JP2013194268A - プレス時の金型耐摩耗性に優れた銅合金材およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Crを0.1〜1.2mass%、Mg,Ti,Zr,Zn,Fe,Sn,Ag,及びSiから選ばれる少なくとも一種を合計で0.005〜0.5mass%含有し、残部が銅と不可避不純物からなり、0.01μm以上0.1μm未満の直径サイズの第2相を第2相A、0.1〜5μmの直径サイズの第2相を第2相Bとしたときに、第2相Aの密度が1×106個/mm2を越え、第2相Bの密度が1×103個/mm2を越えて存在している銅合金材。
【選択図】なし
Description
(1)Crを0.1〜1.2mass%、Mg,Ti,Zr,Zn,Fe,Sn,Ag,及びSiから選ばれる少なくとも一種を合計で0.005〜0.5mass%含有し、残部が銅と不可避不純物からなり、0.01μm以上0.1μm未満の直径サイズの第2相を第2相A、0.1〜5μmの直径サイズの第2相を第2相Bとしたときに、第2相Aの密度が1×106個/mm2を越え、第2相Bの密度が1×103個/mm2を越えて存在していることを特徴とする銅合金材。
(2)前記第2相Bのアスペクト比について、長径を短径で割った平均値が10〜50となる(1)に記載の銅合金材。
(3)(1)または(2)に記載の銅合金材の製造方法であって、
前記銅合金材を与える合金組成の銅合金に、鋳造[工程1]、均質化熱処理工程[工程2]、熱間加工工程[工程3]、冷間加工後、必要に応じ熱処理と冷間加工とを繰り返す加工工程[工程4]、時効熱処理工程[工程5]、最終冷間圧延工程[工程6]、歪取焼鈍工程[工程7]を施すにあたり、
前記均質化熱処理[工程2]を900〜1000℃で0.5〜8時間行う銅合金材の製造方法。
(4)鋳造後からの総圧延率を90〜99.95%とする(3)に記載の製造方法。
なお、本発明の銅合金材は、その特性を組織中の化合物分布状態、およびその形状を規定している。しかし、これは銅合金材としてそのような特性を有しておれば良いのであって、銅合金材の形状は板材や条材に限定されるものではない。
この第2相の形成は、合金製造の、合金組成の調整、均質化熱処理工程、熱間圧延工程、各熱処理工程(あるいはこれらの1つ又は2つ以上の組み合わせ)などで、析出促進される温度域である300℃以上で数時間熱処理することで行うことができる。
以下に述べる第2相Aと第2相Bは、そのサイズが異なっていれば種類は同じでも異なっていてもよい。
本発明は、強度と導電性を確保するため、Cu−Cr系合金材を対象とする。ここでCrは析出により2つの寄与をする。
1つは従来通りの析出硬化であり、0.01μm以上0.1μm未満の直径サイズの第2相(以下第2相Aという)が寄与する。またこのサイズのCr系化合物は耐応力緩和特性にも寄与するため、少なすぎると耐熱性が大きく下がる場合がある。
なお、本発明における直径サイズとは、電子顕微鏡(SEM,TEM)の電子像や透過像から、粒子の重心を通り、最も直径が大きくなる長径と、最も直径が小さくなる短径を測定して各粒子の長径/短径(アスペクト比)を算出した後、その平均値を求めた値をいう。
これらの元素は、それぞれ次の役割を果たす。
Mg,Snは固溶、Ti,Siの一部は固溶し、またZr,Ti,Siは第2相を形成し耐応力緩和特性を改善し、強化にも寄与する。固溶元素に関しては、同時に添加すると単独添加時よりも耐応力緩和に対しより大きな効果を示すものもあり、特にSn,Mg同時添加した場合それぞれを単独で添加するより有効である。
いずれも添加量が少ないと効果を得られず、添加量が多いと第2相を形成する場合は溶解、鋳造、熱間圧延時の製造性に対し著しく悪影響を与え、固溶状態にある場合は導電率を減少させる。
次に、本発明の銅合金材料の製造方法(化合物Aと化合物Bの制御方法)について説明する。ここでは、析出型銅合金の板材(条材)を例に挙げて説明するが、析出を利用する固溶型合金材に展開することが可能である。本発明の板材(条材)の厚さは特に制限はないが、好ましくは0.05〜5mmである。
この圧延率が90%より低いと、プレス性が劣化したり、強度が低下したりすることがある。圧延率が99.95%より高いと、材料が破壊される可能性が格段と高くなることがある。
本発明の銅合金材料の製造方法としては鋳造、均質化熱処理、熱間加工、冷間加工、その後必要に応じて熱処理と冷間圧延を繰返し行う。鋳造後の均質化熱処理では、従来製法はより良好な固溶状態にするために、高温の熱処理を行い、鋳造時に形成された第2相を固溶させるか、最低限の加熱を行い、速やかに熱延を行うのが一般であるが、本発明では晶出物を過度に固溶させず、かつ後の時効にて強度に有効に寄与する第2相を生成するためにある程度の固溶をさせることが出来る、900〜1000℃、0.5〜8時間の熱処理が必要となる。Cr添加量が0.5mass%以上の場合は、熱処理条件がより高くても晶出物や粗大な化合物は残存するために、第2相Bが規定の範囲内で残存することを条件に、1000〜1050℃の熱処理にて固溶処理を行っても良い。
原料を溶解後、120mmw×30〜200mmt×180mmLのサイズのブックモールドに鋳造し、以下発明例と比較例で次のような条件でサンプル試作した。
(発明例)
均質化熱処理を900〜1000℃で0.5〜8時間行った後、熱間圧延を施し、更に冷間圧延を90〜99.95%施し、時効熱処理を450℃、2時間施した。その後、最終冷間圧延を総圧延率が99.95%以上とならない範囲で、直前の板圧に対して0〜30%施した後、歪取り焼鈍を300℃、30分程度施し最終特性を評価した。均質化熱処理〜時効処理前の冷間圧延までの各条件が規定の範囲内にあるようにして発明例とした。また、時効工程を工夫し強度とプレス性についてより高いバランスを有した発明例として、時効処理を350℃、10時間施した例を加えた。
上記処理でCr系化合物、Cr単体、CrZr、CrTiなどの第2相が生成した。
(比較例)
均質化熱処理を800〜1080℃で0.1〜15時間行った後、熱間圧延を施し、更に冷間圧延を50〜99.99%施し、時効熱処理を450℃、2時間施し、その後冷間圧延を30%施した後、歪取り焼鈍を300℃、30分程度施し最終特性を評価した。均質化熱処理〜時効処理前の冷間圧延までの各条件のひとつ以上が規定の範囲外にあるようにして比較例とした。
電子顕微鏡により母相に析出、晶出した第2相を観察しその数を確認した。0.01μm以上0.1μm未満の化合物Aついては、析出物密度が確定し、更に最も歪量が少ない時効熱処理直後のサンプルについて、硝酸20%のメタノール溶液にて電解研磨を行い観察用サンプルとし、TEMにて×10000〜×100000の倍率で観察および測定を行った。0.1〜5μmの化合物Bについては、製品について圧延方向に対して垂直断面を湿式研磨およびバフ研磨を施した後、クロム酸:水=1:1の割合で混合した液にて数秒間研磨面を腐食した後、×500〜×5000の倍率で観察及び測定を行った。共に総数100〜200個程度の化合物を観察した総面積で割り、更に1mm2当りの密度に換算した。
アスペクト比については、先のSEMにて観察された第2相において、粒子の重心を通り、最も直径が大きくなる長径と、最も直径が小さくなる短径を測定して各粒子の長径/短径を算出した後、その平均値を求めた。
圧延平行方向から切り出したJIS Z2201−13B号の試験片をJIS Z2241に準じて3本測定しその平均値を示した。
20℃(±0.5℃)に保たれた恒温漕中で四端子法により比抵抗を計測して導電率を算出した。なお、端子間距離は100mmとした。
日本伸銅協会 JCA/B T309:2004「銅及び銅合金薄板条の曲げによる応力緩和試験方法」に準じ、以下に示すように、150℃で1000時間保持の条件で測定した。片持ちはり法(片持ちはりブロック式ジグ使用)により耐力の80%の初期応力を負荷した。
プレス10万回毎にその破断面を観察し、10μm以上のダレやバリが出ている場合、その金型の磨耗が進行し製品信頼性を満たす形状維持が出来ず、金型の交換が必要であるとした。100万回ごとにサンプリングし、その断面のバリ、ダレを測定することで有効なプレス回数を判断した。サンプル断面を湿式研磨およびバフ研磨を施した後、光学顕微鏡で観察実測により評価し、1000万回以上のプレス後に発生したのであれば耐磨耗性は良好、900万回以下であれば不良とみなした。なお、各サンプル厚を0.3mmtと統一し、鋳造ブックモールドの厚みを変えたり、鋳塊の面削などを行ったりするなどして試験板厚が変化しないようサンプル作製を行った。
Claims (4)
- Crを0.1〜1.2mass%、Mg,Ti,Zr,Zn,Fe,Sn,Ag、及びSiから選ばれる少なくとも一種を合計で0.005〜0.5mass%含有し、残部が銅と不可避不純物からなり、0.01μm以上0.1μm未満の直径サイズの第2相を第2相A、0.1〜5μmの直径サイズの第2相を第2相Bとしたときに、第2相Aの密度が1×106個/mm2を越え、第2相Bの密度が1×103個/mm2を越えて存在していることを特徴とする銅合金材。
- 前記第2相Bのアスペクト比について、長径を短径で割った平均値が10〜50となる請求項1に記載の銅合金材。
- 請求項1または2に記載の銅合金材の製造方法であって、
前記銅合金材を与える合金組成の銅合金に、鋳造[工程1]、均質化熱処理工程[工程2]、熱間加工工程[工程3]、冷間加工後、必要に応じ熱処理と冷間加工とを繰り返す加工工程[工程4]、時効熱処理工程[工程5]、最終冷間圧延工程[工程6]、歪取焼鈍工程[工程7]を施すにあたり、
前記均質化熱処理[工程2]を900〜1000℃で0.5〜8時間行う銅合金材の製造方法。 - 鋳造後からの総圧延率を90〜99.95%とする請求項3に記載の製造方法。
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