを提供することができる。
電子マネーサーバ2は、通信回線により加盟店端末5、5、5、・・・に接続されており、これら加盟店端末5からバリューのチャージ状況や決済状況に関する情報をログデータとして収集し、履歴情報として蓄積している。
広告メールには、ユーザがキャッシュバックサービスを利用することができる加盟店や対象となる期間など、ユーザがキャッシュバックを受けるための条件などが含まれている。
携帯電話3は、これによって加盟店端末5を使用せずにオンラインでバリューのチャージ・決済を行うことができる。
更には、キャッシュバックサービスの利用を有料化することも可能である。
加盟店端末5は、アンテナを内蔵したリーダライタ部を備えており、このアンテナで電波を送受信することにより、携帯電話3の電子マネーチップと近距離間の無線通信を行うことができる。
そして、加盟店端末5は、これら処理に関する情報をログデータとして一時記憶しておき、後ほどバッチ処理により電子マネーサーバ2に送信する。
詳細は後述するが、加盟店端末IDは、当該加盟店端末5を設置している加盟店の加盟店IDと関連付けられており、加盟店IDは、更に広告IDと関連付けられている。
加盟店端末5は、携帯電話3に金額変更情報を入力する金額変更情報入力端末を構成している。
加盟店サーバ4は、電子マネーサーバ2に対して広告メールの送信を依頼する。
例えば、加盟店端末5は、加盟店に設置したものの他に、例えば、自動販売機に組み込まれた決済専用の端末装置や、あるいは、広場などに設置されたチャージ専用の端末装置も存在する。
図3に示したように、電子マネーサーバ2には、ユーザ情報データベース12、加盟店データベース14、広告依頼データベース11、広告宛先データベース13、ログデータベース15などを備えている。
これらの属性は、サービス登録時にユーザから取得して記憶したものである。
図4(a)にユーザ情報データベース12の論理的な構成の一例を示す。ユーザ情報データベース12は、「電子マネー端末ID」、「氏名」、「電子メールアドレス」、その他の項目から構成されている。
電子マネーサーバ2は、電子マネー端末IDにより携帯電話3、及び携帯電話3に埋め込まれている電子マネーチップを識別することができる。
「電子メールアドレス」は、携帯電話3の電子メールアドレスである。電子マネーサーバ2は、この電子メールアドレスに広告メールを送信することにより、ユーザに広告情報を提供することができる。
「住所」は、ユーザの住所である。「年齢」及び「性別」は、それぞれユーザの年齢及び性別である。
また、電子メールアドレスは、広告情報送信先を構成している。
このため、ユーザ情報データベース12により、広告情報送信先と貨幣端末が関連付けられている。
なお、広告情報送信先は、携帯電話3の電子メールアドレスに限定するものではなく、ユーザに広告情報を送ることができる宛先情報であれば何でもよい。
これらの属性は、事業者が加盟店として加入した際に、事業者から提出してもらった情報を入力したものである。
「加盟店名」は、加盟店の事業者名である。
「加盟店端末ID」は、当該加盟店に設置されている加盟店端末5の加盟店端末IDである。
「住所」は、加盟店の本店営業所の住所である。
図4(c)に、広告依頼データベース11の論理的な構成の一例を示す。広告依頼データベース11は、「広告ID」、「加盟店」、「広告情報」、「対象情報」、「受付日時」、「キャッシュバック条件」、「キャッシュバック金額」、その他の項目から構成されている。
「広告情報」は、広告メールでユーザに提供したい広告内容を記した原稿に当たるデータであって、文字データ・画像データなどから構成されている。電子マネーサーバ2は、この広告情報を用いて広告メールを生成する。
対象情報としては、例えば、「住所が都内で男性」、「年齢20〜30の女性」などと、広告メールの送信先のユーザの属性情報を用いることができ、これによって広告商品に応じて広告メールの送信先を設定することができる。
「キャッシュバック条件」は、ユーザの購買活動のうち、キャッシュバックの対象となるものを設定する条件である。
「キャッシュバック条件」により加盟店はキャッシュバック条件を自由に設定することができる。
また、「〜の場合は100円バック、〜の場合は200円バック」などと、条件式で設定することも可能である。
広告宛先データベース13は、「広告ID」、「電子マネー端末ID」、その他の項目から成り、広告IDと電子マネー端末IDとが対応付けられている。
送信先のユーザが複数いる場合は、これらユーザの携帯電話3の電子マネー端末IDが「電子マネー端末ID」に記憶され、広告IDと電子マネー端末IDが関連付けられる。
図4(e)にログデータベース15の論理的な構成の一例を示す。ログデータベース15は、「加盟店端末ID」、「電子マネー端末ID」、「チャージ金額」、「決済金額」、「日時」、その他の項目から構成されている。
「電子マネー端末ID」は、加盟店端末5がチャージ・決済を行った携帯電話3に組み込まれている電子マネーチップの電子マネー端末IDである。
「日時」は、加盟店端末5が携帯電話3に金額変更情報を入力した日時である。
携帯電話3では、この加算情報を用いてキャッシュバック分のバリューがチャージされる。
電子マネーサーバ2は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、通信制御部24、記憶部27、入出力部25などがバスライン26で接続されて構成されている。
RAM23は、読み書き可能なメモリであって、CPU21のワーキングメモリを提供したり、記憶部27に記憶されたプログラムやデータをロードして記憶したりなどする。
CPU21は、通信制御部24を介して携帯電話3に広告メールや金額変更情報を送信したり、あるいは加盟店端末5からログデータを受信したりすることができる。
図6に示したように、携帯電話3は、インターネット接続可能な携帯電話としての機能を発揮する電話端末部31、非接触型ICチップで形成された電子マネーチップにより構成され、バリュー処理機能を発揮する電子マネー端末部35、及び両者を接続するインターフェース部34から構成されている。
電話端末部31によって、携帯電話3は、電子マネーサーバ2から広告メールを受信することができ、広告情報を携帯電話3のディスプレイに表示することができる。
これにより、電子マネー端末部35に記憶された電子マネー端末IDやバリューの残高などを電子マネーサーバ2に送信したり、あるいは電子マネーサーバ2から送信されてきた金額変更情報を電子マネー端末部35に入力することができる。
記憶部37は、電子マネー端末ID、バリュー残高、ログデータなどを記憶している。
広告メール41で表示されている文字データは、加盟店サーバ4が電子マネーサーバ2に送信した広告情報を用いて構成されている。
キャッシュバック条件を満たすと、電子マネーサーバ2が携帯電話3にキャッシュバックメールを送信し、ユーザは、このキャッシュバックメールを用いて携帯電話3にチャージを行って、キャッシュバックを受けることができる。
キャッシュバック案内43は、ユーザにキャッシュバックの案内を行い、キャッシュバックの詳細内容が表示される。
このように、キャッシュバック案内43には、キャッシュバックを行う主体、キャッシュバック金額、及びキャッシュバック実行操作方法などが表示される。
より詳細には、電子マネーサーバ2は、広告宛先データベース13(図3)とログデータベース15を照合してキャッシュバックの対象となるユーザや金額などが特定されると、これらをキャッシュバック対象案件とし、キャッシュバックIDを付与する。
このキャッシュバックIDにより、電子マネーサーバ2は、キャッシュバックがどの照合結果によるものか認識することができる。
有効期限エリア46には、キャッシュバックの有効期限が表示される。この期限を過ぎると、電子マネーサーバ2は、このキャッシュバックメールによるキャッシュバックの要求を受け付けない。
なお、以下の情報処理は、携帯電話3に関しては、電話端末部31のCPUと電子マネー端末部35のCPUが、所定のプログラムに従って行い、電子マネーサーバ2、加盟店サーバ4に関しては、それぞれ、CPUが所定のプログラムに従って行うものである。
加盟店サーバ4は、この処理を、電子マネーサーバ2に広告依頼データを送信することにより行う。
電子マネーサーバ2は、広告依頼データを受信し、これに広告IDを付与して広告宛先データベース13に記憶することにより加盟店からの依頼を登録する(ステップ10)。
電子マネーサーバ2は、この処理を行うために、広告宛先データベース13に記憶した「対象情報」と、ユーザ情報データベース12に記憶されているユーザの属性と照合し、対象情報に一致する属性を有するユーザを特定する。
次に、電子マネーサーバ2は、この広告IDに対応付けられている電子マネー端末IDを広告宛先データベース13で特定し、更に、この電子マネー端末IDに対応付けられている電子メールアドレスをユーザ情報データベース12で特定する。
このように、電子マネーサーバ2は、広告情報送信先に広告情報を送信する広告送信手段を備えている。
ユーザは、携帯電話3を操作して、広告メールをディスプレイに表示し、広告内容を確認する。
この際に、ユーザは、携帯電話3を加盟店端末5のリーダライタにかざすなどして、携帯電話3と加盟店端末5に近距離の無線通信を行わせ、携帯電話3に記憶されているバリューにより決済処理を行う(ステップ30、ステップ35)。
電子マネーサーバ2は、加盟店端末5からログデータを受信してログデータベース15に記憶する。
次に、電子マネーサーバ2は、キャッシュバックの対象となる電子マネー端末IDに対応付けられている電子メールアドレスをユーザ情報データベース12から取得し、この電子メールアドレスに宛ててキャッシュバックメールを送信する(ステップ50)。
ユーザが、このキャッシュバックメールを確認し、キャッシュバックのためのチャージを要求すると、携帯電話3は、電子マネーサーバ2のキャッシュバック用サイトに接続してチャージを要求する(ステップ60)。
以上の手順により携帯電話3に対するバリューによるキャッシュバックが行われる。
以下の処理は、電子マネーサーバ2のCPUがキャッシュバックプログラムに従って行うものである。
次に、ログデータベース15から、この日時以降のログデータを抽出する(ステップ105)。
一致した組に含まれる電子マネー端末IDがキャッシュバックを行う候補となる。
例えば、図4の例では、キャッシュバック金額が決済金額の10%となっているため、ログデータベース15に示した決済金額5000円の電子マネー端末IDに対しては500が算出される。
ユーザは、リーダライタに電子マネーカードをセットし、電子マネーサーバ2のキャッシュバック用サイトにアクセスする。
電子マネーカードでは、電子マネーチップがこの加算情報を用いてキャッシュバック金額分のバリューをチャージする。
これを用いると、ユーザの現在位置に応じた広告メールを送信することも可能である。
そして、電子マネーサーバ2は、携帯電話3からユーザの現在位置を受信し、加盟店が指定した地域にいるユーザに宛てて広告メールを送信する。これにより、ユーザは、出先などに応じた広告を得ることができる。
携帯電話3がGPSを搭載していない場合は、ユーザに手動にて現在位置を電子マネーサーバ2に送信してもらってもよい。
そして、電子マネーサーバ2は、加盟店端末5からログデータを受信し、この決済がキャッシュバック対象であるか否かを判断する。
加盟店端末5は、電子マネーサーバ2からキャッシュバック金額が送信されてきた場合、この金額分の加算情報を携帯電話3に入力する。これによって、携帯電話3は、決済に引き続いてキャッシュバックを受けることができる。
このような形態では、加盟店端末5は決済金額やチャージする金額の入力を受け付け、電子マネーサーバ2に送信する。そして、電子マネーサーバ2は、この金額に対応する金額変更情報を生成して加盟店端末5に送信する。加盟店端末5は、電子マネーサーバ2にこの金額変更情報を入力する。
(2)加盟店端末5は、携帯電話3の電子マネー端末ID、加盟店ID、及び決済金額を電子マネーサーバ2に送信する。
このの処理では、予めキャッシュバック金額分を加算した金額にて決済を行うことができる。
(1)ユーザが携帯電話3を用いてサービスサイトにアクセスし、ユーザID、パスワードなどのユーザ特定情報を用いてサービスサイトにログインする。
(4)携帯電話3は、サービスサイトからこの加算情報を受信し、これを用いてバリューを加算する。これによって、ユーザはキャッシュバックを受けることができる。
(1)ユーザは、広告メールを受信した後、広告メールのキャッシュバック条件に従って商品を購買すると、キャッシュバックを受けることができる。
(2)キャッシュバックを受けるに際し、登録などの必要はなく、ユーザは、単に広告メールのキャッシュバック条件に従って商品を購入するだけでよい。
(4)加盟店は、実際に購買を行ったユーザに対してキャッシュバックを行えばよく、広告メールが効果を発揮した範囲だけキャッシュバック原資を負担すればよい。
(6)従来の電子マネーサーバ2に、照合処理などを行うモジュールを組み込むだけで実現できるため、既存のシステム構築を利用することができる。
(7)電子マネーの利用が促進される。
図11は、本実施の形態の変形例に係る電子マネーシステム1aの構成の一例を示したネットワーク図である。先に説明した本実施の形態の電子マネーシステム1と同じ構成要素には同じ符号を付してある。
メーカサーバ6は、加盟店補で販売している商品を製造している事業者(メーカ)が設置したサーバ装置である。
そして、電子マネーサーバ2は、広告依頼データベース11(図4)に商品IDを記憶し、広告IDと商品IDを対応付ける。
加盟店は、個別販売ログを用いて在庫管理やマーケティングなどを行っている。
個別販売ログには、販売された商品の商品IDや個数、販売した日時、携帯電話3のバリューで決済を行った場合は、その電子マネー端末IDなどが記録されている。
照合の結果、一致するものがあった場合、電子マネーサーバ2は、その貨幣端末IDに対してキャッシュバックを行う。
2 電子マネーサーバ
3 携帯電話
4 加盟店サーバ
5 加盟店端末
6 メーカサーバ
11 広告依頼データベース
12 ユーザ情報データベース
13 広告宛先データベース
14 加盟店データベース
15 ログデータベース
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 通信制御部
25 入出力部
26 バスライン
27 記憶部
28 プログラム格納部
29 データ格納部
31 電話端末部
32 アプリケーション
33 中継部
34 インターフェース部
35 電子マネー端末部
36 バリュー処理部
37 記憶部
70 基地局
71 電話回線網
72 インターネット
Claims (5)
- 広告情報送信先と関連付けられた貨幣端末IDにより特定され、貨幣価値の金額を電子データとして記憶し、前記記憶した金額を金額変更情報を用いて変更可能な貨幣端末と、前記貨幣端末に金額変更情報を入力する金額変更情報入力端末と、前記貨幣端末及び前記金額変更情報入力端末と通信可能な情報処理サーバと、から構成された情報処理システムで使用される情報処理サーバであって、
前記広告情報送信先に広告情報を送信する広告送信手段と、
前記広告情報を送信する広告情報送信先と関連付けられた貨幣端末IDと、前記送信する広告情報の広告IDと、を関連付けて記憶手段に記憶する関連付け手段と、
前記金額変更情報入力端末から、金額変更情報を入力した貨幣端末の貨幣端末IDと、広告IDを特定する広告ID特定情報と、を受信するID情報受信手段と、
前記関連付け手段で関連付けた貨幣端末IDと広告IDから成る第1の組と、前記受信した貨幣端末IDと前記受信した広告ID特定情報で特定される広告IDから成る第2の組と、を照合する照合手段と、
前記照合手段で、前記第1の組と前記第2の組が一致する場合に、前記関連付けた貨幣端末IDで特定される貨幣端末に対して所定金額を加算する金額変更情報を送信する金額変更情報送信手段と、
を具備したことを特徴とする情報処理サーバ。 - 前記照合手段は、前記広告送信手段が前記広告情報を送信した広告送信時点と、前記金額変更情報入力端末が前記貨幣端末に金額変更情報を入力した金額変更時点と、の前後関係を判断し、前記金額変更時点が前記広告送信時点よりも前である場合は、前記第1の組と前記第2の組が一致しないと判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理サーバ。
- 前記金額変更情報入力端末が前記貨幣端末に入力した金額変更情報により前記貨幣端末で変更される変更金額を受信する変更金額受信手段と、
前記受信した変更金額を用いて前記所定金額を計算する所定金額計算手段と、
を具備したことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の情報処理サーバ。 - 前記広告IDには商品IDが関連付けられており、前記ID情報受信手段は、前記貨幣端末に対する前記金額変更情報の入力と引き替えに購入された商品の商品IDを広告ID特定情報として受信することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の情報処理サーバ。
- 広告情報送信先と関連付けられた貨幣端末IDにより特定され、貨幣価値の金額を電子データとして記憶し、前記記憶した金額を金額変更情報を用いて変更可能な貨幣端末と、前記貨幣端末に金額変更情報を入力する金額変更情報入力端末と、前記貨幣端末及び前記金額変更情報入力端末と通信可能な情報処理サーバと、から構成された情報処理システムで使用される情報処理サーバで行う情報処理方法であって、
前記情報処理サーバは、広告送信手段と、関連付け手段と、ID情報受信手段と、照合手段と、金額変更情報送信手段と、を備え、
前記広告送信手段で、前記広告情報送信先に広告情報を送信する広告送信ステップと、
前記関連付け手段で、前記広告情報を送信する広告情報送信先と関連付けられた貨幣端末IDと、前記送信する広告情報の広告IDと、を関連付けて記憶手段に記憶する関連付けステップと、
前記ID情報受信手段で、前記金額変更情報入力端末から、金額変更情報を入力した貨幣端末の貨幣端末IDと、広告IDを特定する広告ID特定情報と、を受信するID情報受信ステップと、
前記照合手段で、前記関連付け手段で関連付けた貨幣端末IDと広告IDから成る第1の組と、前記受信した貨幣端末IDと前記受信した広告ID特定情報で特定される広告IDから成る第2の組と、を照合する照合ステップと、
前記照合手段で、前記第1の組と前記第2の組が一致する場合に、前記金額変更情報送信手段で、前記関連付けた貨幣端末IDで特定される貨幣端末に対して所定金額を加算する金額変更情報を送信する金額変更情報送信ステップと、
から構成されたことを特徴とする情報処理方法。
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