JP2013193603A - グリルシャッタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素な構成にて、シャッタ機構の確実な開動作とそのと閉状態の安定性とを両立することのできるグリルシャッタ装置を提供すること。
【解決手段】各可動フィン14は、グリル開口部から流れ込む空気の圧力に基づき当該各可動フィン14に開方向のモーメントが発生するように、その回動中心Pを挟む二方向のフィン長さL1,L2が不等長(L1>L2)に設定される。そして、フレーム13の上枠部16及び下枠部26には、それぞれ、各可動フィン14が閉方向に回動するとき、そのフィン先21a,22aの移動する方向に位置して当該フィン先21a,22aとの間に空気の流路X1,X2を形成する壁面31a,32aを有した第1突部31及び第2突部32が設けられる。
【選択図】図3
【解決手段】各可動フィン14は、グリル開口部から流れ込む空気の圧力に基づき当該各可動フィン14に開方向のモーメントが発生するように、その回動中心Pを挟む二方向のフィン長さL1,L2が不等長(L1>L2)に設定される。そして、フレーム13の上枠部16及び下枠部26には、それぞれ、各可動フィン14が閉方向に回動するとき、そのフィン先21a,22aの移動する方向に位置して当該フィン先21a,22aとの間に空気の流路X1,X2を形成する壁面31a,32aを有した第1突部31及び第2突部32が設けられる。
【選択図】図3
Description
本発明は、グリルシャッタ装置に関するものである。
従来、車体前部のグリル開口部に設けられたシャッタ機構の開閉動作に基づいて、そのグリル開口部からエンジンルーム内に流れ込む空気の流量を制御可能なグリルシャッタ装置がある。例えば、特許文献1に記載のグリルシャッタ装置では、グリル開口部内に設けられたフレームの内側に複数の可動フィンを整列配置することにより、そのシャッタ機構が形成されている。そして、モータ駆動により各可動フィンを回動軸回りに回動させることにより、そのフレームの内側に形成される流路を開閉することが可能となっている。
即ち、例えば、高速走行時、シャッタ機構を閉状態としてエンジンルーム内への空気の流入を制限することにより、その空力性能(例えば「Cd値」等)を向上させることができる。また、エンジン始動時には、そのラジエータに導入する流量を抑えることで、その暖機時間を短縮することができる。そして、エンジン温度が上昇傾向にある場合には、シャッタ機構を開状態としてエンジンルーム内に流れ込む流量を増やすことにより、そのエンジン温度を適切に管理することができる。
また、このようなグリルシャッタ装置では、イグニッションスイッチ(IGスイッチ)のオフにより通常の開閉制御が終了した後は、そのシャッタ機構を開動作させる構成が一般的となっている。そして、特許文献1には、シャッタ機構の駆動モータに供給する電圧が低下した場合に、通常の開閉制御を強制的に終了して、速やかにシャッタ機構を開動作させる構成が開示されている。
即ち、例えば、システム故障時等、シャッタ機構が閉状態のまま固着した場合には、その車体内に流入する空気の流量が不足する可能性があり、その結果、エンジン等、その発熱部位の冷却性能が低下するおそれがある。このため、グリルシャッタ装置においては、その開状態の確保が重要な課題となっている。
この点を踏まえ、特許文献1に記載のグリルシャッタ装置は、必要な駆動電圧を確保できるうちにシャッタ機構の開状態を確保する。そして、これにより、そのシャッタ機構が閉固着したまま車両が走行状態になることを回避する構成になっている。
しかしながら、グリルシャッタ装置においては、そのシャッタ機構における閉状態の安定性もまた、重要な課題の一つとなっている。即ち、シャッタ機構を閉状態で維持するためには、グリル開口部から流れ込む空気の圧力(風圧)に抗して各可動フィンの動作位置を保持しなければならない。このため、その必要な駆動力を確保するために駆動モータが大型化してしまうという問題が生ずる。
そこで、例えば、各可動フィンと駆動モータとの間の動力伝達経路の途中にクラッチを設ける、或いは、その減速機にウォームギヤを用いる等によって、出力側からの逆入力回転を伝達しない構成が考えられる。しかしながら、クラッチを設けることで、その構成が複雑化する。そして、出力側からの逆回転入力を許容しない構成とした場合には、搭乗者がシャッタ機構の閉固着に気付いたとしても、手動で可動フィン側からシャッタ機構を開動作させることができないという問題があり、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、簡素な構成にて、シャッタ機構の確実な開動作とその閉状態の安定性とを両立することのできるグリルシャッタ装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、回動軸回りに回動する可動フィンを有して車体前部のグリル開口部に設けられたシャッタ機構の開閉動作に基づいて、前記グリル開口部から前記車体内に流れ込む空気の流量を制御可能なグリルシャッタ装置において、前記グリル開口部から流れ込む空気の圧力に基づき前記可動フィンに開方向のモーメントが発生するように、前記可動フィンの回動中心を挟んだ二方向のフィン長さを不等長にするとともに、前記可動フィンが閉方向に回動するとき、該可動フィンの先端が移動する方向に、該先端との間に前記空気の流路を形成する壁面が位置するようにしたこと、要旨とする。
即ち、グリル開口部から流れ込む空気の圧力(風圧)に基づく開方向のモーメントが可動フィンに発生することで、シャッタ機構が開動作しやすくなる。その結果、より確実に、シャッタ機構を開動作させることができる。そして、特に、発熱部位(エンジン等)の冷却が必要な走行状態において、有効に、そのシャッタ機構が閉固着したままとなることを防ぐことができる。また、可動フィンが全閉状態に近い位置まで回動することにより、そのフィン先が壁面との間に形成する流路には、当該流路を流れる空気の流速に基づいた負圧が発生する(ベンチュリー効果)。そして、この負圧を利用することにより、大きな駆動力を必要とすることなく、安定的に可動フィンを全閉状態に近い回動位置で保持することができる。更に、クラッチ等の複雑な保持機構が不要であるとともに、ウォームギヤ等を用いた出力側からの逆入力回転を規制する構成も不要となる。その結果、搭乗者がシャッタ機構に閉固着が発生したことに気付いた場合には、手動で可動フィン側からシャッタ機構を開動作させることができるようになる。従って、上記構成によれば、出力側からの逆入力回転が許容されるような簡素な構成にて、シャッタ機構の確実な開動作とその閉状態の安定性とを両立することができる。
請求項2に記載の発明は、前記壁面は、前記可動フィンを支持する構造体に形成されること、要旨とする。
即ち、例えば、枠状のフレームのような剛性の高い構造体に壁面を形成することにより、その流路に生ずる負圧を有効に利用して、効率よく可動フィンに閉方向のモーメントを発生させることができる。従って、上記構成によれば、より安定的に、シャッタ機構を閉状態で維持することができる。
即ち、例えば、枠状のフレームのような剛性の高い構造体に壁面を形成することにより、その流路に生ずる負圧を有効に利用して、効率よく可動フィンに閉方向のモーメントを発生させることができる。従って、上記構成によれば、より安定的に、シャッタ機構を閉状態で維持することができる。
請求項3に記載の発明は、並列配置された複数の前記可動フィンを備えるとともに、前記各可動フィンは、前記閉方向の回動により、隣りの列の前記可動フィンと前記空気の流入方向において重複するように配置されること、要旨とする。
上記構成によれば、他の可動フィンの外表面を壁面として、そのフィン先に流路が形成される。そして、この流路に生ずる負圧を利用して、効率よく各可動フィンに閉方向のモーメントを発生させることができる。その結果、より安定的に、シャッタ機構を閉状態で維持することができる。
請求項4に記載の発明は、前記可動フィンは、重力に基づく前記開方向のモーメントが発生するように構成されること、要旨とする。
上記構成によれば、更にシャッタ機構が開動作しやすくなる。その結果、より確実に、シャッタ機構を開動作させることができる。
上記構成によれば、更にシャッタ機構が開動作しやすくなる。その結果、より確実に、シャッタ機構を開動作させることができる。
本発明によれば、簡素な構成にて、シャッタ機構の確実な開動作とその閉状態の安定性とを両立することが可能なグリルシャッタ装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示す車両1において、車体2の内部に形成されたエンジンルーム3には、そのエンジン4を冷却するためのラジエータ5が収容されている。また、車体2の前部(同図中、左側の端部)には、車両前方の外部空間と車体2の内部空間とを連通するグリル開口部7が形成されている。そして、上記ラジエータ5は、このグリル開口部7からエンジンルーム3に流れ込む空気が当たるように、エンジン4の前方に配置されている。
図1に示す車両1において、車体2の内部に形成されたエンジンルーム3には、そのエンジン4を冷却するためのラジエータ5が収容されている。また、車体2の前部(同図中、左側の端部)には、車両前方の外部空間と車体2の内部空間とを連通するグリル開口部7が形成されている。そして、上記ラジエータ5は、このグリル開口部7からエンジンルーム3に流れ込む空気が当たるように、エンジン4の前方に配置されている。
尚、ラジエータ5の後方(同図中、右側)には、ファン6が設けられている。そして、このファン6が回転することにより、効率良く、ラジエータ5に空気が流れるようになっている。
本実施形態では、グリル開口部7は、バンパー8の下方に形成されている。また、グリル開口部7の開口端7aには、その意匠面(ロアグリル)を構成するフロントグリル9が取着されている。そして、本実施形態の車両1は、そのグリル開口部7からエンジンルーム3内に流れ込む空気の流量を制御可能なグリルシャッタ装置10を備えている。
詳述すると、グリルシャッタ装置10は、その開閉動作に基づいて空気の流量を制御可能なシャッタ機構11と、このシャッタ機構11をグリル開口部7内に支持する構造体としてのフレーム13とを備えている。
図2に示すように、フレーム13は、車体2の幅方向に延びる横長の略四角枠状に形成されている。また、シャッタ機構11は、フレーム13の枠内に複数の可動フィン14を整列配置することにより形成されている。更に、フレーム13には、これら各可動フィン14を開閉駆動するアクチュエータ部15が設けられている。そして、図1に示すように、フレーム13は、その上枠部16がバンパーリインフォース17に固定されることにより、グリル開口部7内に配置されている。
さらに詳述すると、図2に示すように、本実施形態のアクチュエータ部15は、略柱状の外形を有してフレーム13の幅方向略中央部に設けられている。そして、これにより、フレーム13の枠内には、アクチュエータ部15によって区画された左右二つの開口部13A,13Bが形成されている。
一方、各可動フィン14は、フレーム13の幅方向に延びる長尺略平板状のフィン部18を備えるとともに、それぞれ、その対応するアクチュエータ部15の側面15a,15b及びこれに対向するフレーム13の内側面13a,13b間に掛け渡された回動軸19を有している。具体的には、各開口部13A,13B内には、それぞれ、上下の可動フィン14(14A,14B)が二列平行に配置されている。そして、アクチュエータ部15は、各可動フィン14を回動軸19回りに回動させることにより、そのシャッタ機構11を開閉駆動することが可能となっている。
即ち、図1に示すように、本実施形態のシャッタ機構11は、グリル開口部7から流れ込む空気の流入方向に対してフィン部18が並行する状態となる方向(同図中、時計回り方向)に各可動フィン14が回動することにより開状態となる。そして、空気の流入方向に対してフィン部18が交差する状態となる方向(同図中、反時計回り方向)に各可動フィン14が回動することにより閉状態となる。
本実施形態のグリルシャッタ装置10は、このような各可動フィン14の回動をアクチュエータ部15により制御する。そして、その各可動フィン14の回動によるシャッタ機構11の開閉動作に基づいて、グリル開口部7からエンジンルーム3内に流れ込む空気の流量を制御することが可能となっている。
また、図3に示すように、本実施形態では、各可動フィン14において、そのフィン部18は、回動軸19を挟んで逆向きに延びる第1フィン部21及び第2フィン部22により構成されている。そして、各可動フィン14は、その回動中心Pから第1フィン部21の先端(フィン先21a)までのフィン長さL1と、回動中心Pから第2フィン部22側の先端(フィン先22a)までのフィン長さL2とが不等長となっている。
具体的には、各可動フィン14において、その第1フィン部21側のフィン長さL1は、第2フィン部22側のフィン長さL2よりも長くなっている(L1>L2)。即ち、本実施形態では、第1フィン部21が長フィン部を構成し、第2フィン部22が短フィン部を構成する。また、各可動フィン14は、その第1フィン部21が回動軸19の上方(同図中、上側)に位置するように配置されている。そして、本実施形態では、これにより、各可動フィン14に開方向のモーメントを与える構成となっている。
詳述すると、上記のように、各可動フィン14は、回動軸19を中心として(回動中心P)、そのフィン先21a,22aが円弧状の軌跡を描くように回動する。そして、本実施形態では、その第1フィン部21側のフィン先21aが空気の流入方向上流側(同図中、左側)に向かって移動するような各可動フィン14の回動方向(同図中、反時計回り方向)が、シャッタ機構11の閉動作に対応した「閉方向」となっている。
即ち、各可動フィン14には、グリル開口部7から流れ込む空気の圧力(風圧)に基づいて、当該各可動フィン14を下流側(同図中、右側)に向かって押圧する力が作用する。そして、本実施形態では、その回動中心Pを挟む二方向のフィン長さL1,L2のうち、第1フィン部21側を長くすることにより、そのフィン先21aが空気の流入方向下流側(同図中、右側)に向かって移動するような回転力(同図中、時計回り方向)、即ち開方向のモーメントが各可動フィン14に発生するようになっている。
さらに、各可動フィン14の重量バランスは、その第1フィン部21と第2フィン部22とのフィン長さL1,L2の違いに基づいて、回動軸19の上方に位置する第1フィン部21側の方が回動軸19の下方に位置する第2フィン部22側よりも重くなっている。そして、本実施形態では、これにより、重力に基づいて、そのフィン先21aが空気の流入方向下流側(同図中、右側)に向かって移動するような回転力(同図中、時計回り方向)、即ち開方向のモーメントが各可動フィン14に発生するようになっている。
また、本実施形態では、フレーム13の上枠部16及び下枠部26には、それぞれ、その内壁面16a,26aからフレーム13の枠内に突出する第1突部31及び第2突部32が設けられている。
詳述すると、第1突部31は、各可動フィン14が閉方向に回動するとき、上側の各可動フィン14Aにおける第1フィン部21のフィン先21aが移動する方向、即ち空気の流入方向上流側となる位置において、上枠部16の内壁面16aから下方に向かって突出するように設けられている(同図中、領域α1)。そして、第2突部32は、各可動フィン14が閉方向に回動するとき、下側の各可動フィン14Bにおける第2フィン部22のフィン先22aが移動する方向、即ち空気の流入方向下流側となる位置において、下枠部26の内壁面26aから上方に向かって突出するように設けられている(同図中、領域α2)。
具体的には、図4に示すように、第1突部31は、各可動フィン14が全閉状態に対応する回動位置にある場合において、上側の各可動フィン14Aのフィン先21aに対向する壁面31aを有している。また、図5に示すように、第2突部32は、各可動フィン14が全閉状態に対応する回動位置にある場合において、下側の各可動フィン14Bのフィン先22aに対向する壁面32aを有している。そして、図4及び図5に示すように、本実施形態では、これにより、その第1突部31の壁面31aと上側の各可動フィン14Aのフィン先21aとの間、及び第2突部32の壁面32aと下側の各可動フィン14Bのフィン先22aとの間に、それぞれ、グリル開口部7から流れ込む空気の流路X1,X2が形成されるようになっている。
さらに、図3に示すように、各可動フィン14は、全閉状態に対応する回動位置にあるとき、その上下方向に隣り合う各可動フィン14の先端が互いに重なり合う、即ち上側の各可動フィン14Aのフィン先22aと下側の各可動フィン14Bのフィン先21aとが空気の流入方向において重複するように配置されている(同図中、領域α3)。そして、図6に示すように、本実施形態では、これにより、これら上側の各可動フィン14Aのフィン先22aと下側の各可動フィン14Bのフィン先21aとの間にも、互いの外表面Sを壁面として、グリル開口部7から流れ込む空気の流路X3が形成されるようになっている。
次に、本実施形態のグリルシャッタ装置10の作用について説明する。
本実施形態では、各可動フィン14が閉方向に回動することによって、上側の各可動フィン14Aのフィン先21a及び下側の各可動フィン14Bのフィン先22aと、これら各フィン先21a,22aに対向する壁面31a,32aとの間に、それぞれ、グリル開口部7から流れ込む空気の流路X1,X2が形成される。そして、上側の各可動フィン14Aのフィン先22aと下側の各可動フィン14Bのフィン先21aとの間にも、互いの外表面Sを壁面として、グリル開口部7から流れ込む空気の流路X3が形成される。
本実施形態では、各可動フィン14が閉方向に回動することによって、上側の各可動フィン14Aのフィン先21a及び下側の各可動フィン14Bのフィン先22aと、これら各フィン先21a,22aに対向する壁面31a,32aとの間に、それぞれ、グリル開口部7から流れ込む空気の流路X1,X2が形成される。そして、上側の各可動フィン14Aのフィン先22aと下側の各可動フィン14Bのフィン先21aとの間にも、互いの外表面Sを壁面として、グリル開口部7から流れ込む空気の流路X3が形成される。
即ち、これらの各流路X1,X2,X3は、各可動フィン14が閉方向側に回動するほど狭くなる。そして、各可動フィン14が全閉状態に近い位置まで回動した状態においては、その流速の上昇に基づいて、これらの各流路X1,X2,X3に所謂ベンチュリー効果による負圧が生ずることになる。
本実施形態のグリルシャッタ装置10は、この負圧を利用して各可動フィン14に閉方向のモーメントを発生させる。そして、これにより、大きな駆動力を要することなく、当該各可動フィン14を全閉状態に近い回動位置で保持することが可能となっている。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)各可動フィン14は、グリル開口部7から流れ込む空気の圧力に基づき当該各可動フィン14に開方向のモーメントが発生するように、その回動中心Pを挟む二方向のフィン長さL1,L2が不等長(L1>L2)に設定される。そして、フレーム13の上枠部16及び下枠部26には、それぞれ、各可動フィン14が閉方向に回動するとき、そのフィン先21a,22aの移動する方向に位置して当該フィン先との間に空気の流路X1,X2を形成する壁面31a,32aを有した第1突部31及び第2突部32が設けられる。
(1)各可動フィン14は、グリル開口部7から流れ込む空気の圧力に基づき当該各可動フィン14に開方向のモーメントが発生するように、その回動中心Pを挟む二方向のフィン長さL1,L2が不等長(L1>L2)に設定される。そして、フレーム13の上枠部16及び下枠部26には、それぞれ、各可動フィン14が閉方向に回動するとき、そのフィン先21a,22aの移動する方向に位置して当該フィン先との間に空気の流路X1,X2を形成する壁面31a,32aを有した第1突部31及び第2突部32が設けられる。
即ち、風圧により開方向のモーメントが各可動フィン14に発生することで、シャッタ機構11が開動作しやすくなる。その結果、より確実に、シャッタ機構11を開動作させることができる。そして、特に、発熱部位(エンジン等)の冷却が必要な走行状態において、有効に、そのシャッタ機構11が閉固着したままとなることを防ぐことができる。また、各可動フィン14が全閉状態に近い位置まで回動することにより、その各フィン先21a,22aが各壁面31a,32aとの間に形成する流路X1,X2には、当該流路X1,X2を流れる空気の流速に基づいた負圧が発生する(ベンチュリー効果)。そして、この負圧を利用することにより、大きな駆動力を必要とすることなく、安定的に各可動フィン14を全閉状態に近い回動位置で保持することができるようになる。更に、クラッチ等の複雑な保持機構が不要であるとともに、ウォームギヤ等を用いた出力側からの逆入力回転を規制する構成も不要となる。その結果、搭乗者がシャッタ機構11に閉固着が発生したことに気付いた場合には、手動で可動フィン14側からシャッタ機構を開動作させることができるようになる。従って、上記構成によれば、出力側からの逆入力回転が許容されるような簡素な構成にて、シャッタ機構11の確実な開動作とその閉状態の安定性とを両立することができる。
(2)さらに、フレーム13のような剛性の高い箇所に各壁面31a,32aを形成することにより、各流路X1,X2に生ずる負圧を有効に利用して、効率よく各可動フィン14に閉方向のモーメントを発生させることができる。その結果、より安定的に、シャッタ機構11を閉状態で維持することができる。
(3)各可動フィン14は、全閉状態に対応する回動位置にある場合において、その上下方向に隣り合う可動フィン14の先端が互いに重なり合う、即ち上側の各可動フィン14Aのフィン先22aと下側の各可動フィン14Bのフィン先21aとが空気の流入方向において重複するように配置される。
上記構成によれば、上側の各可動フィン14Aのフィン先22aと下側の各可動フィン14Bのフィン先21aとの間にも、互いの外表面Sを壁面とする流路X3が形成される。そして、この流路X3に生ずる負圧、即ち当該流路X3を形成するフィン先22a,21aが閉方向に向かって互いに引き合う力を利用して、効率よく各可動フィン14に閉方向のモーメントを発生させることができる。その結果、より安定的に、シャッタ機構11を閉状態で維持することができる。
(4)各可動フィン14は、第1フィン部21と第2フィン部22とのフィン長さL1,L2の違いに基づいて、回動軸19の上方に位置する第1フィン部21側の方が回動軸19の下方に位置する第2フィン部22側よりも重くなるように、その重量バランスが設定される。そして、各可動フィン14は、その重量バランスによって、重力に基づく開方向のモーメントが発生するように構成される。
上記構成によれば、更にシャッタ機構11が開動作しやすくなる。その結果、より確実に、シャッタ機構11を開動作させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、グリル開口部7から流れ込む空気は、車体2内に形成されたエンジンルーム3内に取り入れられることとした。しかし、これに限らず、シャッタ機構11の開閉動作に基づいて、流れ込む空気の流量を制御可能な車体2の内部空間であれば、その空気の取り入れ先は、エンジンルーム3でなくともよい。即ち、例えば、ラジエータ5のような熱交換器の収容室等、グリル開口部7から流れ込む空気が導入される空間があればよく、車体の後部又は中央にエンジンが配置された車両、或いは電気自動車等、車室よりも前方の車体内空間にエンジンが搭載されていない車両に適用してもよい。
・上記実施形態では、グリル開口部7は、バンパー8の下方に形成されることとした。しかし、これに限らず、本発明は、バンパー8の上方に設けられたグリル開口部7について適用してもよい。即ち、フロントグリル9は、アッパグリルであってもよい。
・また、上記各実施形態では、アクチュエータ部15により区画されたフレーム13の各開口部13A,13B内に、それぞれ、上下の可動フィン14が二列並列に配設されることとした。しかし、各可動フィンの数は、必ずしもこれに限るものではない。即ち、例えば、三列以上の可動フィンを備える構成であってもよい。また、各可動フィンが一列に配列されものでもよい。そして、一つの可動フィンの開閉動作により流量制御を行うものに適用してもよい。
・さらに、アクチュエータ部15の配置や可動フィンの配列についても適宜変更してもよい。例えば、フレーム13の幅方向端部にアクチュエータ部を配置してもよい。また、上下方向に掛け渡された回動軸を有する等により、フレームの枠内において各可動フィンが縦型に配列される構成に具体化してもよい。尚、この場合、フィン先との間に流路を形成する壁面は、フレームの側枠部に形成するとよい。
・また、可動フィンを支持する構造体の形状は、必ずしもフレーム13のような四角枠状でなくともよい。
・上記実施形態では、フレーム13の上枠部16に設けられた第1突部31の壁面31aと上側の各可動フィン14Aのフィン先21aとの間に流路X1が形成される。また、フレーム13の下枠部26に設けられた第2突部32の壁面32aと下側の各可動フィン14Bのフィン先22aとの間に流路X2が形成される。そして、上側の各可動フィン14Aのフィン先22aと下側の各可動フィン14Bのフィン先21aとの間にも、互いの外表面Sを壁面とする流路X3が形成されることとした。しかし、これに限らず、フレーム13の上枠部16との間の流路X1、下枠部26との間の流路X2、又はフィン先22a及びフィン先21a間の流路X3の何れかのみが形成される構成であってもよい。また、これら各流路X1,X2,X3の何れかが形成されない構成であってもよい。
・上記実施形態では、フレーム13の上枠部16に設けられた第1突部31の壁面31aと上側の各可動フィン14Aのフィン先21aとの間に流路X1が形成される。また、フレーム13の下枠部26に設けられた第2突部32の壁面32aと下側の各可動フィン14Bのフィン先22aとの間に流路X2が形成される。そして、上側の各可動フィン14Aのフィン先22aと下側の各可動フィン14Bのフィン先21aとの間にも、互いの外表面Sを壁面とする流路X3が形成されることとした。しかし、これに限らず、フレーム13の上枠部16との間の流路X1、下枠部26との間の流路X2、又はフィン先22a及びフィン先21a間の流路X3の何れかのみが形成される構成であってもよい。また、これら各流路X1,X2,X3の何れかが形成されない構成であってもよい。
・上記実施形態では、長フィン部としての第1フィン部21側が回動軸19の上方に位置するように各可動フィン14を配置することとした。しかし、これに限らず、図7に示すように、その第1フィン部21側が回動軸19の下側に位置するように各可動フィン14を配置する構成としてもよい。尚、この図7に示す例では、シャッタ機構11の閉動作に対応する各可動フィン14の回動方向(閉方向)は、上記実施形態とは逆向きになる(同図中、時計回り方向、図3においては反時計回り方向が閉方向)。従って、各可動フィン14に、重力に基づく開方向のモーメントを発生させるためには、その短フィン部側となる第2フィン部22にバラストを設ける等、回動軸19の上方に位置する第2フィン部22側の方が回動軸19の下方に位置する第1フィン部21側よりも重くなるように、その重量バランスを設定するとよい。
・また、図8に示すように、その回動中心Pを挟んだ一方のフィン長さL2が回動軸19の半径と略等しい、即ちそのフィン部41が実質的に一方向のみに延設された可動フィン44を備える構成に具体化してもよい。尚、この場合、各可動フィン44の回動によって、そのフィン部41のフィン先41aが隣りの列の可動フィン44の回動軸19に重複するようにするとよい。これにより、両者の間に上記実施形態における流路X3と同様、流速に基づいた負圧が発生するような流路を形成することができる。
・上記実施形態では、各可動フィン14に、重力に基づく開方向のモーメントを発生させることとしたが、このような重力に基づく開方向のモーメントが発生しない構成としてもよい。
次に、以上の実施形態から把握することのできる技術的思想を効果とともに記載する。
(イ)前記可動フィンは、前記回動軸を挟んで逆向きに延びる長フィン部及び短フィン部を有すること、を特徴とするグリルシャッタ装置。
(イ)前記可動フィンは、前記回動軸を挟んで逆向きに延びる長フィン部及び短フィン部を有すること、を特徴とするグリルシャッタ装置。
(ロ)前記可動フィンは、前記二方向のフィン長さが不等長であることに基づいて、重力に基づく開方向のモーメントが発生するように構成されること、を要旨とする。このように構成することで、更にシャッタ機構が開動作しやすくなる。その結果、より確実に、シャッタ機構を開動作させることができる。
1…車両、2…車体、7…グリル開口部、10…グリルシャッタ装置、11…シャッタ機構、13…フレーム(構造体)、14(14A,14B)…可動フィン、15…アクチュエータ部、16…上枠部、16a…内壁面、18…フィン部、19…回動軸、21…第1フィン部(長フィン部)、21a…フィン先、22…第2フィン部(短フィン部)、22a…フィン先、26…下枠部、26a…内壁面、31…第1突部、31a…壁面、32…第2突部、32a…壁面、41…フィン部、41a…フィン先、44…可動フィン、P…回動中心、L1,L2…フィン長さ、X1,X2,X3…流路、S…外表面。
Claims (4)
- 回動軸回りに回動する可動フィンを有して車体前部のグリル開口部に設けられたシャッタ機構の開閉動作に基づいて、前記グリル開口部から前記車体内に流れ込む空気の流量を制御可能なグリルシャッタ装置において、
前記グリル開口部から流れ込む空気の圧力に基づき前記可動フィンに開方向のモーメントが発生するように、前記可動フィンの回動中心を挟んだ二方向のフィン長さを不等長にするとともに、
前記可動フィンが閉方向に回動するとき、該可動フィンの先端が移動する方向に、該先端との間に前記空気の流路を形成する壁面が位置するようにしたこと、
を特徴とするグリルシャッタ装置。 - 請求項1に記載のグリルシャッタ装置において、
前記壁面は、前記可動フィンを支持する構造体に形成されること、
を特徴とするグリルシャッタ装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のグリルシャッタ装置において、
並列配置された複数の前記可動フィンを備えるとともに、
前記各可動フィンは、前記閉方向の回動により、隣りの列の前記可動フィンと前記空気の流入方向において重複するように配置されること、を特徴とするグリルシャッタ装置。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のグリルシャッタ装置において、
前記可動フィンは、重力に基づく前記開方向のモーメントが発生するように構成されること、を特徴とするグリルシャッタ装置。
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