WO2016079938A1 - エンジンルーム通風構造 - Google Patents

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明宏 前田
雄史 川口
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Abstract

 エンジンルーム通風構造は、空気流入部(7)および空気流出部(8a、8b)を有する車両前部のエンジンルーム(1)の内部に配置され、エンジン冷却水と空気流入部から流入した空気とを熱交換させるラジエータ(32)と、エンジンルームの内部に、ラジエータに対して車両後方側に配置され、ラジエータを通過する空気流れを形成するファン(33、35)と、エンジンルームの内部に配置され、ファンの作動時に、空気流入部からエンジンルームの内部に流入した空気がラジエータを通過して空気流出部からエンジンルームの外部へ流出する第1空気流れと、ファンの停止時に、空気流入部からエンジンルームの内部に流入した空気がラジエータを迂回して空気流出部からエンジンルームの外部へ流出する第2空気流れとを切り替える切替装置(40、41、51)とを備えている。

Description

エンジンルーム通風構造 関連出願の相互参照
 本出願は、当該開示内容が参照によって本出願に組み込まれた、2014年11月21日に出願された日本特許出願2014-236493を基にしている。
 本開示は、車両前部のエンジンルームの通風構造に関するものである。
 特許文献1に、ラジエータを通過する空気流の流量を調整する装置が開示されている。この装置は、エンジンルームにおけるラジエータの車両前方側または車両後方側に配置されるものであって、空気流が通過する空気通路の通過面積を変化させることで空気流の流量を調整するものである。
 エンジンの冷却時に、この装置によって空気通路を開くことで、空気流のラジエータの通過を許可する。これにより、エンジン冷却水の熱を空気に放熱させることができる。
 一方、エンジンの冷却不要時、すなわち、エンジンの暖機時に、この装置によって空気通路を閉じることで、空気流のラジエータの通過を抑制する。これにより、ラジエータにおけるエンジン冷却水から空気への放熱を抑制して、エンジンの暖機を促進させることができる。また、この装置によって空気通路を閉じることで、エンジンルームへの空気流の流入を抑制することによっても、エンジン自体からの空気への放熱を抑制でき、エンジンの暖機を促進させることができる。
 しかし、上記した特許文献1の装置は、車両前後方向にある程度の幅を有している。このため、エンジンルームにおいて、ラジエータの車両後方側にファンを配置し、さらに、特許文献1の装置を配置しようとすると、ラジエータ、ファンおよび特許文献1の装置といった機器の搭載スペースとして車両前後方向に広いスペースが必要となる。このため、例えば、軽自動車や小型車などのエンジンルームが狭い車両では、ラジエータの前後に特許文献1の装置を搭載するスペースがなく、特許文献1の装置をエンジンルームに搭載できない場合がある。なお、エンジンルームが広い車両であっても、搭載スペースの車両前後方向寸法が大きくなると、エンジンルーム内部のレイアウトの自由度が低下するおそれがある等の理由により、搭載スペースの車両前後方向寸法は小さいことが望まれる。
特表2008-520488号公報
 本開示は上記点に鑑みて、エンジンルームにおけるラジエータ、ファンおよびエンジンの暖機時に空気流のラジエータの通過を抑制する装置の搭載スペースの車両前後方向寸法を小さくすることを目的とする。
 本開示の一態様によるエンジンルーム通風構造は、空気流入部および空気流出部を有する車両前部のエンジンルームの内部に配置され、エンジン冷却水と空気流入部から流入した空気とを熱交換させるラジエータと、エンジンルームの内部に、ラジエータに対して車両後方側に配置され、ラジエータを通過する空気流れを形成するファンを備えている。エンジンルーム通風構造はさらに、エンジンルームの内部に配置され、ファンの作動時に、空気流入部からエンジンルームの内部に流入した空気がラジエータを通過して空気流出部からエンジンルームの外部へ流出する第1空気流れと、ファンの停止時に、空気流入部からエンジンルームの内部に流入した空気がラジエータを迂回して空気流出部からエンジンルームの外部へ流出する第2空気流れとを切り替える切替装置とを備えている。
 本態様によれば、エンジンの冷却時に、切替装置の状態を第1空気流れを形成する状態として、ファンを作動させることで、エンジンを冷却することができる。一方、エンジンの暖機時に、切替装置の状態を第2空気流れを形成する状態として、ファンを停止状態とすることで、ラジエータを通過する空気の流量が抑制されるので、エンジンの暖機を促進することができる。したがって、本開示では、この切替装置が、エンジンの暖機時に空気流のラジエータの通過を抑制する装置に該当する。
 さらに、本開示の一態様によるエンジンルーム通風構造では、切替装置は、ラジエータとファンの少なくとも一方に対して、車両左右方向に並んで配置されている。
 これにより、切替装置をラジエータとファンに対して車両前後方向に並べて配置する場合と比較して、エンジンルームにおけるラジエータ、ファンおよび切替装置の搭載スペースの車両前後方向寸法を小さくできる。
エンジンの暖機時における第1実施形態のエンジンルームの平面図である。 エンジンの冷却時における第1実施形態のエンジンルームの平面図である。 図1、2中のバルブおよびファンの作動状態を示す図である。 エンジンの暖機時における第2実施形態のエンジンルームの平面図である。 エンジンの冷却時における第2実施形態のエンジンルームの平面図である。 図4、5中のシャッタおよびファンの作動状態を示す図である。 エンジンの暖機時における第3実施形態のエンジンルームの平面図である。 エンジンの暖機時における第4実施形態のエンジンルームの平面図である。
 以下、本開示の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
 (第1実施形態)
 本開示の第1実施形態では、駆動方式がFF方式である小型車のエンジンルーム通風構造について説明する。ここでいう小型車とは、排気量が1000cc以下の自動車である。
 図1、2に示すように、車両前部に設けられたエンジンルーム1の内部に、エンジン(内燃機関)10と、トランスミッション(変速装置)20と、エンジンクーリングモジュール(以下、ECMと呼ぶ)30とが配置されている。なお、図1、2中の矢印で示す前後左右方向は、車両進行方向に対する前後左右方向を示している。車両左右方向は、車幅方向や横方向とも言われる。
 エンジン10は、横置きエンジンであり、クランク軸線11が車両左右方向に沿うように配置されている。このエンジン10は、排気マニホールド(排気管)12がエンジン10の前面10a側に配置されている。トランスミッション20は、エンジン10の車両左右方向一側、具体的には、車両左側に配置されている。
 ECM30は、コンデンサ31、ラジエータ32およびファン33が一体化されたものである。ECM30は、車両前方からコンデンサ31、ラジエータ32、ファン33の順に、車両前後方向に並んで配置されている。
 コンデンサ31は、車両用空調装置を構成する機器であり、空気との熱交換によって冷媒を放熱させる熱交換器である。ラジエータ32は、空気との熱交換によってエンジン冷却水を放熱させる熱交換器である。ファン33は、空気流れを形成するものである。本実施形態では、ファン33として電動式の軸流ファンを採用している。ファン33は、図示しない制御装置によってONとOFF(作動状態と停止状態)が制御される。
 ECM30は、車両前方側の入口開口部34aと車両後方側の出口開口部34bを有し、内部に入口開口部34aから出口開口部34bに至る空気通路を形成するシュラウド34を有している。このシュラウド34の内部に、コンデンサ31、ラジエータ32およびファン33が収容されている。シュラウド34は、入口開口部34aから流入するとともにラジエータ32を通過した空気が、ファン33を通過して出口開口部34bから流出するように構成されている。
 本実施形態では、ECM30は、エンジン10およびトランスミッション20の車両前方側に配置され、エンジン10とトランスミッション20のうちトランスミッション20のみに対向している。ECM30の横幅は、普通車では、2本のラジエータサポートの縦柱2a、2bの間隔と同程度の大きさとされるが、本実施形態では小型車なので、ラジエータサポートの縦柱2a、2bの間隔の半分程度の大きさとなっている。なお、ラジエータサポートとは、ラジエータ32を支持する車体側の部材である。
 エンジンルーム1は、エンジンルーム1を区画する部材、例えば、車両左右両端に位置する車体側壁3、車両前端に位置する前端パネル4、エンジンルーム1と車室とを区画するダッシュパネル5、エンジンルーム1の底部を構成するアンダーパネル6等によって構成されている。車体側壁3は前端パネル4の左右両側に位置しても良い。前端パネル4と一方側の車両側壁3との結合部を車両カド部としても良い。
 エンジンルーム1は、空気流入部7と空気流出部8aとを有している。空気流入部7は、前端パネル4に設けられたグリル開口部である。空気流入部7は、その横幅がECM30の横幅とほぼ同じであり、エンジンルーム1の車両前方側において、エンジン10とECM30のうちECM30のみに対向して設けられている。なお、空気流入部7は、エンジン10とECM30の両方に対向して設けられていてもよい。
 空気流出部8aは、車体側壁3に設けられている。具体的には、空気流出部8aは、車両左右方向一側、本実施形態では車両左側に位置する車体側壁3のうちタイヤハウス9に連通する部位に設けられている。なお、タイヤハウス9とは、フェンダーの内側部分であり、図示しないタイヤが車体に取り付けられた状態で転動するために確保された空間である。
 さらに、本実施形態では、エンジンルーム1の内部のうち、ECM30の車両左右方向一側、具体的には、車両左側に、ダクト40が配置されている。このダクト40は、空気流入部7から流入した空気(車速風)を、ECM30を迂回させて空気流出部8aへ導くバイパス通路を形成する通路形成部材である。ECM30前の車速風がタイヤハウス9に流れるように、ダクト40の入口開口部40aがECM30の車両前方側の空間に向かって開口しているとともに、ダクト40の出口開口部40bが空気流出部8aに向かって開口している。ダクト40は前端パネル4と一方側の車両側壁3との結合部である車両カド部に沿って配置されても良い。
 ダクト40は、樹脂製の筒状部材である。ダクト40の横断面形状は、車両高さ方向における高さ寸法が横寸法よりも大きな縦長形状である。ダクト40の高さ寸法は、ECM30の高さ寸法とほぼ同じである。
 ダクト40の内部には、開閉用のバルブ41が設けられている。バルブ41は、バイパス通路を開閉する通路開閉装置である。バルブ41としては、例えば、バタフライドア式のものが採用される。バルブ41は、図示しない制御装置によって開閉作動が制御される。なお、本実施形態では、バルブ41が、ダクト40のうち入口開口部40aと出口開口部40bの間に設けられているが、ダクト40の入口開口部40aや出口開口部40bに設けられていてもよい。
 次に、エンジン10の暖機時とエンジン10の冷却時におけるバルブ41とファン33の作動について説明する。
(1)エンジン10の暖機時
 エンジン10の暖機時、すなわち、エンジン10の始動直後の冷間時は、図3に示すように、バルブ41は開とされ、ファン33はOFFとされる。なお、エンジン10の暖機時とは、例えば、エンジン冷却水の温度が所定温度よりも低いときである。エンジン冷却水の温度は、ラジエータ32等に設けられた図示しない温度センサによって検出される。
 ここで、車両走行時は、車両側面(車体側壁3の外面)の空気流が速く、車両側面付近は負圧になる。このため、車両走行時の圧力の関係は、次の通りとなる。
空気流入部7前>トランスミッション20前>タイヤハウス9
 なお、空気流入部7前とは空気流入部7よりも車両前方側の空間のことであり、トランスミッション20前とはECM30とトランスミッション20の間の空間のことである。
 このため、車両走行時に空気流入部7から流入した車速風は、図1中の太線矢印のように、その大部分がダクト40を通って圧力の低いタイヤハウス9へ流れるとともに、図1中の細線矢印Aのように、その一部がECM30を通過してタイヤハウス9へ流れる。このように、本実施形態では、空気流入部7からエンジンルーム1の内部に車速風を流入させるが、その大部分を、ラジエータ32等を通過させずに、エンジンルーム1から流出させている。
 これにより、図3に示すように、後述のエンジン10の冷却時と比較して、ラジエータ32の通過風量とトランスミッション20前の通過風量とが抑制される。この結果、ラジエータ32内部のエンジン冷却水の放熱およびトランスミッション20内部のオイルの放熱が抑制されるので、エンジン10およびトランスミッション20の暖機が促進される。
(2)エンジン10の冷却時
 暖機が終了し、エンジン10やトランスミッション20の冷却が必要な時は、図3に示すように、バルブ41は閉とされ、ファン33はONとされる。
 これにより、図2に示すように、車両走行時に空気流入部7から流入した車速風は、ECM30を通過して、タイヤハウス9へ流れる。この結果、車速風がラジエータ32を通過することで、エンジン冷却水が冷却され、エンジン10が冷却される。ECM30通過後の車速風がトランスミッション20前を通過することで、トランスミッション20が冷却される。
 以上の説明の通り、本実施形態では、ダクト40およびバルブ41が、本開示の切替装置を構成している。この切替装置40、41は、ファン33の作動時に、空気流入部7からエンジンルーム1の内部に流入した空気がラジエータ32を通過して空気流出部8aからエンジンルーム1の外部へ流出する第1空気流れと、ファン33の停止時に、空気流入部7からエンジンルーム1の内部に流入した空気がラジエータ32を迂回して空気流出部8aからエンジンルーム1の外部へ流出する第2空気流れとを切り替える。切替装置は、エンジンルーム1の内壁に沿って配置されても良い。
 本実施形態によれば、エンジン10の冷却時に、切替装置40、41の状態を第1空気流れを形成する状態、すなわち、バルブ41を閉じた状態として、ファン33を作動させることで、エンジン10を冷却することができる。一方、エンジン10の暖機時に、切替装置40、41の状態を第2空気流れを形成する状態、すなわち、バルブ41を開いた状態として、ファン33を停止状態とすることで、ラジエータ32を通過する空気の流量が抑制されるので、エンジン10の暖機を促進することができる。
 さらに、本実施形態では、エンジンルーム1の通風構造として、エンジンルーム1の内部に、切替装置40、41を、ラジエータ32およびファン33に対して左右方向に並べて配置する構造を採用している。これによれば、ラジエータ32とファン33と特許文献1の装置とを車両前後方向に並べて配置する場合と比較して、エンジンルーム1の内部において、ラジエータ32、ファン33および切替装置40、41の搭載に必要な搭載スペースの車両前後方向寸法を小さくできる。
 したがって、本実施形態のエンジンルーム1の通風構造を採用することで、エンジンルーム1が狭いために、特許文献1の装置をラジエータとファンに対して車両前後方向に並べて配置することができない車両であっても、本実施形態の切替装置40、41をエンジンルーム1に搭載することができる。これにより、上記したエンジンの暖機の促進が可能となる。
 なお、本実施形態では、ダクト40およびバルブ41を、ラジエータ32とファン33の両方に対して左右方向に並べて配置したが、ダクト40の長さを図1のダクト40よりも短くして、ラジエータ32とファン33のうちラジエータ32のみに対して左右方向に並べて配置したり、ファン33のみに対して左右方向に並べて配置したりしてもよい。これによっても、車速風がラジエータ32を通過せずにダクト40を流れるようにすることができる。また、ダクト40の長さを図1のダクト40よりも長くしてもよい。
 (第2実施形態)
 本開示の第2実施形態は、ラジエータの車両後方側に、ファンと切替装置を車両左右方向に並べて配置したものである。
 図4、5に示すように、本実施形態では、第1実施形態のエンジンルーム1の構造において、ダクト40およびバルブ41を設ける替わりに、ECM30のファンを軸流ファン33からシロッコファン35に変更し、ECM30のシュラウド34に中間開口部50とシャッタ51を追加している。
 本実施形態のシロッコファン35は、円筒状の羽根車が回転することにより、ファン軸線36に垂直な方向(ファン径方向)から羽根車の内側に空気を吸い込み、ファン軸線36に垂直な方向(ファン径方向)に空気を吹き出すクロスフローファンである。シロッコファン35は、ファン軸線36が車両高さ方向に沿うように配置されている。
 シロッコファン35は、その車両左右方向中心35aがラジエータ32の車両左右方向中心32aに対して車両左右方向一側、具体的には、左側にずらして配置されている。
 また、シロッコファン35は、トランスミッション20に対して、車両左右方向一側、具体的には左側に並んで配置されている。本実施形態では、車両前後方向において、シロッコファン35の一部がトランスミッション20と重複する位置関係となっている。
 なお、ECM30のファンとして、シロッコファン35以外のファン、例えば、軸流ファンを採用してもよいが、図4、5に示すように、シュラウド34の出口側流路の幅が狭いため、シロッコファン35を配置しても良い。
 シュラウド34は、シュラウド34を構成する壁のうちシロッコファン35に対して車両左右方向一側の反対側の車両左右方向他側、すなわち、車両右側に位置するとともに、ラジエータ32に対して車両後方側に位置する右側部分34cを有している。このシュラウド34の右側部分34cに、中間開口部50が形成されている。なお、シュラウド34の右側部分34cは、ラジエータ32の真後ろに位置している。
 中間開口部50は、シュラウド34の入口開口部34aと出口開口部34bの間の壁に形成された開口部であり、入口開口部34aと出口開口部34bとは別の開口部である。なお、中間開口部50の中間とは、入口開口部34aと出口開口部34bの間の位置を意味している。
 また、中間開口部50は、車両前後方向でトランスミッション20に対向している。これにより、中間開口部50から流出した車速風がトランスミッション20を経て空気流出部8aに流れるようになっている。
 シャッタ51は、シュラウド34の中間開口部50に設けられており、中間開口部50を開閉する開閉装置である。本実施形態のシャッタ51は、バタフライ式の複数のドア部51aと、複数のドア部51aを回転駆動する図示しない駆動部とを有して構成されるものである。なお、シャッタ51は、中間開口部50を開閉するものであれば、本実施形態の開閉方式のものに限らず、他の開閉方式のものであってもよい。シャッタ51は、図示しない制御装置によって開閉作動が制御される。
 また、本実施形態では、シュラウド34の出口開口部34bは、トランスミッション20に向いて開口しておらず、空気流出部8aに向いて開口している。また、ECM30内の車速風の通過が抑制された状態のときに、空気流入部7から流入した車速風が、ECM30の外部を通って空気流出部8aに到達可能な空間がエンジンルーム1の内部に存在している。
 次に、エンジン10の暖機時とエンジン10の冷却時におけるシャッタ51とシロッコファン35の作動について説明する。
(1)エンジン10の暖機時
 エンジン10の暖機時では、図6に示すように、シャッタ51は閉とされ、シロッコファン35はOFFとされる。
 ここで、一般的に、ファンOFF時のファン内部の通風抵抗は、シロッコファン35の方が軸流ファンよりも高い。
 このため、車両走行時に空気流入部7から導入された車速風は、図4中の太線矢印のように、その大部分がシュラウド34の外部空間を通って圧力の低いタイヤハウス9へ流れるとともに、図4中の細線矢印Aのように、その一部がECM30を通過してタイヤハウス9へ流れる。このように、本実施形態においても、空気流入部7からエンジンルーム1の内部に車速風を流入させるが、その大部分を、ラジエータ32等を通過させずに、エンジンルーム1から流出させている。
 これにより、図6に示すように、後述のエンジン10の冷却時と比較して、ラジエータ32の通過風量が抑制される。また、シャッタ51が閉じられているので、車速風は、トランスミッション20前を通過しない。
 この結果、ラジエータ32内部のエンジン冷却水の放熱およびトランスミッション20内部のオイルの放熱が抑制されるので、エンジン10およびトランスミッション20の暖機が促進される。
(2)エンジンの冷却時
 エンジン10やトランスミッション20の冷却の必要時では、図6に示すように、シャッタ51は開とされ、シロッコファン35はONとされる。
 これにより、図5に示すように、車両走行時に空気流入部7から流入した車速風は、コンデンサ31、ラジエータ32を通過した後、その一部がシュラウド34の途中に設けられた中間開口部50から流出するとともに、その残部がシロッコファン35を通過してシュラウド34の出口開口部34bから流出する。中間開口部50から流出した車速風は、トランスミッション20前を通過して、タイヤハウス9へ流れる。出口開口部34bから流出した車速風は、直接、タイヤハウス9へ流れる。
 この結果、車速風がラジエータ32を通過することで、エンジン冷却水が冷却され、エンジン10が冷却される。中間開口部50から流出した車速風がトランスミッション20前を通過することで、トランスミッション20が冷却される。
 このように、冷却時では、シャッタ51を開くことで、ラジエータ32の通過風量およびトランスミッション20前の通過風量を確保できるので、エンジン10とトランスミッション20を冷却できる。
 以上の説明の通り、本実施形態では、シャッタ51が、本開示の切替装置を構成している。この切替装置51は、シロッコファン35の作動時に、空気流入部7からエンジンルーム1の内部に流入した空気がラジエータ32を通過して空気流出部8aからエンジンルーム1の外部へ流出する第1空気流れと、シロッコファン35の停止時に、空気流入部7からエンジンルーム1の内部に流入した空気がラジエータ32を迂回して空気流出部8aからエンジンルーム1の外部へ流出する第2空気流れとを切り替える。
 本実施形態によれば、エンジン10の冷却時に、切替装置51の状態を第1空気流れを形成する状態、すなわち、シャッタ51を開いた状態として、シロッコファン35を作動させることで、エンジン10を冷却することができる。一方、エンジン10の暖機時に、切替装置51の状態を第2空気流れを形成する状態、すなわち、シャッタ51を閉じた状態として、シロッコファン35を停止状態とすることで、ラジエータ32を通過する空気の流量が抑制されるので、エンジン10の暖機を促進することができる。
 さらに、本実施形態では、エンジンルーム1の通風構造として、エンジンルーム1の内部に、切替装置51を、ラジエータ32に対して車両後方に並べて配置するとともに、シロッコファン35に対して左右方向に並べて配置する構造を採用している。
 これによれば、第1実施形態と同様に、エンジンルーム1の内部において、ラジエータ32、ファン35および切替装置51の搭載に必要な搭載スペースの車両前後方向寸法を小さくできる。よって、本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
 (第3実施形態)
 本開示の第3実施形態では、第1実施形態のエンジンルーム1の構造において、図1に示す空気流出部8aに替えて、図7に示すように、空気流出部8bをアンダーパネル6に設けている。さらに、本実施形態では、空気流入部7から流入した車速風を、ECM30を迂回させて空気流出部8bへ導くように、ダクト40の形状および配置を図7に示すように変更している。
 車体側壁3の外面と同様に、アンダーパネル6の外面も車両走行時に外面に負圧が発生する。したがって、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、暖機時と冷却時のどちらとも、空気流入部7から流入した車速風が空気流出部8bに向かって流れる。
 第1、第3実施形態のように、空気流出部8a、8bは、エンジンルーム1を構成する部材のうち車両走行時に外面に負圧が発生する領域に設ければよい。
 (第4実施形態)
 本開示の第4実施形態では、第2実施形態のエンジンルーム1の構造において、図4に示す空気流出部8aに替えて、図8示すように、空気流出部8bをアンダーパネル6に設けている。第3実施形態での説明の通り、本実施形態においても、暖機時と冷却時のどちらとも、第2実施形態と同様に、空気流入部7から流入した車速風が空気流出部8bに向かって流れる。
 本開示は上記した実施形態に限定されるものではなく、下記のように、適宜変更が可能である。
 (1)上記各実施形態では、小型車のエンジンルーム構造について説明したが、中型車以上の自動車のエンジンルーム構造に、本開示を適用してもよい。この場合、エンジンは、横置きエンジンに限らず、縦置きエンジンであってもよい。また、中型車以上の自動車の場合、ラジエータの横幅は、ラジエータサポート縦柱の横幅と同程度の大きさとされ、グリル開口部の横幅は、ラジエータの横幅と同程度の大きさとされる。
 (2)上記各実施形態では、シュラウド34が、コンデンサ31とラジエータ32の両方に対して設けられていたが、シュラウド34は、コンデンサ31とラジエータ32の両方ではなく、ラジエータ32のみに対して設けられていてもよい。また、上記各実施形態では、ラジエータ32とコンデンサ31の両方がエンジンルーム1の内部に配置されていたが、ラジエータ32のみがエンジンルーム1の内部に配置されていてもよい。
 (3)上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。

 

Claims (7)

  1.  空気流入部(7)および空気流出部(8a、8b)を有する車両前部のエンジンルーム(1)の内部に配置され、エンジン冷却水と前記空気流入部から流入した空気とを熱交換させるラジエータ(32)と、
     前記エンジンルームの内部に、前記ラジエータに対して車両後方側に配置され、前記ラジエータを通過する空気流れを形成するファン(33、35)と、
     前記エンジンルームの内部に配置され、前記ファンの作動時に、前記空気流入部から前記エンジンルームの内部に流入した空気が前記ラジエータを通過して前記空気流出部から前記エンジンルームの外部へ流出する第1空気流れと、前記ファンの停止時に、前記空気流入部から前記エンジンルームの内部に流入した空気が前記ラジエータを迂回して前記空気流出部から前記エンジンルームの外部へ流出する第2空気流れとを切り替える切替装置(40、41、51)とを備え、
     前記切替装置は、前記ラジエータと前記ファンの少なくとも一方に対して、車両左右方向に並んで配置されているエンジンルーム通風構造。
  2.  前記切替装置は、
     前記エンジンルームの内部に、前記ラジエータと前記ファンの少なくとも一方に対して、車両左右方向に並んで配置され、前記空気流入部から流入した空気を前記ラジエータを迂回させて前記空気流出部へ導くバイパス通路を形成する通路形成部材(40)と、
     前記通路形成部材に設けられ、前記バイパス通路を開閉する開閉装置(41)とを有している請求項1に記載のエンジンルーム通風構造。
  3.  前記ファン(35)は、前記ラジエータの車両左右方向中心(32a)に対して、前記ファンの車両左右方向中心(35a)を車両左右方向一側にずらして配置されており、
     前記エンジンルームの内部に配置され、入口開口部(34a)および出口開口部(34b)を有し、前記入口開口部から流入するとともに前記ラジエータを通過した空気を前記ファンを通過させて前記出口開口部から流出させるシュラウド(34)を備え、
     前記シュラウドの一部(34c)は、前記ファンに対して前記車両左右方向一側とは反対側の車両左右方向他側に位置するとともに、前記ラジエータに対して車両後方側に位置し、当該シュラウドの一部に、前記入口開口部および前記出口開口部とは別の中間開口部(50)が形成されており、
     前記切替装置は、前記シュラウドの前記中間開口部に設けられ、前記中間開口部を開閉する開閉装置(51)である請求項1に記載のエンジンルーム通風構造。
  4.  前記空気流出部(8a、8b)は、前記エンジンルームを構成する部材のうち車両走行時に外面に負圧が発生する領域に設けられている請求項1ないし3のいずれか1つに記載のエンジンルーム通風構造。
  5.  前記空気流出部(8a)は、前記エンジンルームを構成する部材のうちタイヤハウス(9)に連通する部位に設けられている請求項1ないし3のいずれか1つに記載のエンジンルーム通風構造。
  6.  前記ファンは、前記エンジンルームの内部に、前記ラジエータに対して車両後方側に並んで配置されている請求項1または2に記載のエンジンルーム通風構造。
  7.  前記エンジンルームは、車両前端に位置する前端パネル(4)と、前記前端パネルの左右両側に位置する車両側壁(3)を有し、
     前記通路形成部材(40)は、前記ラジエータと前記ファンの少なくとも一方に対して車両左右方向一側に配置され、前記前端パネルと一方側の前記車両側壁との結合部である車両カド部に沿って配置されている請求項2に記載のエンジンルーム通風構造。
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