JP2013197949A - 撮像装置 - Google Patents

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    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise

Abstract

【課題】 ノイズを増加せることなく消費電力を低減させる撮像装置を提供する。
【解決手段】 半導体基板に、複数の画素列を有する撮像領域と、複数の列回路が配された撮像装置であって、各列回路は、第1の回路ブロックと第2の回路ブロックとを有し、第1及び第2の回路ブロックには、共通の配線を介してバイアス電圧が供給されており、第1の回路ブロックは増幅回路を含み、第2の回路ブロックは、第1モードと第1モードよりも消費電力が小さい第2モードとを切り替え可能な構成であり、第2の回路ブロックの、前記第2モードから前記第1モードへの遷移期間が、第1の回路ブロックの増幅回路が増幅動作を行なっている期間中以外の期間であることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は撮像装置に関するもので、特に、消費電力低減に関するものである。
一般に固体撮像装置は画素が行列状に配されて撮像領域を構成する。各画素列もしくは複数の画素列ごとに列回路が設けられる。列回路としては増幅回路、ノイズ除去回路、アナログデジタル変換回路などがある。このような固体撮像装置の例として特許文献1に記載された構成が知られている。
特許文献1では、列信号線を介して異なるタイミングで伝達された信号を保持するための2つの保持容量における一方の保持容量に画素から信号が転送される際に他方の保持容
量の基準電源電極の電位が変動することを抑制している。
特開2009−224524号公報
近年、固体撮像装置においては、消費電力の低減が大きな課題となっている。
本発明者らの検討によれば、列回路に含まれる異なる回路ブロックにおいて、電源電圧もしくは接地電位が共通の配線から供給される構成における新たな課題を見出した。具体的には、消費電力の大きい第1モードと消費電力の小さい第2モードとを切り替えて動作させる際に、共通の配線から電圧が供給される異なる回路ブロックにおいて、信号が影響し合いノイズが増加するというものである。
本発明は上記課題に鑑み、消費電力を低減させる動作を有する構成においても、ノイズの増加を抑えた固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑み、半導体基板に、複数の画素列を有する撮像領域と、各画素列ごと、もしくは複数の画素列ごとに設けられた、複数の列回路が配された固体撮像装置であって、各列回路は、第1の回路ブロックと第2の回路ブロックとを有し、前記第1及び第2の回路ブロックには、共通の配線を介してバイアス電圧が供給されており、前記第1の回路ブロックは増幅回路を含み、前記第2の回路ブロックは、第1モードと前記第1モードよりも消費電力が小さい第2モードとを切り替え可能な構成であり、前記第2の回路ブロックの、前記第2モードから前記第1モードへの遷移期間が、前記第1の回路ブロックの増幅回路が増幅動作を行なっている期間中以外の期間であることを特徴とする。
本発明によれば、ノイズを増加せることなく消費電力を低減させることが可能となる。
実施例1の撮像装置のブロック図である。 実施例1の撮像装置の列回路の等価回路図である。 実施例1の列回路の一部を抜き出した等価回路図である。 実施例1の撮像装置の駆動パルス図である。 実施例1の撮像装置の駆動パルス図である。 実施例2の撮像装置の列回路の等価回路図である。 実施例2の撮像装置の駆動パルス図である。 実施例3の撮像装置のブロック図である。 実施例3の撮像装置の等価回路図である。 実施例3の撮像装置の等価回路図である。 本発明の撮像装置を適用可能な撮像システムのブロック図である。
本発明の撮像装置は、半導体基板に、複数の画素列を有する撮像領域と、各画素列ごともしくは複数の画素列ごとに設けられた、複数の列回路を有する。そして各列回路は、第1の回路ブロックと第2の回路ブロックとを有し、第1及び第2の回路ブロックには、共通の配線を介してバイアス電圧が供給されている。例えば、第1の回路ブロックは増幅回路を含み、第2の回路ブロックはバッファを含む信号保持部である。そして各回路ブロックにはたとえば共通の接地配線から接地電位が供給される。
このような構成において、第2の回路ブロックは、第1モードと前記第1モードよりも消費電力が小さい第2モードとを切り替え可能な構成である。そして、第2の回路ブロックの、第2モードから前記第1モードへの遷移期間が、第1の回路ブロックの増幅回路が増幅動作を行なっている期間中以外の期間としている。このような構成によれば、ノイズを
(実施例1)
図1は本実施例の撮像装置の全体ブロック図である。
撮像領域100には複数の画素101が配される。ここでは撮像領域100は、4行4列の計16画素を有しているが、更に多数の画素を有していてもよい。画素100の構成としては種々の構成を用いることができる。たとえば、光電変換部と光電変換部で生じた信号を増幅する画素増幅部を有するいわゆるAPS型センサを用いると、SN比を向上させることが可能となり好ましい。
画素100で生じた信号は垂直走査回路103からの駆動パルスを受けて、垂直信号線102に出力される。たとえば1行ごとに駆動パルスが供給されて、1行に含まれる複数の画素の信号が、各々対応する垂直信号線102に並列に出力される。本図では各画素列に対し1本の垂直信号線102が配されているが、各画素列に対し複数の垂直信号線を設けてもよい。この場合には複数の画素行が垂直走査回路103からの駆動パルスを受け、それぞれ対応する垂直信号線に信号を出力することが可能となる。
バイアス供給ブロック104は各垂直信号線102を介して画素にバイアス電流もしくはバイアス電圧を供給するための回路である。バイアス供給ブロック104は各垂直信号線102に対応してバイアス回路105を有している。ここではバイアス回路105として電流源を用いた場合を例示している。
列回路ブロック106は複数の垂直信号線102に並列に出力された信号を受ける。各垂直信号線に対応して列回路107が配されている。列回路107としては増幅回路、ノイズ除去回路、アナログデジタル変換回路などを用いることができる。以降では、列回路の一例として増幅回路の場合を例に説明する。
信号保持ブロック108は各列回路107から出力された信号を各列回路107に対応して設けられた、信号保持部109で保持する。各信号保持部109は、バイアス電圧、もしくはバイアス電流を受ける回路を有している。例えば、増幅回路、バッファ回路である。
水平走査回路110は、信号保持部108に駆動パルスを供給し、信号保持部108で保持された信号を水平信号線111へ出力させる。水平信号線111は1本でもよいし、複数設けてもよい。出力部112は水平信号線111に出力された信号を増幅して撮像装置の外部へ出力するためのものである。
制御部113は撮像装置の所定の回路ブロックに対して制御パルスを供給するもので、この制御パルスにより、第1のモードと、第1のモードよりも電力消費の少ない第2のモードとを切り替えて動作させることが可能となる。ここでは、水平走査回路110に対し、制御パルスPOFF1を供給し、電源回路104、列回路ブロック106に対し、制御パルスPOFF2を供給している。更に、信号保持ブロック108には制御パルスPOFF3を供給し、出力部112に制御パルスPOFF4を供給する。
図2に本実施例のバイアス回路、列回路、信号保持部、出力部の等価回路図を示し、図3に列回路、信号保持部の一部の等価回路図を示す。図1と同様の機能を有する部分には同様の符号を付している。
バイアス回路104は3つのトランジスタにより構成されている。図面下側から、ソースが接地された第1トランジスタと、第1トランジスタのドレインと電気的に接続された第2トランジスタを有する。更に、第2トランジスタとソース、ドレインの一方が電気的に接続され、他方が垂直信号線に電気的に接続された第3トランジスタとを有している。第1トランジスタは、不図示のトランジスタとカレントミラー回路を構成するトランジスタである。第2トランジスタは第1トランジスタのドレイン電位の変動を抑制するためのものであり、第2トランジスタを用いることでカスコード型の電流源とすることができる。第3トランジスタはゲートに供給される制御パルスPOFF1により垂直信号線との電気的接続を制御するトランジスタである。第3トランジスタが非導通であれば、電源回路は第2モードで動作し、導通であれば第1モードで動作することになる。もしくは第2トランジスタのゲートに制御パルスPOFF1を供給する構成としてもよい。
列回路107は、前段の増幅回路200aと後段の増幅回路200bにより構成されている。
演算増幅器201の反転入力ノード202には入力容量C10を介して垂直信号線103が電気的に接続される。入力容量C10をクランプ容量として用い画素のリセットノイズを抑制する回路を構成してもよい。
非反転入力ノードには所定の基準電圧VREFが供給されている。入力容量C10と垂直信号線103との聞の電気経路にスイッチを設けて電気的導通を制御可能な構成としてもよい。演算増幅器201の反転入力ノード202と出力ノード203との聞の電気経路には複数の帰還経路が並列に設けられている。1つ目の帰還経路にはスイッチP1が設けられている。スイッチP1は演算増幅器201のリセット動作を行うためのものである。更にスイッチP1は演算増幅器201をボルテージフォロワ動作させるためのものともいえる。2つ目の帰還経路にはスイッチP11と第1の帰還容量C11が設けられている。3つ目の帰還経路にはスイッチP12と第2の帰還容量C12が設けられている。第1の帰還容量C11と第2の帰還容量C12の容量値は異なっている。排他的にスイッチP12、P13を動作させることにより、ゲインを異ならせて増幅させることができる。本例では2つの帰還容量を設けているが更に並列に容量値の異なる帰還容量を設けることで、さらに多段階のゲイン切り替えを行うことが可能となる。これらの構成で前段の増幅回路を構成することができる。前段の増幅回路はゲイン可変の反転増幅回路とボルテージフォロワ回路とを切り換え可能な構成となっている。
次に後段の増幅回路200bを説明する。演算増幅器204の正転入力ノード205は前段の増幅回路200aの出力ノード203と直接接続されている。つまり前段の増幅回路200aの信号を正転入力ノード205で受ける構成となっている。反転入力ノード206はスイッチP2及び容量C20を介して所定電圧が供給されている。本例では接地電位が供給されている。演算増幅器204の反転入力ノード206と出力ノード207との聞の電気経路には複数の帰還経路が並列に設けられている。1つ目の帰還経路はスイッチP20が設けられている。スイッチP20は演算増幅器204のリセット動作を行うためのものである。更にスイッチP20は演算増幅器204をボルテージフォロワ動作させるためのものともいえる。2つ目の帰還経路にはスイッチP21と第1の帰還容量C21が設けられている。3つ目の帰還経路にはスイッチP22と第2の帰還容量C22が設けられている。第1の帰還容量C21と第2の帰還容量C22の容量値は異なっている。排他的にスイッチP21、P22を動作させることにより、ゲインを異ならせて増幅させることができる。本例では2つの帰還容量を設けているが更に並列に容量値の異なる帰還容量を設けることで、さらに多段階のゲイン切り替えを行うことが可能となる。これらの構成で後段の増幅回路200bを構成することができる。後段の増幅回路200bはゲイン可変の正転増幅回路とボルテージフォロワ回路とを切り換え可能な構成となっている。
本実施例においては前段のゲイン可変の反転増幅回路及び後段のゲイン可変の正転増幅回路により列増幅回路の全体を構成している。このため各増幅回路のゲインはそれほど大きくする設定しなくてもよい。具体的なゲインの組み合わせとしては、前段の増幅回路200aのゲインを64倍として後段の増幅回路200bのゲインを4倍とすれば、列増幅回路として256倍のゲインを実現することが可能となる。増幅回路一段のみで256倍のゲインをかけようとすると回路規模が大きくなってしまう。更には増幅回路を構成する各トランジスタ自体のサイズも大きくする必要が生じ、消費電力も大きくなってしまう恐れがある。更には、各列増幅回路間でのゲインのずれも大きくなる可能性がある。この理由は例えば、基本容量に対してその256分の1という非常に小さな容量を作成する必要があり、その容量は製造ばらつきに非常に弱いためである。もしくは、電力を節約した設計を行うと、カットオフ周波数が低下するため、応答速度が著しく低下し高速化の妨げになってしまう。
また前段、後段の増幅回路の両者でゲインをかけるモードと、前段もしくは後段の少なくとも一方、たとえば前段の増幅回路200aで1以上のゲインをかけて、後段をボルテージフォロワ動作させるモードとを切り換えて動作させることもできる。
演算増幅回路201,204は制御パルスPOFF2を受ける。
信号保持部109は、ノイズ信号を保持する系と、光信号を保持する系とを有している。符号でSを付しているのが光信号系であり、Nと付しているのがノイズ信号系である。両者は同一の回路構成を用いることができる。ここでは特に光信号を保持する系に関して説明を行なう。
信号保持部109は第1スイッチPTS1、第1信号保持部CTS1、バッファ208S、第2スイッチPTS2、第2信号保持部CTS2及び第3スイッチPHTXにより構成される。
第1スイッチPTS1は列回路で処理された信号を保持するためのスイッチである。第1信号保持部CTS1は光信号を保持するための容量である。バッファ回路208Sは、第1信号保持部CTS1に保持された光信号をバッファして後段の回路に出力する。バッファ回路208Sとしては、例えば、ボルテージフォロワ回路を用いることができる。
第2スイッチPTS2はバッファ回路208Sで処理された信号を、第2信号保持部CTS2で保持するためのスイッチである。
第3スイッチPHTX(k)は、第2信号保持部CTS2で保持された信号を、水平信号線111に出力するためのスイッチである。水平信号線111に出力された信号は出力部112で増幅されて撮像装置外部へ読み出される。本例では水平信号線は光信号が読み出される光信号用水平信号線111Sとノイズ信号用水平信号線111Nとを有している。更に、各々に光信号とノイズ信号とが読み出される水平信号線のペアを複数有していてもよい。またここでのノイズ信号は主に列回路で生じるノイズ信号である。
図3は演算増幅回路200bの要部と、信号保持部109の第1スイッチPTS1、PTN1、第1信号保持部CTS1、CTN1の部分を示した等価回路図である。図2と同様の部分には同様の符号を付し詳細な説明は省略する。
演算増幅回路200bは、反転入力ノードに配された第1入力トランジスタ301、非反転入力ノードに配された第2入力トランジスタ302を有している。互いのゲートが接続されたP型のトランジスタ303,304により電源側の能動負荷が構成されている。そして、ゲート接地トランジスタ305、負荷トランジスタ306により接地側の能動負荷が構成されている。負荷トランジスタ306のソースは接地電位が供給される配線307に電気的に接続されている。更にこの配線307は第1信号保持部CTS,CTNの信号を受ける側のノードと対向するノードにも電気的に接続されている。
このような演算増幅回路において、新たにモード切替トランジスタ308を設けている。モード切替トランジスタ308は互いのゲートが接続されたP型のトランジスタ303,304のゲートにドレインが接続されている。モード切替トランジスタ308のゲートには、制御パルスPOFF2が供給されている。モード切替トランジスタ308が導通すると、互いのゲートが接続されたP型のトランジスタ303,304のゲートの電位が電源電圧となり、互いのゲートが接続されたP型のトランジスタ303,304がオフする。これにより演算増幅回路200bがオフとなり、演算増幅回路200bを第2のモードとすることができる。もしくは、接地電位側の能動負荷に、電流供給を停止もしくは供給量を減らすような回路をモード切替用の回路として設けてもよい。
図4に、本実施例の撮像装置の駆動パルス図を示す。本図で示しているのは主に図1に対応するものであり、各回路ブロックのモードを切り替えるための制御パルスPOFF1〜POFF4と水平信号線への信号読み出し期間とを示している。なお制御パルスPOFF1〜POFF4は、パルスがハイレベルの時に第2モード、すなわち電力消費が小さいモードとなる。ここでは第2モードは各回路ブロックがオフしている状態とする。
期間T1‐T2は制御パルスPOFF1〜POFF4がハイレベルである。したがって、バイアス供給ブロック104、列回路ブロック106、信号保持ブロック108、垂直走査回路103、水平走査回路110、及び出力部111が第2のモードとなっている。この期間は例えば画素において信号の蓄積を行なっている期間である。
時刻T2において、制御パルスPOFF1、POFF2がハイレベルからローレベルへ遷移する。これにより、バイアス供給ブロック104、列回路ブロック106、垂直走査回路103、水平走査回路110が第1モードに遷移する。言い換えると、各回路がオフ状態からオン状態に遷移する。制御パルスPOFF3、POFF4はハイレベルが維持されたままである。つまり信号保持ブロック108、出力部111が第2モード、つまりオフ状態となっている。
時刻T3において、制御パルスPOFF2がローレベルからハイレベルへ遷移する。これにより、バイアス供給ブロック104、列回路ブロック106が第1モードから第2モードへ遷移する。そして制御パルスPOFF3がハイレベルからローレベルへ遷移する。これにより、信号保持ブロック108が第2モードから第1モードに遷移する。
時刻T4において、制御パルスPOFF4がハイレベルからローレベルへ遷移する。これにより出力部111が第2モードから第1モードへ遷移する。そして期間T4−T5において水平信号線へ各列の信号が読み出される。
時刻T5以降は期間T3−T5の動作が繰り返され各行の信号が読み出される。
図5にさらに詳細な駆動パルス図を示す。各制御パルス名は図3、4の符号に対応する。図4の時刻T2以降の期間を示す。POFF1はローレベルとなっている。
制御パルスPOFF2において図5の期間T1−T9が図4の期間T2−T3に該当する。つまりこの期間は列回路ブロック106が第1モードつまり通常の増幅動作を行ない得る期間である。この期間中の期間T5−T6において制御パルスPTN1がハイレベルとなっており、第1信号保持部CTN1においてノイズ信号が保持される。この時、列回路ブロックの入力ノードには画素のリセットレベルが供給された状態である。このノイズ信号としては列回路ブロックのノイズが主な成分である。そして、期間T8−T9において制御パルスPTS1ハイレベルとなっており、第1信号保持部CTS1において光信号が保持される。この時、列回路ブロックの入力ノードには画素の信号レベルが供給された状態である。
列回路ブロック106と信号保持部108とは共通の設置配線から接地電位が供給されている。このような構成においては、一方の回路ブロックの動作が他方の回路ブロックの動作に影響を与えやすい。したがって本実施例では、信号保持部108に供給される制御パルスPOFF3のハイレベルからローレベルへ遷移するタイミングを列回路ブロック106が動作している期間とは異なる期間に設定する。特に列回路ブロックにおいて重要な動作を行なう、期間T5−T6、期間T8−T9を除いた期間に設定するのがよい。本実施例では、制御パルスPOFF3を時刻T9から所定期間後の時刻T12においてハイレベルからローレベルへ遷移させている。時刻T9から遅れる期間は適宜設定可能であるが、少なくとも、メインクロックの1クロック分は遅らせるのがよい。より好ましくは、制御パルスのローレベルからハイレベルの遷移も列回路ブロック106が動作している期間とは異なる期間に設定するのがよい。
更に、制御パルスPTN1がローレベルの時に遷移させるのがよい。
また列回路ブロックのモード切替のタイミングも、信号保持部にできるだけ影響を与えないように設定するのがよい。具体的には、信号保持部は期間T13−T14において信号を保持する動作を行なう。したがって、制御パルスPOFF2を期間T13−T14とは異なる期間において、ハイレベルからローレベルへ遷移させるのがよい。本実施例では、時刻T14から所定期間経過後の、時刻T16においてハイレベルからローレベルへ遷移させている。時刻T14から遅れる期間は適宜設定可能であるが、少なくともメインクロックの1クロック分は遅らせるのがよい。
さらに制御パルスPOFF2,POFF3の遷移期間を以下のように設定すると更に好ましい。出力部111が参照信号REFを出力している期間において遷移させるのがよい。
また制御パルスPOFF4は、制御パルスPTS1、PTS2、PTN1、PTN2がハイレベルからローレベルへ遷移させる時刻から所定期間ずらすのがよい。好ましくはメインクロックの1クロック以上ずらして遷移させるのが良い。
また図5には示していないが、画素における蓄積期間中はPOFF2〜POFF4は全て第2モードつまり消費電力が小さいモードとすることができる。
(実施例2)
図6に本実施例の固体撮像装置の列回路の等価回路図である。本実施例の実施例1との違いは、列回路ブロックの回路構成である。具体的にはスイッチPX及びスイッチP2Rが追加されている。このような構成によれば、スイッチPXXをオフして前段の増幅回路200aと、後段の増幅回路200bとを独立のタイミングでリセットすることができる。このような動作によればリセット期間を短縮することができ、読み出し期間を短縮することができる。
図7に本実施例の駆動パルス図を示す。基本的な駆動シーケンスは図4と同じである。制御パルスPXX及び制御パルスP2Rが加わったが、モード切替用のPOFF2〜POFF4は実施例1と同様のタイミングで制御するのが好ましい。
(実施例3)
図8に本実施例の撮像装置の全体ブロック図を示し、図9に本実施例の列回路の等価回路図を示す。実施例1と同様の機能を有する部分には同様の符号を付し詳細な説明は省略する。
本実施例において実施例1,2と異なる点は、モードを切り替えるために各回路ブロックに供給される制御パルスである。本実施例では制御パルスPOFF5が全回路ブロックに供給されており、各回路ブロックにPOFF6〜POFF8が供給される。制御パルスPOFF5は例えば画素において信号を蓄積している期間中に各回路ブロックに供給される制御パルスである。画素で信号を蓄積している期間中は各回路ブロックは動作を行なう必要が無い。したがってこの期間は制御パルスPOFF5を受けて各回路ブロックが第2モードとなっている。好ましくはバイアスが供給されずに動作しない期間である。この期間が終了した後は、実施例1、2で説明したように各回路ブロックごとにモード切替を行なう。
図10に信号保持部に含まれるバッファ208の等価回路の一例を示す。
制御パルスPOFF5によりバッファの動作を切り替え可能である。具体的には、POFF5がハイレベルでバッファが動作しない。つまり第2モードとなる。
制御パルスPOFF7のバー信号をゲートに受けるNMOSトランジスタは、POFF7がハイレベルの状態で、NMOSトランジスタがオフするためテール電流が供給されずにオフとなる。つまり第2モードとなる。この時NMOSトランジスタを完全にオフさせずに、電流量を少なくして動作させてもよい。このように動作させれば、第2モードから第1モードへの切り替えスピードを速めることができる。
(撮像システムへの適用例)
図11に、上述の各実施形態の撮像装置を適用可能な撮像システムの一例を示す。
図11において、4101は被写体の光学像を撮像装置4105に結像させるレンズ部で、レンズ駆動装置4102によってズーム制御、フォーカス制御、絞り制御などがおこなわれる。4103はメカニカルシャッタでシャッタ制御手段4104によって制御される。
4105はレンズ部4101で結像された被写体を画像信号として取り込むための撮像装置、4106は撮像装置4105から出力される画像信号に各種の補正を行ったり、データを圧縮したりする撮像信号処理回路である。撮像装置4105として本発明の撮像装置を用いることができる。
4107は撮像装置4105、撮像信号処理回路4106に、各種タイミング信号を出力する駆動手段であるタイミング発生回路である。4109は各種演算と撮像装置全体を制御する制御回路、4108は画像データを一時的に記憶する為のメモリ、4110は記録媒体に記録または読み出しを行うためのインターフェースである。タイミング発生回路4107、制御回路4109により本発明のモード切替を行なうことができる。もしくはモード切替を行なう主要部分を撮像装置4105に設けてもよい。
4111は画像データの記録または読み出しを行う為の半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体、4112は各種情報や撮影画像を表示する表示部である。
次に、前述の構成における撮影時のデジタルカメラの動作について説明する。
メイン電源がオンされると、コントロール系の電源がオンし、更に撮像信号処理回路1106などの撮像系回路の電源がオンされる。
それから、レリーズボタン(図示せず)が押されると、撮像装置4105からのデータを元に測距演算を行い、測距結果に基づいて被写体までの距離の演算を制御回路4109で行う。その後、レンズ駆動装置4102によりレンズ部を駆動して合焦か否かを判断し、合焦していないと判断した時は、再びレンズ部を駆動し測距を行う。測距演算は、撮像装置からのデータで求める以外にも、測距専用装置(図示せず)で行っても良い。
そして、合焦が確認された後に撮影動作が開始する。撮影動作が終了すると、撮像装置4105から出力された画像信号は撮影信号処理回路4106で画像処理をされ、制御回路4109によりメモリに書き込まれる。撮影信号処理回路では、並べ替え処理、加算処理やその選択処理が行われる。メモリ4108に蓄積されたデータは、制御回路4109の制御により記録媒体制御I/F部4110を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体4111に記録される。
また、外部I/F部(図示せず)を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行っても良い。
100 撮像領域
106 列回路ブロック(第1の回路ブロック)
108 信号保持部(第2の回路ブロック)

Claims (1)

  1. 半導体基板に、
    複数の画素列を有する撮像領域と、
    各画素列ごともしくは複数の画素列ごとに設けられた、複数の列回路が配された撮像装置であって、
    各列回路は、
    第1の回路ブロックと第2の回路ブロックとを有し、前記第1及び第2の回路ブロックには、共通の配線を介してバイアス電圧が供給されており、
    前記第1の回路ブロックは増幅回路を含み、
    前記第2の回路ブロックは、第1モードと前記第1モードよりも消費電力が小さい第2モードとを切り替え可能な構成であり、
    前記第2の回路ブロックの、前記第2モードから前記第1モードへの遷移期間が、前記第1の回路ブロックの増幅回路が増幅動作を行なっている期間中以外の期間であることを特徴とする撮像装置。
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