JP2019135379A - 車両用送風システム - Google Patents

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Fumiya Hara
史哉 原
吉田 憲司
Kenji Yoshida
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    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
    • F01P11/10Guiding or ducting cooling-air, to, or from, liquid-to-air heat exchangers

Abstract

【課題】エンジンルーム内の補機部品を効率よく冷却可能にする。【解決手段】エンジンルーム11内においてラジエータ用送風機15よりも車両後方側に配置され、スリットから流出する空気により周囲の空気を巻き込んでエンジンルーム11内に送風する送風ユニット2を、ラジエータ用送風機15よりも車両後方側に配置し、送風ユニット2により、エンジンルーム11内の所望の部位に集中的に送風する。【選択図】図1

Description

本発明は、送風ユニットを用いてエンジンルーム内に送風する車両用送風システムに関するものである。
従来、この種の送風システムとして、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された送風システムは、スリットから流出する空気により周囲の空気を巻き込んで送風するエジェクタノズル、またはラジエータ用送風機を用いて、車両のエンジンルーム内に配置されたラジエータやコンデンサに送風するようになっている。
また、ラジエータ用送風機の風、或いは走行風を利用して、ラジエータやコンデンサ以外の補機部品の冷却も行っている。
特開2015−124747号公報
しかしながら、エンジンルーム内には補機部品が多くあり、明確な風の流路が確保されていない。また、キャビンスペースの拡大やHV(Hybrid Vehicle)化に伴い、エンジンルーム自体が狭くなっているため、各部品間のスペースが狭くなり、風の通り道が確保されていない。したがって、エンジンルーム内の補機部品を効率よく冷却することができないという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、エンジンルーム内の補機部品を効率よく冷却可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両(1)のエンジンルーム(11)内に配置された水冷式内燃機関(12)と、エンジンルーム内において内燃機関よりも車両前方側に配置され、内燃機関の冷却水を空気との熱交換により冷却するラジエータ(14)と、エンジンルーム内において内燃機関よりも車両前方側に配置され、ラジエータに空気を供給するラジエータ用送風機(15)と、エンジンルーム内においてラジエータ用送風機よりも車両後方側に配置され、スリット(26、36)から流出する空気により周囲の空気を巻き込んでエンジンルーム内に送風する送風ユニット(2、3)とを備える。
これによると、送風ユニットにより、エンジンルーム内の所望の部位に集中的に送風することができるため、エンジンルーム内の補機部品を効率よく冷却することが可能になる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る車両用送風システムを車両に搭載した状態を示す模式的な平面図である。 図1の第1送風ユニットの正面図である。 図2のIII−III断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用送風システムを車両に搭載した状態を示す模式的な側面図である。 図4の第2送風ユニットの正面図である。 図5のVI−VI断面図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用送風システムにおける送風ユニットの正面図である。 図7のVIII−VIII断面図である。 本発明の第4実施形態に係る車両用送風システムにおける送風ユニットの正面図である。 図9のX−X断面図である。 本発明の第5実施形態に係る車両用送風システムにおける送風ユニットの正面図である。 図11の平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、先行する実施形態で説明した事項と同一もしくは均等である部分には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する場合がある。また、各実施形態において、構成要素の一部だけを説明している場合、構成要素の他の部分に関しては、先行する実施形態において説明した構成要素を適用することができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1に示すように、車両1のエンジンルーム11内には、水冷式内燃機関(以下、内燃機関という)12が配置されている。また、内燃機関12の車両後方側には、内燃機関12から排出される排気ガスを集合させる排気マニホールド13が、一体的に装着されている。
エンジンルーム11内には、内燃機関12の冷却水を空気との熱交換により冷却するラジエータ14が配置されている。また、ラジエータ14の車両後方側には、空気流を発生させてラジエータ14に空気を供給するラジエータ用送風機15が、一体的に装着されている。ラジエータ14およびラジエータ用送風機15は、内燃機関12よりも車両前方側に配置されている。
エンジンルーム11内には、曲がり管型の第1送風ユニット2が配置されている。この第1送風ユニット2は、ラジエータ用送風機15よりも車両後方側に配置されるとともに、内燃機関12に対して車両左右方向両側に配置されて、車体に固定されている。
図2、図3に示すように、第1送風ユニット2は、円筒状の外側筒部21と、外側筒部21の内側に配置された円筒状の内側筒部22とを備えている。そして、外側筒部21と内側筒部22との間には、空気が流通する第1空気通路23が形成されている。また、内側筒部22の内側には、空気が流通する第2空気通路24が形成されている。
第1送風ユニット2の一端側端面には、走行風等の風を第1空気通路23に取り入れる開口部25が複数個形成されている。第1送風ユニット2は、この開口部25が走行風に対向するようにして車両に固定される。
第2空気通路24は、両端がともに開口している。そして、後述するように、空気は、矢印Aで示すように第2空気通路24に流入し、矢印Bで示すように第2空気通路24から流出する。
内側筒部22は、第2空気通路24内の空気流れの上流側に位置する上流側内側筒部221と、上流側内側筒部221よりも空気流れ下流側に位置する下流側内側筒部222とからなる。
上流側内側筒部221の空気流れ下流側端部と下流側内側筒部222の空気流れ上流側端部との間に、内側筒部22の周方向全域に連続してスリット26が形成されている。
開口部25から流入した風は、矢印Cで示すように第1空気通路23を介してスリット26に導かれた後、スリット26から第2空気通路24に流出するようになっている。
そして、スリット26から第2空気通路24に空気が噴流となって流出することにより、コアンダ効果によってスリット26周辺の空気が噴流に引き込まれ、矢印Aで示すように第2空気通路24に空気が巻き込まれる。スリット26から第2空気通路24に流出した空気、および第2空気通路24に巻き込まれた空気は、第2空気通路24内を流れた後、矢印Bで示すように第2空気通路24から流出する。
外側筒部21および下流側内側筒部222は、中間部で略90°曲げられており、第2空気通路24の空気流入方向と第2空気通路24の空気流出方向とが異なるように構成されている。
図1に示すように、第1送風ユニット2は、開口部25が走行風に対向するようにして、すなわち、開口部25が車両前方側を向くようにして、車両に固定されている。また、第1送風ユニット2は、第2空気通路24から流出する空気の流出方向が、内燃機関12における車両後方部位を向くようにして、より詳細には排気マニホールド13側を向くようにして、車両に固定されている。
換言すると、第1送風ユニット2における上流側(すなわち、空気流入側)部位は、略車両前後方向に延び、第1送風ユニット2における下流側(すなわち、空気流出側)部位は、略車両左右方向に延びている。
なお、図1中の矢印は、ラジエータ用送風機15の風や走行風の流れ、および第1送風ユニット2から送風される風の流れを示している。
上記構成において、ラジエータ用送風機15の風や走行風がエンジンルーム11内を流れ、その風の一部が開口部25から第1空気通路23に流入し、スリット26から第2空気通路24に流出し、これにより第2空気通路24に空気が巻き込まれる。そして、スリット26から第2空気通路24に流出した空気、および第2空気通路24に巻き込まれた空気は、内燃機関12における車両左右方向両側から内燃機関12の車両後方部位に向かって送風され、排気マニホールド13が冷却される。また、内燃機関12の車両後方部位に配置されている補機部品、例えば、ワイヤハーネス、エンジンオイルの圧力を検出する油圧センサ等の補機部品も、冷却される。
本実施形態によると、下記の(a)〜(c)の効果が得られる。
(a)第1送風ユニット2により、エンジンルーム11内の所望の部位に集中的に送風することができるため、エンジンルーム11内の補機部品等を効率よく冷却することができる。
(b)第1送風ユニット2は、スリット26から空気を流出させるための空気流を発生させる送風機が不要であるため、第1送風ユニット2を簡素にすることができる。
(c)第1送風ユニット2は、中間部で曲げられて、第2空気通路24の空気流入方向と第2空気通路24の空気流出方向とが異なるように構成されているため、例えば内燃機関12における車両後方部位にも容易に送風することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について、図4〜図6を用いて説明する。本実施形態では、第1実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
図4に示すように、エンジンルーム11内には、第1送風ユニット2とともに、直管型の第2送風ユニット3が配置されている。
第1送風ユニット2は、ラジエータ用送風機15よりも車両後方側に配置されるとともに、内燃機関12の上面よりも上方に配置されている。また、第1送風ユニット2は、内燃機関12における車両左右方向中心付近に、1個配置されている。
第2送風ユニット3は、ラジエータ用送風機15および内燃機関12よりも車両後方側で、且つ内燃機関12の底面よりも下方に配置されて、車体に固定されている。また、第2送風ユニット3は、内燃機関12における車両左右方向中心付近に、1個配置されている。
図5、図6に示すように、第2送風ユニット3は、直線状で且つ円筒状の外側筒部31と、外側筒部31の内側に配置された直線状で且つ円筒状の内側筒部32とを備えている。そして、外側筒部31と内側筒部32との間には、空気が流通する第1空気通路33が形成されている。また、内側筒部32の内側には、空気が流通する第2空気通路34が形成されている。
第2送風ユニット3の一端側端面には、走行風等の風を第1空気通路33に取り入れる開口部35が複数個形成されている。第2送風ユニット3は、この開口部35が走行風に対向するようにして車両に固定される。
第2空気通路34は、両端がともに開口している。そして、後述するように、空気は、矢印Aで示すように第2空気通路34に流入し、矢印Bで示すように第2空気通路34から流出する。
内側筒部32は、第2空気通路34内の空気流れの上流側に位置する上流側内側筒部321と、上流側内側筒部321よりも空気流れ下流側に位置する下流側内側筒部322とからなる。
上流側内側筒部321の空気流れ下流側端部と下流側内側筒部322の空気流れ上流側端部との間に、内側筒部32の周方向全域に連続してスリット36が形成されている。
開口部35から流入した風は、矢印Cで示すように第1空気通路33を介してスリット36に導かれた後、スリット36から第2空気通路34に流出するようになっている。
そして、スリット36から第2空気通路34に空気が噴流となって流出することにより、コアンダ効果によってスリット36周辺の空気が噴流に引き込まれ、矢印Aで示すように第2空気通路34に空気が巻き込まれる。スリット36から第2空気通路34に流出した空気、および第2空気通路34に巻き込まれた空気は、第2空気通路34内を流れた後、矢印Bで示すように第2空気通路34から流出する。
図4に示すように、第1送風ユニット2は、開口部25が走行風に対向するようにして、すなわち、開口部25が車両前方側を向くようにして、車両に固定されている。また、第1送風ユニット2は、第2空気通路24から流出する空気の流出方向が、内燃機関12における車両後方部位を向くようにして、より詳細には排気マニホールド13側を向くようにして、車両に固定されている。
換言すると、第1送風ユニット2における上流側(すなわち、空気流入側)部位は、略車両前後方向に延び、第1送風ユニット2における下流側(すなわち、空気流出側)部位は、下方に向かって延びている。
第2送風ユニット3は、開口部35が走行風に対向するようにして、すなわち、開口部35が車両前方側を向くようにして、車両に固定されている。また、第2送風ユニット3は、第2空気通路24から流出する空気の流出方向が、車両後方側になるようにして、車両に固定されている。換言すると、第2送風ユニット3は、略車両前後方向に延びている。
上記構成において、第1送風ユニット2から送風される空気は、内燃機関12の上方から内燃機関12の車両後方部位に向かって送風される。
また、第2送風ユニット3においては、ラジエータ用送風機15の風や走行風の一部が開口部35から第1空気通路33に流入し、スリット36から第2空気通路34に流出し、これにより第2空気通路34に空気が巻き込まれる。そして、スリット36から第2空気通路34に流出した空気、および第2空気通路34に巻き込まれた空気は、内燃機関12における車両前方側から内燃機関12の車両後方側に向かって送風される。
第1送風ユニット2および第2送風ユニット3から送風される空気により、排気マニホールド13や、内燃機関12の車両後方部位に配置されている補機部品が、冷却される。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、本実施形態によると、第2送風ユニット3は、スリット36から空気を流出させるための空気流を発生させる送風機が不要であるため、第2送風ユニット3を簡素にすることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態について、図7、図8を用いて説明する。本実施形態では、第1実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
図7、図8に示すように、第1送風ユニット2は、空気流を発生させるユニット用送風機27を備えている。このユニット用送風機27は、空気流を発生させるファン271と、ファン271を駆動する電動機272を有している。
第1送風ユニット2は、第1実施形態における開口部25が廃止されている。換言すると、1空気通路23は、両端がともに閉じられている。
外側筒部21の外周部には、第1空気通路23に連通する円筒状の送風機収容筒部28が一体に形成されている。この送風機収容筒部28内に、ユニット用送風機27が収容されている。
上記構成において、電動機272にてファン271が駆動されると、矢印Cで示すように、エンジンルーム11(図1参照)内の空気が送風機収容筒部28内の通路を通って第1空気通路23に送られ、スリット26から第2空気通路24に流出し、これにより第2空気通路24に空気が巻き込まれる。
そして、スリット26から第2空気通路24に流出した空気、および第2空気通路24に巻き込まれた空気は、第2空気通路24からエンジンルーム11内の所望の部位に向かって送風される。
本実施形態によると、第1実施形態における(a)および(c)の効果が得られる。また、本実施形態によると、ユニット用送風機27を備えているため、スリット26から安定して空気を流出させることができ、エンジンルーム11内の所望の部位に確実に送風することができる。
なお、本実施形態のユニット用送風機を、第2実施形態における直管型の第2送風ユニット3に採用してもよい。
(第4実施形態)
第4実施形態について、図9、図10を用いて説明する。本実施形態では、第2送風ユニット3の構成が第2実施形態と相違している。本実施形態では、第2実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
図9、図10に示すように、第2送風ユニット3における外側筒部31および内側筒部32は、その断面形状が楕円形になっている。
本実施形態によると、第2実施形態と同様の効果が得られる。また、本実施形態によると、第2送風ユニット3は、車両搭載時の高さ方向寸法を小さくすることができる。
なお、第1送風ユニット2における外側筒部21および内側筒部22の断面形状を楕円形にしてもよい。
(第5実施形態)
第5実施形態について、図11、図12を用いて説明する。本実施形態では、第2送風ユニット3の構成が第2実施形態と相違している。本実施形態では、第2実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
図11、図12に示すように、第2送風ユニット3における外側筒部31および内側筒部32は、空気流れ下流側が複数(本例では2つ)に分割されている。換言すると、第2空気通路34は、空気出口側が複数に分岐されている。
本実施形態によると、第2実施形態と同様の効果が得られる。また、本実施形態によると、1つの第2送風ユニット3にて、異なる部位に送風することができる。
なお、第1送風ユニット2における第1空気通路23の空気出口側を複数に分岐してもよい。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、スリットから流出する空気により周囲の空気を巻き込んでエンジンルーム内に送風する送風ユニットが、エンジンルーム内においてラジエータ用送風機よりも車両後方側に配置される。
また、第2の観点によれば、送風ユニットは、走行風に対向するように開口して走行風を取り入れる開口部と、開口部から取り入れた走行風をスリットに導く第1空気通路とを備える。
これによると、スリットから空気を流出させるための空気流を発生させる送風機が不要であるため、送風ユニットを簡素にすることができる。
また、第3の観点によれば、送風ユニットは、空気流を発生させるユニット用送風機と、ユニット用送風機から送られる空気をスリットに導く第1空気通路とを備える。
これによると、ユニット用送風機を備えているため、スリットから安定して空気を流出させることができ、エンジンルーム内の所望の部位に確実に送風することができる。
また、第4の観点によれば、送風ユニットは、筒状の外側筒部と、外側筒部の内側に配置された筒状の内側筒部とを備える。また、外側筒部と内側筒部との間に第1空気通路が形成され、内側筒部の内側に、スリットから流出する空気、およびスリットから流出する空気により巻き込まれる空気が流通する第2空気通路が形成される。
また、第5の観点によれば、内側筒部は、中間部で曲げられており、第2空気通路の空気流入方向と第2空気通路の空気流出方向とが異なるように構成されている。これによると、例えば内燃機関における車両後方部位にも、容易に送風することができる。
また、第6の観点によれば、第2空気通路は、空気出口側が複数に分岐されている。これによると、1つの送風ユニットにて、異なる部位に送風することができる。
また、第7の観点によれば、第2空気通路の空気流出方向が内燃機関における車両後方部位に向けられている。
1 車両
2 送風ユニット
3 送風ユニット
11 エンジンルーム
12 水冷式内燃機関
14 ラジエータ
15 ラジエータ用送風機
26 スリット
36 スリット

Claims (7)

  1. 車両(1)のエンジンルーム(11)内に配置された水冷式内燃機関(12)と、
    前記エンジンルーム内において前記内燃機関よりも車両前方側に配置され、前記内燃機関の冷却水を空気との熱交換により冷却するラジエータ(14)と、
    前記エンジンルーム内において前記内燃機関よりも車両前方側に配置され、前記ラジエータに空気を供給するラジエータ用送風機(15)と、
    前記エンジンルーム内において前記ラジエータ用送風機よりも車両後方側に配置され、スリット(26、36)から流出する空気により周囲の空気を巻き込んで前記エンジンルーム内に送風する送風ユニット(2、3)とを備える車両用送風システム。
  2. 前記送風ユニットは、走行風に対向するように開口して走行風を取り入れる開口部(25、35)と、前記開口部から取り入れた走行風を前記スリットに導く第1空気通路(23、33)とを備える請求項1に記載の車両用送風システム。
  3. 前記送風ユニットは、空気流を発生させるユニット用送風機(27)と、前記ユニット用送風機から送られる空気を前記スリットに導く第1空気通路(23)とを備える請求項1に記載の車両用送風システム。
  4. 前記送風ユニットは、筒状の外側筒部(21、31)と、前記外側筒部の内側に配置された筒状の内側筒部(22、32)とを備え、
    前記外側筒部と前記内側筒部との間に前記第1空気通路が形成され、
    前記内側筒部の内側に、前記スリットから流出する空気、および前記スリットから流出する空気により巻き込まれる空気が流通する第2空気通路(24、34)が形成されている請求項2または3に記載の車両用送風システム。
  5. 前記内側筒部は、中間部で曲げられており、前記第2空気通路の空気流入方向と前記第2空気通路の空気流出方向とが異なるように構成されている請求項4に記載の車両用送風システム。
  6. 前記第2空気通路は、空気出口側が複数に分岐されている請求項4または5に記載の車両用送風システム。
  7. 前記第2空気通路の空気流出方向が前記内燃機関における車両後方部位に向けられている請求項4または5に記載の車両用送風システム。
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