JP6358170B2 - 車両用冷却装置 - Google Patents

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本発明は、車両用冷却装置に関するものである。
従来より、車両のエンジンを冷却する冷却水はラジエータにて冷却されており、車両の空調装置の冷媒はコンデンサにて冷却されている。そしてラジエータやコンデンサは、通常、車両の走行時に車両前方から取り入れた空気流にて冷却されるように配置されている。
しかし、渋滞によって走行による空気流が不足する場合等を考慮して、一般的には、ラジエータやコンデンサの背面には、走行による空気流と同一方向の空気流を発生可能な冷却ファンが設けられている。そして、当該冷却ファンの空気流を効率よく利用するためにファンシュラウドが設けられ、当該ファンシュラウドにラジエータ、コンデンサ、冷却ファン等が収容されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−101870号公報
上記特許文献1に記載された冷却装置は、車両が停車している場合でも、冷却ファンによる送風によりラジエータやコンデンサが冷却される。また、車両の走行時には、更に、車両前方から取り入れられる走行風すなわち車速風が加わってラジエータやコンデンサが冷却され、冷却装置の冷却性能が向上するようになっている。
ところが、上記冷却装置は、車両の走行時に冷却ファン自体が冷却用空気の抵抗となってしまうため、車速風を十分に取り込むことができなくなってしまうといった問題がある。このように、車速風を十分に取り込むことができなくなくなると、冷却装置の放熱性能の向上の妨げとなる。
本発明は上記問題に鑑みたもので、車両の走行時における放熱性能を向上することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両に搭載され、通過する空気と熱媒体の熱交換を行う熱交換器(20)と、熱交換器を通過した空気を通す開口孔(323)を有するダクト(30)と、を備え、ダクトは、熱交換器を通過した空気を開口孔へと導く導風部(31)と、ダクトの開口孔を通過する空気流れ方向に対して、交差する方向から開口孔の内周面に沿うように送風空気を流入させる送風通路(321、322)を有し、該送風通路より開口孔の内周面に沿うように流入した送風空気により開口孔を通過する空気に渦が生じて開口孔の内部が負圧となるよう構成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、ダクトは、熱交換器を通過した空気を開口孔へと導く導風部(31)と、ダクトの開口孔を通過する空気流れ方向に対して、交差する方向から開口孔の内周面に沿うように送風空気を流入させる送風通路(321、322)を有し、該送風通路より開口孔の内周面に沿うように流入した送風空気により開口孔を通過する空気に渦が生じて開口孔の内部が負圧となるよう構成されているので、車両の走行時における車速風の取り込みが促進され、車両の走行時における放熱性能を向上することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第一実施形態に係る冷却装置を搭載した自動車の前端部を示した図である。 自動車に搭載された冷却装置の構成を示した図である。 図2中のIII−III線に沿った断面図である。 冷却装置の外観図である。 冷却装置の外観図である。 開閉ドアを開いた状態と開閉ドアを閉じた状態の車速風の流速と放熱量・発熱量との関係を示す特性図である。 停車時の圧力分布について説明するための図である。 高速走行時の圧力分布について説明するための図である。 変形例について示した図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る冷却装置の構成について図1〜図5を参照して説明する。図1は、本冷却装置2を搭載した自動車(車両)の前端部を示した図である。また、図1において左右矢印は、車両幅方向を示している。
本冷却装置2は、自動車のエンジンルーム内に搭載されている。エンジンルームは、自動車のボデーで周囲を囲まれて、エンジン(図示せず)等の主要の走行用駆動源が収納される空間である。
自動車のフロントグリル71には、フロントグリル開口部72およびフォグランプグリル開口部73等が設けられている。フロントグリル開口部72およびフォグランプグリル開口部73は、それぞれフロントグリル71において車両進行方向前側に開口するように形成されている。自動車の走行に伴う車速風がフロントグリル開口部72およびフォグランプグリル開口部73から車両のエンジンルーム内に取り込まれるようになっている。本冷却装置2は、フロントグリル開口部74に対して車両進行方向後側に配置されている。
図2は、自動車に搭載された冷却装置2の構成を示した図である。図2において上下矢印は車両の上下方向を示しており、左右矢印は車両の前後方向を示している。本冷却装置2は、熱交換器20およびダクト30から構成されている。熱交換器20は、通過する空気と熱媒体の熱交換を行うものである。本実施形態における熱交換器20は、コンデンサ21およびラジエータ22から構成されている。本冷却装置2は、支持部材76を介して自動車のエンジンルーム内に固定されている。
コンデンサ21は、図示しない車両用冷凍サイクル(空調装置)に用いられる冷媒を冷却するものである。コンデンサ21は、冷媒が流通する複数本のチューブ及びフィン(いずれも図示せず)を備えて冷媒と空気とを熱交換させるコンデンサコア211と、コンデンサコア211の両端に設けられ、冷媒が流出入するコンデンサタンク212とを備えている。コンデンサ21は、コンデンサコア211のチューブ内を流通する冷媒とコンデンサコア211のチューブの間を通過する空気とを熱交換させて冷媒を冷却するようになっている。
ラジエータ22は、エンジン(図示せず)を冷却する冷却水(液体)を冷却するものである。ラジエータ22は、冷却水が流通する複数本のチューブからなるラジエータコア221、ラジエータコア221の上部に配設されてチューブに連通するラジエータ上部タンク222、ラジエータコア221の下部に配設されてチューブに連通するラジエータ下部タンク223等から構成されている。コンデンサ21は、ラジエータコア221のチューブ内を流通する冷却水とラジエータコア221のチューブの間を通過する空気とを熱交換させて冷却水を冷却する。
コンデンサコア211およびラジエータコア221は、冷却用空気を通過させる空気通過部である。コンデンサ21およびラジエータ22は、自動車の走行風(冷却用空気)が空気通過部(コンデンサコア211およびラジエータコア221)を通過するようフロントグリル開口部74に対して車両進行方向後側に配置されている。
ラジエータ22の車両進行方向後側には、ダクト30が設けられている。ダクト30は、導風部31、コア部32、ガイド33および開閉ドア34を備えている。導風部31、コア部32およびガイド33は、それぞれ樹脂により構成されている。
導風部31は、熱交換器20より車両後方側に配置されている。導風部31は、熱交換器20を通過した空気を集合してコア部32の開口孔323(図3参照)へ導くカバー部材である。熱交換器20を通過した空気は、導風部31により集合されてコア部32の開口孔323へ導かれるようになっている。
図3は、図2中のIII−III線に沿った断面図である。コア部32は、熱交換器20を通過した空気を通す断面円形状の開口孔323と、この開口孔323を通過する空気流れ方向に対して、交差する方向から開口孔323の内周面に沿うように送風空気を送風する送風通路321、322と、を有している。
具体的には、送風通路321および送風通路322は、コア部32の開口孔323を通過する空気流れ方向に対して、直交する方向から開口孔323の内周面に沿うように送風空気を流入させる。
コア部32の開口孔323の空気流れ下流側からコア部32見て、コア部32の下端の長手方向をコア部32の左右方向としたとき、送風通路321は、コア部32の左上側に設けられ、送風通路322は、コア部32の右下側に設けられている。送風通路321および送風通路322は、それぞれ熱交換器20の中心、すなわち、コア部32の開口孔323の中心からオフセットした位置に設けられている。
送風通路321は、送風空気を取り入れる開口部321aとコア部32の開口孔323の上端部を連通するよう形成されている。開口部321aには、ホースを介して送風手段としての送風ファン(いずれも図示せず)が接続される。
送風通路321は、開口部321aに接続された送風ファンから取り入れた送風空気をコア部32の開口孔323の上部の内面に沿って送風するよう形成されている。すなわち、開口部321aに接続された送風ファンから送風通路321を介してコア部32の開口孔323に導入された空気は、図3中矢印A1に示すように、開口孔323の内壁に沿って周回するように流れる。
一方、送風通路322は、送風空気を取り入れる開口部322aとコア部32の開口孔323の下端部を連通するよう形成されている。開口部322aには、ホースを介して送風手段としての送風ファン(いずれも図示せず)が接続される。
送風通路322は、開口部322aに接続された送風ファンから取り入れた送風空気をコア部32の開口孔323の下部の内面に沿って送風するよう形成されている。すなわち、開口部322aに接続された送風ファンから送風通路322を介してコア部32の開口孔323に導入された空気は、図3中矢印A2に示すように、開口孔323の内壁に沿って周回するように流れる。
ガイド33は、コア部32の開口孔323の外周縁部より立設されたガイド部材である。ガイド33は、樹脂により構成され、コア部32の空気流れ下流側に向かって縮径する中空の円錐台形状を成している。
ガイド33は、コア部32の開口孔323を通過した空気を車両後方側へ導くとともに、送風通路321および送風通路322からコア部32の開口孔323に送風された送風空気をガイド33内に留まらせるよう機能する。
開閉ドア34は、コア部32の開口孔323を開閉する開閉手段である。開閉ドア34は、コア部32の開口孔323における熱交換器20と反対側の面に設けられている。開閉ドア34は、回転軸34aを回転中心として回動する片持ち式の板ドアにより構成されている。これらの開閉ドア34は、図示しない電動アクチュエータにより回動制御される。なお、電動アクチュエータは、図示しない制御装置から出力される制御信号によって作動する。
図4は、車両が高速走行中の場合における開閉ドア34の状態を示した図である。図に示すように、車両が高速走行中の場合、開閉ドア34はコア部32の開口孔323が開状態となるよう制御される。したがって、導風部31により集合されてコア部32の開口孔323へ導かれた車速風は、コア部32の開口孔323で、開口部321aおよび開口部322aを介して各送風ファン(図示せず)から導入された送風空気と合流し、旋回流となって車両後方へと流出する。
図5は、車両が停車中、または車両が低速走行中の場合における開閉ドア34の状態を示した図である。図に示すように、車両が停車中、または車両が低速走行中の場合には、開閉ドア34はコア部32の開口孔323が遮蔽状態となるよう制御される。開口部321aおよび開口部322aを介して各送風ファン(図示せず)からコア部32の開口孔323に導入された送風空気は熱交換器20を通過して熱交換器20を冷却するようになっている。
ここで、冷却装置2の車速風の流速と放熱量について図6を参照して説明する。図6は、冷却装置より車両進行方向後側に燃料電池50を配置したときの燃料電池50の発熱量と冷却装置2の放熱量の特性を示した図である。図6中の符号C1は、図7(a)に示すように開閉ドア34によりコア部32の開口孔323を開状態にしたときの冷却装置2の放熱量(試算値)を示している。また、図6中の符号C2は、図8(a)に示すように開閉ドア34によりコア部32の開口孔323を遮蔽状態にしたときの冷却装置2の放熱量(試算値)を示している。なお、図7(a)、図8(a)において、各冷却装置と燃料電池50の距離は100ミリメートルとなっている。また、図6中の符号E1は、図7(a)、図8(a)中に示されている燃料電池50の発熱量(試算値)を示している。図6中の符号E1に示すように、燃料電池50の発熱量は、車速風が速くなるにつれて二次曲線的に増大する。
(A)開閉ドア34によりコア部32の開口孔323が開状態となっている場合
図7(a)に示すように開閉ドア34によりコア部32の開口孔323が開状態となっている場合、自動車の走行に伴う車速風はフロントグリル開口部72から車両のエンジンルーム内に取り込まれ、熱交換器20の熱交換コア部を通過した後、導風部31によりコア部32の開口孔323に導入される。
ここで、送風通路321および送風通路322を介して各送風ファンからコア部32の開口孔323に送風空気が導入されると、これらの送風空気は導風部31よりコア部32の開口孔323に導入された空気と合流する。
これにより、導風部31よりコア部32の開口孔323に導入された空気は開口孔323の内周面に沿いながら車両後方側へ進む旋回流となり、この旋回流により自由渦と呼ばれる渦が生じる。このような自由渦は、渦の中心に近付くほど円周方向の流速は大きくなり、圧力は著しく低下するため、渦の中心は負圧となる。
図7(b)は、図7(a)中のF−F線の沿った圧力(気圧)分布を示している。開閉ドア34を制御してコア部32の開口孔323を開状態にした場合、図7(b)に示すように、図7(a)中のF−F線に沿った圧力は、大気圧P0よりも低くなる。また、コア部32の開口孔323の中心に近付くほど圧力は低くなり、開口孔323を通過する空気の渦の中心部は負圧となる。
このように開口孔323を通過する空気の渦の中心部が負圧になると、ダクト30に取り込まれる車速風の取り込み量が増大し、車両の走行時における車速風の取り込みが促進され、車両の走行時における放熱性能を向上することができる。なお、導風部31よりコア部32の開口孔323に車速風が導入されている場合、送風空気を送風する各送風ファンの風量が少量でもダクト30に非常に多くの車速風を取り込むことが可能である。したがって、送風空気を送風する各送風ファンを小型化しても、ダクト30に非常に多くの車速風を取り込むことが可能である。
(B)開閉ドア34によりコア部32の開口孔323が閉塞状態となっている場合
車両が停車中の場合、または車両が低速走行中の場合、フロントグリル開口部72から車両のエンジンルーム内に自動車の走行に伴う十分な車速風が取り込まれなくなる。しかし、このような場合でも、熱交換器20を冷却する必要がある。
そこで、車両が停車中の場合、または車両が低速走行中の場合には、図8(a)に示すように、開閉ドア34はコア部32の開口孔323が遮蔽状態となるよう制御される。これにより、送風通路321および送風通路322を介して各送風ファンからコア部32の開口孔323に導入された送風空気が熱交換器20を通過して、熱交換器20が冷却される。
図8(b)は、図8(a)中のF−F線の沿った圧力(気圧)分布を示している。図8(b)に示すように、図8(a)中のF−F線に沿った圧力は、大気圧P0よりも高くなっている。このため、コア部32の開口孔323から送風空気が熱交換器20側へ押し出され、この送風空気により熱交換器20が冷却される。
図6中の領域D1に示すように、車速風の風速が小さい領域では、図6中の符号C1、C2に示した各冷却装置の放熱量の方が図6中の符号E1に示される燃料電池の発熱量よりも大きくなっている。すなわち、図7(a)に示した状態の冷却装置でも、図8(a)に示した状態の冷却装置でも、燃料電池50を十分に冷却することが可能である。
また、図6中の領域D2に示すように、車速風の風速が大きい領域では、図6中の符号C1に示した冷却装置の放熱量は、図6中の符号E1に示される燃料電池の発熱量よりも大きくなっている。すなわち、図7(a)に示した状態の冷却装置で燃料電池50を十分に冷却することが可能である。
上記した構成によれば、ダクト30は、熱交換器20を通過した空気を開口孔323へと導く導風部31と、ダクト30の開口孔323を通過する空気流れ方向に対して、交差する方向から開口孔323の内周面に沿うように送風空気を流入させる送風通路321、322を有し、該送風通路321、322より開口孔323の内周面に沿うように流入した送風空気により開口孔323を通過する空気に渦が生じて開口孔323の内部が負圧となるよう構成されているので、車両の走行時における車速風の取り込みが促進され、車両の走行時における放熱性能を向上することができる。
また、ダクト30は、開口孔323の外周縁部より立設されたガイド33を有しているので、このガイド33により開口孔323の内周面に沿うように流入した送風空気と開口孔を通過する空気の混合性を向上することができる。
また、ダクト30は、開口孔323を開閉する開閉ドア34を備えたので、開閉ドア34により開口孔323を遮蔽状態にして開口孔323の内周面に沿うように流入した送風空気により熱交換器20を冷却することが可能である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る冷却装置2の外観図を図9に示す。上記第1実施形態では、外部に設けられた送風ファンから送風通路321、322へ送風空気が送風される構成となっているが、本実施形態の冷却装置2は、送風通路321へ送風空気を送風する送風ファン38aおよび送風通路322へ送風空気を送風する送風ファン38bを備えている。送風ファン38aおよび送風ファン38bは、それぞれ小型のシロッコファンにより構成されている。このように、送風ファン38aおよび送風ファン38bを備えた構成とすることもできる。
(他の実施形態)
(1)上記各実施形態では、2つの送風通路321、322を備えたダクト30を備えた例を示したが、送風通路の数は1つであっても、3つ以上であってもよい。
(2)上記各実施形態では、片持ち式の板ドアにより構成された開閉ドア34により開口孔323を開閉するよう構成したが、このような構成の開閉機構に限定されるものではなく、例えば、回転シャッター、スライドシャッター等により開口孔323を開閉するよう構成してもよい。
(3)上記各実施形態では、コンデンサ21およびラジエータ22から構成された熱交換器20を冷却するよう構成されているが、コンデンサ21およびラジエータ22のいずれか一方を冷却するよう構成してもよい。また、コンデンサ21およびラジエータ22以外の熱交換器、例えば、燃料電池を冷却する冷却水を冷却するラジエータや、燃料電池本体を熱交換器20として冷却するよう構成することもできる。
(4)上記各実施形態では、円形形状の開口孔323をダクト30に形成するようにしたが、開口孔323の形状は必ずしも円形形状でなくてもよく、例えば、楕円形状の開口孔323をダクト30に形成するようにしてもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
20 熱交換器
21 コンデンサ
22 ラジエータ
30 ダクト
31 導風部
32 コア部
323 開口孔
33 ガイド
34 開閉ドア
38a、38b 送風ファン

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、通過する空気と熱媒体の熱交換を行う熱交換器(20)と、
    前記熱交換器を通過した前記空気を通す開口孔(323)を有するダクト(30)と、を備え、
    前記ダクトは、前記熱交換器を通過した前記空気を前記開口孔へと導く導風部(31)と、前記ダクトの前記開口孔を通過する空気流れ方向に対して、交差する方向から前記開口孔の内周面に沿うように送風空気を流入させる送風通路(321、322)を有し、該送風通路より前記開口孔の内周面に沿うように流入した前記送風空気により前記開口孔を通過する前記空気に渦が生じて前記開口孔の内部が負圧となるよう構成されていることを特徴とする冷却装置。
  2. 前記ダクトは、前記熱交換器より前記車両後方側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記ダクトは、前記開口孔の外周縁部より立設されたガイド部材(33)を有することを特徴とする1または2に記載の冷却装置。
  4. 前記送風通路から前記開口孔の内周面に沿うように送風空気を流入させる送風手段(38a、38b)を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の冷却装置。
  5. 前記ダクトは、前記開口孔を開閉する開閉手段(34)を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の冷却装置。
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